JP2935080B2 - 電圧検出回路 - Google Patents
電圧検出回路Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被検出電圧が所定の
電圧に達したことを検出して検出信号を出力する電圧検
出回路に関する。
電圧に達したことを検出して検出信号を出力する電圧検
出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の代表的な電圧検出回路
が、図4に示されている。
が、図4に示されている。
【0003】図4において、(11)は被検出電圧が加えら
れる被検出電圧入力端子、(R11) は抵抗値60KΩの第
1抵抗、(R12) は抵抗値60KΩの第2抵抗、(R13) は
抵抗値6KΩの第3抵抗、(Q11) は第1NPNトランジ
スタ、(Q12) は第2NPNトランジスタ、(Q13) は第3
NPNトランジスタ、(12)は検出信号出力端子である。
入力端子(11)に、第1抵抗(R11) および第2抵抗(R12)
の一端が接続されている。第1抵抗(R11) の他端に、第
1トランジスタ(Q11) のベースおよびコレクタならびに
第2トランジスタ(Q12) のベースが接続されている。第
2抵抗(R12) の他端に、第2トランジスタ(Q12) のコレ
クタおよび第3トランジスタ(Q13) のベースが接続され
ている。第2トランジスタ(Q12) のエミッタに第3抵抗
(R13) の一端が接続され、第3抵抗(R13) の他端は接地
されている。第1トランジスタ(Q11) および第3トラン
ジスタ(Q13) のエミッタは、接地されている。そして、
第3トランジスタ(Q13) のコレクタが出力端子(12)に接
続されている。なお、第2トランジスタ(Q12) は、第1
および第3トランジスタ(Q11)(Q13)と同じものが10個
並列接続されたものである。
れる被検出電圧入力端子、(R11) は抵抗値60KΩの第
1抵抗、(R12) は抵抗値60KΩの第2抵抗、(R13) は
抵抗値6KΩの第3抵抗、(Q11) は第1NPNトランジ
スタ、(Q12) は第2NPNトランジスタ、(Q13) は第3
NPNトランジスタ、(12)は検出信号出力端子である。
入力端子(11)に、第1抵抗(R11) および第2抵抗(R12)
の一端が接続されている。第1抵抗(R11) の他端に、第
1トランジスタ(Q11) のベースおよびコレクタならびに
第2トランジスタ(Q12) のベースが接続されている。第
2抵抗(R12) の他端に、第2トランジスタ(Q12) のコレ
クタおよび第3トランジスタ(Q13) のベースが接続され
ている。第2トランジスタ(Q12) のエミッタに第3抵抗
(R13) の一端が接続され、第3抵抗(R13) の他端は接地
されている。第1トランジスタ(Q11) および第3トラン
ジスタ(Q13) のエミッタは、接地されている。そして、
第3トランジスタ(Q13) のコレクタが出力端子(12)に接
続されている。なお、第2トランジスタ(Q12) は、第1
および第3トランジスタ(Q11)(Q13)と同じものが10個
並列接続されたものである。
【0004】被検出電圧をVccとすると、Vccが低い間
は、第2トランジスタ(Q12) のコレクタ電流I11がエミ
ッタ電流I12より小さく、第3トランジスタ(Q13) はオ
フになっている。Vccが高くなって所定の電圧値(検出
電圧点)になると、I11がI12より大きくなり、これに
より第3トランジスタ(Q13) がオンになって、出力端子
(12)から検出信号が出力される。
は、第2トランジスタ(Q12) のコレクタ電流I11がエミ
ッタ電流I12より小さく、第3トランジスタ(Q13) はオ
フになっている。Vccが高くなって所定の電圧値(検出
電圧点)になると、I11がI12より大きくなり、これに
より第3トランジスタ(Q13) がオンになって、出力端子
(12)から検出信号が出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の電圧検出
回路では、次に説明するように、第2抵抗(R12) の抵抗
値にばらつきがあると、検出電圧点の変動が大きくな
り、検出精度が悪化するという問題がある。
回路では、次に説明するように、第2抵抗(R12) の抵抗
値にばらつきがあると、検出電圧点の変動が大きくな
り、検出精度が悪化するという問題がある。
【0006】第3トランジスタ(Q13) のベース・エミッ
タ間電圧をVBEとした場合の(Vcc−VBE)とI11およ
びI12との関係が、図5に示されている。
タ間電圧をVBEとした場合の(Vcc−VBE)とI11およ
びI12との関係が、図5に示されている。
【0007】図5において、I11とI12の交差する点が
検出信号の切り替わり点すなわち検出電圧点である。図
4のような電圧検出回路においては、第2抵抗(R12) の
抵抗値がばらつくと、I11にばらつきが生じる。図5に
は、第2抵抗(R12) の抵抗値が設計値(60KΩ)の場
合、設計値より10%小さい54KΩの場合および設計
値より10%大きい66KΩの場合の3つの場合につい
て、I11を示している。I11は、右上がりの直線となっ
ている。I11とI12の交差点すなわち検出電圧点近傍に
おいて、I12は水平に近い右上がりの状態になってい
る。このため、図5に示す第2抵抗(R12) の抵抗値が6
6KΩのときの検出電圧点V11と54KΩのときの検出
電圧点V12との差からも明らかなように、I11がばらつ
いたときのI11とI12の交差点の(VCC−VBE)の値の
変動、すなわち検出電圧点の変動が大きくなる。
検出信号の切り替わり点すなわち検出電圧点である。図
4のような電圧検出回路においては、第2抵抗(R12) の
抵抗値がばらつくと、I11にばらつきが生じる。図5に
は、第2抵抗(R12) の抵抗値が設計値(60KΩ)の場
合、設計値より10%小さい54KΩの場合および設計
値より10%大きい66KΩの場合の3つの場合につい
て、I11を示している。I11は、右上がりの直線となっ
ている。I11とI12の交差点すなわち検出電圧点近傍に
おいて、I12は水平に近い右上がりの状態になってい
る。このため、図5に示す第2抵抗(R12) の抵抗値が6
6KΩのときの検出電圧点V11と54KΩのときの検出
電圧点V12との差からも明らかなように、I11がばらつ
いたときのI11とI12の交差点の(VCC−VBE)の値の
変動、すなわち検出電圧点の変動が大きくなる。
【0008】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
内部の抵抗の抵抗値がばらついても検出信号の切り替わ
る検出電圧点の変動が小さく、しかもより微小な電圧の
検出が可能な検出精度の高い電圧検出回路を提供するこ
とにある。
内部の抵抗の抵抗値がばらついても検出信号の切り替わ
る検出電圧点の変動が小さく、しかもより微小な電圧の
検出が可能な検出精度の高い電圧検出回路を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による電圧検出
回路は、被検出電圧入力端子に第1抵抗と第2抵抗の一
端が接続され、第1抵抗の他端に第3抵抗の一端と第1
NPNトランジスタのベースが接続され、第2抵抗の他
端に第2NPNトランジスタのコレクタと第3NPNト
ランジスタのベースが接続され、第3抵抗の他端に第1
NPNトランジスタのコレクタと第2NPNトランジス
タのベースが接続され、第1、第2および第3NPNト
ランジスタのエミッタが接地され、第3NPNトランジ
スタのコレクタが検出信号出力端子に接続されているも
のである。
回路は、被検出電圧入力端子に第1抵抗と第2抵抗の一
端が接続され、第1抵抗の他端に第3抵抗の一端と第1
NPNトランジスタのベースが接続され、第2抵抗の他
端に第2NPNトランジスタのコレクタと第3NPNト
ランジスタのベースが接続され、第3抵抗の他端に第1
NPNトランジスタのコレクタと第2NPNトランジス
タのベースが接続され、第1、第2および第3NPNト
ランジスタのエミッタが接地され、第3NPNトランジ
スタのコレクタが検出信号出力端子に接続されているも
のである。
【0010】
【作用】被検出電圧入力端子、検出信号出力端子、第
1、第2および第3抵抗、ならびに第1、第2および第
3NPNトランジスタが、上記のように接続されている
ので、各抵抗の抵抗値を適当に選ぶことにより、右上が
りの直線である第2NPNトランジスタのコレクタ電流
I1と第2NPNトランジスタのエミッタ電流I2の右下
がりになった部分とが交差するようになり、I1とI2の
交差する角度が直角に近くなる。このため、第2抵抗の
抵抗値がばらついて、I1が変動しても、I1とI2の交
差点における被検出電圧すなわち検出電圧点のばらつき
は小さくなる。また、検出電圧点は、温度変化に対して
も安定している。 電圧検出を行うためには、第3NPN
トランジスタをオン・オフ制御する必要があり、そのた
めには第2NPNトランジスタのコレクタ電流I1を流
す必要が ある。この電流I1は第2NPNトランジスタ
がオンすれば流れるので、その条 件はVcc>VBEとな
る。一般的にトランジスタがオンするVBEは0.7V程
度であるから、約0.7V以上の領域で検出電圧点を設
定することができ、より微小な電圧の検出が可能であ
る。
1、第2および第3抵抗、ならびに第1、第2および第
3NPNトランジスタが、上記のように接続されている
ので、各抵抗の抵抗値を適当に選ぶことにより、右上が
りの直線である第2NPNトランジスタのコレクタ電流
I1と第2NPNトランジスタのエミッタ電流I2の右下
がりになった部分とが交差するようになり、I1とI2の
交差する角度が直角に近くなる。このため、第2抵抗の
抵抗値がばらついて、I1が変動しても、I1とI2の交
差点における被検出電圧すなわち検出電圧点のばらつき
は小さくなる。また、検出電圧点は、温度変化に対して
も安定している。 電圧検出を行うためには、第3NPN
トランジスタをオン・オフ制御する必要があり、そのた
めには第2NPNトランジスタのコレクタ電流I1を流
す必要が ある。この電流I1は第2NPNトランジスタ
がオンすれば流れるので、その条 件はVcc>VBEとな
る。一般的にトランジスタがオンするVBEは0.7V程
度であるから、約0.7V以上の領域で検出電圧点を設
定することができ、より微小な電圧の検出が可能であ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0012】図1は、この発明の第1実施例を示す電圧
検出回路の回路図である。
検出回路の回路図である。
【0013】図1において、(1) は被検出電圧入力端
子、(R1)はたとえば抵抗値6KΩの第1抵抗、(R2)はた
とえば抵抗値60KΩの第2抵抗、(R3)はたとえば抵抗
値0.6KΩの第3抵抗、(Q1)は第1NPNトランジス
タ、(Q2)は第2NPNトランジスタ、(Q3)は第3NPN
トランジスタ、(2) は検出信号出力端子である。入力端
子(1) に、第1抵抗(R1)および第2抵抗(R2)の一端が接
続されている。第1抵抗(R1)の他端に、第3抵抗(R3)の
一端と第1トランジスタ(Q1)のベースが接続されてい
る。第2抵抗(R2)の他端に、第2トランジスタ(Q2)のコ
レクタおよび第3トランジスタ(Q3)のベースが接続され
ている。第3抵抗(R3)の他端に、第1トランジスタ(Q1)
のコレクタおよび第2トランジスタ(Q2)のベースが接続
されている。第1、第2および第3トランジスタ(Q1)(Q
2)(Q3)のエミッタが、接地されている。そして、第3ト
ランジスタ(Q3)のコレクタが、出力端子(2) に接続され
ている。
子、(R1)はたとえば抵抗値6KΩの第1抵抗、(R2)はた
とえば抵抗値60KΩの第2抵抗、(R3)はたとえば抵抗
値0.6KΩの第3抵抗、(Q1)は第1NPNトランジス
タ、(Q2)は第2NPNトランジスタ、(Q3)は第3NPN
トランジスタ、(2) は検出信号出力端子である。入力端
子(1) に、第1抵抗(R1)および第2抵抗(R2)の一端が接
続されている。第1抵抗(R1)の他端に、第3抵抗(R3)の
一端と第1トランジスタ(Q1)のベースが接続されてい
る。第2抵抗(R2)の他端に、第2トランジスタ(Q2)のコ
レクタおよび第3トランジスタ(Q3)のベースが接続され
ている。第3抵抗(R3)の他端に、第1トランジスタ(Q1)
のコレクタおよび第2トランジスタ(Q2)のベースが接続
されている。第1、第2および第3トランジスタ(Q1)(Q
2)(Q3)のエミッタが、接地されている。そして、第3ト
ランジスタ(Q3)のコレクタが、出力端子(2) に接続され
ている。
【0014】この場合も、被検出電圧Vccが低い間は、
第2トランジスタ(Q2)のコレクタ電流I1 がエミッタ電
流I2 より小さく、第3トランジスタ(Q3)はオフになっ
ている。Vccが高くなって検出電圧点になると、I1 が
I2 より大きくなり、これにより第3トランジスタ(Q3)
がオンになる。
第2トランジスタ(Q2)のコレクタ電流I1 がエミッタ電
流I2 より小さく、第3トランジスタ(Q3)はオフになっ
ている。Vccが高くなって検出電圧点になると、I1 が
I2 より大きくなり、これにより第3トランジスタ(Q3)
がオンになる。
【0015】第3トランジスタ(Q3)のベース・エミッタ
間電圧をVBEとした場合の(Vcc−VBE)とI1 および
I2 との関係が、図2に示されている。
間電圧をVBEとした場合の(Vcc−VBE)とI1 および
I2 との関係が、図2に示されている。
【0016】この場合も、I1 とI2 の交差する点が検
出電圧点である。図2にも、第2抵抗(R2)の抵抗値が設
計値(60KΩ)の場合、54KΩの場合および66K
Ωの場合の3つの場合について、I1 を示している。こ
の場合は、図2から明らかなように、I2 の右下がりに
なった部分と右上がりの直線であるI1 とが交差し、I
1 とI2 の交差する角度が直角に近くなる。このため、
図2に示す第2抵抗(R2)の抵抗値が66KΩのときの検
出電圧点V1 と54KΩのときの検出電圧点V2 との差
からも明らかなように、I1 がばらついたときのI1 と
I2 の交差点の(VCC−VBE)の値の変動、すなわち検
出電圧点の変動が小さくなる。
出電圧点である。図2にも、第2抵抗(R2)の抵抗値が設
計値(60KΩ)の場合、54KΩの場合および66K
Ωの場合の3つの場合について、I1 を示している。こ
の場合は、図2から明らかなように、I2 の右下がりに
なった部分と右上がりの直線であるI1 とが交差し、I
1 とI2 の交差する角度が直角に近くなる。このため、
図2に示す第2抵抗(R2)の抵抗値が66KΩのときの検
出電圧点V1 と54KΩのときの検出電圧点V2 との差
からも明らかなように、I1 がばらついたときのI1 と
I2 の交差点の(VCC−VBE)の値の変動、すなわち検
出電圧点の変動が小さくなる。
【0017】上記の電圧検出回路において、第3抵抗(R
3)の抵抗値R3 (=0.6KΩ)が第1抵抗(R1)の抵抗
値R1 (=6KΩ)の1/10であるから、電流I2 は
次の式で表わされる。
3)の抵抗値R3 (=0.6KΩ)が第1抵抗(R1)の抵抗
値R1 (=6KΩ)の1/10であるから、電流I2 は
次の式で表わされる。
【0018】I2 =〔(Vcc−VBE)/R1 〕exp
〔−0.1(Vcc−VBE)/(KT/q)〕 KT/qは定数(=26mV)であり、これと抵抗値R
1 を上記の式に代入すると、(Vcc−VBE)とI2 との
関係が図2のようになる。このように、各抵抗(R1)(R2)
(R3)の抵抗値を適当に選ぶことにより、I1 およびI2
が図2のようになり、I2 の右下がりになった部分と右
上がりの直線であるI1 とが交差して、I1 とI2 の交
差する角度が直角に近くなる。
〔−0.1(Vcc−VBE)/(KT/q)〕 KT/qは定数(=26mV)であり、これと抵抗値R
1 を上記の式に代入すると、(Vcc−VBE)とI2 との
関係が図2のようになる。このように、各抵抗(R1)(R2)
(R3)の抵抗値を適当に選ぶことにより、I1 およびI2
が図2のようになり、I2 の右下がりになった部分と右
上がりの直線であるI1 とが交差して、I1 とI2 の交
差する角度が直角に近くなる。
【0019】また、上記の電圧検出回路において、検出
電圧点をVcco とすると、これは次の式で表わされる。
電圧点をVcco とすると、これは次の式で表わされる。
【0020】 Vcco=VBE+10(KT/q)ln10 この式において、VBEの温度係数および10(KT/
q)ln10の温度係数は一般にトランジスタの特性値
として一定値になり、前者は−2mV/℃、後者は2m
V/℃である。このため、Vccoの温度係数は0にな
り、検出電圧点は温度変化に対しても安定である。上記
の電圧検出回路において、電圧検出を行うためには、第
3トランジスタ(Q3)をオン・オフ制御する必要があり、
そのためにはI1を流す必要がある。I1は第2トランジ
スタ(Q2)がオンすれば流れるので、その条件はVcc>V
BEとなる。前述のように、一般的にトランジスタがオン
するVBEは0.7V程度であるから、約0.7V以上の
領域で検出電圧点を設定することができ、より微小な電
圧の検出が可能である。
q)ln10の温度係数は一般にトランジスタの特性値
として一定値になり、前者は−2mV/℃、後者は2m
V/℃である。このため、Vccoの温度係数は0にな
り、検出電圧点は温度変化に対しても安定である。上記
の電圧検出回路において、電圧検出を行うためには、第
3トランジスタ(Q3)をオン・オフ制御する必要があり、
そのためにはI1を流す必要がある。I1は第2トランジ
スタ(Q2)がオンすれば流れるので、その条件はVcc>V
BEとなる。前述のように、一般的にトランジスタがオン
するVBEは0.7V程度であるから、約0.7V以上の
領域で検出電圧点を設定することができ、より微小な電
圧の検出が可能である。
【0021】図3は、この発明の第2実施例を示す電圧
検出回路の回路図である。なお、第2実施例において、
第1実施例と対応する部分には同一の符号を付してい
る。
検出回路の回路図である。なお、第2実施例において、
第1実施例と対応する部分には同一の符号を付してい
る。
【0022】第2実施例の場合、第1抵抗(R1)の抵抗値
はたとえば60KΩ、第2抵抗(R2)の抵抗値はたとえば
60KΩ、第3抵抗(R3)の抵抗値はたとえば6KΩであ
る。また、第2トランジスタ(Q2)は、第1および第3ト
ランジスタ(Q1)(Q3)と同じものが10個並列接続された
ものである。他は、第1実施例の場合と同様である。
はたとえば60KΩ、第2抵抗(R2)の抵抗値はたとえば
60KΩ、第3抵抗(R3)の抵抗値はたとえば6KΩであ
る。また、第2トランジスタ(Q2)は、第1および第3ト
ランジスタ(Q1)(Q3)と同じものが10個並列接続された
ものである。他は、第1実施例の場合と同様である。
【0023】
【発明の効果】この発明の電圧検出回路によれば、上述
のように、内部の抵抗の抵抗値のばらつきによる検出電
圧点の変動を抑制することができるとともに、より微小
な電圧を検出することができる。
のように、内部の抵抗の抵抗値のばらつきによる検出電
圧点の変動を抑制することができるとともに、より微小
な電圧を検出することができる。
【図1】この発明の第1実施例を示す電圧検出回路の回
路図である。
路図である。
【図2】図1の電圧検出回路の電圧−電流特性を表わす
グラフである。
グラフである。
【図3】この発明の第2実施例を示す電圧検出回路の回
路図である。
路図である。
【図4】従来例を示す電圧検出回路の回路図である。
【図5】図4の電圧検出回路の電圧−電流特性を表わす
グラフである。
グラフである。
(1) 被検出電圧入力端子 (2) 検出信号出力端子 (Q1) 第1NPNトランジスタ (Q2) 第2NPNトランジスタ (Q3) 第2NPNトランジスタ (R1) 第1抵抗 (R2) 第2抵抗 (R3) 第3抵抗
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 13/00 - 13/42
Claims (1)
- 【請求項1】被検出電圧入力端子に第1抵抗と第2抵抗
の一端が接続され、第1抵抗の他端に第3抵抗の一端と
第1NPNトランジスタのベースが接続され、第2抵抗
の他端に第2NPNトランジスタのコレクタと第3NP
Nトランジスタのベースが接続され、第3抵抗の他端に
第1NPNトランジスタのコレクタと第2NPNトラン
ジスタのベースが接続され、第1、第2および第3NP
Nトランジスタのエミッタが接地され、第3NPNトラ
ンジスタのコレクタが検出信号出力端子に接続されてい
る電圧検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18420692A JP2935080B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電圧検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18420692A JP2935080B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電圧検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627156A JPH0627156A (ja) | 1994-02-04 |
JP2935080B2 true JP2935080B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=16149219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18420692A Expired - Fee Related JP2935080B2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 電圧検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2935080B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006044008A1 (de) * | 2006-09-19 | 2008-03-27 | Conti Temic Microelectronic Gmbh | Schaltungsanordnung zur Spannungsprüfung an einem Schaltungspunkt mit einem Mikrocontroller |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP18420692A patent/JP2935080B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0627156A (ja) | 1994-02-04 |
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