JP2980783B2 - 電流検出回路及びそれを用いた定電圧電源回路 - Google Patents

電流検出回路及びそれを用いた定電圧電源回路

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JP2980783B2 JP5029545A JP2954593A JP2980783B2 JP 2980783 B2 JP2980783 B2 JP 2980783B2 JP 5029545 A JP5029545 A JP 5029545A JP 2954593 A JP2954593 A JP 2954593A JP 2980783 B2 JP2980783 B2 JP 2980783B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電流検出回路及びそれを
用いた定電圧電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】過電流を検出するのに従来は、図6に示
すように被検出電流を抵抗R4に流して、その両端の電
位差がトランジスタQ8のベース・エミッタ電圧VBE
以上になると、トランジスタQ8がONして検出出力電
流を発生する方法が広く用いられていた。しかし、この
回路の場合、抵抗R4の両端電圧がトランジスタQ8を
ONさせる訳であるが、トランジスタQ8をONさせる
には、VBEとして約0.7V必要であり、これは抵抗
R4による電圧降下が大きく、例えば電源回路に用いる
場合、出力インピーダンスが大きくなるという問題があ
った。
【0003】挿入抵抗を小さくするためには図7の検出
回路が用いられる。図7では抵抗5の両端電圧が小さく
ても過電流を検出できるので、挿入抵抗R5が小さくで
きる。この図7の検出回路は加算回路11と比較回路1
2を設け、加算回路11の出力(V2+VREF)と抵抗
R5の一端の電圧V1とを比較し、その大小によって電
流検出するようになっている。加算回路11は前記抵抗
R5の他端の電圧V2をバッファ14を通して加算器1
5に加えるとともにIMAX・R5と同値に選ばれた基準電
圧VREFを発生する直流電源16の電圧をバッファ13
を通して前記加算器15に加えることによってV2+V
REFを得ている。
【0004】今、被検出電流Iが流れているとすると、
V2はV2=V1−I・R5となり、加算回路11の出
力は、 V1−I・R5+VREF となる。これが比較回路12において、V1と比較さ
れ、 V1>V1−I・R5+VREF・・・・・・ であれば、検出出力あり、 V1<V1−I・R5+VREF・・・・・・ であれば、検出出力なしとなる。
【0005】式を書き換えると、 I>VREF/R5・・・・・・・・・・・ I<VREF/R5・・・・・・・・・・・ となる。検出出力が出力されない最大電流をIMAXとす
ると、から IMAX=VREF/R5 となる。これは図6に比べて同一のIMAXに対してVREF
<VBEQ8(VBEQ8はトランジスタQ8のベース・エ
ミッタ間電圧)とすることにより挿入抵抗R5の値を小
さくすることができることを意味する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7の従来
では、加算回路11と、比較回路12と、基準電圧発生
回路が必要であり、回路規模が大きくなるという欠点が
ある。
【0007】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、簡単な回路で挿入抵抗を小さくできる電流検
出回路及びそれを用いた定電圧電源回路を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の電流検出回路は、抵抗と、前記抵抗の一端に
ベースが接続された第1トランジスタと、前記抵抗の他
端にベースが接続されるとともに前記第1トランジスタ
と差動対をなし、且つベース・エミッタ接合面積が第1
トランジスタのベース・エミッタ接続面積に対しn倍の
第2トランジスタと、前記第2トランジスタのコレクタ
にコレクタとベースが接続された第3トランジスタと、
ベースが前記第3トランジスタのベースに接続されて前
記第3トランジスタとともにカレントミラー回路をな
し、且つコレクタが前記第1トランジスタのコレクタに
接続された第4トランジスタと、前記第1、第4トラン
ジスタのコレクタにベースが接続された第5トランジス
タと、から成っていて前記第3、第4、第5トランジス
タは前記第1、第2トランジスタに対し逆導電型のトラ
ンジスタであり、前記抵抗を流れる電流の検出出力電流
が前記第5トランジスタから出力されるようになってい
る。
【0009】また、本発明の電流検出回路は、抵抗と、
前記抵抗の一端にベースが接続された第1トランジスタ
と、前記抵抗の他端にベースが接続されるとともに前記
第1トランジスタと差動対をなし、且つベース・エミッ
タ接合面積が第1トランジスタのベース・エミッタ接続
面積に対しn倍の第2トランジスタと、前記第2トラン
ジスタのコレクタにコレクタとベースが接続された第3
トランジスタと、ベースが前記第3トランジスタのベー
スに接続されて前記第3トランジスタとともにカレント
ミラー回路をなし、且つコレクタが前記第1トランジス
タのコレクタに接続された第4トランジスタと、前記第
1、第4トランジスタのコレクタにベースが接続された
第5トランジスタと、前記抵抗の他端にベースが接続さ
れた第6トランジスタと、前記抵抗の一端にベースが接
続されるとともに前記第6トランジスタと差動対をな
し、且つベース・エミッタ接合面積が第6トランジスタ
のベース・エミッタ接続面積に対しn倍の第7トランジ
スタと、前記第7トランジスタのコレクタにコレクタと
ベースが接続された第8トランジスタと、ベースが前記
第8トランジスタのベースに接続されて前記第8トラン
ジスタとともにカレントミラー回路をなし、且つコレク
タが前記第6トランジスタのコレクタに接続された第9
トランジスタと、前記第6、第9トランジスタのコレク
タにベースが接続された第10トランジスタと、から成
っていて前記第3、第4、第5、第8、第9、第10ト
ランジスタは前記第1、第2、第6、第7トランジスタ
に対し逆導電型のトランジスタであり、前記抵抗の一端
から他端へ流れる電流の検出出力電流が前記第5トラン
ジスタから出力され、前記抵抗の他端から一端へ流れる
電流の検出出力電流が前記第10トランジスタから出力
される。
【0010】本発明の定電圧電源回路は、直流電源と、
前記直流電源に接続された電圧供給トランジスタと、前
記電圧供給トランジスタの出力電極と負荷との間に接続
された抵抗と、前記抵抗の一端にベースが接続された第
1トランジスタと、前記抵抗の他端にベースが接続され
るとともに前記第1トランジスタと差動対をなし、且つ
ベース・エミッタ接合面積が第1トランジスタのベース
・エミッタ接続面積に対しn倍の第2トランジスタと、
前記第2トランジスタのコレクタにコレクタとベースが
接続された第3トランジスタと、ベースが前記第3トラ
ンジスタのベースに接続されて前記第3トランジスタと
ともにカレントミラー回路をなし、且つコレクタが前記
第1トランジスタのコレクタに接続された第4トランジ
スタと、前記第1、第4トランジスタのコレクタにベー
スが接続された第5トランジスタと、前記第5トランジ
スタの出力を前記電圧供給トランジスタの制御電極に与
える手段と、から成っていて前記第3、第4、第5トラ
ンジスタは前記第1、第2トランジスタに対し逆導電型
のトランジスタであり、前記抵抗を流れる電流の検出出
力電流が前記第5トランジスタから前記電圧供給トラン
ジスタに与えられるようになっている。
【0011】
【作用】このような構成の電流検出回路によれば、抵抗
の両端電圧が(kT/q)・ln・nより大きくなれば、
検出出力が得られる。qは電子の電荷、kはボルツマン
定数、Tは絶対温度であり、今、nを10とすると、
(kT/q)・ln・nは約60mVとなる。従って、抵
抗Rを電流Iが流れたときの抵抗Rの両端電圧は60m
Vより大きくなればよく、これは抵抗Rの値がかなり小
さくてよいことを意味する。
【0012】
【実施例】本発明を実施した図1において、R1は電流
検出用として端子1、2の間に接続された抵抗であり、
その端子2側と端子1側にそれぞれNPN型のトランジ
スタQ1、Q2のベースが接続されている。これらのト
ランジスタQ1、Q2は差動対を成し、エミッタは共通
に定電流源3に接続されている。トランジスタQ1のベ
ース・エミッタ接合面積はトランジスタQ2のベース・
エミッタ接合面積のn倍に設定されている。トランジス
タQ1のコレクタはPNP型のトランジスタQ3のコレ
クタとベースに接続されている。
【0013】PNP型のトランジスタQ4のベースはト
ランジスタQ3のベースに接続され、トランジスタQ
3、Q4のエミッタは電圧Vccの電源ライン4に接続
されている如く、これらのトランジスタQ3、Q4はカ
レントミラー回路を構成するように接続されている。ト
ランジスタQ4のコレクタはトランジスタQ2のコレク
タと接続されるとともに、PNP型の出力トランジスタ
Q5のベースに接続される。出力トランジスタQ5のエ
ミッタは電源ライン4に接続され、コレクタは出力端子
5に接続されている。
【0014】図1において、端子1から端子2に向けて
電流Iが流れると、抵抗の両端にIR1の電圧が生じ
る。今、トランジスタQ1、Q2がONして、それぞれ
1、I2のコレクタ電流が流れるとする。トランジスタ
Q3とQ4はカレントミラー回路を構成するので、トラ
ンジスタQ4のコレクタには電流I1が流れる。I2>I
1であれば、トランジスタQ5のベース電流I3が流れる
ので、トランジスタQ5はONし、電流Ioutを出力す
る。このIoutは抵抗R1を流れる電流の検出出力電流
である。尚、I2≦I1であれば検出出力電流は生じな
い。即ち、検出出力電流の有無はトランジスタQ1とQ
2のコレクタ電流I1、I2の大小関係によって決まる。
【0015】トランジスタQ1、Q2のベース・エミッ
タ間電圧をVBE1、VBE2とすると、 I1=n・Is・e(q/KT)・VBE1=n・Is・e(q/KT)(VBE2−IR)・・(1) I2=Is・e(q/KT)・VBE2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2) と表わされる。ここで、IsはトランジスタQ2の逆飽
和電流であり、qは電子の電荷、kはボルツマン定数、
Tは絶対温度である。(1)(2)式より次式を得る。
【0016】 (kT/q)・ln(I2/I1)=IR−(kT/q)・
ln(n)・・・・(3) (3)式からIRが(kT/q)・ln(n)よりも大き
くなると、I2>I1となって、検出出力電流Ioutが出
力されることが分かる。n=10とすると、(kT/
q)・ln(10)は約60mVとなり、従来例に比べて
同一検出電流の場合、挿入抵抗R1の値を1/10以下
にできる。
【0017】次に、図2に示す電流の絶対値を検出でき
る回路について説明する。この検出回路は端子1から端
子2へ流れる電流だけでなく、端子2から端子1へ流れ
る電流についても検出できる。図2において、トランジ
スタQ1〜Q5及び定電流源3より成る第1電流検出回
路は上述した図1に示す回路と同一であり、抵抗R1に
対する接続も同一である。トランジスタQ10、Q2
0、Q30、Q40、Q50及び定電流源30から成る
第2電流検出回路は第1電流検出回路と同じ構成であ
り、異なる点はトランジスタQ1に対応するトランジス
タQ10が端子1側に接続され、トランジスタQ2に対
応するトランジスタQ20が端子2側に接続されている
点である。
【0018】従って、第1電流検出回路が端子1から端
子2に向けて流れる電流を検出できるのに対し、第2電
流検出回路は、それとは逆方向の端子2から端子1へ向
けて流れる電流を検出できる。なお、トランジスタQ1
0のベース・エミッタ接合面積もトランジスタQ20の
それに対しn倍になっているものとする。第1、第2電
流検出回路の出力トランジスタQ5、Q50のコレクタ
は共に出力端子5に接続されている。
【0019】今、端子1、2間の電流Iの向きを端子1
から端子2へ向かって流れる場合を正とする。また、各
トランジスタQ1、Q2、Q10、Q20のコレクタ電
流をそれぞれIC1、IC2、IC10、IC20とする。
【0020】I>0の場合 まず、トランジスタQ10とQ20の差動ペアについて
考える。これらのトランジスタQ20とQ10のコレク
タ電流IC10、IC20が等しくなるバランス点は、電流の
向きを考慮して(3)式より、 −IR1=(kT/q)・ln(n)・・・・・・・・(4) となる。今、I>0であるので、(4)式に関するバラ
ンス点はなく、IC10>IC20となって出力トランジスタ
Q50はOFFとなる。
【0021】次に、トランジスタQ1とQ2の差動ペア
について考える。バランス点は電流の向きを考慮して
(3)式より、 IR1=(kT/q)・ln(n)・・・・・・・・(5) となる。今は、I>0であるので、Iを0から大きくし
ていくと、バランス点を通過する。Iを0から大きくし
ていく過程において、I<(1/R1)(kT/q)・
ln(n)の場合は、IC1>IC2となって出力トランジ
スタQ5はOFFになり、検出出力電流Ioutは出力さ
れず、I>(1/R1)(kT/q)・ln(n)の場合
は、IC1<IC2となって出力トランジスタQ5がONし
て検出出力電流Ioutは出力される。
【0022】I<0の場合 まず、トランジスタQ1とQ2についてバランス点は
(5)式となる。今はI<0であるので、(5)式に関
するバランス点はなく、出力トランジスタQ5はOFF
になる。次に、トランジスタQ10とQ20について、
バランス点は(4)式となり、今はI<0であるので、
Iを0から小さくしていくと、バランス点を通過する。
Iを0から小さくする過程において、−IR1<(kT
/q)・ln(n)の場合はIC10>IC20となり、出力ト
ランジスタQ50はOFFになり、検出出力電流Iout
は出力されず、−IR1>(kT/q)・ln(n)の場
合は、IC10<IC20となり、出力トランジスタQ50は
ONになり、検出出力電流Ioutは出力される。以上の
動作をまとめると、図3のようになる。
【0023】図4は上記図1の電流検出回路を用いて構
成した定電圧電源回路を示している。この回路は図5の
如く各機能ブロックに分けてかくと分かり易いので、図
5を参照して説明する。図5において、6はコレクタが
図4に示す如く電源ライン4に接続された電圧供給トラ
ンジスタQ7と、そのバイアス電源10及び抵抗R3よ
り成る電圧供給部である。トランジスタQ7のエミッタ
とグランド間は抵抗R1を介して負荷8が接続される。
7は前記抵抗R1を含む電流検出回路であり、この電流
検出回路は図1に示した回路と同一である。9は前記電
流検出回路7の検出出力電流Ioutに応じて前記電圧供
給トランジスタQ7のベースバイアスを制御する制御回
路であり、前記検出出力電流Ioutが流れる抵抗R4と
R2と、その中点(イ)にベースが接続されたトランジ
スタQ6とから成っている。
【0024】この回路は電源ライン4→電圧供給トラン
ジスタQ7→抵抗R1→負荷8→グランドの経路で流れ
る電流が過大になると、過大電流として検出して電圧供
給トランジスタQ7を制御するようになっている。今、
抵抗R1を流れる負荷電流Iが、 I<(1/R1)・(kT/q)・ln(n) の場合は、出力トランジスタQ5がOFF(検出出力な
し)、従ってトランジスタQ6もOFFとなり、電流を
制限するため制御回路9は動作せず、トランジスタQ7
のベースにはバイアス電圧源10からの一定バイアスが
抵抗R3を通して印加されるだけである。抵抗R3に流
れる電流はトランジスタQ7のベース電流のみであり、
このときの抵抗R3の電圧降下は無視できるように設計
しておく。
【0025】トランジスタQ7のエミッタは電圧供給部
6の出力端子として使用される。負荷電流Iが増大し
て、 I>(1/R1)・(kT/q)・ln(n) となった場合は、過電流として検出され、出力トランジ
スタQ5がON→トランジスタQ6がON→トランジス
タQ7のベース電圧を下げる、といった動作をして電圧
源出力端子電圧を下げて電流を制限する。
【0026】以上の実施例において、各トランジスタに
ついて、それぞれ逆導電型のものを用いても同一の効果
が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
流検出のために挿入する抵抗の値を小さくすることがで
き、特に定電圧電源回路等の如く低インピーダンスを要
求されるところに用いると好的である。また、上述した
実施例にも示されるように簡単な構成で実現できるとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電流検出回路の回路図。
【図2】本発明の他の実施例の電流検出回路の回路図。
【図3】その説明図。
【図4】本発明を実施した定電圧電源回路の回路図。
【図5】それを機能ブロックで示す回路図。
【図6】従来例の電流検出回路の回路図。
【図7】他の従来例の電流検出回路の回路図。
【符号の説明】
1、2 端子 R1 抵抗 Q1 第2トランジスタ Q2 第1トランジスタ Q3 第3トランジスタ Q4 第4トランジスタ Q5 第5トランジスタ Q7 電圧供給トランジスタ Q20 第6トランジスタ Q10 第7トランジスタ Q30 第8トランジスタ Q40 第9トランジスタ Q50 第10トランジスタ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抵抗と、 前記抵抗の一端にベースが接続された第1トランジスタ
    と、 前記抵抗の他端にベースが接続されるとともに前記第1
    トランジスタと差動対をなし、且つベース・エミッタ接
    合面積が第1トランジスタのベース・エミッタ接続面積
    に対しn倍の第2トランジスタと、 前記第2トランジスタのコレクタにコレクタとベースが
    接続された第3トランジスタと、 ベースが前記第3トランジスタのベースに接続されて前
    記第3トランジスタとともにカレントミラー回路をな
    し、且つコレクタが前記第1トランジスタのコレクタに
    接続された第4トランジスタと、 前記第1、第4トランジスタのコレクタにベースが接続
    された第5トランジスタと、 から成っていて前記第3、第4、第5トランジスタは前
    記第1、第2トランジスタに対し逆導電型のトランジス
    タであり、前記抵抗を流れる電流の検出出力電流が前記
    第5トランジスタから出力される電流検出回路。
  2. 【請求項2】抵抗と、 前記抵抗の一端にベースが接続された第1トランジスタ
    と、 前記抵抗の他端にベースが接続されるとともに前記第1
    トランジスタと差動対をなし、且つベース・エミッタ接
    合面積が第1トランジスタのベース・エミッタ接続面積
    に対しn倍の第2トランジスタと、 前記第2トランジスタのコレクタにコレクタとベースが
    接続された第3トランジスタと、 ベースが前記第3トランジスタのベースに接続されて前
    記第3トランジスタとともにカレントミラー回路をな
    し、且つコレクタが前記第1トランジスタのコレクタに
    接続された第4トランジスタと、 前記第1、第4トランジスタのコレクタにベースが接続
    された第5トランジスタと、 前記抵抗の他端にベースが接続された第6トランジスタ
    と、 前記抵抗の一端にベースが接続されるとともに前記第6
    トランジスタと差動対をなし、且つベース・エミッタ接
    合面積が第6トランジスタのベース・エミッタ接続面積
    に対しn倍の第7トランジスタと、 前記第7トランジスタのコレクタにコレクタとベースが
    接続された第8トランジスタと、 ベースが前記第8トランジスタのベースに接続されて前
    記第8トランジスタとともにカレントミラー回路をな
    し、且つコレクタが前記第6トランジスタのコレクタに
    接続された第9トランジスタと、 前記第6、第9トランジスタのコレクタにベースが接続
    された第10トランジスタと、から成っていて前記第
    3、第4、第5、第8、第9、第10トランジスタは前
    記第1、第2、第6、第7トランジスタに対し逆導電型
    のトランジスタであり、前記抵抗の一端から他端へ流れ
    る電流の検出出力電流が前記第5トランジスタから出力
    され、前記抵抗の他端から一端へ流れる電流の検出出力
    電流が前記第10トランジスタから出力される電流検出
    回路。
  3. 【請求項3】直流電源と、 前記直流電源に接続された電圧供給トランジスタと、 前記電圧供給トランジスタの出力電極と負荷との間に接
    続された抵抗と、 前記抵抗の一端にベースが接続された第1トランジスタ
    と、 前記抵抗の他端にベースが接続されるとともに前記第1
    トランジスタと差動対をなし、且つベース・エミッタ接
    合面積が第1トランジスタのベース・エミッタ接続面積
    に対しn倍の第2トランジスタと、 前記第2トランジスタのコレクタにコレクタとベースが
    接続された第3トランジスタと、 ベースが前記第3トランジスタのベースに接続されて前
    記第3トランジスタとともにカレントミラー回路をな
    し、且つコレクタが前記第1トランジスタのコレクタに
    接続された第4トランジスタと、 前記第1、第4トランジスタのコレクタにベースが接続
    された第5トランジスタと、 前記第5トランジスタの出力を前記電圧供給トランジス
    タの制御電極に与える手段と、 から成っていて前記第3、第4、第5トランジスタは前
    記第1、第2トランジスタに対し逆導電型のトランジス
    タであり、前記抵抗を流れる電流の検出出力電流が前記
    第5トランジスタから前記電圧供給トランジスタに与え
    られる定電圧電源回路。
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