JP3400354B2 - 電流源回路 - Google Patents

電流源回路

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JP3400354B2
JP3400354B2 JP16215398A JP16215398A JP3400354B2 JP 3400354 B2 JP3400354 B2 JP 3400354B2 JP 16215398 A JP16215398 A JP 16215398A JP 16215398 A JP16215398 A JP 16215398A JP 3400354 B2 JP3400354 B2 JP 3400354B2
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/22Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only
    • G05F3/222Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only with compensation for device parameters, e.g. Early effect, gain, manufacturing process, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage
    • G05F3/225Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only with compensation for device parameters, e.g. Early effect, gain, manufacturing process, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage producing a current or voltage as a predetermined function of the temperature
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/34Dc amplifiers in which all stages are dc-coupled
    • H03F3/343Dc amplifiers in which all stages are dc-coupled with semiconductor devices only
    • H03F3/3432Dc amplifiers in which all stages are dc-coupled with semiconductor devices only with bipolar transistors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はバイポーラトラン
ジスタを用いた半導体集積回路に係り、特に素子のばら
つきや周囲温度変化による入出力電流比の変動を改善し
た電流源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は電流源回路を備えた半導体集積回
路の一例である従来の同期検波回路の構成を示してい
る。この同期検波回路では、直流バイアス電圧VBに重
畳された入力信号VINがNPN型のトランジスタQ1
のベースに供給される。そして、それぞれエミッタが共
通接続された各2個のNPN型のトランジスタQ2、Q
3及びQ4、Q5が、それぞれのベースに供給されるス
イッチ制御信号SW1、SW2に同期して制御されるこ
とにより、トランジスタQ3、Q5の共通コレクタから
検波出力信号OUTが得られる。
【0003】ここで、上記トランジスタQ2、Q3、Q
4、Q5の負荷として、PNP型のトランジスタQ6、
Q7、Q8、Q9、NPN型のトランジスタQ10及び
抵抗R1、R2、R3で構成されたカレントミラー回路
(電流源回路)10が使用される。
【0004】このカレントミラー回路10において、ト
ランジスタQ6のエミッタは抵抗R1を介して直流バイ
アス電圧VAに接続されている。このトランジスタQ6
のコレクタは前記トランジスタQ2、Q4の共通コレク
タに接続されている。トランジスタQ7のエミッタは抵
抗R2を介して直流バイアス電圧VAに接続されてい
る。このトランジスタQ7のベースは上記トランジスタ
Q6のベースに共通に接続され、コレクタは上記トラン
ジスタQ3、Q5の共通コレクタに接続されている。ト
ランジスタQ9のエミッタは抵抗R3を介して直流バイ
アス電圧VAに接続されている。このトランジスタQ9
のベース及びコレクタは上記トランジスタQ6、Q7の
共通ベースに接続されている。なお、上記トランジスタ
Q9と抵抗R3は、カレントミラー回路10が発振する
ことを防止するために設けられている。
【0005】上記トランジスタQ10のコレクタは上記
トランジスタQ6、Q7の共通ベースに接続されてい
る。このトランジスタQ10のエミッタは上記トランジ
スタQ8のエミッタに接続されている。このトランジス
タQ8のベースは上記トランジスタQ6のコレクタに接
続されており、コレクタは接地電位に接続されている。
【0006】また、NPN型のトランジスタQ11、Q
12、Q13、Q14、抵抗R4、R5及び定電流源I
1、I2、I3、I4からなる回路は、上記トランジス
タQ2、Q3の共通エミッタ及びトランジスタQ4、Q
5の共通エミッタに、入力信号VINに応じた電流もし
くは後述する一定電圧発生回路で発生される一定電圧に
応じた電流を供給するものであり、以下のように構成さ
れている。
【0007】すなわち、トランジスタQ11、Q12の
ベースはトランジスタQ1のエミッタに接続されてい
る。トランジスタQ11のコレクタは上記一定電圧が供
給されるノードN1に接続され、エミッタは定電流源I
1を介して接地電位に接続されている。トランジスタQ
12のコレクタは上記トランジスタQ2、Q3の共通エ
ミッタに接続され、エミッタは定電流源I2を介して接
地電位に接続されている。トランジスタQ13、Q14
のベースは上記ノードN1に接続されている。トランジ
スタQ13のコレクタは上記トランジスタQ4、Q5の
共通エミッタに接続され、エミッタは定電流源I3を介
して接地電位に接続されている。トランジスタQ14の
コレクタは上記トランジスタQ1のエミッタに接続さ
れ、エミッタは定電流源I4を介して接地電位に接続さ
れている。
【0008】また、上記トランジスタQ12、Q13の
エミッタ間には抵抗R4が、上記トランジスタQ11、
Q14のエミッタ間には抵抗R5がそれぞれ接続されて
いる。
【0009】PNP型のトランジスタQ15、Q16、
Q17、NPN型のトランジスタQ18、Q19及び抵
抗R6からなる回路は上記一定電圧発生回路を構成して
いる。すなわち、トランジスタQ15のエミッタは抵抗
R6を介して直流バイアス電圧VAに接続されている。
トランジスタQ16のエミッタは直流バイアス電圧VA
に接続されており、そのベースは上記トランジスタQ1
5のベースに接続されている。また、トランジスタQ1
6のベースとコレクタは短絡されている。トランジスタ
Q18のコレクタとベースは上記トランジスタQ15の
コレクタに接続されている。そして、このトランジスタ
Q18のコレクタ、ベース共通接続ノードN2はトラン
ジスタQ10のベースに接続されている。トランジスタ
Q17のエミッタは上記トランジスタQ18のエミッタ
に接続されている。
【0010】トランジスタQ19のコレクタは上記トラ
ンジスタQ16のコレクタに接続されている。そして、
上記トランジスタQ17、Q19のベースは共通接続さ
れており、この共通ベースに直流バイアス電圧VBが供
給されている。上記トランジスタQ17のコレクタは接
地電位に接続されており、上記トランジスタQ19のエ
ミッタはノードN1に接続されている。
【0011】ところで、一般に、カレントミラー回路で
はトランジスタのベース電流等によって生じる入出力電
流比の誤差を補正する手段を有しており、図6に示した
カレントミラー回路10では、トランジスタQ6、Q7
のベース電流とトランジスタQ9のベース、コレクタ電
流による入出力電流比の誤差を補正するために、トラン
ジスタQ8及びQ10を設けて、上記誤差を生じさせる
電流に相当する値の電流をトランジスタQ8を介して接
地電位に流すようにしている。
【0012】しかし、上記補正用のトランジスタQ8の
ベース電流自体がトランジスタQ6のコレクタ電流と合
流し、このベース電流がカレントミラー回路の入出力電
流比に誤差を生じさせている。
【0013】このために、図6の回路では、さらに補正
回路20を設けてトランジスタQ8のベース電流による
誤差を補正している。この補正回路20はPNP型のト
ランジスタQ20、Q21と抵抗R7によって構成され
ている。すなわち、トランジスタQ20のエミッタは抵
抗R7を介して直流バイアス電圧VAに接続されてお
り、ベースはカレントミラー回路10内のトランジスタ
Q6、Q7の共通ベースに接続されている。トランジス
タQ21のエミッタは上記トランジスタQ20のコレク
タに接続され、ベースはカレントミラー回路10内のト
ランジスタQ7のコレクタに接続され、コレクタは接地
電位に接続されている。
【0014】この補正回路20において、トランジスタ
Q20はカレントミラー回路10内のトランジスタQ6
と共にカレントミラーを構成している。そして、トラン
ジスタQ8とQ21のベース電流が等しくなるように抵
抗R7の値を設定することにより、トランジスタQ6の
コレクタ電流とトランジスタQ8のベース電流の和と、
トランジスタQ7のコレクタ電流とトランジスタQ21
のベース電流の和とが等しくなり、これによってトラン
ジスタQ8のベース電流によって生じる入出力電流比の
誤差が補正される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図6の
従来回路において、トランジスタQ8のベース電流の値
は、トランジスタQ6のベース電流、トランジスタQ7
のベース電流、トランジスタQ9のベース電流及びコレ
クタ電流、トランジスタQ20のベース電流の総和の1
/hfe(hfeはトランジスタの電流増幅率)倍となり、
このベース電流に対する補正をトランジスタQ21のベ
ース電流(トランジスタQ20のコレクタ電流の1/h
fe倍)のみで行っている。
【0016】このため、ある条件下でトランジスタQ2
1のベース電流の値を合わせ込んだとしても、素子のば
らつきや周囲温度変化により、トランジスタQ8とQ2
1のベース電流にアンバランスが生じることがある。こ
の結果、検波出力信号OUTを得るノードと、このノー
ドと対をなすトランジスタQ2、Q4の共通コレクタノ
ードであるノードN3とに流れる電流の値が、素子ばら
つきや周囲温度変化によって変動し、これにより入出力
電流比が変動するという問題がある。
【0017】さらに、従来では、検波出力信号OUTを
得るノードと対をなすノードN3の電位は、各トランジ
スタのベース、エミッタ間電圧をVBE(Qi)(i=
1、2…)で表わすと、VB+VBE(Q17)+VBE
(Q18)−VBE(Q10)−VBE(Q8)で決まる。
しかし、検波出力信号OUTを得るノードの電位は一義
的に決まらず不確定となる。このため、トランジスタQ
6とQ7のエミッタ、コレクタ間電圧VCEの値が異なっ
たものとなり、アーリー効果の影響でトランジスタQ6
とQ7のコレクタ電流がアンバランスになるという問題
も生じていた。
【0018】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、素子のばらつきや周囲
温度変化に影響を受けずにカレントミラー回路の入出力
電流比を常に一定に保つことができる電流源回路を提供
することにある。
【0019】この発明の他の目的は、カレントミラー回
路を構成する一対のトランジスタのエミッタ、コレクタ
間電圧の差に基づくアーリー効果の影響によるコレクタ
電流のアンバランス状態が防止できる電流源回路を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の電流源回路
は、第1電位が供給される第1電位ノードと、上記第1
電位よりも低い第2電位が供給される第2電位ノード
と、エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極
性の第1のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノ
ードに結合され、ベースが上記第1のトランジスタのベ
ースに共通に接続された第1極性の第2のトランジスタ
と、コレクタが上記第1、第2のトランジスタのベース
共通接続ノードに結合され、上記第1極性とは反対極性
の第2極性の第3のトランジスタと、エミッタが上記第
3のトランジスタのエミッタに接続され、ベースが上記
第1のトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが
上記第2電位ノードに接続された第1極性の第4のトラ
ンジスタとを有し、上記第1、第2のトランジスタのコ
レクタを電流入出力端子とするカレントミラー回路と、
エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極性の
第5のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノード
に結合され、ベースが上記第5のトランジスタのベース
に共通に接続され、コレクタが上記第3のトランジスタ
のベースに接続された第1極性の第6のトランジスタ
と、エミッタが上記第5、第6のトランジスタのベース
共通接続ノードに結合され、ベースが上記第5のトラン
ジスタのコレクタに接続された第1極性の第7のトラン
ジスタと、エミッタが上記第7のトランジスタのコレク
タに接続され、ベースが上記第2のトランジスタのコレ
クタに接続され、コレクタが上記第2電位ノードに接続
された第1極性の第8のトランジスタと、ベース及びコ
レクタが上記第3のトランジスタのベースに接続され、
エミッタが上記第8のトランジスタのエミッタに接続さ
れた第2極性の第9のトランジスタとを有する補正回路
とを具備したことを特徴とする。
【0021】この発明の電流源回路は、第1電位が供給
される第1電位ノードと、上記第1電位よりも低い第2
電位が供給される第2電位ノードと、エミッタが上記第
1電位ノードに結合された第1極性の第1のトランジス
タと、エミッタが上記第1電位ノードに結合され、ベー
スが上記第1のトランジスタのベースに共通に接続され
た第1極性の第2のトランジスタと、エミッタが上記第
1、第2のトランジスタのベース共通接続ノードに結合
され、ベースが上記第1のトランジスタのコレクタに接
続され、コレクタが上記第2電位ノードに接続された第
1極性の第3のトランジスタと、エミッタが上記第1電
位ノードに結合され、ベース及びコレクタが上記第1、
第2のトランジスタのベース共通接続ノードに接続され
た第1極性の第4のトランジスタとを有し、上記第1、
第2のトランジスタのコレクタを電流入出力端子とする
カレントミラー回路と、エミッタが上記第1電位ノード
に結合された第1極性の第5のトランジスタと、エミッ
タが上記第1電位ノードに結合され、ベースが上記第5
のトランジスタのベースに共通に接続され、コレクタが
上記第2電位ノードに接続された第1極性の第6のトラ
ンジスタと、エミッタが上記第1電位ノードに結合さ
れ、ベースが上記第5、第6のトランジスタのベース共
通接続ノードに接続された第1極性の第7のトランジス
タと、エミッタが上記第5、第6、第7のトランジスタ
のベース共通接続ノードに接続され、ベースが上記第5
のトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが上記
第7のトランジスタのコレクタに接続された第1極性の
第8のトランジスタと、エミッタが上記第8のトランジ
スタのコレクタに接続され、ベースが上記第2のトラン
ジスタのコレクタに接続され、コレクタが上記第2電位
ノードに接続された第1極性の第9のトランジスタとを
有する補正回路とを具備したことを特徴とする。
【0022】この発明の電流源回路は、第1電位が供給
される第1電位ノードと、上記第1電位よりも低い第2
電位が供給される第2電位ノードと、エミッタが上記第
1電位ノードに結合された第1極性の第1のトランジス
タと、エミッタが上記第1電位ノードに結合され、ベー
スが上記第1のトランジスタのベースに共通に接続され
た第1極性の第2のトランジスタと、コレクタが上記第
1、第2のトランジスタのベース共通接続ノードに接続
され、上記第1極性とは反対極性の第2極性の第3のト
ランジスタと、エミッタが上記第3のトランジスタのエ
ミッタに接続され、ベースが上記第1のトランジスタの
コレクタに接続され、コレクタが上記第2電位ノードに
接続された第1極性の第4のトランジスタと、エミッタ
が上記第1電位ノードに結合され、ベース及びコレクタ
が上記第1、第2のトランジスタのベース共通接続ノー
ドに接続された第1極性の第5のトランジスタとを有
し、上記第1、第2のトランジスタのコレクタを電流入
出力端子とするカレントミラー回路と、エミッタが上記
第1電位ノードに結合された第1極性の第6のトランジ
スタと、エミッタが上記第1電位ノードに結合され、ベ
ースが上記第6のトランジスタのベースに共通に接続さ
れ、コレクタが上記第2電位ノードに接続された第1極
性の第7のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノ
ードに結合され、ベースが上記第6、第7のトランジス
タのベース共通接続ノードに接続され、コレクタが上記
第3のトランジスタのベースに接続された第1極性の第
8のトランジスタと、エミッタが上記第6、第7、第8
のトランジスタのベース共通接続ノードに接続され、ベ
ースが上記第6のトランジスタのコレクタに接続された
第1極性の第9のトランジスタと、エミッタが上記第9
のトランジスタのコレクタに接続され、ベースが上記第
2のトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが上
記第2電位ノードに接続された第1極性の第10のトラ
ンジスタと、ベース及びコレクタが上記第3のトランジ
スタのベースに接続され、エミッタが上記第10のトラ
ンジスタのエミッタに接続された第2極性の第11のト
ランジスタとを有する補正回路とを具備したことを特徴
とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態を説明する。図1はこの発明の第1の実施の
形態による半導体集積回路の回路図であり、従来と同様
に同期検波回路の例が示されている。なお、図6に示し
た従来回路と対応する箇所には同じ符号を付して説明を
行う。
【0024】NPN型のトランジスタQ1のベースには
直流バイアス電圧VBに重畳された入力信号VINが供
給される。なお、図6に示した従来回路では、このトラ
ンジスタQ1のコレクタを直流バイアス電圧VAに接続
していたが、この例では後述する補正回路内の所定のノ
ードに接続している。
【0025】それぞれ2個のNPN型のトランジスタQ
2、Q3及びQ4、Q5のエミッタ同士が共通接続さ
れ、トランジスタQ2、Q5のベースにはスイッチ制御
信号SW1が、トランジスタQ3、Q4のベースにはス
イッチ制御信号SW2がそれぞれ供給される。上記トラ
ンジスタQ2、Q4のコレクタは共通接続され、トラン
ジスタQ3、Q5のコレクタは共通接続される。そして
トランジスタQ3、Q5のコレクタ共通接続ノードから
検波出力信号OUTが得られる。
【0026】上記トランジスタQ2、Q3、Q4、Q5
の負荷として、従来と同様に、PNP型のトランジスタ
Q6、Q7、Q8、Q9、NPN型のトランジスタQ1
0及び抵抗R1、R2、R3で構成されたカレントミラ
ー回路10が使用される。
【0027】上記トランジスタQ9と抵抗R3は、カレ
ントミラー回路が発振することを防止するために設けら
れている。この実施の形態に係る同期検波回路では、従
来の補正回路20に代えて新たに補正回路30が設けら
れている。この補正回路30は、PNP型のトランジス
タQ31、Q32、Q33、Q34、NPN型のトラン
ジスタQ35及び抵抗R11、R12を含んで構成され
ている。
【0028】この補正回路30は、カレントミラー回路
10におけるトランジスタQ8のベース電流を補正する
と共に、トランジスタQ6、Q7のアーリー効果に基づ
くコレクタ電流のアンバランス状態の補正も行う。
【0029】PNP型のトランジスタQ31、Q32
は、カレントミラー回路10内のトランジスタQ6、Q
7に対応したものであり、トランジスタQ6、Q7に対
応してベースが共通に接続されている。さらに抵抗R1
1、R12はカレントミラー回路10内の抵抗R1、R
2に対応したものであり、トランジスタQ31、Q32
のエミッタがこれら抵抗R11、R12を介して直流バ
イアス電圧VAに接続されている。
【0030】トランジスタQ33のエミッタは上記Q3
1、Q32の共通ベースに接続され、ベースは上記トラ
ンジスタQ31のコレクタに接続されている。さらにト
ランジスタQ34のエミッタは上記トランジスタQ33
のコレクタに接続され、ベースはカレントミラー回路1
0内のトランジスタQ7のコレクタに接続され、コレク
タは接地電位に接続されている。
【0031】トランジスタQ35のコレクタ及びベース
は上記トランジスタQ32のコレクタに接続されると共
にカレントミラー回路10内のトランジスタQ10のベ
ースが接続されたノードN2に接続されている。
【0032】また、この実施の形態の回路では、先のノ
ードN1に一定電位を与えるためにNPN型のトランジ
スタQ22が設けられている。すなわち、このトランジ
スタQ22のコレクタは先のトランジスタQ1のコレク
タと共に上記トランジスタQ31のコレクタに接続さ
れ、エミッタはノードN1に接続され、ベースには直流
バイアス電圧VBが供給されている。
【0033】なお、定電流源I1、I2、I3、I4の
電流比は例えば1:2:2:1に設定されている。この
同期検波回路では、補正回路30内にトランジスタQ3
1〜Q35及び抵抗R11、R12を設けて、カレント
ミラー回路10内のトランジスタQ6、Q7、Q10、
Q8及び抵抗R1、R2からなるカレントミラーと同等
のカレントミラーを補正回路30内に構成し、かつトラ
ンジスタQ34のエミッタとカレントミラー回路10内
のトランジスタQ10のベースとの間にエミッタ、ベー
ス間が挿入されるようにトランジスタQ35を設けてい
る。
【0034】さらにノードN1に供給する一定電圧を発
生させるためにトランジスタQ1に対応したトランジス
タQ22が付加されている。なお、カレントミラー回路
10では、抵抗R1〜R3を省略することができるが、
これらを省略した場合には補正回路30側でも抵抗R1
1とR12を省略することができる。
【0035】図1の回路において、カレントミラー回路
10では、トランジスタQ10のコレクタ、エミッタ間
及びトランジスタQ8のエミッタ、ベース間を介してト
ランジスタQ6、Q7の共通ベースからトランジスタQ
6のコレクタ側に、トランジスタQ8のベース電流が流
れ込む。
【0036】これに対して、補正回路30内では、トラ
ンジスタQ33のエミッタ、コレクタ間及びトランジス
タQ34のエミッタ、ベース間を介してトランジスタQ
31、Q32の共通ベースからトランジスタQ7のコレ
クタ側に、トランジスタQ34のベース電流が流れ込
む。
【0037】このため、トランジスタQ6とQ31、Q
7とQ32、Q10とQ35、Q8とQ34それぞれの
素子サイズ等の各種条件及び抵抗R1とR11、R2と
R12の抵抗値を等しくすることにより、トランジスタ
Q8のベース電流をトランジスタQ34のベース電流に
ほぼ等しく設定することができる。
【0038】ここで、製造時に素子にばらつきが発生し
た場合、各種条件が等しい素子どうしのばらつきは同等
になるので、上記両ベース電流の値は素子のばらつきに
応じて同等に変化する。また、周囲温度変化を考えた場
合、補正回路30でトランジスタQ34のベース電流を
発生させる部分の回路構成がカレントミラー回路10の
それとほぼ同等なので、周囲温度変化による上記両ベー
ス電流の変動も同等になる。この結果、素子のばらつき
や周囲温度変化に影響を受けずにカレントミラー回路の
入出力電流比を一定に保つことができる。
【0039】一方、トランジスタQ2、Q4の共通コレ
クタノードであるノードN3の電位は、検波出力信号O
UTを得るノードの電位から、トランジスタQ34、Q
35それぞれのベース、エミッタ間電圧VBE分だけ上が
り、さらにそれからトランジスタQ10、Q8それぞれ
のベース、エミッタ間電圧VBE分だけ下がったものとな
る。ここで、PNP型、NPN型トランジスタそれぞれ
のVBEは一般に等しいと考えてよいので、ノードN3の
電位は検波出力信号OUTを得るノードの電位と等しく
なる。この結果、トランジスタQ6とQ7のエミッタ、
コレクタ間電圧VCEを等しくすることができ、それぞれ
のエミッタ、コレクタ間電圧VCEの値が異なることによ
って生じるアーリー効果による影響で、トランジスタQ
6とQ7のコレクタ電流がアンバランス状態になるとい
う問題が解消される。
【0040】また、ノードN1の電位は、直流バイアス
電圧VBからトランジスタQ22のベース、エミッタ間
電圧だけ下がった一定電圧にされる。図2はこの発明の
第2の実施の形態による半導体集積回路の構成を示して
いる。この図2の回路において、図1に示した第1の実
施の形態による回路と対応する箇所には同じ符号を付し
て説明を行う。
【0041】この実施の形態に係る同期検波回路が図1
のものと異なる点は、カレントミラー回路10内のトラ
ンジスタQ10が省略され、ベース電流補正用のトラン
ジスタQ8のエミッタがトランジスタQ6、Q7の共通
ベースに直接に接続されている点と、図1中の補正回路
30に代えて別の補正回路40が設けられている点であ
る。
【0042】上記補正回路40が図1の補正回路30と
異なる点は、カレントミラー回路10内でトランジスタ
Q10が省略されたことに対応してトランジスタQ35
が省略されている点と、新たにPNP型のトランジスタ
Q36と抵抗R13が追加されている点である。そし
て、トランジスタQ35が省略されたことにより、トラ
ンジスタQ32のコレクタはトランジスタQ34のエミ
ッタに直接に接続されている。
【0043】追加された上記トランジスタQ36のエミ
ッタは、抵抗R13を介して直流バイアス電圧VAに接
続されている。また、このトランジスタQ36のベース
は、トランジスタQ31、Q32のベース共通接続ノー
ドに接続され、コレクタは接地電位に接続されている。
【0044】なお、この実施の形態でも、カレントミラ
ー回路10で抵抗R1〜R3を省略してもよいが、これ
らを省略した場合には補正回路40側でも抵抗R11〜
R13を省略することができる。
【0045】このような構成において、カレントミラー
回路10では、トランジスタQ8のエミッタ、ベース間
を介してトランジスタQ6、Q7の共通ベースからトラ
ンジスタQ6のコレクタ側に、トランジスタQ8のベー
ス電流が流れ込む。
【0046】これに対して、補正回路40内では、トラ
ンジスタQ33のエミッタ、コレクタ間及びトランジス
タQ34のエミッタ、ベース間を介してトランジスタQ
31、Q32、Q37の共通ベースからトランジスタQ
7のコレクタ側に、トランジスタQ34のベース電流が
流れ込む。
【0047】ここで、カレントミラー回路10内のトラ
ンジスタQ8のベース電流は、トランジスタQ6のベー
ス電流、トランジスタQ9のベース電流及びコレクタ電
流、トランジスタQ7のベース電流の総和の1/hfe、
すなわち3個分のトランジスタのベース電流と1個分の
トランジスタのコレクタ電流の総和の1/hfeとなり、
ベース電流をIb、コレクタ電流をIcで表すと、(I
c+3Ib)/hfeとなる。
【0048】これに対し、補正回路40では、トランジ
スタQ33のコレクタ電流は、3個のトランジスタQ3
1、Q32、Q36のベース電流の総和よりもわずかに
少ない3Ib−αとなる。トランジスタQ34のコレク
タには、トランジスタQ33のコレクタ電流とトランジ
スタQ32のコレクタ電流とが合流するので、トランジ
スタQ32のコレクタ電流をIcとすると、トランジス
タQ34のコレクタ電流は(Ic+3Ib−α)とな
り、トランジスタQ34のベース電流は(Ic+3Ib
−α)/hfeとなる。(Ic+3Ib)/hfeに比べて
α/hfeは十分に小さいので、トランジスタQ8とQ3
4のベース電流はほぼ等しくなる。
【0049】ここで、製造時に素子にばらつきが発生し
た場合、各種条件が等しい素子同士のばらつきは同等に
なるので、上記両ベース電流の値は素子のばらつきに応
じて同等に変化する。また、周囲温度変化を考えた場
合、補正回路40でトランジスタQ34のベース電流を
発生させる部分の回路構成がカレントミラー回路10と
同等なので、周囲温度変化による上記両ベース電流の変
動も同等になる。
【0050】この結果、図2の実施の形態においても、
素子のばらつきや周囲温度変化に影響を受けずにカレン
トミラー回路の入出力電流比を一定に保つことができ
る。次にこの発明の第3の実施の形態について、図3を
参照して説明する。
【0051】この実施の形態に係る同期検波回路が図2
のものと異なる点は、図2中の補正回路40に代えて別
の補正回路50が設けられている点である。上記補正回
路50が図2の補正回路40と異なる点は、新たにNP
N型のトランジスタQ37と定電流源I5が追加されて
いる点である。
【0052】追加された上記トランジスタQ37のコレ
クタは直流バイアス電圧VAに接続されており、ベース
はトランジスタQ32のコレクタに接続されている。ま
た、上記トランジスタQ37のエミッタは、定電流源I
5を介して接地電位に接続されている。
【0053】図示のように、補正回路50内のトランジ
スタQ31のコレクタには、トランジスタQ1もしくは
Q22を介して、トランジスタQ11〜Q14のベース
電流が流れる。すなわち、トランジスタQ31のコレク
タ電流はこれらトランジスタQ11〜Q14のベース電
流分だけ増加する。これに応じて、トランジスタQ32
のコレクタ電流も増加し、その結果、カレントミラー回
路10内のトランジスタQ8と、補正回路50内のトラ
ンジスタQ34とのベース電流の間にずれが生じること
がある。
【0054】この実施の形態による補正回路50では、
トランジスタQ11〜Q14のベース電流によるトラン
ジスタQ32のコレクタ電流の増加分を、トランジスタ
Q37にベース電流として流すことができるので、カレ
ントミラー回路10内のトランジスタQ8のベース電流
と、補正回路50内のトランジスタQ34のベース電と
の間に生じるずれを十分に小さくすることができ、これ
によりカレントミラー回路10における入出力電流比を
一定に保つことができる。
【0055】また、上記定電流源I5は、先の定電流源
I1〜I4と共に特性の揃ったトランジスタを用いて構
成すればよい。次にこの発明の第4の実施の形態につい
て、図4を参照して説明する。
【0056】この実施の形態に係る同期検波回路では、
先の図1に示した第1の実施の形態における補正回路3
0に代えて別の補正回路60が設けられている。上記補
正回路60が図1の補正回路30と異なる点は、図1の
補正回路30に対して、図2に示した補正回路40内の
トランジスタQ36と抵抗R13とが追加されている点
である。
【0057】従って、この実施の形態によれば、カレン
トミラー回路10内の発振防止用のトランジスタQ9の
コレクタ電流及びベース電流に応じたトランジスタQ8
のベース電流成分の補正を補正回路60で行うことがで
き、より高い精度で電流の補正を行うことができる。
【0058】次にこの発明の第5の実施の形態につい
て、図5を参照して説明する。この実施の形態に係る同
期検波回路では、図4に示した第4の実施の形態におけ
る補正回路60に代えて別の補正回路70が設けられて
いる。
【0059】上記補正回路70が図4の補正回路60と
異なる点は、図4の補正回路60に対して、図3に示し
た補正回路50内のトランジスタQ37と定電流源I5
とが追加されている点である。
【0060】従って、この実施の形態によれば、トラン
ジスタQ11〜Q14のベース電流に基づき、カレント
ミラー回路10内のトランジスタQ8のベース電流と、
補正回路70内のトランジスタQ34のベース電流との
間に生じるずれを十分に小さくして、カレントミラー回
路10内の入出力電流比を一定にすることができるとい
う効果が得られる。
【0061】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく種々の変形が可能であることはいうま
でもない。例えば上記した各実施の形態では、この発明
を同期検波回路に実施した場合について説明したが、こ
の発明の電流源回路はどのような用途の回路にも容易に
実施をすることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
素子のばらつきや周囲温度の変化の影響を受けずにカレ
ントミラー回路の入出力電流比を一定に保つことができ
る電流源回路を提供することができる。
【0063】また、この発明によれば、カレントミラー
回路を構成するトランジスタのエミッタ、コレクタ間電
圧の差に基づくアーリー効果の影響によるコレクタ電流
のアンバランス状態も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態による同期検波回
路の回路図。
【図2】この発明の第2の実施の形態による同期検波回
路の回路図。
【図3】この発明の第3の実施の形態による同期検波回
路の回路図。
【図4】この発明の第4の実施の形態による同期検波回
路の回路図。
【図5】この発明の第5の実施の形態による同期検波回
路の回路図。
【図6】従来の同期検波回路の回路図。
【符号の説明】
10…カレントミラー回路、 30、40、50、60、70…補正回路、 Q1、Q2、Q3、Q4、Q5、Q9、Q10、Q1
1、Q12、Q13、Q14、Q22、Q35、Q37
…NPN型のトランジスタ、 Q6、Q7、Q8、Q9、Q31、Q32、Q33、Q
34、Q35、Q36…PNP型のトランジスタ、 R1、R2、R3、R4、R5、R11、R12、R1
3…抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 直樹 神奈川県川崎市川崎区駅前本町25番地1 東芝マイクロエレクトロニクス株式会 社内 (56)参考文献 特開 平1−21616(JP,A) 特表 昭57−501452(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/343 H03F 1/30

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1電位が供給される第1電位ノード
    と、 上記第1電位よりも低い第2電位が供給される第2電位
    ノードと、 エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極性の
    第1のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノード
    に結合され、ベースが上記第1のトランジスタのベース
    に共通に接続された第1極性の第2のトランジスタと、
    コレクタが上記第1、第2のトランジスタのベース共通
    接続ノードに結合され、上記第1極性とは反対極性の第
    2極性の第3のトランジスタと、エミッタが上記第3の
    トランジスタのエミッタに接続され、ベースが上記第1
    のトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが上記
    第2電位ノードに接続された第1極性の第4のトランジ
    スタとを有し、上記第1、第2のトランジスタのコレク
    タを電流入出力端子とするカレントミラー回路と、 エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極性の
    第5のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノード
    に結合され、ベースが上記第5のトランジスタのベース
    に共通に接続され、コレクタが上記第3のトランジスタ
    のベースに接続された第1極性の第6のトランジスタ
    と、エミッタが上記第5、第6のトランジスタのベース
    共通接続ノードに結合され、ベースが上記第5のトラン
    ジスタのコレクタに接続された第1極性の第7のトラン
    ジスタと、エミッタが上記第7のトランジスタのコレク
    タに接続され、ベースが上記第2のトランジスタのコレ
    クタに接続され、コレクタが上記第2電位ノードに接続
    された第1極性の第8のトランジスタと、ベース及びコ
    レクタが上記第3のトランジスタのベースに接続され、
    エミッタが上記第8のトランジスタのエミッタに接続さ
    れた第2極性の第9のトランジスタとを有する補正回路
    とを具備したことを特徴とする電流源回路。
  2. 【請求項2】 前記カレントミラー回路は、エミッタが
    前記第1電位ノードに結合され、ベース及びコレクタが
    前記第1、第2のバイポーラトランジスタのベース共通
    接続ノードに接続された第1極性の第10のトランジス
    タをさらに有していることを特徴とする請求項1に記載
    の電流源回路。
  3. 【請求項3】 前記カレントミラー回路は、 前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第1の抵抗と、前記第2のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第2の抵抗とをさらに有し、 前記補正回路は、 前記第5のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第3の抵抗と、前記第6のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第4の抵抗とをさらに有していることを特徴とする
    請求項1に記載の電流源回路。
  4. 【請求項4】 前記カレントミラー回路は、 前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第1の抵抗と、前記第2のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第2の抵抗と、前記第10のトランジスタのエミッ
    タと前記第1電位ノードとの間に接続された第3の抵抗
    とをさらに有し、 前記補正回路は、 前記第5のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第4の抵抗と、前記第6のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第4の抵抗とをさらに有していることを特徴とする
    請求項2に記載の電流源回路。
  5. 【請求項5】 第1電位が供給される第1電位ノード
    と、 上記第1電位よりも低い第2電位が供給される第2電位
    ノードと、 エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極性の
    第1のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノード
    に結合され、ベースが上記第1のトランジスタのベース
    に共通に接続された第1極性の第2のトランジスタと、
    エミッタが上記第1、第2のトランジスタのベース共通
    接続ノードに結合され、ベースが上記第1のトランジス
    タのコレクタに接続され、コレクタが上記第2電位ノー
    ドに接続された第1極性の第3のトランジスタと、エミ
    ッタが上記第1電位ノードに結合され、ベース及びコレ
    クタが上記第1、第2のトランジスタのベース共通接続
    ノードに接続された第1極性の第4のトランジスタとを
    有し、上記第1、第2のトランジスタのコレクタを電流
    入出力端子とするカレントミラー回路と、 エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極性の
    第5のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノード
    に結合され、ベースが上記第5のトランジスタのベース
    に共通に接続され、コレクタが上記第2電位ノードに接
    続された第1極性の第6のトランジスタと、エミッタが
    上記第1電位ノードに結合され、ベースが上記第5、第
    6のトランジスタのベース共通接続ノードに接続された
    第1極性の第7のトランジスタと、エミッタが上記第
    5、第6、第7のトランジスタのベース共通接続ノード
    に接続され、ベースが上記第5のトランジスタのコレク
    タに接続され、コレクタが上記第7のトランジスタのコ
    レクタに接続された第1極性の第8のトランジスタと、
    エミッタが上記第8のトランジスタのコレクタに接続さ
    れ、ベースが上記第2のトランジスタのコレクタに接続
    され、コレクタが上記第2電位ノードに接続された第1
    極性の第9のトランジスタとを有する補正回路とを具備
    したことを特徴とする電流源回路。
  6. 【請求項6】 前記カレントミラー回路は、 前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第1の抵抗と、前記第2のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第2の抵抗と、前記第4のトランジスタのエミッタ
    と前記第1電位ノードとの間に接続された第3の抵抗と
    をさらに有し、 前記補正回路は、 前記第5のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第4の抵抗と、前記第6のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第5の抵抗と、前記第7のトランジスタのエミッタ
    と前記第1電位ノードとの間に接続された第6の抵抗と
    をさらに有していることを特徴とする請求項5に記載の
    電流源回路。
  7. 【請求項7】 コレクタが前記第1電位ノードに接続さ
    れ、ベースが前記第7のトランジスタのコレクタに接続
    された第2極性の第10のトランジスタと、 上記第10のトランジスタのエミッタに接続された電流
    源回路とをさらに具備したことを特徴とする請求項5に
    記載の電流源回路。
  8. 【請求項8】 第1電位が供給される第1電位ノード
    と、 上記第1電位よりも低い第2電位が供給される第2電位
    ノードと、 エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極性の
    第1のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノード
    に結合され、ベースが上記第1のトランジスタのベース
    に共通に接続された第1極性の第2のトランジスタと、
    コレクタが上記第1、第2のトランジスタのベース共通
    接続ノードに接続され、上記第1極性とは反対極性の第
    2極性の第3のトランジスタと、エミッタが上記第3の
    トランジスタのエミッタに接続され、ベースが上記第1
    のトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが上記
    第2電位ノードに接続された第1極性の第4のトランジ
    スタと、エミッタが上記第1電位ノードに結合され、ベ
    ース及びコレクタが上記第1、第2のトランジスタのベ
    ース共通接続ノードに接続された第1極性の第5のトラ
    ンジスタとを有し、上記第1、第2のトランジスタのコ
    レクタを電流入出力端子とするカレントミラー回路と、 エミッタが上記第1電位ノードに結合された第1極性の
    第6のトランジスタと、エミッタが上記第1電位ノード
    に結合され、ベースが上記第6のトランジスタのベース
    に共通に接続され、コレクタが上記第2電位ノードに接
    続された第1極性の第7のトランジスタと、エミッタが
    上記第1電位ノードに結合され、ベースが上記第6、第
    7のトランジスタのベース共通接続ノードに接続され、
    コレクタが上記第3のトランジスタのベースに接続され
    た第1極性の第8のトランジスタと、エミッタが上記第
    6、第7、第8のトランジスタのベース共通接続ノード
    に接続され、ベースが上記第6のトランジスタのコレク
    タに接続された第1極性の第9のトランジスタと、エミ
    ッタが上記第9のトランジスタのコレクタに接続され、
    ベースが上記第2のトランジスタのコレクタに接続さ
    れ、コレクタが上記第2電位ノードに接続された第1極
    性の第10のトランジスタと、ベース及びコレクタが上
    記第3のトランジスタのベースに接続され、エミッタが
    上記第10のトランジスタのエミッタに接続された第2
    極性の第11のトランジスタとを有する補正回路とを具
    備したことを特徴とする電流源回路。
  9. 【請求項9】 コレクタが前記第1電位ノードに接続さ
    れ、ベースが前記第11のトランジスタのエミッタに接
    続された第2極性の第12のトランジスタと、 上記第12のトランジスタのエミッタに接続された電流
    源回路とをさらに具備したことを特徴とする請求項8に
    記載の電流源回路。
  10. 【請求項10】 前記カレントミラー回路は、 前記第1のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第1の抵抗と、前記第2のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第2の抵抗と、前記第5のトランジスタのエミッタ
    と前記第1電位ノードとの間に接続された第3の抵抗と
    をさらに有し、 前記補正回路は、 前記第6のトランジスタのエミッタと前記第1電位ノー
    ドとの間に接続された第4の抵抗と、前記第7のトラン
    ジスタのエミッタと前記第1電位ノードとの間に接続さ
    れた第5の抵抗と、前記第8のトランジスタのエミッタ
    と前記第1電位ノードとの間に接続された第6の抵抗と
    をさらに有していることを特徴とする請求項8に記載の
    電流源回路。
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