JP2002351554A - シリーズレギュレータ回路 - Google Patents

シリーズレギュレータ回路

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JP2002351554A
JP2002351554A JP2001156213A JP2001156213A JP2002351554A JP 2002351554 A JP2002351554 A JP 2002351554A JP 2001156213 A JP2001156213 A JP 2001156213A JP 2001156213 A JP2001156213 A JP 2001156213A JP 2002351554 A JP2002351554 A JP 2002351554A
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pnp transistor
transistor
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current
collector
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JP2001156213A
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Hiroyoshi Kawahara
広義 川原
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 負荷変動によるレギュレータ電圧の変動を適
切な回路構成で的確に阻止できるシリーズレギュレータ
回路を得る。 【解決手段】 コレクタが電源に接続されたパワーPN
PトランジスタQ1を備えたシリーズレギュレータ回路
において、第1のPNPトランジスタQ2のコレクタ電
流を検出するNPNトランジスタQ3,Q4およびPN
PトランジスタQ5,Q6からなるカレントミラー回路
を設け、カレントミラー回路の検出電流を受け、第1の
PNPトランジスタQ2と同一形状であって、エミッタ
接地特性が第1のPNPトランジスタQ2と同一である
補償用PNPトランジスタQ7のベース電流により、差
動アンプDAの他方側NPNトランジスタQ9のコレク
タに、第1のPNPトランジスタQ2のベース電流と同
一の電流を流すようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリーズレギュ
レータ回路、特に、負荷電流変動に対し、レギュレータ
電圧変動がないような回路構成にしたシリーズレギュレ
ータ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシリーズレギュレータは、図3の
ような構成にしていたために、負荷電流iが増加する
と、パワートランジスタQ1のベース電流も増え、その
結果トランジスタQ10のベース電流、トランジスタQ
2のベース電流が増え、レギュレータのアンプのNPN
トランジスタQ8のコレクタ側に電流が流れるものであ
った。
【0003】トランジスタQ9とQ8はカレントミラー
構成になっているために、トランジスタQ8,Q9のコ
レクタには各々同等の電流が流れようとする。トランジ
スタQ8のコレクタにはトランジスタQ2のベースから
電流が供給されるため、その分、トランジスタQ12の
コレクタ(エミッタ)電流が減り、トランジスタQ13
のコレクタ(エミッタ)電流は増えることになる。トラ
ンジスタQ12とQ13のエミッタ電流に差が生じるこ
とにより、トランジスタQ12とQ13のエミッタベー
ス間電圧にも差が生じることになる。
【0004】このトランジスタQ12とQ13のエミッ
タベース間電圧の差がレギュレータアンプのオフセット
となり、このオフセット電圧変動により、レギュレータ
電圧も変動し、規格を満足できないことがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、負荷変動
によるレギュレータ電圧の変動を適切な回路構成で的確
に阻止できるシリーズレギュレータ回路を得ようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るシリー
ズレギュレータ回路では、互いにコレクタを接続された
一方側PNPトランジスタおよび一方側NPNトランジ
スタと、互いにコレクタを接続された他方側PNPトラ
ンジスタおよび他方側NPNトランジスタとにより構成
され、一方の入力を基準電圧源から受け、他方の入力を
電源と接地部位間に接続された帰還抵抗の抵抗分割点か
ら受ける差動アンプ、前記差動アンプの出力をベースに
受ける第1のPNPトランジスタ、ベースを前記第1の
PNPトランジスタのエミッタに接続された第2のPN
Pトランジスタ、エミッタを前記第2のPNPトランジ
スタのエミッタに接続され、ベースが所定の基準電圧に
バイアスされたNPNトランジスタ、ベースを前記NP
Nトランジスタのコレクタに接続され、コレクタが電源
に接続されたパワーPNPトランジスタを備えたシリー
ズレギュレータ回路において、前記第1のPNPトラン
ジスタのコレクタ電流を検出するカレントミラー回路を
設け、前記カレントミラー回路の検出電流を受けエミッ
タ接地特性が前記第1のPNPトランジスタと同一の補
償用PNPトランジスタのベース電流により、前記差動
アンプの他方側NPNトランジスタのコレクタに、前記
第1のPNPトランジスタのベース電流と同一の電流を
流すようにしたものである。
【0007】第2の発明に係るシリーズレギュレータ回
路では、一方の入力を基準電圧源からベースに受ける一
方側PNPトランジスタと、前記一方側PNPトランジ
スタと互いにコレクタを接続された一方側NPNトラン
ジスタと、他方の入力を電源と接地部位間に接続された
帰還抵抗の抵抗分割点からベースに受ける他方側PNP
トランジスタと、前記他方側PNPトランジスタと互い
にコレクタを接続された他方側NPNトランジスタとに
より構成される差動アンプ、前記差動アンプの出力をベ
ースに受ける第1のPNPトランジスタ、ベースを前記
第1のPNPトランジスタのエミッタに接続された第2
のPNPトランジスタ、エミッタを前記第2のPNPト
ランジスタのエミッタに接続され、ベースが所定の基準
電圧にバイアスされたNPNトランジスタ、ベースを前
記NPNトランジスタのコレクタに接続され、コレクタ
が電源に接続されたパワーPNPトランジスタを備えた
シリーズレギュレータ回路において、前記第1のPNP
トランジスタのコレクタ電流を検出するカレントミラー
回路を設け、前記カレントミラー回路の検出電流を受け
エミッタ接地特性が前記第1のPNPトランジスタと同
一の補償用PNPトランジスタのベース電流により、前
記差動アンプの他方側NPNトランジスタのコレクタ
に、前記第1のPNPトランジスタのベース電流と同一
の電流を流すようにしたものである。
【0008】第3の発明に係るシリーズレギュレータ回
路では、第1または第2の発明において、前記補償用P
NPトランジスタとして前記第1のPNPトランジスタ
と同一形状のものを用いるようにしたものである。
【0009】第4の発明に係るシリーズレギュレータ回
路では、互いにコレクタを接続された一方側PNPトラ
ンジスタおよび一方側NPNトランジスタと、互いにコ
レクタを接続された他方側PNPトランジスタおよび他
方側NPNトランジスタとにより構成され、一方の入力
を基準電圧源から受け、他方の入力を電源と接地部位間
に接続された帰還抵抗の抵抗分割点から受ける差動アン
プ、前記差動アンプの出力をベースに受ける第1のPN
Pトランジスタ、ベースを前記第1のPNPトランジス
タのエミッタに接続された第2のPNPトランジスタ、
エミッタを前記第2のPNPトランジスタのエミッタに
接続され、ベースが所定の基準電圧にバイアスされたN
PNトランジスタ、ベースを前記NPNトランジスタの
コレクタに接続され、コレクタが電源に接続されたパワ
ーPNPトランジスタを備えたシリーズレギュレータ回
路において、前記第1のPNPトランジスタのコレクタ
電流を検出するカレントミラー回路と、前記カレントミ
ラー回路の検出電流を受ける第1の補償用PNPトラン
ジスタと、前記第1の補償用PNPトランジスタとダー
リントン構成にした第2の補償用PNPトランジスタと
を設け、前記第2の補償用PNPトランジスタのベース
電流により、前記差動アンプの他方側NPNトランジス
タのコレクタに、前記第1のPNPトランジスタのベー
ス電流と同一の電流を流すようにしたものである。
【0010】第5の発明に係るシリーズレギュレータ回
路では、一方の入力を基準電圧源からベースに受ける一
方側PNPトランジスタと、前記一方側PNPトランジ
スタと互いにコレクタを接続された一方側一方側NPN
トランジスタと、他方の入力を電源と接地部位間に接続
された帰還抵抗の抵抗分割点からベースに受ける他方側
PNPトランジスタと、前記他方側PNPトランジスタ
と互いにコレクタを接続された他方側NPNトランジス
タとにより構成される差動アンプ、前記差動アンプの出
力をベースに受ける第1のPNPトランジスタ、ベース
を前記第1のPNPトランジスタのエミッタに接続され
た第2のPNPトランジスタ、エミッタを前記第2のP
NPトランジスタのエミッタに接続され、ベースが所定
の基準電圧にバイアスされたNPNトランジスタ、ベー
スを前記NPNトランジスタのコレクタに接続され、コ
レクタが電源に接続されたパワーPNPトランジスタを
備えたシリーズレギュレータ回路において、前記第1の
PNPトランジスタのコレクタ電流を検出するカレント
ミラー回路と、前記カレントミラー回路の検出電流を受
ける第1の補償用PNPトランジスタと、前記第1の補
償用PNPトランジスタとダーリントン構成にした第2
の補償用PNPトランジスタとを設け、前記第2の補償
用PNPトランジスタのベース電流により、前記差動ア
ンプの他方側NPNトランジスタのコレクタに、前記第
1のPNPトランジスタのベース電流と同一の電流を流
すようにしたものである。
【0011】第6の発明に係るシリーズレギュレータ回
路では、第4または第5の発明において、前記第2の補
償用PNPトランジスタとして前記第1のPNPトラン
ジスタとエミッタ接地特性が同一のものを用いるように
したものである。
【0012】第7の発明に係るシリーズレギュレータ回
路では、第4または第5の発明において、前記第2の補
償用PNPトランジスタとして前記第1のPNPトラン
ジスタと同一形状のものを用いるようにしたものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明による実
施の形態1を図1について説明する。図1は実施の形態
1における回路構成を示す接続図である。図1におい
て、Q1はパワーPNPトランジスタ、Q2はPNPト
ランジスタ、Q3はNPNトランジスタ、Q4はNPN
トランジスタ、Q5,Q6はカレントミラー回路を構成
するPNPトランジスタ、Q7は補償用PNPトランジ
スタ、DAは差動アンプ、Q8は差動アンプDAを構成
する一方側NPNトランジスタ、Q9は差動アンプDA
を構成する他方側NPNトランジスタ、Q10はPNP
トランジスタ、Q12は差動アンプDAを構成する一方
側PNPトランジスタ、Q13は差動アンプDAを構成
する他方側PNPトランジスタ、Q14はNPNトラン
ジスタである。
【0014】図1のように、シリーズレギュレータ回路
内部のPNPトランジスタQ2のコレクタ電流を、トラ
ンジスタQ3,Q4から構成されるカレントミラーで検
出する。さらに、NPNトランジスタQ4のコレクタ電
流をPNPトランジスタQ5,Q6から構成されるカレ
ントミラーで検出する。これにより、PNPトランジス
タQ7のエミッタ電流とPNPトランジスタQ2のエミ
ッタ電流はほぼ等しい値になっている。PNPトランジ
スタQ2とQ7を、互いに同一形状であり、エミッタ接
地特性が同一のトランジスタを用いることにより、PN
PトランジスタQ2とQ7のベース電流をほぼ等しい値
にすることができる。
【0015】従って、PNPトランジスタQ7のベース
を差動アンプDAのNPNトランジスタQ9側に接続す
ることにより、たとえレギュレータの負荷電流が変動し
ても、差動のバイアス電流以外でNPNトランジスタQ
8とQ9のコレクタに与えられる電流は、ほぼ等しくな
り、レギュレータの負荷電流変動による影響は小さくな
る。
【0016】この発明による実施の形態1によれば、一
方の入力を基準電圧源からベースに受ける一方側PNP
トランジスタQ12と、前記一方側PNPトランジスタ
Q12と互いにコレクタを接続された一方側NPNトラ
ンジスタQ8と、他方の入力を電源と接地部位間に接続
された帰還抵抗R1,R2の抵抗分割点からベースに受
ける他方側PNPトランジスタQ13と、前記他方側P
NPトランジスタQ13と互いにコレクタを接続された
他方側NPNトランジスタQ9とにより構成される差動
アンプDA、前記差動アンプDAの出力をベースに受け
る第1のPNPトランジスタQ2、ベースを前記第1の
PNPトランジスタQ2のエミッタに接続された第2の
PNPトランジスタQ10、エミッタを前記第2のPN
PトランジスタQ10のエミッタに接続され、ベースが
所定の基準電圧にバイアスされたNPNトランジスタQ
14、ベースを前記NPNトランジスタQ14のコレク
タに接続され、コレクタが電源に接続されたパワーPN
PトランジスタQ1を備えたシリーズレギュレータ回路
において、前記第1のPNPトランジスタQ2のコレク
タ電流を検出するNPNトランジスタQ3,Q4および
PNPトランジスタQ5,Q6からなるカレントミラー
回路を設け、前記カレントミラー回路の検出電流を受
け、前記第1のPNPトランジスタQ2と同一形状であ
って、エミッタ接地特性が前記第1のPNPトランジス
タQ2と同一である補償用PNPトランジスタQ7のベ
ース電流により、前記差動アンプDAの他方側NPNト
ランジスタQ9のコレクタに、前記第1のPNPトラン
ジスタQ2のベース電流と同一の電流を流すようにした
ので、負荷変動によるレギュレータ電圧の変動を適切な
回路構成で的確に阻止できるシリーズレギュレータ回路
を得ることができる。
【0017】実施の形態2.この発明による実施の形態
2を図2について説明する。図2は実施の形態2におけ
る回路構成を示す接続図である。この実施の形態2にお
いて、ここで説明する特有の構成以外の構成について
は、先に説明した実施の形態1と同様の構成を有し、同
様の作用を奏するものである。図中、同一または相当部
分については、同一の符号を付けている。
【0018】図2のように、シリーズレギュレータ回路
内部のPNPトランジスタQ10のコレクタ電流を、ト
ランジスタQ3,Q4から構成されるカレントミラーで
検出する。これにより、PNPトランジスタQ7のベー
ス電流とPNPトランジスタQ10のベース電流はほぼ
等しい値になっており、PNPトランジスタQ11のエ
ミッタ電流とPNPトランジスタQ2のエミッタ電流は
ほぼ等しい値になっている。PNPトランジスタQ2と
Q11を同一形状のトランジスタを用いることにより、
PNPトランジスタQ2とQ11は同一のエミッタ接地
特性を有するものであって、PNPトランジスタQ2と
Q11のベース電流をほぼ等しい値にすることができ
る。
【0019】従って、PNPトランジスタQ11のベー
スを差動アンプのNPNトランジスタQ9側に接続する
ことにより、たとえレギュレータの負荷電流が変動して
も差動のバイアス電流以外でNPNトランジスタQ8と
Q9のコレクタに与えられる電流は、ほぼ等しくなり、
レギュレータの負荷電流変動による影響は小さくなる。
【0020】この発明による実施の形態2によれば、一
方の入力を基準電圧源からベースに受ける一方側PNP
トランジスタQ12と、前記一方側PNPトランジスタ
Q12と互いにコレクタを接続された一方側NPNトラ
ンジスタQ8と、他方の入力を電源と接地部位間に接続
された帰還抵抗R1,R2の抵抗分割点からベースに受
ける他方側PNPトランジスタQ13と、前記他方側P
NPトランジスタQ13と互いにコレクタを接続された
他方側NPNトランジスタQ9とにより構成される差動
アンプDA、前記差動アンプDAの出力をベースに受け
る第1のPNPトランジスタQ2、ベースを前記第1の
PNPトランジスタQ2のエミッタに接続された第2の
PNPトランジスタQ10、エミッタを前記第2のPN
PトランジスタQ10のエミッタに接続され、ベースが
所定の基準電圧にバイアスされたNPNトランジスタQ
14、ベースを前記NPNトランジスタQ14のコレク
タに接続され、コレクタが電源に接続されたパワーPN
PトランジスタQ1を備えたシリーズレギュレータ回路
において、前記第1のPNPトランジスタQ2のコレク
タ電流を検出するNPNトランジスタQ3,Q4および
PNPトランジスタQ5,Q6からなるカレントミラー
回路を設け、前記カレントミラー回路の検出電流を受け
る第1の補償用PNPトランジスタQ7と、前記第1の
補償用PNPトランジスタQ7とダーリントン構成にし
た第2の補償用PNPトランジスタQ11とを設け、前
記第2の補償用PNPトランジスタQ11のベース電流
により、前記差動アンプDAの他方側NPNトランジス
タQ9のコレクタに、前記第1のPNPトランジスタQ
2のベース電流と同一の電流を流すようにしたので、負
荷変動によるレギュレータ電圧の変動を適切な回路構成
で的確に阻止できるシリーズレギュレータ回路を得るこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】第1の発明によれば、互いにコレクタを
接続された一方側PNPトランジスタおよび一方側NP
Nトランジスタと、互いにコレクタを接続された他方側
PNPトランジスタおよび他方側NPNトランジスタと
により構成され、一方の入力を基準電圧源から受け、他
方の入力を電源と接地部位間に接続された帰還抵抗の抵
抗分割点から受ける差動アンプ、前記差動アンプの出力
をベースに受ける第1のPNPトランジスタ、ベースを
前記第1のPNPトランジスタのエミッタに接続された
第2のPNPトランジスタ、エミッタを前記第2のPN
Pトランジスタのエミッタに接続され、ベースが所定の
基準電圧にバイアスされたNPNトランジスタ、ベース
を前記NPNトランジスタのコレクタに接続され、コレ
クタが電源に接続されたパワーPNPトランジスタを備
えたシリーズレギュレータ回路において、前記第1のP
NPトランジスタのコレクタ電流を検出するカレントミ
ラー回路を設け、前記カレントミラー回路の検出電流を
受けエミッタ接地特性が前記第1のPNPトランジスタ
と同一の補償用PNPトランジスタのベース電流によ
り、前記差動アンプの他方側NPNトランジスタのコレ
クタに、前記第1のPNPトランジスタのベース電流と
同一の電流を流すようにしたので、負荷変動によるレギ
ュレータ電圧の変動を適切な回路構成で的確に阻止でき
るシリーズレギュレータ回路を得ることができる。
【0022】第2の発明によれば、一方の入力を基準電
圧源からベースに受ける一方側PNPトランジスタと、
前記一方側PNPトランジスタと互いにコレクタを接続
された一方側NPNトランジスタと、他方の入力を電源
と接地部位間に接続された帰還抵抗の抵抗分割点からベ
ースに受ける他方側PNPトランジスタと、前記他方側
PNPトランジスタと互いにコレクタを接続された他方
側NPNトランジスタとにより構成される差動アンプ、
前記差動アンプの出力をベースに受ける第1のPNPト
ランジスタ、ベースを前記第1のPNPトランジスタの
エミッタに接続された第2のPNPトランジスタ、エミ
ッタを前記第2のPNPトランジスタのエミッタに接続
され、ベースが所定の基準電圧にバイアスされたNPN
トランジスタ、ベースを前記NPNトランジスタのコレ
クタに接続され、コレクタが電源に接続されたパワーP
NPトランジスタを備えたシリーズレギュレータ回路に
おいて、前記第1のPNPトランジスタのコレクタ電流
を検出するカレントミラー回路を設け、前記カレントミ
ラー回路の検出電流を受けエミッタ接地特性が前記第1
のPNPトランジスタと同一の補償用PNPトランジス
タのベース電流により、前記差動アンプの他方側NPN
トランジスタのコレクタに、前記第1のPNPトランジ
スタのベース電流と同一の電流を流すようにしたので、
負荷変動によるレギュレータ電圧の変動を適切な回路構
成で的確に阻止できるシリーズレギュレータ回路を得る
ことができる。
【0023】第3の発明によれば、第1または第2の発
明において、前記補償用PNPトランジスタとして前記
第1のPNPトランジスタと同一形状のものを用いるよ
うにしたので、負荷変動によるレギュレータ電圧の変動
を適切な回路構成で的確に阻止できるシリーズレギュレ
ータ回路を得ることができる。
【0024】第4の発明によれば、互いにコレクタを接
続された一方側PNPトランジスタおよび一方側NPN
トランジスタと、互いにコレクタを接続された他方側P
NPトランジスタおよび他方側NPNトランジスタとに
より構成され、一方の入力を基準電圧源から受け、他方
の入力を電源と接地部位間に接続された帰還抵抗の抵抗
分割点から受ける差動アンプ、前記差動アンプの出力を
ベースに受ける第1のPNPトランジスタ、ベースを前
記第1のPNPトランジスタのエミッタに接続された第
2のPNPトランジスタ、エミッタを前記第2のPNP
トランジスタのエミッタに接続され、ベースが所定の基
準電圧にバイアスされたNPNトランジスタ、ベースを
前記NPNトランジスタのコレクタに接続され、コレク
タが電源に接続されたパワーPNPトランジスタを備え
たシリーズレギュレータ回路において、前記第1のPN
Pトランジスタのコレクタ電流を検出するカレントミラ
ー回路と、前記カレントミラー回路の検出電流を受ける
第1の補償用PNPトランジスタと、前記第1の補償用
PNPトランジスタとダーリントン構成にした第2の補
償用PNPトランジスタとを設け、前記第2の補償用P
NPトランジスタのベース電流により、前記差動アンプ
の他方側NPNトランジスタのコレクタに、前記第1の
PNPトランジスタのベース電流と同一の電流を流すよ
うにしたので、負荷変動によるレギュレータ電圧の変動
を適切な回路構成で的確に阻止できるシリーズレギュレ
ータ回路を得ることができる。
【0025】第5の発明によれば、一方の入力を基準電
圧源からベースに受ける一方側PNPトランジスタと、
前記一方側PNPトランジスタと互いにコレクタを接続
された一方側一方側NPNトランジスタと、他方の入力
を電源と接地部位間に接続された帰還抵抗の抵抗分割点
からベースに受ける他方側PNPトランジスタと、前記
他方側PNPトランジスタと互いにコレクタを接続され
た他方側NPNトランジスタとにより構成される差動ア
ンプ、前記差動アンプの出力をベースに受ける第1のP
NPトランジスタ、ベースを前記第1のPNPトランジ
スタのエミッタに接続された第2のPNPトランジス
タ、エミッタを前記第2のPNPトランジスタのエミッ
タに接続され、ベースが所定の基準電圧にバイアスされ
たNPNトランジスタ、ベースを前記NPNトランジス
タのコレクタに接続され、コレクタが電源に接続された
パワーPNPトランジスタを備えたシリーズレギュレー
タ回路において、前記第1のPNPトランジスタのコレ
クタ電流を検出するカレントミラー回路と、前記カレン
トミラー回路の検出電流を受ける第1の補償用PNPト
ランジスタと、前記第1の補償用PNPトランジスタと
ダーリントン構成にした第2の補償用PNPトランジス
タとを設け、前記第2の補償用PNPトランジスタのベ
ース電流により、前記差動アンプの他方側NPNトラン
ジスタのコレクタに、前記第1のPNPトランジスタの
ベース電流と同一の電流を流すようにしたので、負荷変
動によるレギュレータ電圧の変動を適切な回路構成で的
確に阻止できるシリーズレギュレータ回路を得ることが
できる。
【0026】第6の発明によれば、第4または第5の発
明において、前記第2の補償用PNPトランジスタとし
て、前記第1のPNPトランジスタとエミッタ接地特性
が同一のものを用いるようにしたので、負荷変動による
レギュレータ電圧の変動を適切な回路構成で的確に阻止
できるシリーズレギュレータ回路を得ることができる。
【0027】第7の発明によれば、第4または第5の発
明において、前記第2の補償用PNPトランジスタとし
て、前記第1のPNPトランジスタと同一形状のものを
用いるようにしたので、負荷変動によるレギュレータ電
圧の変動を適切な回路構成で的確に阻止できるシリーズ
レギュレータ回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による実施の形態1における回路構
成を示す接続図である。
【図2】 この発明による実施の形態2における回路構
成を示す接続図である。
【図3】 従来技術における回路構成を示す接続図であ
る。
【符号の説明】
Q1 パワーPNPトランジスタ、Q2 PNPトラン
ジスタ、Q3 NPNトランジスタ、Q4 NPNトラ
ンジスタ、Q5,Q6 カレントミラー回路を構成する
PNPトランジスタ、Q7 補償用PNPトランジス
タ、DA 差動アンプ、Q8 差動アンプDAを構成す
る一方側NPNトランジスタ、Q9 差動アンプDAを
構成する他方側NPNトランジスタ、Q10 PNPト
ランジスタ、Q11 補償用PNPトランジスタ、Q1
2 差動アンプDAを構成する一方側PNPトランジス
タ、Q13 差動アンプDAを構成する他方側PNPト
ランジスタ、Q14 NPNトランジスタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにコレクタを接続された一方側PN
    Pトランジスタおよび一方側NPNトランジスタと、互
    いにコレクタを接続された他方側PNPトランジスタお
    よび他方側NPNトランジスタとにより構成され、一方
    の入力を基準電圧源から受け、他方の入力を電源と接地
    部位間に接続された帰還抵抗の抵抗分割点から受ける差
    動アンプ、前記差動アンプの出力をベースに受ける第1
    のPNPトランジスタ、ベースを前記第1のPNPトラ
    ンジスタのエミッタに接続された第2のPNPトランジ
    スタ、エミッタを前記第2のPNPトランジスタのエミ
    ッタに接続され、ベースが所定の基準電圧にバイアスさ
    れたNPNトランジスタ、ベースを前記NPNトランジ
    スタのコレクタに接続され、コレクタが電源に接続され
    たパワーPNPトランジスタを備えたシリーズレギュレ
    ータ回路において、前記第1のPNPトランジスタのコ
    レクタ電流を検出するカレントミラー回路を設け、前記
    カレントミラー回路の検出電流を受けエミッタ接地特性
    が前記第1のPNPトランジスタと同一の補償用PNP
    トランジスタのベース電流により、前記差動アンプの他
    方側NPNトランジスタのコレクタに、前記第1のPN
    Pトランジスタのベース電流と同一の電流を流すように
    したことを特徴とするシリーズレギュレータ回路。
  2. 【請求項2】 一方の入力を基準電圧源からベースに受
    ける一方側PNPトランジスタと、前記一方側PNPト
    ランジスタと互いにコレクタを接続された一方側NPN
    トランジスタと、他方の入力を電源と接地部位間に接続
    された帰還抵抗の抵抗分割点からベースに受ける他方側
    PNPトランジスタと、前記他方側PNPトランジスタ
    と互いにコレクタを接続された他方側NPNトランジス
    タとにより構成される差動アンプ、前記差動アンプの出
    力をベースに受ける第1のPNPトランジスタ、ベース
    を前記第1のPNPトランジスタのエミッタに接続され
    た第2のPNPトランジスタ、エミッタを前記第2のP
    NPトランジスタのエミッタに接続され、ベースが所定
    の基準電圧にバイアスされたNPNトランジスタ、ベー
    スを前記NPNトランジスタのコレクタに接続され、コ
    レクタが電源に接続されたパワーPNPトランジスタを
    備えたシリーズレギュレータ回路において、前記第1の
    PNPトランジスタのコレクタ電流を検出するカレント
    ミラー回路を設け、前記カレントミラー回路の検出電流
    を受けエミッタ接地特性が前記第1のPNPトランジス
    タと同一の補償用PNPトランジスタのベース電流によ
    り、前記差動アンプの他方側NPNトランジスタのコレ
    クタに、前記第1のPNPトランジスタのベース電流と
    同一の電流を流すようにしたことを特徴とするシリーズ
    レギュレータ回路。
  3. 【請求項3】 前記補償用PNPトランジスタとして前
    記第1のPNPトランジスタと同一形状のものを用いる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシリ
    ーズレギュレータ回路。
  4. 【請求項4】 互いにコレクタを接続された一方側PN
    Pトランジスタおよび一方側NPNトランジスタと、互
    いにコレクタを接続された他方側PNPトランジスタお
    よび他方側NPNトランジスタとにより構成され、一方
    の入力を基準電圧源から受け、他方の入力を電源と接地
    部位間に接続された帰還抵抗の抵抗分割点から受ける差
    動アンプ、前記差動アンプの出力をベースに受ける第1
    のPNPトランジスタ、ベースを前記第1のPNPトラ
    ンジスタのエミッタに接続された第2のPNPトランジ
    スタ、エミッタを前記第2のPNPトランジスタのエミ
    ッタに接続され、ベースが所定の基準電圧にバイアスさ
    れたNPNトランジスタ、ベースを前記NPNトランジ
    スタのコレクタに接続され、コレクタが電源に接続され
    たパワーPNPトランジスタを備えたシリーズレギュレ
    ータ回路において、前記第1のPNPトランジスタのコ
    レクタ電流を検出するカレントミラー回路と、前記カレ
    ントミラー回路の検出電流を受ける第1の補償用PNP
    トランジスタと、前記第1の補償用PNPトランジスタ
    とダーリントン構成にした第2の補償用PNPトランジ
    スタとを設け、前記第2の補償用PNPトランジスタの
    ベース電流により、前記差動アンプの他方側NPNトラ
    ンジスタのコレクタに、前記第1のPNPトランジスタ
    のベース電流と同一の電流を流すようにしたことを特徴
    とするシリーズレギュレータ回路。
  5. 【請求項5】 一方の入力を基準電圧源からベースに受
    ける一方側PNPトランジスタと、前記一方側PNPト
    ランジスタと互いにコレクタを接続された一方側一方側
    NPNトランジスタと、他方の入力を電源と接地部位間
    に接続された帰還抵抗の抵抗分割点からベースに受ける
    他方側PNPトランジスタと、前記他方側PNPトラン
    ジスタと互いにコレクタを接続された他方側NPNトラ
    ンジスタとにより構成される差動アンプ、前記差動アン
    プの出力をベースに受ける第1のPNPトランジスタ、
    ベースを前記第1のPNPトランジスタのエミッタに接
    続された第2のPNPトランジスタ、エミッタを前記第
    2のPNPトランジスタのエミッタに接続され、ベース
    が所定の基準電圧にバイアスされたNPNトランジス
    タ、ベースを前記NPNトランジスタのコレクタに接続
    され、コレクタが電源に接続されたパワーPNPトラン
    ジスタを備えたシリーズレギュレータ回路において、前
    記第1のPNPトランジスタのコレクタ電流を検出する
    カレントミラー回路と、前記カレントミラー回路の検出
    電流を受ける第1の補償用PNPトランジスタと、前記
    第1の補償用PNPトランジスタとダーリントン構成に
    した第2の補償用PNPトランジスタとを設け、前記第
    2の補償用PNPトランジスタのベース電流により、前
    記差動アンプの他方側NPNトランジスタのコレクタ
    に、前記第1のPNPトランジスタのベース電流と同一
    の電流を流すようにしたことを特徴とするシリーズレギ
    ュレータ回路。
  6. 【請求項6】 前記第2の補償用PNPトランジスタと
    して前記第1のPNPトランジスタとエミッタ接地特性
    が同一のものを用いることを特徴とする請求項4または
    請求項5に記載のシリーズレギュレータ回路。
  7. 【請求項7】 前記第2の補償用PNPトランジスタと
    して前記第1のPNPトランジスタと同一形状のものを
    用いることを特徴とする請求項4または請求項5に記載
    のシリーズレギュレータ回路。
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