JPH0228165B2 - - Google Patents

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JPH0228165B2
JPH0228165B2 JP57502526A JP50252682A JPH0228165B2 JP H0228165 B2 JPH0228165 B2 JP H0228165B2 JP 57502526 A JP57502526 A JP 57502526A JP 50252682 A JP50252682 A JP 50252682A JP H0228165 B2 JPH0228165 B2 JP H0228165B2
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JP
Japan
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voltage
current
transistor
circuit
output
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JP57502526A
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JPS58501343A (ja
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Tomasu Esu Daburyu Uongu
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Advanced Micro Devices Inc
Original Assignee
Advanced Micro Devices Inc
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Publication date
Application filed by Advanced Micro Devices Inc filed Critical Advanced Micro Devices Inc
Publication of JPS58501343A publication Critical patent/JPS58501343A/ja
Publication of JPH0228165B2 publication Critical patent/JPH0228165B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/22Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only
    • G05F3/222Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only with compensation for device parameters, e.g. Early effect, gain, manufacturing process, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage
    • G05F3/227Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations wherein the transistors are of the bipolar type only with compensation for device parameters, e.g. Early effect, gain, manufacturing process, or external variations, e.g. temperature, loading, supply voltage producing a current or voltage as a predetermined function of the supply voltage

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Description

請求の範囲 1 第1の電圧供給源端子17と出力節点10と
の間に接続される第1の抵抗素子11と、 前記出力節点と第2の電圧供給源端子との間に
コレクタ・エミツタ電流経路を形成する第1のト
ランジスタQ1と、 前記第1の電圧供給源端子に接続される第2の
抵抗素子12と、前記第2の電圧供給源端子に接
続される第3の抵抗素子13と、前記第2および
第3の抵抗素子の間にコレクタ・エミツタ電流経
路を形成し、かつ前記出力節点に接続されるベー
ス電極を有する第2のトランジスタQ2とを有す
る、第1の電流経路と、 第4の抵抗素子14と、前記第1の電圧供給源
と前記第4の抵抗素子との間にコレクタ・エミツ
タ電流経路を形成し、かつ前記第2のトランジス
タのコレクタ電極と接続されるベース電極を有す
る第3のトランジスタQ3と、前記第4の抵抗素
子と前記第2の電圧供給源端子との間にコレク
タ・エミツタ電流経路を形成し、かつ前記第1の
トランジスタのベース電極に接続されるベース端
子を有するダイオード接続された第4のトランジ
スタQ4とを有する、第2の電流経路とを備え
る、電流源回路。 2 前記トランジスタのすべては、NPN極性の
タイプのものである、請求の範囲第1項記載の電
流源回路。 3 前記第2のトランジスタQ2と前記第2の電
圧供給源端子との間に前記第3の抵抗素子13と
直列に接続される、順バイアスされたダイオード
をさらに備える、請求の範囲第2項記載の電流源
回路。 発明の背景 1 発明の分野 この発明は電流の源を与える電気回路に関し、
より特定的には集積形エミツタ結合論理(ECL)
回路に用いられる電圧レギユレータのための電流
源回路に関する。 2 先行技術 或る種の電気回路は、適当な動作のために電流
源を必要とする。集積回路の技術において、電流
源は、一端に電圧源を持ち他端に出力端子を持つ
簡単な抵抗から構成される電圧源における変動な
どによる出力電流の変化の問題を避けるために、
より精巧な回路がトランジスタなどの能動素子を
用いて設計されてきた。トランジスタを用いると
きに極性の混ざつた、すなわちNPNトランジス
タおよびPNPトランジスタの両方を用いる設計
がしばしば行なわれるこのことは、両極性のトラ
ンジスタを1つのサブストレートに形成するのに
余計な処理ステツプが必要であることが多いの
で、集積回路処理の見地から好ましいものではな
いさらに、特定の処理の制約で、そのような設計
はときとして不可能である。そのような単純な電
流源が、ECL回路の電流発生器に電圧を供給す
る電源電圧レギユレータに用いられるとき、他の
問題が発生する。電流源は、集積回路処理におい
て特性を変化しながら、ECL入力の電流発生器
に電圧を供給する電源電圧レギユレータに用いら
れる。電圧源における変化はまた、ECL回路の
応答に好ましくない影響を与える。 発明の概要 この発明は、すべてのこれらの問題を解決し、
または実質的に緩和することに向けられている。 この発明の目的は、正確な電流源を提供するこ
とである。 この発明の他の目的は、一方の極性のトランジ
スタのみが用いられるように、集積回路技術に合
つた電流源を提供することである。 この発明のさらに他の目的は、ECL回路のた
めの電圧源に用いられて、論理回路の出力電圧の
正確な決定をすることができる電流源を提供する
ことである。 この発明のさらに他の目的は、ECL回路のた
めの電圧レギユレータに用いられて、電源電圧ま
たは処理パラメータにおける変動にもかかわらず
極小のECL出力の変化を可能とする電流源を提
供することである。 この発明による電流源回路は、第1の電圧供給
源端子と出力節点との間に接続される第1の抵抗
素子と;前記出力節点と第2の電圧供給源端子と
の間にコレクタ・エミツタ電流経路を形成する第
1のトランジスタと;前記第1の電圧供給源端子
に接続される第2の抵抗素子と、前記第2の電圧
供給源端子に接続される第3の抵抗素子と、前記
第2および第3の抵抗素子の間にコレクタ・エミ
ツタ電流経路を形成し、かつ前記出力節点に接続
されるベース電極を有する第2のトランジスタと
を有する、第1の電流経路と;第4の抵抗素子
と、前記第1の電圧供給源と前記第4の抵抗素子
との間にコレクタ・エミツタ電流経路を形成し、
かつ前記第2のトランジスタのコレクタ電極と接
続されるベース電極を有する第3のトランジスタ
と、前記第4の抵抗素子と前記第2の電圧供給源
端子との間にコレクタ・エミツタ電流経路を形成
し、かつ前記第1のトランジスタのベース電極に
接続されるベース端子を有するダイオード接続さ
れた第4のトランジスタとを有する、第2の電流
経路とを備える。 他の局面として、電流源回路は、さらに、前記
第2のトランジスタと前記第2の電圧供給源端子
との間に前記第3の抵抗素子と直列に接続され
る、順バイアスされたダイオードを備える。
【図面の簡単な説明】
ここに説明する発明の理解は、以下の図面を参
照することによつて容易となろう。 第1図は、この発明明の一実施例の回路図であ
る。 第2図は、この発明の他の実施例の回路図であ
る。 第3図は、ECL回路に対する電圧供給源とし
て先行技術において用いられた電圧レギユレータ
の一般的な概略回路図である。 第4図は、ECL回路に対して先行技術におい
て用いられた電圧レギユレータの特定的な回路図
である。 第5図は、ECL回路の一例である。
【発明の詳細な説明】
この発明の以下の説明において、回路解析にお
いては、トランジスタのベース電流はトランジス
タのエミツタおよびコレクタ電流と比較して小さ
く、したがつてベース電流は無視して考察される
ということ、および、すべての電流はトランジス
タのエミツタおよびコレクタを通つて流れるとい
うこと、が共通に仮定される。このことは、β、
すなわちトランジスタの電流利得が大きいという
仮定、および、トランジスタのエミツタ電流に対
するコレクタ電流の割合または共通のベース電流
利得がほぼ単一であるという仮定と、矛盾しな
い。トランジスタのベース電流が重要であるとこ
ろでは、それは特に注意されかつ説明される。 第1図は、この発明による基本的な電流源回路
の回路図である。電圧源端子17は、電圧Vcc
正の電圧源と接続される。抵抗素子11は、端子
17と出力端子15との間に、回路節点10によ
つて接続される。回路節点10は、トランジスタ
Q2のベース電極と接続され、トランジスタQ2
のエミツタ電極は、抵抗素子13を通じて接地さ
れる。したがつて、端子15の出力電圧V0は、
抵抗素子13を流れる電流を発生する。抵抗素子
13を流れる電流I13はまた、抵抗素子12を通
つて流れなければならない。抵抗素子12は、ト
ランジスタQ2のコレクタ電極と電圧供給源端子
17との間に接続される。抵抗素子12の両端に
発生される電圧は、したがつて、出力電圧V0
よつて決定される。トランジスタQ3のベース電
極は、抵抗素子12とトランジスタQ2のコレク
タ電極との間に接続され、抵抗素子12にかかる
電圧に応答する。トランジスタQ3のベース電極
は、次式の電圧を受ける。 Vcc−I13R12 =Vcc−{(V0−VBE)/R13}R12 ここでVBEは、能動モードにおけるトランジス
タのベース・エミツタ電圧降下、またはこれと等
しい順バイアスされたダイオードの電圧降下であ
り、R12,R13はそれぞれ抵抗素子12,13の
抵抗値である。 トランジスタQ3のコレクタ電極は、電圧源端
子17と接続される。またそのエミツタ電極は、
抵抗素子14およびトランジスタQ4を介して接
地される。ダイオード接続モードにされたトラン
ジスタQ4は、互いに接続されたベースおよびコ
レクタ電極を持ち、そのエミツタ電極は接地され
る。そのベースおよびコレクタ電極はまた、抵抗
素子14と接続される。したがつて、抵抗素子1
4を流れる電流は、トランジスタQ3のベース電
極の電圧によつて決定される。 I14=Vcc−(VO−VBE/R13)R12−2VBE/R14 ここでI14は、抵抗素子14を流れる電流であ
り、また2VBEは、トランジスタQ3およびQ4
のベース・エミツタ電圧降下を表わす。 トランジスタQ4のベースおよびコレクタ電極
は、トランジスタQ1のベース電極と接続され、
トランジスタQ1はトランジスタQ4のカレント
ミラーを形成する。大きさIQ4の電流がトランジ
スタQ4を通つて流れるとき、大きさIQ1の電流
が、トランジスタQ1を通つて流れなければなら
ない。 節点10からの回路に対する出力電流は、した
がつて、抵抗素子11のすぐそばの矢印によつて
示される抵抗素子11を流れる電流I11よりも、
トランジスタQ1を流れる電流I14だけ小さい。
この差は、出力電流I0である。トランジスタQ1
のコレクタ・エミツタ電流経路を流れる電流は、
出力電圧V0によつて最終的に決定されるので、
出力電流I0はフイードバツク制御される。 I0=I11−I14 I0=Vcc−V0/R11 −Vcc−(VO−VBE/R13)R12−2VBE/R14 I0=Vcc(1/R11−1/R14)+V0(R12/R13R14−1/
R11) +VBE2−R12/R13/R14 供給電圧Vccおよび出力電圧V0と無関係の出力
電流を作るために、抵抗素子11および14の抵
抗値R11およびR14は互いに等しく形成され、ま
た抵抗素子12および13の抵抗値R12および
R13は互いに等しく形成される。したがつて出力
電流は次式のようになる。 I0=VBE/R14 この回路は、集積回路製造技術に向いている。
出力電流I0が或る抵抗に反比例する間、その電流
は、電流源とともに集積回路の一部である他の回
路における電圧を発生するために用いられる。 レギユレータの出力電圧Vcsは、順バイアスさ
れたダイオードの電圧降下、トランジスタQ11
ベース・エミツタ接合電圧、および抵抗素子21
の両端に発生される電圧に等しい。この電圧は、
ブロツク30で示された副回路によつて発生され
る、予め定められる基準電流IREFによつてセツト
される。トランジスタQ11に対する電流は、端子
17での正の電源電圧Vccと、節点26での電圧
レギユレータ回路との間に接続された、電流源2
0によつて供給される。トランジスタQ12のエミ
ツタ電極は、回路の出力端子と接続され、またそ
のベース電極は節点26と接続される。トランジ
スタQ12のコレクタ電極は、電圧供給源と接続
される。 上述したように、単なる抵抗が電流源20に対
してしばしば用いられる。電圧源Vccにおける変
動と無関係であるような、良好な動作特性が必要
とされる場合には、トランジスタが用いられる。
しかし、これらのトランジスタは両極性のタイプ
のものであり、回路が集積回路の状態に形成され
るときにはさらに他の処理ステツプを必要とす
る。 この発明が電流源20に対して用いられると、
電圧レギユレータ電圧源Vccにおける変動に無関
係になるばかりでなく、ECL回路出力電圧は正
確な決定に従うようになる。 理想的には、電圧レギユレータは、ECL回路
に対して出力電圧Vcsを与える。しかし、出力電
圧の正確な計算のため、トランジスタQ11のベ
ース電流が考慮されねばならない。第3図におい
て、ベース電流は、節点25からトランジスタQ
11のベース電極への付加的な電流ILEAKとして
現われる。この付加的な電流ILEAKを考慮せずに、
レギユレータ回路に対する出力電圧は、次式で表
わされる。 Vcs=IREFR21+VBE ここでIREFR21は抵抗素子21にかかる電圧で
あり、またVBEはトランジスタQ11のベース・エ
ミツタ電圧である。レギユレータ出力電圧は、次
式のように修正されねばならない。 Vcs=IREFR21+m ILEAKR21+VBE (1) ここで、mは、ILEAKを考慮した場合に、その
影響を高めるフイードバツク係数である。ILEAK
は、抵抗素子21にかかる電圧を増加し、節点2
4の電圧を増加する。次にこれによつて電流IREF
が増大され、電流IREFはILEAKを増大する。抵抗素
子21にかかる電圧はさらに増大され、そしてこ
れが続く。計算によつて、mが、トランジスタの
種々のバラメータおよび副回路ブロツク30の特
定の形状に依存して、集積回路NPNトランジス
タに対し1.0〜1.3に変化するということがわか
る。 第2図に示されるような電流源が電流源20と
して用いられると、電圧レギユレータに接続され
るECL回路の出力電圧は正確に決定され得る。
電流源の出力電圧V0は電圧レギユレータの出力
電圧Vcsを追跡し、電流源の出力電流I0はECL回
路を流れる電流を追跡する。レギユレータ出力電
圧は、電流源の出力電圧の出力電圧以下の1つの
ダイオードの電圧降下である。 Vcs=V0−VBE また電圧レギユレータに供給される電流は次式
のとおりである。 I0=(Vcs−VBE)・1/R ここで1/R=1/R11・(R12/R13−1) ILEAKはトランジスタQ11のベース電流であ
るので、ILEAKはβによつてそのトランジスタの
コレクタ電流I0と関連づけられる。 β ILEAK=I0=(Vcs−VBE)・1/R この関係を上記のレギユレータ出力電圧の式(1)
に代入して次式を得る。 Vcs=IREFR21+m/β・(Vcs−VBE) −R21/R+VBE 代数的処理によつて、次式となる。 (1−mR21/R 1/β)(Vcs−VBE) =IREFR21 しかし、(1−mR21/R 1/β)はおよそ
【式】である。この式は次の2項定理の近似 を用いており、 (1−1/X)n1−n/X ここでXは1以上の数であり、またβについて
は、恒等式 α≡β/(β+1) により、また再び2項定理の近似 (1−1/β)α をバイポーラトランジスタに対して用い処理する
ことにより、表わされる。 したがつて、 または である。 電圧レギユレータはECL回路と接続され、
ECL回路の例が第5図に示されている。この回
路は、2入力ORゲートである。スツチングトラ
ンジスタQ30およびQ31のエミツタは、対向
するスイツチングトランジスタQ37のエミツタ
と接続され、スイツチングトランジスタQ37の
ベースは基準電圧VBBと接続される。この電圧は
入力信号の論理電圧の揺れの中間あたりで固定さ
れ、入力信号は入力端子38および39を介して
受けられる。トランジスタQ30,Q31のうち
の1つをスイツチオンするように入力信号の少な
くとも1つが「ハイ」またはVZEF以上でなけれ
ば、トランジスタQ37はターンオンする。 トランジスタQ32および抵抗素子33によつ
て発生される電流の経路は、トランジスタQ3
0,Q31およびQ37の状態によつて決定され
る。トランジスタQ30,Q31のうちの1つま
たは両方がスイツチオンされると、小電流がトラ
ンジスタQ37および抵抗負荷素子34を流れ
る。出力信号VOUTは、およそVccの「ハイ」出力
信号に上昇する。両入力信号が「ロー」であると
きは、電流はトランジスタQ37および抵抗素子
34を流れ、出力信号VOUTは「ロー」論理レベ
ルに降下する。この出力電圧は、Vccから、トラ
ンジスタQ37のコレクタ電流によつて抵抗素子
34の両端に発生される電圧をマイナスしたもの
である。 電圧レギユレータの第3図に示されたレギユレ
ータ出力端子27は、トランジスタQ32のベー
ス端子に接続され、トランジスタQ32および抵
抗素子33によつて作られる電流発生器を駆動す
るために必要な電圧Vcsを供給する。トランジス
タQ32のエミツタを流れる電流は(Vcs
VBE)/R33であり、ここでR33は抵抗素子33の
抵抗値である。(Vcs−VBE)は、電流源から電圧
レギユレータに供給される電流I0に対し同一であ
るということに注意されたい。この2つの電流
は、互いに追随する。 このエミツタ電流の強度はトランジスタQ32
のコレクタを通つてαによつて減少され、任意の
スイツチングトランジスタQ30,Q31および
Q37のコレクタを流れる電流はさらにαによつ
て減少される。 ECL回路の出力電圧における電圧の動揺は、
抵抗素子34にかかる電圧、または、α2によつて
減少されたトランジスタQ32のエミツタ電流掛
ける抵抗素子34抵抗値{(Vcs−VBE)/R33
α2R34 である。(Vcs−VBE)として上に導出された式(2)
をこれに代入して、 となる。 mR21/R=mR21(R12/R13−1)/R11 を整数に、ここでは2にセツトすることによつ
て、αへの依存が消去される。これは、好ましい
結果である。集積回路の製造において、複トラン
ジスタ集積化された半導体装置におけるαのおよ
そのマツチングは可能であるが、しかし要求され
るαの正確な設定は、この発明なしでは困難であ
る。 ECL回路の電流発生器のための電圧レギユレ
ータに電流を供給するこの発明によつて、ECL
出力電圧および出力電圧動揺の正確な決定が、マ
ツチング抵抗値によつて達成される。第5図の
ORゲートは単にECL回路の一例であり、この発
明はすべてのECL回路に適用されるという事実
に注意されたい。もしECL回路が2段のスイツ
チングトランジスタ、またはこれと同等の
NANDまたはAND回路に見られるような2つの
入力信号レベルを持つならば、論理出力電圧はα3
依存性を持つ。mR21/R=3と置くことにより、
α依存性が消える。 この発明の応用が、第3図にブロツク化されか
つECL回路に対して共通に用いられるタイプの、
(第4図における)特定の電圧レギユレータに関
して示される。第3図に一般化された回路におけ
るのと同様の要素が第4図において現われるとき
には、同一の参照数字が用いられる。回路におけ
る基準電流IREFは、トランジスタQ13およびQ
15のベース・エミツタ接合電圧における差によ
つてセツトされる。 抵抗素子22にかかる電圧は、次式で表わされ
る。 V22=VBE15−VBE13 ここでVBE15およびVBE13はトランジスタQ13
およびQ15のベース・エミツタ接合電圧であ
り、またV22は抵抗素子22にかかる電圧であ
る。周知のように、トランジスタのベース・エミ
ツタ接合電圧は、温度および接合を流れる電波の
電流密度の関数として書かれることができる。し
たがつて上の式は、次式のようになる。 V22=VTln(J15/Js) −VTln(J13/Js) =VTln(J15/J13) ここで、Jsは、集積回路NPNトランジスタに
対する飽和電流密度である。 各々のVBE電圧における抵抗の項により与えら
れる電圧が動作電流密度で無視し得るという合理
的な仮定により、ここでVTはkT/qであり、k
はボルツマン定数であり、Tはカ氏絶対温度であ
り、qは電子の電荷の大きさであり、J15はトラ
ンジスタQ15の電流密度であり、J13はトラン
ジスタQ13の電流密度である。 抵抗値R22を持つ抵抗素子22を流れる電流
は、次式のとおりである。 I22=V22/R22 =(1/R22)VT ln(J15/J13) この回路の一実施例において、トランジスタQ
13のベース・エミツタ接合領域をトランジスタ
Q15のベース・エミツタ接合領域の4倍の大き
さとし、トランジスタQ13を流れる電流の4倍
の電流をトランジスタQ15に流すことによつ
て、16の電流密度率が用いられる。抵抗22に
流れる電流は、以下のようになる。 I22=1/R22 VT ln 16 IREFはトランジスタQ13のコレクタを流れる
電流であり、トランジスタQ13のエミツタ電流
I22掛けるαと等しい。 IREF=α 1/R22 VT ln 16 IREFをECL出力電圧動揺に対し導出された式(3)
に代入すると、出力電圧は以下のようになる。 したがつて、第5図に示されたECL回路に対
し、α依存性を消去するためには、mR21/R−
1は2と等しくなければならない。同様に、
mR21/R−1=3は、2段スイツチングトラン
ジスタを持つECL回路のα依存性を消す。 この発明はNPNトランジスタに関し議論され
てきたが、動作電圧などを適当に変更してPNP
トランジスタで形成されてもよいということは当
業者にとつて明らかであろう。 したがつて、この発明は好ましい実施例に関し
て特定的に示されかつ説明されてきたが、種々の
変更がこの発明の精神から逸脱することなくなさ
れ得るということが当業者によつて理解されよ
う。したがつてこの発明は、添付の請求の範囲に
よつてのみ限定される発明に対し排地権が許可さ
れることを意図する。
JP57502526A 1981-07-20 1982-07-12 電流源回路 Granted JPS58501343A (ja)

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US06/285,180 US4414502A (en) 1981-07-20 1981-07-20 Current source circuit

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JPS58501343A JPS58501343A (ja) 1983-08-11
JPH0228165B2 true JPH0228165B2 (ja) 1990-06-21

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US (1) US4414502A (ja)
EP (1) EP0084556B1 (ja)
JP (1) JPS58501343A (ja)
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