JP2932892B2 - 超高圧発生装置 - Google Patents
超高圧発生装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B9/00—Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members
- F04B9/08—Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid
- F04B9/10—Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid the fluid being liquid
- F04B9/109—Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid the fluid being liquid having plural pumping chambers
- F04B9/117—Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid the fluid being liquid having plural pumping chambers the pumping members not being mechanically connected to each other
- F04B9/1172—Piston machines or pumps characterised by the driving or driven means to or from their working members the means being fluid the fluid being liquid having plural pumping chambers the pumping members not being mechanically connected to each other the movement of each pump piston in the two directions being obtained by a double-acting piston liquid motor
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウォータジェット式切
断装置などに用いられる超高圧発生装置に関する。
断装置などに用いられる超高圧発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ウォータジェット式切断装置に用
いられる超高圧発生装置として、例えば図4に示すよう
なものが知られている(特開昭63−39799号公
報)。この超高圧発生装置は、複動油圧シリンダ62の
ピストンPの両側のロッドP1,P2を水加圧用のプラン
ジャ室C3,C4に嵌装してブースタ61とし、プランジ
ャ室の先端のポートを、吸込用チェック弁63,64を
介して水供給ポンプ65の水供給ライン66に並列接続
するとともに、吐出用チェック弁67,68を介してア
キュムレータ70,ノズル開閉弁71,噴流ノズル72が
順次介設された超高圧の水吐出ライン69に並列接続し
ている。一方、油圧シリンダ62のシリンダ室の両端の
ポートと、油圧ポンプ73との間には、ピストンの往復
動を切り換える2位置切換弁74を設ける。また、噴流
ノズル72から被切断材料76を載せた移動台75の移
動方向(図中の矢印X,Y参照)に僅に隔てて空気ノズル
77,78を固定し、これらの空気ノズルを各開閉弁7
9,80を介して空気圧源81に接続している。なお、
水供給ライン66と水タンク82の間、および油圧ポン
プ73のメインライン83と油タンク84の間には、夫
々リリーフ弁85,86を設けている。
いられる超高圧発生装置として、例えば図4に示すよう
なものが知られている(特開昭63−39799号公
報)。この超高圧発生装置は、複動油圧シリンダ62の
ピストンPの両側のロッドP1,P2を水加圧用のプラン
ジャ室C3,C4に嵌装してブースタ61とし、プランジ
ャ室の先端のポートを、吸込用チェック弁63,64を
介して水供給ポンプ65の水供給ライン66に並列接続
するとともに、吐出用チェック弁67,68を介してア
キュムレータ70,ノズル開閉弁71,噴流ノズル72が
順次介設された超高圧の水吐出ライン69に並列接続し
ている。一方、油圧シリンダ62のシリンダ室の両端の
ポートと、油圧ポンプ73との間には、ピストンの往復
動を切り換える2位置切換弁74を設ける。また、噴流
ノズル72から被切断材料76を載せた移動台75の移
動方向(図中の矢印X,Y参照)に僅に隔てて空気ノズル
77,78を固定し、これらの空気ノズルを各開閉弁7
9,80を介して空気圧源81に接続している。なお、
水供給ライン66と水タンク82の間、および油圧ポン
プ73のメインライン83と油タンク84の間には、夫
々リリーフ弁85,86を設けている。
【0003】いま、2位置切換弁74をシンボル位置V
1にして油圧ポンプ73を駆動すると、シリンダ室C1に
圧油が供給され,シリンダ室C2の圧油が油タンク84に
排出されて、ピストンPが右へ移動し、プランジャ室C
4内の水がロッドP2によって加圧され、ピストンPとロ
ッドP2の断面積比に応じて増圧される。ブースタ61
によって超高圧(例えば3000kgf/cm2)に増圧された水
は、チェック弁68,アキュムレータ70およびシンボ
ル位置V11にあるノズル開閉弁71を経て噴流ノズル7
2から被切断材料76に向けて噴射される。また、ピス
トンPの右移動で負圧になったプランジャ室C3には、
水供給ポンプ65からチェック弁63を経て水が吸い込
まれる。次に、2位置切換弁74をシンボル位置V2に
切り換えると、油圧ポンプ73からの圧油はシリンダ室
C2に供給されて、ピストンPを左へ移動させ、ロッド
P1によってプランジャ室C3内の水が加圧され、増圧さ
れた超高圧水は、チェック弁67等を経て同様に被切断
材料76に向けて噴射される。また、負圧になったプラ
ンジャ室C4には、水供給ポンプ65から水が吸い込ま
れる。
1にして油圧ポンプ73を駆動すると、シリンダ室C1に
圧油が供給され,シリンダ室C2の圧油が油タンク84に
排出されて、ピストンPが右へ移動し、プランジャ室C
4内の水がロッドP2によって加圧され、ピストンPとロ
ッドP2の断面積比に応じて増圧される。ブースタ61
によって超高圧(例えば3000kgf/cm2)に増圧された水
は、チェック弁68,アキュムレータ70およびシンボ
ル位置V11にあるノズル開閉弁71を経て噴流ノズル7
2から被切断材料76に向けて噴射される。また、ピス
トンPの右移動で負圧になったプランジャ室C3には、
水供給ポンプ65からチェック弁63を経て水が吸い込
まれる。次に、2位置切換弁74をシンボル位置V2に
切り換えると、油圧ポンプ73からの圧油はシリンダ室
C2に供給されて、ピストンPを左へ移動させ、ロッド
P1によってプランジャ室C3内の水が加圧され、増圧さ
れた超高圧水は、チェック弁67等を経て同様に被切断
材料76に向けて噴射される。また、負圧になったプラ
ンジャ室C4には、水供給ポンプ65から水が吸い込ま
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記超高圧発生
装置は、プランジャ室C3,C4内の水を3000kgf/cm2も
の超高圧にまで加圧するものであるから、このプランジ
ャ室内を摺動するロッドP1,P2に嵌着したシールが、
長時間の使用により摩耗し、破損する。このような状態
になっても装置の運転を続行できるよう、図4の油圧,
水圧回路に切換接続できる予備ブースタを備えておく必
要がある。ところが、上記超高圧発生装置は、両ロッド
形油圧シリンダ62の両側に超高圧のプランジャ室をも
つブースタであるから、片側のシールが摩耗,破損すれ
ば、ブースタ61全体が使用できなくなる。このため、
同一構造の予備ブースタを1基備ている。即ち、予備ブ
ースタは、1つのプランジャ室を備えたブースタで済む
ところ、従来のブースタは、一対のプランジャ室を有す
る両ロッド形シリンダで構成したものであるから、製造
コストの上昇のみならず、装置の大型化をもたらすとい
う問題がある。
装置は、プランジャ室C3,C4内の水を3000kgf/cm2も
の超高圧にまで加圧するものであるから、このプランジ
ャ室内を摺動するロッドP1,P2に嵌着したシールが、
長時間の使用により摩耗し、破損する。このような状態
になっても装置の運転を続行できるよう、図4の油圧,
水圧回路に切換接続できる予備ブースタを備えておく必
要がある。ところが、上記超高圧発生装置は、両ロッド
形油圧シリンダ62の両側に超高圧のプランジャ室をも
つブースタであるから、片側のシールが摩耗,破損すれ
ば、ブースタ61全体が使用できなくなる。このため、
同一構造の予備ブースタを1基備ている。即ち、予備ブ
ースタは、1つのプランジャ室を備えたブースタで済む
ところ、従来のブースタは、一対のプランジャ室を有す
る両ロッド形シリンダで構成したものであるから、製造
コストの上昇のみならず、装置の大型化をもたらすとい
う問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、1つのプランジ
ャ室を有する片ロッド形油圧シリンダで構成した2基で
超高圧発生装置を構成し、この装置に上記ブースタと同
じ構造の予備ブースタを並列接続することによって、製
造コストの低減と装置の小型化を図ることができる超高
圧発生装置を提供することにある。
ャ室を有する片ロッド形油圧シリンダで構成した2基で
超高圧発生装置を構成し、この装置に上記ブースタと同
じ構造の予備ブースタを並列接続することによって、製
造コストの低減と装置の小型化を図ることができる超高
圧発生装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の超高圧発生装置は、図1に例示するよう
に、片ロッド形油圧シリンダ7a,7b,7cのロッド側
にプランジャ室4a,4b,4cを形成し、このプランジ
ャ室4a,4b,4cに吸い込んだ水を加圧して吐出する第
1ブースタ1,第2ブースタ2および予備ブースタ3
と、上記第1,第2,予備ブースタ1,2,3の各油圧シリ
ンダ 7a,7b,7cと油圧源11,12との間に、各油
圧シリンダ7a,7b,7cを往復動させるように介設さ
れ、加圧,予加圧,吸込の3つの切換位置を夫々がもつ第
1切換手段13,第2切換手段14,予備切換手段15
と、上記第1,第2,予備ブースタ1,2,3に、加圧行程
端近傍の位置を検出するように夫々設けられた第1,第
2,予備の往動センサ41,42,43および吸込行程端
近傍の位置を検出するように夫々設けられた第1,第2,
予備の復動センサ41',42',43'と、上記第1,第
2,予備ブースタから選ばれた2つのブースタの一方の
加圧行程下で、他方のブースタの復動センサの検出信号
を受けて、他方のブースタの切換手段を吸込位置から予
加圧位置に切り換え、次いで一方のブースタの往動セン
サの検出信号を受けて、一方のブースタの切換手段を加
圧位置から吸込位置に、他方のブースタの切換手段を予
加圧位置から加圧位置に夫々切り換える制御手段40
と、上記各切換手段13,14,15と上記油圧源11,
12を接続する各吐出ライン17,18,19,16に介
設された開閉弁20,21,23,22とを備えたことを
特徴とする。
め、本発明の超高圧発生装置は、図1に例示するよう
に、片ロッド形油圧シリンダ7a,7b,7cのロッド側
にプランジャ室4a,4b,4cを形成し、このプランジ
ャ室4a,4b,4cに吸い込んだ水を加圧して吐出する第
1ブースタ1,第2ブースタ2および予備ブースタ3
と、上記第1,第2,予備ブースタ1,2,3の各油圧シリ
ンダ 7a,7b,7cと油圧源11,12との間に、各油
圧シリンダ7a,7b,7cを往復動させるように介設さ
れ、加圧,予加圧,吸込の3つの切換位置を夫々がもつ第
1切換手段13,第2切換手段14,予備切換手段15
と、上記第1,第2,予備ブースタ1,2,3に、加圧行程
端近傍の位置を検出するように夫々設けられた第1,第
2,予備の往動センサ41,42,43および吸込行程端
近傍の位置を検出するように夫々設けられた第1,第2,
予備の復動センサ41',42',43'と、上記第1,第
2,予備ブースタから選ばれた2つのブースタの一方の
加圧行程下で、他方のブースタの復動センサの検出信号
を受けて、他方のブースタの切換手段を吸込位置から予
加圧位置に切り換え、次いで一方のブースタの往動セン
サの検出信号を受けて、一方のブースタの切換手段を加
圧位置から吸込位置に、他方のブースタの切換手段を予
加圧位置から加圧位置に夫々切り換える制御手段40
と、上記各切換手段13,14,15と上記油圧源11,
12を接続する各吐出ライン17,18,19,16に介
設された開閉弁20,21,23,22とを備えたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】油圧源11,12と予備切換手段15の間の吐
出ライン19,16に介設された開閉弁23,22を閉
じ、油圧源11,12と第1,第2切換手段13,14の
間の各吐出ライン17,18に夫々介設された開閉弁2
0,21を開いて、油圧源11,12から第1,第2切換
手段13,14を経て第1,第2ブースタ1,2の油圧シ
リンダ7a,7bに圧油を給排する。このとき、第1切換
手段13が加圧の切換位置に,第2切換手段14が吸込
の切換位置にあるとすると、第1ブースタ1のプランジ
ャ室4aから高圧の加圧水が吐出される一方、第2ブー
スタ2のプランジャ室4bに水が吸い込まれる。第2ブ
ースタ2が吸込行程端近傍まで作動してくると、これを
検出した第2復動センサ42'は検出信号を発し、この
検出信号を受けた制御手段40は、第2切換手段14を
予加圧位置に切り換える。これにより、第1ブースタ1
が加圧行程端近傍の第1往動センサ41に達して高圧加
圧水の吐出を略終える時点で、予加圧行程が進んだ第2
ブースタ2は、プランジャ室4bから高圧の加圧水を吐
出しうる状態になっている。そして、第1往動センサ4
1の検出信号を受けた制御手段40は、第1切換手段1
3を加圧から吸込の切換位置に、また第2切換手段14
を予加圧から加圧の切換位置に夫々切り換える。従っ
て、第1ブースタ1は、加圧から吸込行程に変わり、第
2ブースタ2は、予加圧から加圧行程に変わって、吐出
される超高圧水の水圧変動は、アキュムレータがなくと
も大幅に低減される。以降は、第2ブースタ2が加圧,
第1ブースタ1が吸込の行程を行なうので、第1復動セ
ンサ41',第2往動センサ42が上述の順で同様に働い
て、制御手段40により第1切換手段13がまず予加圧
位置に、次いで第2切換手段14が吸込位置,第1切換
手段13が加圧位置に夫々切り換えられ、吐出される超
高圧水の水圧変動が、同様に低減される。いま、長時間
使用により、例えば第2ブースタ2の油圧シリンダ7b
のシールが摩耗,破損したとすると、使用者は、第2切
換手段14の上流側の開閉弁21を閉じ、代わって予備
切換手段15の上流側の開閉弁22を開く。これによ
り、油圧源11,12から第1,予備切換手段13,15
を経て第1,予備ブースタ1,3の油圧シリンダ7a,7c
に圧油が給排されて、上記両油圧シリンダ7a,7cの交
互の加圧動作で、水圧変動の少ない超高の加圧水が吐出
されることになる。このように、両ロッド形油圧シリン
ダをもつ予備ブースタを1基でなく、片ロッド形油圧シ
リンダをもつ予備ブースタを1基追加するだけで、第
1,第2ブースタのうち、いずれかのシールに摩耗,破損
があってもこれに対処でき、装置の低廉化と小型化を図
りつつ、運転を続行できる。
出ライン19,16に介設された開閉弁23,22を閉
じ、油圧源11,12と第1,第2切換手段13,14の
間の各吐出ライン17,18に夫々介設された開閉弁2
0,21を開いて、油圧源11,12から第1,第2切換
手段13,14を経て第1,第2ブースタ1,2の油圧シ
リンダ7a,7bに圧油を給排する。このとき、第1切換
手段13が加圧の切換位置に,第2切換手段14が吸込
の切換位置にあるとすると、第1ブースタ1のプランジ
ャ室4aから高圧の加圧水が吐出される一方、第2ブー
スタ2のプランジャ室4bに水が吸い込まれる。第2ブ
ースタ2が吸込行程端近傍まで作動してくると、これを
検出した第2復動センサ42'は検出信号を発し、この
検出信号を受けた制御手段40は、第2切換手段14を
予加圧位置に切り換える。これにより、第1ブースタ1
が加圧行程端近傍の第1往動センサ41に達して高圧加
圧水の吐出を略終える時点で、予加圧行程が進んだ第2
ブースタ2は、プランジャ室4bから高圧の加圧水を吐
出しうる状態になっている。そして、第1往動センサ4
1の検出信号を受けた制御手段40は、第1切換手段1
3を加圧から吸込の切換位置に、また第2切換手段14
を予加圧から加圧の切換位置に夫々切り換える。従っ
て、第1ブースタ1は、加圧から吸込行程に変わり、第
2ブースタ2は、予加圧から加圧行程に変わって、吐出
される超高圧水の水圧変動は、アキュムレータがなくと
も大幅に低減される。以降は、第2ブースタ2が加圧,
第1ブースタ1が吸込の行程を行なうので、第1復動セ
ンサ41',第2往動センサ42が上述の順で同様に働い
て、制御手段40により第1切換手段13がまず予加圧
位置に、次いで第2切換手段14が吸込位置,第1切換
手段13が加圧位置に夫々切り換えられ、吐出される超
高圧水の水圧変動が、同様に低減される。いま、長時間
使用により、例えば第2ブースタ2の油圧シリンダ7b
のシールが摩耗,破損したとすると、使用者は、第2切
換手段14の上流側の開閉弁21を閉じ、代わって予備
切換手段15の上流側の開閉弁22を開く。これによ
り、油圧源11,12から第1,予備切換手段13,15
を経て第1,予備ブースタ1,3の油圧シリンダ7a,7c
に圧油が給排されて、上記両油圧シリンダ7a,7cの交
互の加圧動作で、水圧変動の少ない超高の加圧水が吐出
されることになる。このように、両ロッド形油圧シリン
ダをもつ予備ブースタを1基でなく、片ロッド形油圧シ
リンダをもつ予備ブースタを1基追加するだけで、第
1,第2ブースタのうち、いずれかのシールに摩耗,破損
があってもこれに対処でき、装置の低廉化と小型化を図
りつつ、運転を続行できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は、本発明の超高圧発生装置を用いたウォ
ータジェット式切断装置を示す回路図である。この超高
圧発生装置は、超高圧の水吐出ライン9に、吐出用チェ
ック弁6a,6b,6cを介して互いに並列に第1ブースタ
1と第2ブースタ2と予備ブースタ3を接続しており、
各ブースタ1,2,3は、夫々油圧シリンダ7a,7b,7c
の往復動によって、給水ライン8から吸込用チェック弁
5a,5b,5cを経て水加圧用のプランジャ室4a,4b,4c
に吸い込んだ水を超高圧に加圧して、水吐出ライン9に
吐出する。
明する。図1は、本発明の超高圧発生装置を用いたウォ
ータジェット式切断装置を示す回路図である。この超高
圧発生装置は、超高圧の水吐出ライン9に、吐出用チェ
ック弁6a,6b,6cを介して互いに並列に第1ブースタ
1と第2ブースタ2と予備ブースタ3を接続しており、
各ブースタ1,2,3は、夫々油圧シリンダ7a,7b,7c
の往復動によって、給水ライン8から吸込用チェック弁
5a,5b,5cを経て水加圧用のプランジャ室4a,4b,4c
に吸い込んだ水を超高圧に加圧して、水吐出ライン9に
吐出する。
【0009】上記第1ブースタ1と可変容量形の第1油
圧ポンプ11の間に、加圧,予加圧,吸込の切換位置もつ
3位置切換弁13を配置し、そのPポートを、開閉弁2
0とチェック弁25を介設した第1油圧ポンプ11の吐
出ライン17に、そのAポートを、第1ブースタ1の油
圧シリンダ7aのヘッド室側ポートに連なるライン27
にそれぞれ接続する。同様に、第2ブースタ2と可変容
量形の第2油圧ポンプ12の間に、同様の3位置切換弁
14を配置し、そのPポートを、開閉弁21とチェック
弁24を介設した第2油圧ポンプ12の吐出ライン18
に、そのAポートを、第2ブースタ2の油圧シリンダ7
bのヘッド室側ポートに連なるライン28に夫々接続す
る。さらに、予備ブースタ3のための同様の3位置切換
弁15を配置し、そのPポートを、開閉弁23を介設し
たライン19と開閉弁22を介設したライン16によ
り、夫々吐出ライン17と18に接続するとともに、そ
のAポートを、予備ブースタ3の油圧シリンダ7cのヘ
ッド室側ポートに連なるライン26に接続している。か
くて、上記3位置切換弁13,14,15が、対応するブ
ースタ1,2,3の油圧シリンダ7を往復動させる第1切
換手段,第2切換手段,予備切換手段を構成し、第1,第
2油圧ポンプ11,12とタンク10が、油圧源を構成
する。
圧ポンプ11の間に、加圧,予加圧,吸込の切換位置もつ
3位置切換弁13を配置し、そのPポートを、開閉弁2
0とチェック弁25を介設した第1油圧ポンプ11の吐
出ライン17に、そのAポートを、第1ブースタ1の油
圧シリンダ7aのヘッド室側ポートに連なるライン27
にそれぞれ接続する。同様に、第2ブースタ2と可変容
量形の第2油圧ポンプ12の間に、同様の3位置切換弁
14を配置し、そのPポートを、開閉弁21とチェック
弁24を介設した第2油圧ポンプ12の吐出ライン18
に、そのAポートを、第2ブースタ2の油圧シリンダ7
bのヘッド室側ポートに連なるライン28に夫々接続す
る。さらに、予備ブースタ3のための同様の3位置切換
弁15を配置し、そのPポートを、開閉弁23を介設し
たライン19と開閉弁22を介設したライン16によ
り、夫々吐出ライン17と18に接続するとともに、そ
のAポートを、予備ブースタ3の油圧シリンダ7cのヘ
ッド室側ポートに連なるライン26に接続している。か
くて、上記3位置切換弁13,14,15が、対応するブ
ースタ1,2,3の油圧シリンダ7を往復動させる第1切
換手段,第2切換手段,予備切換手段を構成し、第1,第
2油圧ポンプ11,12とタンク10が、油圧源を構成
する。
【0010】各3位置切換弁13,14,15は、P,R,
A,Bの各ポートが、図示の左側位置つまり加圧位置で
PA,RB接続、右側位置つまり吸込位置でPB,RA接
続、中立位置つまり予加圧位置でPA間が絞り29をも
つ通路で接続され,かつRB間が閉鎖されるようになっ
ている。3位置切換弁13,14,15のRポートは、ク
ーラ31とフィルタ32を介設した共通の戻りライン3
0に接続される。また、3つの油圧シリンダ7a,7b,7
cのロッド室側ポートは、上記戻りライン30に向かっ
て順方向になるように背圧設定用のチェック弁32を介
設した共通のライン31によって、戻りライン30に接
続される。更に、上記共通のライン31のチェック弁3
2より油圧シリンダ側を、3位置切換弁に向かって流れ
を阻止するようにチェック弁36,37,38を介設した
ライン33,34,35によって、各3位置切換弁13,
14,15のBポートに接続している。
A,Bの各ポートが、図示の左側位置つまり加圧位置で
PA,RB接続、右側位置つまり吸込位置でPB,RA接
続、中立位置つまり予加圧位置でPA間が絞り29をも
つ通路で接続され,かつRB間が閉鎖されるようになっ
ている。3位置切換弁13,14,15のRポートは、ク
ーラ31とフィルタ32を介設した共通の戻りライン3
0に接続される。また、3つの油圧シリンダ7a,7b,7
cのロッド室側ポートは、上記戻りライン30に向かっ
て順方向になるように背圧設定用のチェック弁32を介
設した共通のライン31によって、戻りライン30に接
続される。更に、上記共通のライン31のチェック弁3
2より油圧シリンダ側を、3位置切換弁に向かって流れ
を阻止するようにチェック弁36,37,38を介設した
ライン33,34,35によって、各3位置切換弁13,
14,15のBポートに接続している。
【0011】一方、上記第1の油圧シリンダ7aには、
往動つまり加圧行程にあるピストンが加圧行程端近傍に
達したことを検出する近接スイッチ等からなる第1往動
センサ41と、復動つまり吸込行程にあるピストンが吸
込行程端近傍に達したことを検出する近傍スイッチ等か
らなる第1復動センサ41'をそれぞれ設けている。ま
た、第2の油圧シリンダ7bおよび予備の油圧シリンダ
7cにも、同様の第2往動センサ42と第2復動センサ
42'、および予備往動センサ43と予備復動センサ4
3'を夫々設けている。上記各センサの取付位置の関係
は、縦軸に吸込行程(復動)7bのストロークの時間変化
を表わした図3によって次のように説明される。即ち、
図3中の右下がりの実線で示す第1の油圧シリンダ7a
が、第1復動センサ41'に達したとき、第1の3位置
切換弁13を右側位置から中立位置にして第1の油圧シ
リンダ7aに圧油を供給すれば、図3中の右上がりの破
線で示す第2の油圧シリンダ7bが加圧行程端の第2往
動センサ42に達する以前に、第1の油圧シリンダ7a
の加圧行程が、図中の右上がりの実線で示すように全行
程の9%まで進行して、第1ブースタ1のプランジャ室
4a内の水圧が所定の超高圧の吐出圧になっている。逆
に、第2の油圧シリンダ7b,予備の油圧シリンダ7c
が、夫々第2復動センサ42',予備復動センサ43'に
達して、予加圧,加圧行程に切り換わって第2往動セン
サ41,予備往動センサ43に達する間についても、同
様のことが言えるのは図3から明らかであろう。
往動つまり加圧行程にあるピストンが加圧行程端近傍に
達したことを検出する近接スイッチ等からなる第1往動
センサ41と、復動つまり吸込行程にあるピストンが吸
込行程端近傍に達したことを検出する近傍スイッチ等か
らなる第1復動センサ41'をそれぞれ設けている。ま
た、第2の油圧シリンダ7bおよび予備の油圧シリンダ
7cにも、同様の第2往動センサ42と第2復動センサ
42'、および予備往動センサ43と予備復動センサ4
3'を夫々設けている。上記各センサの取付位置の関係
は、縦軸に吸込行程(復動)7bのストロークの時間変化
を表わした図3によって次のように説明される。即ち、
図3中の右下がりの実線で示す第1の油圧シリンダ7a
が、第1復動センサ41'に達したとき、第1の3位置
切換弁13を右側位置から中立位置にして第1の油圧シ
リンダ7aに圧油を供給すれば、図3中の右上がりの破
線で示す第2の油圧シリンダ7bが加圧行程端の第2往
動センサ42に達する以前に、第1の油圧シリンダ7a
の加圧行程が、図中の右上がりの実線で示すように全行
程の9%まで進行して、第1ブースタ1のプランジャ室
4a内の水圧が所定の超高圧の吐出圧になっている。逆
に、第2の油圧シリンダ7b,予備の油圧シリンダ7c
が、夫々第2復動センサ42',予備復動センサ43'に
達して、予加圧,加圧行程に切り換わって第2往動セン
サ41,予備往動センサ43に達する間についても、同
様のことが言えるのは図3から明らかであろう。
【0012】さらに、本発明の超高圧発生装置には、図
1に示すように、上記各センサ41,41',42,42',
43,43'からの検出信号を受けて、3位置切換弁1
3,14,15を切換制御する制御部40を設けている。
この制御部40は、例えば吐出ライン17,18の開閉
弁20,21が開いて、第1,第2ブースタ1,2が動作
状態にある場合、第1の3位置切換弁13が図示の左側
位置に位置して第1ブースタ1が加圧行程にあるとき、
第2復動センサ42'からの検出信号を受けて、第2の
3位置切換弁14を右側位置から中立位置に切り換え、
次いで第1往動センサ41の検出信号を受けて、第1の
3位置切換弁13を左側位置から右側位置に、第2の3
位置切換弁14を中立位置から左側位置に夫々切り換
え、また、第2の3位置切換弁14が図示の左側位置に
位置して第2ブースタ2が加圧行程にあるとき、第1復
動センサ41'の検出信号を受けて、第1の3位置切換
弁13を右側位置から中立位置に切り換え、次いで第2
往動センサ42の検出信号を受けて、第2の3位置切換
弁14を左側位置から右側位置に、第1の3位置切換弁
13を中立位置から左側位置に夫々切り換える。
1に示すように、上記各センサ41,41',42,42',
43,43'からの検出信号を受けて、3位置切換弁1
3,14,15を切換制御する制御部40を設けている。
この制御部40は、例えば吐出ライン17,18の開閉
弁20,21が開いて、第1,第2ブースタ1,2が動作
状態にある場合、第1の3位置切換弁13が図示の左側
位置に位置して第1ブースタ1が加圧行程にあるとき、
第2復動センサ42'からの検出信号を受けて、第2の
3位置切換弁14を右側位置から中立位置に切り換え、
次いで第1往動センサ41の検出信号を受けて、第1の
3位置切換弁13を左側位置から右側位置に、第2の3
位置切換弁14を中立位置から左側位置に夫々切り換
え、また、第2の3位置切換弁14が図示の左側位置に
位置して第2ブースタ2が加圧行程にあるとき、第1復
動センサ41'の検出信号を受けて、第1の3位置切換
弁13を右側位置から中立位置に切り換え、次いで第2
往動センサ42の検出信号を受けて、第2の3位置切換
弁14を左側位置から右側位置に、第1の3位置切換弁
13を中立位置から左側位置に夫々切り換える。
【0013】また、制御部40は、開閉弁20,22が
開いて、第1,予備ブースタ1,3が動作状態にある場合
は、第1,予備の3位置切換弁13,15を、開閉弁2
1,23が開いて、第2,予備ブースタ2,3が動作状態
にある場合は、第2,予備の3位置切換弁14,15を夫
々上述と同様に切換制御する。
開いて、第1,予備ブースタ1,3が動作状態にある場合
は、第1,予備の3位置切換弁13,15を、開閉弁2
1,23が開いて、第2,予備ブースタ2,3が動作状態
にある場合は、第2,予備の3位置切換弁14,15を夫
々上述と同様に切換制御する。
【0014】一例として、第1,第2の3位置切換弁1
3,14は、上記制御部40によって、次のように制御
される。即ち、図3の時刻t1において、それまで図1の
中立位置にあった第1の3位置切換弁13は、第2の往
動センサ30の検出信号により左側位置に切り換わり、
吐出圧力が例えば3000kgf/cm2のとき,それまで低速で
全加圧行程の9%まで進んできた第1ブースタ1は高速
の加圧行程(図3の実線参照)に入る一方、それまで図1
の左側位置にあった第2の3位置切換弁14は、第2往
動センサ42の検出信号により右側位置に切り換わっ
て、第2ブースタ2は加圧行程から吸込行程(図3の破
線参照)に入る(図2(A)参照)。次に、図3の時刻t2に
おいて、第2復動センサ42'がピストンの接近を検出
すると、第2の3位置切換弁14が図1の中立位置に切
り換えられ、吸込行程端に達していた第2ブースタ2
は、絞り29を経る給油で低速の加圧行程(予加圧行程)
に入る(図2(B)参照)。
3,14は、上記制御部40によって、次のように制御
される。即ち、図3の時刻t1において、それまで図1の
中立位置にあった第1の3位置切換弁13は、第2の往
動センサ30の検出信号により左側位置に切り換わり、
吐出圧力が例えば3000kgf/cm2のとき,それまで低速で
全加圧行程の9%まで進んできた第1ブースタ1は高速
の加圧行程(図3の実線参照)に入る一方、それまで図1
の左側位置にあった第2の3位置切換弁14は、第2往
動センサ42の検出信号により右側位置に切り換わっ
て、第2ブースタ2は加圧行程から吸込行程(図3の破
線参照)に入る(図2(A)参照)。次に、図3の時刻t2に
おいて、第2復動センサ42'がピストンの接近を検出
すると、第2の3位置切換弁14が図1の中立位置に切
り換えられ、吸込行程端に達していた第2ブースタ2
は、絞り29を経る給油で低速の加圧行程(予加圧行程)
に入る(図2(B)参照)。
【0015】さらに、図3の時刻t3において、第1ブー
スタ1が加圧行程端に達して、第1の3位置切換弁13
が、第1往動センサ41の検出信号により図1の右側位
置に切り換えられるとき、全加圧行程の9%まで低速で
進んできた第2ブースタ2は、第2の3位置切換弁14
が、第1往動センサ41の検出信号により左側位置に切
り換えられることにより、高速の加圧行程に入るのであ
る(図2(C)参照)。なお、第1,第2,予備ブースタ1,
2,3は、3位置切換弁13,14,15の絞り29によ
って、全加圧行程の9%まで低速で進んできたとき、プ
ランジャ室4内の水圧が、所定の超高圧(例えば3000kgf
/cm2)の吐出圧に達するようになっている。また、上記
制御部40による第1,予備の3位置切換弁13,15の
切換制御、および第2,予備の3位置切換弁14,15の
切換制御も、上述と同様であるのは言うまでもない。
スタ1が加圧行程端に達して、第1の3位置切換弁13
が、第1往動センサ41の検出信号により図1の右側位
置に切り換えられるとき、全加圧行程の9%まで低速で
進んできた第2ブースタ2は、第2の3位置切換弁14
が、第1往動センサ41の検出信号により左側位置に切
り換えられることにより、高速の加圧行程に入るのであ
る(図2(C)参照)。なお、第1,第2,予備ブースタ1,
2,3は、3位置切換弁13,14,15の絞り29によ
って、全加圧行程の9%まで低速で進んできたとき、プ
ランジャ室4内の水圧が、所定の超高圧(例えば3000kgf
/cm2)の吐出圧に達するようになっている。また、上記
制御部40による第1,予備の3位置切換弁13,15の
切換制御、および第2,予備の3位置切換弁14,15の
切換制御も、上述と同様であるのは言うまでもない。
【0016】以上の超高圧発生装置を用いたウォータジ
ェット式切断装置は、図1に示すように、第1,第2,予
備ブースタ1,2,3に吐出用チェック弁6a,6b,6cを
介して連なる水吐出ライン9に、先端に向かって順次介
設した開閉弁44と噴流ノズル45からなり、噴流ノズ
ル45から噴射される超高圧水によって被切断材料46
を切断するようになっている。
ェット式切断装置は、図1に示すように、第1,第2,予
備ブースタ1,2,3に吐出用チェック弁6a,6b,6cを
介して連なる水吐出ライン9に、先端に向かって順次介
設した開閉弁44と噴流ノズル45からなり、噴流ノズ
ル45から噴射される超高圧水によって被切断材料46
を切断するようになっている。
【0017】上記構成の超高圧発生装置の動作を、ウォ
ータジェット式切断装置の動作説明を兼ねて、図2を参
照しつつ次に述べる。いま、吐出ライン17,18の開
閉弁20,21が開かれ、ライン16,19の開閉弁2
2,23が閉じられて、第1,第2ブースタ1,2が動作
状態にあり、予備ブースタ3が停止状態にあるものとす
る。すると、第2ブースタ2のピストンが図2(A)に示
す加圧行程端に達する以前に、第1ブースタ1のピスト
ンが第1復動センサ41'を通過した時点で、このセン
サからの通過検出信号を受けた制御部40は、第1の3
位置切換弁13を右側位置から中立位置に切り換え、こ
れにより第1ブースタ1は、吸込行程から絞り29によ
る低速の加圧行程(予加圧行程)に入り、図2(A)に示す
第2ブースタ2が加圧行程端に達した時点で、第1ブー
スタ1は、吐出圧力が例えば3000kgf/cm2の場合は,全
加圧行程の9%だけ進んで、プランジャ室4aから上記
吐出圧力の加圧水を吐出する状態になっている。つま
り、第2ブースタ2が超高圧加圧水の吐出を終える時点
で、第1ブースタ1から超高圧加圧水が吐出されるの
で、水吐出ライン9内の水圧変動は、アキュムレータ7
0(図4参照)が介設されていなくとも低減され、先端の
噴流ノズル45(図1参照)から被切断材料46に脈動の
少ない超高圧水が噴射される。そして、第2往動センサ
42の検出信号を受けた制御部40は、第2の3位置切
換弁14を左側位置から右側位置に、また第1の3位置
切換弁13を中立位置から左側位置に夫々切り換える。
かくて、第2ブースタ2は、吸込行程に変わり、第1ブ
ースタ1は、高速の加圧行程に変わる。
ータジェット式切断装置の動作説明を兼ねて、図2を参
照しつつ次に述べる。いま、吐出ライン17,18の開
閉弁20,21が開かれ、ライン16,19の開閉弁2
2,23が閉じられて、第1,第2ブースタ1,2が動作
状態にあり、予備ブースタ3が停止状態にあるものとす
る。すると、第2ブースタ2のピストンが図2(A)に示
す加圧行程端に達する以前に、第1ブースタ1のピスト
ンが第1復動センサ41'を通過した時点で、このセン
サからの通過検出信号を受けた制御部40は、第1の3
位置切換弁13を右側位置から中立位置に切り換え、こ
れにより第1ブースタ1は、吸込行程から絞り29によ
る低速の加圧行程(予加圧行程)に入り、図2(A)に示す
第2ブースタ2が加圧行程端に達した時点で、第1ブー
スタ1は、吐出圧力が例えば3000kgf/cm2の場合は,全
加圧行程の9%だけ進んで、プランジャ室4aから上記
吐出圧力の加圧水を吐出する状態になっている。つま
り、第2ブースタ2が超高圧加圧水の吐出を終える時点
で、第1ブースタ1から超高圧加圧水が吐出されるの
で、水吐出ライン9内の水圧変動は、アキュムレータ7
0(図4参照)が介設されていなくとも低減され、先端の
噴流ノズル45(図1参照)から被切断材料46に脈動の
少ない超高圧水が噴射される。そして、第2往動センサ
42の検出信号を受けた制御部40は、第2の3位置切
換弁14を左側位置から右側位置に、また第1の3位置
切換弁13を中立位置から左側位置に夫々切り換える。
かくて、第2ブースタ2は、吸込行程に変わり、第1ブ
ースタ1は、高速の加圧行程に変わる。
【0018】次に、図2(B)に示すように、第1ブース
タ1の加圧行程下で、第2ブースタ2が吸込行程端近傍
の第2復動センサ42'に達すると、このセンサ42'か
らの通過検出信号を受けた制御部40は、第2の3位置
切換弁14を右側位置から中立位置に切り換え、第2ブ
ースタ2は、絞り29による低速の加圧行程(予加圧行
程)を開始する。
タ1の加圧行程下で、第2ブースタ2が吸込行程端近傍
の第2復動センサ42'に達すると、このセンサ42'か
らの通過検出信号を受けた制御部40は、第2の3位置
切換弁14を右側位置から中立位置に切り換え、第2ブ
ースタ2は、絞り29による低速の加圧行程(予加圧行
程)を開始する。
【0019】そして、図2(C)に示すように、第1ブー
スタ1が加圧行程端に達したとき、第2ブースタ2は、
吐出圧力が例えば3000kgf/cm2の場合は,全加圧行程の
9%だけ進んでいて、プランジャ室4bから上記吐出圧
力の加圧水を吐出する状態になっている。つまり、第1
ブースタ1が超高圧加圧水の吐出を終える時点で、第2
ブースタ2から超高圧加圧水が吐出されるので、水吐出
ライン9内の水圧変動は、同様に低減され、噴流ノズル
45から脈動の少ない超高圧水が噴射される。このよう
に、水吐出ライン9に高価な超高圧用のアキュムレータ
70(図4参照)を設けなくとも、超高圧加圧水の水圧変
動を低減して、脈動のない超高圧水を噴流ノズル45か
ら被切断材料46に噴射できるので、油圧,水圧回路に
使われるブースタ1,2等の機器の性能と寿命を向上し
得るとともに、超高圧発生装置ひいてはウォータジェッ
ト式切断装置の製造コストの低減と小型化を図ることが
できる。
スタ1が加圧行程端に達したとき、第2ブースタ2は、
吐出圧力が例えば3000kgf/cm2の場合は,全加圧行程の
9%だけ進んでいて、プランジャ室4bから上記吐出圧
力の加圧水を吐出する状態になっている。つまり、第1
ブースタ1が超高圧加圧水の吐出を終える時点で、第2
ブースタ2から超高圧加圧水が吐出されるので、水吐出
ライン9内の水圧変動は、同様に低減され、噴流ノズル
45から脈動の少ない超高圧水が噴射される。このよう
に、水吐出ライン9に高価な超高圧用のアキュムレータ
70(図4参照)を設けなくとも、超高圧加圧水の水圧変
動を低減して、脈動のない超高圧水を噴流ノズル45か
ら被切断材料46に噴射できるので、油圧,水圧回路に
使われるブースタ1,2等の機器の性能と寿命を向上し
得るとともに、超高圧発生装置ひいてはウォータジェッ
ト式切断装置の製造コストの低減と小型化を図ることが
できる。
【0020】ここで、長時間使用により、例えば第2ブ
ースタ2の油圧シリンダ7bのシールが摩耗,破損したと
すると、使用者は、第2の3位置切換弁14の上流側の
開閉弁21を閉じ、代わって予備の3位置切換弁15の
上流側の開閉弁22を開いて、第2ブースタを停止状態
に、予備ブースタ3を新たに動作状態にする。すると、
制御部40は、第1ブースタ1と予備ブースタ3を上述
(図2)と同様に切換制御するから、第1油圧ポンプ11
から第1の3位置切換弁13を経て、第2油圧ポンプ1
2から予備の3位置切換弁15を経て、夫々第1,予備
ブースタ1,3の油圧シリンダ7a,7cに圧油が給排さ
れ、両油圧シリンダの交互の加圧動作で、水吐出ライン
9に脈動の少ない超高圧の加圧水が吐出されて上述と同
じ効果が奏される。このように、図4の如き両ロッド形
油圧シリンダをもつ超高圧の予備ブースタを1基追加す
るのでなく、片ロッド形油圧シリンダをもつ超高圧の予
備ブースタ3を1基追加するだけで、第1,第2ブース
タ1,2のうち、いずれかのシールが摩耗,破損したとき
にも対処できるので、既述の水吐出ラインのアキュムレ
ータの省略と相俟って装置の一層の低廉化と小型化を図
りつつ、運転を続行できるのである。
ースタ2の油圧シリンダ7bのシールが摩耗,破損したと
すると、使用者は、第2の3位置切換弁14の上流側の
開閉弁21を閉じ、代わって予備の3位置切換弁15の
上流側の開閉弁22を開いて、第2ブースタを停止状態
に、予備ブースタ3を新たに動作状態にする。すると、
制御部40は、第1ブースタ1と予備ブースタ3を上述
(図2)と同様に切換制御するから、第1油圧ポンプ11
から第1の3位置切換弁13を経て、第2油圧ポンプ1
2から予備の3位置切換弁15を経て、夫々第1,予備
ブースタ1,3の油圧シリンダ7a,7cに圧油が給排さ
れ、両油圧シリンダの交互の加圧動作で、水吐出ライン
9に脈動の少ない超高圧の加圧水が吐出されて上述と同
じ効果が奏される。このように、図4の如き両ロッド形
油圧シリンダをもつ超高圧の予備ブースタを1基追加す
るのでなく、片ロッド形油圧シリンダをもつ超高圧の予
備ブースタ3を1基追加するだけで、第1,第2ブース
タ1,2のうち、いずれかのシールが摩耗,破損したとき
にも対処できるので、既述の水吐出ラインのアキュムレ
ータの省略と相俟って装置の一層の低廉化と小型化を図
りつつ、運転を続行できるのである。
【0021】上記実施例では、各3位置切換弁13,1
4,15の予加圧の切換位置である中立位置のPA接続
通路に夫々絞り29を設けているので、油圧ポンプ1
1,12から各ブースタ1,2,3に供給される圧油の流
量を調整でき、各プランジャ室4a,4b,4cの加圧水の
水圧を、所定の吐出圧にできるという利点がある。ま
た、各ブースタ1,2,3の油圧シリンダ7a,7b,7cの
ロッド室側ポートを、背圧設定用のチェック弁32を介
設した共通の戻りライン31でタンク10に接続し、上
記チェック弁32より油圧シリンダ側を、チェック弁3
6,37,38を流れを阻止するように介設したライン3
3,34,35で各3位置切換弁のBポートに接続してい
るので、3位置切換弁13,14,15の切換位置の如何
に拘わらず、加圧行程側のブースタから排出される圧油
が、タンク10への流れを規制されて,吸込行程側のブ
ースタに流入し、吸込行程つまりピストンの復動を加速
するので、サイクルタイムが短縮できるという利点があ
る。
4,15の予加圧の切換位置である中立位置のPA接続
通路に夫々絞り29を設けているので、油圧ポンプ1
1,12から各ブースタ1,2,3に供給される圧油の流
量を調整でき、各プランジャ室4a,4b,4cの加圧水の
水圧を、所定の吐出圧にできるという利点がある。ま
た、各ブースタ1,2,3の油圧シリンダ7a,7b,7cの
ロッド室側ポートを、背圧設定用のチェック弁32を介
設した共通の戻りライン31でタンク10に接続し、上
記チェック弁32より油圧シリンダ側を、チェック弁3
6,37,38を流れを阻止するように介設したライン3
3,34,35で各3位置切換弁のBポートに接続してい
るので、3位置切換弁13,14,15の切換位置の如何
に拘わらず、加圧行程側のブースタから排出される圧油
が、タンク10への流れを規制されて,吸込行程側のブ
ースタに流入し、吸込行程つまりピストンの復動を加速
するので、サイクルタイムが短縮できるという利点があ
る。
【0022】さらに、上記実施例では、油圧源を、一方
のブースタ用の第1油圧ポンプ11と、他方のブースタ
用の第2油圧ポンプ12で構成しているので、単一かつ
共通の油圧ポンプで給油する場合に比して、油圧ポンプ
の負荷変動を小さくでき、それ故、水吐出ライン9に吐
出される超高圧水の水圧変動を一層低減できるという利
点もある。また、上記実施例の超高圧発生装置を採用し
たウォータジェット式切断装置は、既に述べた効果に加
えて、上述の超高圧発生装置による効果も奏しうること
は言うまでもない。
のブースタ用の第1油圧ポンプ11と、他方のブースタ
用の第2油圧ポンプ12で構成しているので、単一かつ
共通の油圧ポンプで給油する場合に比して、油圧ポンプ
の負荷変動を小さくでき、それ故、水吐出ライン9に吐
出される超高圧水の水圧変動を一層低減できるという利
点もある。また、上記実施例の超高圧発生装置を採用し
たウォータジェット式切断装置は、既に述べた効果に加
えて、上述の超高圧発生装置による効果も奏しうること
は言うまでもない。
【0023】なお、上記実施例では、油圧源を各ブース
タ専用の可変容量形の第1,第2油圧ポンプで構成した
が、これを単一の可変容量形油圧ポンプまたは単一の固
定容量形ポンプで構成することもできる。
タ専用の可変容量形の第1,第2油圧ポンプで構成した
が、これを単一の可変容量形油圧ポンプまたは単一の固
定容量形ポンプで構成することもできる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
超高圧発生装置は、片ロッド形油圧シリンダのロッド側
にプランジャ室を形成し、このプランジャ室に吸い込ん
だ水を加圧して吐出する第1,第2,予備の各ブースタ
と、各ブースタの油圧シリンダを往復動させるように油
圧源との間に加圧,予加圧,吸込の3つの切換位置をもつ
第1,第2,予備の各切換手段を介設し、各ブースタの加
圧行程端近傍,吸込行程端近傍の位置を夫々検出する第
1,第2,予備の各往動および復動センサを設け、制御手
段によって、2つのブースタの一方の加圧行程下で、他
方のブースタの復動センサの検出信号を受けて、他方の
ブースタの切換手段を吸込位置から予加圧位置に切り換
え、次いで一方のブースタの往動センサの検出信号を受
けて、一方のブースタの切換手段を加圧位置から吸込位
置に、他方のブースタの切換手段を予加圧位置から加圧
位置に夫々切り換えるとともに、各切換手段と油圧源を
接続する各吐出ラインに開閉弁を介設しているので、高
価なアキュムレータがなくとも圧力変動の少ない超高圧
水を吐出できるうえ、高圧ロッド形油圧シリンダをもつ
超高圧の予備ブースタを1基追加するのでなく、片ロッ
ド形油圧シリンダをもつ超高圧の予備ブースタを1基追
加するだけで、第1,第2ブースタのうち、いずれかの
シールが摩耗,破損したときにも対処でき、装置の低廉
化と小型化を図りつつ、運転の続行が可能になる。
超高圧発生装置は、片ロッド形油圧シリンダのロッド側
にプランジャ室を形成し、このプランジャ室に吸い込ん
だ水を加圧して吐出する第1,第2,予備の各ブースタ
と、各ブースタの油圧シリンダを往復動させるように油
圧源との間に加圧,予加圧,吸込の3つの切換位置をもつ
第1,第2,予備の各切換手段を介設し、各ブースタの加
圧行程端近傍,吸込行程端近傍の位置を夫々検出する第
1,第2,予備の各往動および復動センサを設け、制御手
段によって、2つのブースタの一方の加圧行程下で、他
方のブースタの復動センサの検出信号を受けて、他方の
ブースタの切換手段を吸込位置から予加圧位置に切り換
え、次いで一方のブースタの往動センサの検出信号を受
けて、一方のブースタの切換手段を加圧位置から吸込位
置に、他方のブースタの切換手段を予加圧位置から加圧
位置に夫々切り換えるとともに、各切換手段と油圧源を
接続する各吐出ラインに開閉弁を介設しているので、高
価なアキュムレータがなくとも圧力変動の少ない超高圧
水を吐出できるうえ、高圧ロッド形油圧シリンダをもつ
超高圧の予備ブースタを1基追加するのでなく、片ロッ
ド形油圧シリンダをもつ超高圧の予備ブースタを1基追
加するだけで、第1,第2ブースタのうち、いずれかの
シールが摩耗,破損したときにも対処でき、装置の低廉
化と小型化を図りつつ、運転の続行が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の超高圧発生装置を用いたウォータジ
ェット式切断装置の一実施例を示す回路図である。
ェット式切断装置の一実施例を示す回路図である。
【図2】 上記超高圧発生装置の動作順序を示す図であ
る。
る。
【図3】 図2の第1,第2ブースタの油圧シリンダの
ストロークの時間変化を示す図である。
ストロークの時間変化を示す図である。
【図4】 従来の超高圧発生装置を示す回路図である。
1…第1ブースタ、2…第2ブースタ、3a,3b,3c…
予備ブースタ、4a,4b,4c…プランジャ室、5a,5b,
5c…吸込用チェック弁、6a,6b,6c…吐出用チェック
弁、7a,7b,7c…油圧シリンダ、9…水吐出ライン、
10…タンク、11…第1油圧ポンプ、12…第2油圧
ポンプ、13…第1の3位置切換弁、14…第2の3位
置切換弁、15…予備の3位置切換弁、16,17,1
8,19…吐出ライン、20,21,22,23…開閉弁。
予備ブースタ、4a,4b,4c…プランジャ室、5a,5b,
5c…吸込用チェック弁、6a,6b,6c…吐出用チェック
弁、7a,7b,7c…油圧シリンダ、9…水吐出ライン、
10…タンク、11…第1油圧ポンプ、12…第2油圧
ポンプ、13…第1の3位置切換弁、14…第2の3位
置切換弁、15…予備の3位置切換弁、16,17,1
8,19…吐出ライン、20,21,22,23…開閉弁。
フロントページの続き (72)発明者 林 好一 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキ ン工業株式会社淀川製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−218665(JP,A) 特開 昭64−75007(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04B 1/00 - 15/08
Claims (1)
- 【請求項1】 片ロッド形油圧シリンダ(7a,7b,7
c)のロッド側にプランジャ室(4a,4b,4c)を形成
し、このプランジャ室(4a,4b,4c)に吸い込んだ水を
加圧して吐出する第1ブースタ(1),第2ブースタ(2)
および予備ブースタ(3)と、 上記第1,第2,予備ブースタ(1,2,3)の各油圧シリン
ダ (7a,7b,7c)と油圧源(11,12)との間に、各
油圧シリンダ(7a,7b,7c)を往復動させるように介
設され、加圧,予加圧,吸込の3つの切換位置を夫々がも
つ第1切換手段(13),第2切換手段(14),予備切換手
段(15)と、 上記第1,第2,予備ブースタ(1,2,3)に、加圧行程端
近傍の位置を検出するように夫々設けられた第1,第2,
予備の往動センサ(41,42,43)および吸込行程端近
傍の位置を検出するように夫々設けられた第1,第2,予
備の復動センサ(41',42',43')と、 上記第1,第2,予備ブースタから選ばれた2つのブース
タの一方の加圧行程下で、他方のブースタの復動センサ
の検出信号を受けて、他方のブースタの切換手段を吸込
位置から予加圧位置に切り換え、次いで一方のブースタ
の往動センサの検出信号を受けて、一方のブースタの切
換手段を加圧位置から吸込位置に、他方のブースタの切
換手段を予加圧位置から加圧位置に夫々切り換える制御
手段(40)と、 上記各切換手段(13,14,15)と上記油圧源(11,1
2)を接続する各吐出ライン(17,18,19,16)に介
設された開閉弁(20,21,23,22)とを備えたこと
を特徴とする超高圧発生装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126132A JP2932892B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 超高圧発生装置 |
PCT/JP1994/000834 WO1994028303A1 (fr) | 1993-05-27 | 1994-05-25 | Dispositif generateur de pression extreme |
US08/374,698 US5639218A (en) | 1993-05-27 | 1994-05-25 | High pressure water pump system having a reserve booster pump |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP5126132A JP2932892B2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 超高圧発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06330851A JPH06330851A (ja) | 1994-11-29 |
JP2932892B2 true JP2932892B2 (ja) | 1999-08-09 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP2932892B2 (ja) |
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JP2008272933A (ja) * | 2008-08-18 | 2008-11-13 | Mitsuru Yamauchi | 切断切削装置 |
CN106014903A (zh) * | 2015-12-07 | 2016-10-12 | 巩长勇 | 双缸稳流输送泵及采用这种双缸稳流输送泵的拖泵和泵车 |
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DE10055986A1 (de) * | 2000-11-11 | 2002-06-06 | Mannesmann Rexroth Ag | Verfahren zur Steuerung einer aus zwei hydraulisch angetriebenen Plungerkolbenpumpen gebildeten Pumpenanordnung |
US7451742B2 (en) * | 2007-10-29 | 2008-11-18 | Caterpillar Inc. | Engine having common rail intensifier and method |
CN103437989A (zh) * | 2013-06-18 | 2013-12-11 | 中国海洋石油总公司 | 一种高压流体混合泵控制系统及流体抽吸控制方法 |
CN103644089A (zh) * | 2013-12-19 | 2014-03-19 | 西南石油大学 | 一种大功率液压驱动压裂泵系统 |
ES2620685B1 (es) * | 2016-10-18 | 2018-04-12 | Coelbo Control System, S.L. | Sistema que comprende dos o más bombas conectadas en paralelo y presostato concebido para operar en dicho sistema |
CN110206770A (zh) * | 2019-04-28 | 2019-09-06 | 清华大学 | 液压增压系统及其使用方法 |
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US3760689A (en) * | 1972-02-24 | 1973-09-25 | Harnischfeger Corp | Control system for automatically sequencing operation of a plurality of hydraulic pumps for supplying a plurality of hydraulic actuators |
JPS573835B2 (ja) * | 1974-03-25 | 1982-01-22 | ||
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-
1993
- 1993-05-27 JP JP5126132A patent/JP2932892B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-05-25 WO PCT/JP1994/000834 patent/WO1994028303A1/ja active Application Filing
- 1994-05-25 US US08/374,698 patent/US5639218A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO1994028303A1 (fr) | 1994-12-08 |
US5639218A (en) | 1997-06-17 |
JPH06330851A (ja) | 1994-11-29 |
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