JPH023041B2 - - Google Patents

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JPH023041B2
JPH023041B2 JP55146472A JP14647280A JPH023041B2 JP H023041 B2 JPH023041 B2 JP H023041B2 JP 55146472 A JP55146472 A JP 55146472A JP 14647280 A JP14647280 A JP 14647280A JP H023041 B2 JPH023041 B2 JP H023041B2
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JP
Japan
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pressure
valve
cylinder
boost cylinder
hydraulic
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JP55146472A
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Toshikazu Takigawa
Akira Sakamoto
Takashi Takahashi
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Nippon Steel Corp
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Priority to EP81108367A priority patent/EP0050319B1/en
Priority to US06/312,438 priority patent/US4484443A/en
Priority to CA000388275A priority patent/CA1175126A/en
Publication of JPS5773204A publication Critical patent/JPS5773204A/ja
Publication of JPH023041B2 publication Critical patent/JPH023041B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/58Roll-force control; Roll-gap control
    • B21B37/62Roll-force control; Roll-gap control by control of a hydraulic adjusting device

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は超高圧の油圧を発生し、これを設定値
に維持する超高圧連続制御装置に関する。
(従来の技術とその課題) 油圧回路において例えば油圧シリンダに所定の
高圧力(500Kg/cm2)を連続的にかける場合、油
圧ポンプ、アキユームレータ、リリーフバルブ、
チエツクバルブ、油圧配管などを全て高圧仕様化
しなければならず、このように油圧機器を全て高
圧仕様に設定すると、極めて高価となるのは避け
られず、勿論既存の油圧機器を利用することもで
きない。
これに対して、出願人は特願昭54−124937号
(特開昭56−49402号)として、2個のブーストシ
リンダを交互に使用することにより所定の超高圧
を得ると共に、ブーストシリンダの下流側にのみ
高耐圧機器を使用すれば足りるようにした超高圧
制御装置を提案しているが、この装置はブースト
シリンダを2個使用する構成であるため、油圧装
置としての構成や、ブーストシリンダの伸縮を制
御するシーケンス回路の構成がやや複雑化するき
らいがあり、いまだ改善の余地が有つた。
本発明はこのような技術的課題を解決するため
に提案されたもので、高圧ポンプなどを用いずに
超高圧を精度よく発生させることに加えて、装置
の油圧的、電気的構成をより簡略化することを目
的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明では、比較的
大きな受圧面積を有するピストン部の両面に相反
的に作動油が供給される2つの油室が画成される
と共に、比較的小さな受圧面積を有し前記ピスト
ン部に連接してシリンダ室に受圧面積差に応じた
高圧を発生する第2のピストン部とが備えられた
ブーストシリンダと、電気的な圧力設定信号を出
力する圧力設定器と、この圧力信号に応じて前記
ブーストシリンダの2つの油室に相反的に作動油
を給排制御する電気・油圧サーボ弁と、ブースト
シリンダの発生高圧を検出して電気・油圧サーボ
弁にフイードバツクする圧力検出器と、ブースト
シリンダの発生高圧をアクチユエータ等に供給す
る高圧供給回路を開閉する遮断弁と、第1の切換
弁からの作動油の供給を受けて開弁しブーストシ
リンダ退避作動時にシリンダ室への作動油の導入
を許容する第1のパイロツトチエツク弁と、第2
の切換弁からの作動油の供給を受けて開弁し前記
遮断弁下流の高圧を解放する第2のパイロツトチ
エツク弁と、前記各パイロツトチエツク弁の操作
油圧等を供給する油圧給排手段と、ブーストシリ
ンダの初期位置を検出する第1のリミツトスイツ
チと、同じく所定の中間ストローク位置を検出す
る第2のリミツトスイツチと、同じくストローク
エンドを検出する第3のリミツトスイツチと、前
記各リミツトスイツチからの信号に基づき前記電
気・油圧サーボ弁、遮断弁、切換弁を駆動してブ
ーストシリンダの作動及び高圧発生を制御するシ
ーケンス回路とを備えた。
また、上記シーケンス回路には、少なくとも、
前記第1、第2のパイロツトチエツク弁が閉じる
位置に前記第1、第2の切換弁を駆動するととも
に前記遮断弁を開いた高圧発生時にブーストシリ
ンダがストロークエンドに到達したことを前記第
3のリミツトスイツチにより検出したときには、
前記遮断弁を閉ざすと同時に第1のパイロツトチ
エツク弁が開く位置に第1の切換弁を駆動し、こ
れに伴う退避動作の過程でブーストシリンダが前
記所定の中間ストローク位置まで退避したことを
第2のリミツトスイツチにより検出したときに
は、再び前記遮断弁を開くと同時に第1のパイロ
ツトチエツク弁が閉じる位置に第1の切換弁を駆
動する制御動作内容を設定した。
(作用) 上記構成において、高圧の発生は圧力が目標値
に達するまでブーストシリンダを繰り返して往復
駆動することにより行なわれる。このときの発生
高圧はブーストシリンダの受圧面積差に基づくも
のであるので、ブーストシリンダの下流側の機器
のみを高耐圧仕様とすればよい。
また、この圧力発生の過程で、圧力が目標値に
達する前にブーストシリンダがストロークエンド
に達したことを第3のリミツトスイツチにより検
出した場合は、ブーストシリンダを第1のリミツ
トスイツチにより検出される初期位置までいつぱ
いに戻すのではなく、中間のストローク位置まで
戻し、その位置から再び加圧を再開する。このよ
うな制御は、中間ストローク位置を検出する第2
のリミツトスイツチを設けたことにより可能にな
る。
そして、このように中間ストローク位置から加
圧を再開する場合は、再開後に内圧制御状態に早
期に復帰すること、及び作動油の圧縮性による圧
力損失が低減することから、高圧を精度よく発生
させられると共に、その保持を確実に行うことが
できる。
一方、このようにして、上記構成にあつては単
一のブーストシリンダで効率よく高圧を発生する
ことができるため、ブーストシリンダを2個使用
した従来のものに比較して油圧装置としての構成
が単純化する。
また、その制御を行うシーケンス回路について
も、上述のとおりブーストシリンダをリミツトス
イツチにより示される所定のストローク位置の間
で往復運動させるだけで済むから、2個のブース
トシリンダをタイミングを図つて駆動するような
場合に比較して簡潔な構成で済む。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
1は目標圧力値を電気的信号として設定する圧
力設定器で、サーボ増幅器2を介して電気・油圧
サーボ弁3に駆動信号を入力する。
サーボ増幅器2には後述する高圧発生部の圧力
検出器4からの出力がフイードバツク信号として
入力し、目標圧力値とフイードバツク値の偏差値
に対応する信号が電気・油圧サーボ弁3に供給さ
れる。
電気・油圧サーボ弁3はブーストシリンダ5に
供給する作動油を、上記入力信号に応じてコント
ロールする。
ブーストシリンダ5は、大径のシリンダ室6と
小径のシリンダ室7を有し、それぞれに大小受圧
面積の異るピストン部8と9が摺動自在に収めら
れている。
ピストン部8と9は一体的に連結されており、
大径ピストン部8の両面に形成した油室6Aと6
Bに電気・油圧サーボ弁3からの油圧が選択的に
供給され、また小径のシリンダ室7は高圧供給回
路10と接続し、高圧アクチユエータ11に超高
圧を供給する。
つまり、ブーストシリンダ5はシリンダ室6
(油室6A,6B)に供給される油圧を、ピスト
ン部8と9の面積比に応じて増幅しシリンダ室7
に高圧を発生させるのである。
ブーストシリンダ5がフルストロークしても所
定の圧力が得られないときにその動作を反復的に
行わせるために、シーケンス回路13が設けられ
る。
ブーストシリンダ5のストローク位置は、それ
ぞれピストンロツド12の両端と中間においてリ
ミツトスイツチ14A,14B,14Cにより検
出され、シーケンス回路13に入力される。な
お、この場合前記第1のリミツトスイツチ14A
がブーストシリンダ5の初期位置を、第2のリミ
ツトスイツチ14Bが同じく中間ストローク位置
を、第3のリミツトスイツチ14Cが同じくスト
ロークエンドを、それぞれ検出する。
シーケンス回路13は高圧供給回路10に介装
したソレノイド遮断弁15と、その手前からタン
クTへと連通する回路のパイロツトチエツク弁1
6のパイロツト圧を制御するソレノイド切換弁1
7と、同じく先方からタンクTへと連通する回路
のパイロツトチエツク弁18のパイロツト圧を制
御するソレノイド切換弁19の作動を、それぞれ
後述のようにコントロールする。
なお、シーケンス回路13には、ポンプ起動ス
イツチ20と全回路の非常停止(緊急降圧)スイ
ツチ21からの信号も入力する。
また、図中24は、高圧アクチユエータ11内
の油の給排や、パイロツトチエツク弁16,18
の操作油圧等を供給する油圧給排手段としてのポ
ンプ・タンクユニツトを示している。
次に作用を含めてさらに詳しく説明すると、ブ
ーストシリンダ5はポンプ起動スイツチ20の投
入により、第1番目のリミツトスイツチ14Aの
位置まで初期シーケンス動作により移動する。
このようにして、ブーストシリンダ5がリミツ
トスイツチ14Aで示される初期位置まで退避す
ることにより、所期の高圧発生作用がいかんなく
発揮される。つまり、高圧アクチユエータ11は
ポンプ・タンクユニツト24による作動油の給排
系統を除外すれば一種のアキユムレータとしてと
らえることができ、従つてその内部圧力を充分に
上昇させるためには、内圧上昇に伴うアキユムレ
ータ容器の膨張や配管部の膨張による損失、油の
圧縮性、空気の混入等を考慮すると、相当量の作
動油を供給する必要がある。一方、ブーストシリ
ンダ5のシリンダ室7の容積は、言うまでもなく
上記アクチユエータ11の使用時最大圧力を生じ
させるのに必要なだけの容量を持つように設定さ
れており、通常時はリミツトスイツチ14Cによ
りストロークエンドが検出される以前は最高圧力
が得られる。しかしながら、これはあくまでもリ
ミツトスイツチ14Aにより与えられる初期位置
からブーストシリンダ5がストロークを開始した
場合であり、もし当初の高圧発生動作をストロー
クの途中から開始すると、前記の損失等により最
高圧力を得られなくなるおそれがある。従つて、
リミツトスイツチ14Aにより確実にブーストシ
リンダ5を初期位置に退避させておくことが必要
なのであり、換言すれば通常はこれにより確実な
高圧の発生が可能になるわけである。
圧力設定器1を操作して所望の高圧値にセツト
すると、これに対応する電気信号がサーボ増幅器
2を介して電気・油圧サーボ弁3に入力する。
電気・油圧サーボ弁3はブーストシリンダ5の
左方の油室6Aにポンプタンクユニツト24から
の圧油を送り、右方の油室6Bからの油をタンク
側へと逃がす。
これに伴つてブーストシリンダ5は右方へ作動
し始め、ピストン部8と9の面積比に比例してシ
リンダ室7の圧力を高める。
このようにして発生した圧力は高圧供給回路1
0から高圧アクチユエータ11へと供給される。
一方、この発生圧力は圧力検出器4によつて検
出され、サーボ増幅器2にフイードバツクされ、
圧力設定器1からの目標値と比較される。そして
実際の発生圧力が目標値よりも低い間は、電気・
油圧サーボ弁3を介して継続的にブーストシリン
ダ5に圧油が送り込まれ、シリンダ室7の作動油
をピストン部9が押し出し、高圧供給回路10の
圧力を高めるのである。
発生圧力が目標値と一致すると、電気・油圧サ
ーボ弁3はブーストシリンダ5をその位置で停止
させ、回路圧力を設定値に維持する。
なお、この高圧発生時には、パイロツトチエツ
ク弁16と18を共に閉じるように、シーケンス
回路13からの信号がソレノイド切換弁17と1
9に出力され、それぞれパイロツト圧をタンク側
にドレーンさせるように切換保持(図示状態)し
ている。また、高圧供給回路10のソレノイド遮
断弁15もシーケンス回路13からの信号で通路
を開いている。
ところで、この高圧発生時に圧力が目標の設定
値に上昇する前にブーストシリンダ5がストロー
クエンドに到達し、それ以上の加圧が不可能にな
ると、これを第3番目のリミツトスイツチ14C
が検出した時点でシーケンス回路13はソレノイ
ド遮断弁15を閉弁側に切換えて高圧供給回路1
0を閉鎖する。
そしてこのときにシーケンス回路13は、サー
ボ増幅器2を介して電気・油圧サーボ弁3をいつ
たん逆方向に切換え、右方の油室6Bを高圧化し
てブーストシリンダ5を左方へと移動させる。
これにより、ブーストシリンダ5のシリンダ室
7にはパイロツトチエツク弁16を逆流して作動
油が吸入されるのであり、このときのブーストシ
リンダ5の戻り作用はシリンダ中立点で第2番目
のリミツトスイツチ14Bが作動した時点で停止
し、シーケンス回路13は全てを最初の状態に戻
す。
その後再び高圧供給回路10に対する加圧作用
が開始され、前記と同様のフイードバツク制御に
もとづき、アクチユエータ11側の圧力が目標値
に達するまで圧力を上昇させる。
この操作は所定の高圧値に高圧供給回路10を
フイードバツク制御により保持しているときに、
油洩れなどによる回路圧力の低下を補償するため
にブーストシリンダ5がストロークエンドに達し
た場合も、同様にして行われる。
また、回路圧力の漏洩等に対応すべくブースト
シリンダ5の加圧動作を繰り返す際に、上述した
ようにブーストシリンダ5を退避させる位置を、
初期位置ではなく、第2のリミツトスイツチ14
Bによつて示される中間のストローク位置とする
のは次のような理由による。第一には、このよう
にすることによりブーストシリンダ5がある程度
ストロークした状態からの加圧再開となり、この
ためより早く内圧制御状態に復帰できるからであ
る。このことは、実際運転時に高圧アクチユエー
タ11の内圧制御不可状態の発生頻度は増えるも
のの、その制御不可状態の発生時間自体は短くて
済むため、アクチユエータ等の応用装置の性能安
定上好ましいのである。第二には、内圧復帰時の
高圧アクチユエータ11の内圧の過渡状態変動量
が小さくなるからである。即ち、シリンダ室7の
容積はリミツトスイツチ14Bによるストローク
位置におけるほうがリミツトスイツチ14Aによ
る初期位置の場合よりも小さくなるから、加圧復
帰時の遮断弁15が開いたときの作動油の圧縮性
による圧力低下代が小さくなるのである。これに
より、高圧アクチユエータ11のより安定した動
作が期待されるわけである。
次に、目標圧力値を下げる場合は、圧力設定器
1からの信号で電気・油室サーボ弁3は前記とは
逆に油室6Aの圧力を下げ、ブーストシリンダ5
を左方に移動させる。
これによりシリンダ室7が拡大して高圧供給回
路10の圧力が下がるのであり、この圧力降下は
フイードバツク値が目標値と一致するまで行われ
る。
即ち、降圧制御は、上述した昇圧制御において
圧力設定器1の設定値を圧力検出器4のフイード
バツク信号よりも小さく設定した場合の作用とし
てとらえることができる。つまり、この場合フイ
ードバツク信号と設定値とがサーボ増幅器2によ
り比較されると、実際の圧力値は目標とされる値
よりも小さいのであるから、サーボ増幅器2は電
気・油圧サーボ弁3に対して、ブーストシリンダ
5の油室6Aと6Bの現状の差圧を小さくするよ
うに電流を変化させる。この圧力降下作用は、圧
力設定器1の設定値が圧力検出器4のフイードバ
ツク信号と一致する時点で平衡状態となつて終了
し、以後回路圧力を設定値に維持することにな
る。
このようにしてブーストシリンダ5は、そのピ
ストン移動方向によつて高圧供給回路10の昇
圧、降圧の両方を制御する。
なお、上記通常降圧時において、現在の高圧ア
クチユエータ11の内圧に比して下げようとする
目標圧力が大幅に低いときには、上記圧力設定器
1、サーボ増幅器2、電気・油圧サーボ弁及び圧
力検出器4からなるサーボ系(以下単に「サーボ
系」と言う。)の作用によりブーストシリンダ5
のピストン部8,9がリミツトスイツチ14Bの
位置まで退避してもなお高圧アクチユエータ11
の内圧が目標値まで低下しないことがある。この
ようなときには、シーケンス回路13は切換弁1
7を介してパイロツトチエツク弁16にパイロツ
ト圧を供給し、これを強制的に開弁させる。
即ち、このような場合にサーボ系の作用により
高圧アクチユエータ11の内圧をさらに目標値に
近付けるためには、いつたんその作用を停止さ
せ、さらなる降圧動作に備えてブーストシリンダ
5のピストン部8,9をリミツトスイツチ14C
の位置まで移動させる必要がある。
このため、シーケンス回路13は降圧途中でリ
ミツトスイツチ14Bからの検出信号を受けると
まず切換弁15を閉ざし、次に切換弁17に通電
して油圧源24からの圧油をパイロツトチエツク
弁16に供給してこれを開弁させ、ブーストシリ
ンダ5の高圧側のシリンダ室7内の圧力をタンク
Tに解放させる。
これによりシリンダ室7の内圧がタンク圧力に
まで低下するので、次にシーケンス回路13はサ
ーボ系における圧力設定器1の設定を一時的に無
効にし、サーボ弁3に対してブーストシリンダ5
のピストン部8,9を高圧シリンダ室側に移動す
るように指令信号を発する。
その結果として、ブーストシリンダ5のピスト
ン部8,9がリミツトスイツチ14Cの位置に達
した時点でシーケンス回路13は切換弁17に対
する通電を停止してパイロツトチエツク弁16を
再び閉弁させた後に切換弁15に通電し、高圧ア
クチユエータ11とブーストシリンダ5のシリン
ダ室7を連通させる。なお、このときブーストシ
リンダ5のシリンダ室7の内圧は上述の通りタン
ク圧力と同一であるため、切換弁15が開弁する
と同時に高圧アクチユエータ11より高圧油の一
部がシリンダ室7へと流入するが、その量は僅か
であるので高圧アクチユエータ11の内圧は殆ど
変動しない。
そして、次にシーケンス回路13は、サーボ系
における圧力設定器1の設定を再び有効にして、
サーボ系の作用による通常の降圧動作、つまりブ
ーストシリンダ5の退避制御を続行させる。この
ような動作を必要に応じて繰り返すことにより目
標値への降圧が達成される。
ところで、以上は通常降圧時の作用であるが、
これに対して緊急事態の発生時など、高圧供給回
路10の圧力を即座に下げたいときには、非常停
止スイツチ21を投入する。これによりシーケン
ス回路13がソレノイド切換弁19を切換えて、
パイロツトチエツク弁18にパイロツト圧を供給
してこれを開弁させので、高圧供給回路10の圧
力は急速に降下させられる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、きわめてスムー
ズに超高圧を発生し、かつその圧力値を正確に目
標値に保持することができる一方、超高圧を発生
するにあたりブーストシリンダの下流側のみを高
圧仕様の配管、油圧機器とすればよく、ポンプ類
などは汎用型のものを用いることができ、またブ
ーストシリンダは単一でしかもシーケンス回路も
簡略化できるので、生産コストの低減がはかれ
る。
また、本発明ではブーストシリンダの位置をシ
ーケンス回路により制御するにあたり、その初期
位置とストロークエンドとを検出するリミツトス
イツチの他に、所定の中間ストローク位置を検出
するリミツトスイツチを設けて、回路圧力の漏洩
等に対応すべくブーストシリンダの加圧動作を繰
り返す際に、ブーストシリンダのストロークエン
ドからの退避位置を中間のストローク位置に抑え
るようにしたので、運転時に高圧アクチユエータ
等の内圧制御が不可能な状態の発生時間を短くで
きると共に、加圧再開時の遮断弁が開いたときの
作動油の圧縮性による圧力低下代を小さくするこ
とができる。このため、ブーストシリンダの位置
をその両端部のみで検出する、つまり加圧再開を
常にシリンダが最大に退避した初期位置から開始
する場合に比較して、高圧アクチユエータ等の性
能及び動作をより安定させられるのである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例をあらわす油圧回路図であ
る。 1……圧力設定器、2……サーボ増幅器、3…
…電気・油圧サーボ弁、4……圧力検出器、5…
…ブーストシリンダ、6,7……シリンダ室、
8,9……ピストン部、10……高圧供給回路、
11……高圧アクチユエータ、13……シーケン
ス回路、15……ソレノイド遮断弁、17,19
……ソレノイド切換弁、16,18……パイロツ
トチエツク弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 比較的大きな受圧面積を有するピストン部の
    両面に相反的に作動油が供給される2つの油室が
    画成されると共に、比較的小さな受圧面積を有し
    前記ピストン部に連接してシリンダ室に受圧面積
    差に応じた高圧を発生する第2のピストン部とが
    備えられたブーストシリンダと、電気的な圧力設
    定信号を出力する圧力設定器と、この圧力信号に
    応じて前記ブーストシリンダの2つの油室に相反
    的に作動油を給排制御する電気・油圧サーボ弁
    と、ブーストシリンダの発生高圧を検出して電
    気・油圧サーボ弁にフイードバツクする圧力検出
    器と、ブーストシリンダの発生高圧をアクチユエ
    ータ等に供給する高圧供給回路を開閉する遮断弁
    と、第1の切換弁からの作動油の供給を受けて開
    弁しブーストシリンダ退避作動時にシリンダ室へ
    の作動油の導入を許容する第1のパイロツトチエ
    ツク弁と、第2の切換弁からの作動油の供給を受
    けて開弁し前記遮断弁下流の高圧を解放する第2
    のパイロツトチエツク弁と、前記各パイロツトチ
    エツク弁の操作油圧等を供給する油圧給排手段
    と、ブーストシリンダの初期位置を検出する第1
    のリミツトスイツチと、同じく所定の中間ストロ
    ーク位置を検出する第2のリミツトスイツチと、
    同じくストロークエンドを検出する第3のリミツ
    トスイツチと、前記各リミツトスイツチからの信
    号に基づき前記電気・油圧サーボ弁、遮断弁、切
    換弁を駆動してブーストシリンダの作動及び高圧
    発生を制御するシーケンス回路とを備え、かつ前
    記シーケンス回路は、少なくとも、前記第1、第
    2のパイロツトチエツク弁が閉じる位置に前記第
    1、第2の切換弁を駆動するとともに前記遮断弁
    を開いた高圧発生時にブーストシリンダがストロ
    ークエンドに到達したことを前記第3のリミツト
    スイツチにより検出したときには、前記遮断弁を
    閉ざすと同時に第1のパイロツトチエツク弁が開
    く位置に第1の切換弁を駆動し、これに伴う退避
    動作の過程でブーストシリンダが前記所定の中間
    ストローク位置まで退避したことを第2のリミツ
    トスイツチにより検出したときには、前記遮断弁
    を開くと同時に第1のパイロツトチエツク弁が閉
    じる位置に第1の切換弁を駆動する制御動作内容
    を有することを特徴とする超高圧連続制御装置。
JP55146472A 1980-10-20 1980-10-20 Super-high pressure continuous control unit Granted JPS5773204A (en)

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