JPS5810005Y2 - 蓄圧油圧回路 - Google Patents

蓄圧油圧回路

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JPS5810005Y2
JPS5810005Y2 JP12305478U JP12305478U JPS5810005Y2 JP S5810005 Y2 JPS5810005 Y2 JP S5810005Y2 JP 12305478 U JP12305478 U JP 12305478U JP 12305478 U JP12305478 U JP 12305478U JP S5810005 Y2 JPS5810005 Y2 JP S5810005Y2
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JP
Japan
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pressure
accumulator
line
chamber
pump
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JP12305478U
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JPS5540242U (ja
Inventor
岡本融
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ダイキン工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポンプから吐出される油圧エネルギをアキュム
レータ内に蓄圧し、必要に応じて前記蓄圧エネルギをア
クチュエータに供給する如くした蓄圧油圧回路に関する
ものである。
従来のこの種の蓄圧油圧回路としては例えば特開昭52
−140779号公報があり、この回路は基本的には第
4図の如く主流ライン2に発生する圧力をアキュムレー
タ1に蓄圧し、該アキュムレータ1に蓄圧したエネルギ
ーを必要に応じて放出して、アクチュエータ3を作動さ
せる如く威したものである。
しかしながら斯る従来の蓄圧油圧回路では、ポンプ4の
吐出許容圧力以上の圧力をアキュムレータ1に蓄圧する
ことができないので、大荷重の負荷Wを作動させるため
には、そ和なりの高圧用のポンプを設置しなけ和ばなら
ない。
本考案は上記の点に鑑みて考案したもので、大径の可変
隔壁と該可変隔壁よりも小径のピストンとを連動するア
キュムレータで、アクチュエータに流体を供給する加圧
室の原体を、面積差により増圧して、低圧ポンプでもっ
て大荷重の負荷を駆動させることを目的とするものであ
る。
本考案の構成は、アキュムレータの可変隔壁と、前記ア
キュムレータよりも小径のシリンダのピストンとをロッ
ドを介して連結する一方、ポンプとアクチュエータとを
連結する主流ラインに介設したロードホールドチェック
弁における前記ポンプ側と、前記アキュムレータにおけ
る可変隔壁のロッド側の密封状の加圧室とを加圧ライン
で、また前記ロードホールドチェック弁のアクチュエー
タ側と、前記シリンダにおけるピストンの反ロンド側の
密封状の力り圧室とを加圧ラインでそれぞれ連結すると
共に、前記シリンダのロッド側の室をタンクに開放し、
さらに前記アキュムレータの加圧室とタンクとの間に形
成した圧抜ラインに圧抜開閉弁を介設したものであり、
蓄圧時は前記可変隔壁およびピストンにそれぞれポンプ
圧を作用させて蓄圧室に蓄圧し、吐出時は前記アキュム
レータの加圧室を圧抜きして前記可変隔壁とピストンと
の面積差によって増圧力を発生させ、以って低圧ポンプ
でも大荷重の負荷を作動できるようにしたのである。
以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図に示した蓄圧油圧回路は、ポンプ11に接続した
主流ライン13中に介設Lk3位置4ポート形の電磁方
向制御弁14でアクチュエータ15を制御する如くして
いる。
また、前記主流ライン13は前記ポンプ11と電磁方向
制御弁14との間に、ロードホールドチェック弁16を
介設し、該チェック弁16の前位からパイロットライン
18及び加圧ライン19を、また同チェック弁16の後
位から別の加圧ライン20をそれぞれ分岐し、こねらラ
イン18,19,20に下記の如き圧力制御装置21.
蓄圧装置22を接続している。
前記の圧力制御装置21は、前記加圧ライン19の途中
からタンク23にかけて分岐した圧抜ライン24に介設
したパイロットチェック弁26aと、前記パイロットラ
イン18に介設した2位置4ポート形の電磁切換弁26
bとで圧抜開閉弁26を形成する一方、前記圧抜ライン
24に圧力スイッチ25を接続して構成している。
また一方、前記の蓄圧装置22は、所定径のアキュムレ
ータ28と、該アキュムレータよりも小径のシリンダ2
9とを直列状に一体連結すると共に、前記アキュムレー
タ28内の可変隔壁30と、前記シリンダ29内のピス
トン31とをロッド32を介して連結する一方、前記ア
キュムレータ28におけるロッド側の加圧室33に前記
加圧ライン19を、また前記シリンダ29における反ロ
ンド側の加圧室34に前記加圧ライン20をそれぞれ接
続し、さらに前記アキュムレータ28の可変隔壁30の
反ロンド側の蓄圧室37にガスを封入すると共に、前記
シリンダ29のロッド側の室35をタンク36に開放し
て構成している。
また加圧ライン19に介設したパイロットチェック弁4
0は、電磁切換弁26bが図示の位置にあるとき、ライ
ン41に作用する圧力で開弁して、加圧ライン19と加
圧室33間を連通し、前記電磁切換弁26bを右位置の
シンボルに切換えたとき、ライン41の圧力をタンクに
開放することにより閉弁して加圧ライン19と加圧室3
3間を遮断するのである。
次に上記の如く構成した実施例の作用を説明する。
第1図において、該電磁方向制御弁14が中立位置を保
持するとき、電磁切換弁26bも図示の位置に保持され
、パイロットライン18の圧力でパイロットチェック弁
40を開放すると共に、パイロットチェック弁26aを
閉鎖状態に保持する。
このため斯るアクチュエータ15の停止状態では、ポン
プ11から吐出される流体はアキュムレータ28の加圧
室33とシリンダ29の加圧室34とに同時供給され、
可変隔壁30とピストン31とを一体に左動させる。
この場合、シリンダ29のロッド側の室35はタンク3
6に開放されているから、可変隔壁30の面積A1に対
向するガスは、該可変隔壁30の反対面の面積A2と、
ピストン31の面積A3とに作用するポンプ11の吐出
圧力P1で圧縮される。
そして前記ポンプ吐出圧力P1が圧力スイッチ25の設
定値以上になると、該スイッチ25は電磁切換弁26b
を切換え、パイロットライン1Bの圧力でパイロットチ
ェック弁26aを開放すると同時に別のパイロットチェ
ック弁40を閉鎖して、加圧室33をタンク23に圧抜
きし、該加圧室33が圧力スイッチ25の設定値以上に
ならないように制御するから、蓄圧室37内のガスは前
記設定値に対応した圧力−に設定される。
そこで、アクチュエータ15を作動させるに当っては、
電磁方向制御弁14を中立以外の位置に切換える。
このとき既に、電磁切換弁26bは右位置のシンボルに
切換えられ、パイロットチェック弁26aを開放し、加
圧室33をタンク23に連通させているから、蓄圧室3
T内のガスを加圧する力が小さくなっている。
このため、圧縮ガスの反発力によって加圧室33内の油
は押し出されタンク23に排出され始め、一方の加圧室
34内の油は、負荷圧によって閉鎖されるロードホール
ドチェック弁16の後位側に押出されてアクチュエータ
15に供給され始める。
この場合、ガス圧の作用する可変隔壁30の面積A1と
、ピストン31の面積A3との差に対応した増圧作用か
なされ、負荷Wが作動される。
一方、前記電磁切換弁26bを介してライン41をタン
クに開放して別のパイロットチェック弁40を閉鎖する
ので、ポンプ11から吐出される流体を主流ライン13
から分岐した別回路42に供給することができる。
すなわち、第1図の実施例においては加圧ライン19と
圧抜ライン24との間にパイロットチェック弁40を介
設しているので、蓄圧室3γへの蓄圧完了時において別
回路42を使うことができる。
つまり、前記アクチュエータ15を第1アクチユエータ
となし、別回路42に接続するアクチュエータ(図示せ
ず)を第2アクチユエータトナして、蓄圧完了時に前記
ポンプ11から吐出される流体を別回路42を介して第
2アクチユエータに供給し、該第2アクチユエータを作
動することができるのであり、この点が次に述べる第2
図の実施例と異なるのである。
また、第1図の実施例において仮りに電磁方向制御弁1
4と電磁切換弁26bとを連動すれば、アクチュエータ
15の往動停止と同時に蓄圧室37内のガスを直ちに加
圧して、流体を蓄圧できるので、この蓄圧によりアクチ
ュエータ15の復動を迅速に行なうことができるが、前
記両者14゜26bは必ずしも連動させる必要はなく、
これら両者14,26bが連動していない場合にも低圧
のポンプ11で大荷重の負荷Wを作動させることができ
るのは、上述の説明から明らかであろう。
なお、第1図では加圧室33の上限圧力を、圧力スイッ
チ25と、パイロットチェック弁26aと、電磁切換弁
26bとのリレー作用によって制御する如くしているが
、第2図の実施例は既存のIJ IJ−フ弁38でポン
プIlaの上限圧力を制御する如くしたものであり、ま
た第1図では圧抜開閉弁26をパイロットチェック弁2
6aと電磁切換弁26bとで構成しているが、第2図は
圧抜ライン24に単一の圧抜開閉弁26を介設した実施
例である。
また、アキュムレータ28の蓄圧源はガスではなく第2
図に示す如きスプリング40であってもよく、さらに第
3図に示すアキュムレータ28の如く可変隔壁30はダ
イヤフラムであってもよいのは勿論である。
なお、第2図及び第3図において第1図と同一符号で示
した各機構は、第1図において同一符号で説明した機構
と同一であるので、これらの詳しい説明は省略する。
斜上の如く本考案は、主流ライン13におけるロードホ
ールドチェック弁16のポンプ側とアキュムレータ28
の加圧室33とを、また前記ロードホールドチェック弁
16のアクチュエータ側とシリンダ29の加圧室34と
をそれぞれ連結したから、ポンプ吐出許容上限圧に、ア
キュムレータの可変隔壁30の受圧面積A2、ピストン
31の受圧面積A3をそれぞれ乗じた値の蓄圧ができ、
アクチュエータ15を作動するに当っては、前記アキュ
ムレータ28の加圧室33とタンク23との間に設けた
圧抜開閉弁26を開放することによって、前記可変隔壁
30の面積A1とピストン31の面積A3との差に蓄圧
力を乗じた油圧エネルギーを吐出できるから、極めて有
効な増圧が可能となるから、低圧ポンプでもって大荷重
の負荷を作動できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す油圧回路図、第2図及び
第3図は他の実施例の説明図、第4図は従来例の説明図
である。 13・・・・・・主流ライン、21・・・・・・圧力制
御装置、22・・・・・・蓄圧装置、24・・・・・・
圧抜ライン、28・・・・・・アキュムレータ、29・
・・・・・シリンダ、30・・・・・・可変隔壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アキュムレータ28の可変隔壁30と、前記アキュムレ
    ータ28よりも小径のシリンダ29のピストン31とを
    ロッド32を介して連結する一方、ポンプ11とアクチ
    ュエータ15とを連結する主流ライン13に介設したロ
    ードホールドチェック弁16における前記ポンプ11側
    と、前記アキュムレータ28における可変隔壁30のロ
    ッド側の密封状の加圧室33とを加圧ライン19で、ま
    た前記ロードホールドチェック弁16のアクチュエータ
    15側と、前記シリンダ29におけるピストン31の反
    ロンド側の密封状の加圧室34とを加圧ライン20でそ
    れぞれ連結すると共に、前記シリンダ29のロッド側の
    室35をタンク36に開放し、さらに前記アキュムレー
    タ28の加圧室33とタンク23との間に形成した圧抜
    ライン24に圧抜開閉弁26を介設してなる蓄圧油圧回
    路。
JP12305478U 1978-09-06 1978-09-06 蓄圧油圧回路 Expired JPS5810005Y2 (ja)

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JP12305478U JPS5810005Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 蓄圧油圧回路

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JP12305478U JPS5810005Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 蓄圧油圧回路

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Publication Number Publication Date
JPS5540242U JPS5540242U (ja) 1980-03-14
JPS5810005Y2 true JPS5810005Y2 (ja) 1983-02-23

Family

ID=29081774

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JP12305478U Expired JPS5810005Y2 (ja) 1978-09-06 1978-09-06 蓄圧油圧回路

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013054262A1 (en) * 2011-10-10 2013-04-18 Angus Peter Robson Accumulator
JP6100550B2 (ja) * 2013-02-13 2017-03-22 豊興工業株式会社 圧力制御弁
JP6458703B2 (ja) * 2015-10-13 2019-01-30 株式会社豊田自動織機 産業車両

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Publication number Publication date
JPS5540242U (ja) 1980-03-14

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