JPS6224801Y2 - - Google Patents

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JPS6224801Y2
JPS6224801Y2 JP3116184U JP3116184U JPS6224801Y2 JP S6224801 Y2 JPS6224801 Y2 JP S6224801Y2 JP 3116184 U JP3116184 U JP 3116184U JP 3116184 U JP3116184 U JP 3116184U JP S6224801 Y2 JPS6224801 Y2 JP S6224801Y2
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valve
fluid
pressure
auxiliary
flow path
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JP3116184U
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電力用しや断器等に使用するための
流体圧力を利用した操作装置に関する。
〔従来技術〕
一般にしや断器等においては、高速開閉動作は
もとより、閉動作後、数10ミリセカウンド以内に
開動作を行う場合、さらに開動作後数100ミリセ
カンド以内に閉動作を行う場合にも同様な高速開
閉動作ができる必要がある。
しかるに、油圧等を用いた制御弁等は従来の三
方向切換弁では要求を満すのは不可能である。そ
のために、本考案では、大量の作動油を高速で作
動させるために、差動回路を採用するとともに給
油弁、排油弁を別々に構成し、しかも、開動作に
おいては多量の油を制御でき、しかも所定動作後
には短時間で初期状態に復帰するように構成し
た。
〔考案の概要〕
本考案は、差動回路を採用するとともに、複数
の補助弁を介してピストン制御用開閉弁を制御す
ることにより、上記三方向切換弁では要求を満し
得ない高速開閉動作が得られるような制御装置を
有する高速度しや断・再投入機能を有する油圧操
作装置を提供することを目的としている。
〔考案の実施例〕
以下図面にしたがつて、流体として油を用いた
実施例にもとずいて考案を説明する。
本考案は、第1図、第2図、第3図に示すよう
に、油圧操作装置に差動回路を設けることによつ
て、大量の油を高速で給排するシリンダおよび操
作用ピストンを設け、また、各弁を設けている。
この差動回路は、例えば、ピストンの左右にか
かる作動油の単位面積当りの圧力を同一にすると
ともにその作動油の作用する面積をピストンの両
側において異ならせているものであつて、これに
より、面積差にかかる圧油によつてピストンを作
動させるものである。
このような構成の差動回路においては、圧油圧
力を弁の左右において異ならせる必要はなく、従
つて、排油される圧油は、給油側に供給され、そ
の結果、ピストンの移動による圧油の補充は、面
積差とピストンの作動距離の積だけでよく、従つ
て、ピストンの作動速度を少ない油量の補給のみ
で高速にすることができ、また、これらは、弁の
作動にも利用し得る。
本考案は、このような作動回路に複数の補助弁
を付加して、ピストン制御用開閉弁を制御してい
る。
なお、第1図、第2図、第3図は考案を、油圧
しや断、油圧投入方式の、しや断器に適用した場
合の異なる実施例である。
図に於て、1,2はしや断、投入動作用の電気
信号によつて動作する電磁石であり、これによつ
て、給油弁3と排油弁4を操作する。しかして、
上記電磁石1,2と両弁3,4とにより制御弁3
0を構成している。なお、給油弁3には弁口3b
を閉じる方向に、バネ5が作用しており排油弁4
が、給油弁3を開方向に作用させない限り、必ず
弁口3bを閉じて、高圧流体源である高圧油圧源
6と低圧タンク7の回路を分離している。又、排
油弁4は、弁に高圧油が作用している時は、D0
とd0の面積差により必ず弁口4aを閉じて高圧油
圧源6と低圧タンク7の回路を分離している。第
1補助弁8には弁口10bを閉じる方向に、バネ
9が作用しておりさらに弁に高圧油が作用してい
るときは、D1とd1の面積差により必ず弁口10
bを閉じて高圧油圧源6と低圧タンク7の回路を
分離している。そしてこの状態でバネ9側の弁室
8aの油圧力が降下すると開くように構成してあ
る。以下同様に、第2補助弁10は、バネ11を
弁室10a内に配置し、径D2とd2をD2>d2に設
定してある。又、同様に、第3補助弁12は、バ
ネ13を弁室12a内に配置し径D3とd3をD3
d3に設定してある。そして、第1補助弁8のバネ
9設置側と第3補助弁12のバネ13設置側との
間に流路31を設け、この流路内には弁室12a
から逆流する油の流れを阻止する流れ制限装置た
とえば逆止弁14を配置してある。開閉弁15に
は弁口15aを閉じる方向にバネ16が作用して
おり第3補助弁12に内蔵してある補助操作弁1
7が主給油弁15を開方向に作用させない限り、
必ず弁口15aを閉じて高圧油圧源6と低圧タン
ク7の回路を分離している。さらに、しや断器の
可動接触子18と機械的に連結したD4、d4の径
を有する差動ピストン19を、シリンダ20の内
部に配置し、ピストン19の外部にロツドがでて
いる側は常に高圧油圧源6とつながり、これと反
対側は、第3補助弁12を通して低圧タンク7に
つながつている。その他、第1図では第1補助弁
8内の流路8b内に弁室10aからの逆流を阻止
する流れ制限装置たとえば逆止弁21が内蔵して
ある。第2図では第1補助弁8の流路8bの径を
僅少として流れ制限装置を構成すると共に第2補
助弁10のバネ11設置側と、低圧タンク7の間
に流路41を設けてこの流路内に流れ制限装置た
とえば逆止弁22を配置してある。第3図では、
第1補助弁8の抵抗要素を省略すると共に第2補
助弁10のバネ11設置側と第1補助弁8のバネ
9の設置側との間に流路33を設けてこの流路内
に流れ制限装置たとえば逆止弁23を配置してあ
る。
次にこのように構成されたものの動作を説明す
る。実施例の1つである第1図では投入動作は電
磁石2を励磁すると排油弁4が弁口4aを閉じる
と共に給油弁3が弁口3bから離れる。したがつ
て高圧油圧源6からの高圧油を流路34,35お
よび弁室3aを介して流路36に送り込む。な
お、電磁石2の励磁解除後も流路4bを通して加
圧されるので排油弁4は閉じている。さらに高圧
油は第1補助弁8の流路8bを通つて弁室10a
に送り込まれ、第1補助弁8はD1とd1の面積差
に作用する油圧力とバネ9の力の合計の力で弁口
10bを閉じる。そして、同時に高圧油は逆止弁
14および流路31を通り弁室12aに送り込ま
れ、第2補助弁10はD2とd2の面積差に作用す
る油圧力バネ11の力の合計の力で弁口12bを
閉じる。一方、補助操作弁17は図示右方向に動
かされた開閉弁15を押して弁口15aを開き、
高圧油圧源6から多量の高圧油をシリンダ20に
送り込む。この時第3補助弁12はD3とd3の面
積差に作用する油圧力とバネ13の力の合計の力
で弁口12cを閉じた状態にあるので、ピストン
19にはD4とd4の面積差に作用する油圧力が働
いて左方に動かされ、しや断器等の可動接触子1
8が閉じる。しや断動作は、電磁石1を励磁すれ
ばよい。すなわち電磁石1を励磁すれば給油弁3
が弁口3bを閉じて高圧油圧源6を分離し、一方
排油弁4が弁口4aから離れる。これにより、d1
の面積に作用する油圧力の働きで、弁室8a内の
油は流路36、弁口4a、流路37を通り低圧タ
ンク7に流れる。この時、逆止弁21と逆止弁1
4の働きで、前記弁室8a以外の弁室12a内の
油は、排油弁4の弁口4aを通ることができない
ので、弁室8a内の圧力は急速に低下する。すな
わち弁室10a,12aより供給されようとする
流体が逆止弁21,14の作用によりしや断され
るためである。そして第1補助弁8が弁口10b
を開くことで、d2の面積に作用する油圧力の働き
で、弁室10a内の油は第1補助弁8側から流路
38を通つて直接低圧タンク7に流れる。そして
第2補助弁10が開くことで、d3の面積に作用す
る油圧力の働きで、弁室12a内の油は弁口12
bと流路39を通つて低圧タンク7に流れる。そ
して、第3補助弁12が弁口12cを開くこと
と、開閉弁15が弁口15aを閉じることでD4
とd4の面積差に作用する油圧力の働きでシリンダ
20内でピストン19の右側の油は、第3補助弁
12の弁口12cから流路40を通つて直接低圧
タンク7に流れ、このようにして補助弁8は高速
に動作し、さらに補助弁10も高速に動作し、そ
してさらに補助弁12も高速に動作し、最終的に
ピストン19も高速で右方へ動き、しや断器等の
可動接触子18が開き、しや断器はしや断動作す
る。
次に前記しや断動作後、第1補助弁8がバネ9
の力で右方に動かされるので流路37と弁口4a
を通して低圧タンク7から油が弁室8aに吸入さ
れる。同時に第2補助弁10がバネ11の力で右
方に動かされるので第1補助弁8が開いている時
は直接流路38を通して、また第1補助弁8が閉
じている時は流路37,36,8bを通して弁室
10aに油が吸入される。また、第3補助弁12
もバネ13によつて右方に動かされるので第2補
助弁10が開いている時は流路39を通して直接
低圧タンク7から、第2補助弁10が閉じている
時は流路37,36,31を通して低圧タンク7
から弁室12aに油が吸入される。以上のように
各補助弁8,10,12は迅速に元の位置に復帰
してピストン19の再駆動に備える。このよう
に、補助弁開動作後も、各弁には常に弁閉方向に
作用するバネ9,11,13が付加されているの
で、動作完了後は、高速で動作前の位置に復帰
し、高速で再駆動(しや断器投入動作)が可能で
ある。なお投入動作時には第1補助弁8、第2補
助弁10、第3補助弁12は動作しないので高速
度再投入動作時のような油の補給を必要とせず、
このため投入動作後でも、数10ミリセカンド後に
しや断動作が行なえる。
又、他の実施例である第2図では、投入動作し
や断動作は前述の第1図の実施例と同じである
が、その後の再駆動すなわちしや断器の高速再投
入動作では、抵抗要素として流路8bだけではこ
れが絞り構造であるため、弁室10a内への流体
の再補給が遅れ、高速動作が実現できないので、
別の流路41逆止弁22を設け、この流路により
低圧タンク7から直接弁室10aに補給できるよ
うにしたものである。さらに投入動作後のしや断
動作に関しては第1図の場合と同様である。
又、他の実施例である第3図では投入動作、し
や断動作は、前述の第1図の実施例と同じである
が、第1補助弁8内の通路をなくし、弁室8aと
並列に流路33を設けることにより、第1図にお
ける逆止弁21のように逆止弁が補助弁8に内蔵
されていないで逆止弁23のように別に設けてあ
り、この流路を通して弁室10aに油を吸入し得
る点に特長がある。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように、差動回路を有するピス
トンおよび弁を備えているとともに複数の補助弁
を介してピストン制御用の開閉弁を制御するの
で、容量の小さな制御弁でピストンの駆動を制御
できるとともに、各補助弁の弁室と高圧流体源と
を結ぶ流体源流路には流体の逆流に対してその流
れを制限する流れ制御装置を挿入しているので、
ピストンの移動及び復帰を迅速に行い得る効果が
ある。
なお、上記実施例では3段の補助弁を用いたも
のであるが、3段に限らず、2段以上の構成であ
れば同様の効果を奏する。また、流れ制限装置は
逆止弁に限らず、しぼり穴によつて構成してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の異なる実施例を示す
簡略断面図、第4図は第1図に対応するJIS記号
化した系統図、第5図は第2図に対応する系統
図、第6図は第3図に対応する系統図である。な
お、図中同一符号は同一部分を示す。 図において、6は高圧流体源、8,10,12
は補助弁、15は開閉弁、19は操作用ピスト
ン、30は制御弁、14,21,22,23は逆
止弁等の流れ制限装置、8a,10a,12aは
弁室、31,33〜41は流体流路を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ピストンロツド側と反対側の受圧面積差で動
    作する差動形の負荷操作用ピストンと、このピ
    ストンの上記反対側と高圧流体源とを結ぶ流体
    流路に設置された開閉弁と、この開閉弁を制御
    するために開閉弁と直列的に配置され上記高圧
    流体源からの高流体圧を受けて弁を閉方向に作
    動させる弁室を備える複数の補助弁と、この各
    補助弁の上記弁室に上記高圧流体源からの高流
    体圧を順次供給する給油弁及び各上記弁室から
    上記高流体圧を低圧タンクに排出する排油弁を
    結合してなる制御弁と、上記各補助弁の作動で
    開かれ上記ピストンの上記反対側と上記低圧タ
    ンクと連通する流体流路と、上記各補助弁の弁
    室内にあつて弁を閉方向に付勢するバネとを備
    え上記ピストンの動きを制御する流体圧力を利
    用した操作装置において、上記制御弁と上記各
    補助弁の弁室とを結ぶ流体流路中に挿入され上
    記各補助弁の弁室から制御弁側への流体の流れ
    に対して流れを制限する流れ制限装置を備える
    ことを特徴とする流体圧力を利用した操作装
    置。 (2) 流れ制限装置は逆止弁であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の流体圧
    力を利用した操作装置。 (3) 流れ制限装置は小型の絞り流路で構成された
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の流体圧を利用した操作装置。 (4) 制御弁と各補助弁の弁室とを結ぶ流体流路は
    補助弁内に設けられていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項いず
    れか記載の流体圧を利用した操作装置。 (5) 制御弁と第2段目以降の補助弁の弁室とを結
    ぶ流体流路は第1段目の補助弁の弁室と並列に
    設けられていることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項ないし第3項いずれか記載の
    流体圧を利用した操作装置。
JP3116184U 1984-03-01 1984-03-01 流体圧力を利用した操作装置 Granted JPS6064303U (ja)

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JP3116184U JPS6064303U (ja) 1984-03-01 1984-03-01 流体圧力を利用した操作装置

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JPS6064303U JPS6064303U (ja) 1985-05-07
JPS6224801Y2 true JPS6224801Y2 (ja) 1987-06-25

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ID=30162017

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