JPS5939203Y2 - 流体制御装置 - Google Patents

流体制御装置

Info

Publication number
JPS5939203Y2
JPS5939203Y2 JP17243577U JP17243577U JPS5939203Y2 JP S5939203 Y2 JPS5939203 Y2 JP S5939203Y2 JP 17243577 U JP17243577 U JP 17243577U JP 17243577 U JP17243577 U JP 17243577U JP S5939203 Y2 JPS5939203 Y2 JP S5939203Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressure
pump
actuator
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17243577U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5497594U (ja
Inventor
健二 増田
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
Priority to JP17243577U priority Critical patent/JPS5939203Y2/ja
Publication of JPS5497594U publication Critical patent/JPS5497594U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5939203Y2 publication Critical patent/JPS5939203Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はポンプから吐出された流体の方向及び流量を制
御する弁と、リリーフ弁穴の圧力補償弁とを具備する圧
力補償付流量方向制御機能形の流体制御装置に関し、該
制御回路に他のアクチュエータを作動するための別回路
を形成すると共に、接続可能にしたことを特徴とするも
のである。
第3図は中立オールポートブロック形の流量方向制御弁
1と、リリーフ弁形の圧力補償弁2とを具備する従来の
流体制御装置を示したものである。
該制御装置を詳しく説明すると、前記流体制御装置は、
ポンプ3から吐出される流体の方向及び流量を制御する
機能並びにアクチュエータ4と負荷の大きさに対応した
圧力をフィードバック用の通路5を介して前記圧力補償
弁2における主弁6の背圧室に導く機能を有する流量方
向制御弁1と、アクチュエータ4の負荷に対応して前記
流量方向制御弁1に形成したオリフィス7前後の差圧を
一定に制御する圧力補償機能及びアクチュエータの過負
荷を防止するリリーフ機能を有する圧力補償弁2とによ
って構成されている。
しかも、前記流量方向制御弁1は中立位置にお・いて圧
力補償弁2のベント路11をタンク12に開放させる通
路13を備えても・す、このためアクチュエータ4を停
止させているとき、主弁6はアンロード弁としての機能
を発揮する。
以上の如き従来の流体制御装置にも・いで、流量方向制
御弁1の中立時、図示アクチュエータ4以外の別のアク
チュエータを作動させるために、ポンプ3の吐出側に別
の回路を接続した場合、流量方向制御弁1が図示の如く
中立位置にあるとき圧力補償弁2は、アンロード弁とし
て作用しポンプ3の吐出流体をタンク9に開放するので
他の回路には流体が供給されない。
そこで、ポンプ3の吐出流体を別の回路に供給する上に
も・いて、例えば通路13の出L1を閉じて圧力補償弁
2のアンロード機能をな、<シた場合、圧力補償弁2の
リリーフ機能が損われるので、該圧力補償弁2の外にリ
リーフ弁を設ける必要がある。
また、流量方向制御弁1を中立位置から他のポジション
に切換えたとき、圧力補償弁2にお・ける主弁6のスプ
ールは、バネにより閉鎖方向に移動するので、背圧室は
負圧傾向になる。
この背圧室に流体が充填されるまでポンプ3の吐出圧は
上昇しない。
すなわち、圧力補償弁2における主弁6の背圧室に作用
する圧力がアクチュエータ4の負荷に達するまで時間が
かがるので、圧力補償弁2の応答が非常に遅くなる欠点
があった。
本考案は上記の点に鑑み考案したもので、目的とすると
ころは主アクチユエータを制御する流量方向制御弁の中
立時、圧力補償弁のベンI・路をポンプに接続する如く
して、別のアクチュエータ作動用回路の接続を可能に威
すと共に、流量方向制御弁の切換時にお・ける圧力補償
弁の応答を早くしたものである。
本考案の構成は、ポンプと第1アクチユエータとの間に
介設した流量方向制御弁と、前記流量方向制御弁に形成
されるオリフィスの前位においでポンプ吐出流体をタン
クに分流させて前記オリフィスの前後差圧を一定にする
りリーフ弁形の圧力補償弁とを設け、該圧力補償弁のパ
イロット弁と並列に設けたバイパス路に開閉弁を介設す
るど共に、該圧力補償弁の背圧室に接続したベント路に
絞りを設け、該ベント路を、前記流量方向制御弁により
前記ポンプの吐出路と前記オリフィスの後位とに切換連
通する一方、前記ポンプの吐出路から分岐する回路に第
2のアクチュエータを接続したものであって、第1のア
クチュエータを停止しでいるとき、前記圧力補償弁はリ
リーフ弁機能に切換わり、このため、前記ポンプの吐出
路に別回路を接続し、前記圧力補償弁におけるパイロッ
ト弁の設定圧範囲内の圧力で前記別回路に接続した第2
のアクチュエータを作動させることができ、第1のアク
チュエータ制御用の圧力補償弁兼リリーフ弁としての圧
力補償弁を第2のアクチュエータの過負荷時のリリーフ
弁としても兼用でき、それでいてバイパス路の開閉弁を
操作することによって、前記圧力補償弁の応答を早くし
たのである。
以下、本考案の実施例を第1図及び第2図に基づき説明
する。
第1図の実施例と、すでに説明した第3図とを比較して
明らかなように、第1図の実施例は流量方向制御弁20
の中立位置で開放する通路21を介して圧力補償弁22
のベント路23をポンプ24の吐出口に連結する一方、
前記圧力補償弁22にお・けるパイ弓ロット弁25と並
列に形成したバイパス路26とに直動形の電磁開閉弁2
7を設けた点に特徴がある。
第1図の実施例を第2図に基づき、さらに詳しく説明す
ると、流量方向制御弁20と圧力補償弁22とは上下2
段に重ね合わされ、4個のメインポー1−P、A、B、
Tを形成し、ポンプポートPにはポンプ24を、A、B
ポートA、B間には第1のアクチュエータ28を、タン
クポー1− Tにはタンク29をそれぞれ接続している
また、前記流量方向制御弁20はスプール30を中立位
置に保持したとき前記の4個のポー1−P、A、B、T
相互間をすべて閉鎖するが、同時に前記アクチュエータ
28と、圧力補償弁22にお・ける主弁31の背圧室3
2とを連結するフィードバックライン33をも閉鎖する
機能を有し、また同時に前記圧力補償弁22のベント路
23を通路21を介して前記ポンプ24の吐出口に直接
連通させる機能を有している。
そして前記スプール3oを中立位置以外の位置に変位さ
せることによって、前記ポンプ24とアクチュエータ2
8との間のオリフィス34の開度を任意に形成でき、同
時にフィードバックライン33を介してオリフィス34
と背圧室32とを連通させ、また同時に前記通路21を
閉鎖する機能を具備する。
従って、前記フィードバックライン33と前記通路21
とはスプール30の変位によっていずれか一方が開放し
たとき他方が閉鎖する対称的な関係にある。
一方、前記圧力補償弁22はバランスピストン式の主弁
31と直動式のパイロット弁25とによって構成されて
おり、前記主弁31はポンプポートPと分流ポート35
との間にノーマクローズ状の圧力制御部36を形成しで
いる。
そして、前記フィードバックライン33中に介設した絞
り37と背圧室32との間に一端を接続し、且つ前記パ
イロット弁25と並列に設けたバイパスライン26に直
動形の電磁開閉弁27を介設すると共に、さらに前記ポ
ンプ24の吐出口から分岐した別回路38に開閉弁39
及び第2のアクチュエータ40を設けている。
実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説
明する。
第2図に示す如く2流量方向制御弁20を中立位置に保
持しでいる状態でポンプ24を駆動すると、ポンプ吐出
圧力は点線矢印の如く通路21を介しベント路23を逆
流しで瞬間的に背圧室32に伝達される。
このとき、直動形の電磁開閉弁27によってバイパス路
26を開放しておくと、背圧室32はタンク圧になるの
で、絞り37によってポンプ24の吐出圧力が上昇し、
これによっで主弁31は右方向に変位してポンプ24か
ら吐出される流体を圧力制御部36を介してタンク41
にベント圧力で゛アンロードする。
以上の状態で直動形の電磁開閉弁27を閉鎖位置に切換
えると、背圧室32の圧力が瞬間的に上昇して主弁31
を左方向に移動し圧力制御部36は閉鎖する。
そして背圧室32の圧力がパイロンI・弁25による設
定圧力以上になり、該パイロット弁25が開がれ、絞り
37の抵抗によって形成された圧力差によって圧力制御
部36が再び制御状態となるど、ポンプ24から吐出さ
れる流体は全量がパイロット弁25の設定圧力値でもっ
てタンク41にリリーフされる以上の状態で別回路38
における開閉弁39を開放位置に切換えると、ポンプ2
4がら吐出される流体で別アクチュエータ40を作動さ
せることかできるしかして、別のアクチュエータ40に
作用する負荷によってポンプ吐出圧がパイロット弁25
による設定圧以上になって該パイロンI・弁25が押開
がれると、主弁31が右動し圧力制御部36が開放され
てポンプ24から吐出する全量がタンク41にリリーフ
される。
以」−―の状態から開閉弁39を閉鎖する一方、スプー
ル30を例えば左方向に変位させると、通路21が閉鎖
され、それと対称的にワイドバックライン33の一端並
びにオリフィス34が開「1されて、アクチュエータ2
8を介してポンプ24からタンク29にがけての通路を
連通ずる一方、背圧室32に負荷圧が瞬間的に作用する
この結果、主弁31は圧力制御部36からタンク41に
分流する流量を制御してオリフィル34の前後の差圧を
一定に保持する圧力補償弁本来の機能を発揮する。
以上の状態でアクチュエータ28の負荷Wが過大になり
パイロンI・弁25が押し開かれると、主弁31はポン
プ24から吐出される流体の全量をタンク41にリリー
フさせる。
なお・、この状態で別のアクチュエータ40を駆動でき
ることはいうまでもない。
要する以上実施例では、−側のアクチュエータ28を停
止させているとき別のアクチュエータ40を作動させる
ことができ、この場合圧力補償弁22はリリーフ弁の機
能を発揮する。
また、2個のアクチュエータ28.40をともに停止さ
せでいるとき、直動形の電磁開閉弁27によって圧力補
償弁22はアンロード弁とリリーフ弁との機能を発揮す
る。
さらに、−側のアクチュエータ28のみを作動させると
き、圧力補償弁22は本来の圧力補償弁機能とリリーフ
弁機能とを発揮する。
なお、別のアクチュエータ40の負荷がアクチュエータ
28の負荷Wより軽いときは同時駆動も可能である。
また、図示実施例にお・いて流量方向制御弁20はアク
チュエータ28を往復両方向に制御することができるが
、アクチュエータ28として流体モータを使用し、該モ
ータを一方向のみに制御する形式のものでもよいのは勿
論である。
なお、電磁開閉弁27は直動形なのでオンロード時の応
答性が早い。
叙上の如く本考案は圧力補償弁22のベント路23を流
量方向制御弁20のスプール30に形成した開閉通路2
1を介してポンプ24の吐出口に連結し、該開閉通路2
1と負荷圧のフィードバックライン33とを前記スプー
ル30の操作によって一方を閉鎖したとき他方が開放さ
れるような対称的な開閉機能をもたせたから1.アクチ
ュエータ28を停止しているとき、前記圧力補償弁22
はリリーフ弁機能に切換わる。
このため、前記ポンプ24の吐出口に別回路38を接続
し、前記圧力補償弁22におけるパイロット弁25の設
定圧範囲内の圧力で別アクチュエータ40を作動させる
ことが可能でさり、メインアクチュエータ28制御用の
圧力補償弁兼リリーフ弁としての圧力補償弁22を別ア
クチュエータ40の過負荷時のリリーフ弁としても兼用
でき、それでいてドレン用のバイパス路26の直動形電
磁開閉弁27を操作することによって、前記圧力補償弁
22の主弁31を応答性の高いアンロード弁としても兼
用できるなど、簡単な構造で多制御を行なえる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図は前回の
具体例の1新面図、第3図は従来例の説明図である。 20・・・・・・流量方向制御弁、22・・・・・・圧
力補償弁、23・・・・・・ベンhi、25・・・・・
・パイロット弁、31・・・・・・主弁、33・・・・
・・フィードバックライン、34・・・・・・オリフィ
ス、35・・・・・・分流ポート、36・・・・・・圧
力制御部、37・・・・・・絞り、38・・・・・・別
回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ24と第1のアクチュエータ28との間に介設し
    た流量方向制御弁20と、前記流量方向制御弁20に形
    成されるオリフィス34の前位においてポンプ吐出流体
    をタンク41に分流させて前記オリフィス34の前後差
    圧を一定にするリリーフ弁形の圧力補償弁22とを設け
    、該圧力補償弁22のパイロット弁25と並列に設けた
    バイパス路26に開閉弁27を介設すると共に、該圧力
    補償弁22の背圧室32に接続したベント路23に絞り
    37を設け、該ベント路23を前記流量方向制御弁20
    により前記ポンプ24の吐出路と前記オリフィス34の
    後位とに切換連通する一方、前記ポンプ24の吐出路か
    ら分岐する回路38に第2のアクチュエータ40を接続
    したことを特徴とする流体制御装置。
JP17243577U 1977-12-20 1977-12-20 流体制御装置 Expired JPS5939203Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17243577U JPS5939203Y2 (ja) 1977-12-20 1977-12-20 流体制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17243577U JPS5939203Y2 (ja) 1977-12-20 1977-12-20 流体制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5497594U JPS5497594U (ja) 1979-07-10
JPS5939203Y2 true JPS5939203Y2 (ja) 1984-11-01

Family

ID=29177223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17243577U Expired JPS5939203Y2 (ja) 1977-12-20 1977-12-20 流体制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5939203Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57120702A (en) * 1981-01-19 1982-07-27 Nippon Air Brake Co Ltd Composite valve
JPS58117140A (ja) * 1981-12-28 1983-07-12 Daikin Ind Ltd 油圧回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5497594U (ja) 1979-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5592967A (en) Control valve with variable priority function
JPS5939203Y2 (ja) 流体制御装置
JPS595165B2 (ja) 液圧制御装置
JPH0374608A (ja) 流量制御回路
JP2630775B2 (ja) 高負荷アクチュエータの優先作動制御装置
JP3187155B2 (ja) 制御弁装置
JPH0443127B2 (ja)
JPH11257303A (ja) 切換弁
JPH0337642B2 (ja)
JPS5830966Y2 (ja) ロジツク弁の高速作動装置
JPS6123681Y2 (ja)
JPS6113762Y2 (ja)
JPH02566B2 (ja)
JPS6128534Y2 (ja)
JPH0381003B2 (ja)
JPH02484Y2 (ja)
JPH0112961B2 (ja)
JP2514159Y2 (ja) 流量調整弁
JPH0357351B2 (ja)
JP2652791B2 (ja) 流量制御装置
JPH059522Y2 (ja)
JPH0434001B2 (ja)
JPH0337641B2 (ja)
JP2002276608A (ja) 油圧制御装置
JPS58184301A (ja) 複数の回路系統を備えた油圧回路