JPS6113762Y2 - - Google Patents

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JPS6113762Y2
JPS6113762Y2 JP11109778U JP11109778U JPS6113762Y2 JP S6113762 Y2 JPS6113762 Y2 JP S6113762Y2 JP 11109778 U JP11109778 U JP 11109778U JP 11109778 U JP11109778 U JP 11109778U JP S6113762 Y2 JPS6113762 Y2 JP S6113762Y2
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line
pressure
valve
switching valve
flow rate
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JP11109778U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、圧力補償付比例切換弁に関し、アク
チユエータ起動時のシヨツクを防止する如くした
ことを特徴とする比例切換弁に関する。
従来、比例切換弁として提供されている第4図
の如き構造のものは、図示の如き中立アンロード
状態から、ポートA,B間に接続したアクチユエ
ータを起動するに当つて、方向切換弁1をシンボ
ルDまたはシンボルEに切換えたとき、フイード
バツク通路2aまたは2bを介して負荷圧が圧力
補償弁3の背圧室に作用して該圧力補償弁3を一
旦閉鎖させるため、ポンプ4の吐出圧が瞬間的に
大きくなつてシヨツクが発生する。そこで、仮想
線で示すような圧抜ライン5を形成し、アクチユ
エータ起動時にポンプ4に加わるシヨツクをなく
すべくしたものが提供されているが、斯る構造で
は比例制御時、圧抜ライン5から常に流体がタン
クに漏洩するから、圧力補償機能が損なわれ、最
大流量が低下し、さらに漏洩量に対応した動力損
失が生ずる欠点があつた。
本考案は上記の点に鑑み考案されたもので、本
考案は最大流量を低下させたり、動力損失を発生
したりすることなく、アクチユエータ起動時のシ
ヨツクを防止する如くした比例切換弁を提供する
ことを目的とするものである。
而して本考案によれば、ポンプ14の吐出ライ
ンに接続する圧力ポートPとアクチユエータに接
続する負荷ポートAとの間を閉鎖する中立位置と
前記圧力ポートPと負荷ポートAとの間に流量調
整部33aを形成する切換位置とを備えた方向切
換弁12と、前記流量調整部33a前後の差圧に
応動して前記吐出ラインの流体をタンクに分流し
て流量調整部33a前後の差圧を一定に成す分流
形の圧力補償弁11とから成り、前記圧力補償弁
11の背圧室22に一端を接続するベントライン
32及びフイードバツクライン34aの他端を前
記方向切換弁12におけるスブール27の摺動面
に開口して、前記方向切換弁12の中立位置で前
記ベントライン32を前記方向切換弁12のベン
ト開閉部35を介してタンクに開放し、かつ前記
フイードバツクライン34aを閉鎖し、前記方向
切換弁12の中立位置から切換位置への過渡期、
前記フイードバツクライン34aを流量調整部3
3aの後位連通させると共に、前記圧力ポートP
を負荷ポートAに連通させ、かつ前記ベントライ
ン32をタンクに開放し、前記方向切換弁12の
切換位置で前記ベントライン32を閉鎖するよう
にしたものであつて、中立位置時のアンロード状
態からポンプ14とアクチユエータとを連通させ
る間の過渡期、一時的に流量調整部33aの後位
をフイードバツクライン34a及びベントライン
32に連通させ、このベントライン32をベント
開閉部35を介してタンクに開放し、その後、ベ
ントライン32の開度をスプール27のベント開
閉部35によつて徐々に小さくして、圧力補償弁
11を徐々に閉鎖させてポンプ吐出圧を徐々に上
昇させるので、アクチユエータは徐々に起動し始
める。この結果、アクチユエータ起動時のシヨツ
クを防止でき、しかも圧力ポートPと負荷ポート
A間の流量調整部33aの開度拡大に伴つてベン
トライン32がベント開閉部35によつて可変的
に閉鎖されるので、従来の固定式圧抜ライン5の
如く圧力補償弁11の制御機能を損なわないし、
また前記従来形にくらべて圧力ポートPと負荷ポ
ートAとの間の差圧を大きく保持できるので最大
流量が低下しないし、さらに従来の如く圧抜ライ
ン5から常に物体が漏洩することによる動力損失
が防止できるものである。
以下本考案の実施例を第1図及び第2図に基づ
き説明する。
図示実施例は分流形の圧力補償弁11と4ポー
ト形の方向切換弁12とによつて構成している。
前記の圧力補償弁11は弁プロツク13に、ポ
ンプ14を接続する一次ポート15と、タンク1
6aを接続する分流ポート17とを形成すると共
に、前記弁プロツク13内に設けた可動弁18の
一端にパイロツト室19を、同他端に背圧室20
をそれぞれ形成し、前記可動弁18内に穿設した
通路21を介して前記一次ポート15と前記パイ
ロツト室19とを連通する一方、前記背圧室20
内に設置したスプリング22力によつて前記可動
弁18を押圧し、前記一次ポート15と分流ポー
トとの間に形成した圧力制御部23をノーマルク
ローズ状に保持する如くしている。
一方、前記方向切換弁12は、第2図に示す如
く弁ブロツク26に4個のポートP,T,A,B
を形成すると共に、該ブロツク26内に挿入した
スプール27の一端にセンタリングスプリング2
8を設け、該スプリングでスプール27を中立位
置に保持して、前記各ポート相互間を閉鎖せしめ
ている。第2図に示す如く前記PポートPを弁ブ
ロツク26の真中に形成すると共に、該Pポート
Pの両側に形成した輪溝29a,29bと前記P
ポートPとをロードホールドチエツク弁30を介
して連結し、前記PポートPと他端の輪溝29b
間にベントライン32を形成している。また、前
記輪溝29a,29bとA.BポートA,Bとの間
に形成した流量調整部33a,33bの外側にそ
れぞれフイードバツクライン34a,34bを開
口すると共に、前記スプール27を中立位置に保
持しているとき、前記ベントライン32をスプー
ル27に形成したベント開閉部35を介してタン
ク16aに連通する一方、他のフイードバツクラ
イン34a,34bをそれぞれスプールランド3
8,39によつて閉鎖せしめ、さらに前記ベント
ライン32,フイードバツクライン34a,34
bを一括してライン41を介し圧力補償弁11の
背圧室20に接続している。
本実施例は上記の如く構成するものにして、以
下作用を説明する。
第1図の如くスプール27を中立位置に保持し
ている場合、各ポートP,T,A,B相互間はそ
れぞれ閉鎖され、一方、背圧室20はベントライ
ン32及びベント開閉部35を介してタンク16
aに連通しているので、斯る状態でポンプ14を
起動すると、該ポンプ14の吐出圧は通路21を
介してパイロツト室19に作用し、可動弁18を
左方向に変位させる。このため、前記ポンプ14
から吐出される流体は圧力制御部23を介して全
量が、スプリング22力に対応する小さな圧力で
タンク16aに戻される。つまり、中立ベントア
ンロード機能が働く訳である。
次にアクチユエータを起動させせるにはスプー
ル27を変位させなければならないが、第2図に
おいてスプール27を右方向に変位させ始める
と、先づスプール27がl2分だけ移動したとき、
一側のフイードバツクライン34aがAポートA
に開口し、続いて流量調整部33aが開口され
る。この場合スプール27は切換位置までl移動
する構成でl2とはl1>l2の関係にあつて、スプー
ル27がl1分移動したとき第3図におけるシンボ
ルHが形成されると共に、その中立位置から切換
位置であるシンボルHへの過渡期、第3図におけ
るシンボルGが形成される。斯る、シンボルGは
流量調整部33aの後位をフイードバツクライン
34a及びベントライン32に連通させ、このベ
ントライン32をベント開閉部35を介してタン
ク16aに連通させる構成なので、流量調整部3
3a後位の流体の一部がフイードバツクライン3
4a,ベントライン32,ベント開閉部35を介
してタンク16aに排出される。そして、スプー
ル27の断続的な変位により、第3図における切
換位置(シンボルH)に設定されるに至り、前記
のベント開閉部35は閉鎖され、流量調整部33
a後位の圧力がフイードバツクライン34aを介
して背圧室22に作用することにより圧力補償弁
11の制御機能が正常に働き始め、PポートPと
AポートAとの間の差圧を一定に補償する。
換言するならば、PポートPがAポートAに連
通した直後、圧力補償弁11の背圧室20はライ
ン41,ベントライン32,ベント開閉部35を
介して、タンク16aに連通している。したがつ
て、圧力補償弁11はアンロード状態を保持して
いるので、ポンプ吐出圧は上昇しないが、スプー
ル27の移動と共に、該スプール27のベント開
閉部35によつてベントライン32の開度を徐々
に小さくする。その結果、ベントライン32の抵
抗によつて圧力補償弁11の背圧室20は徐々に
圧力上昇する。しかして、圧力補償弁11におけ
る圧力制御部23の開度は小さくなり、ポンプ1
4の吐出圧を徐々に上昇させてアクチユエータの
負荷に対応する圧力に設定する。その結果、アク
チユエータはシヨツクなく徐々に起動し始めるの
である。
また、第3図において方向切換弁12を前記と
は対称的な方向に変位させると、アクチユエータ
を反対方向に作動させる上で、前記とは対称的な
作用を行うことができる。
なお、図示の方向切換弁12は4ポート形のも
のを実施例としているが、実施に当つては少なく
とも3ポートP,T,Aとし、アクチユエータの
方向のみの作動を制御する如くしてもよいのは勿
論である。
叙上の如く本考案は、ポンプ14の吐出ライン
に接続する圧力ポートPとアクチユエータに接続
する負荷ポートAとの間を閉鎖する中立位置と前
記圧力ポートPと負荷ポートAとの間に流量調整
部33aを形成する切換位置とを備えた方向切換
弁12と、前記流量調整部33a前後の差圧に応
動して前記吐出ラインの流体をタンクに分流して
流量調整部33a前後の差圧を一定に成す分流形
の圧力補償弁11とから成り、前記圧力補償弁1
1の背圧室22に一端を接続するベントライン3
2及びフイードバツクライン34aの他端を前記
方向切換弁12におけるスプール27の摺動面に
開口して、前記方向切換弁12の中立位置で前記
ベントライン32を前記方向切換弁12のベント
開閉部35を介してタンクに開放し、かつ前記フ
イードバツクライン34aを閉鎖し、前記方向切
換弁12の中立位置から切換位置への過渡期、前
記フイードバツクライン34aを流量調整部33
aの後位連通させると共に、前記圧力ポートPを
負荷ポートAに連通させ、かつ前記ベントライン
32をタンクに開放し、前記方向切換弁12の切
換位置で前記ベントライン32を閉鎖するように
したので、方向切換弁12の中立位置時のアンロ
ード状態からポンプ14とアクチユエータとを連
通させる間の過渡期、一時的に流量調整部33a
の後位をフイードバツクライン34a及びベント
ライン32に連通させ、このベントライン32を
ベント開閉部35を介してタンクに開放し、その
後、ベントライン32の開度をスプール27のベ
ント開閉部35によつて徐々に小さくして、圧力
補償弁11徐々に閉鎖させてポンプ吐出圧を徐々
に上昇させるので、アクチユエータは徐々に起動
し始める。この結果、アクチユエータ起動時のシ
ヨツクを防止でき、しかも圧力ポートPと負荷ポ
ートA間の流量調整部33aの開度拡大に伴つて
ベントライン32がベント開閉部35によつて可
変的に閉鎖されるので、従来の固定式圧抜ライン
5の如く圧力補償弁11の制御機能を損なわない
し、また前記従来形にくらべて圧力ポートPと負
荷ポートAとの間の差圧を大きく保持できるので
最大流量が低下しないし、さらに従来の如く圧抜
ライン5から常に流体が漏洩することによる動力
損失が防止できるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は前図の部分拡大図、第3図は実施例の説明図、
第4図は従来例の説明図である。 11…圧力補償弁,12…方向切換弁,14…
ポンプ,22…背圧室,27…スプール,32…
ベントライン,33a…流量調整部,34a…フ
イードバツクライン,35…ベント開閉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ14の吐出ラインに接続する圧力ポート
    Pとアクチユエータに接続する負荷ポートAとの
    間を閉鎖する中立位置と前記圧力ポートPと負荷
    ポートAとの間に流量調整部33aを形成する切
    換装置とを備えた方向切換弁12と、前記流量調
    整部33a前後の差圧に応動して前記吐出ライン
    の流体をタンクに分流して流量調整部33a前後
    の差圧を一定に成す分流形の圧力補償弁11とか
    ら成り、前記圧力補償弁11の背圧室22に一端
    を接続するベントライン32及びフイードバツク
    ライン34aの他端を前記方向切換弁12におけ
    るスプール27の摺動面に開口して、前記方向切
    換弁12の中立位置で前記ベントライン32を前
    記方向切換弁12のベント開閉部35を介してタ
    ンクに開放し、かつ前記フイードバツクライン3
    4aを閉鎖し、前記方向切換弁12の中立位置か
    ら切換位置への過渡期、前記フイードバツクライ
    ン34aを流量調整部33aの後位連通させると
    共に、前記圧力ポートPを負荷ポートAに連通さ
    せ、かつ前記ベントライン32をタンクに開放
    し、前記方向切換弁12の切換位置で前記ベント
    ライン32を閉鎖するようにした比例切換弁。
JP11109778U 1978-08-11 1978-08-11 Expired JPS6113762Y2 (ja)

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JP11109778U JPS6113762Y2 (ja) 1978-08-11 1978-08-11

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JPS5528146U JPS5528146U (ja) 1980-02-23
JPS6113762Y2 true JPS6113762Y2 (ja) 1986-04-28

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JP11109778U Expired JPS6113762Y2 (ja) 1978-08-11 1978-08-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5776575U (ja) * 1980-10-29 1982-05-12
DE8801058U1 (ja) * 1988-01-29 1988-03-10 Danfoss A/S, Nordborg, Dk

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JPS5528146U (ja) 1980-02-23

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