JPH059522Y2 - - Google Patents

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JPH059522Y2
JPH059522Y2 JP1986158749U JP15874986U JPH059522Y2 JP H059522 Y2 JPH059522 Y2 JP H059522Y2 JP 1986158749 U JP1986158749 U JP 1986158749U JP 15874986 U JP15874986 U JP 15874986U JP H059522 Y2 JPH059522 Y2 JP H059522Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、アクチユエータに接続される一対の
負荷路をリザーバに接続される排出路に共に連通
させる状態から前記負荷路のいずれか一方を液圧
ポンプに接続される供給路に連通させるとともに
他方の負荷路を前記排出路に連通させる状態に切
り換え可能な流量方向制御弁を備えてなるアクチ
ユエータ制御回路に付設されて、前記供給路内の
液圧を前記負荷路内の液圧に応じて制御する負荷
感応回路に関する。
〔従来技術〕
負荷感応回路は、従来、第3図及び第4図に示
したように、流量方向制御弁11を備えるアクチ
ユエータ制御回路に付設されていて、負荷感応リ
リーフ弁12、絞り13及びリリーフ弁14によ
つて構成されている。負荷感応リリーフ弁12
は、液圧ポンプ15に接続される供給路P内の液
圧を一側に受け、また他側に各負荷路A,B内液
圧によつて開く常閉型のパイロツト切換弁16を
介して各負荷路A,B(アクチユエータ20に接
続されている)に接続されるパイロツトライン1
7内の液圧とばね18による設定ばね力を受ける
弁体19を有していて、供給路P内の液圧がパイ
ロツトライン17内の液圧より設定ばね力相当分
高くなつたときリリーフ作動するように構成され
ている。絞り13は、パイロツトライン17とリ
ザーバ21を接続するライン22に介装されてい
て、パイロツト切換弁16が各負荷路A,B内液
圧によつて開いてパイロツトライン17に各負荷
路A,B内の液圧が付与されているときにはそれ
を保持し、またパイロツト切換弁16が図示のよ
うに閉じた状態(パイロツトライン17と各負荷
路A,Bの連通を遮断している状態)にあるとき
にはパイロツトライン17内の液圧をゼロとす
る。リリーフ弁14は、パイロツトライン17内
の液圧が設定値以上に上昇したときリリーフ作動
する安全弁であり、ライン22と並列に設けたラ
イン23に介装されている。
上記構成の従来装置においては、制御弁11が
図示の状態にあれば、両負荷路A,Bは共に排出
路Rに連通していてその液圧はゼロであるため、
パイロツト切換弁16は図示のように閉じた状態
にあり、パイロツトライン17内の液圧はゼロと
されている。したがつて、負荷感応リリーフ弁1
2は供給路P内液圧による力がばね18による設
定ばね力以上になるとリリーフ作動し、ポンプ負
荷の軽減がなされる。
また、制御弁11が図示の状態から切り換えら
れて供給路Pがいずれか一方の負荷路AまたはB
に連通すると、これに伴なつてパイロツト切換弁
16が開いてパイロツトライン17が負荷路A又
はBに連通するため、同負荷路A又はB内の液圧
がパイロツトライン17に付与される。したがつ
て、負荷感応リリーフ弁12は、供給路P内液圧
による力がばね18による設定ばね力とパイロツ
トライン17に付与されている負荷路A又はB内
の液圧による力の合力以上になるとリリーフ作動
するようになり、供給路P内液圧が、負荷路A又
はB内の液圧よりばね18による設定ばね力相当
分高い液圧に保持され、負荷路A又はB内の液圧
に応じて制御されてアクチユエータ制御回路に供
給される。
なお、パイロツトライン17内の液圧がリリー
フ弁14の設定値以上になると、リリーフ弁14
がリリーフ作動するため、供給路P内の液圧が過
度に上昇することはなく、当該装置の安全・耐久
性は保証される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記した従来装置においては、パイ
ロツト切換弁16から負荷感応リリーフ弁12に
至るパイロツトライン17の容積が大きい場合に
は、特に制御弁11が図示の状態から切り換えら
れて供給路Pがいずれか一方の負荷路AまたはB
に連通する作動初期において負荷路A又はB内の
液圧が負荷感応リリーフ弁12に伝わるまでに長
い時間を要し、供給路P内の液圧上昇が遅れるこ
とがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記した問題(供給路P内液圧の応
答遅れ)を解決すべくなされたもので、当該負荷
感応回路を、前記供給路内液圧を一側に受けまた
他側に前記負荷路内液圧によつて開く常閉型のパ
イロツト切換弁を介して前記負荷路に接続される
パイロツトライン内の液圧と設定ばね力を受ける
弁体を有して前記供給路内液圧が前記パイロツト
ライン内液圧より前記設定ばね力相当分高くなつ
たときリリーフ作動する負荷感応リリーフ弁と、
前記パイロツトラインと前記供給路を接続する第
1接続ラインに介装された第1絞りと、前記パイ
ロツトラインとリザーバを接続する第2接続ライ
ンに介装された第2絞りと、前記第2接続ライン
に並列接続された第3接続ラインに介装されたア
ンロード弁を備えてなる構成とした。
〔考案の作用・効果〕
本考案による負荷感応回路においては、アクチ
ユエータ制御回路の制御弁が一対の負荷路を排出
路に共に連通させる状態にあるとき、負荷路がリ
ザーバに連通するため負荷路内の液圧はゼロとな
り、パイロツト切換弁によつてパイロツトライン
と負荷路の連通が遮断されるものの、アンロード
弁によつて第3接続ラインを閉じておけば、第1
接続ラインに介装した第1絞りと第2接続ライン
に介装した第2絞りによつてパイロツトライン内
の液圧を所定の値とすることができて、供給路内
の液圧を従来の装置に比して所定値上昇させるこ
とができる。したがつて、パイロツト切換弁から
負荷感応リリーフ弁に至るパイロツトラインの容
積が大きい場合にも、アクチユエータ制御回路に
おける制御弁が両負荷路を排出路に共に連通させ
る状態から切り換えられて供給路がいずれか一方
の負荷路に連通する作動初期に供給路内液圧を遅
れなく的確に上昇させることができる。
また、アクチユエータ制御回路の制御弁が一対
の負荷路を排出路に共に連通させる状態にあると
きにおいてアンロード弁によつて第3接続ライン
を開いておけば、パイロツトライン内の液圧をゼ
ロとすることができて負荷感応リリーフ弁のリリ
ーフ作動圧をばね力による設定ばね力相当圧とす
ることができ、ポンプ負荷を軽減することができ
る。
しかして、アンロード弁が第3接続ラインを閉
じている状態において、アクチユエータ制御回路
の制御弁が切り換えられて供給路と負荷路の連通
が制御されるようになると、負荷路内液圧によつ
てパイロツト切換弁が開いてパイロツトラインと
負荷路が連通するため、負荷路内液圧がパイロツ
トラインに付与されて負荷感応リリーフ弁のリリ
ーフ作動圧が負荷路内液圧より設定ばね力相当分
高い値とされる。したがつて、供給路内液圧が負
荷路内液圧に応じて制御されてアクチユエータ制
御回路に供給される。
なお、第2絞り又はアンロード弁に対してリリ
ーフ弁を並列に設ければ、従来装置と同様に供給
路内液圧が過度に上昇することはなく、当該装置
の安全・耐久性は保証される。
〔実施例〕
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図及び第2図にて示した装置においては、
パイロツトライン17と供給路Pを接続するライ
ン24(第1図にて示したように負荷感応リリー
フ弁12とは別に設けてもよく、また第2図にて
示したように負荷感応リリーフ弁12の弁体19
に設けてもよい)に絞り25(絞り13より所定
量大きい絞り)が介装され、ライン22,23に
並列接続されたライン26にアンロード弁27が
介装され、パイロツトライン17のパイロツト切
換弁16側部分にシヤトル弁28が介装されてい
る。また、供給路Pが流量方向制御弁11のみな
らず分岐されて第2のアクチユエータ制御回路に
おける流量方向制御弁31にも接続され、同回路
の各負荷路C,D(図示しないアクチユエータに
接続されている)が第2のパイロツト切換弁32
(パイロツト切換弁16と同様に構成されている)
及びシヤトル弁33を介してシヤトル弁28に接
続されている。流量方向制御弁31は、流量方向
制御弁11と同様に構成されてはいるものの、流
量方向制御弁11とは独立して作動を制御される
ようになつている。なお、その他の構成は第3図
及び第4図に示した従来装置と同じであるため同
一符号を付して説明を省略する。
上記構成の本実施例においては、両制御弁1
1,31が図示のように両負荷路A,BとC,D
を排出路Rに共に連通させる状態にあれば、負荷
路A,B及びC,Dは全てリザーバ21に接続さ
れていてその液圧は全てゼロであるため両パイロ
ツト切換弁16,32は図示のように閉じた状態
にある。かかる状態においてアンロード弁27が
図示のようにライン26を開いておれば、パイロ
ツトライン17内の液圧はゼロとされ、負荷感応
リリーフ弁12のリリーフ作動圧はばね18によ
る設定ばね力相当圧(比較的低い圧)とされてい
る。したがつて、供給路P内液圧は設定ばね力相
当圧とされ、ポンプ負荷が軽減される。
また、両制御弁11,31が両負荷路A,Bと
C,Dを排出路Rに共に連通させる状態にあると
きアンロード弁27を作動させてライン26を閉
じれば、両絞り13,25によつてパイロツトラ
イン17内の液圧が所定の値とされ、供給路P内
の液圧が所定値上昇する。したがつて、両パイロ
ツト切換弁16,32から負荷感応リリーフ弁1
2までのパイロツトライン17の容積が大きい場
合にも、各制御弁11,31の作動初期に供給路
P内液圧は遅れなく的確に上昇する。
しかして、アンロード弁27がライン26を閉
じている状態において、制御弁11が切り換えら
れて供給路Pといずれか一方の負荷路A又はBの
連通が制御されるようになると、負荷路A又はB
内の液圧によつてパイロツト切換弁16が作動し
て開くため、負荷路A又はB内の液圧がシヤトル
弁28を通してパイロツトライン17に付与され
て負荷感応リリーフ弁12のリリーフ作動圧が負
荷路A又はB内液圧より設定ばね力相当分高い値
とされる。したがつて、供給路P内液圧が負荷路
A又はB内液圧に応じて制御されて図示上方のア
クチユエータ制御回路に供給される。
一方、アンロード弁27がライン26を閉じて
いる状態において、制御弁31が切り換えられて
供給路Pといずれか一方の負荷路C又はDの連通
が制御されるようになると、負荷路C又はD内の
液圧によつてパイロツト切換弁32が作動して開
くため、負荷路C又はD内の液圧が両シヤトル弁
33,28を通してパイロツトライン17に付与
されて、上述したのと同様に、供給路P内液圧が
負荷路C又はD内液圧に応じて制御されて図示下
方のアクチユエータ制御回路に供給される。
なお、アンロード弁27がライン26を閉じて
いる状態において両制御弁11,31が共に切り
換えられたときには、負荷路A又はB或いはC又
はDのうち最も高い液圧がパイロツトライン17
に付与されて同負荷路内液圧に応じて供給路P内
液圧が制御され、同液圧が両アクチユエータ制御
回路に供給される。
また、上記した各作動においてパイロツトライ
ン17内の液圧がリリーフ弁14の設定値以上に
なると、リリーフ弁14がリリーフ作動するた
め、供給路P内の液圧が過度に上昇することはな
く、当該装置の安全・耐久性は保持される。
上記実施例はアクチユエータ制御回路を二つ備
えた装置に本考案を実施したが、本考案はアクチ
ユエータ制御回路を一つ備えた装置は勿論のこ
と、アクチユエータ制御回路を三つ以上備えた装
置にも同様に実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る負荷感応回路の一実施例
を示す全体構成図、第2図は同部分構成図、第3
図は従来の負荷感応回路の一例を示す全体構成
図、第4図は同部分構成図である。 符号の説明、11,31……制御弁、12……
負荷感応リリーフ弁、13……絞り(第2絞り)、
15……液圧ポンプ、16,32……パイロツト
切換弁、17……パイロツトライン、18……ば
ね、19……弁体、20……アクチユエータ、2
1……リザーバ、22……ライン(第2接続ライ
ン)、24……ライン(第1接続ライン)、25…
…絞り(第1絞り)、26……ライン(第3接続
ライン)、27……アンロード弁、P……供給路、
A,B,C,D……負荷路、R……排出路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アクチユエータに接続される一対の負荷路をリ
    ザーバに接続される排出路に共に連通させる状態
    から前記負荷路のいずれか一方を液圧ポンプに接
    続される供給路に連通させるとともに他方の負荷
    路を前記排出路に連通させる状態に切り換え可能
    な流量方向制御弁を備えてなるアクチユエータ制
    御回路に付設されて、前記供給路内の液圧を前記
    負荷路内の液圧に応じて制御する負荷感応回路で
    あつて、前記供給路内液圧を一側に受けまた他側
    に前記負荷路内液圧によつて開く常閉型のパイロ
    ツト切換弁を介して前記負荷路に接続されるパイ
    ロツトライン内の液圧と設定ばね力を受ける弁体
    を有して前記供給路内液圧が前記パイロツトライ
    ン内液圧より前記設定ばね力相当分高くなつたと
    きリリーフ作動する負荷感応リリーフ弁と、前記
    パイロツトラインと前記供給路を接続する第1接
    続ラインに介装された第1絞りと、前記パイロツ
    トラインとリザーバを接続する第2接続ラインに
    介装された第2絞りと、前記第2接続ラインに並
    列接続された第3接続ラインに介装されたアンロ
    ード弁を備えてなる負荷感応回路。
JP1986158749U 1986-10-16 1986-10-16 Expired - Lifetime JPH059522Y2 (ja)

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JPS6364902U JPS6364902U (ja) 1988-04-28
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5620807A (en) * 1979-07-27 1981-02-26 Daikin Ind Ltd Amount of flow and pressure control system
JPS6032041A (ja) * 1983-08-03 1985-02-19 Toshiba Corp 画像形成装置
JPS6124561A (ja) * 1984-07-06 1986-02-03 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 硫化過塩基サリチル酸塩の製造方法

Patent Citations (3)

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JPS6364902U (ja) 1988-04-28

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