JPH08128405A - アンロード弁 - Google Patents

アンロード弁

Info

Publication number
JPH08128405A
JPH08128405A JP28874594A JP28874594A JPH08128405A JP H08128405 A JPH08128405 A JP H08128405A JP 28874594 A JP28874594 A JP 28874594A JP 28874594 A JP28874594 A JP 28874594A JP H08128405 A JPH08128405 A JP H08128405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure chamber
pilot pressure
spool
pressure
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28874594A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3534854B2 (ja
Inventor
Hisato Naito
久人 内藤
Makoto Yamamura
真 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP28874594A priority Critical patent/JP3534854B2/ja
Publication of JPH08128405A publication Critical patent/JPH08128405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3534854B2 publication Critical patent/JP3534854B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一定の条件以外のときは、第1パイロット圧
室側の流体圧が低下した場合でもアンロード弁の開口を
防ぐことが可能であるアンロード弁を提供することであ
る。 【構成】 第2パイロット圧室10に導かれたポンプ
吐出圧による作用力が、第1パイロット圧室24に導か
れた流体圧及びスプリング17のバネ力の合力よりも大
きくなると、スプール14が移動するとともに、その移
動量に応じた開度でポンプとタンクを連通するアンロー
ド弁Vにおいて、第1パイロット圧室10に臨ませたス
プール14の受圧面積A1を、第2パイロット圧室24
の受圧面積A2よりも大きくしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一定の条件下でポン
プとタンクを連通するアンロード弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す負荷圧感応型油圧回路では、
可変吐出量型ポンプPとアクチュエータ2とは、クロー
ズドセンタ方式の方向制御弁3を介して接続している。
方向制御弁3は3つの切換位置を備えており、特に切換
位置3a、3b内の流路には、その最上流側に絞り39
を設けている。方向切換弁3のポート37は、アクチュ
エータ2のボトム側室Aと接続するとともに、ポート3
8はロッド側室Bと接続している。一方、方向制御弁3
のポンプポート34は、可変吐出量型ポンプPの吐出管
路4と接続するとともに、タンクポート31及び36は
タンクTと接続している。また、ポート32、33、3
5は、信号油路5に接続するとともに、この信号油路5
はリリーフバルブ6を介してタンクTと接続する。上記
リリーフバルブ6の一方の側にはスプリング6aを作用
させるとともに、他方の側には信号油路5の油圧を導い
ている。そして、信号油路5の油圧が上昇し、スプリン
グ6aによって決められている設定圧よりも大きくなる
と、リリーフバルブ6が開いて信号油路5はタンクTと
連通する。なお、この設定圧はアクチュエータ2の最大
負荷圧を考慮して設定すればよい。
【0003】上記吐出管路4は途中のX地点で分岐する
とともに、レギュレータ9に接続している。さらに、吐
出管路4はX地点の下流にあるY地点で分岐し、この分
岐したアンロード油路7が、アンロード弁1を介してタ
ンクTと接続している。アンロード弁1の切換位置1a
側の第2パイロット圧室10には、アンロード油路7の
油圧を導いている。一方、信号油路5は途中で分岐し
て、信号油路5bとして上記レギュレータ9に接続して
いる。つまり、レギュレータ9には、信号油路5bの油
圧とポンプPの吐出圧とがパイロット圧として導かれる
とともに、このパイロット圧によってレギュレータ9
は、可変吐出型ポンプPの吐出圧が、信号油路5bの油
圧に対して所定の差圧分だけ高くなるように制御してい
る。なお、信号油路5bがタンク圧のとき、ポンプPの
吐出量は最低量となる。
【0004】さらに信号油路5は分岐して、この分岐し
た信号通路5aを、上記アンロード弁1の第1パイロッ
ト圧室26に接続し、かつ、この第1パイロット圧室2
6には、スプリング8を設けている。図示していない
が、アンロード弁1内には、両端の受圧面積が等しいス
プールを摺動自在に組み込んでいる。そして上記のよう
に、第2パイロット圧室10側のスプール端部にはアン
ロード油路7の油圧が作用するとともに、第1パイロッ
ト圧室26側のスプール端部には、信号油路5aの油圧
及びスプリング8のバネ力が作用している。なお、スプ
リング8が保持するイニシャル荷重については、後から
述べる。
【0005】次に、この従来例の作用を説明する。方向
制御弁3が切換位置3aにあるとき、可変吐出型ポンプ
Pからの吐出油はポート34に導かれる。切換位置3a
では、ポート34とポート33が絞り39を介して連通
しているので、吐出油は絞り39を通ってその流量が制
御される。そして、絞り39下流側の圧油はポート32
及びポート37を通って、ボトム側室Aに導かれる。し
たがって、絞り39下流側の油圧は、アクチュエータ2
の負荷圧と等しくなる。このとき、ポート38はタンク
ポート36と連通するので、ロッド室側B内の圧油はタ
ンクTに戻される。
【0006】絞り39下流側の圧油、つまりアクチェー
タ2の負荷圧は、信号油路5を介してリリーフバルブ6
に導かれるとともに、信号油路5aを介してアンロード
弁1の第1パイロット圧室26に導かれる。同時に、こ
の負荷圧は信号油路5bを介してレギュレータ9にも導
かれ、レギュレータ9は、ポンプPの吐出圧が負荷圧よ
りも所定の差圧分だけ高くなるように制御している。そ
して、アンロード弁1の第2パイロット圧室10側スプ
ール端部にはポンプPの吐出圧が作用する一方、上記の
ように第1パイロット圧室26側スプール端部には、ア
クチュエータ2の負荷圧及びスプリング8のバネ力が作
用することになる。
【0007】ここで、スプリング8には、ポンプの吐出
圧とアクチュエータ2の負荷圧の差による作用力よりも
大きなイニシャル荷重を保持させおく。したがって、方
向制御弁3が切換位置3aにあるとき、アンロード弁1
は切換位置1bの位置を保つ。なお、方向制御弁3が切
換位置3bにあるときには、切換位置3aにある時と反
対で、アクチュエータ2のロッド室側Bが絞り39を介
してポンプPに連通するとともに、ボトム側室Aがタン
クと連通する。そして、信号油路5及び5a、5bの油
圧がアクチュエータ2の負荷圧となることは、切換位置
3aにある時と同様であり、その詳細な説明は省略す
る。以上のように方向切換弁3が切換位置3a、3bに
あるときは、アクチュエータ2の負荷圧に応じて、レギ
ュレータ9が可変吐出量型ポンプPの吐出量を変化させ
る。
【0008】方向制御弁3が、図3に示す中立位値にあ
る時、ボトム側室A及びロッド側室Bが接続しているポ
ート37、38はブロックされている。したがって、ア
クチュエータ2を固定することができる。同時に、中立
位置ではポート35と36は連通しているので、結局ポ
ート32、33、35は、タンクポート36を介してタ
ンクTに連通していることになる。したがって、ポート
32、33、35と接続している信号油路5及び5a、
5bはタンク圧となる。信号油路5bがタンク圧なの
で、ポンプPは最低吐出量となるが、ポンプポート34
はブロックされているので、吐出管路4及びアンロード
油路7の油圧は上昇する。そして、吐出圧によるアンロ
ード弁1内のスプール端部への作用力が大きくなるにつ
れて、アンロード弁1はスプリング17に抗しつつ切換
位置1a側に切換わるとともに、このときの開度に応じ
てポンプPとタンクTが連通する。つまり、方向制御弁
3が中立位置にあるときのポンプP吐出圧は、アンロー
ド弁1を開くために必要な圧力、すなわちスプリング8
のバネ力に応じた圧力となっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような負荷感応
型油圧油圧回路において、方向制御弁3が切換位置3a
あるいは3bにある時に、アクチュエータ2の負荷圧が
設定値よりも大きくなると、信号油路5に接続されてい
るリリーフバルブ6が開く。そして、リリーフバルブ6
が開くと、当然信号油路5及び5a、5bに流れが生じ
る。このとき、管路抵抗によってこれら信号油路5及び
5a、5bに圧力差が生じてしまい、信号油路5aの油
圧が、信号油路5bの油圧よりも小さくなってしまう。
つまり、信号油路5bの油圧で決まる吐出圧と、信号油
路5aの油圧の差が大きくなってしまい、アンロード弁
1はスプリング8に抗して切換位置1aに切換わろうと
する。このようにアンロード弁1が切換わろうとする
と、信号油路及びアンロード弁1に振動が生じてしまう
といった問題があった。この問題を防ぐ手段としては、
アンロード弁1のスプリング8のイニシャル荷重を大き
くすることが考えられる。しかし、イニシャル荷重を大
きくすると、方向切換弁3が中立位置にあるときに、吐
出圧がこのイニシャル荷重分だけ大きくなってしまいエ
ネルギーロスとなってしまう。同時に、スプリング8の
強度を考えると、スプリング8を大きくする必要があ
り、アンロード弁に内蔵することが困難になる。この発
明の目的は、アンロード弁のスプリングのイニシャル荷
重を大きくすることなく、一定の条件以外のときは、第
1パイロット圧室側の流体圧が低下した場合でも、アン
ロード弁の開口を防ぐことができるアンロード弁を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ハウジン
グと、ハウジング内に形成したスプール孔と、スプール
孔の一端側に形成した第1パイロット圧室と、スプール
孔に摺動自在に組み込んだスプールと、上記第1パイロ
ット圧室に設けたスプリングと、上記第1パイロット圧
室と対向している第2パイロット圧室とを備え、第2パ
イロット圧室に導かれた流体圧による作用力が、上記第
1パイロット圧室に導かれた流体圧による作用力及びス
プリングのバネ力の合力よりも大きくなるとスプールが
移動するとともに、その移動量に応じた開度でポンプと
タンクを連通するアンロード弁を前提とする。 上記の
アンロード弁を前提として、第1の発明は、上記第1パ
イロット圧室に臨ませたスプールの受圧面積を、第2パ
イロット圧室側の受圧面積よりも大きくした点に特徴を
有する。第2の発明は、第1の発明において、第2パイ
ロット圧室に臨ませたスプール端部の軸方向に通孔を形
成するとともに、スプールの径方向にこの通孔と連通し
ている小孔を形成し、スプールがスプリングのバネ力及
び第1パイロット圧室の流体圧に抗して移動すると、上
記小孔と、タンクに連通する通路との開度が変化し、こ
の開度に応じてポンプとタンクが連通する点に特徴を有
する。
【0011】
【作用】第1の発明のアンロード弁Vによれば、第1パ
イロット圧室24側のスプール受圧面積を、第2パイロ
ット圧室10側のスプール受圧面積よりも大きくしたの
で、この受圧面積差分だけ第1パイロット圧室に導かれ
た油圧による作用力は大きくなっている。つまり、アン
ロード弁を開口させるために必要とされる、アンロード
弁のスプール両端に作用する差圧が従来例に比べて大き
くなる。例えば、この実施例ではリリーフバルブ6が開
いて、第1パイロット圧室24に導かれる油圧が多少低
下しても、アンロード弁Vの開口を防ぐことができる。
なお、方向制御弁3が中立位置にあるときは、第1パイ
ロット圧室24はタンク圧となっているので、第1パイ
ロット圧室側のスプール受圧面積が大きくてもアンロー
ド弁Vを開くための条件にはほとんど変化はない。つま
り、この発明のアンロード弁Vを使用した場合も、中立
時にはポンプPの吐出圧はスプリング17のバネ力によ
って決めることができる。第2の発明によれば、第2パ
イロット圧室に導かれたポンプ吐出圧の作用力によって
スプールが移動すると、小孔と、タンクに連通する通路
の開度が変化し、この開度に応じてポンプとタンクを連
通することができる。したがって、第2パイロット圧室
とは別に、ポンプポートを形成する必要がない。
【0012】
【実施例】図1、2に、この発明の実施例を示す。図1
に示した負圧感応形回路図のように、アンロード弁Vの
第1パイロット圧室24側のスプール受圧面積を、第2
パイロット圧室10側のスプール受圧面積よりも大きく
している。なお、その他の構成については従来例で述べ
た回路図と同一であり、その詳細な説明は省略する。こ
の発明のアンロード弁Vの具体的な構成を示したのが、
図2である。アンロード弁Vは、ボディ11内に孔12
を形成するとともに、この孔12には筒状のスリーブ1
3を組み込んでいる。スリーブ13内には、筒部13b
の一端に径の大きな大筒部13aを、他端に径の小さな
筒部13cを形成している。そして、これら筒部がスプ
ール孔を構成している。スプール14は大ランド部14
aと小ランド部14bからなり、筒部13b内に大ラン
ド部14aを摺動可能に組み込むとともに、小ランド部
14bを小筒部13c内に臨ませている。
【0013】一方、大筒部13aには、一対のバネ受け
15、16を設けるとともに、これら両バネ受け15、
16間にスプリング17を設けている。そして、カバー
18をボディ11に取り付けると、大筒部13aとカバ
ー18とが相まって第1パイロット圧室24が形成され
るとともに、スプリング17はイニシャル荷重を保持し
て、そのバネ力を第1パイロット圧室24側のスプール
端部に作用することになる。なお、この実施例では、ボ
ディ11とカバー18とスリーブ13とにより、ハウジ
ングを構成するものとする。図2の状態は、スプリング
17の伸長時であり、このときバネ受け15は、段部1
9に接すると同時に、小ランド部14b端部が段部25
に接している。スリーブ13に形成した油通路20に
は、信号油路5aが接続するとともに、この信号油路5
aの油が第1パイロット圧室24に導かれる。そして、
この信号油路5aの油圧が第1パイロット圧室24側の
スプール端部に作用する。なお、スプール14の受圧面
積をA1とする。
【0014】また、第1パイロット圧室とは反対側のス
リーブ13に、アンロード油路7と連通する第2パイロ
ット圧室10を形成する。スプール14の小ランド部1
4b端部には、軸方向に通孔21を形成する。そして、
通孔21は上記第2パイロット圧室と連通している。さ
らに、この通孔21と連通する小孔23を、小ランド部
14bの径方向に形成する。なお、アンロード油路7の
油圧が作用するスプール14の受圧面積をA2とする。
スプール14がスプリング17に抗して図上方向に移動
して、小孔23端部が段部25を越えると、その開度に
応じて第2パイロット圧室10内の油圧が、筒部13b
に流れ、さらに油通路22を介してアンロード油路7が
タンクTと連通することになる。なお、スプール14と
筒部13bが相まって形成している室27と、油通路2
2によって通路が構成されるものとする。
【0015】次に、この実施例の作用を説明する。方向
制御弁3が切換位置3aあるいは3bにある場合、第1
パイロット圧室24にはアクチュエータ2の負荷圧が導
かれるとともに、、第1パイロット圧室24側のスプー
ル14には、この負荷圧とスプリング17のバネ力が作
用する。同時に、第2パイロット圧室10側のスプール
には、可変吐出量型ポンプPの吐出圧が作用する。ここ
で、ポンプPの吐出圧は、レギュレータ9により、アク
チュエータ2の負荷圧よりも所定量だけ高くなっている
とともに、スプリング17には、この差圧による作用力
よりも大きなイニシャル荷重を保持させている。したが
って、このときスプール14は図2に示した状態とな
り、アンロード油路7とタンクは連通しない。つまり、
アンロード弁Vは切換位置Vbの位置にあることにな
る。
【0016】この状態から、アクチュエータ2に設定値
以上の負荷圧がかかると、リリーフバルブ6が開くとと
もに、信号油路5及び5a、5bに流れが生じる。この
とき、管路抵抗によって信号油路に圧力差が生じ、信号
油路5aの油圧が、信号油路5bの油圧よりも小さくな
ってしまう。したがって、第1パイロット圧室24内の
油圧が低下し、相対的に第2パイロット圧室10側の油
圧が、第1パイロット圧室24側に油圧よりも所定差圧
以上となってしまう。しかし、第1パイロット圧室24
側のスプール14受圧面積A1は、第2パイロット圧室
10側のスプール14受圧面積A2よりも大きいので、
この受圧面積差分だけ負荷圧による作用力は大きくなっ
ている。したがって、従来と同一のイニシャル荷重を保
持したスプリングを使用しているとしても、アンロード
弁Vが開口するのを、つまり切換位置Va側に移動する
のを防ぐことができる。
【0017】方向制御弁3が中立位置にあるときは、第
1パイロット圧室24はタンク圧となっているので、第
1パイロット圧室側のスプール受圧面積を大きくして
も、タンク圧による作用力には関係ない。つまり、この
実施例のアンロード弁Vを使用した時も、中立時にはポ
ンプPの吐出圧はスプリング17のバネ力によって決ま
る。なお、この受圧面積の差は、管路抵抗等に応じて決
めればよい。以上のように、この実施例のアンロード弁
Vを用いれば、方向制御弁3が切換位置3a、3bにあ
るときに、リリーフバルブ6が開いた時にもアンロード
弁Vの開口を防ぐことができるとともに、中立位置にあ
る時には、ポンプPの吐出圧が大きくなることがない。
【0018】
【発明の効果】第1の発明のアンロード弁によれば、第
1パイロット圧室に導かれた流体圧よりも所定圧だけ高
い可変ポンプの吐出圧が第2パイロット圧室に導かれて
いるときに、何等かの原因で第1パイロット圧室内の流
体圧が多少低下したとしても、このアンロード弁の開口
を防ぐことができ、不用意なアンロードを防止でき
る。。第2の発明によれば、アンロード弁の構造を簡単
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のアンロード弁を使用した負荷感応型
油圧回路の回路図である。
【図2】この発明のアンロード弁の断面図である。
【図3】従来のアンロード弁を使用した負荷感応型油圧
回路の回路図である。
【符号の説明】
10 第2パイロット圧室 14 スプール 17 スプリング 24 第1パイロット圧室 V アンロード弁 A1、A2 受圧面積

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、ハウジング内に形成した
    スプール孔と、スプール孔の一端側に形成した第1パイ
    ロット圧室と、スプール孔に摺動自在に組み込んだスプ
    ールと、上記第1パイロット圧室に設けたスプリング
    と、上記第1パイロット圧室と対向している第2パイロ
    ット圧室とを備え、第2パイロット圧室に導かれたポン
    プ吐出圧による作用力が、上記第1パイロット圧室に導
    かれた流体圧による作用力及びスプリングのバネ力の合
    力よりも大きくなるとスプールが移動するとともに、そ
    の移動量に応じた開度でポンプとタンクを連通するアン
    ロード弁において、上記第1パイロット圧室に臨ませた
    スプールの受圧面積を、第2パイロット圧室側の受圧面
    積よりも大きくしたことを特徴とするアンロード弁。
  2. 【請求項2】 第2パイロット圧室に臨ませたスプール
    端部の軸方向に通孔を形成するとともに、スプールの径
    方向にこの通孔と連通している小孔を形成し、スプール
    がスプリングのバネ力及び第1パイロット圧室の流体圧
    に抗して移動すると、上記小孔と、タンクに連通する通
    路との開度が変化し、この開度に応じてポンプとタンク
    が連通することを特徴とする請求項1記載のアンロード
    弁。
JP28874594A 1994-10-28 1994-10-28 負荷感応型油圧回路用アンロード弁 Expired - Fee Related JP3534854B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28874594A JP3534854B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 負荷感応型油圧回路用アンロード弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28874594A JP3534854B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 負荷感応型油圧回路用アンロード弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08128405A true JPH08128405A (ja) 1996-05-21
JP3534854B2 JP3534854B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=17734155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28874594A Expired - Fee Related JP3534854B2 (ja) 1994-10-28 1994-10-28 負荷感応型油圧回路用アンロード弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3534854B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998038429A1 (fr) * 1997-02-27 1998-09-03 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Transmission hydraulique et soupape d'inversion pour machine hydraulique
US20170204850A1 (en) * 2016-01-14 2017-07-20 Caterpillar, Inc. Over pressure relief system for fluid ends

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998038429A1 (fr) * 1997-02-27 1998-09-03 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Transmission hydraulique et soupape d'inversion pour machine hydraulique
US6212886B1 (en) 1997-02-27 2001-04-10 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Hydraulic drive system and directional control valve apparatus in hydraulic machine
US20170204850A1 (en) * 2016-01-14 2017-07-20 Caterpillar, Inc. Over pressure relief system for fluid ends
WO2017123957A1 (en) * 2016-01-14 2017-07-20 Caterpillar Inc. Over pressure relief system for fluid ends
CN108474367A (zh) * 2016-01-14 2018-08-31 卡特彼勒公司 用于流体端的过压释放系统
US10082137B2 (en) 2016-01-14 2018-09-25 Caterpillar Inc. Over pressure relief system for fluid ends
CN108474367B (zh) * 2016-01-14 2019-08-30 卡特彼勒公司 用于流体端的过压释放系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3534854B2 (ja) 2004-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20000064651A (ko) 분류밸브부착 방향제어밸브
US4676273A (en) Electro-hydraulic pressure regulating valve
JP2000516885A (ja) 電気油圧式の制御装置
JP3703265B2 (ja) 油圧制御装置
JPH08128405A (ja) アンロード弁
US4152896A (en) Hydraulic power system with a load-sensing and a cutoff control valve
JPH11257517A (ja) 両方向動作流路開閉弁とそれを用いた油圧供給装置
JPH11257303A (ja) 切換弁
JP2649045B2 (ja) 圧力制御弁
JPH0443127B2 (ja)
JPS6113762Y2 (ja)
JP2649817B2 (ja) 流量制御弁
JPH0262405A (ja) 油圧制御装置
JP3607335B2 (ja) 可変ポンプ制御装置
JP3703300B2 (ja) 油圧制御装置
JP3703306B2 (ja) 油圧制御装置
JPH07167105A (ja) 油圧制御弁装置のアンロード弁構造
JP2649818B2 (ja) 流量制御弁
JP3011281B2 (ja) 負荷感知制御回路
JP2001050204A (ja) タイマーバルブ
JP3298899B2 (ja) 負荷感応形制御装置
JP2942570B2 (ja) カウンターバランス弁
JP3703307B2 (ja) 油圧制御装置
JPH06193753A (ja) パイロット操作形リリーフ弁
JP3558862B2 (ja) 油圧システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040310

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees