JP2649818B2 - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁

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JP2649818B2
JP2649818B2 JP4410288A JP4410288A JP2649818B2 JP 2649818 B2 JP2649818 B2 JP 2649818B2 JP 4410288 A JP4410288 A JP 4410288A JP 4410288 A JP4410288 A JP 4410288A JP 2649818 B2 JP2649818 B2 JP 2649818B2
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poppet
pressure
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直樹 石崎
忠雄 唐鎌
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Komatsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安全弁機能を有する流量制御弁に関する。
〔従来の技術〕
流量制御弁としては第2図に示すものが知られてい
る。
つまり、入口ポート1と出口ポート2を断通するポペ
ット3の背圧室4を絞り5を介して入口ポート1に連通
すると共に、ポペット3に、背圧室4と出口ポート2を
連通する油孔6を形成し、この油孔6を開閉するステム
7をピストン8に連結し、かつバネ9で閉じ状態とする
と共に、パイロット圧によりピストン8をバネ9に抗し
て移動することでステム7を開き状態とすると背圧室4
より油孔6を通って出口ポート2に圧油が流れ、絞り5
の前後に圧力差が生じてポペット3の肩部3aに作用する
圧力でポペット3が左方に移動して入口ポート1と出口
ポート2が切欠部10で連通し、入口ポート1より出口ポ
ート2に圧油が流れるようにしてある。
この様な流量制御弁においては、入口ポート1の圧力
が高圧となると各部を破損するので、入口ポート1と出
口ポート2を連通する連通路11に安全弁12を設け、入口
ポート1の圧力が設定圧力以上となると安全弁12のピス
トン13がバネ14に抗して移動し、入口ポート1の圧油を
連通路11で出口ポート2に流出すると同時に背圧室4内
の圧油を出口ポート2に流出してポペット3を図中左方
し、移動して入口ポート1と出口ポート2が連通するよ
うにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる流量制御弁であると、その流量制御弁自身が安
全弁の機能を有しないから、前述のように安全弁12を別
に設ける必要があり、弁本体15に安全弁12を取付けるた
めの孔16や連通路11を形成せねばならず、その加工が大
変面倒となるばかりか、安全弁12を設けるスペースが必
要があって全体が大きくなってしまう。
そこで、本発明は、安全弁機能を有する流量制御弁を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
弁本体の弁孔に、ポペット32を、入口ポート30と出口
ポート31を遮断する位置と連通する位置とに摺動可能に
挿入し、該ポペット32を、その肩部32aに作用する入口
側圧力で連通方向の押力が作用し、かつポペット背圧室
38内の圧力で遮断方向の押力が作用するように構成し、
前記入口ポート30を、前記ポペット32の摺動により開口
面積が増減する可変絞り44及び流量制御用可変絞り26を
経てタンク24に連通すると共に、前記ポペット背圧室38
を、前記可変絞り44の出口側に連通し、前記弁孔内に、
前記ポペット背圧室38とタンク24を断通するスプール弁
51を嵌挿すると共に、該スプール弁51をバネ52で遮断位
置とし、かつ前記入口側圧力で連通位置となるように構
成した流量制御弁あり、これにより、流量制御用可変絞
り26の開口面積を増減することで入口ポート30より出口
ポート31に流れる流量を制御できると共に、入口側圧力
が設定圧力以上となるスプール弁51が連通位置となって
第2背圧室38b内の圧油がタンク24に流出するから、ポ
ペット32は入口ポート30と出口ポート31を連通する位置
で移動して入口側圧力を低下できる。
〔実 施 例〕
第1図に示すように、弁本体20の弁孔21には、ポンプ
22の吐出側に連通した第1ポート23、タンク24に連通し
た第2ポート25、タンク24に外部信号で開口面積が制御
される流量制御用可変絞り26で連通した第3ポート27、
タンク24に連通した第4ポート28が形成されていると共
に、前記弁孔21には筒状体29が嵌挿され、該筒状体29に
は第1ポート23に開口した入口ポート30と第2ポート25
に開口した出口ポート31が形成されていると共に、その
入口ポート30と出口ポート31を断通するポペット32が摺
動自在に嵌挿され、該ポペット32の軸孔33にスプール34
が嵌挿されて環状室35を形成し、このスプール34はバネ
36で、前記筒状体29に嵌挿固定された軸体37の前面37a
に当接してポペット32の後面32bとの間にポペット背圧
室38を形成し、前記環状室35は、ポペット32に形成した
スリット溝状の流入ポート39とスプール34の第1ランド
部34aより成る可変絞り44で前記入口ポート30に開口制
御され、かつポペット32に形成した油孔40、小径部41及
び筒状体29に形成した油孔42で前記第3ポート27に連通
していると共に、前記ポペット背圧室38は絞り43で前記
第3ポート27に連通している。
このようであるから、ポンプ22の吐出圧油は第1ポー
ト23、入口ポート30、可変絞り44、環状室35、油孔40、
小径部41、油孔42より第3ポート27に流れ、流量制御用
可変絞り26よりタンク24に流出するので、可変絞り44の
前後に圧力差が生じ、その入口側圧力PIはポペット32の
肩部32aに作用すると共に、出口側圧力P0は絞り43より
ポペット背圧室38に作用する。
ここで、前記圧力差は可変絞り44を流通する流量によ
って決定されると共に、その流量は流量制御用可変絞り
26の開口面積によって決定されるから、流量制御用可変
絞り26の開口面積によって前記圧力差が決定される。
他方、ポペット32は肩部32aに作用する入口側圧力PI
で図中右向きの押力F1、ポペット背圧室38内の出口側圧
力P0により図中左向きの押力F2を受けるので、肩部32a
の受圧面積とポペット背圧室38の受圧面積の差及び前記
圧力差によりポペット32は右方又は左方に移動されるよ
うになる。
そして、第1図の状態では流量制御用可変絞り26の開
口面積が小さく設定され、圧力差が小さいのでポペット
32に作用する左向きの押力F2が右向きの押力F1よりも大
きくなってポペット32は左方に押されてシート面32cが
弁座30aに圧着して入口ポート30と出口ポート31を遮断
している。
このように、ポペット32が静止している時にはポペッ
ト背圧室38内に圧油が流入しないから絞り43の前後に圧
力差が生じない。
前述の状態より流量制御用可変絞り26の開口面積を大
きくすると流量が多くなって可変絞り44前後の圧力差が
大きくなって、ポペット32に作用する右向きの押力F1
左向きの押力F2よりも大きくなり、ポペット32は右方に
移動してシート面32cが弁座30aより離れて入口ポート30
より出口ポート31に圧油が流れると共に、ポペット32が
右方に移動すると可変絞り44の開口面積が増大して圧力
差が小さくなるので、ポペット32は流量制御用可変絞り
26の開口面積に応じた位置で静止する。
この時、ポペット背圧室38内の圧油の流出速度が絞り
43で制御されるからポペット32が急激に右方に移動する
ことを防止できる。
以上の説明は流量制御の説明であり、次に安全弁機能
について説明する。
前記軸体37の盲穴50内にはスプール弁51が嵌挿され、
該スプール弁51はバネ52で左方に押され、シート面51a
が弁座37aに圧着して流入油孔53と流出油孔54を遮断し
ていると共に、該流入油孔53は前記ポペット背圧室38に
連通し、流出油孔54は筒状体29に形成したポート55で前
記第4ポート28に連通している共に、前記盲穴50とスプ
ール弁51との間に形成した受圧室56はポート57、孔58で
前記第1室23に連通し、かつスプール弁51の軸心に穿孔
した絞り59を有する油孔60を通って補助受圧室61に連通
し、この補助受圧室61は、スプール弁51の盲穴62と杆体
63とで形成され、杆体63がバネ受64に当接してスプール
弁51に左向きの押力F3を作用している。
つまり、スプール弁51には受圧室56に作用する入口側
圧力PIによって右向きの押力F4が作用するが、この右向
きの押力F4は大きくなるのでバネ52のバネ荷重が大とな
るから、その入口圧力PIを絞り59を介して補助受圧室61
に送り、それにより左向きの押力F4を作用させてスプー
ル弁51を右方に押す力を小さくしている。
なお、受圧室56の受圧面積は補助受圧室61の受圧面積
よりも若干大きくなっている。
このようであるから、入口側圧力PIが設定圧力以上と
なると受圧室56に作用する入口側圧力PIが高圧となって
スプール弁51がバネ52に抗して右方に移動し、シート面
51aが弁座37aより離れて流入油孔53と流出油孔54が連通
する。
これにより、ポペット背圧室38内の圧油が流入油孔5
3、流出油孔54、ポート55、第4ポート28よりタンク24
に流出するので、ポペット32に作用する左向きの押力F2
が減少してポペット32は肩部32aに作用する入口側圧力P
Iで右方に移動され、シート面32bが弁座30aより離れて
入口ポート30と出口ポート31が連通するので、入口ポー
ト30の圧力が低下し安全弁の機能を奏する。
なお、弁本体20と筒状体29とを一体構造としても良
く、その場合には筒状体29の内周面と同一形状の弁孔を
穿孔すれば良い。
〔発明の効果〕
流量制御用可変絞り26の開口面積を増減することで入
口ポート30より出口ポート31に流れる流量を制御できる
ると共に、入口側圧力が設定圧力以上となるとスプール
弁51が連通位置となってポペット背圧室38内の圧油がタ
ンク24に流出するから、ポペット32は入口ポート30と出
口ポート31を連通する位置に移動して入口側圧力を低下
できる。
したがって、安全弁機能を有する流量制御弁となるか
ら、安全弁を別に設けなくとも良いので、そのための孔
や連通路を形成しなくとも良いから加工が容易であると
共に、安全弁を設けるスペースが不要となって全体を小
型にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す断面図、第2図は従来例
の断面図である。 24はタンク、26は流量制御用可変絞り、30は入口ポー
ト、31は出口ポート、32はポペット、38はポペット背圧
室、44は可変絞り、51はスプール弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁本体の弁孔に、ポペット32を、入口ポー
    ト30と出口ポート31を遮断する位置と連通する位置とに
    摺動可能に挿入し、該ポペット32を、その肩部32aに作
    用する入口側圧力で連通方向の押力が作用し、かつポペ
    ット背圧室38内の圧力で遮断方向の押力が作用するよう
    に構成し、前記入口ポート30を、前記ポペット32の摺動
    により開口面積が増減する可変絞り44及び流量制御用可
    変絞り26を経てタンク24に連通すると共に、前記ポペッ
    ト背圧室38を、前記可変絞り44の出口側に連通し、前記
    弁孔内に、前記ポペット背圧室38とタンク24を断通する
    スプール弁51を嵌挿すると共に、該スプール弁51をバネ
    52で遮断位置とし、かつ前記入口側圧力で連通位置とな
    るように構成したことを特徴とする流量制御弁。
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