JP2918364B2 - 低定速度大容量鍛造プレス装置 - Google Patents
低定速度大容量鍛造プレス装置Info
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- JP2918364B2 JP2918364B2 JP24366191A JP24366191A JP2918364B2 JP 2918364 B2 JP2918364 B2 JP 2918364B2 JP 24366191 A JP24366191 A JP 24366191A JP 24366191 A JP24366191 A JP 24366191A JP 2918364 B2 JP2918364 B2 JP 2918364B2
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- cylinder
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低定速度大容量型鍛造
プレス装置に関するものである。
プレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液圧プレス装置は、通常、大型自由鍛造
品の鍛造作業に使用されるが、その構造の概要は図2及
び図3に示す通りである。即ち、図2はプッシュダウン
式と呼ばれる鍛造プレス装置を示し、上盤1 、中盤2 、
下盤3 を備え、上盤1 と下盤3 はタイロッド4 を介して
固定されている。中盤2 はタイロッド4 に沿って上下摺
動自在であり、この中盤2 と下盤3 との間に鍛造金型5
が、また上盤1と中盤2 との間に加圧装置6 が夫々設け
られている。加圧装置6 は上盤1 に固定のシリンダ7
と、中盤2 に固定のピストン8 とから構成されている。
シリンダ7 は開閉弁9 を有する高圧配管10を介してアキ
ュムレータ11に接続されており、従って、シリンダ7 に
はポンプ12で圧縮された水・油等の液圧媒を一旦アキュ
ムレータ11に貯えた後、開閉弁9 、配管10を介して供給
される。
品の鍛造作業に使用されるが、その構造の概要は図2及
び図3に示す通りである。即ち、図2はプッシュダウン
式と呼ばれる鍛造プレス装置を示し、上盤1 、中盤2 、
下盤3 を備え、上盤1 と下盤3 はタイロッド4 を介して
固定されている。中盤2 はタイロッド4 に沿って上下摺
動自在であり、この中盤2 と下盤3 との間に鍛造金型5
が、また上盤1と中盤2 との間に加圧装置6 が夫々設け
られている。加圧装置6 は上盤1 に固定のシリンダ7
と、中盤2 に固定のピストン8 とから構成されている。
シリンダ7 は開閉弁9 を有する高圧配管10を介してアキ
ュムレータ11に接続されており、従って、シリンダ7 に
はポンプ12で圧縮された水・油等の液圧媒を一旦アキュ
ムレータ11に貯えた後、開閉弁9 、配管10を介して供給
される。
【0003】図3はプルダウン式の鍛造プレス装置を示
し、上盤1 と床面に固定された中盤2 との間に鍛造金型
5 が設けられ、中盤2 と下盤3 との間に加圧装置6 が設
けられている。図2の鍛造プレス装置の場合には地上高
さが高くなるので、これを改善したものが図3に示す鍛
造プレス装置である。
し、上盤1 と床面に固定された中盤2 との間に鍛造金型
5 が設けられ、中盤2 と下盤3 との間に加圧装置6 が設
けられている。図2の鍛造プレス装置の場合には地上高
さが高くなるので、これを改善したものが図3に示す鍛
造プレス装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の鍛造プレス装置
は、設定された一定圧力の液圧媒で一定の断面積を有す
る加圧装置6 を作動させて加工(作用)圧力を発生させ
るので、被加工材の大小に拘らず常に一定の圧下力を作
用させることになる。即ち、被加工材の対変形抵抗で作
用圧下力が決まる。換言すれば、概ね被加工材が小さい
場合は、加工速度(歪み速度)が大きくなり、逆に大き
い場合は加工速度が小さくなる。
は、設定された一定圧力の液圧媒で一定の断面積を有す
る加圧装置6 を作動させて加工(作用)圧力を発生させ
るので、被加工材の大小に拘らず常に一定の圧下力を作
用させることになる。即ち、被加工材の対変形抵抗で作
用圧下力が決まる。換言すれば、概ね被加工材が小さい
場合は、加工速度(歪み速度)が大きくなり、逆に大き
い場合は加工速度が小さくなる。
【0005】しかしながら、近年は、歪み速度の管理が
重要となる種々の鋼種の鍛造を行なう必要があるが、従
来の鍛造プレス装置では歪み速度の管理ができないた
め、目的とする鍛造を良好になし得ない欠点がある。ま
た従来の鍛造プレス装置は、全体が極めて大きい構造に
なる欠点がある。これは、アキュムレータ11を用いた構
造では高い液圧の開閉制御が容易でなく、比較的低圧に
留り、ピストン、シリンダ等が大径化するためである。
重要となる種々の鋼種の鍛造を行なう必要があるが、従
来の鍛造プレス装置では歪み速度の管理ができないた
め、目的とする鍛造を良好になし得ない欠点がある。ま
た従来の鍛造プレス装置は、全体が極めて大きい構造に
なる欠点がある。これは、アキュムレータ11を用いた構
造では高い液圧の開閉制御が容易でなく、比較的低圧に
留り、ピストン、シリンダ等が大径化するためである。
【0006】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、定歪
み速度加工を実施でき、歪み速度依存性材料の製造に適
すると共に、装置全体を小型化できる鍛造プレス装置を
提供することを目的とする。
み速度加工を実施でき、歪み速度依存性材料の製造に適
すると共に、装置全体を小型化できる鍛造プレス装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、枠状の加圧フ
レーム内に鍛造金型とこれを加圧する加圧装置とを備
え、該加圧装置はシリンダと該シリンダのシリンダ室に
嵌合するピストンとを備え、前記シリンダ室内に液圧媒
を供給すべく増圧器の高圧側室が接続され、前記増圧器
の低圧側の液圧媒の供給量を制御する圧力制御弁を設
け、該圧力制御弁を制御して前記ピストンの移動速度を
制御するコントローラを設けたものである。
レーム内に鍛造金型とこれを加圧する加圧装置とを備
え、該加圧装置はシリンダと該シリンダのシリンダ室に
嵌合するピストンとを備え、前記シリンダ室内に液圧媒
を供給すべく増圧器の高圧側室が接続され、前記増圧器
の低圧側の液圧媒の供給量を制御する圧力制御弁を設
け、該圧力制御弁を制御して前記ピストンの移動速度を
制御するコントローラを設けたものである。
【0008】
【作用】鍛造に際しては、圧力制御弁53で増圧器20,21
の低圧側への液圧媒の供給量を制御し、増圧器20,21 か
ら高圧の液圧媒を加圧装置15のシリンダ16のシリンダ室
18内へと供給する。従って、シリンダ16の移動速度を制
御し、定歪み速度加工を行えるので、歪み速度依存性材
料の製造に適している。また増圧器20,21 で高圧の液圧
媒を加圧装置15に供給する一方、加圧装置15のシリンダ
16を可動盤としているため、装置全体を小型化できる。
の低圧側への液圧媒の供給量を制御し、増圧器20,21 か
ら高圧の液圧媒を加圧装置15のシリンダ16のシリンダ室
18内へと供給する。従って、シリンダ16の移動速度を制
御し、定歪み速度加工を行えるので、歪み速度依存性材
料の製造に適している。また増圧器20,21 で高圧の液圧
媒を加圧装置15に供給する一方、加圧装置15のシリンダ
16を可動盤としているため、装置全体を小型化できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
すると、図1において、13は短形枠状の加圧フレーム
で、この加圧フレーム13内に鍛造金型14とこれを加圧す
る加圧装置15とが備えられている。加圧装置15は高圧に
耐え得るように厚肉に形成されたシリンダ16と、このシ
リンダ16に嵌合するピストン17とを備え、ピストン17は
加圧フレーム13の下枠部13a 上に固定され、またシリン
ダ16は加圧用の可動盤を構成する。そして、加圧フレー
ム13の上枠部13b とシリンダ16とに鍛造金型14の上・下
金型14a,14b が取付けられている。
すると、図1において、13は短形枠状の加圧フレーム
で、この加圧フレーム13内に鍛造金型14とこれを加圧す
る加圧装置15とが備えられている。加圧装置15は高圧に
耐え得るように厚肉に形成されたシリンダ16と、このシ
リンダ16に嵌合するピストン17とを備え、ピストン17は
加圧フレーム13の下枠部13a 上に固定され、またシリン
ダ16は加圧用の可動盤を構成する。そして、加圧フレー
ム13の上枠部13b とシリンダ16とに鍛造金型14の上・下
金型14a,14b が取付けられている。
【0010】シリンダ16は通常1500〜2000気圧程度の高
圧に耐え得るように十分な厚肉に構成されており、また
シリンダ室18内に圧媒を供給できるように通路19が形成
されている。そして、この通路19は二連式の第1・第2
増圧器20,21 が接続され、この第1・第2増圧器20,21
の交互動作(若干オーバーラップする)によりシリンダ
室18に高圧の液圧媒を安定供給するようになっている。
圧に耐え得るように十分な厚肉に構成されており、また
シリンダ室18内に圧媒を供給できるように通路19が形成
されている。そして、この通路19は二連式の第1・第2
増圧器20,21 が接続され、この第1・第2増圧器20,21
の交互動作(若干オーバーラップする)によりシリンダ
室18に高圧の液圧媒を安定供給するようになっている。
【0011】増圧器20,21 は高圧側室と低圧側室との間
でピストンを摺動自在に設けたものである。各増圧器2
0,21 の高圧側室は塞止弁22,23 を介してシリンダ16の
通路19に接続されると共に、塞止弁24,25 及び高圧側方
向切換弁26を有する高圧側管路27,28 を介してポンプ56
に接続される。各塞止弁22,23,24,25 は開閉操作用のシ
リンダ部29,30,31,32 を夫々備え、方向切換パイロット
弁33,34,35,36 により制御される。該パイロット弁33,3
4,35,36 は電磁弁であり、管路37を介してポンプ56に接
続される。高圧側方向切換弁26は2個のソレノイド部3
8,39 を備えた電磁弁により構成される。各増圧器20,21
の低圧側室はパイロット付き逆止弁40,41、低圧側方向
切換弁42,43 を有する低圧側管路44,45 を介してポンプ
46に接続される。
でピストンを摺動自在に設けたものである。各増圧器2
0,21 の高圧側室は塞止弁22,23 を介してシリンダ16の
通路19に接続されると共に、塞止弁24,25 及び高圧側方
向切換弁26を有する高圧側管路27,28 を介してポンプ56
に接続される。各塞止弁22,23,24,25 は開閉操作用のシ
リンダ部29,30,31,32 を夫々備え、方向切換パイロット
弁33,34,35,36 により制御される。該パイロット弁33,3
4,35,36 は電磁弁であり、管路37を介してポンプ56に接
続される。高圧側方向切換弁26は2個のソレノイド部3
8,39 を備えた電磁弁により構成される。各増圧器20,21
の低圧側室はパイロット付き逆止弁40,41、低圧側方向
切換弁42,43 を有する低圧側管路44,45 を介してポンプ
46に接続される。
【0012】47 は減圧時供給用方向切換弁であって、
管路37を介してポンプ56に接続されると共に、逆止弁4
8,49 を介して各増圧器20,21 の低圧側室に接続され
る。この方向切換弁47も2個のソレノイド部50,51 を有
する電磁弁により構成される。52は戻り回路である。53
は増圧器20,21 の低圧側室の液圧媒の供給量を制御する
比例電磁リリーフ弁(圧力制御弁)であって、ポンプ46
と低圧側方向切換弁42,43 との間の低圧側管路と戻り回
路52とを結ぶように介装され、この電磁リリーフ弁53は
コントローラ54からの電気信号により連続的に遠隔比例
制御可能である。55はパイロット電磁弁である。
管路37を介してポンプ56に接続されると共に、逆止弁4
8,49 を介して各増圧器20,21 の低圧側室に接続され
る。この方向切換弁47も2個のソレノイド部50,51 を有
する電磁弁により構成される。52は戻り回路である。53
は増圧器20,21 の低圧側室の液圧媒の供給量を制御する
比例電磁リリーフ弁(圧力制御弁)であって、ポンプ46
と低圧側方向切換弁42,43 との間の低圧側管路と戻り回
路52とを結ぶように介装され、この電磁リリーフ弁53は
コントローラ54からの電気信号により連続的に遠隔比例
制御可能である。55はパイロット電磁弁である。
【0013】上記構成において、鍛造金型14により製品
を鍛造する場合、増圧器20,21 を交互に作動させてシリ
ンダ16内に高圧の液圧媒を供給し、加圧装置15により金
型14を上方に加圧する。この時の加圧反力は枠状の加圧
フレーム13で受担する。増圧器20,21 から通路19を経て
シリンダ室18に供給される液圧媒の流量は、増圧器20,2
1 の低圧側室への液圧媒の供給量で制御し、また低圧側
室への液圧媒の供給量は、コントローラ54の電気信号で
電磁リリーフ弁53を動作させることにより制御する。従
って、これによって増圧器20,21 のピストン移動速度を
制御でき、結果としてシリンダ16が間欠することなく定
常速度で上昇することになり、被加工材に定歪速度の歪
を付与することが可能になる。
を鍛造する場合、増圧器20,21 を交互に作動させてシリ
ンダ16内に高圧の液圧媒を供給し、加圧装置15により金
型14を上方に加圧する。この時の加圧反力は枠状の加圧
フレーム13で受担する。増圧器20,21 から通路19を経て
シリンダ室18に供給される液圧媒の流量は、増圧器20,2
1 の低圧側室への液圧媒の供給量で制御し、また低圧側
室への液圧媒の供給量は、コントローラ54の電気信号で
電磁リリーフ弁53を動作させることにより制御する。従
って、これによって増圧器20,21 のピストン移動速度を
制御でき、結果としてシリンダ16が間欠することなく定
常速度で上昇することになり、被加工材に定歪速度の歪
を付与することが可能になる。
【0014】増圧器20,21 を作動させる場合には、先ず
低圧供給指令があれば、パイロット弁33,35 が励磁し、
各塞止弁22,24が開く。また励磁された高圧側方向切換
弁26を介して第1増圧器20の高圧側室にポンプ56からの
液圧媒が供給される。次に、上記と同様に、パイロット
弁34,36 を励磁させて第2増圧器21の高圧室側に低圧の
液圧媒を供給する。一方、このときには、パイロット弁
33,35が消磁し、塞止弁22,24 閉状態となり、第1増圧
器20のピストンは後退位置で停止している。また第2増
圧器21のピストンも後退位置に達した後、停止する。
低圧供給指令があれば、パイロット弁33,35 が励磁し、
各塞止弁22,24が開く。また励磁された高圧側方向切換
弁26を介して第1増圧器20の高圧側室にポンプ56からの
液圧媒が供給される。次に、上記と同様に、パイロット
弁34,36 を励磁させて第2増圧器21の高圧室側に低圧の
液圧媒を供給する。一方、このときには、パイロット弁
33,35が消磁し、塞止弁22,24 閉状態となり、第1増圧
器20のピストンは後退位置で停止している。また第2増
圧器21のピストンも後退位置に達した後、停止する。
【0015】加圧指令があれば、パイロット弁33が励磁
して塞止弁22を開き、低圧側方向切換弁42が励磁してポ
ンプ46からの液圧媒が第1増圧器20の低圧側室に供給さ
れ、そのピストンが前進移動する。このとき、塞止弁22
が開き、塞止弁23,25 が閉状態にあるので、第1増圧器
20の高圧側室内の液圧媒がピストンの前進移動に伴って
加圧されて行き、吐出側の回路圧が上昇する。
して塞止弁22を開き、低圧側方向切換弁42が励磁してポ
ンプ46からの液圧媒が第1増圧器20の低圧側室に供給さ
れ、そのピストンが前進移動する。このとき、塞止弁22
が開き、塞止弁23,25 が閉状態にあるので、第1増圧器
20の高圧側室内の液圧媒がピストンの前進移動に伴って
加圧されて行き、吐出側の回路圧が上昇する。
【0016】次に、第1増圧器20の前進限リミットスイ
ッチが作動すると同時に第1増圧器20側を加圧状態とし
たままで、第1増圧器20の作用と同じく、第2増圧器21
のピストンを前進移動させる。そして設定時間後にパイ
ロット弁33が消磁し、塞止弁22を閉じて、第2増圧器21
側の加圧によって吐出側管路の回路圧を上昇させ、シリ
ンダ16に高圧の液圧媒を供給する。一方、塞止弁24を開
くと共に、高圧側方向切換弁26を介してポンプ56からの
液圧媒を第1増圧器20の高圧側室に供給し、低圧側室の
液圧媒を戻り回路52よりタンクに戻し、第1増圧器20の
ピストンを後退位置まで移動させ、以下この繰り返しに
よってシリンダ室18への液圧媒の供給を連続的に行う。
ッチが作動すると同時に第1増圧器20側を加圧状態とし
たままで、第1増圧器20の作用と同じく、第2増圧器21
のピストンを前進移動させる。そして設定時間後にパイ
ロット弁33が消磁し、塞止弁22を閉じて、第2増圧器21
側の加圧によって吐出側管路の回路圧を上昇させ、シリ
ンダ16に高圧の液圧媒を供給する。一方、塞止弁24を開
くと共に、高圧側方向切換弁26を介してポンプ56からの
液圧媒を第1増圧器20の高圧側室に供給し、低圧側室の
液圧媒を戻り回路52よりタンクに戻し、第1増圧器20の
ピストンを後退位置まで移動させ、以下この繰り返しに
よってシリンダ室18への液圧媒の供給を連続的に行う。
【0017】この加圧工程中、コントローラ54により圧
力制御弁53の開度を制御すれば、その開度に応じた加圧
特性を任意に得ることができる。なお、実際の作業にお
いては、配管抵抗があるため、理論値に比べて遅くなる
傾向にあり、コントローラ54の電流値と上昇速度の関係
は、予め較正しておき、その結果を用いて歪み速度の制
御を行う必要がある。
力制御弁53の開度を制御すれば、その開度に応じた加圧
特性を任意に得ることができる。なお、実際の作業にお
いては、配管抵抗があるため、理論値に比べて遅くなる
傾向にあり、コントローラ54の電流値と上昇速度の関係
は、予め較正しておき、その結果を用いて歪み速度の制
御を行う必要がある。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、枠状の加圧フレーム13
内に鍛造金型14とこれを加圧する加圧装置15とを備え、
該加圧装置15はシリンダ16と該シリンダ16のシリンダ室
18に嵌合するピストン17とを備え、前記シリンダ室18内
に液圧媒を供給すべく増圧器20,21 の高圧側室が接続さ
れ、前記増圧器20,21 の低圧側の液圧媒の供給量を制御
する圧力制御弁53を設け、該圧力制御弁53を制御して前
記ピストン17の移動速度を制御するコントローラ54を設
けているので、定歪み速度加工を実施でき、歪み速度依
存性材料の製造に適する利点があり、また装置全体を小
型化できる利点がある。
内に鍛造金型14とこれを加圧する加圧装置15とを備え、
該加圧装置15はシリンダ16と該シリンダ16のシリンダ室
18に嵌合するピストン17とを備え、前記シリンダ室18内
に液圧媒を供給すべく増圧器20,21 の高圧側室が接続さ
れ、前記増圧器20,21 の低圧側の液圧媒の供給量を制御
する圧力制御弁53を設け、該圧力制御弁53を制御して前
記ピストン17の移動速度を制御するコントローラ54を設
けているので、定歪み速度加工を実施でき、歪み速度依
存性材料の製造に適する利点があり、また装置全体を小
型化できる利点がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来例を示す断面図である。
【図3】従来例を示す断面図である。
13 フレーム 14 鍛造金型 15 加圧装置 16 シリンダ 17 ピストン 20 増圧器 21 増圧器 53 圧力制御弁 54 コントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 枠状の加圧フレーム(13)内に鍛造金型(1
4)とこれを加圧する加圧装置(15)とを備え、該加圧装置
(15)はシリンダ(16)と該シリンダ(16)のシリンダ室(18)
に嵌合するピストン(17)とを備え、前記シリンダ室(18)
内に液圧媒を供給すべく増圧器(20,21) の高圧側室が接
続され、前記増圧器(20,21) の低圧側の液圧媒の供給量
を制御する圧力制御弁(53)を設け、該圧力制御弁(53)を
制御して前記ピストン(17)の移動速度を制御するコント
ローラ(54)を設けたことを特徴とする低定速度大容量鍛
造プレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24366191A JP2918364B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 低定速度大容量鍛造プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24366191A JP2918364B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 低定速度大容量鍛造プレス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577093A JPH0577093A (ja) | 1993-03-30 |
JP2918364B2 true JP2918364B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=17107127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24366191A Expired - Fee Related JP2918364B2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 低定速度大容量鍛造プレス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2918364B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2523265B2 (ja) * | 1994-04-04 | 1996-08-07 | 日清紡績株式会社 | 液圧プレス装置 |
CN110314976B (zh) * | 2019-07-01 | 2021-09-10 | 滦南县兴发机锻厂 | 一种用于加工钢叉的模具 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP24366191A patent/JP2918364B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577093A (ja) | 1993-03-30 |
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