JP2932134B2 - 電気自動車のエネルギ吸収コントロール構造 - Google Patents

電気自動車のエネルギ吸収コントロール構造

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JP2932134B2
JP2932134B2 JP6156893A JP6156893A JP2932134B2 JP 2932134 B2 JP2932134 B2 JP 2932134B2 JP 6156893 A JP6156893 A JP 6156893A JP 6156893 A JP6156893 A JP 6156893A JP 2932134 B2 JP2932134 B2 JP 2932134B2
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淳一 原田
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Toyota Motor Corp
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Kanto Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリを収納するバ
ッテリキャリアが車体に装着される電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】排出ガスや騒音のない無公害車としての
電気自動車は、動力源としてACモータあるいはDCモ
ータとバッテリを用いるのが大勢であり、通常このバッ
テリは、バッテリキャリアに収納され、このバッテリキ
ャリアが車体の床下等に取付けられている。
【0003】ところで、一般に自動車は、前面衝突時車
体前方から作用する衝撃力により、フロントサイドメン
バー等の車体骨格部材が変形するようになっており、こ
の時の減速度波形が、図10に示される様に、車体変形
量が約0.4mとなった時に、或いは車体前方から衝撃
力が作用し始めた後約30ms後に、減速度が最も低く
なる場合に、車両の乗員保護性能が良いことが知られて
いる(自動車技術会前刷集924,1992年10月
号)。従って、車体変形量が約0.4mとなった時、或
いは車体前方から衝撃力が作用し始めた後約30ms後
の減速度G1が小さな波形(実線で示される理想減速度
波形)は、減速度G2が大きな波形(破線で示される波
形)に比べて車両の乗員保護性能が高いことになる。
【0004】なお、車体変形量が約0.4mとなった時
に、或いは車体前方から衝撃力が作用し始めた後約30
ms後に、減速度をできる限り低くするために、従来で
は、フロントサイドメンバ等の車体骨格部材の補強方
法、補強位置でコントロールしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バッテ
リを搭載した電気自動車では、一般の自動車よりも車両
重量が増大するため、運動エネルギを吸収するには、そ
の分メンバーの強度を上げる必要が生じ、さらに、減速
度波形を理想減速度波形に近づけるために、フロントサ
イドメンバ等の車体骨格部材に補強材等を追加すると、
車両重量が大幅に増大する。
【0006】本発明は係る事実を考慮し、車体骨格部材
に補強部材を追加することなく理想減速度波形を得るこ
とができる電気自動車のエネルギ吸収コントロール構造
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車体下部でバッテリキャリアを支持し前面衝突など
の車体急減速時にバッテリキャリアが車両に対して前方
へ相対移動する機構を備えた電気自動車のエネルギ吸収
コントロール構造であって、車体が衝突時速度50km
/hで前突し、車体前方から衝撃力が作用した場合に衝
撃力作用後約30ms後あるいは車体変形量が約0.4
mとなった時に車体に当接する位置にバッテリキャリア
を設けたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の本発明は、車体下部
でバッテリキャリアを支持し前面衝突などの車体急減速
時にバッテリが車両に対して前方へ相対移動する機構を
備えた電気自動車のエネルギ吸収コントロール構造であ
って、バッテリキャリア内に前方へ相対移動可能に配置
され、車体が衝突時速度50km/hで前突し、車体前
方から衝撃力が作用した場合に衝撃力作用後約30ms
後あるいは車体変形量が約0.4mとなった時にバッテ
リキャリアに当接するバッテリを有することを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】請求項1記載の本発明に係る電気自動車のエネ
ルギ吸収コントロール構造では、車体が衝突時速度50
km/hで前突し、車体前方から衝撃力が作用し、バッ
テリキャリアが車両に対して前方へ相対移動した場合に
は、衝撃力作用後約30ms後あるいは車体変形量が約
0.4mとなった時に前方へ移動しているバッテリキャ
リアが車体に当接する。この当接の間、車両前部の骨格
部材の変形の大部分は、バッテリキャリアの運動エネル
ギを吸収することに費やされ車両の減速にほとんど寄与
しない。従って、衝撃力作用後約30ms後あるいは車
体変形量が約0.4mとなった時の減速度が最も小さい
理想減速度波形が得られる。このため、骨格部材に補強
部材を追加することなく理想減速度波形を得ることがで
きる。
【0010】また、請求項2記載の本発明に係る電気自
動車のエネルギ吸収コントロール構造では、車体が衝突
時速度50km/hで前突し、車体前方から衝撃力が作
用した場合に、先ず、バッテリがバッテリキャリアに対
して前方へ相対移動し、衝撃力作用後約30ms後ある
いは車体変形量が約0.4mとなった時にバッテリキャ
リアに当接する。この当接の間、車両前部の骨格部材の
変形は、バッテリの運動エネルギを吸収することに費や
され車両の減速に寄与しない。従って、衝撃力作用後約
30ms後あるいは車体変形量が約0.4mとなった時
の減速度が最も小さい理想減速度波形が得られる。この
ため、骨格部材に補強部材を追加することなく理想減速
度波形を得ることができる。
【0011】
【実施例】本発明の電気自動車のエネルギ吸収コントロ
ール構造の第1実施例を図1〜図10に従って説明す
る。
【0012】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印INは車幅内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示
す。
【0013】図8に示される如く、本実施例に係る電気
自動車の車体10のフロアパンの下には、バッテリ11
が収納されたバッテリキャリア12が設けられており、
バッテリキャリア12の幅方向外側には、ロッカ13が
車体前後方向に沿って配置されている。
【0014】図1に示される如く、バッテリキャリア1
2の車両前方には、バッテリキャリア12の前壁部12
Aと所定距離Dを開けてフロントサブフレーム15が配
設されている。
【0015】図6に示される如く、フロントサブフレー
ム15は、車体前後方向に延びる一対のフロントサイド
メンバ17に架設されている。また、フロントサブフレ
ーム15の車幅方向両端部には、サスペンションアーム
18が取付けられており、フロントサブフレーム15の
車体前方には、図示しないモータマウントを介して車輪
を駆動させるためのモータ20とリダクションギア22
からなるモータ部24が配設されている。
【0016】図3に示される如く、バッテリキャリア1
2は、車体前後方向に長い矩形の箱状とされており、上
部が開口されている。また、バッテリキャリア12の左
右両側壁部12Bの上端部には、車幅方向外側へ向けて
フランジ12Cが形成されており、バッテリキャリア1
2の前壁部12Aの上端部には、車体前側へ向けてフラ
ンジ12Dが形成されている。
【0017】バッテリキャリア12のフランジ12Cの
前部上面には、フロントブラケット14が固定されてお
り、バッテリキャリア12のフランジ12Cの後部上面
には、リヤブラケット16が固定されている。
【0018】図4に示される如く、フロントブラケット
14の車幅方向から見た断面形状は、開口部を下方へ向
けたハット状とされており、前フランジ14Aと後フラ
ンジ14Bとがバッテリキャリア12のフランジ12C
の上面に溶着されている。フロントブラケット14の頂
部14Cの車体前後方向略中央部には、車体後方へ向け
て延びる長孔18が形成されており、この長孔18は後
フランジ14Bに達している。また、この長孔18の前
端部18A近傍には、フロントブレイクアウェイカプセ
ル19が固定されており、このフロントブレイクアウェ
イカプセル19と対向するバッテリキャリア12のフラ
ンジ12Bの部位には、作業用孔20が穿設されてい
る。
【0019】リヤブラケット16の車幅方向から見た断
面形状は、開口部を下方へ向けたハット状とされてお
り、前フランジ16Aと後フランジ16Bとがバッテリ
キャリア12のフランジ12Cの上面に溶着されてい
る。リヤブラケット16の頂部16Cの車体前後方向略
中央部には、車体後方へ向けて延びる長孔22が形成さ
れており、この長孔22は後フランジ16Bに達してい
る。また、この長孔22の前端部22A近傍には、リヤ
ブレイクアウェイカプセル23が固定されており、この
リヤブレイクアウェイカプセル23と対向するバッテリ
キャリア12のフランジ12Bの部位には、作業用孔2
4が穿設されている。
【0020】図3に示される如く、ロッカ13は、ロッ
カ13の車幅方向外側部を構成するロッカアウタ28と
ロッカ13の車幅方向内側部を構成するロッカインナ3
0とで構成されており、車体前後方向へ延びる閉断面構
造とされている。
【0021】図4に示される如く、ロッカインナ30の
下壁部30Aの前部には、フロントブレイクアウェイカ
プセル19と対向する位置に貫通孔32が穿設されてい
る。ロッカインナ30の下壁部30Aの上面には、貫通
孔32と同軸的にウエルドナット34が固定されてい
る。このウエルドナット34には、作業用孔20から挿
入されたボルト36が螺合しており、ボルト36とウエ
ルドナット34とでフロントブラケット14の頂部14
Cがフロントブレイクアウェイカプセル19を介してロ
ッカインナ30の下壁部30Aに固定されている。
【0022】ロッカインナ30の下壁部30Aの後部に
は、リヤブラケット16の長孔22の前端部22Aと対
向する位置に貫通孔38が穿設されている。ロッカイン
ナ30の下壁部30Aの上面には、貫通孔38と同軸的
にウエルドナット40が固定されている。このウエルド
ナット40には、作業用孔24から挿入されたボルト4
2が螺合しており、ボルト42とウエルドナット40と
でリヤブラケット16の頂部16Cがリヤブレイクアウ
ェイカプセル23を介して、ロッカインナ30の下壁部
30Aに固定されている。
【0023】図5に示すように、フロントサブフレーム
15の車体後側部には、平坦面15Aが形成されてい
る。この平坦面15Aには、バッテリキャリア12の構
成部材であるビーム44が対向するバッテリキャリア1
2の前壁部12Aが当接するように配設されており、バ
ッテリキャリア12の持つ運動エネルギを確実にフロン
トサブフレーム15へ伝達するようになっている。
【0024】また、バッテリキャリア12の前壁部12
Aとフロントサブフレーム15の平坦面15Aとの距離
Dは、60mm程度に設定されており、図9に示される
如く、例えば、衝突時速度が50km/hで、30ms
後の速度が初期速度マイナス4m/sの時、30ms間
にバッテリキャリア12が空走する距離L、即ち、図9
の斜線の部分の面積L=(30ms×4m/s)÷2=
60mmと等しくなっている。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。図1に
示される如く、衝突時速度50km/hで車両の前方が
バリアBに当接すると、バッテリキャリア12は、慣性
力によって、当接直前まで保持していた運動エネルギを
消化するために、車体前方(図1の矢印A方向)へ移動
しようとする。
【0026】ここで、この運動エネルギが、図3に示す
フロントブレイクアウェイカプセル19とリヤブレイク
アウェイカプセル23との各破断力より大きくなると、
バッテリキャリア12に滑りが生じ、ボルト36、42
に支持された状態でバッテリキャリア12は、車体10
と切り離され、長孔18、22にガイドされながら車体
10の前方へ移動する。この状態では、バッテリキャリ
ア12の運動エネルギは、車体10へは実質的には伝達
されていない。なお、説明の便宜上、ここでバッテリキ
ャリア12の運動エネルギが、実質的に車体10へ伝達
されず、運動エネルギを保持したまま移動している状態
を空走状態と定義する。
【0027】この空走状態が、約30ms続いた後、即
ち、バッテリキャリア12が車両に対して60mm程
度、前方へ移動すると、図2に示される如く、フロント
サブフレーム15の平坦面15Aにバッテリキャリア1
2の前面12Bが当接する。この当接の間、車両前部の
フロントサイドメンバ17の変形の大部分は、バッテリ
キャリア12の運動エネルギを吸収することに費やされ
車両の減速にほとんど寄与しない。
【0028】従って、図10に示される如く、車体変形
量が約0.4mとなった時或いは衝撃力作用後約30m
s後の減速度が最も小さい理想減速度波形が得られる。
このため、フロントサイドメンバ17に補強部材を追加
することなく理想減速度波形を得ることができる。
【0029】その後、図7に示される如く、フロントサ
イドメンバ17は圧縮変形しながら、車体10の運動エ
ネルギを吸収し、モータ20とリダクションギア22
は、バリアBに当接停止し、また、フロントサブフレー
ム15は変形しながらリダクションギア22に当接停止
する。
【0030】このように、本実施例の電気自動車のエネ
ルギ吸収コントロール構造では、車体が衝突時速度50
km/hで前突し、衝撃力作用後約30ms後あるいは
車体変形量が約0.4mとなった時の減速度が最も小さ
い理想減速度波形が得られるため、骨格部材に補強部材
を追加することなく理想減速度波形を得ることができ
る。
【0031】なお、本実施例では、バッテリキャリア1
2をフロントサブフレーム15に当接させる構成とした
が、フロントサブフレーム15に代えてバッテリキャリ
ア12を他の車体骨格部材に当接させる構成としても良
い。
【0032】本発明の電気自動車のエネルギ吸収コント
ロール構造の第2実施例を図11に従って説明する。
【0033】なお、第1実施例と同一部材については、
同一符号を付してその説明を省略する。
【0034】図11に示される如く、本実施例では、バ
ッテリ11がバッテリキャリア12内に前方へ相対移動
可能に配置されており、バッテリ11の前壁部11Aと
バッテリキャリア12の前壁部12Aの内側面12Eと
の距離Dが、60mm程度に設定されている。
【0035】従って、車体が衝突時速度50km/hで
前突し、車体前方から衝撃力が作用した場合に、先ず、
バッテリ11がバッテリキャリア12に対して前方へ相
対移動し、衝撃力作用後約30ms後あるいは車体変形
量が約0.4mとなった時にバッテリキャリア12の内
側面12Eに当接する。この当接の間、車両前部のフロ
ントサイドメンバ17の変形の大部分は、バッテリ11
の運動エネルギを吸収することに費やされ車両の減速に
ほとんど寄与しない。
【0036】この結果、図10の実線に示される如く、
車体が衝突時速度50km/hで前突し、車体変形量が
約0.4mとなった時或いは衝撃力作用後約30ms後
の減速度が最も小さい理想減速度波形が得られる。この
ため、フロントサイドメンバ17に補強部材を追加する
ことなく理想減速度波形を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明に係る電気自動車のエネルギ吸収
コントロール構造は、上記構成としたので、車体骨格部
材に補強部材を追加することなく理想減速度波形を得る
ことができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造を示す概略側断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造の作用を説明する概略側断面図
である。
【図3】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造のバッテリキャリアとロッカと
の結合部を示す車体前方内側から見た斜視図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造のバッテリキャリアとフロント
サブフレームの当接部を示す車体後方外側から見た斜視
図である。
【図6】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造を示す平面図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造の作用を説明する平面図であ
る。
【図8】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造が適用された車体を示す車体後
方斜め下側から見た斜視図である。
【図9】本発明の第1実施例に係る電気自動車のエネル
ギ吸収コントロール構造が適用された車体の速度変化を
示すグラフである。
【図10】車体変形量と車体の減速度との関係を示すグ
ラフである。
【図11】本発明の第2実施例に係る電気自動車のエネ
ルギ吸収コントロール構造を示す車体前方内側から見た
斜視図である。
【符号の説明】
10 車体 11 バッテリ 12 バッテリキャリア 12A 前壁部 15 フロントサブフレーム 15A 平坦面 17 フロントサイドメンバ 20 モータ 22 リダクションギア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体下部でバッテリキャリアを支持し前
    面衝突などの車体急減速時にバッテリキャリアが車両に
    対して前方へ相対移動する機構を備えた電気自動車のエ
    ネルギ吸収コントロール構造であって、車体が衝突時速
    度50km/hで前突し、車体前方から衝撃力が作用し
    た場合に衝撃力作用後約30ms後あるいは車体変形量
    が約0.4mとなった時に車体に当接する位置にバッテ
    リキャリアを設けたことを特徴とする電気自動車のエネ
    ルギ吸収コントロール構造。
  2. 【請求項2】 車体下部でバッテリキャリアを支持し前
    面衝突などの車体急減速時にバッテリが車両に対して前
    方へ相対移動する機構を備えた電気自動車のエネルギ吸
    収コントロール構造であって、バッテリキャリア内に前
    方へ相対移動可能に配置され、車体が衝突時速度50k
    m/hで前突し、車体前方から衝撃力が作用した場合に
    衝撃力作用後約30ms後あるいは車体変形量が約0.
    4mとなった時にバッテリキャリアに当接するバッテリ
    を有することを特徴とする電気自動車のエネルギ吸収コ
    ントロール構造。
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DE102020103240B3 (de) * 2020-02-09 2021-06-24 Ford Global Technologies Llc Befestigungsvorrichtung einer zur Traktion eines Fahrzeugs, bevorzugt Elektrofahrzeugs dienenden elektrischen Energiequelle

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