JP2931582B1 - 表皮貼込み成形法 - Google Patents

表皮貼込み成形法

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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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Abstract

【要約】 【課題】 製品端末の表皮部分に剥がれが起らない表皮
貼込み成形型を提供する。 【解決手段】 キャビティ面11に溶融樹脂gが供給さ
れるゲート13を設けた下型1と、下部のアンダーカッ
ト部を水平方向に移動可能にしたスライドコア23を備
えて、型閉めにより前記下型1とでキャビティCを形成
する上型2と、表皮5を載置できるようにし、前記下型
1のキャビティ面11を取り囲んで下型側に支持させる
と共に上下動可能にして下降に伴い上方付勢力が受けら
れるようにした枠体3と、該枠体3に一部を係止して、
上型2の下降による型閉めで枠体3に載置された表皮5
をスライドコア23とで挟着した該枠体3を、さらに下
降させ得るようにしたアクチュエータ4と、を具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品の成形過程
でその表面に表皮が一体的に貼り合わされる表皮貼込み
成形法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の内装部品などでは、高級感を呈
すべく合成樹脂の成形品表面に表皮が貼り合わされた表
皮一体品が多用されている。斯る表皮一体品は、通常、
成形品端面側に表皮を巻込んで成形する方式が採られ、
例えば図6〜図8のような表皮貼込み成形型を用いて造
られてきた。まず、表皮周縁に設けた孔71に固定ピン
81を挿入して枠体8上に表皮7をセットする。該固定
ピン81で表皮7にテンションを与えて、表皮7にシワ
が出ないようにする。次いで、上型91を下降させて下
型92のキャビティ面に表皮7を覆着するようにして型
閉じを行い、その後、下型92の通路93から溶融樹脂
をキャビティCへ供給して表皮一体品Mを成形する。そ
して、成形を終えたら、型開動作としてスライドコア9
9を後退させた後、上型91を上昇させて表皮一体品M
たる製品の取出しを行ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述の型開
動作に係るスライドコア99の後退時において、製品端
末の表皮部分が剥がれる問題があった。図8に示すごと
く、成形段階で領域Aの表皮部分は伸ばされ、しか
も、表皮は剛性ではなくこの伸長に関与した外力が内部
応力として蓄えられた状態にあるため、スライドコア9
9が後退すると、該表皮部分が縮まろうとしてハガれ易
くなった。また、スライドコア99とで表皮7を挟着
している枠体8にはコイルバネ95の上方付勢力(白抜
き矢印)が働いており、スライドコア99の後退時(中
黒矢印)は表皮7が挟まれたまま後退するので、表皮が
一緒についていってしまい、ますます製品端末の表皮部
分79が剥がれる傾向にあった。こうした事態を回避す
べく、下型を先に開こうとする考えもあるが、表皮の縦
方向部分78を引っ張ることになり問題は解決しなかっ
た。勿論、下型92を先に開く場合は、型抵抗が非常に
大きくなるので、通常は行われず、先程のようにスライ
ドコア99を開放した後、上型91を開く動作を実行
し、前記,の不具合を容認せざるを得ない状況にあ
った。
【0004】本発明は上記問題点を解決するもので、製
品端末の表皮部分に剥がれが起らない表皮貼込み成形法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、キャビティ面に溶融
樹脂が供給されるゲートを設けた下型(1)と、下部の
アンダーカット部を水平方向に移動可能にしたスライド
コアを備えて、型閉めにより前記下型とでキャビティを
形成する上型(2)と、表皮を載置できるようにし、前
記下型のキャビティ面を取り囲んで下型側に支持させる
と共に上下動可能にして下降に伴い上方付勢力が受けら
れるようにした枠体(3)と、該枠体に一部を係止し
て、上型の下降による型閉めで枠体に載置された表皮を
スライドコアとで挟着した該枠体を、さらに下降させ得
るようにしたアクチュエータ(4)と、を具備する表皮
貼込み成形型を用いて、枠体に所定の表皮を載置した
後、上型の型閉め進行により上型と該枠体とで表皮を挟
着し、さらに、該枠体の上方付勢力に抗して上型を下降
させ、下型のキャビティ面に表皮を覆着するようにして
型閉じを行い、続いて、ゲートからキャビティへ溶融樹
脂を供給し表皮一体品の表皮貼込み成形をし、次いで、
アクチュエータを作動させて枠体をさらに下降させた
後、スライドコアを後退させ、しかる後、上型を上昇さ
せて型開動作をなすことを特徴とする表皮貼込み成形法
にある。
【0006】請求項1の発明のごとく、表皮一体品の表
皮貼込み成形を終え、脱型するにあたって、アクチュエ
ータを作動させて枠体が下降した後、スライドコアを後
退させ、その後、上型を上昇させて型開していくと、ス
ライドコア後退時に枠体の表皮への挟着力が取り除かれ
ているので、製品端末の表皮部分の剥がれが起らない。
【0007】
【実施形態】以下、本発明に係る表皮貼込み成形法の実
施形態について詳述する。図1〜図5は本発明の表皮貼
込み成形法の一形態で、図1は型開き状態にある表皮貼
込み成形型の断面説明図、図2は図1の下型及び枠体の
平面図、図3〜図5は表皮貼込み成形過程を示す断面説
明図である。
【0008】(1)表皮貼込み成形型 表皮貼込み成形型は、下型1と上型2と枠体3とアクチ
ュエータ4とを主要構成要素とする。下型1は、凸形の
キャビティ面11を形成した雄型で、固定側金型になっ
ている。該下型内に射出成形機や押出成形機などから送
り込まれる溶融樹脂gが通る通路12を形成し、そのキ
ャビティ面11には該溶融樹脂gをキャビティへ供給で
きるようゲート13が設けられる(図1)。溶融樹脂g
は表皮一体品Mの成形品Gを造る原料になり、その材料
にはABS樹脂,ポリプロピレン,ポリエチレン,塩化
ビニル樹脂等が用いられる。上記凸形キャビティ面周囲
の下型側台座14には複数本の可動軸61(ここでは4
本)が設けられ、この可動軸上端に枠体3を固着する。
【0009】上型2は、下型1との間に枠体3を配し
て、下型1に対向して配置される可動型である。上型2
は凹形のキャビティ面21をもつ雌型となる。上型2の
枠体3との対向面22は、面圧で表皮5を押さえつけて
枠体3とで表皮周囲を挟着可能とすべく、フラット面が
形成される。そして、上型2が枠体3を押えつけながら
下降し、型閉じ状態になったとき、上型2と下型1とで
キャビティCをつくる(図3)。上型2には、成形品端
面側にまで表皮5を巻込んで貼込み成形できるようにす
るため、上型2のキャビティ面21にアンダーカットが
形成される。従って、上型下部のアンダーカット部を水
平方向に移動可能にしたスライドコア23を設けてい
る。
【0010】枠体3は、下型キャビティ面11がつくる
凸形部分を開口Oさせて、該キャビティ面11を取り囲
む盤状体である(図1,図2)。尚、図1は図2のIV−
IV線断面図を示す。前記可動軸61に圧縮コイルバネ6
2を嵌挿させて、該可動軸上端に枠体3が水平状態で支
えられる。該枠体3は、可動軸61によって上下動可能
となり、圧縮コイルバネ62が介在することで下降に伴
ない上方付勢力を受ける構成にある。また、前記上型2
が型閉じ状態まで下降すると、枠体3は下限に達し、そ
れ以上上型2を下降させないようロックがかかるしくみ
になっている。尚、上型側に下限ロックがかかるしくみ
を採ることもできる。枠体3の上面は、表皮5の載ると
ころが平らに形成される。枠体3の上に貼込みに使用さ
れる表皮5が配設され、上型2が下降して該枠体3と上
型2とで表皮5を挟着できるようにするためである。本
実施形態で用いられる表皮5には、塩化ビニル樹脂,ポ
リプロピレン,ファブリック等の表皮層に、ポリプロピ
レンの発泡品やソリッド、或いは不織布等のシート状ク
ッション材を裏打ちしたものが挙げられる。
【0011】アクチュエータ4はここでは油圧シリンダ
からなり、本体を下型側部15に取付けている。アクチ
ュエータ4は、枠体3にロッド41の作動端部を係止し
て、上型2の下降による型閉めで枠体3に載置された表
皮5をスライドコア23とで挟着した該枠体3を、さら
に下降させ得るようにしたものである。前述の枠体3が
下限に達しても(図5の実線)、ロックを解除してアク
チュエータ4を作動させれば、コイルバネ62の上方付
勢力に抗して枠体3を更に下降させることが可能になっ
ている(図5の鎖線)。該枠体3を更に下降させること
が可能になると、表皮貼込み成形を終え、型開工程でス
ライドコア23を後退させる際、表皮5に加わる応力を
緩和できる。尚、型閉め段階で枠体3が配される位置
と、アクチュエータ4の作動により枠体3がさら下降す
る最下段の位置との間隔L(図5)は、コイルバネ62
の上方付勢力が枠体3を介して表皮5に伝わらないよう
にできれば、僅かな間隔であっても充足する。本実施形
態では、枠体3の一箇所から突き出た突起片33にアク
チュエータ4のロッド端を係止するが、必要に応じて、
複数の突起片にロッド端を連結係止したり、またアクチ
ュエータ自体を複数設けたりすることもできる。
【0012】(2)表皮貼込み成形法 表皮貼込み成形法は、前述の成形型を使用して以下のご
とく行われる。まず、型開き状態にして、成形品Gに被
着できる大きさに裁断した表皮5を、下型1と上型2の
間に位置する枠体上にセットする(図1,図2)。適
宜、枠体3上にスペーサを入れて高さ調整が施される。
【0013】次いで、上型2を下降させ型閉めを進行さ
せる(図3)。この型閉め進行に伴ない、上型2は枠体
3とで表皮5を挟着し、枠体3の上方付勢力に抗してさ
らなる上型2の下降で、表皮5はテンションがかかった
状態となる。そうして、下型1のキャビティ面11に表
皮5を覆着していくが、型閉じが進む過程で、コイルバ
ネ62の力で表皮5に所定のテンションを与えながら凸
形の下型キャビティ面11にうまく覆着していくことに
なる。上型2と枠体3とが面接触で表皮5を押えている
ので、テンションを越える外力が働いたときには、キャ
ビティ面11の覆着に伴なって多少のズレ込みが起り、
表皮5の薄肉化や破れが回避される。型閉じが完了する
と、上型2と下型1とでキャビティCが形成され、且
つ、下型1のキャビティ面11に表皮5がうまく覆着さ
れる(図3)。
【0014】続いて、通路12,ゲート13を利用して
キャビティCへポリプロピレン,ポリエチレン等の溶融
樹脂gを供給する。キャビティCへ供給される溶融樹脂
圧により、表皮5はキャビティ面21へ押圧され張った
状態となる(図4)。上型2と枠体3とが面接触で表皮
5を押えているので、表皮5が膨らんでキャビティ面2
1への密着するに伴ない、圧縮されたコイルバネ62の
弾撥力を越えた範囲では按配よく表皮5のキャビティ内
への多少のズレ込みが起こる。従って、固定ピン81
(図6参照)で表皮を係止する場合と異なり、表皮の薄
肉化や破れは起らない。こうして、キャビティC内へ充
填された溶融樹脂gは、その後、表皮5に覆着された状
態で冷却固化して、所望の表皮一体品Mとなる。尚、本
実施形態の溶融樹脂gが冷却固化してできる成形品Gの
板厚tは2〜3mm程度である。
【0015】かくのごとく表皮貼込み成形を終えた製品
は、最終の型開工程を経てその製品が取出される。型開
工程は、これに先立ち、まず上型2の下降で押し下げら
れて下限にある枠体5の下限ロック(図示せず)を解除
する。尚、上型側に下限ロックがかかる場合は、これを
省略できる。次いで、アクチュエータ4を作動させ、コ
イルバネ62の上方付勢力に抗して枠体3を下限位置か
らさらに下降させ最下限位置に下げる(図5の鎖線)。
しかる後、スライドコア23を後退させる(図5の中黒
矢印)。このスライドコア23を後退させる時点では、
コイルバネ62の上方付勢力により枠体3が表皮5を挟
着していた力は取り除かれているので表皮端末が剥がれ
ることはない。その後、上型2を上昇させて型開工程を
終える。成形段階で領域Aの表皮5の伸ばされた部分
(図8参照)は、この製法でも確かに縮まろうとする
が、製品端末の表皮部分59には枠体3等の無理な力が
かからず、しかも手順として最終段階でスライドコア2
3を後退させているので、表皮部分59の縮まろうとす
る力は弱められる。従って、成形品Gからの表皮部分5
9の剥がれはない。最後に図示しないエジェクタピンで
突き上げることにより、表皮貼込み成形品が脱型され、
一連の表皮貼込み成形工程を終える。後は、上記手順を
順次繰り返すことにより次々と表皮貼込み成形品を造っ
て行くことが可能となる。
【0016】(3)効果 このように構成した表皮貼込み成形型及び表皮貼込み成
形法によれば、型開工程において、スライドコア23を
後退させるに先立ち、上型2とで表皮5を挟着していた
枠体3をアクチュエータ4によって押し下げ、表皮端末
に加わっていた上方付勢力を解除するので、スライドコ
ア23を後退させる際、表皮5がこれに追随しなくな
る。従って、製品端末の表皮部分59の剥がれは起らな
い。また、成形段階で領域Aの表皮5の伸ばされた部分
も、製品端末の表皮部分59以外では収縮するが、枠体
3からの上方付勢力を受けない状態下でスライドコア2
3が後退するので、該表皮部分59までは収縮影響を与
えず表皮は剥がれない。
【0017】尚、本発明においては前記実施形態に示す
ものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で種
々変更できる。下型1,上型2,枠体3,アクチュエー
タ4,表皮5等の形状,大きさ,材質等は用途に応じて
適宜選択できる。アクチュエータ4は実施形態の油圧シ
リンダの他、電磁弁等を利用できる。
【0018】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の表皮貼込み成形
型および表皮貼込み成形法は、成形を終えて取出される
製品端末の表皮部分が剥がれ難くなっており、品質向上
に優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表皮貼込み成形型の一形態で、型開き
状態にあるその断面説明図である。
【図2】図1の下型及び枠体の平面図である。
【図3】表皮貼込み成形過程を示す断面説明図である。
【図4】表皮貼込み成形過程を示す断面説明図である。
【図5】枠体周りの部分拡大断面図である。
【図6】従来技術の断面説明図である。
【図7】従来技術の断面説明図である。
【図8】従来技術の拡大断面説明図である。
【符号の説明】
1 下型 11 キャビティ面 13 ゲート 2 上型 23 スライドコア 3 枠体 4 アクチュエータ 5 表皮 g 溶融樹脂 C キャビティ M 表皮一体品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−15671(JP,A) 特公 平6−11499(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 33/12 - 33/18 B29C 45/14 - 45/16 B29C 45/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビティ面に溶融樹脂が供給されるゲ
    ートを設けた下型(1)と、下部のアンダーカット部を
    水平方向に移動可能にしたスライドコアを備えて、型閉
    めにより前記下型とでキャビティを形成する上型(2)
    と、表皮を載置できるようにし、前記下型のキャビティ
    面を取り囲んで下型側に支持させると共に上下動可能に
    して下降に伴い上方付勢力が受けられるようにした枠体
    (3)と、該枠体に一部を係止して、上型の下降による
    型閉めで枠体に載置された表皮をスライドコアとで挟着
    した該枠体を、さらに下降させ得るようにしたアクチュ
    エータ(4)と、を具備する表皮貼込み成形型を用い
    て、枠体に所定の表皮を載置した後、上型の型閉め進行
    により上型と該枠体とで表皮を挟着し、さらに、該枠体
    の上方付勢力に抗して上型を下降させ、下型のキャビテ
    ィ面に表皮を覆着するようにして型閉じを行い、続い
    て、ゲートからキャビティへ溶融樹脂を供給し表皮一体
    品の表皮貼込み成形をし、次いで、アクチュエータを作
    動させて枠体をさらに下降させた後、スライドコアを後
    退させ、しかる後、上型を上昇させて型開動作をなすこ
    とを特徴とする表皮貼込み成形法。
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