JP2930732B2 - 酸化セリウム及びマンガン、鉄又はプラセオジムの酸化物をベースにした触媒組成物、その製造方法並びに自動車アフターバーニング触媒作用におけるその使用 - Google Patents

酸化セリウム及びマンガン、鉄又はプラセオジムの酸化物をベースにした触媒組成物、その製造方法並びに自動車アフターバーニング触媒作用におけるその使用

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、酸化セリウム及びマンガン、鉄又はプラセ
オジムの酸化物をベースにした触媒組成物、その製造方
法並びに自動車アフターバーニング触媒作用におけるそ
の使用に関する。
いわゆる多機能触媒は、現在内燃機関からの排出ガス
を処理するために用いられている(自動車アフターバー
ニング触媒作用)。多機能触媒とは、特に排出ガス中に
存在する一酸化炭素や炭化水素の酸化を行うことができ
るだけでなく、また特にこれらのガス中に存在する窒素
酸化物の還元も行うことができる触媒(「スリー−ウエ
イ」触媒)を意味するものと理解されている。
このタイプの触媒用には、酸化セリウムが一般的に用
いられる成分である。この酸化物は、アルミナのような
担体上に存在するのが普通である。
燃料は硫黄を含有するので、酸化セリウムや担体は、
硫酸化されるようになる。触媒の雰囲気が還元性になる
場合、例えばエンジンのパワー需要が突然に停止する場
合に、酸化物や担体に結合された硫酸塩が還元されてH2
Sになり、これはひどく嫌な感じの匂いを放出する原因
になる。
実のところ、明らかな環境上の理由で、H2S排出量を
減少させることが重要である。
提案されている一つの解決策は、酸化ニッケルを触媒
配合物に加えることである。しかし、いくつかの国、特
にヨーロッパでは、ニッケルは、この技術分野において
施行される基準によって禁止されており、それでこの解
決策は、適用されることができない。
従って、H2S排出を制御することを可能にする自動車
アフターバーニング触媒作用において用いることができ
る触媒組成物についての真の要求が存在する。
この目的で、発明に従う触媒組成物は、酸化セリウム
並びに鉄、マンガン及びプラセオジムの酸化物から選ぶ
少なくとも一種の他の酸化物をベースにすることを特徴
とする。
その上に、第一の実施態様に従えば、発明に従う組成
物の調製方法は、下記の段階を含むことを特徴とする: −セリウム化合物及び少なくとも一種の鉄、マンガン又
はプラセオジム化合物を含有する混合物を液状媒体中に
調製し; −該混合物を加熱し; −このようにして得られる沈殿を回収し; −該沈殿を焼成する。
第二の実施態様に従えば、発明に従う組成物の調製方
法は、下記の段階を含むことを特徴とする: −セリウム化合物及び少なくとも一種の鉄、マンガン又
はプラセオジム化合物を含有する混合物を液状媒体中に
調製し; −塩基性混合物を該混合物に加え、それにより混合物を
沈殿させ; −このようにして得られる沈殿を回収し; −該沈殿を焼成する。
第三の実施態様に従えば、発明に従う組成物の調製方
法は、下記の段階を含むことを特徴とする: −セリウムゾル及び少なくとも一種の鉄、マンガン又は
プラセオジムの化合物を含有する混合物を液状媒体中に
調製し; −このようにして得られた混合物をアトマイゼイション
によって乾燥させ; −乾燥させた生成物を焼成する。
最後に、第四の実施態様に従えば、発明に従う組成物
の調製方法は、酸化セリウムに少なくとも一種の鉄、マ
ンガン又はプラセオジムの化合物の溶液を含浸させ、含
浸させた酸化セリウムを次いで焼成することを特徴とす
る。
発明のその他の特徴、詳細及び利点は、下記の記述並
びに発明を例示する意図の種々の具体的であるが制限す
るものではない例を読む際に更に一層完全に明らかにな
るものと思う。
上述した通りに、発明の触媒組成物は、セリウム並び
に酸化鉄、酸化マンガン及び酸化プラセオジムから選ぶ
少なくとも一種のその他の酸化物をベースにする。発明
は、従ってこれらのエレメントの可能な組合せのすべて
をベースにした組成物に関する。一層特には、セリウム
及びマンガンをベースにした組成物並びにセリウム、鉄
及びプラセオジムをベースにした組成物が挙げられよ
う。
発明の特定の別の態様に従えば、組成物は、固溶体又
は混成酸化物タイプの主相を示す。更に別の代わりの態
様に従えば、発明の組成物は、完全に固溶体の形態で存
在する。固溶体とは、これらの組成物のX線回折スペク
トルが、実際、これらの組成物内に、識別可能な単相だ
けが存在する(検出可能な二次相が存在しない)ことを
示すことを意味するものと了解され、これは、単位セル
パラメーターが純酸化第二セリウムに比べて幾分食い違
わせられている、これよりマンガン、鉄及び/又はプラ
セオジムが酸化セリウムの結晶格子に加入している、こ
れより真の固溶体が造られていることを反映している立
方晶系で結晶化された酸化第二セリウムのものに相当す
る。
組成物中のマンガン、鉄及び/又はプラセオジムの量
は、広い範囲内で変わることができる。この割合は、通
常、酸化セリウムに対するこの又はこれらの元素の酸化
物として表わす質量比50%までの範囲にすることができ
る。それは、通常少なくとも0.5%である。この割合
は、これより1〜40%、特には1〜20%、一層特には1
〜10%にすることができる。
発明の別の態様に従えば、組成物は、更にジルコニウ
ムを含むことができる。
発明の組成物は、400℃で6時間か焼した後に、比表
面積少なくとも10m2/g、好ましくは少なくとも60m2/g、
一層特には80m2/gを示す。比表面積とは、雑誌「The J
ournal of the American Chemical Society、60、
309(1938)」に記載されるブルナウアー−エメット−
テラー法から規定されるASTM基準D 3663−78に従う窒
素吸収によって求めるB.E.T.比表面積を意味するものと
了解される。
発明の好適な実施態様に従えば、発明の組成物の別の
特性は、それらの化学的均質性である。実際、それら
は、不均質性領域が10nm2よりも小さくなるように化学
的均質性を示す。これは、表面領域10nm2の間で発生の
生成物の化学的組成に差異がないことを意味する。
これらの均質特性は、TEM−EDS分析によって求める。
一層特には、不均質性領域は、透過電子鏡検法(TEM)
電子プローブを使用することによってエネルギー分散分
光学(EDS)によるマッピング法によって測定した。
発明の組成物の別の特性は、高い温度に暴露した後で
さえ、それらの酸素を貯蔵する能力である。すなわち、
これらの組成物は、空気下で900℃で6時間仮焼した後
に、大概酸素貯蔵少なくとも1mlのO2/組成物1g、一層特
には少なくとも1.5mlのO2/gを示す。
発明の組成物について、異なる調製プロセスを用いる
ことができる。
発明の第一の実施態様に従えば、下記の段階を含むこ
とを特徴とするプロセスを用いる: −セリウム化合物及び少なくとも一種の鉄、マンガン又
はプラセオジム化合物を含有する混合物を液状媒体中に
調製し; −該混合物を加熱し; −このようにして得られた沈殿を回収し; −該沈殿を焼成する。
発明に従うプロセスの第一段階は、従って、少なくと
も一種のセリウム化合物及び少なくとも一種の鉄、マン
ガン又はプラセオジム化合物を含有する混合物を液状媒
体、通常水性相で調製するに在る。これらの化合物は、
可溶性化合物が好ましい。混合物は、初めに固体状態の
化合物を、次いで水容器ヒール中に導入することから或
は代わりに直接これらの化合物の溶液を、次いで該溶溶
液を任意の順で混合することからのいずれかで区別なく
得ることができる。
水溶性セリウム化合物とし、特に、例えば硝酸塩のよ
うなセリウム(IV)塩又は硝酸第二セリウムアンモニウ
ムを挙げることができ、これらは本例において特に良く
適している。硝酸第二セリウムを用いるのが好ましい。
セリウム(IV)塩の溶液は、第一セリウム状態のセリウ
ムを不利なく含有することができるが、セリウム(IV)
を少なくとも85%含有するのが望ましい。硝酸第二セリ
ウム水溶液は、例えば、第一セリウム塩、例えば炭酸第
一セリウムの溶液とアンモニア水溶液とを過酸化水素の
存在において反応させることによって慣用的に造る酸化
第二セリウム水和物に硝酸を反応させることによって得
ることができる。また、好ましくは文献FR−A−2,570,
087に記載されている通りにして硝酸第一セリウム溶液
を電解酸化するプロセスに従って得られる硝酸第二セリ
ウム溶液を利用することもでき、これは、本例において
選り抜きの出発原料を構成する。
ここで、セリウム(IV)塩の水溶液は、初期遊離酸
度、例えば0.1〜4Nの範囲の規定度を示すことできるこ
とに留意されたい。本発明に従えば、上述した通りの遊
離酸度を有効に示すセリウム(IV)塩の初期溶液を、あ
らかじめこの酸を限定するように、例えばアンモニア水
溶液又は代わりにアルカリ金属(ナトリウム、カリウ
ム、等)水酸化物の溶液のような塩基、好ましくはアン
モニア水溶液を加えることによって多かれ少なかれ完全
に中和しておいた溶液として使用することが全く同様に
可能である。その場合、後者の場合において、実際上初
期セリウム溶液の中和度を下記式によって規定すること
が可能である: 式中、n1は、中和した後に溶液中に存在するCe(IV)の
全モル数を表わし;n2は、セリウム(IV)塩水溶液によ
って導入される初期遊離酸度を中和するのに有効に必要
なOH-イオンのモル数を表わし、及びn3は、塩基を加え
ることによって導入されるOH-イオンの全モル数を表わ
す。「中和」別態様を実施する場合には、すべての場合
において、水酸化物種Ce(OH)(r=4)の完全な沈
殿を得るのに必要な塩基の量に比べて絶対的に少なくし
なければならない量の塩基を利用する。従って、実施に
おいて、制限を、1を越えない、好ましくは更に0.5を
越えない中和度に置く。
発明のプロセスにおいて用いることができる鉄、マン
ガン又はプラセオジム化合物として、例えば無機酸又は
有機酸の塩、例えば硫酸塩、硝酸塩、塩素酸塩又は酢酸
塩タイプを挙げることができる。硝酸塩が特に良く適し
ていることに留意されたい。これらの化合物は、また、
ゾルの形態で導入することもできる。これらのゾルは、
例えばこれらの化合物の塩の塩基で中和することによっ
て得ることができる。
混合物中に存在するセリウム、鉄、マンガン又はプラ
セオジムの量は、最終の所望の組成を得るために要求さ
れる化学量論的な割合に一致しなければならない。
このようにして初期混合物を得、それを、次いで発明
に従うプロセスの第二段階に従って加熱する。
この熱処理は、また熱加水分解としても知られ、この
熱処理を行う温度は、80℃〜反応混合物の臨界温度、特
に80゜〜350℃、好ましくは90゜〜200℃にすることがで
きる。
この処理は、用いる温度条件に従い、標準大気圧で又
は例えば熱処理の温度に対応する飽和蒸気圧のような加
圧下でのいずれかで行うことができる。処理温度を反応
混合物の還流温度よりも高く(すなわち、一般に100℃
よりも高い)なるように選ぶ、例えば150゜〜350℃を間
で選ぶ際に、その場合に、作業を、上述した種を含有す
る水性混合物を密閉した空間(密閉反応装置は、一層普
通にはオートクレーブとして知られている)中に導入
し、次いで必要な圧力が、ただ反応混合物を加熱するだ
けで生じる(自生圧)ことによって行う。上に挙げた温
度条件下で、かつ水性媒体中で、これより例として、密
閉反応装置内の圧力は、1バール(105Pa)よりも大き
な値〜165バール(165×105Pa)、好ましくは5バール
(5×105Pa)〜165バール(165×105Pa)の範囲である
と述べることが可能である。また、外圧を働かせ、これ
を次いで加熱から生じる圧力に加えることも可能である
のはもちろんである。
加熱は、空気雰囲気下で又は不活性ガス雰囲気、好ま
しくは窒素下のいずれかで行うことができる。
処理の期間は臨界的なものではなく、これより広い範
囲内で、例えば1〜48時間の間で、好ましくは2〜24時
間の間で変えることができる。同様に、昇温は、臨界的
なものではない速度で行い、これより混合物を、例えば
30分〜4時間加熱することによって設定した反応温度に
達することが可能であり、これらの値は、もっぱら例と
して挙げる。
加熱段階の完了時に、固体沈殿を、例えばろ過、沈
降、乾燥又は遠心分離のような任意の慣用の固/液分離
技術によって混合物から分離するとができ、これを回収
する。
必要ならば、加熱段階の前及び/又は後に、例えばア
ンモニア水溶液のような塩基を沈殿混合物中に導入する
ことが可能である。これは、沈降種の回収収率を増大さ
せることを可能にする。
また、同じようにして、加熱段階の前及び/又は後
に、過酸化水素を単独で又はまた塩基と組み合わせて加
えることも可能である。
上に規定した通りの加熱/沈殿段階を同一の又は非同
一の方法で、一回又は何回も繰り返し、次いで例えば加
熱処理サイクルを実施することが可能であるのはもちろ
んであることに留意されたい。
回収されたままの生成物に、次いで周囲温度〜沸騰温
度の間の温度の水及び/又はアンモニア水による洗浄を
施すことができる。洗浄した生成物を、最終的に、必要
に応じて、残留水を除くために、例えば空気中で、80゜
〜300℃、好ましくは100゜〜150℃の範囲にすることが
できる温度において乾燥させることができ、乾燥は、一
定の重量が得られるまで続ける。
プロセスの最終の段階で、回収した沈殿を、随意に洗
浄及び/又は乾燥した後に、次いで焼成する。このか焼
は、温度200゜〜1200℃で行うのが普通であり、300゜〜
900℃で行うのが好ましい。このか焼温度は、プリカー
サーを酸化物に転化させる程にしなければならず、それ
は、また、触媒組成物の続く使用の温度の関数として選
び、生成物の比表面積は、採用するか焼温度が高くなる
程、小さくなることを考慮に入れなければならない。か
焼の期間としては、広い範囲内で、例えば1〜24時間の
間で、好ましくは4〜10時間の間で変わることができ
る。か焼は、空気下で行うのが普通であるが、例えば不
活性ガス下で行うか焼を排除しないことは極めて明瞭で
ある。
第二の実施態様に従えば、発明に従う組成物の調製方
法は、下記の段階を含むことを特徴とする: −セリウム化合物及び少なくとも一種の鉄、マンガン又
はプラセオジム化合物を含有する混合物を液状媒体中に
調製し; −該混合物を塩基性化合物と一緒にし、それにより混合
物を沈殿させ; −このようにして得られる沈殿を回収し; −該沈殿を焼成する。
液状媒体中で混合物を調製するための第一の実施態様
の記述において上気したすべてのことが、またこの場合
においても適用する。
しかし、セリウムゾルを使用することも可能であるこ
とをつけ加えておきたい。
セリウムゾルは、任意の適した技術により、特に下記
の特許出願:FR−A−2,583,735、FR−A−2,583,736、F
R−A−2,583,737、FR−A−2,596,380、FR−A−2,59
6,382、FR−A−2,62,576及びFR−A−2,655,972(これ
らの特許出願は、すべて本出願人たる会社によるもので
あり、これらの教示内容を本明細書中に援用する)に記
載されている方法に従って得ることができ、これらに限
定されない。
本発明に従えば、平均サイズが、準弾性光散乱によっ
て求めて、3〜100nm、好ましくは5〜50nmの範囲にな
ることができるセリウムゾルを用いることが可能であ
る。
また、第一セリウム及びマンガン(II)又は鉄(II
I)塩の溶液から出発することも可能であることに留意
すべきである。この場合、過酸化水素のような酸化剤を
出発混合物に加える。
発明のこの第二の実施態様の第二段階で、該混合物を
塩基性化合物と一緒にする。水酸化物タイプの生成物を
塩基又は塩基性化合物として用いることができる。アル
カリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物を挙げること
ができる。また、第二級、第三級又は第四級アミンを用
いることも可能である。しかし、アミン及びアンモニア
水は、それらがアルカリ金属又はアルカリ土類金属カチ
オンによる汚染の危険を低減させる故に、好適になり得
る。尿素もまた挙げることができる。反応体は、任意の
順序で導入することができ、塩基性化合物を混合物中に
導入する又はその逆も可能であり、或は代わりに反応体
を同時に反応装置中に導入することが可能である。
添加は、全部を一度に、徐々に又は連続に行うことが
でき、撹拌しながら行うのが好ましい。この作業は、周
囲温度(18゜〜25℃)〜反応混合物の還流温度の温度で
行うことができ、後者は、例えば120℃に達することが
可能である。周囲温度で行うのが好ましい。
塩基性溶液の添加を終えて、沈殿を完全なものにする
ために、随意に反応混合物をしばらくの間依然撹拌し続
けることが可能である。
沈殿段階を完了する際に、固体沈殿のマスを任意の慣
用の技術によって混合物から分離することができ、これ
を回収する。
次いで、洗浄及びか焼段階を、第1の実施態様につい
て記載したのと同じようにして行う。
第三の実施態様に従えば、発明に従う組成物の調製方
法は、下記の段階を含むことを特徴とする: −セリウムゾル及び少なくとも一種の鉄、マンガン又は
プラセオジムの化合物を含有する混合物を液状媒体中に
調製し; −このようにして得られた混合物をアトマイゼイション
によって乾燥させ; −乾燥させた生成物を焼成する。
発明のこの第三の実施態様の第一段階に関し、先の実
施態様についてこの主題に関して上気したすべてのこと
が、またこの場合にも適用する。セリウム以外の元素
を、また随意にゾル形態で導入することができることを
つけ加えておきたい。
この第三の実施態様のプロセスの第二段階は、アトマ
イゼイションによる、すなわち混合物を高温雰囲気中に
スプレーすることによる乾燥(スプレー乾燥)である。
アトマイゼイションは、それ自体知られている任意の噴
霧機、例えばシャワーヘッド又はその他のタイプのスプ
レーノズルを有する噴霧機によって行うことができる。
また、いわゆる回転式アトマイザーを使用することも可
能である。本プロセスにおいて用いることができる種々
のスプレー技術に関し、特に、Mastersによる「Spray
Drying」(George Godwin−ロンドンによって1976年に
出版された第2版)なる表題の定評のある研究に言及す
ることができる。
またアトマイゼイション/乾燥作業を、例えば本出願
人たる会社が開発し、特に下記の特許出願:FR−A−2,2
57,326、FR−A−2,419,754及びFR−A−2,431,321に記
載されているタイプの「フラッシュ」反応装置によって
実施することも可能であることに留意されたい。この場
合、処理用ガス(高温ガス)を、渦シンクにおいて螺旋
運動及び流れで駆動される。乾燥されるべき混合物を、
該ガスの螺旋経路の対照の軸と接続する経路に沿って注
入し、これは、ガスの運動の量を処理すべき混合物に完
全に移すことを可能にする。ガスは、これより、実際、
二重の機能を供する:一方で、スプレーする、すなわち
初期混合物を微細な滴に転化させかつ他方で、得られた
滴を乾燥させる。その上に、反応装置内での粒子の滞留
時間が極めて短い(大概およそ1/10秒よりも短い)こと
は、中でも、高温ガスとの接触が極めて長くなる結果、
あり得る過熱の危険を制限することの利点を有する。
「フラッシュ」反応装置におけるガスの流入温度は、
ガス及び乾燥させるべき混合物のそれぞれの流量に応じ
て、400゜〜900℃、一層特には600゜〜800℃であり、乾
燥させた固体の温度は、100゜〜250℃、好ましくは125
゜〜200℃である。
この乾燥段階を完了する際に、乾燥生成物が得られ、
これを随意に先の実施態様について記載したのと同じよ
うに焼成することができる。
上記した3つの実施例態様は、上記した高い化学的均
質性を保有する発明の組成物得る好適なプロセスを構成
する。
第四の実施態様に従えば、発明に従う組成物の調製方
法は、酸化セリウムに少なくとも一種の鉄、マンガン又
はプラセオジム化合物の溶液を含浸させ、含浸させた酸
化セリウムを次いで焼成することを特徴とする。
発明において用いることができる酸化第二セリウム
は、それら自体すでに良く知られた生成物であり、文
献、特に多数の特許又は特許出願に広く記載されてい
る。それらは、また市販されている。
それらは、特に、水酸化第二セリウム或は硝酸塩、硫
酸塩、炭酸塩、蓚酸塩又は酢酸塩のような所定の酸素含
有塩を空気中で400゜〜1000℃において過熱することに
よって調製することができ(Paul Pascal「Nouveau T
raite de Chimie Minerale〔New Treatise on In
organic Chemistry〕」、VII巻、777頁(1959)を参
照)、水酸化第二セリウムは、沈殿又はコロイド状懸濁
体の形態にすることが可能である。それは、また、特に
下記の特許出願:FR−A−2,559,754、FR−A−2,640,95
4又はFR−A−300,852に記載されているような酸化セリ
ウムを含むこともできる。
用いる酸化第二セリウムは、比表面積少なくとも10m2
/gを示すのが好ましく、一層特には80m2/gよりも大きい
比表面積を示し、比表面積80〜300m2/gを示すのが更に
一層有利である。
所定の用途では、それらの構造粒子を、例えば押出又
は加圧によるペレット化の良く知られた技術に従ってそ
れらを造形することが有利になり得る。
上述した通りに、次いで、酸化第二セリウムにマガジ
ン、鉄及び/又はプラセオジム化合物の溶液を含浸させ
ることによって混合を行う。この又はこれらの化合物
は、熱分解して酸化物にすることができるものや簡略化
した方法で酸化物プリカーサーとして知られるものから
選ぶ。
適した酸化物プリカーサーとして、例えば硝酸塩、塩
化物、硫酸塩又は酢酸塩のような無機酸又は無機酸の塩
を挙げることができる。硝酸塩が好適なプリカーサーで
ある。
発明に従うプロセスのこの第四の実施態様の好適な別
の態様に従えば、含浸を「ドライ」で行う、すなわち使
用する溶液の全容積は、酸化第二セリウムによって発現
される全細孔容積におよそ等しい。この細孔容積の測定
に関しては、水銀多孔度メーターによる知られた方法に
従いさもなくばサンプルによって吸収される水の量を測
定することによって行うことができる。
しかし、また、担体を酸化物プリカーサーの溶液中に
浸漬することによって担体を含浸させかつ過剰の溶液を
乾燥によって除くことも可能である。
第二段階で、含浸させた酸化第二セリウムを、水を除
くために乾燥させ、こうして酸化物プリカーサーを、酸
化第二セリウムの表面中に、又は表面に均質にかつ密接
に分散させた形態で放置する。
乾燥は、空気中で、80゜〜300℃の範囲にすることが
できる、好ましくは100゜〜150℃の間で選ぶ温度におい
て行うのがもっともしばしばである。乾燥は、一定の重
量が得られるまで続ける。乾燥の期間は、大概1〜24時
間である。
最後に、第三段階で、含浸させた酸化第二セリウムを
上記したのと同じ条件下で焼成する。
上記したプロセスにおいて得られた通りの発明の組成
物は、粉末の形態で存在するが、随意に、種々のサイズ
のグラニュール、球、シリンダー又はハニカムの形態で
存在させるために、造形することができる。これらの組
成物は、例えばZro2、Al2O3、TiO3又はSiO2のような触
媒作用の分野で一般に用いられている任意の担体に適用
することができる。組成物は、また、例えば金属又はセ
ラミックモノリスタイプの支持体上にこれらの組成物を
ベースにしたコーティング(薄め塗膜)を含む触媒シス
テムにおいて用いることもできる。コーティングは、そ
れ自体でまた、上述したもののタイプの担体を含有する
こともできる。
発明は、また、上記した通りの組成物又は触媒システ
ムを自動車アフターバーニング用の触媒の製造において
使用することにも関する。
最後に、発明は、これらの組成物又はこれらの触媒シ
ステムを、特にH2S排出を制御する目的で、自動車アフ
ターバーニングの触媒反応において使用することに関す
る。
発明は、これより、内燃機関、特に自動車エンジンか
らの排出ガスを、特にH2S排出を制御する目的で処理す
るに、上記した通りの組成物を触媒として使用すること
を特徴とする排出ガスの処理プロセスに及ぶ。
発明の組成物は、これらを触媒反応において使用する
場合に、貴金属と組み合わせて用いることができる。こ
れらの金属の性質及びこれらの金属をこれらの組成物に
加入する技術は、当業者に良く知られている。例えば、
金属は、白金、ロジウム、パラジウム、ルテニウム又は
イリジウムにすることができ、含浸によって組成物の加
入することができる。
今、例を挙げるが、これらは制限するものではない。
例1 本例は、セリウム、鉄及びプラセオジムの酸化物を、
重量によりCeO2 80%、Fe2O3 10%及びPr6O11 10%
の割合で合成することに関係する。
鉄、プラセオジム及び硝酸第二セリウムの溶液を、最
終の所望の組成を得るために必要とする割合で調製す
る。
第一段階で、硝酸鉄溶液を反応装置の中に導入する。
この溶液を、次いでアンモニア水で予備中和してr=0.
5にする。rは、ここで、セリウムについて上に挙げた
のと同じようにして鉄について定義する。これは、コロ
イド状酸化鉄溶液を現場で形成することを可能にする。
次いで、初期遊離酸度を、あらかじめアンモニア水を
加えることにより中和してr=0にしておいた硝酸第二
セリウム溶液を加え、次いで硝酸プラセオジム溶液を加
える。
このようにして得られた混合物を、次いで、オートク
レーブに入れる。処理の続行は、例1に記載するのと同
じにする。生成物を、空気下で450℃において6時間焼
成し、これは比表面積105m2/gを示す。TEM−EDS分析
は、不均質性が10nm2よりも小さいことを示す。
例2 本例は、発明の組成物のH2S排出を制御する際の性質
を例示する。
触媒の調製: 排出されるH2Sの量を計ることを可能にするテスト
(下記に記載する)を実施するために、サンプルに白金
を含浸させなければならない。白金をセリウムベースの
酸化物上に含浸させることは、下記のようにして行う: −あらかじめ空気下で500℃において6時間焼成した酸
化物10gをビーカーに入れ; −次いで、3.74g/lのヘキサクロロ白金酸水溶液から白
金0.1gを導入する。
室温において3時間撹拌した後に、懸濁液を1500rev/
分で15分間遠心分離し、回収された固体を、次いで120
℃で12時間乾燥させ、次いで空気下で480℃において6
時間焼成する。
排出されるH2Sの量を計ることを可能にするテストの記
述 上記した方法に従って白金めっきした酸化物0.1gのサ
ンプルを、窒素中水素5容積%の混合物により、昇温勾
配10℃/分でスイープしながら、「現場で」450℃に活
性化する。全ガス流量は、30リットル/時であり、テス
トを大気圧で行う。次いで、窒素パージを10分間行い、
次いで触媒を、酸素、二酸化硫黄及び窒素を含有するガ
ス流に30分間暴露させる。混合物の容積による組成は、
下記の通りである: −O2:4.5% −SO2:54ppm −N2:95.33% 硫酸化期間の後に、窒素パージ30リットル/時を10分
間行う。触媒を、次いで、窒素中に水素2容積%を含有
する混合物により、混合物の全流量30リットル/時で20
分間スイープする。この還元期間中に排出されるH2Sの
量を、Hartmann及びBraun Radas 2 UVアナライザー
を使用して絶えず測定する。この硫酸化/還元サイクル
を繰り返すことができる。
450℃で触媒から脱着されるH2Sの全量は、反応装置の
出口ガス中のH2S濃度=f(t)(tは時間である)の
カーブを積算することによって求める。結果を、テスト
に導入する白金めっきした酸化物1g当りの脱着されるH2
Sのμモルで表わす。
酸素の貯蔵の量を計ることを可能にするテストの記述 酸素に関する組成物の緩衝力を、それが酸素を酸化媒
体中で貯蔵しかつ酸素を還元媒体中で戻す能力によって
評価する。テストは、組成物が酸素のパルス、次いで一
酸化炭素のパルスを逐次に酸化する能力を評価する。採
用する方法は、交互法として知られている。
キャリヤーガスは、流量10リットル/時の純ヘリウム
である。注入は、ガス16mlを収容するループによって行
う。COパルスは、CO5%をヘリウム中に希釈させて含有
するガス混合物を使用して生成し、O2パルスは、O22.5
%をヘリウム中に希釈されて含有するガス混合物から生
成する。ガスの分析は、熱伝導率検出器を使用したクロ
マトグラフィーによって行う。
消費される酸素の量又は転化されるCOの割合は、酸素
貯蔵容量を求めることを可能にする。酸素貯蔵力の特性
を表示する値は、導入する生成物1グラム当りの酸素の
mlで表わしかつそれは400℃において測定する。下記の
表に挙げる酸素貯蔵力の測定は、マッフル炉において空
気下で900℃において6時間前処理した生成物に関して
行う。
テスト1の生成物は、セリウム(IV)塩の溶液を塩基
の存在において熱加水分解することによって調製した酸
化物である。それは、600℃において6時間焼成した後
に、比表面積100m2/gを有する。
フロントページの続き (72)発明者 トゥーレ,オリビエ フランス国 エフ17000 ラロシェル, リュ ジェネラル ギヨーマ,20 (72)発明者 ビシグリオ,バレリ フランス国 エフ75016 パリ,リュ ラフォンテーヌ,32 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 53/86 B01J 23/76

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本質的に酸化セリウム並びに加えて酸化鉄
    及び酸化プラセオジムを含み、アルミナを何ら含有せ
    ず、これらの元素の酸化物の内の鉄及びプラセオジム含
    量は、酸化セリウムの重量を基準にして0.5〜50重量%
    である触媒組成物を用いる、内燃機関からの排出ガスを
    処理する方法。
  2. 【請求項2】前記触媒組成物が、酸素貯蔵少なくとも1m
    lのO2/組成物1gを示す請求項1の方法。
  3. 【請求項3】前記触媒組成物が、酸素貯蔵少なくとも1.
    5mlのO2/組成物1gを示す請求項1の方法。
  4. 【請求項4】担体上の前記触媒組成物を用いる請求項1
    〜3のいずれか一の方法。
  5. 【請求項5】下記の段階: −セリウム化合物、鉄化合物及びプラセオジム化合物を
    含有する混合物を液状媒体中に調製し; −該混合物を加熱し; −このようにして得られた沈殿を回収し; −該沈殿を焼成する を含む調製プロセスによって得られた組成物を含む触媒
    組成物を用いる請求項1〜4のいずれか一の方法。
  6. 【請求項6】下記の段階: −セリウム化合物、鉄化合物及びプラセオジム化合物を
    含有する混合物を液状媒体中に調製し; −該混合物を塩基性化合物と一緒にし、それにより混合
    物を沈殿させ; −このようにして得られた沈殿を回収し; −該沈殿を焼成する を含む調製プロセスによって得られた組成物を含む触媒
    組成物を用いる請求項1〜4のいずれか一の方法。
  7. 【請求項7】セリウム化合物がセリウムIV塩である請求
    項5又は6の方法。
  8. 【請求項8】下記の段階: −セリウムゾル、鉄化合物及びプラセオジム化合物を含
    有する混合物を液状媒体中に調製し; −このようにして得られた沈殿をアトマイゼイションに
    よって乾燥させ; −乾燥させた生成物を焼成する を含む調製プロセスによって得られた組成物を含む触媒
    組成物を用いる請求項1〜4のいずれか一の方法。
  9. 【請求項9】酸化セリウムに鉄化合物及びプラセオジム
    化合物の溶液を含浸させ、含浸させた酸化セリウムを焼
    成することによって得られた組成物を含む触媒組成物を
    用いる請求項1〜4のいずれか一の方法。
  10. 【請求項10】本質的に酸化セリウム並びに加えて酸化
    鉄及び酸化プラセオジムを含み、アルミナを何ら含有せ
    ず、これらの元素の酸化物の内の鉄及びプラセオジム含
    量は、酸化セリウムの重量を基準にして0.5〜50重量%
    である組成物をベースにしたコーティングを支持体上に
    含む、請求項1〜9のいずれか一の方法を用いるための
    触媒。
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