JP2925774B2 - 記録材搬送装置 - Google Patents

記録材搬送装置

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JP2925774B2
JP2925774B2 JP8084191A JP8084191A JP2925774B2 JP 2925774 B2 JP2925774 B2 JP 2925774B2 JP 8084191 A JP8084191 A JP 8084191A JP 8084191 A JP8084191 A JP 8084191A JP 2925774 B2 JP2925774 B2 JP 2925774B2
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井 博 之 石
上 隆 吉 井
谷 治 員 関
上 昌 英 田
藤 和 秀 工
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真装置等の搬送系
に用いられる記録材搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録材搬送装置としては、たとえ
ば図18乃至図21に示すようなものがある。すなわ
ち、図18および図19において、101は記録材とし
ての転写紙を搬送するための搬送ローラで、側板103
に嵌合した状態で軸受104により両端を軸支され、ギ
ア等の駆動伝達手段(図示せず)により駆動力を受け
図19中矢印A方向に回動するようになっている。
【0003】102は従動ローラで、その両端が軸受1
05により軸支され、軸受105は側板103に設けら
れた穴103aと水平方向にのみ嵌合するように構成さ
れ、垂直方向には移動可能となっている。
【0004】106は付勢ばねで、従動ローラ102を
所定のピンチ圧にて搬送ローラ101へ付勢するもので
ある。これにより、従動ローラ102は搬送ローラ10
1の回動に従動可能となっている。
【0005】一方、図20において、107は転写紙を
案内する下ガイドであり、側板103に固定されてい
る。108は上ガイドであり、両端部にて軸受109に
回動自在に支持される。軸受109は従動ローラ102
に嵌合するため、上ガイド108は従動ローラ102に
対して回動自在となっている。
【0006】上ガイド108を開いた状態を図21に示
す。すなわち、上ガイド108の両端の曲げ部にはカム
面108aが設けられ、上ガイド108の回動にしたが
って下ガイド109に当接する。そして、さらに上ガイ
ド108を回動すると、従動ローラ102は搬送ローラ
101より離間する。
【0007】このように、上ガイド108を開放した時
に従動ローラ102と搬送ローラ101とを離間させる
ことにより、紙詰まりの際に詰まった転写紙の除去を容
易にしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来技術の場合には、紙詰まりの容易化を図ってはいる
ものの、上ガイド108が従動ローラ102に軸受10
9を介して支持されているために、上ガイド108の回
動の支点があらかじめ決定されてしまい、なお紙詰まり
除去操作の操作性が悪く、また設計にあたっても上ガイ
ド108の開閉のレイアウトを自由に設定できないとい
う欠点を有していた。
【0009】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところは、紙
詰まり時の操作性が良く、かつ設計上レイアウトの自由
度の広い記録材搬送装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、記録材を搬送する搬送手段と、
該搬送手段に対向する位置にあって前記記録材を前記搬
送手段に付勢する搬送補助手段と、を有する記録材搬送
装置において、回動支点によって回動可能に設けられ
て、前記搬送手段近傍で前記記録材を案内するガイド部
材と、 該ガイド部材の回動に連動して移動すると共に、
移動時に前記搬送補助手段に接続されて前記搬送補助手
段の前記搬送手段への付勢を解除させるリンク機構と、
を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】而して、本発明によれば、ガイド部材の回動と
連動して移動したリンク機構が搬送補助手段に接続され
て搬送補助手段の搬送手段への付勢を解除する。このよ
うにガイド部材とリンク機構を備えることで、ガイド部
材の回動支点及びリンク機構の枢支点を任意にとること
ができるので、搬送手段と搬送補助手段との距離間隔を
任意の大きさに設定でき、かつ設計上レイアウトの自由
度を広くすることができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。 〔実施例1〕本発明の実施例1に係る記録材搬送装置を
示す図1ないし図6において、1は記録材としての転写
紙を搬送するための搬送手段としての搬送ローラであ
り、側板3に嵌合された軸受4により両端を軸支され、
ギア等の駆動伝達手段(図示せず)により駆動力を受
け、図中矢印A方向の時計回転方向に回動する。
【0013】2は、搬送補助手段としての従動ローラ
で、その両端にて軸受5により軸支される。そして、図
3に示すように、軸受5は側板3に設けられた穴3aに
対して水平方向のみ嵌合するようになっており、垂直方
向には移動自在に軸支される。
【0014】また、6は付勢ばねで、従動ローラ2を所
定のピンチ圧にて搬送ローラ1へ付勢するものである。
これにより、従動ローラ2は、搬送ローラ1の回動に従
動可能となっている。
【0015】一方、図2において、7は転写紙を案内す
る下ガイドであり、側板3に固定されている。また、8
は上ガイドであり、側板3より突出した回動ピン10に
より回動自在に軸支されている。この上ガイド8の自由
端には当接部8bが設けられ、下ガイド7にこの当接部
8bが突き当たることにより上ガイド8が位置決めされ
る。また、上ガイド8に固定された解除ピン11が、両
側の側板3に設けられた長穴3bに係合して長穴3bか
ら突出している。
【0016】図4において、12はリンク機構を構成す
る解除リンクであり、側板3に備えられたピン13,1
4により、垂直方向にのみ摺動自在に軸支されている。
また、解除リンク12には穴12aが設けられ、この
2aからは従動ローラ2の軸2aが突出している。図
4の状態においては、穴12aと軸2aとは接触してい
ない。さらに、解除リンク12にはカム面12bを有す
る穴12cが設けられており、解除ピン11が穴12c
より突出しているが、図4に示す状態では、カム面12
bと解除ピン11とは接触していない。
【0017】次に、以上のように構成された記録材搬送
装置の動作について説明する。
【0018】図2および図3に示す状態から上ガイド8
を回動ピン10を中心に矢印B方向に回動すると、上ガ
イド8に固定された解除ピン11も同時に回動する。や
がて、解除ピン11は図4に示す二点鎖線で示す位置と
なり、ここで、解除リンク12に設けられたカム面12
bに当接する。
【0019】さらに、上ガイド8を回動させると、解除
リンク12は解除ピン11により、押し上げられる形と
なり、ピン13,14によりガイドされ、垂直上方へと
移動する。すると図5に示すように、穴12aと、従動
ローラ2の軸2aも当接し、従動ローラ2は付勢ばね6
のばね力にに抗して垂直上方へ持ち上げられ図5および
図6に示すように搬送ローラ1から離間する。
【0020】〔実施例2〕実施例1では、上ガイド8の
回動支点が搬送ローラ1と従動ローラ2から遠い一端に
設定した場合について説明したが、次に回動支点を搬送
手段に近い方の一端に設定した場合の実施例2につい
て、図7乃至図11を用いて説明する。
【0021】図中、実施例1と同一の符号は実施例1と
同一の構成部分を示している。
【0022】すなわち、上ガイド8の搬送ローラ1及び
従動ローラ2に近い方の端部が回動ピン10を中心に回
動自在に支持されており、実施例1とは逆方向に開閉す
るようになっている。そして、解除リンク12に設けら
れた穴12aにカム面12bが設けられ、上ガイド8の
解除ピン11が係合するようになっている。
【0023】この実施例2の場合の動作も実施例1の動
作と同じであり説明の重複は避けるが、図に示すように
上ガイド8の回動支点は任意に選択可能である。
【0024】〔実施例3〕実施例1および実施例2で
は、従動ローラ2の付勢ばね6に抗して解放される上ガ
イド8は常に閉じる方向にモーメントを受けており、解
放した状態で操作者が上ガイド8から手を離すと、上ガ
イド8は閉じてしまう構成となっているが、開いた状態
で停止させることも可能である。
【0025】以下、実施例3について図12乃至図14
を用いて説明する。
【0026】図12に示すように側板3に設けられた長
穴3aは、実施例1の図2のものより、右側に延長され
ており、その分、上ガイド8は付勢ばね6により常に閉
じようとするが、解除ピン11が二点鎖線で示すように
回動ピン10の垂直方向真上を過ぎると、図13に示す
ように解除リンク12が下方に下がろうとする力は、解
除ピン11を下げようとするが、上ガイド8の回動ピン
10回りには、矢印方向、すなわち上ガイド8をさらに
開こうとする力へと変化する。
【0027】そして、長穴12bの右端と解除ピン11
が当接し、上ガイド8はこの状態で停止する。
【0028】以上のように上ガイド8の動作をトグル機
構にすることにより、操作者は上ガイド8から手を離し
た状態で紙づまり処理が可能になり、操作性を向上させ
ることができる。
【0029】〔実施例4〕 さらに、本発明によれば、上ガイド8の回動と連動して
解除可能な搬送手段のを複数にすることもできる。そ
の例を実施例4として、図15乃至図1に示す。
【0030】図15に示すように、上ガイド8の上流側
(図中右側)い、搬送ローラ21と、従動ローラ22と
からなる、もう一対の搬送手段が存在する場合である
が、図16に示すように解除板12の形状をかえるだけ
でが容易に対応可能で、図16に示すように、上ガイド
8の回動と、従動ローラ2及び従動ローラ22の解除を
連動させることができる。また、二対だけでなく、それ
以上の搬送手段の解除と連動できることはもちろんであ
る。
【0031】実施例の説明のなかで、搬送手段に二対の
ローラを用いたが、これ以外にも、たとえば搬送ローラ
のかわりに、ゴムベルトを、従動ローラのかわりにピン
チローラのような組み合わせも適用可能であり、その手
段によらないことももちろんである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガイド部材の回動と連動して移動したリンク機構が搬送
補助手段に接続されて搬送補助手段の搬送手段への付勢
を解除するので、従来のカム機構による解除機構に対し
て搬送手段と搬送補助手段との開き度合いを大きくする
ことが可能となり、紙づまり時の操作性が向上し、かつ
設計上レイアウトの自由度が広い搬送記録装置を実現す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例1にかかる記録材搬送装
置の平面図である。
【図2】図2は図1のIーI線断面図である。
【図3】図3は図1のIIーII線断面図である。
【図4】図4は図1のIII方向矢示図である。
【図5】図5は図4の動作状態図である。
【図6】図6は図2の動作状態図である。
【図7】図7は本発明の実施例2に係る記録材搬送装置
の図2に対応する図である。
【図8】図8は本発明の実施例2に係る記録材搬送装置
の図3に対応する図である。
【図9】図9は本発明の実施例2に係る記録材搬送装置
の図4に対応する図である。
【図10】図10は本発明の実施例2に係る記録材搬送
装置の図5に対応する図である。
【図11】図11は本発明の実施例2に係る記録材搬送
装置の図6に対応する図である。
【図12】図12は本発明の実施例3に係る記録材搬送
装置の図3に対応する図である。
【図13】図13は本発明の実施例3に係る記録材搬送
装置の図5に対応する図である。
【図14】図14は本発明の実施例3に係る記録材搬送
装置の図6に対応する図である。
【図15】図15は本発明の実施例4に係る記録材搬送
装置の図2に対応する図である。
【図16】図16は本発明の実施例4に係る記録材搬送
装置の図4に対応する図である。
【図17】図17は本発明の実施例4に係る記録材搬送
装置の図6に対応する図である。
【図18】図18は従来の記録材搬送装置の平面図であ
る。
【図19】図19は図18のIーI線断面図である。
【図20】図20は図18のIIーII線断面図であ
る。
【図21】図21は図20の動作状態図である。
【符号の説明】
1 搬送ローラ(搬送手段) 2 従動ローラ(搬送補助手段) 3 側板 5 軸受 6 付勢ばね 7 下ガイド 8 上ガイド 10 回動ピン 11 解除ピン 12 解除リンク 13,14 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田 上 昌 英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 工 藤 和 秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−213645(JP,A) 実開 昭63−192347(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 5/06 B65H 5/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録材を搬送する搬送手段と、 該搬送手段に対向する位置にあって前記記録材を前記搬
    送手段に付勢する搬送補助手段と、を有する記録材搬送
    装置において、回動支点によって回動可能に設けられて、前記搬送手段
    近傍で前記記録材を案内するガイド部材と、 該ガイド部材の回動に連動して移動すると共に、移動時
    に前記搬送補助手段に接続されて前記搬送補助手段の前
    記搬送手段への付勢を解除させるリンク機構と、を備え
    ことを特徴とする記録材搬送装置。
JP8084191A 1991-03-19 1991-03-19 記録材搬送装置 Expired - Fee Related JP2925774B2 (ja)

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