JPH0720121Y2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JPH0720121Y2
JPH0720121Y2 JP1989089046U JP8904689U JPH0720121Y2 JP H0720121 Y2 JPH0720121 Y2 JP H0720121Y2 JP 1989089046 U JP1989089046 U JP 1989089046U JP 8904689 U JP8904689 U JP 8904689U JP H0720121 Y2 JPH0720121 Y2 JP H0720121Y2
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JP
Japan
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separator
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paper guide
sheet
lever
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JP1989089046U
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JPH0328164U (ja
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一郎 梅沢
秀之 梅野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 金融機関で使用される銀行窓口用の通帳伝票プリンタの
用紙搬送ゲート機構に関し、 ゲートにおける用紙の引っ掛かりを防止することを目的
とし、 複数の用紙搬送路を有する搬送装置において、2つの搬
送路が交わる部分で搬送方向を変えるセパレータ部が用
紙ガイド部と一体構造であり、且つセパレータ部と用紙
ガイド部との間に可撓部が形成されているように構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本考案は金融機関で使用される銀行窓口用の通帳伝票プ
リンタの紙葉類搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は通帳伝票プリンタの概略を示す図である。これ
は通帳1を挿入する通帳挿入口2と伝票を挿入する伝票
挿入口3がそれぞれ独立して設けられ、プリンタヘッド
4とプラテン5とからなる印字部6は共通に使用される
ようになっている。挿入口からそれぞれ挿入された通帳
及び伝票は印字部6で印字後、もとの挿入口に戻される
ため2つの搬送路7,7′が交わる用紙カイド8部分には
セパレータ9と、該セパレータを駆動するマグネット10
を有するゲート機構が設けられており、印字終了後、そ
のゲートにより通帳と伝票は振り分けられてそれぞれの
挿入口へ戻される。
第4図はゲート機構を示す斜視図であり、11はシートス
トッパ、12,12′は伝票用ピンチローラ、13,13′はフィ
ードローラ、14,14′は通帳用ピンチローラ、15はシー
トストッパ、16は櫛歯状のセパレータ、17はアジャスト
プレート、18はレバー、19はセパレータを通帳側にする
マグネット、20はセパレータを伝票側にするマグネッ
ト、21はレバー、22はローラシャフト、23はクランパで
ある。そして第5図(a)に示すようにマグネット19を
作動させレバー24を矢印A方向に回動することによりア
ジャストプレート17を介してレバー21を矢印B方向に回
動させ、セパレータ16が伝票通路を閉じ且つ通帳通路を
開くことができる。また第5図(b)に示すようにマグ
ネット20を作動させレバー24を矢印C方向に回動するこ
とによりレバー21はスプリングの力によりアジャストプ
レート17を押し上げて矢印D方向に回動し、セパレータ
16が通帳通路を閉じ且つ伝票通路を開くことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来のゲート機構では、第6図に示すようにセパレ
ータ16と用紙ガイド25のつなぎ部分は、用紙ガイドの両
端にセパレータ16が回転自在に保持され、用紙ガイド25
とセパレータ16はその回転部が櫛歯状になっており、交
互に入り込んで隙間を埋め、用紙の先端がその隙間に入
ることを防止している。
ところが用紙の先端に曲がりや折れがあると櫛歯状の隙
間に入りこみ引っ掛ってしまう。この引っ掛りは隙間を
小さくすることによりある程度防止できるが完全に防止
することはできないという問題があった。
本考案は上記従来の問題点に鑑み用紙の引っ掛りを完全
に防止できるゲート機構を有する紙葉類搬送装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案の紙葉類搬送装置で
は、主搬送路から分岐する少なくとも2つの分岐路と、
該分岐路の合流部分に設けられて、分岐路を構成せしめ
る用紙ガイドと、該用紙ガイドと同一部材から一体成形
され、主搬送路から搬送された紙葉類の搬送方向を変え
るセパレータ部と、該セパレータ部と前記用紙ガイドと
の間に形成された可撓部と、該可撓部を中心に、前記セ
パレータ部を回動させる駆動部とを有することを特徴と
する。
〔作用〕
セパレータ部33と用紙ガイド部32とを一体構造とし且つ
セパレータ部33と用紙ガイド部32との間に可撓部34を形
成したことにより、セパレータ部33は用紙ガイド部32に
対して可動となりセパレータとしての機能を満足し、且
つ用紙ガイド部32とをセパレータ33との間には隙間がな
いので用紙の引っ掛りは防止される。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示す図であり、(a)は断面
図、(b)は斜視図である。
同図において、30,31はA点で交わる2つの用紙搬送路
である。32は該2つの用紙搬送路間に設けられた用紙ガ
イド部であり、該用紙ガイド部32の先端には断面がくさ
び状のセパレータ部33が該用紙ガイド部32と一体に形成
され、その接続部分はくびれて可撓部34が形成されてい
る。なお用紙ガイド部32とセパレータ部33は可撓部34に
柔軟性を与えるため樹脂で形成されるのが好ましい。ま
たセパレータ部33の根本部分には針金35がインサートモ
ールドされ、端部を90°折曲してレバー36を形成してい
る。また該レバー36はばね37により矢印B方向に回動す
るように付勢されている。
このように構成された本実施例の作用を第2図により説
明する。同図(a)はマグネット38がOFFの場合であ
り、セパレータ部33はばね37(図示省略)により矢印C
方向に回動して用紙搬送路31を閉じ、他方の用紙搬送路
30を開いている。同図(b)はマグネット38を作動させ
た場合であり、ベルクランク39がマグネット38により矢
印D方向に回動することによりレバー36がばね37(図示
省略)の付勢力に抗して回動するためセパレータ部33は
矢印E方向に回動して用紙搬送路30を閉じ、他方の用紙
搬送路31を開放する。このようにして用紙搬送路を切換
えることができる。この場合、セパレータ部33と用紙ガ
イド部32との間にはすきまがないため印字後の用紙搬送
路40から2つの用紙搬送路30又は31に送られる用紙が引
っ掛かることはない。
また本実施例は用紙ガイド部32とセパレータ部33とが一
体で形成されるので安価に製造でき、さらに組立工数が
従来に比して削減される。
〔考案の効果〕
以上説明した様に、本考案によれば、用紙ガイドとセパ
レータ間に隙間がないため、用紙の引っ掛りを皆無とす
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、 第2図は本考案の実施例の作用を説明するための図、 第3図は従来の通帳伝票プリンタの概略を示す図、 第4図は従来のゲート機構を示す図、 第5図は従来のゲート機構の動作を説明するための図、 第6図は従来のゲート機構の用紙ガイドとセパレータ部
を示す図である。 図において、 30,31,40は用紙搬送路、32は用紙ガイド部、33はセパレ
ータ部、34は可撓部、35は針金、36はレバー、37はば
ね、38はマグネット を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主搬送路から分岐する少なくとも2つの分
    岐路と、 該分岐路の合流部分に設けられて、分岐路を構成せしめ
    る用紙ガイドと、 該用紙ガイドと同一部材から一体成形され、主搬送路か
    ら搬送された紙葉類の搬送方向を変えるセパレータ部
    と、 該セパレータ部と前記用紙ガイドとの間に形成された可
    撓部と、 該可撓部を中心に、前記セパレータ部を回動させる駆動
    部とを有することを特徴とする紙葉類搬送装置。
JP1989089046U 1989-07-31 1989-07-31 紙葉類搬送装置 Expired - Lifetime JPH0720121Y2 (ja)

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JPH0328164U JPH0328164U (ja) 1991-03-20
JPH0720121Y2 true JPH0720121Y2 (ja) 1995-05-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005179063A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Palo Alto Research Center Inc 媒体経路方向付けモジュール及び媒体ハンドリングシステム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6012558U (ja) * 1983-07-05 1985-01-28 日本電気株式会社 紙葉類搬送装置

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JP2005179063A (ja) * 2003-12-19 2005-07-07 Palo Alto Research Center Inc 媒体経路方向付けモジュール及び媒体ハンドリングシステム

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JPH0328164U (ja) 1991-03-20

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