JP2924581B2 - プリンタのメモリ制御回路 - Google Patents

プリンタのメモリ制御回路

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JP2924581B2
JP2924581B2 JP5180626A JP18062693A JP2924581B2 JP 2924581 B2 JP2924581 B2 JP 2924581B2 JP 5180626 A JP5180626 A JP 5180626A JP 18062693 A JP18062693 A JP 18062693A JP 2924581 B2 JP2924581 B2 JP 2924581B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタのメモリ制御
回路に係わり、特に、フルカラープリンタ等に用いるメ
モリを効率的、有用的に活用出来るプリンタのメモリ制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフルカラープリンタにおけるメモ
リ制御回路の回路構成例を図7のブロック図に、また、
印刷イメージとメモリ構成図例を図2にそれぞれ示す。
従来のフルカラープリンタでは、印画領域分の印画デー
タをメモリに格納し、この印画データを基に印刷制御を
することにより、最適な印画が再現できる。一般には、
フルカラーのプリンタでは、階調制御を行うための階調
データがメモリに格納されている。
【0003】具体的な制御としては、図7に示すように
水平方向位置カウンタ14では、印画領域の水平方向の
ドット数のカウントを行う。メモリ20ではメモリ数枚
を1ブロックとしているので演算回路21内にあるメモ
リ相コントロール28でアクセスするメモリの切り替え
(メモリの相の切り替え)を行い、メモリバンクコント
ロール29でメモリ内のバンク切り換えを行う。垂直方
向位置カウンタ17では、印画領域の垂直方向のドット
数のカウントを行い、セレクタ13ではそれぞれのカウ
ントしたデータを入力し、演算回路21内にあるメモリ
読み出しアドレス制御22により信号の切り替えを行う
ことにより、メモリ20にアクセスする。
【0004】図7と図2に示すように従来のメモリ制御
回路におけるメモリ制御では、入力データは、Y,M,
Cデータの1画面分(M×N)のデータを水平方向位置
カウンタ14(普通は2のX乗のカウンタ)と垂直方向
位置カウンタ17(普通は2のY乗のカウンタ)とで数
えることで印画可能最大領域分(例えば、A4サイズ)
の画面サイズの画像データを印画することを前提とし、
これらの制御を行うことによりY,M,Cデータをそれ
ぞれをメモリ20に格納していた。この具体的な印刷イ
メージとメモリ構成を図2に示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のプリ
ンタでは、1画面分(M×N)のプリンタの入力データ
はY,M,Cデータの1色分に応じた容量のメモリでし
か対応しておらず、入力データがR,G,Bデータにお
ける対応や解像度の異なるデータに対して設定モードの
切換え機能がないために各種入力機器の対応が出来なか
った。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決するもので
あり、Y,M,CデータとR,G,Bデータに対応する
とともに、画像データの使用するメモリの効率化かつ有
用化により、解像度の異なる各種入力機器に対応出来る
プリンタの制御回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のプリンタのメモリ制御回路は、プリントデ
ータを記憶し、記憶したプリントデータをプリンタへ出
力する、複数の領域に分割されたメモリの動作を制御す
るプリンタのメモリ制御回路である。この回路は、メモ
リに格納されたプリントデータのプリント開始位置のデ
ータを記憶する第1の記憶回路と、プリントデータに基
づく縦×横のプリントサイズのデータを記憶する第2の
記憶回路と、プリント開始位置に関するドット数を計数
する水平方向位置カウンタおよび垂直方向位置カウンタ
と、プリントサイズに関するドット数を計数する画像水
平カウンタおよび画像垂直カウンタと、プリント開始位
置データと水平方向位置カウンタおよび垂直方向位置カ
ウンタの計数値とを比較してプリント開始位置を検出す
る水平位置および垂直位置比較器と、画像水平カウンタ
および画像垂直カウンタの計数値とプリントサイズのデ
ータとを比較してプリントサイズを検出する水平画像お
よび垂直画像比較器と、画像水平カウンタおよび画像垂
直カウンタが計数するドット数に基づくプリントサイズ
の倍率を任意に設定する倍率コントローラと、メモリ
複数の領域毎に格納されたプリント開始位置のデータと
プリントサイズのデータとをそれぞれ第1の記憶回路と
第2の記憶回路に出力するとともに、任意の倍率にする
倍率制御信号を倍率コントローラに送信するコマンド制
御回路と、メモリの複数の領域毎に記憶しているデータ
を読み出すためのメモリ読み出しアドレス制御回路とか
ら構成される。本構成において、メモリの複数の領域毎
に記憶しているデータ毎に、任意のプリント開始位置、
任意のプリントサイズおよび任意の倍率に指定可能とし
たことを特徴としている。
【0008】
【作用】フルカラープリンタでのメモリの制御において
画像データの格納制御で各種入力データ(R,G,Bと
Y,M,C)の対応や解像度の異なる各種入力機器に対
応することは重要な要素となる。
【0009】したがって、本発明のプリンタのメモリ制
御回路によれば、メモリに格納されたプリントデータの
プリント開始位置およびプリントサイズのデータを記憶
する記憶回路と、プリント開始位置およびプリントサイ
ズに関するドット数を計数するカウンタと、プリント開
始位置およびプリントサイズのデータと上記の計数値と
を比較して一致を検出する比較回路と、カウンタが計数
するドット数に基づくプリントサイズの倍率を任意に設
定する倍率コントローラと、メモリの記憶しているデー
タを読み出すためのアドレスを出力するメモリ読み出し
アドレス制御回路とから構成され、プリント開始位置の
比較回路が数値の一致を検出すると、プリントサイズの
ドット数のカウンタが計数を開始し、メモリ読み出しア
ドレス制御回路がカウンタの計数値から読み出しアドレ
スを生成することとしている。このため、プリント開始
位置およびプリントサイズを任意に指定することができ
る。
【0010】
【実施例】次に添付図面を参照して、本発明によるプリ
ンタのメモリ制御回路の実施例を詳細に説明する。図1
を参照すると、本発明のプリンタのメモリ制御回路の実
施例が回路構成ブロック図として示されている。以下、
本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0011】実施例のプリンタのメモリ制御回路は、演
算回路21とCPU10とメモリ20とにより構成され
る。演算回路21はプリンタが印刷する画像の位置、サ
イズ等を演算する回路であり、CPU10はメモリ演算
回路の動作を制御する中央演算処理部であり、メモリ2
0は画像データを記憶する回路部である。
【0012】演算回路21を更に細分化すると、画像の
位置を演算する回路部と画像サイズを演算する回路部と
これらの回路部をコントロールする制御部とにより構成
される。画像の位置を演算する回路部は、水平および垂
直位置カウンタ14,17と2個のレジスタ15,18
と水平および垂直位置比較器16,19とにより構成さ
れる。画像サイズを演算する回路部は、画像水平および
画像垂直カウンタ11,12と画像水平および画像垂直
倍率コントローラ24,25と水平および垂直画像比較
器26,27とにより構成される。また、制御部は、コ
マンド制御23,メモリ相コントロール28,メモリバ
ンクコントロール29,メモリ読み出しアドレス制御2
2およびセレクタ13とにより構成される。
【0013】画像の位置を演算する回路部において、水
平および垂直位置カウンタ14,17と2個のレジスタ
15,18はコマンド制御23から出力される印画開始
点のデータと画像印画データをそれぞれ受信し、レジス
タ15,18が水平および垂直の印画開始点のデータを
記憶し、カウンタ14,17が画像印画データを計数
し、両者を位置比較器16,19が比較し、一致した値
になると位置比較器16,19から信号が出力される。
【0014】画像サイズを演算する回路部では、画像水
平および画像垂直カウンタ11,12が上記の位置比較
器16,19からの出力信号を受信し計数を行う。画像
水平および画像垂直倍率コントローラ24,25は、コ
マンド制御23から任意の倍率にするために送信された
制御信号に基づきカウンタ11,12の計数動作をコン
トロールし、画像の拡大動作を制御する。水平および垂
直画像比較器26,27は、画像水平および画像垂直カ
ウンタの計数値とレジスタ15,18の記憶している数
値との比較を行い、一致地点で信号を出力する。
【0015】セレクタ13は、メモリ読み出しアドレス
制御22からのコントロール信号と水平画像および垂直
画像比較器25,27からの信号を受け、メモリ20か
らの読み出す画像データのアドレスを選択する。
【0016】画像サイズは、CPU10がコマンド制御
23にR,G,Bの画像データ時の各モード設定をする
ために、水平ドット数切り換え用コマンド(DTWD)
を「0/1」〔0:(1/4)Mdot MAX、1:
(1/2)Mdot MAX〕か、画像データMAXモ
ードコマンド(FLPG)を「0/1」〔0:(1/
4)Mdot or (1/2)MdotMAX、1:
Mdot MAX〕か、の設定をすることにより決ま
る。
【0017】画像水平カウンタ11と画像垂直カウンタ
12のデータは、CPU10で設定した値の画素数(例
えば、パソコンのときは、640×400dot)分数
えるので、画像水平カウンタ11は、7bitカウンタ
となり画像垂直カウンタ12では、11bitのカウン
タで構成でき、このデータがセレクタ13に入力され
て、演算回路21の中にあるメモリ読み出しアドレス制
御22によりデータの切り換えを行い、メモリ20のア
ドレス信号となり上位アドレスには、色切り換え(R,
G,B,Character:以下、Cr)制御信号に
より色の切り換えと図1に示すメモリ20のバンクコン
トロール29でバンクの切り換え(メモリのブロック内
毎の切り換え)が入力され、これらの制御信号と図1の
メモリの相コントロール28(メモリのブロック毎の切
り換え)によりメモリ20のブロック毎の切り換えを行
うことによりデータの出力が可能になる。
【0018】本実施例では印画および印字可能範囲を
(M×N)とする。この範囲においてメモリの制御方法
として、位置カウンタ(水平、垂直)14,17と画像
カウンタ(水平、垂直)11,12をもち、2種類のカ
ウンタでは、まず、位置カウンタでは印画または印字可
能範囲で画像水平方向分のカウンタ14(通常は2のX
乗のカウンタ)で水平方向の最大可能なM回分数え、同
様にして、画像垂直方向分のカウンタ17(通常は2の
Y乗のカウンタ)で垂直方向も最大可能なN回分まで数
える。次に、画像カウンタ(水平、垂直)11,12で
はCPU10によって設定された印画モード〔例えば、
Mモード、(1/2)Mモード、(1/4)Mモード〕
により、水平、垂直方向の画像データの制御を行う。
【0019】図1のコマンド制御23にCPU10より
モードの設定値の領域,例えば、パソコンの640×4
00,において水平方向画像データと垂直方向画像デー
タがともに“High”の状態になる領域が設定印画位
置データとなりこのデータは任意の位置に設定出来る。
【0020】プリンタなどの印刷機器においてプリント
時の最終入力データは、Y,M,Cデータの必要があ
る。入力データがR,G,Bデータのときには、Y,
M,Cデータに信号の変換を行うためのメモリ構成を行
う必要があり、図2と図3〜図5のようにメモリの構成
法が異なる。また、文字データ(Crデータ)の格納が
可能となり、画像データと文字データとが同一紙面上に
印刷可能となる。
【0021】従来のフルカラープリンタでのY,M,C
データを(M×N)のフル画面に印画するときには、図
2に示すようなメモリ構成になり、このメモリと同一容
量のメモリを用いてR,G,Bデータを格納するには、
図3,図4,図5のMモード、(1/2)Mモード、
(1/4)Mモードのような使い方が考えられる。
【0022】フルカラープリンタへの入力データは、
Y,M,Cデータである必要があるため、メモリへの記
憶データがY,M,Cデータの場合は図2に示すように
Yデータを1画面分格納できる。しかし、R,G,Bデ
ータの場合はY,M,Cデータに変換するためメモリ内
のR,G,BデータをY,M,Cデータへ変換後のデー
タ量は少なくなり、1画面分を満たさなくなる。このた
め本実施例での図3,図4,図5のR,G,Bデータを
扱う時には、図1の画像水平倍率コントローラ24と画
像垂直倍率コントローラ25で画像データの拡大制御を
行い、フル画面化を実現している。
【0023】各モードでのR,G,BデータをY,M,
Cデータへの変換および画像サイズの拡大処理手順を以
下に説明する。
【0024】Mモードでは、図3に示すように水平方向
Mドットで垂直方向(1/4)Nドット分のメモリ容量
になる。この画像データは、図1の画像水平カウンタ1
1と画像垂直カウンタ12の位置指定により任意の位置
に設定でき、また、文字データ(Crデータ)も印字で
きる。
【0025】(1/2)モードでは、図4に示すように
メモリの構成により、1つは異なる二画面分の画像デー
タ〔(1/2)M×(1/4)N〕を図1の画像水平倍
率コントローラ24と画像垂直倍率コントローラ25に
より2倍にすることにより、異なる二画面〔M×(1/
2)N〕で〔M×N〕のフル画面化が実現できる。もう
1つは、そのままのサイズ〔(1/2)M×(1/2)
N〕で繰り返し印画もできるが、2倍にすることにより
〔M×N〕のフル画面化が実現できる。
【0026】(1/4)Mモードでは、図5に示すよう
にメモリの構成により、1つは異なる四画面分の画像デ
ータ〔(1/4)M×(1/4)N〕を2倍することに
より、異なる四画面〔(1/2)M×(1/2)N〕で
フル画面化が実現できる。もう1つは、そのままのサイ
ズ〔(1/4)M×(1/4)N〕で繰り返し印画もで
きるが、4倍することにより〔M×N〕のフル画面化が
できる。
【0027】図2の水平方向Mモードの時を考えてみる
と、Y,M,Cデータでは、全メモリ容量でYデータ、
Mデータ、Cデータの1色分のデータが格納可能であ
る。この時、メモリ20の制御は、画像水平カウンタ1
1と画像垂直カウンタ12ともに9bitのカウンタで
構成され、メモリバンクコントロール29でメモリのバ
ンク切り換え(メモリのブロック内毎の切り換え)を行
い、メモリ相コントロール28でメモリの相コントロー
ル(メモリのブロック毎の切り換え)を行うことにより
メモリのブロック毎の切り換え(Mモードではメモリの
バンク切り換えが3bitでメモリの相切り換えが3b
it)ができ、データを制御する。
【0028】R,G,Bデータでは、図3,図4,図5
に示すようにR,G,Bデータと文字データも格納でき
これらのデータは、色別にメモリのエリアが分かれてお
り、アクセスする色によってビット(2bit)を切り
替える。例えば、Rデータ[0、0]、Gデータ[0、
1]、Bデータ[1、0]、Crデータ[1、1]のよ
うにして、4種類のデータを切り替えることができる。
【0029】次に、実際のデータ格納法を以下に示す。
【0030】図3に示す〔M×(1/4)N〕dotモ
ードのR,G,Bデータおよび文字データを格納する時
には、CPU10が演算回路21内のコマンド制御23
に画像データの水平ドット数切り替え用コマンド(DT
WD)に「0」か「1」〔0:(1/4)Mdot M
AX、1:(1/2)Mdot MAX〕を設定し、ま
た、画像データMAXモードコマンド(FLPG)に
「1」〔0:(1/4)Mdot or (1/2)M
dot Max、1:Mdot MAX〕を設定する。
その後、色切り替えレジスタ(図示せず)にアクセスす
る色を設定し、図6に示すメモリの相の切り換えアドレ
ス,CAS0〜CASn,の設定によりメモリの切り換
えを行う。
【0031】バンクは図6に示すように、複数の相によ
って構成されるメモリ20を所定の大きさの領域毎に分
割し1ブロックとし、1ブロックをさらに分割して1バ
ンクとして構成されている。
【0032】CPU10は、水平方向Mdotのデータ
に対して相アドレスを切り替え、それぞれの相に属する
メモリに格納する。例えば、M;2560dot,T;
5相とし、この時のアドレス(M/T)の構成は512
/9bitとなる。また、垂直方向の(1/4)Nライ
ンにおいて、N;4096doutとするとアドレスは
1024/10bit構成となる。このアドレス構成に
基づいて、メモリ読み出しアドレス制御22は、メモリ
20に記憶されている画像データを読み出すためのアド
レス番号を設定する。
【0033】文字データの時には、色切り替えレジスタ
に[1、1]を設定し、ヘッド方向にアドレスが(M/
W)となるので順次切り替えを行い、CPU10の下位
Kbitを水平アドレスとしてメモリにデータを格納す
る。ここにおいて、Wはメモリのバンク数であり、例え
ば、8バンクの時には、320(320=2560/
8)アドレスとなり、Kは6bit(320/5相)と
なる。文字データに関しては、(1/2)Mモード、
(1/4)Mモードについても同様である。
【0034】次に、図4に示す〔(1/2)M×(1/
4)N〕dotモードのR,G,Bデータおよび文字デ
ータ(Crデータ)を格納する時には、CPU10が演
算回路21内のコマンド制御23に画像データの水平ド
ット数切り替え用コマンド(DTWD)に「1」を設定
し、また、画像データMAXモードコマンド(FLP
G)に「0」を設定する。そして、色切り替えレジスタ
においてアクセスする色を設定し、図6に示すメモリの
相コントロール28によりメモリ20の切り換えを制御
し、メモリバンクコントロール29によりブロック内の
メモリの切り換えを行う。
【0035】上記のアドレス制御により(1/2)Mモ
ードでは図4のように異なる二画面分の印画データも格
納出来る。また、図4での(1/2)Mモード時に、
R,G,Bデータのそれぞれのデータが(1/2)M×
(1/4)Nのブロックを2つで1単位とするメモリ構
成になり、これにより(1/2)M×(1/2)Nのサ
イズの画像データが印画でき、さらに画像データを図1
の画像水平倍率コントローラ24と画像垂直倍率コント
ローラ25により2倍すれば、(M×N)のフル画面に
対応できる。
【0036】図5に示す〔(1/4)M×(1/8)
N〕dotモードのR,G,Bデータおよび文字データ
(Crデータ)を格納する時には、CPU10が演算回
路21内に画像データの水平ドット数切り替え用コマン
ド(DTWD)に「0」を設定し、また、画像データM
AXモードコマンド(FLPG)に「0」を設定する。
そして、色切り替えレジスタにおいてアクセスする色を
設定し、図6に示すメモリ相コントロール28によりメ
モリの切り換えを制御し、メモリバンクコントロール2
9によりブロック内のメモリ20の切り換えを行う。
【0037】CPU10は水平方向(1/4)Mdot
の相アドレスを切り替え、それぞれのメモリに格納し、
この時のメモリ読み出しアドレス(M/T)は128
(例えば、Tを5相、Mを640dotとするとアドレ
スは128)となり、水平アドレスは7bit構成とな
る。垂直方向(1/8)Nラインは、例えば、Nを40
96dotとすると9bit(4096/8)となる。
このアドレス制御により(1/4)Mモードでは図5の
ように異なる4画面分の印画データも格納出来る。
【0038】図5での(1/2)Mモード時に、R,
G,Bデータのそれぞれのデータが(1/4)M×(1
/4)Nのブロックを1単位とするメモリ構成になり、
これにより(1/4)M×(1/4)Nのサイズの画像
データが印画でき、さらに画像データを図1の画像水平
倍率コントローラ24と画像垂直倍率コントローラ25
により4倍すれば、(M×N)のフル画面に対応でき
る。
【0039】さらに、これらのモード使用時には、画像
データのサイズが図1の画像水平コントローラ24と画
像垂直コントローラ25により変えることが出来るので
例えば、図4に示す(1/2)Mモードの時には、水平
方向画像データと垂直方向画像データはコマンド制御2
3よりモードの設定が指定され、画像データは設定した
倍率の回数まで同じ画像データを読み出せることから印
画データのフル画面化が実現可能になる。これらの制御
により、フルカラープリンタに用いるメモリを効率的か
つ有用的に使用できることができる。
【0040】本実施例では、上述したような構成を有す
ることにより、次のような効果を奏する。フルカラープ
リンタの各種入力データ[R,G,B],[Y,M,
C]に対応可能になり、メモリ使用法では、画像データ
の領域指定が出来ることから異なるドット構成(パソコ
ン:640×400dot、EWS:1280×102
4dot)からなる入力データに対応ができる。また、
各種入力機器(例えば、パソコンやEWS)に対応可能
になり、出力機器としての汎用性につながる。
【0041】画像データの位置指定や倍率モードの設定
により拡大が出来ることから同一画面データが繰り返し
印画できたり、イメージデータのフル画面化が出来ると
共に異画面データに対しても同様にしてフル画面化が可
能になり、解像度の異なる各種入力機器にも対応可能と
なる。例えば、A4フル画面:水平解像度2560ドッ
ト、垂直解像度4096ドットであると考えると、イメ
ージスキャナでは、320dpiモードの時に入力デー
タをR,G,Bで160dpiモード時に図4のメモリ
構成に設定すると1280×2048ドットとなり2倍
の倍率設定により、標準メモリで2560×4096ド
ットのフル画面が対応できる。
【0042】本実施例のフルカラープリンタにおけるメ
モリ使用法では、カウンタの制御により画像データの領
域指定や位置指定ができ、画像データの印画領域と空白
領域には、文字データを印字出来ることから、画像と文
字の共存が可能となる。また、画像水平カウンタや画像
垂直カウンタの制御により同一画面を繰り返し印画した
り、複数画面を同一紙面上に印画可能となるためプリン
タとしての汎用性が高まる。
【0043】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるが、本発明はこれに限定されるものではな
く本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施
可能である。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明の
プリンタのメモリ制御回路は、プリント開始位置および
プリントサイズのデータを記憶し、プリント開始位置お
よびプリントサイズに関するドット数を計数し、プリン
ト開始位置およびプリントサイズのデータと上記の計数
値とを比較して一致を検出し、カウンタが計数するドッ
ト数に基づくプリントサイズの倍率を任意に設定する倍
率コントローラと、メモリの記憶しているデータを読み
出すためのアドレスを出力する読み出しアドレス制御回
路とを有しており、プリント開始位置の比較の数値の一
致を検出するとプリントサイズのドット数の計数を開始
し、読み出しアドレス制御回路が上記の計数値から読み
出しアドレスを生成するようにしている。
【0045】本発明は、上述したような構成を有するこ
とにより、フルカラープリンタの各種入力データ[R,
G,B],[Y,M,C]に対応可能になる。メモリ使
用法では、画像データの領域指定が出来ることから異な
るドット構成(パソコン:640×400dot、EW
S:1280×1024dot)からなる入力データに
対応が可能になり、出力機器としての汎用性が高まる。
また、画像データの位置指定や倍率モードの設定により
画像の拡大が出来ることから同一画面データが繰り返し
印画でき、イメージデータのフル画面化ができ、異画面
データに対しても同様にしてフル画面化が可能になり、
解像度の異なる各種入力機器に対しても同様の対応が可
能となる。また、カウンタの制御により画像データの領
域指定や位置指定ができ、画像データと文字データとの
共存が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタのメモリ制御回路の実施例の
ブロック図である。
【図2】本実施例のメモリ構成例と印刷イメージ図であ
る。
【図3】本実施例のメモリ構成例と印刷イメージ図であ
る。
【図4】本実施例のメモリ構成例と印刷イメージ図であ
る。
【図5】本実施例のメモリ構成例と印刷イメージ図であ
る。
【図6】本実施例のメモリ構成を概念的に表した図であ
る。
【図7】従来例のプリンタのメモリ制御回路のブロック
図である。
【符号の説明】
10 CPU 11 画像水平カウンタ 12 画像垂直カウンタ 13 セレクタ 14 水平方向位置カウンタ 15,18 レジスタ 16 水平位置比較器 17 垂直方向位置カウンタ 19 垂直位置比較器 20 メモリ 21 演算回路 22 メモリ読み出しアドレス制御 23 コマンド制御 24 画像水平倍率コントローラ 25 画像垂直倍率コントローラ 26 水平画像比較器 27 垂直画像比較器 28 メモリ相コントロール 29 メモリバンクコントロール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントデータを記憶し、記憶したプリ
    ントデータをプリンタへ出力する、複数の領域に分割さ
    れたメモリの動作を制御するプリンタのメモリ制御回路
    において、該回路は、 メモリに格納されたプリントデータのプリント開始位置
    のデータを記憶する第1の記憶回路と、 前記プリントデータに基づく縦×横のプリントサイズの
    データを記憶する第2の記憶回路と、 前記プリント開始位置に関するドット数を計数する水平
    方向位置カウンタおよび垂直方向位置カウンタと、 前記プリントサイズに関するドット数を計数する画像水
    平カウンタおよび画像垂直カウンタと、 前記プリント開始位置データと前記水平方向位置カウン
    タおよび垂直方向位置カウンタの計数値とを比較してプ
    リント開始位置を検出する水平位置および垂直位置比較
    器と、 前記画像水平カウンタおよび画像垂直カウンタの計数値
    と前記プリントサイズのデータとを比較してプリントサ
    イズを検出する水平画像および垂直画像比較器と、 前記画像水平カウンタおよび画像垂直カウンタが計数す
    るドット数に基づく前記プリントサイズの倍率を任意に
    設定する倍率コントローラと、 前記メモリの前記複数の領域毎に格納されたプリント開
    始位置のデータとプリントサイズのデータとをそれぞれ
    第1の記憶回路と第2の記憶回路に出力するとともに、
    任意の倍率にする倍率制御信号を前記倍率コントローラ
    に送信するコマンド制御回路と、 前記メモリの前記複数の領域毎に記憶しているデータを
    読み出すためのメモリ読み出しアドレス制御回路とから
    構成され、前記メモリの前記複数の領域毎に記憶しているデータ毎
    に、 任意のプリント開始位置、任意のプリントサイズお
    よび任意の倍率に指定可能としたことを特徴とするプリ
    ンタのメモリ制御回路。
  2. 【請求項2】 制御回路において、該回路は、Y,M,
    Cデータ、R,G,BデータまたはCrデータのいずれ
    をも前記メモリの前記複数の領域にそれぞれ格納が可能
    であることを特徴とする請求項1記載のプリンタのメモ
    リ制御回路。
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