JP2703242B2 - 描画データ処理装置 - Google Patents
描画データ処理装置Info
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- JP2703242B2 JP2703242B2 JP62334758A JP33475887A JP2703242B2 JP 2703242 B2 JP2703242 B2 JP 2703242B2 JP 62334758 A JP62334758 A JP 62334758A JP 33475887 A JP33475887 A JP 33475887A JP 2703242 B2 JP2703242 B2 JP 2703242B2
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- Japan
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- image data
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- Image Generation (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、多色表示又は多階調表示が可能なディスプ
レイ装置に於いて、画面上の重合せ表示の際の優先度描
画制御機能に特徴をもつ描画データ処理装置に関する。 (従来の技術) CRTカラーディスプレイに於いて、表示画面上に、例
えば第5図又は第6図に示すような複数種のカラー画像
を重合せ表示する際、各表示色の優先度描画制御手段が
必要となる。そこで従来では取扱う各色毎に固有のプレ
ーンメモリを割付け、このプレーンメモリに優先順位を
付して各色の優先度描画制御を行なっていた。 しかしながら、このようなプレーンメモリの優先度管
理による描画制御手段は、各色毎に1画面分のプレーン
メモリを割付けなければならないため、表示用メモリ全
体のメモリ容量が非常に大きなものとなり、実用性の面
で問題があった。 (発明が解決しようとする問題点) 上述したように、従来のプレーンメモリの優先度管理
による描画制御手段は、各色毎に1画面分のプレーンメ
モリを割付けなければならず、従って表示用メモリ全体
のメモリ容量が非常に大きなものとなり、メモリ管理、
物理メモリ構造等、種々の面で問題があった。 本発明は上記実情に鑑みなされたもので、大容量の表
示用メモリを必要とせず、簡単なハードウェア構成にて
高速にカラー画像又は多階調画像の優先度描画制御機能
を実現できる描画データ処理装置を提供することを目的
とする。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、nビット/ピクセルの画像データを記憶す
る画像メモリに記憶された画像データをnビット/ピク
セルの他の画像データに変換するための再設定可能な変
換テーブルと、このテーブルで変換された出力データと
上記メモリに新たに描画する画像データの大小を比較す
るコンパレータと、このコンパレータの出力により上記
新たに描画する画像データの上記メモリへの書込み/書
込み禁止を制御するメモリコントローラとを有してなる
構成としたものである。 (作用) 画像メモリに新たに画像を描画する際、その画像メモ
リ上の描画対象アドレスに既に格納されている画像デー
タを読出して同データを変換テーブルにより色優先順位
変換し、同画像データと新たな描画の対象となる画像デ
ータとを比較して、この比較の結果により、新たに描画
する画像データを上記メモリへ書込むか否かを決定す
る。例えば画像メモリに既に格納されているシアンの矩
形上に、新たに赤の矩形を描画するとき、変換テーブル
に赤[赤>シアン]の変換データが設定されていると、
既に格納されているシアンの矩形上に赤の矩形が描画さ
れる。又、この際、変換テーブルに[シアン>赤]の変
換データが設定されていると、既に格納されているシア
ン上への赤の描画は禁止される。 このような優先度描画制御手段により、大容量の表示
用メモリを必要とせず、簡単なハードウェア構成にて高
速にカラー画像の優先度描画制御が行なえる。 (実施例) 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 第1図に於いて、1表示装置の制御の中枢をなすCPU
であり、2は表示制御信号を発生するCRTC(表示コント
ローラ)である。3はCRTC2より出力されるメモリアド
レス値とCPU1より出力されるメモリアドレス値の何れか
一方を選択して出力する第1のセレクタである。4は表
示データを記憶する画像メモリ(リフレッシュメモリ)
であり、ここでは8ビット/ピクセル構成とする。5は
CPU1が画像メモリ4に対して書込む、表示すべきデータ
を一時保持する出力レジスタ(Ro)であり、6は出力レ
ジスタ5の出力を画像メモリ4に入力するための入力レ
ジスタ(RI)である。7は画像メモリ4から読み出した
データをCPU1又はコンパレータ9に出力する出力レジス
タである。8は上記出力レジスタ7を経て入力されたデ
ータをCPU1に入力するための入力レジスタである。9は
出力レジスタ5に貯えられたデータの大小を比較し、出
力データ5のデータ値が大きい場合に特定信号を信号線
107に出力するコンパレータ(COM)である。10は上記信
号線107の状態により出力レジスタ5に貯えられたデー
タを画像メモリ4に書込むか書込まないかを制御するメ
モリコントローラ(M−CTL)である。尚、このメモリ
コントローラ10はCPU1が画像メモリ4をリードする場合
の制御、及びカラー表示器11に表示するためにCRTC2が
画像メモリ4をリードする場合の制御等も行なうが、こ
こではその説明を省略する。11はCRTディスプレイ等で
なるカラー表示器(CRT)である。12はCPU1の出力する
アドレス値と画像メモリ4から読み出したデータの何れ
か一方をセレクトして変換テーブル13に出力する第2の
セレクタである。13は8ビットの入力データ(画像デー
タ)を予め設定された値に従う8ビットのデータに変換
して出力する変換テーブル(CT)である。14はCPU1より
送出されたされた変換テーブル13の設定値を貯える出力
レジスタである。又、図中、101はアドレスバス、102は
データバス、103乃至107は上記構成要素間を繋ぐ信号線
である。 第2図は上記第1図に示す画像メモリ4の構成を説明
するための図であり、ここでは1ピクセルが8ビット
(b7〜b0)で構成されている。従ってCPU1の画像メモリ
アクセスはこの8ビット単位で行なわれる。 第3図は上記第2図に示す1ピクセル8ビット(b7〜
b0)の値と、カラー表示器11で表示される色との関係を
示したもので、ここでは値が大きい程、表示優先度が高
くなる。又、8ビット/ピクセルであることから、256
色の表示が可能であるが、ここでは6色についてだけ示
している。 第4図は上記変換テーブル13の構成例を示したもの
で、ここでは256×8ビットで構成される。 第5図、及び第6図はそれぞれ上記実施例に於けるカ
ラー画像の重ね合せ描画例を示す図である。 ここで上記第1図乃至第6図を参照して本発明の一実
施例に於ける優先度描画制御動作を説明する。 第5図はシアンの矩形の上に赤の矩形を描画する場合
を例示している。 先ずこの描画制御は、CPU1により、変換テーブル13の
“11111000"番地(2進表示)に、描画データ色“00000
111"より小さい値である“00000110"を設定しておく
(変換テーブル13の00000000番地には“00000000"を設
定しておく。以下第6図の例でもこの値にしておく)。
尚、CPU1からの設定値は出力レジスタ14を介して変換テ
ーブル13に入力され、又、変換テーブル13のアドレスは
CPU1からセレクタ12を介して供給される。 次にCPU1は赤の矩形データを順次画像メモリ4に出力
してゆく。この際、メモリアドレスはセレクタ3を介し
て画像メモリ4に供給され、又、データは出力レジスタ
5,入力レジスタ6を介してメモリに供給される。更にこ
の際は、メモリコントローラ10により画像メモリ4がリ
ードアクセスされて、新たな描画データの書込み番地に
格納されている既描画データが読出され、同データが出
力レジスタ7,セレクタ12を介して変換テーブル13に入力
されている。ここで、既描画データのシアンの部分では
第5図(b)に示す“11111000"が入力されており、変
換テーブル13は第5図(c)に示す“00000110"を出力
する。この値はコンパレータ9の一方入力端に入力され
る。一方、CPU1の描画データは第5図(a)に示すよう
に“00000111"であり、コンパレータ9の他方入力端に
入力されている。ここでは[(a)>(c)]となり、
既描画データ(シアン)の値よりも新たに書込む描画デ
ータ(赤)の値が大きいことから、コンパレータ9は信
号線107を介してメモリコントローラ10に書替え可の信
号を出力する。 この結果、第5図に示すようにシアンの矩形上に赤の
矩形が描画される。 第6図は白とシアンの矩形が既に描画されていると
き、赤の矩形を優先度[白>赤>シアン]に従って描画
する場合を示したものである。 この際は、CPU1が変換テーブル13の11111000番地に
“00000110"を、又、11111111番地に“11111111"を設定
しておく。 次にCPU1は赤の矩形データを順次画像メモリ4に出力
してゆく。上記第5図での説明と同様に、メモリコント
ローラ10により、対応するメモリ番地の内容が出力レジ
スタ7,セレクタ12を介して変換テーブル13に入力されて
いる。白の部分は第6図(d),(e)に示すように、
“11111111"に変換され、シアンの部分は第6図
(b),(c)に示すように“00000110"に変換され
る。従ってコンパレータ9は、新たに描画する赤に対し
て、白ではメモリ書替え不可を、シアンではメモリ書替
え可を出力する。この結果、第6図に示すように白とシ
アンの間に赤が描画されることになる。 以上のように変換テーブル13の値を変えるだけで、任
意の色の優先度描画が実現できる。 上述した実施例により、カラーパレットを必要としな
いで、任意のカラーデータの優先度描画を高速に実現す
ることができる。又、画像メモリ4の内容が直接に色に
対応できるので、外部の装置にデータを送るときに、そ
のまま送ることができ、効率がよい。又、パレットによ
る従来の優先度描画と上位互換性がとれるハードウェア
構造なので、従来の制御プログラム資産が有効に利用で
きる。 尚、上記した実施例ではカラー表示装置を例に示した
が、カラー表示装置だけでなく、カラープリンタ等、カ
ラーデータを扱う機器、更には多階調表示機構等にも応
用できる。 [発明の効果] 以上詳記したように本発明の描画データ処理装置によ
れば、nビット/ピクセルの画像データを記憶する画像
メモリに記憶された画像データをnビット/ピクセルの
他の画像データに変換するための再設定可能な変換テー
ブルと、このテーブルで変換された出力データと上記メ
モリに新たに描画する画像データの大小を比較するコン
パレータと、このコンパレータの出力により上記新たに
描画する画像データの上記メモリへの書込み/書込み禁
止を制御するメモリコントローラとを有してなる構成と
したことにより、大容量の表示用メモリを必要とせず、
簡単なハードウェア構成にて高速にカラー画像の優先度
描画制御が行なえる。
レイ装置に於いて、画面上の重合せ表示の際の優先度描
画制御機能に特徴をもつ描画データ処理装置に関する。 (従来の技術) CRTカラーディスプレイに於いて、表示画面上に、例
えば第5図又は第6図に示すような複数種のカラー画像
を重合せ表示する際、各表示色の優先度描画制御手段が
必要となる。そこで従来では取扱う各色毎に固有のプレ
ーンメモリを割付け、このプレーンメモリに優先順位を
付して各色の優先度描画制御を行なっていた。 しかしながら、このようなプレーンメモリの優先度管
理による描画制御手段は、各色毎に1画面分のプレーン
メモリを割付けなければならないため、表示用メモリ全
体のメモリ容量が非常に大きなものとなり、実用性の面
で問題があった。 (発明が解決しようとする問題点) 上述したように、従来のプレーンメモリの優先度管理
による描画制御手段は、各色毎に1画面分のプレーンメ
モリを割付けなければならず、従って表示用メモリ全体
のメモリ容量が非常に大きなものとなり、メモリ管理、
物理メモリ構造等、種々の面で問題があった。 本発明は上記実情に鑑みなされたもので、大容量の表
示用メモリを必要とせず、簡単なハードウェア構成にて
高速にカラー画像又は多階調画像の優先度描画制御機能
を実現できる描画データ処理装置を提供することを目的
とする。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、nビット/ピクセルの画像データを記憶す
る画像メモリに記憶された画像データをnビット/ピク
セルの他の画像データに変換するための再設定可能な変
換テーブルと、このテーブルで変換された出力データと
上記メモリに新たに描画する画像データの大小を比較す
るコンパレータと、このコンパレータの出力により上記
新たに描画する画像データの上記メモリへの書込み/書
込み禁止を制御するメモリコントローラとを有してなる
構成としたものである。 (作用) 画像メモリに新たに画像を描画する際、その画像メモ
リ上の描画対象アドレスに既に格納されている画像デー
タを読出して同データを変換テーブルにより色優先順位
変換し、同画像データと新たな描画の対象となる画像デ
ータとを比較して、この比較の結果により、新たに描画
する画像データを上記メモリへ書込むか否かを決定す
る。例えば画像メモリに既に格納されているシアンの矩
形上に、新たに赤の矩形を描画するとき、変換テーブル
に赤[赤>シアン]の変換データが設定されていると、
既に格納されているシアンの矩形上に赤の矩形が描画さ
れる。又、この際、変換テーブルに[シアン>赤]の変
換データが設定されていると、既に格納されているシア
ン上への赤の描画は禁止される。 このような優先度描画制御手段により、大容量の表示
用メモリを必要とせず、簡単なハードウェア構成にて高
速にカラー画像の優先度描画制御が行なえる。 (実施例) 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 第1図に於いて、1表示装置の制御の中枢をなすCPU
であり、2は表示制御信号を発生するCRTC(表示コント
ローラ)である。3はCRTC2より出力されるメモリアド
レス値とCPU1より出力されるメモリアドレス値の何れか
一方を選択して出力する第1のセレクタである。4は表
示データを記憶する画像メモリ(リフレッシュメモリ)
であり、ここでは8ビット/ピクセル構成とする。5は
CPU1が画像メモリ4に対して書込む、表示すべきデータ
を一時保持する出力レジスタ(Ro)であり、6は出力レ
ジスタ5の出力を画像メモリ4に入力するための入力レ
ジスタ(RI)である。7は画像メモリ4から読み出した
データをCPU1又はコンパレータ9に出力する出力レジス
タである。8は上記出力レジスタ7を経て入力されたデ
ータをCPU1に入力するための入力レジスタである。9は
出力レジスタ5に貯えられたデータの大小を比較し、出
力データ5のデータ値が大きい場合に特定信号を信号線
107に出力するコンパレータ(COM)である。10は上記信
号線107の状態により出力レジスタ5に貯えられたデー
タを画像メモリ4に書込むか書込まないかを制御するメ
モリコントローラ(M−CTL)である。尚、このメモリ
コントローラ10はCPU1が画像メモリ4をリードする場合
の制御、及びカラー表示器11に表示するためにCRTC2が
画像メモリ4をリードする場合の制御等も行なうが、こ
こではその説明を省略する。11はCRTディスプレイ等で
なるカラー表示器(CRT)である。12はCPU1の出力する
アドレス値と画像メモリ4から読み出したデータの何れ
か一方をセレクトして変換テーブル13に出力する第2の
セレクタである。13は8ビットの入力データ(画像デー
タ)を予め設定された値に従う8ビットのデータに変換
して出力する変換テーブル(CT)である。14はCPU1より
送出されたされた変換テーブル13の設定値を貯える出力
レジスタである。又、図中、101はアドレスバス、102は
データバス、103乃至107は上記構成要素間を繋ぐ信号線
である。 第2図は上記第1図に示す画像メモリ4の構成を説明
するための図であり、ここでは1ピクセルが8ビット
(b7〜b0)で構成されている。従ってCPU1の画像メモリ
アクセスはこの8ビット単位で行なわれる。 第3図は上記第2図に示す1ピクセル8ビット(b7〜
b0)の値と、カラー表示器11で表示される色との関係を
示したもので、ここでは値が大きい程、表示優先度が高
くなる。又、8ビット/ピクセルであることから、256
色の表示が可能であるが、ここでは6色についてだけ示
している。 第4図は上記変換テーブル13の構成例を示したもの
で、ここでは256×8ビットで構成される。 第5図、及び第6図はそれぞれ上記実施例に於けるカ
ラー画像の重ね合せ描画例を示す図である。 ここで上記第1図乃至第6図を参照して本発明の一実
施例に於ける優先度描画制御動作を説明する。 第5図はシアンの矩形の上に赤の矩形を描画する場合
を例示している。 先ずこの描画制御は、CPU1により、変換テーブル13の
“11111000"番地(2進表示)に、描画データ色“00000
111"より小さい値である“00000110"を設定しておく
(変換テーブル13の00000000番地には“00000000"を設
定しておく。以下第6図の例でもこの値にしておく)。
尚、CPU1からの設定値は出力レジスタ14を介して変換テ
ーブル13に入力され、又、変換テーブル13のアドレスは
CPU1からセレクタ12を介して供給される。 次にCPU1は赤の矩形データを順次画像メモリ4に出力
してゆく。この際、メモリアドレスはセレクタ3を介し
て画像メモリ4に供給され、又、データは出力レジスタ
5,入力レジスタ6を介してメモリに供給される。更にこ
の際は、メモリコントローラ10により画像メモリ4がリ
ードアクセスされて、新たな描画データの書込み番地に
格納されている既描画データが読出され、同データが出
力レジスタ7,セレクタ12を介して変換テーブル13に入力
されている。ここで、既描画データのシアンの部分では
第5図(b)に示す“11111000"が入力されており、変
換テーブル13は第5図(c)に示す“00000110"を出力
する。この値はコンパレータ9の一方入力端に入力され
る。一方、CPU1の描画データは第5図(a)に示すよう
に“00000111"であり、コンパレータ9の他方入力端に
入力されている。ここでは[(a)>(c)]となり、
既描画データ(シアン)の値よりも新たに書込む描画デ
ータ(赤)の値が大きいことから、コンパレータ9は信
号線107を介してメモリコントローラ10に書替え可の信
号を出力する。 この結果、第5図に示すようにシアンの矩形上に赤の
矩形が描画される。 第6図は白とシアンの矩形が既に描画されていると
き、赤の矩形を優先度[白>赤>シアン]に従って描画
する場合を示したものである。 この際は、CPU1が変換テーブル13の11111000番地に
“00000110"を、又、11111111番地に“11111111"を設定
しておく。 次にCPU1は赤の矩形データを順次画像メモリ4に出力
してゆく。上記第5図での説明と同様に、メモリコント
ローラ10により、対応するメモリ番地の内容が出力レジ
スタ7,セレクタ12を介して変換テーブル13に入力されて
いる。白の部分は第6図(d),(e)に示すように、
“11111111"に変換され、シアンの部分は第6図
(b),(c)に示すように“00000110"に変換され
る。従ってコンパレータ9は、新たに描画する赤に対し
て、白ではメモリ書替え不可を、シアンではメモリ書替
え可を出力する。この結果、第6図に示すように白とシ
アンの間に赤が描画されることになる。 以上のように変換テーブル13の値を変えるだけで、任
意の色の優先度描画が実現できる。 上述した実施例により、カラーパレットを必要としな
いで、任意のカラーデータの優先度描画を高速に実現す
ることができる。又、画像メモリ4の内容が直接に色に
対応できるので、外部の装置にデータを送るときに、そ
のまま送ることができ、効率がよい。又、パレットによ
る従来の優先度描画と上位互換性がとれるハードウェア
構造なので、従来の制御プログラム資産が有効に利用で
きる。 尚、上記した実施例ではカラー表示装置を例に示した
が、カラー表示装置だけでなく、カラープリンタ等、カ
ラーデータを扱う機器、更には多階調表示機構等にも応
用できる。 [発明の効果] 以上詳記したように本発明の描画データ処理装置によ
れば、nビット/ピクセルの画像データを記憶する画像
メモリに記憶された画像データをnビット/ピクセルの
他の画像データに変換するための再設定可能な変換テー
ブルと、このテーブルで変換された出力データと上記メ
モリに新たに描画する画像データの大小を比較するコン
パレータと、このコンパレータの出力により上記新たに
描画する画像データの上記メモリへの書込み/書込み禁
止を制御するメモリコントローラとを有してなる構成と
したことにより、大容量の表示用メモリを必要とせず、
簡単なハードウェア構成にて高速にカラー画像の優先度
描画制御が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
上記第1図に示す画像メモリの構成を説明するための
図、第3図は上記第2図に示す1ピクセル8ビットの値
とカラー表示器で表示される色との関係を示す図、第4
図は上記実施例に於ける変換テーブルの構成を示す図、
第5図、及び第6図はそれぞれ上記実施例に於けるカラ
ー画像の重ね合せ描画例を示す図である。 1……CPU、2……CRTC(表示コントローラ)、3……
第1のセレクタ、4……画像メモリ(リフレッシュメモ
リ)、5,7,14……出力レジスタ(Ro)、6,8……入力レ
ジスタ(R1)、9……コンパレータ(COM)、10……メ
モリコントローラ(M−CTL)、11……カラー表示器(C
RT)、12……第2のセレクタ、13……変換テーブル(C
T)、101……アドレスバス、102……データバス、103,1
04,…,107……信号線。
上記第1図に示す画像メモリの構成を説明するための
図、第3図は上記第2図に示す1ピクセル8ビットの値
とカラー表示器で表示される色との関係を示す図、第4
図は上記実施例に於ける変換テーブルの構成を示す図、
第5図、及び第6図はそれぞれ上記実施例に於けるカラ
ー画像の重ね合せ描画例を示す図である。 1……CPU、2……CRTC(表示コントローラ)、3……
第1のセレクタ、4……画像メモリ(リフレッシュメモ
リ)、5,7,14……出力レジスタ(Ro)、6,8……入力レ
ジスタ(R1)、9……コンパレータ(COM)、10……メ
モリコントローラ(M−CTL)、11……カラー表示器(C
RT)、12……第2のセレクタ、13……変換テーブル(C
T)、101……アドレスバス、102……データバス、103,1
04,…,107……信号線。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.nビット/ピクセルの画像データを記憶する画像メ
モリと、 上記メモリに記憶された画像データを直接アドレス値と
して入力し、このアドレス値で指定されるデータを出力
することにより、上記画像データをnビット/ピクセル
の他の画像データに変換する再設定可能な変換テーブル
と、 上記変換テーブルで変換された出力データと上記メモリ
に新たに描画する画像データの大小を比較するコンパレ
ータと、 上記コンパレータの出力により上記新たに描画する画像
データの上記メモリへの書込み/書込み禁止を制御する
メモリコントローラと を具備してなることを特徴とする描画データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62334758A JP2703242B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 描画データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62334758A JP2703242B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 描画データ処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01175086A JPH01175086A (ja) | 1989-07-11 |
JP2703242B2 true JP2703242B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=18280901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62334758A Expired - Lifetime JP2703242B2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 描画データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2703242B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61130991A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-18 | 株式会社日立製作所 | 図形処理方法及び装置 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP62334758A patent/JP2703242B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01175086A (ja) | 1989-07-11 |
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