JP2924495B2 - 車両用シフト位置表示装置 - Google Patents

車両用シフト位置表示装置

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JP2924495B2
JP2924495B2 JP26023592A JP26023592A JP2924495B2 JP 2924495 B2 JP2924495 B2 JP 2924495B2 JP 26023592 A JP26023592 A JP 26023592A JP 26023592 A JP26023592 A JP 26023592A JP 2924495 B2 JP2924495 B2 JP 2924495B2
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signal
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latch
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勇二 蜷川
求 今泉
俊介 戸本
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シフト位置表示装
置、特にシフトレジスタを用いた多重通信型シフト位置
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者からの視認性に優れることから、
A/T車におけるシフト位置表示装置の表示部は、メー
タあるいはその付近のインストルメントパネルに設置さ
れている。通常、このようなシフト位置表示装置では、
シフト位置を検出するセンサからの検出信号を直接イン
ジケータに供給してシフト位置を表示している。
【0003】一方、車両においても高度の電子化が進
み、運転者に報知する車両の走行状況情報も多岐にわた
り、このため小型化、軽量化を図るべく通信系の多重化
が図られている。
【0004】従って、シフト位置表示装置においても、
通信マネージャはシフト位置を示すデータ信号その他の
信号を同一信号線を用いてメータに供給する多重化を図
ることが検討されている。すなわち、通信マネージャか
らのデータ信号はシフトレジスタに供給され、同様に通
信マネージャから供給されたクロック信号やラッチ信号
に従ってデータ信号を適宜インジケータに供給し、所望
の情報を運転者に報知している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにシフトレジスタを用いてシフト位置を表示する多重
通信型シフト位置表示装置を実用化する場合、データ信
号はクロック信号、ラッチ信号に同期して供給されるた
め、クロック信号あるいはラッチ信号に異常が発生する
と、現在のシフト位置ではなく過去のシフト位置が継続
して表示されてしまう問題がある。シフト位置検出セン
サからの信号で直接インジケータを点灯する構成では、
センサとインジケータ間に断線等の異常が発生すればイ
ンジケータが点灯されず、異常発生が直ちに報知される
が、このようにシフトレジスタを用いてシフト位置を表
示する構成では、シフトレジスタから過去のデータが供
給されるためインジケータは消灯されず、過去のシフト
位置を表示してしまうのである。
【0006】本発明は、このようなシフトレジスタを用
いてシフト位置を表示する多重通信型シフト位置表示装
置を実用化することを目的とし、クロック信号やラッチ
信号に異常が発生しても現在のシフト位置と異なる誤っ
たシフト位置を表示することのないシフト位置表示装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の車両用シフト位置表示装置は、車両のシフ
ト位置を示すデータ信号を生成しクロック信号、ラッチ
信号と共に出力する通信マネージャと、この通信マネー
ジャからの信号を受信するシフトレジスタと、このシフ
トレジスタからのデータ信号に応じてシフト位置を表示
するインジケータとを備える車両用シフト位置表示装置
において、前記クロック信号またはラッチ信号に異常が
発生したことを検出するウオッチドッグ回路と、このウ
オッチドッグ回路で異常が検出された場合に前記インジ
ケータの表示内容をクリアする制御回路とを有すること
を特徴とする。
【0008】
【作用】このように、本発明の車両用シフト位置表示装
置では、ウオッチドッグ回路を用いてクロック信号及び
ラッチ信号をモニタし、いずれかの信号に異常が発生し
たことを検出する。そして、異常が検出された場合には
制御回路がシフトレジスタから供給されるデータの内容
をクリア、すなわちインジケータを全て消灯するか、あ
るいは全て点灯するかして過去の表示内容を表示しない
ようにする。これにより、誤った過去のシフト位置が表
示されることなく、運転者は誤ったシフト位置情報に基
づき運転を行うこともない。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明に係る車両用
シフト位置表示装置の好適な実施例を説明する。
【0010】図1には本発明の一実施例の全体構成ブロ
ック図が示されている。図示しないシフト位置検出セン
サからの信号は通信マネージャ10に供給される。通信
マネージャ10はセンサからの検出信号に基づきシフト
位置を含むデータ信号DATAを生成し、メータ12に
供給する。本実施例では、データ信号は各ブロック8ビ
ットからなる4ブロックから構成され、第1番目のブロ
ックがシフト位置を示している。そして、シフト位置を
表す1番目のブロックの最上位ビット(MSB)がシフ
ト位置Pを示し、以下順次、R、N、D、2、L、PW
R(トランスミッションのパワーモード)、スタートビ
ットとなっている。他のブロックはオーバドライブの有
無等の車両特性を示すビットからなっている。データ信
号は16.7msecで送信され、8msec後に次の
データ信号を送信する。また、通信マネージャ10はデ
ータ信号DATAと共に、クロック信号CLOCK及び
ラッチ信号LATCHをウオッチドッグ回路14を介し
て供給する。ラッチ信号LATCH信号は通常Hiであ
り、データ信号を出力するタイミングでLoとなる。す
なわち、ラッチ信号LATCHは16.7msec間は
Hiであり、次の8msec間でLoとなる。メータ1
2はICシフトレジスタ12a及び複数のインジケータ
12bを含んでおり、通信マネージャ10からのデータ
信号DATA、クロック信号CLOCK、ラッチ信号L
ATCHはICシフトレジスタ12aに供給される。I
Cシフトレジスタはクロック信号及びラッチ信号に同期
して供給されたデータ信号をインジケータ12bに供給
し、シフト位置を表示する。
【0011】図2にはウオッチドッグ回路14の回路図
が示されている。本実施例のウオッチドッグ回路14は
第1ウオッチドッグ回路16と第2ウオッチドッグ回路
18及びNANDゲート20を含んで構成され、NAN
Dゲート20の出力はICシフトレジスタ12aのBL
K端子に接続されている。従って、NANDゲート20
の入力のいずれかがLoとなったときにはNANDゲー
ト20からの出力HiがICシフトレジスタ12aのB
LKに供給され、このICシフトレジスタ12aに接続
されているインジケータ12bの全てを消灯して現在表
示されているシフト位置を消去することになる。なお、
第1ウオッチドッグ回路16と第2ウオッチドッグ回路
18は入力信号がそれぞれクロック信号CLOCK、ラ
ッチ信号LATCHであること、及びコンデンサの時定
数と各抵抗の値が異なる点を除けば構成及び動作は同一
であるので、以下、第1ウオッチドッグ回路16につい
てその構成及び動作を図3のタイミングチャートを用い
て説明する。
【0012】正常時 第1ウオッチドッグ回路16は抵抗R1 〜R8 、コンデ
ンサC1 〜C3 、トランジスタTr、インバータを含ん
で構成される。正常なクロック信号CLOCKが入力さ
れると、図2のa点は図3(A)のタイミングチャート
に示されるように所定の周期でHi、Loとなる。クロ
ック信号はインバータ16aに入力されるので、その出
力は反転され、図3(B)のように変化する。この反転
信号はコンデンサC2 に供給されるので、図3(C)に
示すようにコンデンサC2 は充放電し、放電時の電流に
より抵抗R4 の両端に電位差が生じてc点の電位は図3
(D)のように周期的にHiとなる。c点はトランジス
タTrのベースに接続されているため、トランジスタT
rはc点のHiに応じてONとなり、5V電源により充
電中のコンデンサC3 は完全に充電されない内にTrの
ONにより図3(E)のように放電する。すると、この
コンデンサC3 の放電によりインバータ16bの入力端
である図中d点は常にLoに保たれ、従ってNANDゲ
ート20に接続されるインバータ16bからの出力は常
にHiとなる。
【0013】異常時 クロック線が断線してある瞬間からクロック信号CLO
CKがHiに固定されてしまう場合、インバータ16a
の出力であるb点は常にLoとなり、従ってコンデンサ
C2 は充放電しないのでc点は常にLoとなる(図3
(D)参照)。すると、トランジスタTrのベース電圧
は常にLoであるのでTrは常にOFFとなり、コンデ
ンサC3 は5V電源により充電され続けることになる。
放電されずに充電が進むと、d点の電位が上昇しつづ
け、インバータ16bの入力がHiとなって(図3
(F)参照)、その反転出力LoがNANDゲート20
に入力されることになる。従って、前述したように、N
ANDゲート20からの出力はHiとなり、インジケー
タ12bの表示が消去される。
【0014】このように、クロック信号CLOCKが正
常にHi、Loと変化する場合には第1ウオッチドッグ
回路16からはHiが出力され、クロック信号CLOC
Kが断線あるいはショート等すると第1ウオッチドッグ
回路16からはLoが出力されて異常が検出される。そ
して、この異常信号がNANDゲート20及びICシフ
トレジスタ12bからなる制御回路に供給されて表示内
容が消去されることになる。
【0015】一方、ラッチ信号LATCHが入力される
第2ウオッチドッグ回路18も前述した第1ウオッチド
ッグ回路16とほぼ同様であり、正常な信号、すなわち
16.7msecのHiと8msecのLoが入力され
るとHiを出力し、そうでない場合にはLoを出力す
る。このため、第2ウオッチドッグ回路18のコンデン
サC3 の時定数は16.8msec間にHiが入力され
て電源から供給される電荷により充電されてもHiとな
らないように充分大きく設定されている。なお、本実施
例では異常が検出された場合にインジケータの表示内容
をすべてクリア、すなわち消灯したが、全てのインジケ
ータを点灯することにより表示内容をクリアすることも
可能である。
【0016】また、本実施例ではウオッチドッグ回路を
ハードウエア的に構成したが、もちろん図4に示される
ようにマイコンを用いてソフトウエア的に構成すること
も可能である。この場合、通信線を介して供給される通
信内容のフォーマットに異常がないかどうか、すなわち
16.7msecのHiと8msecのLoの繰り返し
があるか否かをマイコンが判断して表示内容をクリアす
ればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る車両
用シフト位置表示装置によれば、異常が発生した場合に
おいても現在と異なる誤った過去のシフト位置を表示す
ることがないので、極めて信頼性の高い多重通信型シフ
ト位置表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】同実施例のウオッチドッグ回路の回路図であ
る。
【図3】同実施例のタイミングチャート図である。
【図4】本発明の他の実施例の構成図である。
【符号の説明】
10 通信マネージャ 12 メータ 12a ICシフトレジスタ 12b インジケータ 14 ウオッチドッグ回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−65255(JP,A) 特開 昭62−233854(JP,A) 特開 平5−180889(JP,A) 実開 昭62−139827(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 23/00 B60Q 1/00 B60Q 11/00 G06F 11/30

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のシフト位置を示すデータ信号を生
    成しクロック信号、ラッチ信号と共に出力する通信マネ
    ージャと、 この通信マネージャからの信号を受信するシフトレジス
    タと、 このシフトレジスタからのデータ信号に応じてシフト位
    置を表示するインジケータと、 を備える車両用シフト位置表示装置において、 前記クロック信号またはラッチ信号に異常が発生したこ
    とを検出するウオッチドッグ回路と、 このウオッチドッグ回路で異常が検出された場合に前記
    インジケータの表示内容をクリアする制御回路と、 を有することを特徴とする車両用シフト位置表示装置。
JP26023592A 1992-09-29 1992-09-29 車両用シフト位置表示装置 Expired - Lifetime JP2924495B2 (ja)

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JPH06107025A JPH06107025A (ja) 1994-04-19
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JP6470083B2 (ja) * 2015-03-20 2019-02-13 ローム株式会社 スイッチ駆動装置、発光装置、車両
KR101923932B1 (ko) * 2016-11-02 2018-11-30 현대자동차주식회사 전자식 변속 시스템 및 그를 이용한 기어단 표시 방법
CN114063526B (zh) * 2021-11-22 2024-04-23 江苏科技大学 一种电机档位控制电路和控制方法

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