JP2564356Y2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2564356Y2
JP2564356Y2 JP10218591U JP10218591U JP2564356Y2 JP 2564356 Y2 JP2564356 Y2 JP 2564356Y2 JP 10218591 U JP10218591 U JP 10218591U JP 10218591 U JP10218591 U JP 10218591U JP 2564356 Y2 JP2564356 Y2 JP 2564356Y2
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signal
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裕明 中山
健悟 阿部
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  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は表示装置に係り、特にプ
ログラマブルタイプの制御回路により駆動条件を初期設
定して表示を行う表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえばバック照明により照
明された液晶パネルに、時刻、異常警告、車速、燃料の
残量等の情報を表示する車載用の表示装置(以下、液晶
表示装置と称する)が知られている。
【0003】図3は従来の液晶表示装置の一例のブロッ
ク図である。同図において、表示部4は図示しないバッ
ク照明に照明される液晶パネルからなり、駆動回路3よ
りの駆動信号に応じて駆動されて所定の情報を表示す
る。
【0004】マイクロプロセッサで構成される表示制御
回路1には、例えば自動車時計よりの時刻データcと、
図3には示さない車速データ、燃料の残量データ、油圧
データ等々自動車の状態を示す種々様々なデータがさら
に入力されている。
【0005】通常は図に示す時刻データcが選択出力さ
れ、自動車に何らかの異常が発生した場合には、図示し
ない異常検出手段によりこれ等の異常を検出して必要に
応じた表示データが選択出力され、信号生成回路2に供
給される。
【0006】信号生成回路2は、表示制御回路1より選
択出力された時刻データcを入力し、これを解読して表
示部4の駆動条件に応じた駆動信号dに変換した後、駆
動回路3に供給する。そして、駆動回路3は駆動信号d
に応じて表示部4を駆動し、通常表示部4には時刻デー
タcに応じた時刻表示がされている。異常が発生した場
合には、異常に応じた異常警告情報が表示部4に表示さ
れる。
【0007】ところで、信号生成回路2はプログラマブ
ルタイプの制御回路であり、使用する際には予め使用モ
ードを初期設定してから使用しなければならない。この
ため、信号生成回路2は内部にレジスタを有しており、
このレジスタには、例えば走査周波数、表示データの出
力形式等の表示部4の駆動条件に応じた使用モードを指
定する使用モード指定データが、表示制御回路1より入
力され保持される。
【0008】上記従来の表示装置は、自動車のアクセサ
リスイッチSをオンすることによって電源が投入され
る。電源が投入されると、表示制御回路1は信号生成回
路2に使用モード指定データを出力する。信号生成回路
2は内部のレジスタにこれを保持し、この使用モード指
定データに応じて駆動回路3に供給する駆動信号dのタ
イミングの初期設定を行う。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の表示装置では、初期設定を行う際に外部よりの雑音に
よってレジスタに保持されている使用モード指定データ
が破壊されると装置が誤動作し、液晶パネルの駆動条件
を正しく設定出来ずに所定の表示を行えないことがあっ
た。
【0010】誤動作した装置を復帰させるためには、一
度アクセサリスイッチをオフした後に再度アクセサリス
イッチをオンして使用モード指定データをレジスタに入
力し直して再度初期設定を行う必要があり、自動車が走
行中であれば、一度停車してからでないと復帰させるこ
とが出来ない。また、たとえば運転者が初期設定スイッ
チを操作することによって走行中に任意に初期設定を行
なえるようにすると、自動車運行の安全上問題となる。
【0011】上記の点に鑑み本考案では、使用モード指
定データが破壊されて初期設定を行えずに装置が誤動作
した時に、運転者が一切何の操作をすることもなく、再
度初期設定を実行して所定の表示を得ることができる表
示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに本考案では、表示データが入力され表示データに応
じた駆動信号を生成し出力するとともに駆動信号を生成
中であるときと生成中ではないときとを識別する識別信
号を生成し出力する信号生成回路と、信号生成回路より
の駆動信号に応じて駆動される表示部と、識別信号が入
力され識別信号に応じて信号生成回路が駆動信号を生成
中でないときは表示データを信号生成回路に送出し信号
生成回路が駆動信号を生成中であるときは表示データの
信号生成回路への送出を停止するとともに入力信号に応
じて信号生成回路が駆動信号を所定のタイミングに設定
して生成するよう信号生成回路を制御する表示制御回路
とを具備した表示装置において、識別信号より信号生成
回路の駆動信号生成処理継続時間が所定時間以上となっ
たことを検出することにより信号生成回路の誤動作を検
出して誤動作検出信号を出力する誤動作検出回路を設
け、誤動作検出信号を表示制御回路の入力信号として入
力して信号生成回路により所定のタイミングの駆動信号
を生成し、表示部に所定の表示を行うよう構成した。
【0013】
【作用】本考案によれば、誤動作検出回路は識別信号に
応じて信号生成回路の駆動信号生成処理継続時間が所定
時間以上となったことを検出して誤動作検出信号を出力
する。表示制御回路にこの誤動作検出信号が入力信号と
して入力されると、表示制御回路は信号生成回路が所定
タイミングの駆動信号を設定するよう制御することによ
り表示部に所定の表示が現出するよう作用する。
【0014】
【実施例】図1は本考案の一実施例のブロック図であ
る。同図中、図3と同一構成部分には同一符号を付して
ある。
【0015】図1において、信号生成回路2は、表示制
御回路1より例えば時刻データc等の表示データを入力
して解読し、これを前記のとおり表示部4の駆動条件に
応じた駆動信号dに変換する。信号生成回路2は内部の
動作状態を表す識別信号aを表示制御回路1に出力して
おり、解読、変換の内部処理が実行されている間は識別
信号aはローレベルとされている。
【0016】信号生成回路2の内部処理が終了すると識
別信号aはハイレベルとされ、表示制御回路1はこれを
検出して次の時刻データcを送出する。以上の動作を繰
り返し行い、表示制御回路1より信号生成回路2へ表示
データが送出される。
【0017】ここで、誤動作検出回路5は信号生成回路
2の識別信号aを入力し、内部処理の実行継続時間に応
じて信号生成回路2の誤動作を検出して誤動作検出信号
bを生成し、誤動作検出信号bは表示制御回路1に入力
信号として供給される。
【0018】誤動作検出信号bは、通常内部処理が正常
に行われている時はハイレベルであるが、内部処理の実
行継続時間が異常に長くなり、識別信号aのハイレベル
期間が所定時間以上となるとローレベルとされる信号で
ある。
【0019】図2は本考案の一実施例の誤動作検出回路
の具体的な回路図である。同図中、トランジスタQ1,Q
2 は反転用トランジスタ、コンデンサCは充放電用のコ
ンデンサ、また、演算増幅器6は比較増幅器を構成して
いる。
【0020】図2において、識別信号aは、トランジス
タQ1 に入力されて反転された後、トランジスタQ2
より再び反転される。信号生成回路2が内部処理を実行
していない場合は識別信号aはハイレベルであり、トラ
ンジスタQ1,Q2 はともにオフしておりトランジスタQ
2 のコレクタ、すなわち、抵抗R1,ダイオードDのアノ
ードとの接続点はハイレベルとされている。
【0021】この時、コンデンサCは抵抗R1 とダイオ
ードDを介して電源電圧VCCにより充電されて、コンデ
ンサCの端子電圧、すなわち、演算増幅器6の非反転入
力端子の電圧はVCCに向かって次第に上昇する。
【0022】一方、信号生成回路2が内部処理を開始す
ると識別信号aはローレベルとなり、トランジスタQ1,
2 はともにオンしてトランジスタQ2 のコレクタ電位
はローレベルとされる。これにより、コンデンサCに充
電された電荷は抵抗R2 とトランジスタQ2 のコレク
タ、エミッタを介して放電され、演算増幅器6の非反転
入力端子の電圧は次第に低下する。
【0023】ところで、演算増幅器6の反転入力端子の
電圧は、電源電圧VCCを抵抗R7 、R8 により分圧した
基準電圧Vsに設定されている。信号生成回路2の内部
処理実行時間が継続してコンデンサCが放電し続ける
と、演算増幅器6の非反転入力端子の電圧は次第に低下
して基準電圧Vs以下となる。この結果、演算増幅器6
の出力は反転してローレベルとなって、誤動作検出信号
bとして表示制御回路1に供給される。
【0024】ところで、信号生成回路2内部のレジスタ
に保持された使用モード指定データが破壊され初期設定
が不可能な場合、信号生成回路2は表示データを所定の
形式に変換することが不可能な状態となり、この結果内
部処理時間がたとえば100μsec と異常に長くなる。
【0025】したがって、コンデンサCの充放電時間お
よび演算増幅器6に入力する基準電圧Vsを適当な値に
設定することにより、信号生成回路2の内部処理実行継
続時間の異常を検出して初期設定不可能となったことを
知ることができる。これにより、前記のとおり誤動作検
出信号bをローレベルとすることによって、表示制御回
路1は信号生成回路2を制御して再度初期設定を行なわ
せる。
【0026】このように、信号生成回路2のレジスタに
保持された使用モード指定データが破壊されて初期設定
出来ない状態となった時に、信号生成回路2の内部処理
の実行状態を表す識別信号aの状態より信号生成回路2
の誤動作を検出する誤動作検出信号bを得ることがで
き、表示制御回路1にこの誤動作検出信号bを入力し
て、信号生成回路2が再度初期設定を行うように制御す
ることができる。
【0027】したがって、自動車のアクセサリスイッチ
をオンしたときに初期設定が行えずに液晶表示装置が誤
動作しても、液晶表示装置は再度初期設定を行なって正
常な動作に復帰して所定の表示を行うよう自動的に動作
する。このため、自動車の運行中であってもアクセサリ
スイッチをオフして自動車を停止することなく、また、
特別なスイッチを設けて運行中の誤動作発生時に操作す
る必要もないので安全な自動車の運行が行える特長があ
る。
【0028】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、信号生成回
路の駆動信号生成処理継続時間が所定時間以上となると
誤動作検出信号が出力されて信号生成回路の誤動作が検
出され、表示制御回路は誤動作検出信号を入力信号とし
て入力すると信号生成回路が表示部の駆動条件に応じた
所定タイミングの駆動信号を設定するよう制御するた
め、装置が誤動作しても表示部の駆動条件に合った駆動
信号が自動的に設定されて、人為的な操作を必要とせず
に所定の表示に自動的に復帰することができる特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のブロック図である。
【図2】本考案の一実施例の誤動作検出回路の具体的な
回路図である。
【図3】従来の表示装置の一例のブロック図である。
【符号の説明】
1 表示制御回路 2 信号生成回路 3 駆動回路 4 表示部 5 誤動作検出回路 a 識別信号 b 誤動作検出信号(入力信号) c 表示データ d 駆動信号

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データが入力され該表示データに応
    じた駆動信号を生成し出力するとともに、該駆動信号を
    生成中であるときと生成中ではないときとを識別する識
    別信号を生成し出力する信号生成回路と、 該信号生成回路よりの該駆動信号に応じて駆動される表
    示部と、 該識別信号が入力され、該識別信号に応じて該信号生成
    回路が該駆動信号を生成中でないときは該表示データを
    該信号生成回路に送出し、該信号生成回路が該駆動信号
    を生成中であるときは該表示データの該信号生成回路へ
    の送出を停止するとともに、入力信号に応じて該信号生
    成回路が該駆動信号を所定のタイミングに設定して生成
    するよう該信号生成回路を制御する表示制御回路とを具
    備した表示装置において、 該識別信号より該信号生成回路の駆動信号生成処理継続
    時間が所定時間以上となったことを検出することにより
    該信号生成回路の誤動作を検出して誤動作検出信号を出
    力する誤動作検出回路を設け、該誤動作検出信号を前記
    表示制御回路の前記入力信号として入力して該信号生成
    回路により所定のタイミングの前記駆動信号を生成し、
    前記表示部に所定の表示を行うよう構成してなる表示装
    置。
  2. 【請求項2】 自動車のアクセサリスイッチをオンする
    ことにより装置に電源が投入されると、前記入力信号が
    前記表示制御回路に入力されてなる請求項1記載の表示
    装置。
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