JP3884938B2 - 車両用故障診断表示方法及び装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用装置の制御に用いられるコンピュータの故障診断結果を表示するための、車両用故障診断表示方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関その他の各種車両用装置の作動をマイクロコンピュータによって制御するように構成されている車両にあっては、適宜のタイミングでマイクロコンピュータの故障診断を行い、CPUの暴走等の故障が生じていると診断された場合にはその診断結果をランプ等の所定の表示部材によって運転者に知らせることができるようにした車両用故障診断システムが搭載されている。
【0003】
この種の従来の故障診断システムとして、制御用のマイクロコンピューの外に、このマイクロコンピュータの動作を監視するための監視用手段を設け、制御用のコンピュータが正常に動作している場合に意図的にCPU暴走検出信号を発生させ、マイクロコンピュータがこの意図的に発生させたCPU暴走検出信号に応答して作動し、コンピュータによる制御系が非常時の挙動を行うか否かを観察することによって、制御用のマイクロコンピュータが本当に正常に作動しているか否かの動作確認を行うようにした構成が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、意図的にCPU暴走検出信号を発生させることによりマイクロコンピュータが正常に作動しているか否かの動作確認を行うようにした上述の構成を採用する場合には、故障診断システムの表示部が意図的に出力されるCPU暴走検出信号にも応答して故障表示を行うこととなり、運転者がこの表示をマイクロコンピュータが実際に暴走しているものと誤認識してしまい、運転者の不適切な挙動を導いてしまうという問題点を有している。
【0005】
本発明の目的は、従来技術における上述の問題点を解決することができるようにした、車両用故障診断表示方法及び装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、CPUの動作確認のために意図的にCPU暴走信号を発生させるのは、これにより導かれるエンジンの動作停止又は出力低下という現象に運転者が応答して意図せぬエンジン制御操作を導いてしまうのを避けるため、車両の走行中等の車両の運転に影響を及ぼす制御期間(通常制御期間)でないときに実行されることに着目し、車両が通常制御期間中でないことを示す信号を用いてCPUの動作チェックのために意図的に出力されるCPU暴走信号に対して処理を行い、これにより故障診断結果の表示のための表示手段が、意図的に発生させたCPU暴走信号によって表示動作を行うことがないようにしたものである。
【0007】
請求項1の発明によれば、制御用のマイクロコンピュータが暴走しているか否かを監視し前記マイクロコンピュータが暴走した場合にCPU暴走信号を出力する監視手段から、前記マイクロコンピュータによる車両制御の実行期間中でない場合に前記CPU暴走信号を意図的に出力し、これにより生じる制御システムの挙動を確認して車両の故障診断を行うようにした故障診断システムのための車両用故障診断表示装置において、前記実行期間中でないことを判断するための第1回路手段と、前記監視手段から出力されるCPU暴走信号と前記第1回路手段とに応答し前記実行期間中に出力されたCPU暴走信号のみを出力させる第2回路手段と、該第2回路手段からのCPU暴走信号に応答して暴走表示を行うための表示手段とを備えたことを特徴とする車両用故障診断表示装置が提案される。
【0008】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、前記第1回路手段が、前記マイクロコンピュータのソフトイニシャライズの開始から所定時間が経過するまでの間であることを前記実行期間中でないと判別するように構成されている車両用故障診断表示装置が提案される。
【0009】
請求項3の発明によれば、請求項2の発明において、前記第1回路手段が、抵抗とコンデンサとが直列に接続された時定数回路と、前記コンデンサの端子電圧が所定レベルに達したか否かを検出する電圧検出回路とを備えて成り、前記所定時間が経過したときに前記端子電圧が前記所定レベルに達するようにした車両用故障診断表示装置が提案される。
【0010】
請求項4の発明によれば、請求項1、2又は3の発明において、前記表示手段が、前記マイクロコンピュータからの表示制御出力に応答して表示を行う表示手段としても利用されている車両用故障診断表示装置が提案される。
【0011】
請求項5の発明によれば、車両制御用のマイクロコンピュータが暴走しているか否かを監視し前記マイクロコンピュータが暴走した場合にCPU暴走信号を出力する監視手段から、前記マイクロコンピュータによる車両制御の実行期間中でない場合に前記CPU暴走信号を意図的に出力し、これにより生じる制御システムの挙動を確認して車両の故障診断を行うようにした故障診断システムのための車両用故障診断表示方法において、前記マイクロコンピュータが前記車両制御の実行期間中であるか否かを判別し、前記監視手段から出力されるCPU暴走信号のうち前記マイクロコンピュータによる車両制御の実行期間中でない場合に出力されたCPU暴走信号には応答せず、前記実行期間中に出力されたCPU暴走信号には応答して前記マイクロコンピュータの故障を表示するようにしたことを特徴とする車両用故障診断表示方法が提案される。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例について詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明による車両用故障診断表示装置の実施の形態の一例を示す回路構成図である。図1において、1は図示しない車両用内燃機関システムの運転制御を行うための制御用のマイクロコンピュータ、2はマイクロコンピュータ1の制御動作を監視するための別のマイクロコンピュータであり、ここでは、マイクロコンピュータ1、2は相互にコンピュータ動作の監視を行っている。
【0014】
マイクロコンピュータ2のマイクロコンピュータ1に対する監視動作は次の通りである。マイクロコンピュータ1とマイクロコンピュータ2との間に設けられたデータバス3を介して両者間でデータのやりとりを行い、マイクロコンピュータ1においてCPUの暴走が生じているか否かを定期的にチェックしている。マイクロコンピュータ2において、マイクロコンピュータ1のCPUが暴走したと判断された場合には、トランジスタ2Aがオンとなり、これによりトランジスタ2Aのコレクタと直流電源+Vとの間に接続されているダイオード2Bと抵抗器2Cとの接続点の電位VAが電源電圧レベルからアースレベルに変化する。この電位VAに従う電圧信号がCPU暴走信号WDAとして出力される。
【0015】
CPU暴走信号WDAは、マイクロコンピュータ1からの制御出力SCに応答して図示しない車両のエンジンの運転制御を電子的に行うための電子制御回路ユニット4に入力されており、電子制御回路ユニット4はCPU暴走信号WDAが入力されたことにより、エンジンの出力を所定レベル以下に低下させる制御を実行する構成となっている。電子制御回路ユニット4には、このほか、マイクロコンピュータ1から各種の警告のための警告表示用信号SAが入力されており、電子制御回路ユニット4に設けられているトランジスタ4Aは警告表示用信号SAに応答してオン、オフ制御され、そのコレクタ回路と直流電源+Vとの間に接続されているランプ5の点灯が制御され、これによりランプ5を所定のパターンで点滅させて運転者への警告表示が実行される構成となっている。
【0016】
マイクロコンピュータ2は、さらに、マイクロコンピュータ1が正常に制御動作を行っている場合に、または、マイクロコンピュータ1においてCPUの暴走が生じていない場合に、所定のタイミングで意図的にトランジスタ2AをオンとしてCPU暴走信号WDAを出力し、このようにして出力されたCPU暴走信号WDAに応答して電子制御回路ユニット4を作動させ、エンジン出力が所定レベル以下に低下する状態となるか否かを観察することにより、マイクロコンピュータ1が本当に正常作動しているか否かの動作確認を行うことができるように構成されている。
【0017】
マイクロコンピュータ2によるこの意図的なCPU暴走信号WDAの出力は、車両の走行のための運転に支障が生じることがないようにするため、車両の走行中等、車両の運転に影響を及ぼす制御期間(通常制御期間)中以外に実行される。本実施の形態では、マイクロコンピュータ1のソフトイニシャライズの開始からソフトイニシャライズの終了までの間においてマイクロコンピュータ2から意図的にCPU暴走信号WDAを出力する構成となっているが、通常制御期間以外の期間をこれに限定する趣旨ではない。
【0018】
図1において、総体的に符号10で示されるのは、上述の如く構成された車両用故障診断システムにおいて、マイクロコンピュータ2から出力されるCPU暴走信号WDAに応答して作動し、出力されたCPU暴走信号WDAが意図的に出力されたものでない場合にのみランプ5を点灯させるようにした故障診断表示装置である。
【0019】
故障診断表示装置10は、マイクロコンピュータ1がソフトイニシャライズ開始からその終了までの期間にあることを判別するための第1回路20を備えている。
【0020】
第1回路20は、抵抗器21、22により直流電源+Vの出力電圧を分圧して作られた基準電圧Vrと、抵抗器23とコンデンサ24との直列回路から成る時定数回路25のコンデンサ24の端子電圧Vcとをレベル比較するためのオープンコレクタ型の電圧比較器26を備えている。基準電圧Vrは時定数回路25の−入力端子に与えられており、端子電圧Vcは時定数回路25の+入力端子に抵抗器27を介して与えられている。なお、28は電源オフ時にコンデンサ24の充電電荷を放電させるための放電路として働くダイオードである。
【0021】
第1回路20は以上のように構成されているので、図示しないキースイッチをオフからオンに切り換えるなどして電源電圧が故障診断表示装置10に印加された場合、端子電圧Vcは零から時定数回路25の時定数をもって徐々に上昇することになる。Vc<Vrの場合には電圧比較器26の出力はロー状態であるが、Vc>Vrとなったときに電圧比較器26の出力はオープン状態となる。
【0022】
時定数回路25の時定数は、端子電圧Vcのレベルが基準電圧Vrのレベルに達したときがソフトイニシャライズの終了時点となるように定められており、したがって、第1回路20は、ソフトイニシャライズ期間中は電圧比較器26の出力がロー状態で、ソフトイニシャライズが終了した場合に電圧比較器26の出力がオープン状態となる。すなわち、第1回路20においてソフトイニシャライズ期間中か否かが判別され、その判別結果は電圧比較器26の出力状態がロー又はオープンのいずれの状態であるかにより表される構成となっている。
【0023】
符号30は、第1回路20の判別結果とCPU暴走信号WDAとに応答し、ソフトイニシャライズ期間中以外の期間に出力されたCPU暴走信号WDAのみを出力させるための第2回路である。
【0024】
第2回路30はオープンコレクタ型の電圧比較器31を有し、電圧比較器31の+入力端子には基準電圧Vrが与えられており、その−入力端子にはCPU暴走信号WDAが与えられている。そして、電圧比較器31の出力と電圧比較器26の出力とが接続されて電圧比較器31、26の両出力に対するワイヤードオア回路36が構成されている。したがって、電圧比較器26又は電圧比較器31の両方の出力が同時にオープン状態となったときにワイヤードオア回路36の出力は高レベル状態となる構成である。
【0025】
ワイヤードオア回路36は、抵抗器41〜43及びトランジスタ44が図示の如く接続されて成るランプ駆動用回路40の入力回路に接続されている。トランジスタ44のコレクタは、電子制御回路ユニット4のトランジスタ4Aのコレクタと接続されており、これによりワイヤードオア回路6が構成されているので、ランプ5は、トランジスタ4A又はトランジスタ44の少なくともいずれか一方がオンとなることに応答して点灯する構成となっている。
【0026】
次に、図2を参照して、故障診断表示装置10の動作について説明する。ここでは、図2の(A)に示すように、タイミングTSにてキースイッチをオフからオンとし、タイミングTEにおいてキースイッチをオンからオフにした場合について示されている。
【0027】
タイミングTS後、少し遅れたタイミングT1で基準電圧Vrが立ち上がり、マスク電圧VMのレベルが時定数回路25の時定数に従って徐々に上昇しはじめる(図2の(C)、(D)参照)。タイミングT2においてVM>Vrとなり、ここで電圧比較器26の出力がロー状態からオープン状態に切り換えられる。すでに説明したように、このタイミングT2が、マイクロコンピュータ1におけるソフトイニシャライズの終了と一致するように時定数回路25の時定数が定められている。
【0028】
したがって、タイミングT1〜T2がソフトイニシャライズ期間、タイミングT2〜TEまでがソフトイニシャライズが終了して通常制御となっている期間、タイミングTE以降がソフト後処理期間となっている。
【0029】
図2の(B)は、マイクロコンピュータ2から出力されるCPU暴走信号WDAの様子を示すもので、ソフトイニシャライズ期間においてはマイクロコンピュータ1の動作チェックのため意図的にCPUの暴走を示すCPU暴走信号WDA1、WDA2、WDA3が出力されている。一方、通常制御期間中に現れているCPU暴走信号WDA4は、マイクロコンピュータ1のCPUが実際に暴走していることを示す信号である。
【0030】
なお、このCPU暴走信号WDAは、電圧比較器31において基準電圧Vrとレベル比較されると共にレベル反転せしめられ、電圧比較器31の出力状態は、図2の(E)に示すようになる。
【0031】
第2回路30においては、電圧比較器26の出力と電圧比較器31の出力とのワイヤードオア演算の結果が出力となる。すなわち、ワイヤードオア回路36の出力を示す図2の(G)が第2回路30の出力となる。すなわち、CPU暴走信号WDAのうち、意図的に出力されるWDA1〜WDA3は、第1回路20によってマスクされて第2回路30から出力されることはなく、第2回路30からは、CPU暴走信号WDA4のみが出力される。すなわち、マイクロコンピュータ2から出力されるCPU暴走信号WDAのうち、通常制御期間中に出力されたもの、換言すれば、CPU暴走信号WDAのうちマイクロコンピュータ1において実際にCPUの暴走が生じていることを示すものだけが第2回路30から出力され、これによりランプ5が点灯することになる。
【0032】
したがって、マイクロコンピュータ2においてマイクロコンピュータ1の動作チェックのために意図的にCPU暴走信号WDAが出力されても、これによりランプ5が点灯することがない。この結果、CPU暴走信号WDAのうちマイクロコンピュータ1において実際にCPUの暴走が生じていることを示すものだけが第2回路30から出力されてランプ5が点灯し、マイクロコンピュータ1の動作チェックのために意図的に出力されたCPU暴走信号WDAに応答してランプ5が点灯しないので、運転者がマイクロコンピュータ1が暴走していると誤認識することによる不具合を生じさせないようにすることができる。
【0033】
以上説明した本発明の実施の形態においては、マイクロコンピュータ1が暴走しているか否かを監視するための監視手段としてマイクロコンピュータ2を用いた構成について説明した。しかし、この監視手段はマイクロコンピュータに限定されるものではなく、マイクロコンピュータ1が暴走しているか否かを監視し、マイクロコンピュータ1が暴走した場合にCPU暴走信号を出力するようにした適宜の回路手段をマイクロコンピュータ2に代えて用いることができる。このような回路手段として、例えば、エーシック(GAD)のようなゲートアレイ素子を用いたICを用い、マイクロコンピュータ2における上述の監視機能を果たすように構成されたものを用いることができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、上述の如く、制御用のマイクロコンピュータが暴走しているか否かを監視しマイクロコンピュータが暴走した場合にCPU暴走信号を出力する監視手段から、マイクロコンピュータによる車両制御の実行期間中でない場合にCPU暴走信号を意図的に出力し、これにより生じる制御システムの挙動を確認して車両の故障診断を行うようにした故障診断システムのための車両用故障診断表示装置において、上記実行期間中でないことを判別するための第1回路手段と、監視手段から出力されるCPU暴走信号と第1回路手段とに応答し上記実行期間中に出力されたCPU暴走信号のみを出力させる第2回路手段と、第2回路手段からのCPU暴走信号に応答して暴走表示を行うための表示手段とを備えた構成としたので、表示手段は、マイクロコンピュータが実際に暴走した場合に出力されるCPU暴走信号に応答して暴走表示を行うが、制御システムの挙動を確認して車両の故障診断を行うために意図的に出力されたCPU暴走信号には応答せず、暴走表示を行わない。
【0035】
この結果、マイクロコンピュータが実際に暴走した場合には、その旨を車両の表示手段によって表示して運転者に知らせることができるので、運転者は運転している車両の故障に対して早期に適切な処理を施すことができる。また、車両の故障診断を行うために意図的に出力されたCPU暴走信号に対しては暴走表示が行われないので、車両の故障診断時に運転者がマイクロコンピュータが暴走したと誤って認識することがなく、運転者の誤認識による不適切な挙動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用故障診断表示装置の実施の形態の一例を示す回路構成図。
【図2】図1に示した故障診断表示装置の動作について説明するための説明図。
【符号の説明】
1、2 マイクロコンピュータ
2A、4A、44 トランジスタ
2B、28 ダイオード
2C、21、22、23 抵抗器
3 データバス
4 電子制御回路ユニット
5 ランプ
6、36 ワイヤードオア回路
10 故障診断表示装置
20 第1回路
24 コンデンサ
25 時定数回路
26、31 電圧比較器
27 比較部
30 第2回路
40 ランプ駆動用回路
41〜43 抵抗器
SA 警告表示用信号
VM マスク電圧
VA 電位
Vc 端子電圧
Vr 基準電圧
WDA、WDA1、WDA2、WDA3、WDA4 CPU暴走信号
+V 直流電源

Claims (5)

  1. 制御用のマイクロコンピュータが暴走しているか否かを監視し前記マイクロコンピュータが暴走した場合にCPU暴走信号を出力する監視手段から、前記マイクロコンピュータによる車両制御の実行期間中でない場合に前記CPU暴走信号を意図的に出力し、これにより生じる制御システムの挙動を確認して車両の故障診断を行うようにした故障診断システムのための車両用故障診断表示装置において、
    前記実行期間中でないことを判断するための第1回路手段と、
    前記監視手段から出力されるCPU暴走信号と前記第1回路手段とに応答し前記実行期間中に出力されたCPU暴走信号のみを出力させる第2回路手段と、
    該第2回路手段からのCPU暴走信号に応答して暴走表示を行うための表示手段と
    を備えたことを特徴とする車両用故障診断表示装置。
  2. 前記第1回路手段が、前記マイクロコンピュータのソフトイニシャライズの開始から所定時間が経過するまでの間であることを前記実行期間中でないと判別するように構成されている請求項1記載の車両用故障診断表示装置。
  3. 前記第1回路手段が、抵抗とコンデンサとが直列に接続された時定数回路と、前記コンデンサの端子電圧が所定レベルに達したか否かを検出する電圧検出回路とを備えて成り、前記所定時間が経過したときに前記端子電圧が前記所定レベルに達するようにした請求項2記載の車両用故障診断表示装置。
  4. 前記表示手段が、前記マイクロコンピュータからの表示制御出力に応答して表示を行う表示手段としても利用されている請求項1、2又は3記載の車両用故障診断表示装置。
  5. 車両制御用のマイクロコンピュータが暴走しているか否かを監視し前記マイクロコンピュータが暴走した場合にCPU暴走信号を出力する監視手段から、前記マイクロコンピュータによる車両制御の実行期間中でない場合に前記CPU暴走信号を意図的に出力し、これにより生じる制御システムの挙動を確認して車両の故障診断を行うようにした故障診断システムのための車両用故障診断表示方法において、
    前記マイクロコンピュータが前記車両制御の実行期間中であるか否かを判別し、前記監視手段から出力されるCPU暴走信号のうち前記マイクロコンピュータによる車両制御の実行期間中でない場合に出力されたCPU暴走信号には応答せず、前記実行期間中に出力されたCPU暴走信号には応答して前記マイクロコンピュータの故障を表示するようにしたことを特徴とする車両用故障診断表示方法。
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