JP2011063231A - 車両用電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動電圧の変化を検出して最適な動作状態を実現しながら、小型化及び低コスト化を実現可能な車両用電子制御装置を提供する。
【解決手段】マイクロコンピュータMが、マイクロコンピュータの駆動電圧が車両用電子制御装置の制御動作が可能な第1の閾値電圧以上であるか否かを判別すると共に、マイクロコンピュータの駆動電圧がマイクロコンピュータ自体の動作が可能な第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満であるか否かを判別する判別回路1、2と、判別回路により駆動電圧が第1の閾値電圧以上であると判別された場合に、マイクロコンピュータによる制御動作を許可する制御許可部4aと、判別回路により駆動電圧が第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満であると判別された場合に、マイクロコンピュータによる制御動作を禁止するソフトリセット部4bと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用電子制御装置に関し、特に、内部に搭載されているマイクロコンピュータの駆動電圧の変化を検出して最適な動作状態を実現する車両用電子制御装置に関する。
近年、内部に搭載されているマイクロコンピュータの駆動電圧を検出する電圧監視回路を、マイクロコンピュータの外部に配置される単体の部品として備える車両用電子制御装置が用いられている。かかる車両用電子制御装置は、マイクロコンピュータの駆動電圧が所定の範囲を逸脱している場合、電圧監視回路が、マイクロコンピュータのリセット端子にリセット信号を入力することにより、マイクロコンピュータのプログラム処理をリセットする構成を有する。
具体的には、特許文献1は、マイコン制御装置12から継続的に出力されるクロック信号を検出し、クロック信号の消失や周波数異常が検出された場合、マイコン制御装置12のリセット端子にリセット信号を入力することにより、マイコン制御装置12のプログラム処理をリセットするウォッチドッグ回路15を備えるマイコン異常監視装置を開示する。かかるウォッチドッグ回路15は、電圧監視回路16と共に一つのパッケージ内に格納され、汎用ICとしてマイコン制御装置12の外部に付設されている。
特開平9−258821号公報
しかしながら、本発明者の検討によれば、かかる特許文献1の構成においては、電圧監視回路とウォッチドッグ回路とを含む汎用ICが、マイコン制御装置の外部に配置される単体の部品であるために、部品点数削減による小型化や低コスト化には改良の余地がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、駆動電圧の変化を検出して最適な動作状態を実現しながら、小型化及び低コスト化を実現可能な車両用電子制御装置を提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明のマイクロコンピュータを備えた車両用電子制御装置では、前記マイクロコンピュータが、前記マイクロコンピュータの駆動電圧が車両用電子制御装置の制御動作が可能な第1の閾値電圧以上であるか否かを判別すると共に、前記マイクロコンピュータの前記駆動電圧がマイクロコンピュータ自体の動作が可能な第2の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧未満であるか否かを判別する判別回路と、前記判別回路により前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上であると判別された場合に、前記マイクロコンピュータによる前記制御動作を許可する制御許可部と、前記判別回路により前記駆動電圧が前記第2の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧未満であると判別された場合に、前記マイクロコンピュータによる前記制御動作を禁止するソフトリセット部と、を備えることを第1の特徴とする。
また本発明は、かかる第1の特徴に加えて、前記マイコンは、更に、計時動作を実行して、計時が所定時間に到達したタイミングで前記マイクロコンピュータをリセットするウォッチドッグタイマーを備え、前記ソフトリセット部は、前記駆動電圧が第2の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧未満の間は、所定周期毎に前記ウォッチドッグタイマーの計時時間をリセットすることを第2の特徴とする。
また本発明は、かかる第1の又は2の特徴に加えて、前記ソフトリセット部は、前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上になった後に、前記第1の閾値電圧以下に低下した場合に、再び、前記マイクロコンピュータによる前記制御動作を禁止することを第3の特徴とする。
また本発明は、かかる第1から3のいずれかの特徴に加えて、更に、前記ソフトリセット部は、前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上になった後に、前記第1の閾値電圧以下に低下した場合、ソフトウェアリセット処理を実行して前記マイクロコンピュータの初期化を行い、更に再び、前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上の大きさになった場合に、前記制御許可部は、前記マイクロコンピュータによる制御動作を初期状態から開始することを第4の特徴とする。
以上の本発明に係る車両用電子制御装置によれば、マイクロコンピュータが、マイクロコンピュータの駆動電圧が車両用電子制御装置の制御動作が可能な第1の閾値電圧以上であるか否かを判別すると共に、マイクロコンピュータの駆動電圧がマイクロコンピュータ自体の動作が可能な第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満であるか否かを判別する判別回路と、判別回路により駆動電圧が第1の閾値電圧以上であると判別された場合に、マイクロコンピュータによる制御動作を許可する制御許可部と、判別回路により駆動電圧が第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満であると判別された場合に、マイクロコンピュータによる制御動作を禁止するソフトリセット部と、を備えるものであるため、駆動電圧の変化を検出して最適な動作状態を実現しながら、小型化及び低コスト化を実現した車両用電子制御装置を提供できる。
また、かかるマイコンは、更に、計時動作を実行して、計時が所定時間に到達したタイミングでマイクロコンピュータをリセットするウォッチドッグタイマーを備え、ソフトリセット部は、駆動電圧が第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満の間は、所定周期毎にウォッチドッグタイマーの計時時間をリセットするものであるため、一層の小型化及び低コスト化を実現しながら、ウォッチドッグタイマーからの不要なリセット信号を排除できる。
また、かかるソフトリセット部は、駆動電圧が第1の閾値電圧以上になった後に、第1の閾値電圧以下に低下した場合に、再び、マイクロコンピュータによる制御動作を禁止するものであるために、駆動電圧が立ち上がった後の低下を検出して最適な動作状態を実現できる。
また、更に、ソフトリセット部は、駆動電圧が第1の閾値電圧以上になった後に、第1の閾値電圧以下に低下した場合、ソフトウェアリセット処理を実行しマイクロコンピュータの初期化を行い、更に再び、駆動電圧が第1の閾値電圧以上の大きさになった場合に、制御許可部は、マイクロコンピュータによる制御動作を初期状態から開始するものであるため、一層の小型化及び低コスト化を実現しながら、駆動電圧の種々の変化を検出して最適な動作状態を実現できる。
本発明の実施形態における車両用電子制御装置のマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における車両用電子制御装置のマイクロコンピュータの処理の流れを示すフローチャートである。 図2に示す処理を説明するためのマイクロコンピュータの駆動電圧に対するソフトリセット処理及びハードリセット処理のタイミングを示す図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態における車両用電子制御装置につき、詳細に説明する。
図1は、本実施形態における車両用電子制御装置のマイクロコンピュータの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、図示を省略する車両用電子制御装置は、マイクロコンピュータMを備え、マイクロコンピュータMは、第1の駆動電圧監視回路1、第2の駆動電圧監視回路2、ハードリセット部3、CPU(Central Processing Unit)4及びウォッチドッグタイマー5を内蔵して備える。なお、第1の駆動電圧監視回路1と第2の駆動電圧監視回路2とを併せて判別回路と称する。
具体的には、第1の駆動電圧監視回路1は、マイクロコンピュータMの駆動電圧が、マイクロコンピュータMによる制御動作が可能、つまり車両用電子制御装置による車両に対する制御動作が可能な第1の閾値電圧Vdet1(例えば4.30±0.20V)以上であるか否かを監視して判別するものである。より詳しくは、マイクロコンピュータMの第1の閾値電圧Vdet1以上の駆動電圧は、CPU4がその機能を全て発揮して動作する通常動作領域に対応する。なお、かかる通常動作領域におけるマイクロコンピュータMの駆動電圧の上限値は、電源電圧である。
また、第2の駆動電圧監視回路2は、マイクロコンピュータMの駆動電圧が、マイクロコンピュータM自体が動作可能な第2の閾値電圧Vdet0(例えば2.85±0.15V)以上であるか否かを監視して判別するものである。より詳しくは、マイクロコンピュータMの第2の閾値電圧Vdet0以上第1の閾値電圧Vdet1未満の駆動電圧は、CPU4自体は動作するが、その機能が制限される可能性のある動作領域に対応する。
また、ハードリセット部3は、ハードリセット回路3a及び電圧検出回路3bを含み、第2の駆動電圧監視回路2から送出される出力信号に応じて、CPU4に対しリセット信号を送出して、CPU4に車両用電子制御装置のハードウェアリセット処理(以降、ハードリセット処理という)の実行を指示するものである。かかるハードリセット処理は、CPU4が実行するマイクロコンピュータの初期化処理である。
また、CPU4は、制御許可部4a及びソフトリセット部4bを機能ブロックとして含み、第1の駆動電圧監視回路1から送出される出力信号に応じて、制御許可部4aが、マイクロコンピュータMによる制御動作、つまり車両用電子制御装置を搭載する車両に対する制御動作を許可したり、ソフトリセット部4bが、CPU4の動作を制限するソフトウエアリセット処理(以降、ソフトリセット処理という)の実行を指示するものである。かかるソフトリセット処理は、CPU4自体の動作は許容するが、車両の各種デバイスに対する制御出力を送出させず、車両の各種デバイスに対する制御を禁止する処理である。また、かかるソフトリセット処理は、第1の閾値電圧以上になった後に、第1の閾値電圧以下に低下した場合において、車両の各種デバイスに対する制御を禁止する前に、マイクロコンピュータを初期化する処理も含むものである。
また、ウォッチドッグタイマー(WDT:Watch Dog Timer)5は、計時動作を実行し、計時が所定時間に達したタイミングでCPU4に対しプログラム処理等のリセットを指示するリセット信号を送出するものである。
次に、以上の構成の車両用電子制御装置のマイクロコンピュータにおける処理につき、更に図2及び図3をも参照して、詳細に説明する。かかる処理は、主として、電子制御装置におけるCPU4が、実行する処理である。
図2は、本実施形態における車両用電子制御装置のマイクロコンピュータの処理の流れを示すフローチャートであり、図3は、図2に示す処理を説明するためのマイクロコンピュータの駆動電圧に対するソフトリセット処理及びハードリセット処理のタイミングを示す図である。なお、図3中、横軸は時間であり、縦軸は駆動電圧Vである。
図2に示すフローチャートは、車両用電子制御装置が搭載されている車両のイグニッションスイッチ(図示は省略する)がオフ状態からオン状態に切り替えられたタイミングで開始となり、処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、今回の処理が開始された後のイグニッションスイッチのオン/オフ状態を判別し、イグニッションスイッチがオン状態であると判別すれば、ステップS2へ進む。一方で、イグニッションスイッチがオフ状態になると、マイクロコンピュータの処理は終了して、ステップS2以降の処理は実行されない。
ステップS2の処理では、第2の駆動電圧監視回路2が、マイクロコンピュータMの駆動電圧が第2の閾値電圧Vdet0以上になったか否かを判別する。そして、判別の結果、駆動電圧が第2の閾値電圧Vdet0以上になった図3に示す時刻T1において、処理は、次のステップS3に進む。なお、駆動電圧が第2の閾値電圧Vdet0未満である場合には、ステップS2の処理が繰り返され、図3に示すように、CPU4は、ハードリセット状態に維持される。
ステップS3の処理では、第2の駆動電圧監視回路2が、ハードリセット部3に駆動電圧が閾値電圧Vdet0以上になった旨を示す出力信号を送出することにより、ハードリセット処理を解除する。同時に、第1の駆動電圧監視回路1が、CPU4に駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1未満の範囲である旨を示す出力信号を送出することにより、CPU4のソフトリセット部4bが、CPU4自体の動作は許容するが、車両の各種デバイスに対する制御出力は送出させず、車両の各種デバイスに対する制御を禁止するソフトリセット処理を実行する。ここで、CPU4は、ウォッチドッグタイマー5に対するWDT信号を送出して、所定周期毎にウォッチドッグタイマー5の計時をリセットすることにより、ウォッチドッグタイマー5によるリセット処理を禁止する。これにより、ステップS3の処理は完了し、処理は、次のステップS4に進む。
ステップS4の処理では、第1の駆動電圧監視回路1が、マイクロコンピュータMの駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1以上になったか否かを判別する。そして、判別の結果、駆動電圧が閾値電圧Vdet1以上になった図3に示す時刻T2において、処理は、次のステップS5に進む。なお、駆動電圧が閾値電圧Vdet1未満である場合には、ステップS4の処理が繰り返される。
ステップS5の処理では、CPU4の制御許可部4aが、駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1以上であるから、マイクロコンピュータMによる制御動作、つまり車両用電子制御装置を搭載する車両に対する制御動作を許可する。これにより、通常の制御処理が開始され、ステップS5の処理は完了し、処理は、次のステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理では、第1の駆動電圧監視回路1が、マイクロコンピュータMの駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1以上であるか否かを判別する。そして、判別の結果、駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1未満になった図3に示す時刻T3において、通常の制御処理に対して割り込み処理としてソフトリセット処理が発生し、処理は、次のステップS7に進む。なお、駆動電圧が閾値電圧Vdet1以上である場合には、ステップS6の処理が繰り返される。
ステップS7の処理では、再び、CPU4のソフトリセット部4bが、マイクロコンピュータMを初期化処理し、ステップS1へ戻る。
また、付言すれば、上述したステップS6以降の処理のように、第1の駆動電圧監視回路1が、マイクロコンピュータMの駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1以上であるか否かを判別して、その判別の結果、駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1未満になった図3に示す時刻T3において、通常の制御処理に対してソフトリセット処理が割り込み処理として発生し、マイクロコンピュータの初期化処理を行った後に、マイクロコンピュータによる通常の制御を禁止した場合において、再びマイクロコンピュータMの駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1以上となったとすれば、図3に示す時刻T4に見られるように、マイクロコンピュータによる通常の制御が開始されることになる。
更に、第1の駆動電圧監視回路1が、マイクロコンピュータMの駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1以上であるか否かを判別して、その判別の結果、駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1未満になった図3に示す時刻T5において、通常の制御処理に対してソフトリセット処理が割り込み処理としてが発生した場合では、更に、駆動電圧が低下して、図3に示す時刻T6において第2の駆動電圧監視回路2が、駆動電圧が第2の閾値電圧Vdet0未満になったことを判別する場合も考えられる。
かかる場合には、CPU4のソフトリセット部4bが、ソフトリセット処理を解除すると共に、ハードリセット部3が、CPU4にリセット信号を送出し、ハードリセット処理を再開させることになる。
そして、再び、第2の駆動電圧監視回路2が、マイクロコンピュータMの駆動電圧が第2の閾値電圧Vdet0以上になったと判別する図3に示す時刻T7において、ハードリセット部3が、ハードリセット処理を解除して、CPU4のソフトリセット部4bが、ソフトリセット処理を再開することになる。その後は、第1の駆動電圧監視回路1が、マイクロコンピュータMの駆動電圧が第1の閾値電圧Vdet1以上であると判別するまでは、かかるソフトリセット処理を継続し、第1の閾値電圧Vdet1以上であると判別したタイミングで、CPU4の制御許可部4aが、CPU4によるプログラム処理を再開させて、マイクロコンピュータMによる制御動作、つまり車両用電子制御装置を搭載する車両に対する制御動作を許可することになる。
以上の本実施形態の車両用電子制御装置によれば、マイクロコンピュータが、マイクロコンピュータの駆動電圧が車両用電子制御装置の制御動作が可能な第1の閾値電圧以上であるか否かを判別すると共に、マイクロコンピュータの駆動電圧がマイクロコンピュータ自体の動作が可能な第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満であるか否かを判別する判別回路と、判別回路により駆動電圧が第1の閾値電圧以上であると判別された場合に、マイクロコンピュータによる制御動作を許可する制御許可部と、判別回路により駆動電圧が第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満であると判別された場合に、マイクロコンピュータによる制御動作を禁止するソフトリセット部と、を備えるものであるため、駆動電圧の変化を検出して最適な動作状態を実現しながら、小型化及び低コスト化を実現した車両用電子制御装置を提供できる。
また、かかるマイコンは、更に、計時動作を実行して、計時が所定時間に到達したタイミングでマイクロコンピュータをリセットするウォッチドッグタイマーを備え、ソフトリセット部は、駆動電圧が第2の閾値電圧以上第1の閾値電圧未満の間は、所定周期毎にウォッチドッグタイマーの計時時間をリセットするものであるため、一層の小型化及び低コスト化を実現しながら、ウォッチドッグタイマーからの不要なリセット信号を排除できる。
また、かかるソフトリセット部は、駆動電圧が第1の閾値電圧以上になった後に、第1の閾値電圧以下に低下した場合に、再び、マイクロコンピュータによる制御動作を禁止するものであるために、駆動電圧が立ち上がった後の低下を検出して最適な動作状態を実現できる。
また、更に、ソフトリセット部は、駆動電圧が第1の閾値電圧以上になった後に、第1の閾値電圧以下に低下した場合、ソフトウェアリセット処理を実行しマイクロコンピュータの初期化を行い、更に再び、駆動電圧が第1の閾値電圧以上の大きさになった場合に、制御許可部は、マイクロコンピュータによる制御動作を初期状態から開始するものであるため、一層の小型化及び低コスト化を実現しながら、駆動電圧の種々の変化を検出して最適な動作状態を実現できる。
なお、本発明は、構成要素の種類、配置、個数等は前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、駆動電圧の変化を検出して最適な動作状態を実現しながら、小型化及び低コスト化を実現可能な車両用電子制御装置を提供することができるものであり、その汎用普遍的な性格から車両等の電子制御装置に広範に適用され得るものと期待される。
M……マイクロコンピュータ
1……第1の駆動電圧監視回路
2……第2の駆動電圧監視回路
3……ハードリセット部
3a…ハードリセット回路
3b…電圧検出回路路
4……CPU
5……ウオッチドッグタイマ

Claims (4)

  1. マイクロコンピュータを備えた車両用電子制御装置であって、
    前記マイクロコンピュータが、
    前記マイクロコンピュータの駆動電圧が車両用電子制御装置の制御動作が可能な第1の閾値電圧以上であるか否かを判別すると共に、前記マイクロコンピュータの前記駆動電圧がマイクロコンピュータ自体の動作が可能な第2の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧未満であるか否かを判別する判別回路と、
    前記判別回路により前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上であると判別された場合に、前記マイクロコンピュータによる前記制御動作を許可する制御許可部と、
    前記判別回路により前記駆動電圧が前記第2の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧未満であると判別された場合に、前記マイクロコンピュータによる前記制御動作を禁止するソフトリセット部と、
    を備えることを特徴とする車両用電子制御装置。
  2. 前記マイコンは、更に、計時動作を実行して、計時が所定時間に到達したタイミングで前記マイクロコンピュータをリセットするウォッチドッグタイマーを備え、前記ソフトリセット部は、前記駆動電圧が第2の閾値電圧以上前記第1の閾値電圧未満の間は、所定周期毎に前記ウォッチドッグタイマーの計時時間をリセットすることを特徴とする請求項1に記載の車両用電子制御装置。
  3. 前記ソフトリセット部は、前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上になった後に、前記第1の閾値電圧以下に低下した場合に、再び、前記マイクロコンピュータによる前記制御動作を禁止する請求項1又は2に記載の車両用電子制御装置。
  4. 更に、前記ソフトリセット部は、前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上になった後に、前記第1の閾値電圧以下に低下した場合、ソフトウェアリセット処理を実行して前記マイクロコンピュータの初期化を行い、更に再び、前記駆動電圧が前記第1の閾値電圧以上の大きさになった場合に、前記制御許可部は、前記マイクロコンピュータによる制御動作を初期状態から開始することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用電子制御装置。
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