JPH04373010A - リセット回路 - Google Patents

リセット回路

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JPH04373010A
JPH04373010A JP3177186A JP17718691A JPH04373010A JP H04373010 A JPH04373010 A JP H04373010A JP 3177186 A JP3177186 A JP 3177186A JP 17718691 A JP17718691 A JP 17718691A JP H04373010 A JPH04373010 A JP H04373010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
reset
electronic device
timer
power
Prior art date
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Pending
Application number
JP3177186A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Ito
伊藤 典夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP3177186A priority Critical patent/JPH04373010A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カーオーディオ装置等
の車載用電子装置に用いられているマイクロコンピュー
タの誤動作を防止するリセット回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電子化技術の発展に伴い、最近の自動車
には多くの電子装置が登載されており、これらの電子装
置の多くはマイクロコンピュータによって制御されてい
る。なかでも、代表的な車載電子装置であるカーオーデ
ィオ装置はチューナ、アンプ、テーププレーヤあるいは
CDプレーヤをマイクロコンピュータによって制御して
いる。これらのカーオーディオ装置においては、チュー
ナにおけるプリセット周波数、アンプ、テーププレーヤ
あるいはCDプレーヤにおける各種設定あるいは最後の
使用状態について記憶しておけば、使用再開時に直ちに
動作が可能であるため、通常は使用していないときにも
マイクロコンピュータを動作状態にしておく必要がある
【0003】ところで、マイクロコンピュータは規定の
電圧が供給されない場合には正常な動作を行うことがで
きず、異常な動作を行うことがある。そのため、従来の
装置においては、供給電圧を監視し、供給電圧がコンピ
ュータが正常動作することが不可能な電圧まで低下した
ときにハードリセットを行うシステムが使用されている
。このハードリセットシステムは供給電圧が低下しバッ
テリ交換の必要が生じたときに動作し、そのときまでマ
イクロコンピュータは動作し続ける。
【0004】また、動作状態にあるマイクロコンピュー
タは外部からの擾乱雑音等により制御不能の暴走と呼ば
れる状態になることがある。この暴走は装置を使用して
いる時に発生した場合には対処することができるが、装
置を使用していないときに発生した場合には、対処する
ことができない。そのために暴走状態の発見が遅れ、最
悪の場合は記憶されている各種設定状態が失われてしま
ったり、あるいは別の内容に書き換えられてしまうこと
がある。
【0005】マイクロコンピュータを用いた装置におい
て、簡単な構成でありながら比較的リアルタイムに異常
検出を行い、装置をマイクロコンピュータの暴走から保
護する回路としてウォッチドッグタイマ回路と呼ばれる
回路が知られており、多くの装置に用いられている。
【0006】このウォッチドグタイマ回路は、タイマ機
能を有するICを用い、マイクロコンピュータ内におい
て短い周期で実行される監視プログラムにより一定時間
(通常10mSec.程度)内にトリガパルスが与えら
れることによりタイマがクリアされるようにされている
。マイクロコンピュータが正常動作しているときには、
周期的にタイマがクリアされるため何も出力されないが
、マイクロコンピュータが暴走しているときには、監視
プログラムが実行されず一定時間内に与えられるべきト
リガパルスが与えられないためにタイマが動作し、マイ
クロコンピュータに対してリセット等の割り込み処理が
行われ、暴走状態にあるマイクロコンピュータを正常状
態に復帰させる。なお、このリセット動作は通常のリセ
ット動作とは異なり、マイクロコンピュータ全体をリセ
ットするのではなく、マイクロコンピュータがその時に
実行している動作を初期化するだけであり、メモリの内
容はリセットされない。
【0007】図4に示すのはこのような従来装置の一例
である。この従来例における車載電子装置4はマイクロ
コンピュータ3によって制御されており、このマイクロ
コンピュータ3には、電源監視装置2及びウォッチドッ
グタイマ回路5が設けられている。電源監視装置2は電
源1の電圧を監視する装置であり、電源電圧が低くなっ
た時にマイクロコンピュータ3の動作を強制的に停止さ
せることにより誤動作を防止したり、あるいはバックア
ップ電源に切り換えることによりメモリの内容が失われ
ないようにするものである。
【0008】ウォッチドッグタイマ回路は、このウォッ
チドッグタイマ回路にトリガパルスを与える監視プログ
ラムが正常に動作しているときは、システム全体が正常
に動作しているとみなす方法である。したがって、ハー
ドウェア的に暴走して所定の周期内にトリガパルスが与
えられなくなった場合には有効に機能するが、ハードウ
ェア的に暴走しても所定の周期内にトリガパルスが与え
られるような暴走状態の場合、あるいはソフトウェアの
バグにより暴走状態になったために、所定の周期内にト
リガパルスは与え続けられているような場合、にはこの
ウォッチドッグタイマ回路は有効に機能しない。
【0009】また、本発明が主な対象とする車載電子装
置は、一般的に使用時間よりも非使用時間の方が長い。 そのため、車載電子装置の中で唯一動作状態にあるマイ
クロコンピュータが暴走した場合には、ウォッチドッグ
タイマ回路が動作すれば暴走状態を止めることができる
が、上記したような理由によりウォッチドッグタイマ回
路が動作しない場合には暴走状態を止めることができな
い。
【0010】通常のマイクロコンピュータ応用機器にお
いては、このような暴走状態を止めるためにはリセット
釦が用いられるが、パネル面の大きさに限界がある車載
電子装置においては、設置スペース及び美観上の観点か
ら、リセット釦の廃止が望まれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記従来
の車載用機器が有する問題点すなわちマイクロコンピュ
ータの暴走を、動作に万全を期し難いウォッチドッグタ
イマ回路あるいはパネル面の配置設計上・美観上廃止が
望まれているリセットボタンのいずれにもよることなく
止め、正常状態に復旧させることができるリセット回路
を得ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願においてはマイクロコンピュータシステムの外
部にタイマ付きのリセットパルス発生器を設け、このリ
セットパルス発生器はメインシステムが動作していない
時に動作し、周期的にマイクロコンピュータをリセット
するようにしたものであり、すなわち「電子装置を制御
する電子装置を不使用中に発生するマイクロコンピュー
タの誤動作を停止させるリセット回路であって、リセッ
ト回路は電源オン/オフ検知装置と間欠リセット装置か
らなり、電源オン/オフ検知装置は電子装置の電源がオ
フであることを検知し、間欠リセット装置は電源オン/
オフ装置が電子装置の電源のオフ状態を検知したときに
タイマ動作を開始し、電源オフ中所定時間毎にリセット
信号を出し続け、電源オン/オフ装置が電子装置の電源
のオン状態を検知したときにタイマ動作を停止すること
を特徴とするリセット回路」であることを構成とする発
明を提供する。
【0013】
【作用】本発明は上記のような構成を有しており、車載
電子装置が動作していない時にのみ動作し、マイクロコ
ンピュータの動作が正常か異常かに拘らずリセット信号
を発生し周期的にマイクロコンピュータを強制的にリセ
ットする。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3を用い
て説明する。図1に示す本発明のリセット回路を適用し
た電子装置4は、マイクロコンピュータ3によって制御
されている。このマイクロコンピュータ3には、図2に
示した従来のものと同様に電源1の電圧を監視する電源
監視装置2が設けられている。本願発明に係るマイクロ
コンピュータにはさらにこの他に、電子装置4のオン/
オフ状態を検出するON/OFF検知装置6及び間欠リ
セット装置7からなるリセット回路が設けられている。
【0015】このリセット回路は電子装置4の電源ある
いは登載車両のアクセサリスイッチがオフであることを
ON/OFF検知装置6が検知することによって動作し
、マイクロコンピュータ3に対して、周期的にリセット
パルスを発生し、マイクロコンピュータ3を強制的にリ
セットする。このリセットパルスは従来例におけるウォ
ッチドッグタイマによるリセットパルスと同様にメモリ
には影響を与えず、マイクロコンピュータのその時に実
行している動作を初期化するだけである。
【0016】図2及び図3により、本発明実施例のリセ
ット回路の動作を説明する。図3において、最初にマイ
クロコンピュータ3によって制御される電子装置4が電
源監視装置2を介してバッテリ等の電源1に接続される
[ステップ10]と、マイクロコンピュータがオンにな
る[ステップ11]。この状態あるいはアクセサリスイ
ッチ(Acc.)及び電子装置の電源をオンにしてマイ
クロコンピュータを介して電子装置の各種状態について
初期設定を行う[ステップ12]。
【0017】この状態で、自動車のアクセサリスイッチ
がオンされ[ステップ13]、電子装置の電源がオンさ
れ[ステップ14]ると、電子装置が動作する。
【0018】装置の使用を停止し、アクセサリスイッチ
をオフとする[ステップ15]と、リセット回路のタイ
マが動作を開始する[ステップ16]。タイマはアクセ
サリスイッチがオフになっていることを確認[ステップ
17]し、装置がオフとなっていないときには、タイマ
をクリアし[ステップ18]、ステップ13へ戻る。
【0019】電子装置がオフとなっていることが確認さ
れたときには、タイマ自身の状態をチェックし[ステッ
プ19]、タイマの動作が正常ならばタイマカウントを
行い、所定時間経過後にタイマの動作を終了し[ステッ
プ20]、マイクロコンピュータ3をリセットするため
のトリガパルスを出力する[ステップ21]。
【0020】トリガパルスを出力するとタイマ自身もク
リアされ[ステップ22]、タイマは再び動作を開始す
る[ステップ16]。
【0021】これらの動作のときの電源とアクセサリス
イッチとリセットパルスとの関係を図2に示す。ここに
示すように、電源がオンであり、アクセサリスイッチが
オフの場合に、本発明実施例のリセット装置はリセット
パルスを発生して、マイクロコンピュータを周期的にリ
セットする。なお、電源及びAcc.の電圧は通常約1
5Vであり、リセットパルスは+5VのTTL電圧が0
Vになることで与えられる。
【0022】以上説明した実施例においては、電源電圧
を監視するために電源監視装置が設けられているが、電
源監視装置は本発明の構成に直接には必要のない事項で
あるから、場合によっては省略することも可能である。 また、必要な場合にはさらにウォッチドッグタイマ回路
を付加することも可能である。
【0023】従来例及び本願発明の実施例においては、
車載用機器に本願発明に係るリセット回路を適用したも
のについて説明したが、本願発明に係るリセット回路は
他の車載以外の電子装置に対して適用可能なことは勿論
のことである。また、電子装置4のオン/オフを検出す
るON/OFF検知装置6は、アクセサリスイッチでの
オン/オフではなく電子装置のオン/オフを検知するよ
うにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明実施例の装置
は、車載電子装置の電源がオフとなっているときには、
その時に実行している動作のみを初期化しメモリには影
響を与えないリセットパルスを周期的にマイクロコンピ
ュータに与える。このことにより、動作時間よりも非動
作時間の方が長い車載電子装置の中で唯一動作状態にあ
るマイクロコンピュータが暴走してもウォッチドッグタ
イマ回路が動作しない場合でもリセット釦の操作による
ことなく、マイクロコンピュータの暴走状態を止め正常
状態に復旧させることができる。また、パネル面の配置
設計上・美観上廃止が望まれているリセットボタンを廃
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリセット回路の実施例の概要図。
【図2】本発明に係るリセット回路の実施例の動作説明
図。
【図3】本発明に係るリセット回路の実施例の動作流れ
図。
【図4】従来例のリセット回路の概要図。
【符号の説明】
1  電源 2  電源監視装置 3  マイクロコンピュータ 4  ON/OFF検知装置 5  電源検出装置 6  間欠リセット装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電子装置を制御する電子装置を不使用
    中に発生するマイクロコンピュータの誤動作を停止させ
    るリセット回路であって、該リセット回路は電源オン/
    オフ検知装置と間欠リセット装置からなり、前記電源オ
    ン/オフ検知装置は前記電子装置の電源がオフであるこ
    とを検知し、前記間欠リセット装置は前記電源オン/オ
    フ装置が前記電子装置の電源のオフ状態を検知したとき
    にタイマ動作を開始し、電源オフ中所定時間毎にリセッ
    ト信号を出し続け、前記電源オン/オフ装置が前記電子
    装置の電源のオン状態を検知したときにタイマ動作を停
    止することを特徴とするリセット回路。
JP3177186A 1991-06-21 1991-06-21 リセット回路 Pending JPH04373010A (ja)

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JP3177186A JPH04373010A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 リセット回路

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JP3177186A JPH04373010A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 リセット回路

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JPH04373010A true JPH04373010A (ja) 1992-12-25

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ID=16026682

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JP3177186A Pending JPH04373010A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 リセット回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011034053A1 (ja) * 2009-09-18 2011-03-24 株式会社ケーヒン 車両用電子制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011034053A1 (ja) * 2009-09-18 2011-03-24 株式会社ケーヒン 車両用電子制御装置
JP2011063231A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Keihin Corp 車両用電子制御装置

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