JP3215217B2 - 給電制御回路 - Google Patents

給電制御回路

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JP3215217B2
JP3215217B2 JP09466393A JP9466393A JP3215217B2 JP 3215217 B2 JP3215217 B2 JP 3215217B2 JP 09466393 A JP09466393 A JP 09466393A JP 9466393 A JP9466393 A JP 9466393A JP 3215217 B2 JP3215217 B2 JP 3215217B2
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高橋  功
吉雄 沢山
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カルソニックカンセイ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用サスペンショ
ンコントローラ等のシステムにおいて、人身に重大な影
響を及ぼす恐れのあるシステム故障発生時に負荷への給
電を遮断してシステムの有害な誤動作を防止する給電制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の給電制御回路としては、
例えば図2に示すようなものがあった。図において、1
は車載バッテリ(主電源)からイグニッションスイッチ
を介して電力が供給される定電圧回路で、後述のウオッ
チドックタイマ4に所定電圧を供給すると共に、後述の
スイッチ回路2を介して負荷3に対しても前記電圧と異
なる値の定電圧を供給する。2は常閉のスイッチ回路
で、後述のラッチ回路7からハイレベルな出力信号が供
給されると、オフ状態に切り替わる。
【0003】4はウオッチドックタイマで、後述のマイ
クロコンピュータ5の作動状況を監視し、マイクロコン
ピュータ5が正常動作している時にはそのマイクロコン
ピュータ5から一定周波数のパルスの供給を受けて、出
力をローレベル状態に維持しているが、マイクロコンピ
ュータ5の暴走時には該一定周波数のパルスからハイレ
ベル信号に切り換えられ、それによって出力もハイレベ
ル状態に切り換えられる。
【0004】5はマイクロコンピュータで、作動監視
(または診断ともいう)用のセンサ(図示せず)から供
給される各種検出信号a,bを入力してシステム全体の
作動状態を監視して、作動状態が異常と判断した場合に
は前記定電圧回路1から負荷3への定電圧の供給を停止
するためのリセット信号を出力する。またマイクロコン
ピュータ5は、図示されない各種センサから信号を入力
し、前記負荷3を作動させるための信号を作成して負荷
3を所望の状態に作動せしめる。さらにマイクロコンピ
ュータ5は前記ウオッチドックタイマ4からリセット信
号を受けると、内臓プログラムの作動を初期状態に戻
し、再度スタートさせる。
【0005】6はオアゲートで、前記ウオッチドックタ
イマ4及びマイクロコンピュータ5の双方からリセット
信号の供給を受け、そのいずれかが供給されると、ラッ
チ回路7に対してハイレベル信号を供給してラッチ回路
7の出力をハイレベルにラッチする。なお、ラッチ回路
7は前記イグニッションスイッチが閉成されたときに、
リセットされる。
【0006】次に上記構成の作用を説明する。イグニッ
ションスイッチがオンされると同時にスイッチ回路2が
オンされ、定電圧回路1からウオッチドックタイマ4及
び負荷3に対して所定の電圧が供給される。一方、マイ
クロコンピュータ5も、イグニッションスイッチのオン
に伴って作動を開始し、負荷3に対して各種作動制御信
号を供給する。又、ウオッチドックタイマ4はマイクロ
コンピュータ5から、正常動作を示す所定周波数のパル
スを受けてマイクロコンピュータ5の作動の監視を開始
する。
【0007】この状態において、マイクロコンピュータ
5のプログラム暴走が発生するとウオッチドックタイマ
4に供給している所定周波数のパルスがハイレベル信号
に変化する。これをウオッチドックタイマ4は、マイク
ロコンピュータ5が暴走したと判断して、マイクロコン
ピュータ5に対してリセット信号を供給すると共に、オ
アゲート6に同一のリセット信号を供給して、ラッチ回
路6を介してスイッチ回路2をオフせしめ、負荷3への
定電圧の供給を停止する。
【0008】また、ウオッチドックタイマ4は、定電圧
回路1から供給される定電圧が瞬間的に所定電圧以下に
低下した場合にも、リセット信号を出力し、スイッチ回
路2をオフし、かつマイクロコンピュータ5をリセット
する。
【0009】また上記作動の他にマイクロコンピュータ
5は、システム異常を検出するとオアゲート6に対して
リセット信号を供給し、スイッチ回路2をオフせしめ、
負荷3への定電圧の供給を停止する。そして、上記の如
く一度スイッチ回路2がオフされた場合において、スイ
ッチ回路2をオンさせた場合には、イグニッションスイ
ッチを再度オンすることによって開始される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の給電制御回路にあっては、システム異常やプ
ログラム暴走でもない単なる電源電圧の瞬間的な低下で
あってもウオッチドックタイマが作動してスイッチ回路
が一度オフされると、再度、イグニッションスイッチを
オンしてからではないとスイッチ回路がオン状態になら
ないという問題点があった。
【0011】この発明は、このような問題点に着目して
なされたもので、電源ラインの電圧の瞬間的な低下の場
合にはスイッチ回路が自動的に復帰するようにすること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る給電制御
回路は、定電圧回路と、該定電圧回路から負荷への給電
を制御する常閉のスイッチ回路と、前記負荷へ作動制御
信号を供給し、かつ前記スイッチ回路を閉成するための
オフ信号を必要に応じて供給するマイクロコンピュータ
と、該マイクロコンピュータから一定周波数のパルスを
受け、そのパルスの異常を検出して前記マイクロコンピ
ュータにリセット信号を供給するウオッチドックタイマ
と、該ウオッチドックタイマからのリセット信号と前記
マイクロコンピュータからのオフ信号とのいずれか一方
の信号受けて前記スイッチ回路に対してオフ信号を供給
するオアゲートとを備えた給電制御回路において、前記
ウオッチドックタイマは前記定電圧回路から出力される
電圧値の瞬間的な低下時と前記マイクロコンピュータの
作動異常時とを判断して異なるモードのリセット信号を
出力する機能を備え、また前記ウオッチドックタイマか
ら出力される異なるモードのリセット信号を受けて、そ
のリセット信号が、前記定電圧回路の出力が瞬間的に低
下したものであると判断した場合には、最初に前記スイ
ッチ回路をオフせしめるためのリセット信号を供給し、
その後該リセットを解除するための信号を供給する弁別
回路を設けてなる。
【0013】
【作用】この発明における装置は、瞬間的に電圧低下し
た場合、ウオッチドックタイマから出力されるリセット
信号のモードを、プログラム暴走のとき出力されるリセ
ット信号のモードと異ならしめて、スイッチ回路を自動
復帰させる。
【0014】
【実施例】この発明を図1に基づいて説明する。同図に
おいて、符号1〜3及び5〜7は、図2の従来例の構成
要素と同一または均等な構成要素のもの示し、その部分
には同一符号を付してその説明を省略する。
【0015】図1において、8はウオッチドックタイマ
で、図2におけるウオッチドックタイマ4と次の点で異
なる。
【0016】すなわち、図2におけるウオッチドックタ
イマ4から出力されるリセット信号のモードは単一のも
のであつたのに対して、図1におけるウオッチドックタ
イマ8はマイクロコンピュータ5がプログラム暴走した
場合に出力されるリセット信号と、定電圧回路1から供
給される電圧が瞬間的に低下した場合に出力されるリセ
ット信号とは異なるモードに設定されている点にある。
なお、上記異なるモードとは、周波数、パルス幅、デュ
ーティ等を示している。
【0017】9は弁別回路で、図2におけるウオッチド
ックタイマ4とオアゲート6との間に介挿されており、
前記ウオッチドックタイマ8から供給されるリセット信
号のモードが瞬間的な電圧低下を示すモードのものであ
ると判断した場合には、最初にオアゲート7に対してリ
セット信号を出力し、その所定時間後にラッチ回路7に
対してリセット信号を供給する。
【0018】この様に構成されることによって、瞬間的
に定電圧回路1の出力電圧が低下した場合には、ウオッ
チドックタイマ8からのリセット信号が判断回路9、オ
アゲート7を介してラッチ回路5に供給され、スイッチ
回路2をオフ状態にするが、その後弁別回路9からラッ
チ回路5に対してリセット信号が供給され、ラッチ回路
5がリセットされ、スイッチ回路2がオン状態に復帰さ
れる。その結果、負荷3に対して定電圧回路1からの定
電圧が再度供給される。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、イグニッションスイッチの電圧を再度オンしなく
ても自動的に負荷への給電が開始されるので煩わしさが
なくなるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による給電制御回路を示す
回路ブロック図である。
【図2】従来の給電制御回路の回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 定電圧回路 2 スイッチ回路 3 負荷 4、8 ウオッチドックタイマ 5 マイクロコンピュータ 6 オアゲート 7 ラッチ回路 9 弁別回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 645

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定電圧回路(1)と、該定電圧回路から
    負荷(3)への給電を制御する常閉のスイッチ回路
    (2)と、前記負荷(3)へ作動制御信号を供給し、か
    つ前記スイッチ回路(2)を開成するためのオフ信号を
    必要に応じて供給するマイクロコンピュータ(5)と、
    該マイクロコンピュータから一定周波数のパルスを受
    け、そのパルスの異常を検出して前記マイクロコンピュ
    ータ(5)にリセット信号を供給するウオッチドックタ
    イマと、該ウオッチドックタイマからのリセット信号と
    前記マイクロコンピュータ(5)からのオフ信号とのい
    ずれか一方の信号の供給を受けて前記スイッチ回路
    (2)に対してオフ信号を供給するオアゲート(6)と
    を備えた給電制御回路において、弁別回路を設け、かつ 前記ウオッチドックタイマに、
    記定電圧回路(1)から出力される電圧の瞬間的な低下
    を判断する機能を設けると共に、該ウオッチドックタイ
    は、前記定電圧回路(1)からの出力電圧が瞬間的に
    低下したと判断したとき、前記マイクロコンピュータ
    (5)の作動異常と判断した場合と異なるモードのリセ
    ット信号を出力し、 該マイクロコンピュータ(5)の作動異常と判断した場
    合と異なるモードのリセット信号の供給を前記弁別回路
    が受けととき、 最初に前記スイッチ回路(2)をオフせ
    しめるためのリセット信号を供給し、その後該リセット
    を解除するための信号を供給することを特徴とする給電
    制御回路。
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