JP3264680B2 - マイコンシステムのウォッチドッグタイマ装置 - Google Patents

マイコンシステムのウォッチドッグタイマ装置

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JP3264680B2
JP3264680B2 JP23075691A JP23075691A JP3264680B2 JP 3264680 B2 JP3264680 B2 JP 3264680B2 JP 23075691 A JP23075691 A JP 23075691A JP 23075691 A JP23075691 A JP 23075691A JP 3264680 B2 JP3264680 B2 JP 3264680B2
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佐敏 田澤
登 杉浦
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Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイコンシステムにお
ける動作監視用のウォッチドッグタイマ装置に係り、特
に車輌用LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)など
のデータ伝送ネットワーク制御用のマイコンシステムに
好適なウォッチドッグタイマ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車輌用マイコンシステムでは、マ
イコンシステムの電源は、RAMバックアップ用を除
き、エンジンのキースイッチがオフ時には全てオフにさ
れるようになっているのが通例であった。しかして、近
年、このような車両用マイコンシステムにおいても、外
部入力及び通信LSIからの割込みによってマイコンシ
ステムがウェイクアップし、通常動作に入る方式のLA
Nシステムが使用されるようになっているが、このよう
なシステムでは、電源ラインとして、常時動作用の電力
が供給されている第1の電源ラインと、システムがスリ
ープ時には電力供給が停止される第2の電源ラインの2
系統になっている。
【0003】このため、従来のLANシステムのマイコ
ンでは、システムがスリープ時においても、上記した第
1の電源から電力が供給されている為、マイコン内部の
ウォッチドッグタイマも常時動作状態にあり、そのた
め、マイコンスリープ時、疑似P・RUN(擬似プログ
ラム・ラン)信号をマイコン外部の擬似信号発生回路で
ウォッチドッグタイマに入力させ、スリープ時にもマイ
コンが正常に動作しているように見せかけて、ウォッチ
ドッグタイマの誤診動作を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、シス
テムがスリープモードの時でも、マイコンに内蔵された
ウォッチドッグタイマと、擬似P・RUN信号発生回路
が動作状態にある点について配慮がされておらず、制御
対象が動作していないときでのマイコンシステムの消費
電流が著しく大きくなり、車輌などにおいては、長期間
放置しておいた場合、バッテリあがりの要因となってし
まうという問題があった。
【0005】本発明の目的は、システムがスリープモー
ドにあるときの電力消費が充分に少なく抑えられ、車輌
などを長期間放置しておいた場合でもバッテリあがりの
虞れをなくすことができるようにしたマイコンシステム
のウォッチドッグタイマ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、マイコンが
スリープ時にも給電状態のままに保たれる第1の電源ラ
インと、マイコンがスリープ時には給電が停止される第
2の電源ラインとを備えたマイコンシステムであって、
上記第2の電源ラインから給電されて動作するウオッチ
ドッグタイマを備え、このウオッチドッグタイマにより
上記システム内のマイコンの動作を監視するように構成
したものにおいて、前記マイコンの同一の入力端子に、
入力インターフェース回路からの信号と、通信制御回路
からの信号が入力されるように構成し、前記入力端子
に、前記インターフェース回路からの信号か、前記通信
制御回路からの信号の何れかが入力されたとき、前記マ
イコンが前記ウオッチドッグタイマを駆動するようにし
て達成される。
【0007】
【作用】ウォッチドッグタイマがマイコンの外部に設け
られ、マイコンとは別系統の電源で動作させるようにし
たので、システムスリープ時にはウォッチドッグタイマ
を不動作状態にすることができ、且つ、これにより、擬
似P・RUN信号が無くてもスリープ時でのウォッチド
ッグタイマの誤診動作の虞れが無くなるため、擬似P・
RUN信号発生回路も不要になり、マイコンシステムス
リープ時での消費電力を充分に低減することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明によるマイコンシステムのウォ
ッチドッグタイマ装置について、図示の実施例により詳
細に説明する。
【0009】図1は、本発明によるマイコンシステムの
ウォッチドッグタイマ装置を車輌用LANマイコンシス
テムに適用した場合の一実施例で、この図1のシステム
は、マイコン1、ウォッチドッグタイマ2、電源回路
3、ROM4、入力I/F回路5、VccII ON/OF
F回路6、VccI電源ライン7、VccII電源ライン8、
低電圧リセット回路9、通信LSI10、それに遅延回
路11とで構成されている。
【0010】この図1の実施例は、入力I/F回路5へ
の外部入力の全てが無くなり、且つ通信LSI10から
の割込みが無くなったときにはスリープモードに入り、
1系統以上の外部入力、或いは通信LSI10からの割
込みが入ったときにウェイクアップする方式のシステム
となっており、このため、電源回路3から直接給電され
ているVccI電源ライン(第1の電源ライン)7と、Vcc
II ON/OFF回路6を介して電源回路3から給電さ
れるVccII電源ライン(第2の電源ライン)8の2系統の
電源ラインが設定され、マイコン1はVccI電源ライン
7から電力が供給されるようになっている。
【0011】マイコン1は、入力I/F回路5からの入
力が“L”レベルのときを有意のデータとして動作し、
IRQ端子が“L”レベルになると割込みが掛り、LA
Nシステムにおける所定の動作処理を行なうが、これと
並行して、このIRQ端子の信号状態を監視し、スリー
プ状態に入るか否かを判定する機能をも備えており、I
RQ端子が“H”レベルになって、それが例えば30秒
などの所定の時間Ts以上継続したらスリープ状態に移
行すると共に、P・RUN信号を外部に出力するように
構成されているものである。
【0012】ウォッチドッグタイマ2は、マイコン1と
は別個に独立して設けられているもので、その電源入力
はVccII電源ライン8に接続され、マイコン1から出力
されるP・RUN信号をモニターするようになってい
る。VccII ON/OFF回路6は、マイコン1からの
スリープ/ウェイクアップ信号(スリープ時は“H”レ
ベル、ウェイクアップ時は“L”レベルになる信号)に
より制御され、スリープ時には電源回路3からVccII電
源ライン8への給電を止め、ウェイクアップ時にだけ電
源回路3からVccII電源ライン8へ給電するように動作
する。
【0013】なお、低電圧リセット回路9は、VccI電
源ライン7の電圧を監視し、それが所定電圧以下になっ
たときリセット信号を発生してマイコン1をリセット
し、電源電圧の低下による誤動作を防止する働きをする
ものである。
【0014】次に、この図1の実施例の動作について説
明する。まず、システムが通常動作からスリープ状態に
入るときのウォッチドッグタイマ2の制御について、図
2のモードチャートにより説明する。
【0015】通信LSI10からの割込みと入力I/F
回路5への外部入力の全てが無くなると、マイコン1の
IRQ端子が“H”レベルになる(S1)。これは、外部
入力が全て無くなったときだけ、アンド回路12の出力
が“H”レベルになるからである。しかして、この状態
で所定の時間Ts が経過し、時刻tになったすると、こ
こでマイコン1は通信LSI10にスリープ命令を出す
と共にP・RUN信号の出力を停止させ(S2)、その
後、スリープ信号を出力する(S3)。そこで、このスリ
ープ信号によりVccII ON/OFF回路6が制御さ
れ、VccII電源ライン8への給電はオフになる(S4)。
そして、これによりウォッチドッグタイマ2は電源がオ
フされてスリープ状態に入る(S5)。その後、マイコン
1もスリープ状態に入る(S6)。
【0016】一方、遅延回路11により所定の遅延時間
τだけ遅れてROM4のCE端子が“H”レベルにな
り、ここでROM4もスリープ状態に入る(S7)。以上
の動作が終了することにより、このマイコンシステムは
スリープ状態になり、従って、このときの動作タイミン
グは図3に示すようになる。
【0017】次に、この図1システムがスリープ状態か
らウェイクアップ状態に入り、通常動作に戻るときの制
御について、図4のモードチャートにより説明する。ス
リープ状態にあるシステムの入力I/F回路5へ外部入
力、或いは通信LSI10からの割込みが発生すると
(W1)、マイコン1のIRQ端子が“L”レベルにな
り、マイコン1がウェイクアップし、ほぼ同時にROM
4のCE端子も“L”レベルになり、ROM4もウェイ
クアップする(W2)。そこで、マイコン1のプログラム
が動き出し、マイコン1は内部でリセットされ、P・R
UN信号を出力すると共に(W3)、ウェイクアップ信号
を出力する(W4)。このウェイクアップ信号が出力され
ることにより、VccII ON/OFF回路6が制御さ
れ、VccII電源ライン8が給電される(W5)。そして、
この結果、ウォッチドッグタイマ2がウェイクアップす
ることにな(W6)る。
【0018】一方、マイコン1は通信LSI10にもウ
ェイクアップ命令を出し、この通信LSI10を動作状
態に戻すのである(W7)。以上の動作を経て、図1のマ
イコンシステムはウェィクアップし、通常のLAN動作
に入り、従って、このときの動作タイミングは図5に示
すようになる。
【0019】従って、この実施例によれば、ウォッチド
ッグタイマ2は、スリープ時には電源がオフにされて自
動的に動作を停止するから、スリープ時にもウォッチド
ッグタイマや擬似P・RUN信号発生回路が動作するよ
うになっていた従来技術に比して、これらの動作電流分
だけ消費電流が減るため、スリープ時でのLANマイコ
ンシステム全体の消費電流が少なくて済み、車両運休状
態が長時間にわたっても、バッテリあがりなどの虞れを
無くすことができるという効果がある。
【0020】また、上記実施例によれば、従来技術で必
要とした擬似P・RUN信号発生回路が不要になるた
め、システムのハード構成が簡略化され、信頼性の向上
にもつながるという効果もある。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、マイコンシステムがス
リープ状態になると、自動的にウォッチドッグタイマも
スリープ状態に入るから、スリープ時でのシステム全体
の消費電流を少なくすることができ、車両用のマイコン
システムなどにおいて、車両運休期間中でのバッテリあ
がり発生の虞れを充分に抑えることができる。
【0022】また、本発明によれば、擬似P・RUN信
号発生回路が不要となり、ハード構成の面でシステムが
簡略化でき、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイコンシステムのウォッチドッ
グタイマ装置を車両内LANシステムに適用した場合の
一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例におけるマイコンシステムが
スリープ状態に入るときの動作を示すモード説明図であ
る。
【図3】本発明の一実施例におけるマイコンシステムが
スリープ状態に入るときの動作を示すタイミングチャー
トである。
【図4】本発明の一実施例におけるマイコンシステムが
ウェイクアップするときの動作を示すモード説明図であ
る。
【図5】本発明の一実施例におけるマイコンシステムが
ウェイクアップするときの動作を示すタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
1 マイコン 2 ウォッチドッグタイマ 3 電源回路 4 ROM 5 入力I/F回路 6 VccII ON/OFF回路 7 VccI電源ライン 8 VccII電源ライン 9 低電圧リセット回路 10 通信LSI 11 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 良一 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会 社 日立製作所 自動車機器事業部内 審査官 柳田 利夫 (56)参考文献 実開 昭64−43461(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 660 G06F 1/26 G06F 1/32 G06F 13/00 301

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコンがスリープ時にも給電状態のま
    まに保たれる第1の電源ラインと、マイコンがスリープ
    時には給電が停止される第2の電源ラインとを備えた
    イコンシステムであって、上記第2の電源ラインから給
    電されて動作するウオッチドッグタイマを備え、このウ
    オッチドッグタイマにより上記システム内のマイコンの
    動作を監視するように構成したものにおいて、前記マイコンの同一の入力端子に、入力インターフェー
    ス回路からの信号と、通信制御回路からの信号が入力さ
    れるように構成し、 前記入力端子に、前記インターフェース回路からの信号
    か、前記通信制御回路からの信号の何れかが入力された
    とき、前記マイコンが前記ウオッチドッグタイマを駆動
    するように構成した車両用データ伝送システムに用いる
    マイコンシステムのウオッチドッグタイマ装置。
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