JP2002182808A - Cpuの消費電力低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Cpuの消費電力低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2002182808A
JP2002182808A JP2000379565A JP2000379565A JP2002182808A JP 2002182808 A JP2002182808 A JP 2002182808A JP 2000379565 A JP2000379565 A JP 2000379565A JP 2000379565 A JP2000379565 A JP 2000379565A JP 2002182808 A JP2002182808 A JP 2002182808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
output
signal
clear signal
power consumption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000379565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3800002B2 (ja
Inventor
Yoshitaka Sumita
芳孝 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000379565A priority Critical patent/JP3800002B2/ja
Priority to US10/000,132 priority patent/US6880096B2/en
Priority to EP01129000A priority patent/EP1215561A3/en
Publication of JP2002182808A publication Critical patent/JP2002182808A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3800002B2 publication Critical patent/JP3800002B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Microcomputers (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、CPUの異常を検知するクリア信
号と外部からCPUに入力される入力信号の参照を必要
最低限に生成しつつ、消費電力を十分に低減することが
できるCPUの消費電力低減方法、電子装置および消費
電力低減プログラムを記録した記録媒体を提供するもの
である。 【解決手段】 CPU3がスリープ状態に移行したとき
に、CPU3を一定期間毎に通常動作状態に復帰させ、
CPU3から異常検知用のクリア信号を外部監視回路4
に出力するとともに、外部からCPU3に入力されるス
イッチ6のモータ9の起動信号を参照することにより、
クリア信号の出力および入力信号の参照時以外にCPU
3をスリープ状態にしてCPU3の消費電力を低減させ
る方法において、CPU3のスリープ状態を解除したと
きに、クリア信号の出力および入力信号の参照と、クリ
ア信号のみの出力とを一定期間毎に所定の頻度で繰返
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低電力化を図るた
めにCPUをスリープ状態に移行させたときに、CPU
を一定期間毎に通常動作に復帰させ、CPUからクリア
信号を外部監視回路に出力してCPUの状態を外部監視
回路で監視するとともに、CPUに接続された電子機器
の入力信号を参照するようにしたCPUの消費電力低減
方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録し
た記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に搭載される電子ユニット
は増加しており、駐車中でもそれらの電子ユニットは電
力を消費するのでバッテリー上がりを起こすおそれがあ
る。このため、各電子ユニットでは、消費電力を低減す
るために、マイクロコンピュータ(以下、単にマイコン
という)を駐車中等に作動させる必要のない場合にマイ
コンのCPUをスリープ状態に移行させて消費電力を低
減させるようにしている。
【0003】一方、マイコンには多数の電子機器が装着
されているため、CPUが暴走して電子機器の誤作動を
誘発するのを防止するためにウォッチドックタイマ等か
らなる外部監視回路を備えている。この外部監視回路は
CPUから一定期間毎にクリア信号が入力されることで
CPUが正常動作していると判断し、このクリア信号が
一定期間経過しても未入力のときにCPUが暴走または
何等かのトラブルが発生したものと判断してCPUにリ
セット信号を出力するようになっている。CPUはこの
リセット信号が入力されたときに初期化されて初期状態
に復帰するようになっている。
【0004】また、CPUはスリープ状態に移行したと
きにあっても、一定期間毎に通常動作状態に復帰させ、
異常検知用のクリア信号を外部監視回路に出力するよう
になっており、如何なる状態下であってもCPUの暴走
が発生するのを未然に防ぐように工夫されている。
【0005】また、CPUのスリープ状態にあっても、
CPUに接続された電子機器から入力信号があったとき
は直ちに起動しなければならないため、CPUの入力ポ
ートに電子機器の起動信号が入力されたか否かを常に読
み取る必要があり、スリープ状態時に上述したクリア信
号を図5に示すタイミングチャートおよび図6のフロー
チャートに示す手順で出力するとともに、CPUの入力
ポートを参照するようにしている。
【0006】すなわち、図5に示すようにスリープ状態
に移行した後、30msec毎に10msecの間だけ通常状態に復
帰してクリア信号を出力し、入力ポートを参照してその
後に再びスリープ状態に移行する(図6のステップS21
〜S23)。このため、30msecの内の20msecだけスリープ
状態を確保することができ、その分だけ消費電力の低減
化を図ることができる。
【0007】ところで、このような従来のCPUの消費
電力低減方法にあっては、外部監視回路にクリア信号を
出力するとともに入力ポートを参照する必要があるた
め、その都度スリープ状態から通常状態に復帰しなけれ
ばならず、その通常状態の移行期間中の消費電力がバッ
テリー上がりを早めてしまうという問題があった。
【0008】このような問題を解消するものとしては、
特開平8−263326号公報に記載されたようなもの
がある。このものは、CPUがスリープ状態にあるとき
に、CPUの異常を検知する第1の異常検知信号を一定
期間毎に出力する第1の異常検出回路と、CPUが通常
状態にあるときに、CPUの異常を検知する第2の異常
検知信号を一定期間毎に出力する第2の異常検出回路と
を設け、スリープ状態の第1の異常検知信号に対して通
常状態における第2の異常検知信号の出力時間を短くし
てスリープ状態の消費電力を低減するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の異常検出回路にあっては、CPUのスリープ
状態と通常状態に異なる周期の異常検出信号を生成する
2つの回路が必要になってしまい、監視回路が複雑、か
つ高価なものとなってしまうとともに、CPUの入力ポ
ートを参照する時間間隔が長くなるので、電子機器の起
動時に速やかに対応することができず、操作時に違和感
を覚えるという問題が発生してしまった。
【0010】そこで本発明は、CPUの異常を検知する
クリア信号と外部からCPUに入力される入力信号の参
照を必要最低限に生成しつつ、消費電力を十分に低減す
ることができるCPUの消費電力低減方法、電子装置お
よび消費電力低減プログラムを記録した記録媒体を提供
することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上記課題
を解決するために、CPU(Central Processing Unit)
がスリープ状態に移行したときに、前記CPUを一定期
間毎に通常動作に復帰させ、前記CPUから異常検知用
のクリア信号を外部監視回路に出力するとともに、外部
から前記CPUに入力される入力信号を参照することに
より、前記クリア信号の出力および入力信号の参照時以
外に前記CPUをスリープ状態にして前記CPUの消費
電力を低減させる方法において、前記CPUがスリープ
状態から通常動作状態に復帰したときに、前記クリア信
号の出力および入力信号の参照と、前記クリア信号のみ
の出力とを一定期間毎に所定の頻度で繰返すことを特徴
としている。
【0012】第2の発明は、上記課題を解決するため
に、前記クリア信号の出力および入力信号の参照に対し
て、前記クリア信号のみの出力の発生頻度を多くしたこ
とを特徴としている。
【0013】第3の発明は、上記課題を解決するため
に、CPUを備え、前記CPUがスリープ状態に移行し
たときに、前記CPUを一定期間毎に通常動作に復帰さ
せ、前記CPUから異常検知用のクリア信号を外部監視
回路に出力するとともに、外部から前記CPUに入力さ
れる入力信号を参照することにより、前記クリア信号の
出力および入力信号の参照時以外に前記CPUをスリー
プ状態にして前記CPUの消費電力を低減させる電子装
置において、前記CPUがスリープ状態から通常動作状
態に復帰したときに、前記クリア信号の出力および入力
信号の参照と、前記クリア信号のみの出力とを一定期間
毎に所定の頻度で繰返す信号発生手段を有することを特
徴としている。
【0014】第4の発明は、上記課題を解決するため
に、前記信号発生手段は、前記クリア信号の出力および
入力信号の参照に対して、前記クリア信号のみの出力の
発生頻度を多くしたことを特徴としている。
【0015】第5の発明は、上記課題を解決するため
に、CPUによって実行されるプログラムであって、C
PUがスリープ状態に移行したときに、前記CPUを一
定期間毎に通常動作に復帰させ、前記CPUから異常検
知用のクリア信号を外部監視回路に出力する第1プログ
ラムと、クリア信号を外部監視回路に出力した後、外部
から前記CPUに入力される入力信号を参照することに
より、前記クリア信号の出力および入力信号の参照時以
外に前記CPUをスリープ状態にして前記CPUの消費
電力を低減させる第2プログラムと、前記CPUがスリ
ープ状態から通常動作状態に復帰したときに、前記クリ
ア信号の出力および入力信号の参照と、前記クリア信号
のみの出力とを一定期間毎に所定の頻度で繰返す第3プ
ログラムとを含んでなることを特徴とする消費電力低減
プログラムを記録したことを特徴としている。
【0016】第6の発明は、上記課題を解決するため
に、第3プログラムは、前記クリア信号の出力および入
力信号の参照に対して、前記クリア信号のみの出力の発
生頻度を多するようにプログラムされていることを特徴
としている。
【0017】第1、第3、第5の発明では、クリア信号
の出力および入力信号の参照とクリア信号のみの出力と
を一定期間毎に所定の頻度で繰返すようにしたため、C
PUの異常を検知するクリア信号と外部からCPUに入
力される入力信号の参照を必要最低限に生成しつつ、C
PUがスリープ状態に移行したときの通常モードの移行
時間を短縮することができ、消費電力を十分に低減する
ことができる。
【0018】また、CPUの構成をそのままにしてプロ
グラムを変更するだけで上述した制御を行なうことがで
きるため、CPUの製造コストが増大するのを防止する
ことができる。
【0019】また、第2、第4、第6の発明では、必要
最低限の入力信号の参照を確保することができるため、
CPUを直ちに起動させることができ、制御に支障を来
すのを防止することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1〜4は本発明に係るCPUの消費電力
低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記
録した記録媒体の一実施形態を示す図である。
【0022】まず、構成を説明する。図1は自動車の例
えば、パワーウインドを制御する電子装置としての電子
ユニット1を示す図である。図1において、12はバッテ
リー、2は電圧回路、3はCPU、4は外部監視回路、
5はクロック発生回路、6はスイッチ、7、8はリレ
ー、9はモータ、10、11はトランジスタ、R1〜R4は保
護抵抗である。
【0023】電子回路2はバッテリー12の電圧を12Vか
ら5Vに変換するものであり、CPU3には電圧変換さ
れた電力が供給されるようになっている。
【0024】CPU3はクロック発生回路5によって生
成されるパルス信号に基づいて一定期間毎に外部監視回
路4にクリア信号(WDCLR信号)を出力するようになっ
ており、外部監視回路4はこのクリア信号が一定期間が
経過しても未入力のときにCPU3が暴走または何等か
のトラブルが発生したものと判断してCPU3にリセッ
ト信号(RST信号)を出力するようになっている。CP
U3はこのリセット信号が入力したときに初期化されて
初期状態に復帰するようになっている。
【0025】なお、外部監視回路4において、クリア信
号の待ち時間やリセット信号のパルス幅は図示しないコ
ンデンサー等によって任意に設定可能である。
【0026】また、スイッチ6が操作されたこのスイッ
チ6の接点aが接点bまたはcに移動すると、CPU3
はトランジスタ10または11のベースに電圧を印加してリ
レー7または8をONにしてモータ9を一方向または他
方向に駆動することにより、ウインドを上方または下方
に移動させて開閉動作を行なうようになっている。
【0027】一方、CPU3はスイッチ6に接続された
入力ポート3a、3bにモータ9の起動信号が入力され
たか否かを判別するとともに、外部監視回路4に接続さ
れた入力ポート3cにリセット信号が入力されたか否か
を参照している。
【0028】一方、CPU3はスリープ状態に移行した
ときに、一定期間毎に通常動作状態に復帰させ、クリア
信号の出力と入力信号の参照を行なうが、このクリア信
号の出力と入力信号の参照の頻度はプログラムによって
任意に設定されている。
【0029】本実施形態では、図2に示すようにスリー
プ状態に移行後に30msec毎に10msecの間だけ通常状態に
復帰するように設定されており、移行直後にクリア信号
の出力入力信号を参照した後、スリープ状態に移行し、
20msec後に通常状態に復帰して今度は2msecだけクリア
信号を出力してスリップ状態に移行し、28msec後に通常
動作状態に復帰するモードを2回実行した後、今度はク
リア信号の出力と入力信号の参照を10msec内に行なうモ
ードに切換えられ、この後にまた、クリア信号のみを出
力するモードを2回実行するようになっている。
【0030】本実施形態では、クリア信号出力に2mse
c、入力信号の参照に8msecがそれぞれ必要な時間とし
て設定されている。
【0031】なお、CPU3はROM、CDーROM、
フロッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体に記録さ
れたプログラム(第1〜第3プログラム)を実行するよ
うになっており、本実施形態のCPU3は信号発生手段
を含んで構成されるものである。
【0032】次に、図3、4のフローチャートに基づい
て作用を説明する。なお、図3はメイン処理を示すフロ
ーであり、図4は低電力モード時の処理を示すフローチ
ャートである。
【0033】図3において、通常時には、上述したよう
なウインドの開閉処理やクリア信号の出力等を行ない
(ステップS1)、車両の駐車時等に低電力モードに移
行したか否かを判別する(ステップS2、第1プログラ
ム)。低電力モードに移行したときには、図4に示す低
電力モード処理(第3プログラム)を実行し(ステップ
S3、第2プログラム)、この低電力モード処理時に入
力変化、例えば、スイッチ6の操作やリセット信号の入
力があったか否かを判別し(ステップS4)、入力変化
がない場合にはそのまま低電力モード処理を実行する。
【0034】この低電力モード時には、図4に示すよう
に、スリープ状態に移行後に30msec経過したか否かを判
別し(ステップS11)、30msec経過した場合には、クリ
ア信号を出力する(ステップS12)。次いで、通常状態
に復帰する処理が1回目または4回目であるか否かを判
別し(ステップS13)、この場合にはスリープ状態に移
行直後であるため、1回目の処理であるものと判断し、
入力ポート3a〜3cに起動信号が入力したか否かを参
照する(ステップS14)。
【0035】次いで、ステップS11に戻って再び30msec
経過したか否かを判別し、30msec経過した場合には、ク
リア信号を出力した後(ステップS12)、通常状態に復
帰する処理が1回目または4回目であるか否かを判別す
る(ステップS13)。この場合には通常動作に2回目に
復帰したものであるため、入力信号を参照せずにステッ
プS11に戻って再び30msec経過したか否かを判別し、30
msec経過した場合には、クリア信号を出力した後(ステ
ップS12)、通常状態に復帰する処理が1回目または4
回目であるか否かを判別する(ステップS13)。この場
合には通常動作に3回目に復帰したものであるため、入
力信号を参照せずにステップS11に戻って再び30msec経
過したか否かを判別し、30msec経過した場合には、クリ
ア信号を出力した後(ステップS12)、通常状態に復帰
する処理が1回目または4回目であるか否かを判別する
(ステップS13)。この場合には通常動作に4回目に復
帰したものであるため、入力ポート3a〜3cに起動信
号が入力したか否かを参照する(ステップS14)。
【0036】このように本実施形態では、クリア信号の
出力および入力信号の参照とクリア信号のみの出力とを
一定期間毎に所定の頻度で繰返すようにしたため、CP
U3の異常を検知するクリア信号と外部からCPUに入
力される入力信号の参照を必要最低限に生成しつつ、C
PU3がスリープ状態に移行したときの通常モードへの
移行時間を短縮することができ、消費電力を十分に低減
することができる。
【0037】また、CPU3の構成をそのままにしてプ
ログラムを変更するだけで上述した制御を行なうことが
できるため、電子ユニット1の製造コストが増大するの
を防止することができる。
【0038】すなわち、CPU3がスリープ状態から通
常動作状態に復帰したときに、クリア信号のみの出力を
行なうようにしたのは、クリア信号の出力時間に対して
入力信号の参照時間が比較的長くかかることに着目した
からであり、本実施形態では、クリア信号の出力および
入力信号の参照とクリア信号のみの出力の頻度を2対1
にしたため、消費電力を十分に低減することができる。
【0039】これに加えて、クリア信号の出力および入
力信号の参照に対して、上述したようにクリア信号のみ
の出力の頻度を多くするようにしたため、CPU3の動
作を常に監視することができ、制御に支障を来すのを防
止することができる。
【0040】なお、クリア信号の出力および入力信号の
参照の頻度または設定時間等はシステムで必要とする仕
様に合わせて設定すれば良い。また、起動信号の入力信
号認識処理を数回毎に行なうことになるが、スイッチ6
の入力からモータ9側までの応答時間が操作時に違和感
を覚えない程度の回数設定であれば問題はない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、クリア信号の出力およ
び入力信号の参照とクリア信号のみの出力とを一定期間
毎に所定の頻度で繰返すようにしたため、CPUの異常
を検知するクリア信号と外部からCPUに入力される起
動信号を監視する入力信号を参照を必要最低限に生成し
つつ、CPUがスリープ状態に移行したときの通常モー
ドへの移行時間を短縮することができ、消費電力を十分
に低減することができる。 また、CPUの構成をその
ままにしてプログラムを変更するだけで上述した制御を
行なうことができるため、CPUの製造コストが増大す
るのを防止することができる。
【0042】また、クリア信号の出力および入力信号の
参照に対してクリア信号のみの出力の頻度を多くするよ
うにしたため、CPUの動作を常に監視することがで
き、制御に支障を来すのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る本発明に係るCPUの消費電力低
減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録
した記録媒体の一実施形態を示す図であり、そのCPU
を備えたパワーウインドの制御回路の構成図である。
【図2】一実施形態の低電力モード時の処理信号のタイ
ミングチャートである。
【図3】一実施形態のCPUのメイン処理を示すフロー
チャートである。
【図4】一実施形態の低電力モード時の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】従来の低電力モード時の処理信号のタイミング
チャートである。
【図6】従来の低電力モード時の処理を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
3 CPU 4 外部監視回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPU(Central Processing Unit)がスリ
    ープ状態に移行したときに、前記CPUを一定期間毎に
    通常動作に復帰させ、前記CPUから異常検知用のクリ
    ア信号を外部監視回路に出力するとともに、外部から前
    記CPUに入力される入力信号を参照することにより、
    前記クリア信号の出力および入力信号の参照時以外に前
    記CPUをスリープ状態にして前記CPUの消費電力を
    低減させる方法において、 前記CPUがスリープ状態から通常動作状態に復帰した
    ときに、前記クリア信号の出力および入力信号の参照
    と、前記クリア信号のみの出力とを一定期間毎に所定の
    頻度で繰返すことを特徴とするCPUの消費電力低減方
    法。
  2. 【請求項2】前記クリア信号の出力および入力信号の参
    照に対して、前記クリア信号のみの出力の発生頻度を多
    くしたことを特徴とする請求項1記載のCPUの消費電
    力低減方法。
  3. 【請求項3】CPUを備え、前記CPUがスリープ状態
    に移行したときに、前記CPUを一定期間毎に通常動作
    に復帰させ、前記CPUから異常検知用のクリア信号を
    外部監視回路に出力するとともに、外部から前記CPU
    に入力される入力信号を参照することにより、前記クリ
    ア信号の出力および入力信号の参照時以外に前記CPU
    をスリープ状態にして前記CPUの消費電力を低減させ
    る電子装置において、 前記CPUがスリープ状態から通常動作状態に復帰した
    ときに、前記クリア信号の出力および入力信号の参照
    と、前記クリア信号のみの出力とを一定期間毎に所定の
    頻度で繰返す信号発生手段を有することを特徴とする電
    子装置。
  4. 【請求項4】前記信号発生手段は、前記クリア信号の出
    力および入力信号の参照に対して、前記クリア信号のみ
    の出力の発生頻度を多くしたことを特徴とする請求項2
    記載の電子装置。
  5. 【請求項5】CPUによって実行されるプログラムであ
    って、CPUがスリープ状態に移行したときに、前記C
    PUを一定期間毎に通常動作に復帰させ、前記CPUか
    ら異常検知用のクリア信号を外部監視回路に出力する第
    1プログラムと、クリア信号を外部監視回路に出力した
    後、外部から前記CPUに入力される入力信号を参照す
    ることにより、前記クリア信号の出力および入力信号の
    参照時以外に前記CPUをスリープ状態にして前記CP
    Uの消費電力を低減させる第2プログラムと、前記CP
    Uがスリープ状態から通常動作状態に復帰したときに、
    前記クリア信号の出力および入力信号の参照と、前記ク
    リア信号のみの出力とを一定期間毎に所定の頻度で繰返
    す第3プログラムとを含んでなることを特徴とする消費
    電力低減プログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】前記第3プログラムは、前記クリア信号の
    出力および入力信号の参照に対して、前記クリア信号の
    みの出力の発生頻度を多するようにプログラムされてい
    ることを特徴とする請求項5記載の記録媒体。
JP2000379565A 2000-12-14 2000-12-14 Cpuの消費電力低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3800002B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000379565A JP3800002B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 Cpuの消費電力低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録した記録媒体
US10/000,132 US6880096B2 (en) 2000-12-14 2001-12-04 Method for reducing power consumption of CPU, electronic apparatus, and recording medium having power consumption reduction program recorded thereon
EP01129000A EP1215561A3 (en) 2000-12-14 2001-12-06 Method for reducing power consumption of CPU, electronic apparatus, and recording medium having power consumption reduction program recorded thereon

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000379565A JP3800002B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 Cpuの消費電力低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002182808A true JP2002182808A (ja) 2002-06-28
JP3800002B2 JP3800002B2 (ja) 2006-07-19

Family

ID=18847906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000379565A Expired - Fee Related JP3800002B2 (ja) 2000-12-14 2000-12-14 Cpuの消費電力低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録した記録媒体

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6880096B2 (ja)
EP (1) EP1215561A3 (ja)
JP (1) JP3800002B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323602A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Canon Inc 電子機器装置及びその処理方法
JP2013091365A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子制御装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100535966B1 (ko) * 2003-08-08 2005-12-09 엘지전자 주식회사 3차원 엔진을 탑재한 이동통신 단말기의 소비전력 절감 방법
US7321213B2 (en) * 2005-07-20 2008-01-22 Asmo Co., Ltd. Motor controller
JP4818847B2 (ja) * 2005-11-07 2011-11-16 アスモ株式会社 モータ制御装置
CN103209469B (zh) * 2006-01-17 2016-06-29 艾利森电话股份有限公司 用于减少移动通信网络中的功耗的方法和设备
US20080201023A1 (en) * 2007-02-20 2008-08-21 Darrel Berglund Method for reducing quiescent power draw and machine using same
US8204611B2 (en) * 2007-02-20 2012-06-19 Caterpillar Inc. Method for reducing quiescent power draw and machine using same
US7977813B2 (en) * 2008-12-11 2011-07-12 Caterpillar Inc. System and method for reducing quiescent power draw and machine using same
EP2537247A4 (en) * 2010-02-16 2018-01-31 CircuLite, Inc. Test controller for a rotary pump
CN102024280B (zh) * 2010-12-04 2012-01-11 大连理工大学 一种车辆事故预警及信息记录仪
CN103930302A (zh) * 2011-11-07 2014-07-16 丰田自动车株式会社 车辆和车辆的控制方法
CN102541245A (zh) * 2011-12-07 2012-07-04 中兴通讯股份有限公司 低功耗的平板电脑以及降低平板电脑功耗的方法
CN103294159B (zh) * 2012-03-05 2016-08-17 联想(北京)有限公司 一种实现电子设备关机零功耗的方法和装置
US8891216B2 (en) 2012-04-25 2014-11-18 Apple Inc. Techniques for detecting removal of a connector
US8724281B2 (en) * 2012-04-25 2014-05-13 Apple Inc. Techniques for detecting removal of a connector
CN103699205B (zh) * 2013-12-02 2017-03-08 乐视致新电子科技(天津)有限公司 一种定时关机方法及装置
KR101534974B1 (ko) * 2013-12-19 2015-07-08 현대자동차주식회사 다중 마이크로 코어 감시 장치 및 방법
US9329237B2 (en) * 2014-01-10 2016-05-03 Freescale Semiconductor, Inc. Switch detection device and method of use
CN104268959A (zh) * 2014-09-11 2015-01-07 浪潮集团有限公司 一种车载监控智能系统
DE102014013942A1 (de) 2014-09-19 2016-03-24 Knorr-Bremse Systeme für Nutzfahrzeuge GmbH Fahrzeugeinrichtung mit stromsparendem Betrieb einer Signaleingabevorrichtung

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5175845A (en) 1988-12-09 1992-12-29 Dallas Semiconductor Corp. Integrated circuit with watchdog timer and sleep control logic which places IC and watchdog timer into sleep mode
JPH07160666A (ja) 1993-12-10 1995-06-23 Zexel Corp マイクロコンピュータのリセット装置
GB2294268A (en) * 1994-07-07 1996-04-24 Procter & Gamble Bleaching composition for dishwasher use
JPH08263326A (ja) 1995-03-24 1996-10-11 Mazda Motor Corp Cpuの異常検出装置
DE69629329T2 (de) * 1995-05-24 2004-06-09 Hitachi, Ltd. System und Verfahren zur Kraftfahrzeugsteuerung
US5939998A (en) * 1995-12-15 1999-08-17 Ut Automotive Dearborn, Inc. System and method for reducing quiescent current in a microcontroller
US6100814A (en) * 1996-05-07 2000-08-08 Lear Automotive Dearborn, Inc. Remote control wake up detector system
US6323566B1 (en) * 1996-10-10 2001-11-27 Texas Instruments Incorported Transponder for remote keyless entry systems
US6198820B1 (en) * 1996-12-18 2001-03-06 Kyocera Corporation Portable remote terminal apparatus
DE19714937A1 (de) * 1997-04-10 1998-10-15 Bayerische Motoren Werke Ag Datenbussystem für Kraftfahrzeuge
DE19755259A1 (de) * 1997-12-12 1999-06-17 Kostal Leopold Gmbh & Co Kg Elektronische Schaltungsanordnung zum Beaufschlagen eines Mikroprozesses mit Weck- und Aktionssignalen
US6198995B1 (en) * 1998-03-31 2001-03-06 Lear Automotive Dearborn, Inc. Sleep mode for vehicle monitoring system
US6412207B1 (en) * 1998-06-24 2002-07-02 Caleb Clark Crye Firearm safety and control system
US6236850B1 (en) * 1999-01-08 2001-05-22 Trw Inc. Apparatus and method for remote convenience function control with increased effective receiver seek time and reduced power consumption
JP2001313368A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Denso Corp 集積回路
US6804591B1 (en) * 2000-10-06 2004-10-12 Xanavi Informatics Corporation Vehicle-mounted information device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323602A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Canon Inc 電子機器装置及びその処理方法
JP4731995B2 (ja) * 2005-05-18 2011-07-27 キヤノン株式会社 電子機器装置及びその処理方法
JP2013091365A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電子制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6880096B2 (en) 2005-04-12
EP1215561A2 (en) 2002-06-19
US20020078390A1 (en) 2002-06-20
EP1215561A3 (en) 2008-12-31
JP3800002B2 (ja) 2006-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002182808A (ja) Cpuの消費電力低減方法、電子装置および消費電力低減プログラムを記録した記録媒体
US9329237B2 (en) Switch detection device and method of use
JPH07115625B2 (ja) 車両の衝突検知装置
JP5511986B2 (ja) 電子制御装置および車載情報機器
JP2003026024A (ja) 電動パワーステアリングの制御装置
JP2004014225A (ja) スイッチ状態検出装置
JP6493874B2 (ja) スイッチ監視回路
JP2006290162A (ja) 自動車用制御ユニット
JP4545173B2 (ja) 車両制御装置
US6490699B2 (en) Computer monitor device
JP2988185B2 (ja) 多重通信装置
JP2010179893A (ja) 車載器制御装置
JP5769403B2 (ja) 監視装置及び電子装置
JP2002369499A (ja) 電圧制御装置
JP4010266B2 (ja) 給湯装置
JP2003140779A (ja) ウオッチドッグタイマ診断システム
JP2006264427A (ja) 車両用制御装置
JP2000184764A (ja) モータ制御装置
JP2000112581A (ja) 電子制御装置
JP4288968B2 (ja) 電源回路及び電源供給制御装置
JP2009060690A (ja) 電源制御装置
JP2002268909A (ja) 駆動制御装置
JPH08216900A (ja) 電動パワーステアリング装置
US6385733B1 (en) Computer monitor device
JP4629908B2 (ja) 負荷制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140512

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees