JP2002268909A - 駆動制御装置 - Google Patents

駆動制御装置

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JP2002268909A
JP2002268909A JP2001063216A JP2001063216A JP2002268909A JP 2002268909 A JP2002268909 A JP 2002268909A JP 2001063216 A JP2001063216 A JP 2001063216A JP 2001063216 A JP2001063216 A JP 2001063216A JP 2002268909 A JP2002268909 A JP 2002268909A
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JP
Japan
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microcomputer
load
drive
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reset
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JP2001063216A
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English (en)
Inventor
Shinichi Furui
伸一 古井
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成によってマイコンの異常発生
を検知するとともに、フェイルセーフ動作を行って負荷
を駆動することのできる駆動制御装置を提供することに
ある。 【解決手段】 本発明の駆動制御装置1は、制御対象と
なる負荷2の駆動を制御するマイコン3と、このマイコ
ン3から出力されるパルス信号を受信してウォッチドッ
グ機能によりマイコンの異常発生時にはリセットパルス
を出力するウォッチドッグ機能付リセットIC4と、こ
のリセットパルスを受信すると、電源電圧を積分して駆
動信号を出力する駆動信号出力手段5と、この駆動信号
出力手段5で出力された駆動信号が所定値になると、負
荷2の駆動を開始するスイッチング手段6とを含むこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御対象となる負
荷の駆動を制御する駆動制御装置に係り、特に簡単な回
路構成によってマイコンの異常発生時にフェイルセーフ
動作を行うことのできる駆動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マイコンの故障を検知するための
故障検知回路としては、特開平4−291634号公報
に開示されたマイコンの故障検知回路があった。このマ
イコンの故障検知回路の構成を図3に示す。
【0003】図3に示すように、従来のマイコンの故障
検知回路101は、故障の検知対象であるマイコン10
2と、このマイコン102からクロック信号を受信して
異常発生時にはリセットパルスを出力するウォッチドッ
グ機能付きリセットIC103と、リセットパルスを所
定値以上検出したときには警報を出力する検出回路10
4とから構成されている。
【0004】このように構成されたマイコンの故障検知
回路101では、マイコン102は搭載されたプログラ
ムにしたがって正常なプログラム処理が実行されていれ
ば、ウォッチドッグ機能付きリセットIC103に対し
てほぼ一定周期で等しい長さのクロック信号を出力して
いる。そして、このクロック信号を受信したウォッチド
ッグ機能付きリセットIC103は、マイコン102に
何らかの異常が発生してクロック信号が途絶えると、ク
ロック信号が再開するまで所定時間毎にリセットパルス
を出力する。
【0005】ここで、マイコン102が暴走してクロッ
ク信号が完全に途絶えた場合には、ウォッチドッグ機能
付きリセットIC103はリセットパルスを出力し続け
ることになり、検出回路104ではこのリセットパルス
を充電用コンデンサに充電していき、充電電圧が所定の
レベルに達すると、警報として出力信号を出力してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のマイコンの故障検知回路101では、マイコン
102の故障を検知することはできるものの、マイコン
102が制御している制御対象の負荷を駆動することは
なかった。
【0007】したがって、マイコン102が車両に搭載
されたECU(Engine Control Unit)である場合には、
マイコンの異常発生時にそのマイコンが制御している負
荷をフェイルセーフ動作によって駆動するために、ワイ
ヤハーネスなどを用いて別途バックアップ回路を設けな
ければならず、コストの増加とともに車両重量が増加す
るという問題点があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、簡単な回路構成によってマイコンの
異常発生時を検知するだけではなく、マイコンが制御し
ていた負荷を駆動することもできる駆動制御装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明である駆動制御装置は、制御
対象となる負荷の駆動を制御するマイコンと、このマイ
コンから出力されるパルス信号を受信してウォッチドッ
グ機能によりマイコンの異常発生時にはリセットパルス
を出力するウォッチドッグ機能付リセットICとを含む
駆動制御装置であって、前記リセットパルスを受信する
と、電源電圧を積分して駆動信号を出力する駆動信号出
力手段と、この駆動信号出力手段で出力された前記駆動
信号が所定値になると、前記負荷の駆動を開始するスイ
ッチング手段とを含むことを特徴とする。
【0010】この請求項1の発明によれば、簡単な回路
構成によってマイコンの異常発生を検知するとともに、
フェイルセーフ動作を行って負荷を駆動することができ
る。
【0011】請求項2に記載の発明である駆動制御装置
の駆動信号出力手段は、前記リセットパルスに基づいて
電源電圧のON/OFFの切り換えを行うスイッチング
素子と、このスイッチング素子がONに切り換えられた
ときには、前記電源電圧を積分する積分回路とから構成
されていることを特徴とする。
【0012】この請求項2の発明によれば、トランジス
タなどのスイッチング素子と積分回路によって駆動信号
を出力するので、簡単な回路構成によって駆動信号を出
力し、これによってマイコンの異常発生時にも負荷を駆
動することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本実施形態の駆動制御装置
の構成を図1に基づいて説明する。
【0014】図1に示すように、駆動制御装置1は、制
御対象となる負荷2の駆動を制御するマイコン3と、こ
のマイコン3から出力されるパルス信号を受信してウォ
ッチドッグ機能によりマイコン3の異常発生時にはリセ
ットパルスを出力するウォッチドッグ機能付リセットI
C4と、このウォッチドッグ機能付きリセットIC4か
らリセットパルスを受信して負荷2を駆動するための駆
動信号を出力する駆動信号出力手段5と、この駆動信号
に基づいて、負荷2の駆動を開始するスイッチング手段
6と、スイッチからの入力を制御するECU(Engine C
ontorol Unit)7との間で多重通信を行う多重通信イン
ターフェース8と、イグニッションスイッチ9を介して
電源電圧のインターフェースを行う入力インターフェー
ス10とから構成されている。
【0015】ここで、駆動信号出力手段5は、リセット
パルスに基づいて電源電圧のON/OFFの切り換えを
行うためのスイッチング素子であるトランジスタ51
と、このトランジスタ51がONされると、コンデンサ
によって電源電圧を積分して駆動信号を出力する積分回
路52とから構成されている。
【0016】このように構成された駆動制御装置1は、
例えばブレーキ機構を制御するブレーキコントローラや
複数の車載オーディオ装置を制御するオーディオコント
ローラなどの負荷の駆動を制御するための駆動制御装置
であって、この駆動制御の処理を行うマイコン3は搭載
されたプログラムにしたがって負荷2の駆動を制御し、
正常なプログラム処理が実行されていれば、ウォッチド
ッグ機能付きリセットIC4に対してほぼ一定周期で等
しい長さのクロック信号を出力している。
【0017】そして、ウォッチドッグ機能付きリセット
IC4は、マイコン3から出力されるクロック信号を監
視し、マイコン3に何らかの異常が発生してクロック信
号が途絶えると、クロック信号が再開するまで所定時間
毎にマイコン3に対してリセットパルスを出力する。
【0018】そして、マイコン3が暴走してしまったよ
うな場合には、マイコン3からのクロック信号が完全に
途絶えるので、ウォッチドッグ機能付きリセットIC4
はリセットパルスを出力し続けることになる。
【0019】ここで、リセットパルスが出力され続けた
場合の駆動制御装置1による負荷の駆動処理を図2のタ
イミングチャートに基づいて説明する。
【0020】図2に示すように、まずイグニッションス
イッチ9がONされると、電源電圧が図2(a)に示す
ように立ち上がる。ここで、マイコン3が暴走している
と、マイコン3からのクロック信号が出力されないの
で、ウォッチドッグ機能付きリセットIC4は異常と判
断して図2(b)に示すようにリセットパルスを出力す
る。
【0021】そして、駆動信号出力手段5では、このリ
セットパルスに従ってトランジスタ51がON/OFF
を繰り返し行い、イグニッションスイッチ9がONであ
れば電源電圧が供給される。
【0022】こうして電源電圧が積分回路52に供給さ
れると、積分回路52は図2(d)に示すような駆動信
号を出力し、遅延動作を開始する。
【0023】そして、この駆動信号はスイッチング手段
6に入力され、駆動信号の電圧値がスイッチング手段6
のトランジスタ61を駆動するための駆動電圧を越える
と、トランジスタ61はONされ、図2(e)に示すよ
うに動作をする。この図2(e)から分かるように時刻
T1を過ぎるとトランジスタ61がONされ、これによ
って負荷2が駆動されることになる。
【0024】また、時刻T1までの時間は、積分回路5
2による遅延動作として機能し、リセットパルスのパル
ス幅によってCR時定数が決定され、遅延時間すなわち
時刻T1が決定される。
【0025】このように、本実施形態の駆動制御装置1
は、マイコン3に異常が発生したときには、積分回路5
2をリセットパルスに基づいて動作させ、スイッチング
手段6を駆動させるので、簡単な回路構成でフェイルセ
ーフ動作を行うことができる。
【0026】これによって、車両に搭載されたECUの
場合には、ワイヤハーネスなどを用いて別途バックアッ
プ回路を設ける必要がなくなるので、コストの増加や車
両重量の増加を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の駆動制御
装置によれば、簡単な回路構成によってマイコンの異常
発生を検知するとともに、フェイルセーフ動作を行って
負荷を駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による駆動制御装置の一実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す駆動制御装置における負荷の駆動処
理を示すタイミングチャートである。
【図3】従来のマイコンの故障検知回路の構成を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 駆動制御装置 2 負荷 3、102 マイコン 4、103 ウォッチドッグ機能付リセットIC 5 駆動信号出力手段 6 スイッチング手段 7 ECU 8 多重通信インターフェース 9 イグニッションスイッチ 10 入力インターフェース 51、61 トランジスタ 52 積分回路 101 マイコンの故障検知回路 104 検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御対象となる負荷の駆動を制御するマ
    イコンと、このマイコンから出力されるパルス信号を受
    信してウォッチドッグ機能によりマイコンの異常発生時
    にはリセットパルスを出力するウォッチドッグ機能付リ
    セットICとを含む駆動制御装置であって、 前記リセットパルスを受信すると、電源電圧を積分して
    駆動信号を出力する駆動信号出力手段と、 この駆動信号出力手段で出力された前記駆動信号が所定
    値になると、前記負荷の駆動を開始するスイッチング手
    段とを含むことを特徴とする駆動制御装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動信号出力手段は、 前記リセットパルスに基づいて電源電圧のON/OFF
    の切り換えを行うスイッチング素子と、 このスイッチング素子がONに切り換えられたときに
    は、前記電源電圧を積分する積分回路とから構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
JP2001063216A 2001-03-07 2001-03-07 駆動制御装置 Pending JP2002268909A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7936349B2 (en) 2006-09-04 2011-05-03 Funai Electric Co., Ltd. Power supply apparatus and flat-screen television set
WO2019102926A1 (ja) * 2017-11-21 2019-05-31 ヤマハ発動機株式会社 マイクロコンピュータを備えたビークル制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7936349B2 (en) 2006-09-04 2011-05-03 Funai Electric Co., Ltd. Power supply apparatus and flat-screen television set
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