JP2010179893A - 車載器制御装置 - Google Patents
車載器制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010179893A JP2010179893A JP2009027717A JP2009027717A JP2010179893A JP 2010179893 A JP2010179893 A JP 2010179893A JP 2009027717 A JP2009027717 A JP 2009027717A JP 2009027717 A JP2009027717 A JP 2009027717A JP 2010179893 A JP2010179893 A JP 2010179893A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- reset
- output
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
【課題】省電力モードに移行しても、リセット回路にスリープ信号を出力しないとともに、スリープ信号が出力されないことに基づいてリセット回路によって誤ってリセットさせられることがない車載器制御装置を提供する。
【解決手段】マイクロコンピュータ4は、アクティブモードの時、ウォッチドッグパルス信号WDPを所定周期でリセット回路5に出力する。マイクロコンピュータ4は、省電力モードの時、ウォッチドッグパルス信号WDPを消失する。ウォッチドッグパルス検出回路11はウォッチドッグパルス信号WDPを入力し、ウォッチドッグパルス信号WDPが所定時間経過しても入力されない時、マイクロコンピュータ4にリセット信号RETを出力する。オア回路12は、省電力モードの時、ウォッチドッグパルス検出回路11からのリセット信号RETを遮断する
【選択図】図1
【解決手段】マイクロコンピュータ4は、アクティブモードの時、ウォッチドッグパルス信号WDPを所定周期でリセット回路5に出力する。マイクロコンピュータ4は、省電力モードの時、ウォッチドッグパルス信号WDPを消失する。ウォッチドッグパルス検出回路11はウォッチドッグパルス信号WDPを入力し、ウォッチドッグパルス信号WDPが所定時間経過しても入力されない時、マイクロコンピュータ4にリセット信号RETを出力する。オア回路12は、省電力モードの時、ウォッチドッグパルス検出回路11からのリセット信号RETを遮断する
【選択図】図1
Description
本発明は、車載器制御装置に関する。
自動車等の車両に搭載された各種車載機器は、マイクロコンピュータ等を備えた制御装置(車載器制御装置)にて制御されている。車載器制御装置は、備えられたマイクロコンピュータによって、車載機器に対してより高度な制御を可能にできより快適な走行を実現させることができるために、より複雑になってきている。そして、この種の車載器制御装置において、マイクロコンピュータが万が一に異常に動作した時に備え、ウォッチドッグタイマ等の監視回路(リセット回路)が設けられている。
例えば、車載器制御装置に備えられたマイクロコンピュータは、アクティブモードにおいて、所定周期でウォッチドッグパルス信号をリセット回路に出力している。このリセット回路は、一定の時間経過してもマイクロコンピュータからのウォッチドッグパルス信号が入力されなかった時、マイクロコンピュータが正常に動作してないと判断しリセット信号を出力してマイクロコンピュータをリセットさせ、車載機器を適切な状態に制御するようにしている。
ところで、イグニッションスイッチがオンからオフになると、マイクロコンピュータは、アクティブモードから省電力モードとなる。省電力モードになると、マイクロコンピュータは、アクティブモードの時に出力していたウォッチドッグパルス信号を消失させる。
すると、リセット回路は、マイクロコンピュータからウォッチドッグパルス信号が出力されていないことから、マイクロコンピュータが正常に動作していないと誤検出して、リセット信号をマイクロコンピュータに出力してしまう。これによって、マイクロコンピュータは、この誤検出に基づく誤ったリセットを実行してしまう。
この誤ったリセット動作を実行すると、マイクロコンピュータは、省電力モード前のアクティブモード時に設定されたメモリデータや入出力設定が初期化されてしまう。その結果、省電力モードからアクティブモードへの復帰が正常にできない不都合が生じる。
そこで、キースイッチ(イグニッションスイッチ)がオフのとき、マイクロコンピュータは、ウォッチドッグタイマ(リセット回路)に対してスリープ信号を出力し、一定の時間経過してもマイクロコンピュータからのウォッチドッグパルス信号が出力されなくても、リセット信号を出力しないようにした車載機器制御装置が提案されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の車載器制御装置のマイクロコンピュータは、アクティブモード時にはウォッチドッグパルス信号を、省電力モード時にはスリープ信号をウォッチドッグタイマに出力していた。従って、マイクロコンピュータは、各モードにおいてそれぞれ異なる信号を2種類生成しなければならないことから、プログラムもその分複雑になり負荷も大きくなり、コストアップの要因になっていた。
本発明は上記問題点を解消するためになされたものであって、その目的は、省電力モードに移行しても、リセット回路にスリープ信号を出力しないとともに、スリープ信号が出力されないことに基づいてリセット回路によって誤ってリセットさせられることがない車載器制御装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、モード信号を入力し、前記モード信号がアクティブモード信号の時、アクティブモードとなって駆動回路を介して車載機器を駆動制御するとともにウォッチドッグパルス信号を所定周期で出力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、省電力モードになって前記車載機器の駆動制御を停止するとともに前記ウォッチドッグパルス信号を消失する制御回路と、前記ウォッチドッグパルス信号を入力し、前記ウォッチドッグパルス信号が所定時間経過しても入力されない時、前記制御回路にリセット信号を出力し、前記制御回路をリセットするリセット回路とを備えた車載器制御装置であって、
前記リセット回路に、前記モード信号を入力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、前記リセット回路からのリセット信号を無効化する無効化回路を設けた。
前記リセット回路に、前記モード信号を入力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、前記リセット回路からのリセット信号を無効化する無効化回路を設けた。
請求項1に記載の発明によれば、モード信号が省電力モード信号の時、制御回路からのウォッチドッグパルス信号が消失して、リセット回路からリセット信号が出力されるが、無効化回路によって、そのリセット信号は無効され制御回路に出力されない。従って、制御回路は、省電力モードに移行しても、リセット回路よって誤ってリセットされることはない。
しかも、制御回路は、省電力モードに移行したとき、リセット回路に対して、ウォッチドッグパルス信号を消失するだけで、他のスリープ信号等の制御信号を新たに生成し出力することない。従って、制御回路の負荷は非常に軽くなりコストダウンにつながる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車載器制御装置において、前記無効化回路は、前記省電力モード信号と前記リセット回路からの前記リセット信号とが入力されるオア回路を有し、前記オア回路は、前記省電力モードの信号が入力されると、前記リセット信号を出力しない。
請求項2に記載の発明によれば、オア回路の一方の入力端子にHレベルの省電力モード信号が入力されているとき、オア回路の他方の入力端子にLレベルのリセット信号が入力されたとき、Lレベルのリセット信号はHレベルの省電力モード信号によって消されて制御回路に出力されない。しかも、無効化回路を簡単な回路構成のオア回路で形成したのでよりコストダウンを図ることができる。
請求項3に記載の発明は、モード信号を入力し、前記モード信号がアクティブモード信号の時、アクティブモードとなって駆動回路介して車載機器を駆動制御するとともにウォッチドッグパルス信号を所定周期で出力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、省電力モードになって前記車載機器の駆動制御を停止するとともに前記ウォッチドッグパルス信号を消失する制御回路と、前記ウォッチドッグパルス信号を入力し、前記ウォッチドッグパルス信号が所定時間経過しても入力されない時、前記制御回路にリセット信号を出力し、前記制御回路をリセットするリセット回路とを備えた車載器制御装置であって、クロック信号を出力する発振回路を設けるとともに、前記リセット回路に、前記モード信号を入力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、前記発振回路からのクロック信号を前記ウォッチドッグパルス信号として前記リセット回路に出力する切替回路を設けた。
請求項3に記載の発明によれば、モード信号が省電力モード信号の時、制御回路からのウォッチドッグパルス信号が消失して、代わりに発振回路からクロック信号をウォッチドッグパルス信号としてリセット回路に出力するため、リセット回路はリセット信号を制御回路に出力することはない。従って、制御回路は、省電力モードに移行しても、リセット回路よって誤ってリセットされることはない。
しかも、制御回路は、省電力モードに移行したとき、リセット回路に対して、ウォッチドッグパルス信号を消失するだけで、他のスリープ信号等の制御信号を新たに生成し出力することない。従って、制御回路の負荷は非常に軽くなりコストダウンにつながる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の車載機器制御装置において、前記切替回路は、前記制御回路からの前記ウォッチドッグパルス信号が出力される第1信号線と、前記発振回路からの前記クロック信号が出力される第2信号線とが接続され、前記モード信号がアクティブモード信号の時には、第1信号線を前記リセット回路に接続させ、前記モード信号が省電力モード信号の時には、前記第2信号線を前記リセット回路に接続させる切替スイッチ回路である。
請求項4に記載の発明によれば、切替回路を、信号線を切り替える切替スイッチで構成したので、よりコストダウンを図ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車載機器制御装置において、前記発振回路のクロック信号は、前記制御回路に出力される基本クロック信号である。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の車載機器制御装置において、前記発振回路のクロック信号は、前記制御回路に出力される基本クロック信号である。
請求項5に記載の発明によれば、発振回路が制御回路に出力する基本クロック信号がリセット回路に供給されるクロック信号に共用されるため、リセット回路のためだけの発振回路を設けなくてもよくなりコストダウンを図ることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の車載機器制御装置において、前記モード信号を生成する主制御回路を有し、前記主制御回路は、イグニッションスイッチがオンの時、前記アクティブモード信号を出力し、前記イグニッションスイッチがオフの時、前記省電力モード信号を出力する。
請求項6に記載の発明によれば、主制御回路は、イグニッションスイッチがオン・オフ信号に基づいてモード信号を生成し出力する。
本発明によれば、省電力モードに移行しても、リセット回路にスリープ信号を出力しないとともに、スリープ信号が出力されないことに基づいてリセット回路が誤ってリセットさせられることがない。
(第1実施形態)
以下、本発明の車載器制御装置をワイパーモータの駆動制御する車載器制御装置に具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
以下、本発明の車載器制御装置をワイパーモータの駆動制御する車載器制御装置に具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1において、車載器制御装置1は電源回路2を備え、電源回路2はバッテリーBの電源電圧を安定した各種の動作電源に変換し、その動作電源をそれぞれ発振回路3、制御回路としてのマイクロコンピュータ4、リセット回路5に出力している。発振回路3は、基本クロック信号CLKを生成しその基本クロック信号CLKをマイクロコンピュータ4に出力する。なお、本実施形態では、基本クロック信号CLKの発振周波数は1MHz以下である。
マイクロコンピュータ4は、基本クロック信号CLKを入力し、基本クロック信号CLKに同期して、内蔵した制御プログラムを実行し、駆動回路6を介してワイパーモータMを駆動制御する。
詳述すると、マイクロコンピュータ4は、主制御回路としてのメイン制御回路7から、モード信号SGMを入力するようになっている。メイン制御回路7は、イグニッションスイッチのオン・オフ信号(イグニッション信号IG)に基づいてモード信号SGMを生成する。イグニッションスイッチは、イグニッションスイッチがオン操作された時、オン信号が、オフ操作された時、オフ信号が出力される。そして、メイン制御回路7は、イグニッションスイッチからオン信号が出力されている時、Hレベルのモード信号SGM(アクティブモード信号)を出力する。反対に、メイン制御回路7は、イグニッションスイッチからオフ信号が出力されている時、Lレベルのモード信号SGM(省電力モード信号)を出力する。
そして、マイクロコンピュータ4は、メイン制御回路7からHレベルのモード信号SGM(アクティブモード信号)を入力すると、アクティブモードとなって、内蔵した制御プログラムを実行し、駆動回路6を介してワイパーモータMを駆動制御する。
詳述すると、マイクロコンピュータ4は、ワイパースイッチSW1からのオン・オフ信号、オートワイパースイッチSW2のオン・オフ信号、車外の雨の強さを検出する雨滴センサ9からの検出信号が入力される。
ワイパースイッチSW1は、ワイパーを駆動させたい時にオン操作されるスイッチであって、ワイパーモータMを駆動してワイパーを駆動させたい時にはオン操作されてオン信号を出力し、ワイパーの駆動を停止させたい時にはオフ操作されてオフ信号を出力する。
オートワイパースイッチSW2は、雨滴センサ9が検出した雨の強さに応じてワイパーを自動的に駆動させたい時にオン操作されるスイッチであって、ワイパーを自動的に駆動させたい時にはオン操作されてオン信号を出力し、ワイパーの自動的に駆動させない時にはオフ操作されてオフ信号を出力する。
そして、アクティブモードにおいて、マイクロコンピュータ4は、ワイパースイッチSW1からオン信号が出力されると、駆動回路6を介してワイパーモータMを回転させワイパーを駆動させる。反対に、マイクロコンピュータ4は、ワイパースイッチSW1からオフ信号が出力されると、駆動回路6を介してワイパーモータMを停止させワイパーを駆動停止させる。
また、アクティブモードにおいて、マイクロコンピュータ4は、オートワイパースイッチSW2からオン信号が出力されると、雨滴センサ9からの検出信号の基づいてその時の雨の強さが予め定めた強さ以上になった時、ワイパーモータMを回転させワイパーを駆動させ、予め定めた強さ未満になった時、ワイパーモータMを回転させワイパーを駆動停止させるようになっている。
さらに、アクティブモードにおいて、マイクロコンピュータ4は、予め定めた発振周波数のウォッチドッグパルス信号WDPを生成し、リセット回路5に出力する。
さらにまた、アクティブモードにおいて、マイクロコンピュータ4は、リセット回路5からリセット信号RETが入力されると、初期状態にリセットするようになっている。
さらにまた、アクティブモードにおいて、マイクロコンピュータ4は、リセット回路5からリセット信号RETが入力されると、初期状態にリセットするようになっている。
一方、マイクロコンピュータ4は、メイン制御回路7からLレベルのモード信号SGM(省電力モード信号)を入力すると、省電力モードとなる。省電力モードとなると、マイクロコンピュータ4は、省電力モードとなり、上記したワイパーモータMを回転制御してワイパーを駆動制御する処理をしないようになっている。また、省電力モードとなると、マイクロコンピュータ4は、ウォッチドッグパルス信号WDPの生成を停止してリセット回路5への出力を停止するようになっている。
リセット回路5は、ウォッチドッグパルス検出回路11、オア回路12、インバータ回路13、アンド回路14及び電圧検出回路15を備えている。
ウォッチドッグパルス検出回路11は、マイクロコンピュータ4から所定周期で出力されてくるウォッチドッグパルス信号WDPを入力する。ウォッチドッグパルス検出回路11は、ウォッチドッグパルス信号WDPが予め定めた時間が経過しても出力されてこない時、マイクロコンピュータ4が正常に動作をしていないと判断して、Lレベルのリセット信号RETを出力する。
ウォッチドッグパルス検出回路11は、マイクロコンピュータ4から所定周期で出力されてくるウォッチドッグパルス信号WDPを入力する。ウォッチドッグパルス検出回路11は、ウォッチドッグパルス信号WDPが予め定めた時間が経過しても出力されてこない時、マイクロコンピュータ4が正常に動作をしていないと判断して、Lレベルのリセット信号RETを出力する。
ウォッチドッグパルス検出回路11は、予め定めた範囲(電圧V1から電圧V2)で充放電を繰り返す回路を有し、ウォッチドッグパルス信号WDPの立ち上がり信号で、例えば充放電コンデンサに充電された電荷の放電を開始し、充放電コンデンサの充電電圧Vc(図2参照)が電圧V1まで低下した時、放電から充電に移り充放電コンデンサを充電させる。そして、充放電コンデンサの充電電圧Vcが電圧V2に到達した時、予め定めた時間が経過しても次の新たなウォッチドッグパルス信号WDPがこないとして、Lレベルのリセット信号RETを出力する。
なお、ウォッチドッグパルス信号WDPは、充放電コンデンサが放電を開始し、コンデンサの充電電圧Vcが電圧V1まで低下し、そして、放電から充電に移って、充放電コンデンサの充電電圧Vcが電圧V2に到達する前に、次の新たなウォッチドッグパルス信号WDPが出力されるように、ウォッチドッグパルス信号WDPの周期(発振周波数)は予め設定されている。
ウォッチドッグパルス検出回路11からのリセット信号RETは、オア回路12に出力される。オア回路12は、2入力端子のオア回路であって、一方の入力端子にリセット信号RETが入力され、他方の入力端子には、インバータ回路13を介してメイン制御回路7からのモード信号SGMが入力される。
従って、メイン制御回路7がHレベルのモード信号SGM(アクティブモード信号)を出力し、マイクロコンピュータ4がアクティブモードのとき、オア回路12の他方に入力端子には、インバータ回路13にてHレベルからLレベルに反転された反転モード信号SGMaが入力される。その結果、ウォッチドッグパルス検出回路11からのLレベルのリセット信号RETは、オア回路12から同オア回路12の出力信号S1として次段のアンド回路14に出力される。
一方、メイン制御回路7がLレベルのモード信号SGM(省電力モード信号)を出力し、マイクロコンピュータ4が省電力モードのとき、オア回路12の他方に入力端子には、インバータ回路13にてLレベルからHレベルに反転された反転モード信号SGMaが入力される。その結果、オア回路12は、ウォッチドッグパルス検出回路11から出力されるLレベルのリセット信号RETが入力されても、Lレベルのリセット信号RETを同オア回路12の出力信号S1として次段のアンド回路14に出力しない。
すなわち、マイクロコンピュータ4がウォッチドッグパルス信号WDPを出力しない省電力モードのときには、オア回路12はウォッチドッグパルス検出回路11からのリセット信号RETを無効化する。
アンド回路14は、2入力端子のアンド回路であって、一方の入力端子にオア回路12の出力信号S1(リセット信号RET)が入力され、他方の入力端子には、電圧検出回路15からの検出信号S2が入力される。電圧検出回路15は、前記電源回路2からの電源電圧を入力し、電源回路2がバッテリーBに基づいて生成し出力している電源電圧が、発振回路3、マイクロコンピュータ4、リセット回路5等の動作に必要な予め定めた電圧以上かどうかを検出する回路である。そして、電圧検出回路15は、電源回路2の電源電圧が予め定めた電圧以上の場合にはHレベルの検出信号S2をアンド回路14に出力する。反対に、電圧検出回路15は、電源回路2の電源電圧が予め定めた電圧未満の場合にはLレベルの検出信号S2を出力する。
従って、アンド回路14は、電源回路2が正常な電源電圧を生成し各回路に供給している時には、オア回路12から出力されたリセット信号RETをマイクロコンピュータ4に出力する。
次に、上記のように構成した車載器制御装置1の動作について説明する。
今、メイン制御回路7が、イグニッションスイッチからオン信号を入力し、Hレベルのモード信号SGM(アクティブモード信号)をマイクロコンピュータ4に出力していると、マイクロコンピュータ4はアクティブモードになっている。また、メイン制御回路7は、インバータ回路13を介してLレベルに反転された反転モード信号SGMaをリセット回路5のオア回路12に出力する。なお、電源回路2は正常に動作し所定の電圧値以上の電源電圧を生成し出力している。従って、リセット回路5のアンド回路14は電圧検出回路15からHレベルの検出信号S2を入力している。
今、メイン制御回路7が、イグニッションスイッチからオン信号を入力し、Hレベルのモード信号SGM(アクティブモード信号)をマイクロコンピュータ4に出力していると、マイクロコンピュータ4はアクティブモードになっている。また、メイン制御回路7は、インバータ回路13を介してLレベルに反転された反転モード信号SGMaをリセット回路5のオア回路12に出力する。なお、電源回路2は正常に動作し所定の電圧値以上の電源電圧を生成し出力している。従って、リセット回路5のアンド回路14は電圧検出回路15からHレベルの検出信号S2を入力している。
さて、アクティブモードになっているマイクロコンピュータ4は、ウォッチドッグパルス信号WDPをリセット回路5のウォッチドッグパルス検出回路11に出力する。ウォッチドッグパルス検出回路11は所定周期で出力されてくるウォッチドッグパルス信号WDPに応答して内部に設けた充放電コンデンサに対して充電・放電を繰り返す。
このとき、ウォッチドッグパルス信号WDPが所定周期で出力されてくる場合には、充放電コンデンサの充電電圧Vcは電圧V2に達する前に、放電されることから、ウォッチドッグパルス検出回路11はLレベルのリセット信号RETを出力することがない。
ここで、マイクロコンピュータ4が何らかの原因で正常に動作しなくなり、ウォッチドッグパルス信号WDPを出力しなくなると、ウォッチドッグパルス検出回路11の充放電コンデンサは放電されることなく充電が続けられる。やがて、充放電コンデンサの充電電圧Vcが電圧V2に達すると、ウォッチドッグパルス検出回路11はLレベルのリセット信号RETをオア回路12に出力する。
このとき、オア回路12は、Lレベルに反転された反転モード信号SGMaを入力していることから、Lレベルのリセット信号RETをそのままオア回路12の出力信号S1としてアンド回路14に出力する。アンド回路14は、電圧検出回路15からHレベルの検出信号S2を入力していることから、Lレベルのリセット信号RETをそのままマイクロコンピュータ4に出力されることになる。
これによって、マイクロコンピュータ4は、リセット回路5からリセット信号RETに基づいて初期状態にリセットされる。
一方、メイン制御回路7が、イグニッションスイッチからオフ信号を入力して、Lレベルのモード信号SGM(省電力モード信号)をマイクロコンピュータ4に出力する。マイクロコンピュータ4はアクティブモードから省電力モードになる。また、メイン制御回路7は、インバータ回路13を介してHレベルに反転された反転モード信号SGMaをリセット回路5のオア回路12に出力する。
一方、メイン制御回路7が、イグニッションスイッチからオフ信号を入力して、Lレベルのモード信号SGM(省電力モード信号)をマイクロコンピュータ4に出力する。マイクロコンピュータ4はアクティブモードから省電力モードになる。また、メイン制御回路7は、インバータ回路13を介してHレベルに反転された反転モード信号SGMaをリセット回路5のオア回路12に出力する。
省電力モードになったマイクロコンピュータ4は、ウォッチドッグパルス信号WDPの生成を停止してリセット回路5のウォッチドッグパルス検出回路11に出力しない。ウォッチドッグパルス検出回路11は所定周期で出力されてくるウォッチドッグパルス信号WDPが入力されてこないことから充放電コンデンサは、充電電圧Vcが電圧V1から電圧V2の範囲で変化するように充電・放電を繰り返す。そして、充電電圧Vcが電圧V2に到達する毎に、ウォッチドッグパルス検出回路11はLレベルのリセット信号RETをオア回路12に出力する。
この時、オア回路12は、Hベルに反転された反転モード信号SGMaを入力されていることから、ウォッチドッグパルス検出回路11からのLレベルのリセット信号RETを遮断し、同Lレベルのリセット信号RETを出力信号S1として出力しない。その結果、マイクロコンピュータ4にはLレベルのリセット信号RETが出力されない。
これによって、マイクロコンピュータ4は、省電力モードであってウォッチドッグパルス信号WDPを出力しなくなってもリセットされることはない。
次に、上記のように構成した第1実施形態の効果を以下に記載する。
次に、上記のように構成した第1実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記第1実施形態によれば、省電力モードになってマイクロコンピュータ4からウォッチドッグパルス信号WDPが消失すると、ウォッチドッグパルス検出回路11からLレベルのリセット信号RETが出力されるが、Hベルに反転された反転モード信号SGMaを入力しているオア回路12によって、そのリセット信号RETを遮断しマイクロコンピュータ4に出力した。
従って、マイクロコンピュータ4は、省電力モードに移行しても、ウォッチドッグパルス検出回路11からのリセット信号RETによって誤ってリセットされることはない。
(2)上記第1実施形態によれば、マイクロコンピュータ4は、省電力モードに移行したとき、リセット回路5に対して、ウォッチドッグパルス信号WDPを消失するだけで、他のスリープ信号等の特別な制御信号を新たに生成し出力することない。従って、マイクロコンピュータ4は、特別な制御信号を新たに生成するためのプログラムやそのための処理動作を行う必要がなく、その負荷は軽減されコストダウンを図ることができる。
(2)上記第1実施形態によれば、マイクロコンピュータ4は、省電力モードに移行したとき、リセット回路5に対して、ウォッチドッグパルス信号WDPを消失するだけで、他のスリープ信号等の特別な制御信号を新たに生成し出力することない。従って、マイクロコンピュータ4は、特別な制御信号を新たに生成するためのプログラムやそのための処理動作を行う必要がなく、その負荷は軽減されコストダウンを図ることができる。
(3)上記第1実施形態によれば、省電力モードでウォッチドッグパルス検出回路11から出力されるLレベルのリセット信号RETを、簡単な回路構成からなるオア回路12によって遮断するようにした。従って、よりコストダウンを図ることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の車載器制御装置の第2実施形態を図3及び図4に従って説明する。
第2実施形態は、無効化回路としてのオア回路12を省略した点が大きく相違するだけで他は第1実施形態とその構成を同じにするため、説明の便宜上、構成が同じものには同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、説明の便宜上、電圧検出回路15を省略し、それに伴ってアンド回路14も省略した。
次に、本発明の車載器制御装置の第2実施形態を図3及び図4に従って説明する。
第2実施形態は、無効化回路としてのオア回路12を省略した点が大きく相違するだけで他は第1実施形態とその構成を同じにするため、説明の便宜上、構成が同じものには同じ符号を付して詳細な説明は省略する。また、本実施形態では、説明の便宜上、電圧検出回路15を省略し、それに伴ってアンド回路14も省略した。
図3において、リセット回路5は、ウォッチドッグパルス検出回路11と切替回路としての切替スイッチ回路18を備えている。
切替スイッチ回路18は、マイクロコンピュータ4からのウォッチドッグパルス信号WDPが出力される第1信号線L1と、発振回路3からの基本クロック信号CLKが出力される第2信号線L2とが接続されている。そして、切替スイッチ回路18は、それぞれの信号線L1,L2を介してウォッチドッグパルス信号WDP、基本クロック信号CLKが入力されるようになっている。また、切替スイッチ回路18はメイン制御回路7からモード信号SGMが入力されるようになっている。なお、図4に示すように、発振回路3から出力される基本クロック信号CLKの発振周波数は、マイクロコンピュータ4から出力されるウォッチドッグパルス信号WDPより、短くなっている。
切替スイッチ回路18は、マイクロコンピュータ4からのウォッチドッグパルス信号WDPが出力される第1信号線L1と、発振回路3からの基本クロック信号CLKが出力される第2信号線L2とが接続されている。そして、切替スイッチ回路18は、それぞれの信号線L1,L2を介してウォッチドッグパルス信号WDP、基本クロック信号CLKが入力されるようになっている。また、切替スイッチ回路18はメイン制御回路7からモード信号SGMが入力されるようになっている。なお、図4に示すように、発振回路3から出力される基本クロック信号CLKの発振周波数は、マイクロコンピュータ4から出力されるウォッチドッグパルス信号WDPより、短くなっている。
切替スイッチ回路18は、メイン制御回路7からHレベルのモード信号SGM(アクティブモード信号)を入力すると、第2信号線L2を選択しマイクロコンピュータ4からのウォッチドッグパルス信号WDPを、切替スイッチ回路18のパルス出力信号Pxとして次段のウォッチドッグパルス検出回路11に出力するようになっている。反対に、切替スイッチ回路18は、メイン制御回路7からLレベルのモード信号SGM(省電力モード信号)を入力すると、第1信号線L1を選択し発振回路3からの基本クロック信号CLKを、切替スイッチ回路18のパルス出力信号Pxとして次段のウォッチドッグパルス検出回路11に出力するようになっている。
なお、切替スイッチ回路18は、例えば、PチャネルMOSトランジスタとNチャネルMOSトランジスタにて構成し、PチャネルMOSトランジスタのソース・ドレインを第1信号線L1と切替スイッチ回路18の出力端子の間に接続し、NチャネルMOSトランジスタのソース・ドレインを第2信号線L2と切替スイッチ回路18の出力端子の間に接続する。そして、PチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタの各ゲートに、メイン制御回路7からモード信号SGMを出力することによって具体化してもよい。
ウォッチドッグパルス検出回路11は、アクティブモードの時には、マイクロコンピュータ4から入力されたウォッチドッグパルス信号WDPに基づいて充放電コンデンサの充電電圧Vcが電圧V1〜電圧V2未満の電圧の範囲で変化するように充電放電を繰り返すようになっている。そして、この間に、ウォッチドッグパルス信号WDPが出力されなくなると、ウォッチドッグパルス検出回路11は、第1実施形態と同様にLレベルのリセット信号RETを生成し、マイクロコンピュータ4に出力する。
また、ウォッチドッグパルス検出回路11は、省電力モードの時には、発振回路3から入力された基本クロック信号CLKに基づいて充放電コンデンサは充電放電を繰り返す。この時、基本クロック信号CLKの発振周波数は、ウォッチドッグパルス信号WDPの発振周波数より短いため、充放電コンデンサの充放電は、ウォッチドッグパルス信号WDPに基づいて充放電を行うより頻繁に行われる。その結果、図4に示すように、充電電圧Vcは次第に電圧V1に収束していくようになっている。
従って、ウォッチドッグパルス検出回路11は、省電力モードの時に、マイクロコンピュータ4からのウォッチドッグパルス信号WDPが出力されないことによって、Lレベルのリセット信号RETを出力することはない。
次に、上記のように構成した第2実施形態の効果を以下に記載する。
(1)上記第2実施形態によれば、切替スイッチ回路18を設けた。そして、モード信号SGMが省電力モード信号の時、マイクロコンピュータ4からのウォッチドッグパルス信号WDPが消失しも、代わりに発振回路3から基本クロック信号CLKをウォッチドッグパルス信号として切替スイッチ回路18を介してウォッチドッグパルス検出回路11に出力するため、ウォッチドッグパルス検出回路11はリセット信号RETをマイクロコンピュータ4に出力することはない。
(1)上記第2実施形態によれば、切替スイッチ回路18を設けた。そして、モード信号SGMが省電力モード信号の時、マイクロコンピュータ4からのウォッチドッグパルス信号WDPが消失しも、代わりに発振回路3から基本クロック信号CLKをウォッチドッグパルス信号として切替スイッチ回路18を介してウォッチドッグパルス検出回路11に出力するため、ウォッチドッグパルス検出回路11はリセット信号RETをマイクロコンピュータ4に出力することはない。
従って、マイクロコンピュータ4は、省電力モードに移行しても、ウォッチドッグパルス検出回路11からのリセット信号RETによって誤ってリセットされることはない。
(2)上記第2実施形態によれば、マイクロコンピュータ4は、省電力モードに移行したとき、ウォッチドッグパルス検出回路11に対して、ウォッチドッグパルス信号WDPを消失するだけで、他のスリープ信号等の制御信号を新たに生成し出力することない。従って、マイクロコンピュータ4の負荷は非常に軽くなりコストダウンにつながる。
(2)上記第2実施形態によれば、マイクロコンピュータ4は、省電力モードに移行したとき、ウォッチドッグパルス検出回路11に対して、ウォッチドッグパルス信号WDPを消失するだけで、他のスリープ信号等の制御信号を新たに生成し出力することない。従って、マイクロコンピュータ4の負荷は非常に軽くなりコストダウンにつながる。
(3)上記第2実施形態によれば、マイクロコンピュータ4に出力する基本クロック信号CLKをウォッチドッグパルス検出回路11に出力するようにしたので、ウォッチドッグパルス検出回路11のためだけの発振回路を特別に設けなくてもよくなりコストダウンを図ることができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記第2実施形態では、マイクロコンピュータ4に出力する基本クロック信号CLKを、省電力モードの時に、ウォッチドッグパルス検出回路11に出力するようにした。これを、図5に示すように、ウォッチドッグパルス検出回路11のためだけの発振回路3aを個別設けて、発振回路3aから出力されるクロック信号CLKaを、省電力モードの時に、ウォッチドッグパルス信号として、ウォッチドッグパルス検出回路11に出力するようにして実施するようにしてもよい。例えば、マイクロコンピュータ4が、発振周波数が1MHzを超える基本クロック信号CLKを必要とする場合、発振周波数がそれより小さいクロック信号CLKaをウォッチドッグパルス検出回路11に出力することによって、ウォッチドッグパルス検出回路11の消費電力の低減を図ることができる。また、発振回路3を出力する基本クロック信号CLKに左右されず任意の発振周波数のクロック信号CLKaを選択でき設計の自由度を上げることができる。
○上記第2実施形態では、マイクロコンピュータ4に出力する基本クロック信号CLKを、省電力モードの時に、ウォッチドッグパルス検出回路11に出力するようにした。これを、図5に示すように、ウォッチドッグパルス検出回路11のためだけの発振回路3aを個別設けて、発振回路3aから出力されるクロック信号CLKaを、省電力モードの時に、ウォッチドッグパルス信号として、ウォッチドッグパルス検出回路11に出力するようにして実施するようにしてもよい。例えば、マイクロコンピュータ4が、発振周波数が1MHzを超える基本クロック信号CLKを必要とする場合、発振周波数がそれより小さいクロック信号CLKaをウォッチドッグパルス検出回路11に出力することによって、ウォッチドッグパルス検出回路11の消費電力の低減を図ることができる。また、発振回路3を出力する基本クロック信号CLKに左右されず任意の発振周波数のクロック信号CLKaを選択でき設計の自由度を上げることができる。
○上記各実施形態では、車載機器をワイパーシステムにおけるワイパーモータMとしたが、これをパワーウィンドウシステムにおけるパワーウィンドモータ、オートライトシステムにおけるランプ、エアコンシステムにおける空気切替弁等、その他各車載機器の車載器制御装置に具体化してもよい。
○上記第1実施形態では、アンド回路14及び電圧検出回路15を設けたが、これを省略し、オア回路12からのリセット信号RETを直接にマイクロコンピュータ4に出力するようにして実施してもよい。
○上記第1実施形態では、無効回路をオア回路12で具体化したが、これに限定されるものではなく、省電力モードのとき、Lレベルのリセット信号RETを出力させない回路であるならば何でもよい。
1…車載器制御装置、3,3a…発振回路、4…マイクロコンピュータ、5…リセット回路、6…駆動回路、7…メイン制御回路、11…ウォッチドッグパルス検出回路、12…オア回路、13…インバータ回路、18…切替スイッチ回路、M…ワイパーモータ、L1…第1信号線、L2…第2信号線、Vc…充電電圧、CLK…基本クロック信号、CLKa…クロック信号、RET…リセット信号、SGM…モード信号、WDP…ウォッチドッグパルス信号、SGMa…反転モード信号。
Claims (6)
- モード信号を入力し、前記モード信号がアクティブモード信号の時、アクティブモードとなって駆動回路を介して車載機器を駆動制御するとともにウォッチドッグパルス信号を所定周期で出力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、省電力モードになって前記車載機器の駆動制御を停止するとともに前記ウォッチドッグパルス信号を消失する制御回路と、
前記ウォッチドッグパルス信号を入力し、前記ウォッチドッグパルス信号が所定時間経過しても入力されない時、前記制御回路にリセット信号を出力し、前記制御回路をリセットするリセット回路と
を備えた車載器制御装置であって、
前記リセット回路に、前記モード信号を入力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、前記リセット回路からのリセット信号を無効化する無効化回路を設けたことを特徴とする車載器制御装置。 - 請求項1に記載の車載器制御装置において、
前記無効化回路は、前記省電力モード信号と前記リセット回路からの前記リセット信号とが入力されるオア回路を有し、前記オア回路は、前記省電力モードの信号が入力されると、前記リセット信号を出力しないことを特徴とする車載器制御装置。 - モード信号を入力し、前記モード信号がアクティブモード信号の時、アクティブモードとなって駆動回路介して車載機器を駆動制御するとともにウォッチドッグパルス信号を所定周期で出力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、省電力モードになって前記車載機器の駆動制御を停止するとともに前記ウォッチドッグパルス信号を消失する制御回路と、
前記ウォッチドッグパルス信号を入力し、前記ウォッチドッグパルス信号が所定時間経過しても入力されない時、前記制御回路にリセット信号を出力し、前記制御回路をリセットするリセット回路と
を備えた車載器制御装置であって、
クロック信号を出力する発振回路を設けるとともに、
前記リセット回路に、前記モード信号を入力し、前記モード信号が省電力モード信号の時、前記発振回路からのクロック信号を前記ウォッチドッグパルス信号として前記リセット回路に出力する切替回路を設けたことを特徴とする車載器制御装置。 - 請求項3に記載の車載機器制御装置において、
前記切替回路は、
前記制御回路からの前記ウォッチドッグパルス信号が出力される第1信号線と、前記発振回路からの前記クロック信号が出力される第2信号線とが接続され、
前記モード信号がアクティブモード信号の時には、第1信号線を前記リセット回路に接続させ、前記モード信号が省電力モード信号の時には、前記第2信号線を前記リセット回路に接続させる切替スイッチ回路であることを特徴とする車載器制御装置。 - 請求項4に記載の車載機器制御装置において、
前記発振回路のクロック信号は、前記制御回路に出力される基本クロック信号であることを特徴とする車載器制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車載機器制御装置において、
前記モード信号を生成する主制御回路を有し、
前記主制御回路は、イグニッションスイッチがオンの時、前記アクティブモード信号を出力し、前記イグニッションスイッチがオフの時、前記省電力モード信号を出力することを特徴とする車載器制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009027717A JP2010179893A (ja) | 2009-02-09 | 2009-02-09 | 車載器制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009027717A JP2010179893A (ja) | 2009-02-09 | 2009-02-09 | 車載器制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010179893A true JP2010179893A (ja) | 2010-08-19 |
Family
ID=42761753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009027717A Pending JP2010179893A (ja) | 2009-02-09 | 2009-02-09 | 車載器制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010179893A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103186221A (zh) * | 2011-12-27 | 2013-07-03 | 富士通天株式会社 | 微型计算机监视装置、电子控制装置及微型计算机监视方法 |
CN103246577A (zh) * | 2012-02-01 | 2013-08-14 | 瑞萨电子株式会社 | 看门狗电路、功率ic和看门狗监视系统 |
JP2015142459A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置および情報処理装置の制御方法 |
CN105807649A (zh) * | 2015-01-19 | 2016-07-27 | 株式会社捷太格特 | 数据收发装置 |
-
2009
- 2009-02-09 JP JP2009027717A patent/JP2010179893A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103186221A (zh) * | 2011-12-27 | 2013-07-03 | 富士通天株式会社 | 微型计算机监视装置、电子控制装置及微型计算机监视方法 |
JP2013133089A (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-08 | Fujitsu Ten Ltd | マイコン監視装置、車両の電気負荷を制御する電子制御装置およびマイコン監視方法 |
CN103246577A (zh) * | 2012-02-01 | 2013-08-14 | 瑞萨电子株式会社 | 看门狗电路、功率ic和看门狗监视系统 |
CN103246577B (zh) * | 2012-02-01 | 2017-10-20 | 瑞萨电子株式会社 | 看门狗监视系统 |
JP2015142459A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-08-03 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置および情報処理装置の制御方法 |
CN105807649A (zh) * | 2015-01-19 | 2016-07-27 | 株式会社捷太格特 | 数据收发装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10501081B2 (en) | Vehicular control device, method of controlling vehicular control device, and vehicular control system | |
KR20080064128A (ko) | 와이퍼 구동기의 휴지 상태에서 작동하는 자동 록킹 장치를구비한 윈드실드 와이퍼 시스템 | |
JP5910793B2 (ja) | フェイルセーフ回路 | |
CN209765306U (zh) | 整车控制器和车辆 | |
JP2010179893A (ja) | 車載器制御装置 | |
US9519337B2 (en) | Circuitry for controlling an output from an electronic control unit including two processors mutually monitoring each other | |
KR101029941B1 (ko) | 차량의 대기 전류 관리 장치 | |
WO2013054761A1 (ja) | 車載用ecu | |
JP2006256374A (ja) | 車両用電子装置 | |
JP2010018170A (ja) | 車両用オートライト装置 | |
JP6029490B2 (ja) | 半導体装置 | |
CN116069147A (zh) | 车载控制器的休眠方法、装置及车辆 | |
JP4730356B2 (ja) | 電源制御装置 | |
JP2012218656A (ja) | 車両用制御ユニット | |
JP2001331240A (ja) | 車載端末電源装置 | |
JP2002341978A (ja) | 電子制御装置 | |
JP2013139172A (ja) | 車載ランプ自動消灯装置 | |
JP2006264427A (ja) | 車両用制御装置 | |
JP5640508B2 (ja) | 車載用ecu | |
JP2015160489A (ja) | 車両用電子制御装置 | |
JP2548778Y2 (ja) | ワイパーの制御回路 | |
JP3935646B2 (ja) | 電気自動車の制御装置 | |
JP2003318924A (ja) | 車載電子制御装置 | |
JP5319983B2 (ja) | 表示システム | |
JP2010105526A (ja) | 車両用制御装置 |