JP2001331240A - 車載端末電源装置 - Google Patents

車載端末電源装置

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JP2001331240A
JP2001331240A JP2000146860A JP2000146860A JP2001331240A JP 2001331240 A JP2001331240 A JP 2001331240A JP 2000146860 A JP2000146860 A JP 2000146860A JP 2000146860 A JP2000146860 A JP 2000146860A JP 2001331240 A JP2001331240 A JP 2001331240A
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terminal
power supply
key switch
turned
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JP2000146860A
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Kentaro Sadayuki
健太郎 定行
Naohisa Kawahara
直久 川原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キースイッチがオンからオフした場合、端末
を正常にシャットダウン処理させ、その後、端末への電
源供給を停止する。 【解決手段】 通常はキースイッチ4オンにより給電線
2a側から端末1に給電し、端末を起動させる。キース
イッチ4がオフになると接点Aオフ、接点Bオンで給電
され、同時にカウンタAがカウント開始する。カウンタ
Aが設定値になると、カウンタBがカウント開始すると
共に、シャットダウン要求信号3を出力し、端末1はシ
ャットダウン処理をする。カウンタBが設定値(シャッ
トダウン処理時間より長い時間)までカウントすると接
点Bをオフして端末1への給電を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PC/AT互換
機等を車載端末装置として使用する場合に、その電源を
供給する車載電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図24は例えば、公開昭62−1560
63号公報の第1図に示された従来の車載端末電源制御
方式である。図において、41は中央処理装置、42は
電源回路、43はタイマ回路、44は検出回路、45は
エンジンキー、46はスイッチ回路、47はバッテリで
ある。
【0003】従来技術においては、エンジンキー45が
オフすると、検出回路44にて検出を行い中央処置装置
41に通知する。本通知を受けた中央処理装置41は即
座にシャットダウン処理の開始を行い、中央処理装置4
1からのシャットダウン終了通知、或いは、タイマ回路
43の持つ時定数により定められる時間がくるとスイッ
チ回路46を起動することで、電源回路42へのバッテ
リ47からの給電を停止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載端末電源制
御方式によると、エンジンキーがオフすると中央処理装
置は即座にシャットダウンを開始する必要があったた
め、エンジンキーオフからエンジンキーオンのインター
バルが短い場合でも、その都度、端末への給電、及び給
電停止を行う必要が発生していた。このためカーナビ等
の車載情報端末に対しての適用は、ユーザーにとって、
その起動時間、シャットダウン時間が待ち時間となるた
め、使い勝手の悪いものとなっていた。また、キースイ
ッチオンからオフのインターバルが短い場合(繰り返し
オン・オフした場合など)は端末に電源供給が頻繁に行
われるので、端末の動作の不具合・破損等を生じる可能
性があった。また、端末の消費電力を少なくして車バッ
テリの電力消費を極力小さくする必要があった。
【0005】本発明は、車載端末電源装置に関し、キー
スイッチオフ時に一定の時間猶予を設けることで、キー
スイッチオンからオフのインターバルが短い場合に生じ
る上記の待ち時間の発生を少なくすることを目的とす
る。また、キースイッチオンからオフのインターバルが
短い場合(繰り返しオン・オフした場合)でも端末の動
作の不具合・破損等を生じないようにすることを目的と
する。また、端末の消費電力を少なくして車バッテリの
電力消費を極力小さくするとこを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)この発明の請求項
1によれば、Windowsを搭載したPC/AT互換
機等の計算機機能を有する車載端末に対し、車のキース
イッチに連動して、バッテリ等の電源から電源供給・停
止を行う車載端末電源装置において、上記キースイッチ
がオフしてから第1の設定時間内は上記端末に対し電源
供給を継続する給電継続手段と、第1の設定時間を経過
すると、上記端末に対しシャットダウン処理を実行さ
せ、シャトダウン処理終了後に上記端末への電源供給を
停止する手段と、第1の設定時間内で上記キースイッチ
が再投入されると、上記端末に対し電源供給を継続する
手段と、第1の設定時間が経過してから上記電源供給を
停止するまでに、上記キースイッチが再投入されると、
上記シャトダウン処理終了後に上記端末をリセットして
再起動させる手段を備えたものである。
【0007】(2)この発明の請求項2によれば、Wi
ndowsを搭載したPC/AT互換機等の計算機機能
を有する車載端末に対し、車のキースイッチに連動し
て、バッテリ等の電源から電源供給・停止を行う車載端
末電源装置において、上記キースイッチがオフしてから
第1の設定時間内は上記端末に対し電源供給を継続する
給電継続手段と、第1の設定時間を経過すると、上記端
末のシャットダウン処理の要否を選択する選択手段と、
上記選択手段で要を選択すると、上記端末に対しシャッ
トダウン処理を実行させ、シャトダウン処理後に上記端
末への電源供給を停止する手段と、上記選択手段で否を
選択すると、上記端末への電源供給を継続する手段と、
上記キースイッチがオフしてからシャットダウン処理開
始までに上記キースイッチが再投入されると、上記端末
に対し電源供給を継続する手段と、上記シャットダウン
処理開始から上記電源供給を停止するまでに、上記キー
スイッチが再投入されると、上記シャトダウン処理終了
後に上記端末をリセットして再起動させる手段を備えた
ものである。
【0008】(3)この発明の請求項3によれば、Wi
ndowsを搭載したPC/AT互換機等の計算機機能
を有する車載端末に対し、車のキースイッチに連動し
て、バッテリ等の電源から電源供給・停止を行う車載端
末電源装置において、上記キースイッチがオフしてから
第1の設定時間内は上記端末に対し電源供給を継続する
給電継続手段と、第1の設定時間経過後に続く、第2の
設定時間内は上記端末をサスペンドモード(一時停止モ
ード)とする手段と、上記サスペンドモードが第2の設
定時間を経過すると、上記端末に対しシャットダウン処
理を実行させ、上記シャトダウン処理後に上記端末への
電源供給を停止する手段と、上記キースイッチがオフし
てからサスペンドモード開始までに上記キースイッチが
再投入されると、上記端末に対し電源供給を継続する手
段と、サスペンドモード中に上記キースイッチが再投入
されると、上記端末をサスペンドモードから通常処理に
移行させる手段と、上記シャットダウン処理開始から上
記電源供給を停止するまでに、上記キースイッチが再投
入されると、上記シャトダウン処理終了後に上記端末を
リセットして再起動させる手段とを備えたものである。
【0009】(4)この発明の請求項4によれば、Wi
ndowsを搭載したPC/AT互換機等の計算機機能
を有する車載端末に対し、車のキースイッチに連動し
て、バッテリ等の電源から電源供給・停止を行う車載端
末電源装置において、上記キースイッチがオフしてから
第1の設定時間内は上記端末に対し電源供給を継続する
給電継続手段と、第1の設定時間を経過すると、上記端
末をサスペンドモードとする手段と、上記サスペンドモ
ードが第2の設定時間経過すると、サスペンドモードの
継続の要否を選択する選択手段と、上記選択手段で要を
選択すると、上記端末のサスペンドモードを継続させる
手段と、上記選択手段で否を選択すると、上記端末に対
しシャットダウン処理を実行させ、上記シャトダウン処
理後に上記端末への電源供給を停止する手段と、上記キ
ースイッチがオフしてからサスペンドモード開始までに
上記キースイッチが再投入されると、上記端末に対し電
源供給を継続する手段と、サスペンドモード中に上記キ
ースイッチが再投入されると、上記端末をサスペンドモ
ードから通常処理に移行させる手段と、上記シャットダ
ウン処理開始から上記電源供給を停止するまでに、上記
キースイッチが再投入されると、上記シャトダウン処理
終了後に上記端末をリセットして再起動させる手段とを
備えたものである。
【0010】(5)この発明の請求項5によれば、請求
項1〜4のいずれか1項において、給電継続手段の第1
の設定時間を端末の起動時間以上に設定し、第1の設定
時間内でキースイッチのオン・オフを繰り返しても、最
初のオン信号により端末が起動するようにしたものであ
る。
【0011】(6)この発明の請求項6によれば、請求
項1〜4のいずれか1項において、キースイッチオンし
てから第3の設定時間内は端末に対し電源供給を停止す
る手段を設けると共に、給電継続手段は、第3の設定時
間経過後の第1の設定時間内は上記端末に対し電源供給
を継続する手段とし、第3の設定時間内で上記キースイ
ッチのオン・オフが繰り返されても上記端末に電源を供
給しないようにしたものである。
【0012】(7)この発明の請求項7によれば、請求
項6において、第3の設定時間は、キースイッチのオン
・オフに応じた信号をサンプリングし、そのサンプリン
グ結果としてのオフ信号がn回(n:任意の正の整数)
連続する時間としたものである。
【0013】(8)この発明の請求項8によれば、請求
項1〜7のいずれか1項において、バッテリの供給電圧
の低下に応じて、端末にシャトダウン処理を実行させ、
シャトダウン処理後に上記端末に対して電源の供給を停
止する手段を設けたものである。
【0014】(9)この発明の請求項9によれば、請求
項1〜8のいずれか1項において、バッテリの供給電圧
の低下に応じて、アラームを発生する警報手段を設けた
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本実施の
形態1を示す車載電源装置のブロック図である。図にお
いて、1は車載端末、2は電源の供給線で、DC/DC
コンバータ13から車載端末へ電源を供給する。2aも
電源の供給線で、通常はこの供給線を介して電源を供給
する。2bは電源の供給線で、キースイッチ4のオン時
やオフ時の供給線2aに替わって電源を供給する。3は
シャットダウン要求信号で、端末1をシャットダウン処
理させる。
【0016】4はキースイッチ、6は車載端末1への給
電を行う車載電源装置、5は車のバッテリ、9は接点A
の状態を検出する検出回路、10は検出回路9からのカ
ウンタ制御信号14によって制御されるカウンタA、1
1は接点B,C,Dを駆動する接点駆動回路、12はカ
ウンタBで、カウンタAが設定値までカウントすると起
動される。13はDC/DCコンバータで、通常、車バ
ッテリ5は12V,24V等であるが、この電圧を端末
に必要な電圧5V等に変換する。14はカウンタ制御信
号、Aはキースイッチ4と連動して電源装置6への給電
を制御する接点、Bは接点Aから電源を供給しないとき
に、所定の制御条件により電源を供給するための接点、
Cはパワーリオンセット等を行う接点、Dは接点Aと連
動して同じ開閉動作をする接点である。
【0017】図2、図3、図4、図5は動作波形を示す
タイムチャートである。先ず、図2と共に動作を説明す
る。 (1)端末1への給電開始は、キースイッチ4をオンし
て接点Aがメークすることで行われる。 (2)接点Aがメークすると、接点Dがメーク、接点B
がブレーク、接点Cがメークして、供給線2aによりD
C/DCコンバータ13を経て端末1に給電される。
【0018】(3)次に、キースイッチ4がオフされる
と接点Aがブレークする。これを検出回路9が検出し、
接点駆動回路11は接点Dをブレーク、接点Bをメーク
(接点Cはメークのまま)することで端末1への給電を
継続する。 (4)同時に検出回路9は、カウンタ制御信号14にて
カウンタAの起動を行い、カウンタAは予め設定された
設定値(設定時間Ta)までカウントを開始する。 (5)カウンタAが設定値に達するまでに、キースイッ
チ4が再投入された場合は、接点Aがメークし、検出回
路9にてその旨検出し、カウンタ制御信号14にてカウ
ンタAをクリアすると共に接点駆動回路11にて接点B
をブレークする。これにより給電を継続する。
【0019】次に図3で説明する。 (6)一方、カウンタAが設定値に達すると、カウンタ
Bを起動すると共に、シャットダウン要求信号3を、端
末1に通知する。 (7)シャットダウン要求信号3を受けた端末1は、現
在動いているプロセスを終了させた後、シャットダウン
プロセスを実行し、端末1は停止状態となる。 (8)カウンタBが予め設定されている設定値(設定時
間Tb)に達したならば、接点駆動回路11にて接点B
をブレークすることで、端末1への給電を停止する。
【0020】次に図4について説明する。 (9)カウンタBがカウントアップ中に、キースイッチ
4が再投入された場合は、検出回路9にてその旨検出を
行い、端末1のシャットダウン処理を正常終了させた後
に接点駆動回路11にて接点Cを開閉することで、端末
1に対してパワーオンリセットを発生させて端末1を再
起動して初期状態に戻す。
【0021】(10)また、図5のようにカウンタBが
カウントアップ中で、既にシャットダウン処理が終了し
ている場合は、すぐに接点Cを短時間開閉してパワーオ
ンリセットを発生させて端末1を再起動して初期状態に
戻す。
【0022】以上のように、この実施の形態1では、図
2のようにキースイッチオフした後、短時間で再びキー
スイッチオンした場合でも端末を再起動することなくア
プリケーションを継続して動作させることが可能とな
り、ユーザーから見た場合の無駄時間を削減できる。ま
た、端末がシャットダウン処理中または処理後の停止中
に、キースイッチ4が再投入された場合は、端末に対し
正常にシャットダウン処理を実行させてからリセットし
て再起動を自動的にさせることができる。例えば設定例
として、カウントAの設定時間Taを10分間と長くし
ておき、端末のシャットダウン処理時間T1はアプリケ
ーションにより異なるが1分間以内が多いので、カウン
トBの設定時間Tbは1分程度にする。
【0023】なお、図4または図5の変形例として、カ
ウンタBがカウントアップ中に、キースイッチ4が再投
入された場合、カウンタBがカウントアップしてから接
点Cを開閉してパワーオンリセットを発生させて端末1
を再起動してもよい。この変形例は以降の実施の形態に
ついても適用できる。
【0024】また、別の変形例として、カウンタBを設
けず、端末1がシャットダウン処理を終了したことを検
知して給電を停止するようにしてもよい。この変形例も
以降の実施の形態についても適用できる。
【0025】また、別の変形例として、カウンタAとカ
ウンタBの代わりに2段階の設定時間を持つ1個つのカ
ウンタとしてもよい。この場合、カウンタAの設定時間
を1段階目の設定時間、カウンタAの設定時間とカウン
タBの設定時間との和を2段階目の設定時間とする。
【0026】実施の形態2.図6は、本実施の形態2を
示す車載電源装置のブロック図である。図において、1
6はカウンタAのカウントアップ信号から、ヒューマン
インタフェース信号17を生成しシャットダウン実施の
要否をオペレータに示したり、オペレータからの指示に
よりカウンタA、カウンタBの制御を行うヒューマンイ
ンタフェース制御回路(HMI制御回路)、18は例え
ばタッチパネル付きの液晶ディスプレイのように本装置
を経由して端末1や電源装置6を制御することが可能な
ヒューマンインタフェースである。その他は実施の形態
1の図1と同様である。
【0027】図7、図10は動作波形を示すタイムチャ
ートであり、図8、図9はヒューマンインタフェースの
画面の表示例を示す。次に動作について説明する。 (1)キースイッチ4がオン状態からオフした後、カウ
ンタAのカウント中にキースイッチが再投入された場合
は、実施の形態1の図2と同様の動作を行う。
【0028】(2)図7のように、キースイッチ4がオ
フした状態が続くと、カウンタAがカウントアップし
て、端末1を経由してHMI制御信号16をヒューマン
インタフェース17に出力し、シャットダウン実施の可
否の入力要求をオペレータに対してメッセージ出力す
る。ヒューマンインタフェース17に出力されるメッセ
ージのイメージを図8に示し、この図のように選択画面
が表示される。
【0029】(3)オペレータが操作を続けないのであ
れば、「NO」(シャットダウン実施が可)を選択し、
続いて図9アプリケーション終了可否の画面が表示され
るので、終了の場合はHMI制御回路16を通じてカウ
ンタBを起動した後、実施の形態1で示したシャットダ
ウン処理を行い、接点Bを開いて給電を停止する。終了
しないのであれば、端末は通常の処理を続行する。
【0030】(4)図10のように、オペレータが操作
を続けるのであれば、「YES」(シャットダウン実施
が否)を選択し、HMI制御回路16を通じてカウンタ
Aをクリアし、接点B経由での給電を継続する。
【0031】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、キースイッチオフ後のシャットダウン処理実施の可
否をオペレータが選択することにより、オペレータの意
図に反した端末の自動シャットダウンを禁止することが
可能となる。
【0032】なお、変形例として、カウンタAとカウン
タBの代わりに2段階の設定時間を持つ1個つのカウン
タとしてもよい。この場合、カウンタAの設定時間を1
段階目の設定時間、カウンタAの設定時間とカウンタB
の設定時間との和を2段階目の設定時間とすると共に、
カウンタAの1段目の設定時間でカウントを停止してカ
ウント値をクリアせず、シャットダウン処理が可が選択
されると、カウントを開始するようにしてもよい。
【0033】実施の形態3.この実施の形態3は、端末
の消費電力を少なくして車バッテリの電力消費を極力小
さくするものである。図11は、本実施の形態3を示す
車載電源装置のブロック図である。図において、19は
サスペンドモード(一時停止モード)制御回路、20は
サスペンドモード時間を規定するカウンタC、21はサ
スペンドモード起動信号、22はサスペンドモード解除
信号、23はサスペンドモード制御信号である。
【0034】図12、図13は動作波形を示すタイムチ
ャートであり、先ず図12の動作について説明する。 (1)キースイッチ4がオン状態からオフした後、カウ
ンタAのカウント中に器キースイッチが再投入された場
合は、実施の形態1の図2と同様の動作を行う。
【0035】(2)カウンタAが設定値(設定時間T
a)になりカウントアップするとサスペンドモード起動
信号21を通じて、カウンタCを起動する。また同時に
サスペンドモード制御回路19を通じて端末1をサスペ
ンドモード(一時停止モード)に移行させる。このよう
にして端末への給電を少なくする。 (3)サスペンドモード中、キースイッチが再度投入さ
れると、検出回路9にてその旨検出しカウンタAと、カ
ウンタCをクリアする。この時カウンタCから出力され
るサスペンドモード解除信号22にて端末1を通常動作
に移行させる。
【0036】なお、変形例として、サスペンドモードの
解除は、実施の形態2に示したようにヒューマンインタ
フェースを利用して、解除するか否かをオペレータが選
択するようにしてもよい。
【0037】(4)図13のように、キースイッチ4の
再投入がなくオフ状態が続くと、カウンタCが設定値ま
でカウントアップして、サスペンドモード解除信号22
により端末1のサスペンドモードの解除を行う。 (5)次に、シャットダウン要求信号3を端末1に対し
て出力すると同時にカウンタBを起動することで実施の
形態1と同様に、シャットダウン処理を実行して給電を
停止する。
【0038】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、キースイッチの状態に応じて端末を極端に消費電力
の少ないサスペンドモードに移行させ、カウンタCの設
定時間の範囲内でキースイッチが再投入されても、端末
を再起動する必要が無くなる。また、再起動に要する時
間が節約できる。また、サスペンドモードの時間を長く
設定することで、端末がシャットダウンせずに次の動作
に容易に移行する時間を長くすることができる。
【0039】なお、実施の形態3の変形例として、カウ
ンタA,B,Cを3段階の設定時間を持つ1個のカウン
タとしてもよい。この場合、1段階目の設定時間として
カウンタAの設定時間を 2段階目の設定時間としてカウンタAとCとの設定時間
の和を 3段階目の設定時間としてカウンタAとCとBの設定時
間の和を 設定しておく。
【0040】実施の形態4.この実施の形態4はキース
イッチをオンしてもエンジンが起動しない場合に、何回
かキースイッチのオン・オフを繰り返してエンジンを起
動させる場合があるが、このような場合に端末に対し不
具合を生じないよう対策するものである。
【0041】図14は、本実施の形態4を示す車載電源
装置のブロック図である。図において、24はカウンタ
D、25はトライステートバッファで、トライステート
ゲート回路とも呼ばれ、通常、ゲート信号が無意(Hレ
ベル)であれば、入力信号が「L」でも「H」でも出力
せず、ゲート信号が有意(Lレベル)であれば、入力信
号に応じて出力する。
【0042】図15、図16は動作波形を示すタイムチ
ャートであり、先ず図15の動作について説明する。 (1)カウンタDの設定時間Tdは、例えば端末1の起
動に必要な最低時間T1より少し長い時間(Td>T
1)に設定する。カウンタAの設定時間Taは、前記T
dよりも短い時間(Ta<Td)に設定する。
【0043】(2)キースイッチ4がオンされた後、再
度オフされると検出回路9にてその旨検出した後、カウ
ンタAとカウンタDが起動されカウントを開始する。な
お、カウンタDは設定時間Tdの間は、トライステート
バッファ25の出力を禁止して、カウンタAの出力をカ
ウンタBに入力できない。 (3)再度、キースイッチ4がオンで端末1が起動され
た後、カウンタAはカウントを停止し、、カウント値は
クリアされるが、カウンタDはカウントを継続する。端
末1には継続して給電され、起動動作が行われる。
【0044】(4)更に、キースイッチ4のオン・オフ
を繰り返してもカウンタAはその都度、クリアされ、カ
ウンタDは設定値までカウントを継続する。端末1へは
給電を継続し、起動動作が終わると通常処理に移行す
る。 (5)カウンタDが設定時間Tdになると、カウンタD
のカウントが停止され、カウンタDの出力が「Hレベル
からLレベル」になり、その後、カウント値がクリアさ
れる。 (6)トライステートバッファ25はカウンタDの出力
で、カウンタAの出力をカウンタBへ伝えるが、設定時
間Td経過時点でキースイッチ4がオン状態であるの
で、カウンタAは停止中でありカウンタAは出力せず、
端末1へは給電が継続されて通常処理を行う。
【0045】以上のように、設定時間Td内でキースイ
ッチ4をオン・オフしても、端末に対してはキースイッ
チ4がオンして、そのオン状態が持続した場合と同様の
動作を行うことができる。これはキースイッチ4をオン
してもエンジンが始動しないような場合である。
【0046】次に図16のキースイッチがオン・オフを
繰り返した後、最後がオフした場合について説明する。 (1)図15の上記(1)〜(4)までと同様の動作を
行う。 (2)カウンタDが設定時間Tdになると、カウンタD
のカウントが停止され、カウント値がクリアされると共
に、カウンタDの出力が「LレベルからHレベル」にな
る。
【0047】(3)カウンタDの出力が「Lレベルから
Hレベル」になると、トライステートバッファ25のゲ
ートは無意から有意(Lレベル)になりカウンタAの出
力がカウンタBに入力可能となる。 (4)一方、カウンタAは最後のキースイッチオフ時点
から設定時間Taまでカウントすると、カウンタAの出
力がカウンタBに入力され、実施の形態1と同様に端末
1に対しシャットダウン処理をさせて給電を停止する。
【0048】以上のように、設定時間Td内でキースイ
ッチ4をオン・オフしても、端末を正常に起動して正常
に終了させることができる。
【0049】もし、この実施の形態4の発明の回路構成
を使用しないと、キースイッチ4が起動時間内で繰り返
しオン・オフすると、端末1が正常に起動する保証また
は起動しても正常に終了する保証が無くなるため、異常
オペレーションとなりその後の端末1の動作は保証でき
なくなる。
【0050】このような場合においてもこの実施の形態
4は、端末の起動時間を確保できるため、異常オペレー
ションによる端末の破損等を回避することができる。
【0051】実施の形態5.この実施の形態5も実施の
形態4と同様にキースイッチをオンしてもエンジンが起
動しない場合に、何回かキースイッチのオン・オフを繰
り返してエンジンを起動させる場合があるが、このよう
な場合に端末に対し不具合を生じないよう対策するもの
である。
【0052】図17は、本実施の形態5を示す車載電源
装置のブロック図であり、実施の形態1の図1に対し
て、検出制御回路26を加えたものである。図18は検
出制御回路26の内部ブロック図を示すもので、トライ
ステートバッファ27、自己保持回路28、タイマ回路
29で構成する。
【0053】図19、図20は動作波形を示すタイムチ
ャートであり、先ず図19の動作について説明する。 (1)キースイッチ4が投入されると、検出回路9から
接点Aがメークした旨、検出制御回路26に通知する。 (2)接点Aのメーク情報は図18の検出制御回路26
に入力され、自己保持回路28を経由してタイマ回路2
9に入力される。 (3)次にタイマ回路29は、一定時間T4の間トライ
ステートバッファ27の出力をディセーブル(Hレベ
ル)にする。この時、カウンタAへは自己保持回路28
の出力が入力され続ける(Hレベルが持続する)ことに
なり、この場合は接点Aがメークであるから、カウンタ
Aは動作しない。
【0054】(4)設定時間T4が経過すると、トライ
ステートバッファ27の出力は再びイネーブルとなり、
検出回路9にて検出したオフ情報を、接点駆動回路11
及びカウンタAに通知し、カウンタAが動作を開始す
る。 (5)以降は、実施の形態1と同様にカウンタAの動作
終了、カウンタBの動作開始、端末1のシャットダウン
処理、給電停止となる。
【0055】このように設定時間T4の間でキースイッ
チ4がオン・オフを繰り返しても、その間、端末は動作
せず、端末の誤動作・破損を防止する。
【0056】次に、図20について説明する。これは設
定時間T4経過時点でオンの場合である。 (1)先ず図19の場合の(1)(2)と同様の動作を
行う。 (2)検出回路9の接点Aがブレークであることを検出
した場合は、タイマ回路29によるトライステートバッ
ファ27の出力制御は行わず、以後の処理は実施の形態
1と同様な動作を行う。即ち、端末1が起動し通常処理
に移る。
【0057】以上のように、車のエンジンの掛かりが悪
い状態の時などに、キースイッチをオン、オフしても、
その都度、端末を起動、シャットダウンを繰り返すこと
が無くなる。
【0058】実施の形態6.本発明は、実施の形態5に
おける検出制御回路26の検出をディジタル化したもの
である。図21はその動作を示すタイムチャートであ
る。図において、T5は一定のサンプリング時間を示
し、↓1〜↓4はあるタイミングでのサンプリングを示
し、○2〜○4は、↓2〜↓4の次のタイミングにて得
られたサンプリング状態とキースイッチ入力の状態が同
じであることを示し、×1〜×2は↓1〜↓2のタイミ
ングにて得られたサンプリング状態とキースイッチの入
力状態が異なることを示し、◎3〜◎4は○3〜○4の
タイミングにて得られたサンプリング状態とキースイッ
チ入力の状態が同じであることを示す。
【0059】次に動作について説明する。便宜上タイミ
ングチャート中、キースイッチ入力がオフである場合は
“L”、オンである場合は“H”を示すものとする。ま
た、図21では2段のディジタルフィルタを適用した場
合を示しているが、段数については適宜変更可能であ
る。
【0060】あるタイミング、例えば↓1にてキースイ
ッチ4がオフであり、次のタイミング×1にてオンとな
っても、注目しているタイミング↓1とはキースイッチ
4状態が異なるため、上記×1で得られたキースイッチ
4がオンしたと言う情報は棄却する。
【0061】次に、例えば↓2にて示される別のタイミ
ングにてキースイッチ4の状態はオンであり、○2にて
示す次のタイミングにても、↓2にて示すタイミングと
キースイッチの状態は同じであるが、×2にて示すその
次のタイミングにてキースイッチ4の状態はオフとなる
ため、この場合も↓2、及び○2でのキースイッチ4が
オンしたと言う情報は棄却する。
【0062】次に、例えば↓3にて示される別のタイミ
ングにてキースイッチ4の状態はオンであり、○3、◎
3とキースイッチ4の状態が2度続けて同じ場合に、初
めてその情報を正とみなし検出制御回路が動作する。↓
3の場合はキースイッチがオンであるので、端末1のシ
ャットダウンに携わるカウンタAは起動しない。同様
に、↓4、○4、◎4とあるタイミングでのキースイッ
チ4の状態のサンプリング情報が2度続けて同じである
場合、◎4の次のタイミングにて、検出制御回路が動作
し、カウンタAを起動することで、以下実施の形態1と
同様の動作を行う。
【0063】以上のように、実施の形態5での検出制御
回路26によるキースイッチ4の状態検出方式を上記の
ようなディジタル方式にすることで、実施の形態5によ
る検出よりも木目細かい検出が可能となる。
【0064】なお、上記に示した実施の形態5,6での
検出制御回路26は、カウンタ回路やタイマ回路により
T4の時限を得る回路、または、その他のTd時限を得
る回路を用いてもよい。
【0065】実施の形態7.この実施の形態7はバッテ
リの電圧の異常を監視制御するものである。図22は、
本発明の実施の形態7を示すブロック図である。図にお
いて、30は一次側電圧源である車バッテリ5の電圧監
視回路、31はOR回路、32はバッテリ異常信号であ
る。
【0066】次に動作について説明する。電圧監視回路
30にて、一次側の電圧源である車バッテリ5の電圧を
監視する。この時、電圧監視回路30は一定のスッレシ
ョルド電圧を予め設定しておき、スッレショルド電圧以
下に車バッテリ5の電圧が低下すると、バッテリ異常信
号32を出力する。上記バッテリ異常信号32は、カウ
ンタBと端末1に各々カウンタB起動信号、及びシャッ
トダウン要求信号として入力され、端末1はシャットダ
ウン処理に移行する。以後の動作は実施の形態1に同じ
である。
【0067】以上のように、電圧監視回路30を設ける
ことで、車バッテリが寿命等によりその出力電圧が低下
した場合に、例えばより重要度の高い電子機器であるエ
ンジン制御ユニット等への給電への影響を最小限に抑え
ることが可能となる。
【0068】実施の形態8.この実施の形態8は実施の
形態7と同様にバッテリの電圧の異常を監視制御するも
のである。図23は、本発明の実施の形態8を示すブロ
ック図である。図において、33は給電制御回路、34
はアラーム発生装置、35は給電遅延回路である。
【0069】次に動作について説明する。キースイッチ
4オン時に、実施の形態7と同様に電圧監視回路30に
て、車バッテリ5の電圧を監視する。また、給電遅延回
路35にて、キースイッチ4の投入から端末1への給電
までの時間を遅延させる。
【0070】電圧監視回路30にて車バッテリ5の電圧
が低下していることが確認されると、給電制御回路33
は、バッテリ異常信号32にて接点駆動回路11を起動
すると同時に、例えばLED、ビープ音等のアラームを
発生するアラーム発生装置34を動作させる。アラーム
発生後に接点駆動回路11は、接点Cのブレークを行
い、端末1への給電を停止することより端末1は起動し
ない。
【0071】この時、電圧監視回路30、給電制御回路
31、及びアラーム発生装置32への給電は接点Cを経
由しないため、キースイッチがオンの状態のとき(運転
者が存在している間(近くに居るとき)には)、アラー
ムを発生し続けることが可能である。また、昼間の高速
道路走行等にて、車バッテリ5が十分に充電され、電圧
監視回路30が、車バッテリ5の電圧が正常になったと
判断した場合には、給電制御回路33を介して接点駆動
回路11の接点Cをメークさせると共に、給電遅延回路
35は接点Eを遅延してメークし、端末1への給電を再
開する。
【0072】以上のように、車バッテリ5が弱っている
場合に、車バッテリ5にとって、負荷となる端末1を最
初から起動させないことで、例えばより重要度の高い電
子機器であるエンジン制御ユニット等への給電への影響
を最小限に抑えることが可能となる。また、本発明で用
いたアラーム発生装置により、運転手は運転席に居なが
ら車バッテリの状態を知ることができる。
【0073】
【発明の効果】(1)以上のように、この発明によれ
ば、キースイッチオフ時に一定の時間猶予を設けること
で、キースイッチオンからオフのインターバルが短い場
合に生じる起動やシャットダウンの発生を少なくし、起
動時間やシャットダウン処理時間による余分な時間の発
生を少なくすることができる。また、端末の動作の不具
合・破損等を防止できる。 (2)また、端末の消費電力を少なくして車バッテリの
電力消費を極力小さくするとこができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による車載端末電源
装置のブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による動作波形のタ
イミングチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1による動作波形のタ
イミングチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態1による動作波形のタ
イミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1による動作波形のタ
イミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2による車載端末電源
装置のブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態2による動作波形のタ
イミングチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態2による選択画面の図
である。
【図9】 この発明の実施の形態2による選択画面の図
である。
【図10】 この発明の実施の形態2による動作波形の
タイミングチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態3による車載端末電
源装置のブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態3による動作波形の
タイミングチャートである。
【図13】 この発明の実施の形態3による動作波形の
タイミングチャートである。
【図14】 この発明の実施の形態4による車載端末電
源装置のブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態4による動作波形の
タイミングチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態4による動作波形の
タイミングチャートである。
【図17】 この発明の実施の形態5による車載端末電
源装置のブロック図である。
【図18】 この発明の実施の形態5による検出制御回
路の図である。
【図19】 この発明の実施の形態5による動作波形の
タイミングチャートである。
【図20】 この発明の実施の形態5による動作波形の
タイミングチャートである。
【図21】 この発明の実施の形態6による検出制御回
路の動作波形のタイミングチャーチである。
【図22】 この発明の実施の形態7による車載端末電
源装置のブロック図である。
【図23】 この発明の実施の形態8による車載端末電
源装置のブロック図である。
【図24】 従来の車載端末電源装置のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 車載端末 2,2a,2b
給電線 3 シャットダウン要求信号 4 キースイッチ 5 車バッテリ 6 車載電源装置 9 検出回路 10 カウンタA 11 接点駆動回路 12 カウンタB 13 DC/DCコンバータ 14 カウンタ制
御信号 16 HMI(ヒューマンインタフェース)制御回路 17 HMI制御信号 18 ヒューマン
インタフェース 19 サスペンドモード制御回路 20 カウンタC 21 サスペンドモード(一時停止モード)起動信号 22 サスペンドモード解除信号 23 サスペンド
モード制御信号 24 カウンタD 25,27 トラ
イステートバッファ 26 検出制御回路 28 自己保持回
路 29 タイマ回路 30 電圧監視回
路 31 OR回路 32 バッテリ異
常信号 33 給電制御回路 34 アラーム発
生装置 35 給電遅延回路 A,B,C,D,
E 接点

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Windows(登録商標)を搭載した
    PC/AT互換機等の計算機機能を有する車載端末に対
    し、車のキースイッチに連動して、バッテリ等の電源か
    ら電源供給・停止を行う車載端末電源装置において、上
    記キースイッチがオフしてから第1の設定時間内は上記
    端末に対し電源供給を継続する給電継続手段と、第1の
    設定時間を経過すると、上記端末に対しシャットダウン
    処理を実行させ、シャトダウン処理終了後に上記端末へ
    の電源供給を停止する手段と、第1の設定時間内で上記
    キースイッチが再投入されると、上記端末に対し電源供
    給を継続する手段と、第1の設定時間が経過してから上
    記電源供給を停止するまでに、上記キースイッチが再投
    入されると、上記シャトダウン処理終了後に上記端末を
    リセットして再起動させる手段を備えた車載端末電源装
    置。
  2. 【請求項2】 Windowsを搭載したPC/AT互
    換機等の計算機機能を有する車載端末に対し、車のキー
    スイッチに連動して、バッテリ等の電源から電源供給・
    停止を行う車載端末電源装置において、上記キースイッ
    チがオフしてから第1の設定時間内は上記端末に対し電
    源供給を継続する給電継続手段と、第1の設定時間を経
    過すると、上記端末のシャットダウン処理の要否を選択
    する選択手段と、上記選択手段で要を選択すると、上記
    端末に対しシャットダウン処理を実行させ、シャトダウ
    ン処理後に上記端末への電源供給を停止する手段と、上
    記選択手段で否を選択すると、上記端末への電源供給を
    継続する手段と、上記キースイッチがオフしてからシャ
    ットダウン処理開始までに上記キースイッチが再投入さ
    れると、上記端末に対し電源供給を継続する手段と、上
    記シャットダウン処理開始から上記電源供給を停止する
    までに、上記キースイッチが再投入されると、上記シャ
    トダウン処理終了後に上記端末をリセットして再起動さ
    せる手段を備えた車載端末電源装置。
  3. 【請求項3】 Windowsを搭載したPC/AT互
    換機等の計算機機能を有する車載端末に対し、車のキー
    スイッチに連動して、バッテリ等の電源から電源供給・
    停止を行う車載端末電源装置において、上記キースイッ
    チがオフしてから第1の設定時間内は上記端末に対し電
    源供給を継続する給電継続手段と、第1の設定時間経過
    後に続く、第2の設定時間内は上記端末をサスペンドモ
    ード(一時停止モード)とする手段と、上記サスペンド
    モードが第2の設定時間を経過すると、上記端末に対し
    シャットダウン処理を実行させ、上記シャトダウン処理
    後に上記端末への電源供給を停止する手段と、上記キー
    スイッチがオフしてからサスペンドモード開始までに上
    記キースイッチが再投入されると、上記端末に対し電源
    供給を継続する手段と、サスペンドモード中に上記キー
    スイッチが再投入されると、上記端末をサスペンドモー
    ドから通常処理に移行させる手段と、上記シャットダウ
    ン処理開始から上記電源供給を停止するまでに、上記キ
    ースイッチが再投入されると、上記シャトダウン処理終
    了後に上記端末をリセットして再起動させる手段とを備
    えた車載端末電源装置。
  4. 【請求項4】 Windowsを搭載したPC/AT互
    換機等の計算機機能を有する車載端末に対し、車のキー
    スイッチに連動して、バッテリ等の電源から電源供給・
    停止を行う車載端末電源装置において、上記キースイッ
    チがオフしてから第1の設定時間内は上記端末に対し電
    源供給を継続する給電継続手段と、第1の設定時間を経
    過すると、上記端末をサスペンドモードとする手段と、
    上記サスペンドモードが第2の設定時間経過すると、サ
    スペンドモードの継続の要否を選択する選択手段と、上
    記選択手段で要を選択すると、上記端末のサスペンドモ
    ードを継続させる手段と、上記選択手段で否を選択する
    と、上記端末に対しシャットダウン処理を実行させ、上
    記シャトダウン処理後に上記端末への電源供給を停止す
    る手段と、上記キースイッチがオフしてからサスペンド
    モード開始までに上記キースイッチが再投入されると、
    上記端末に対し電源供給を継続する手段と、サスペンド
    モード中に上記キースイッチが再投入されると、上記端
    末をサスペンドモードから通常処理に移行させる手段
    と、上記シャットダウン処理開始から上記電源供給を停
    止するまでに、上記キースイッチが再投入されると、上
    記シャトダウン処理終了後に上記端末をリセットして再
    起動させる手段とを備えた車載端末電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    給電継続手段の第1の設定時間を端末の起動時間以上に
    設定し、第1の設定時間内でキースイッチのオン・オフ
    を繰り返しても、最初のオン信号により端末が起動する
    ようにした車載端末電源装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれか1項において、
    キースイッチオンしてから第3の設定時間内は端末に対
    し電源供給を停止する手段を設けると共に、給電継続手
    段は、第3の設定時間経過後の第1の設定時間内は上記
    端末に対し電源供給を継続する手段とし、第3の設定時
    間内で上記キースイッチのオン・オフが繰り返されても
    上記端末に電源を供給しないようにした車載端末電源装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、第3の設定時間は、
    キースイッチのオン・オフに応じた信号をサンプリング
    し、そのサンプリング結果としてのオフ信号がn回
    (n:任意の正の整数)連続する時間とした車載端末電
    源装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項において、
    バッテリの供給電圧の低下に応じて、端末にシャトダウ
    ン処理を実行させ、シャトダウン処理後に上記端末に対
    して電源の供給を停止する手段を設けた車載端末電源装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項において、
    バッテリの供給電圧の低下に応じて、アラームを発生す
    る警報手段を設けた車載端末電源装置。
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