JP3509984B2 - 負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤 - Google Patents

負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤

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JP3509984B2
JP3509984B2 JP06368495A JP6368495A JP3509984B2 JP 3509984 B2 JP3509984 B2 JP 3509984B2 JP 06368495 A JP06368495 A JP 06368495A JP 6368495 A JP6368495 A JP 6368495A JP 3509984 B2 JP3509984 B2 JP 3509984B2
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雅彦 鈴木
真 瓜生
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株式会社キューヘン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷時タップ切換器付
き変圧器の電圧調整盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、負荷時タップ切換器TCを備え
た変圧器TRと電圧調整盤VRとの関係を示している。
負荷時タップ切換器TCは、駆動源としてモータを有す
る電動操作機構POによって操作される。電圧調整盤V
Rからタップ切換指令信号が出力されると電動操作機構
POに内蔵されたモータが回転し、負荷時タップ切換器
TCはモータの回転力を利用して無停電でタップを切換
える。電動操作機構POの電源ACは交流電源であり、
この電動操作機構POは電源ACに異常が発生すると動
作を停止してしまう。このような電動操作機構として
は、例えば株式会社ダイヘンが製造販売するMM−7X
形電動操作機構がある。電圧調整盤VRの電源は無停電
の直流電源DCである。
【0003】電圧調整盤VRは、電圧検出器として用い
られる計器用変圧器PTによって変圧器TRの出力電圧
を検出して、出力電圧の変化に基づいて適正なタップを
決定して負荷時タップ切換器付き変圧器TRの電動操作
機構POにタップ切換指令信号を出力するタップ切換指
令信号発生装置を備えている。このタップ切換指令信号
発生装置としては、例えば一般的に90リレーと呼ばれ
る装置が用いられているが、この装置をマイクロコンピ
ュータ等を用いて構成することもできる。このタップ切
換指令信号発生装置は、変圧器TRの出力電圧と予め定
めた基準電圧との偏差と時間とを掛けた値が即ち積分し
た値がある一定値になると出力電圧を基準電圧に一致さ
せるためのタップ切換指令信号を出力するように構成さ
れている。したがって感度は、必ずしも高いとは言えな
い。
【0004】従来の電圧調整盤VRは、タップ切換動作
中に電動操作機構POの電源に異常(短い時間内におけ
る電圧の異常低下及び停電等)が発生した際の対応の相
違で、3つのタイプに分けられる。第1のタイプは、電
動操作機構POの電源ACに異常が発生すると、タップ
切換中故障と判断して以後のタップ切換動作を停止する
ものである。第2のタイプは電動操作機構POの電源A
Cに異常が発生するとタップ切換動作を停止するが、電
源ACが正常な状態に復帰すると、タップ切換指令信号
発生装置から次のタップ切換指令信号が出力されるのを
待ってタップ切換動作を再開するものである。第3のタ
イプは、電動操作機構POの電源ACに異常が発生する
とタップ切換動作を停止するが、電源ACが正常な状態
に復帰すると、復帰用タップ切換指令信号出力装置から
変圧器TRの出力を降圧させる復帰用のタップ切換指令
信号を出力して強制的にタップを切換え、以後はタップ
切換指令信号発生装置から出力されるタップ切換指令信
号に応じて動作するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1のタイプの電圧調
整盤では、切換中故障の発生原因の究明が難しい問題が
ある。また第2のタイプの電圧調整盤では、タップ切換
指令信号発生装置からタップ切換指令信号が出力される
まではタップ切換が行われないため、タップ位置が分か
らないだけでなく、電圧調整が遅れる。更に第3のタイ
プの電圧調整盤では、電源の復帰後すぐに降圧タップ切
換を行うため、タップ位置を知ることはできるものの、
実際に必要なタップ切換が昇圧タップ切換であった場合
には、電圧調整が遅れる問題がある。
【0006】本発明の目的は、タップ切換中において電
動操作機構の電源に異常が発生した場合でも、電源の復
帰後に速やかに適正な電圧調整を行える負荷時タップ切
換器付き変圧器の電圧調整盤を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、タップ切換中におい
て電動操作機構の電源に瞬時的に異常が発生した場合で
も、タップ切換中故障と判定せずに、電源の復帰後に速
やかにタップ位置を確認できてしかも適正な電圧調整を
行える負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明が改良の対象とす
る負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤は、電源
に異常が発生すると動作を停止する電動操作機構を備え
た負荷時タップ切換器付き変圧器の出力電圧を監視し、
出力電圧の変化に基づいて適正なタップを決定して負荷
時タップ切換器付き変圧器の電動操作機構にタップ切換
指令信号を出力するタップ切換指令信号発生装置と、タ
ップ切換動作中に電動操作機構の電源に異常が発生した
後に電動操作機構の電源が正常な状態に復帰すると復帰
用のタップ切換指令信号を出力するタップ切換指令信号
出力装置とを具備する。
【0009】本発明においては、タップ切換指令信号出
力装置を、タップ切換指令信号発生装置から出力された
タップ切換指令信号の内容を記憶しており、電動操作機
構の電源が正常な状態に復帰すると記憶しているタッ
プ切換指令信号のデータに基づいて電動操作機構の電源
に異常が発生する前に出されたタップ切換指令信号を復
帰用のタップ切換指令信号として出力するように構成す
る。
【0010】タップ切換指令信号の内容の記憶は、少な
くとも1回のタップ切換動作が完了するまで(切換動作
が始まって切換の終了が確認されるまで)は維持する必
要がある。そこでタップ切換動作の終了を確認した後
に、タップ切換指令信号の内容の記憶を消去(クリア)
してもよいし、次のタップ切換指令信号が出力された時
点で記憶内容を書き換えるようにしてもよい。なお次の
タップ切換指令信号が出力された時点で記憶内容を書き
換える場合には、タップ切換動作中に電動操作機構の電
源に異常が発生した場合にのみ、復帰用のタップ切換指
令信号が出力されるようにしておく必要がある。
【0011】タップ切換指令信号出力装置は、例えば、
タップ切換指令信号発生装置から出力されるタップ切換
指令信号の内容をタップ切換動作が終了するまで記憶す
るタップ切換指令記憶用メモリと、電動操作機構の電源
の状態を判定する電源状態判定手段と、電源状態判定手
段が電動操作機構の電源が正常な状態に復帰したことを
判定するとタップ切換指令記憶用メモリからタップ切換
指令信号の内容を読み出して前と同じタップ切換指令信
号を復帰用タップ切換指令信号として出力する復帰用タ
ップ切換指令信号出力手段とから構成することができ
る。このように構成すると、1回のタップ切換動作が終
了した後にはタップ切換指令記憶用メモリには、何も記
憶されていないため、タップ切換動作中以外で電動操作
機構の電源に異常が発生しても、復帰用タップ切換指令
信号出力手段からは何も出力されず、誤ってタップ切換
が行われることはない。
【0012】タップ切換指令信号出力手段から出力され
る1回のタップ切換指令信号によって確実に電動操作機
構がタップ切換動作を開始すればよいが、1回のタップ
切換指令信号の入力では、電動操作機構がタップ切換動
作を開始しない場合もある。そこでこの様な場合でも、
確実に電動操作機構にタップ切換動作を行わせるために
は、タップ切換指令信号発生装置と、タップの切換が完
全に終了したか否かを検出するタップ切換終了判定手段
と、タップ切換指令信号発生装置から出力されるタップ
切換指令信号の内容をタップ切換終了判定手段がタップ
切換動作の終了を判定するまで記憶するタップ切換指令
記憶用メモリと、電動操作機構の電源の状態を判定する
電源状態判定手段と、電動操作機構がタップ切換動作を
開始したか否かを検出するタップ切換開始検出手段と、
タップ切換指令記憶用メモリに記憶された内容に基づい
てすべてのタップ切換指令信号を出力するタップ切換指
令信号出力手段とから電圧調整盤を構成する。そして電
源状態判定手段が電動操作機構の電源の状態が正常であ
ることを判定しているとき及びタップ切換動作中に電動
操作機構の電源に異常が発生した後に電源状態判定手段
が電動操作機構の電源が正常な状態に復帰したことを判
定しているときに、タップ切換開始検出手段がタップ切
換動作の開始を検出するまで繰り返しタップ切換指令記
憶用メモリに記憶されている内容を読み出してタップ切
換指令信号を電動操作機構に出力するようにタップ切換
指令信号出力手段を構成すればよい。このようにすると
タップ切換を確実に行える。
【0013】なお本発明の電圧調整盤に、タップ切換動
作中に故障が発生するとこれを検出して警報信号を出力
するタップ切換中故障検出装置を設ける場合には、タッ
プ切換中故障検出装置を電動操作機構の電源の異常発生
によりタップ切換動作が停止した場合をタップ切換中故
障と判定しないように構成する。このようなタップ切換
中故障検出装置は、例えば、タップ切換が終了したか否
かを判定するタップ切換終了判定手段と、タップ切換動
作が開始されたか否かを検出するタップ切換動作開始検
出手段と、タップ切換動作開始検出手段がタップ切換動
作の開始を検出すると予め定めたタイマ時限の計数を開
始し、電動操作機構の電源が異常であることを電源状態
判定手段が判定するとリセットされ、電動操作機構の電
源が正常な状態に復帰したことを電源状態判定手段が判
定すると再度タイマ時限の計数を開始するタイマと、タ
イマがタイマ時限の計数を終了した時点でタップ切換終
了判定手段がタップ切換の終了を判定していない場合に
はタップ切換中故障が発生したと判断して警報信号を出
力するタップ切換中故障判定手段とから構成することが
できる。このように構成すると、タイマは電動操作機構
の電源が異常であることが判定されるとリセットされ、
電源復帰後に再度タイマがタイマ時限の計数を開始する
ため、タップ切換中に電源の異常が発生しても、タップ
切換中故障が発生したと誤った判断をすることがない。
【0014】
【作用】最近の電力事情では、災害等が発生した場合を
除いて長時間にわたる停電はほとんど発生することがな
い。しかしながら瞬時停電と呼ばれるような、短い時間
内における電圧の急激な低下や停電がしばしば発生す
る。したがってタップ切換動作中における電動操作機構
の電源の異常対策も、このような短い時間内における電
源の異常を対象とする。長時間にわたる停電では、復電
後に多少タップ切換が遅れても問題になることはないか
らである。
【0015】本発明では、タップ切換動作中に、短い時
間内に即ち瞬時的に電動操作機構の電源に出力電圧の低
下や停電等の異常が発生して、電動操作機構が動作を停
止すると、電源の復帰後に電動操作機構の電源に異常が
発生する前に出されたタップ切換指令信号と同じ内容の
復帰用のタップ切換指令信号が出力される。そのため電
源の復帰後に直ちに予定していたタップ切換動作が実行
されるため、速やかにタップ位置の確認と電圧調整を行
える。
【0016】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の電圧調整盤の一実施例の構
成をブロック図で示したものである。図1において、1
は負荷時タップ切換器付き変圧器の出力電圧を計器用変
圧器PTによって検出し、出力電圧の変化に基づいて適
正なタップを決定して負荷時タップ切換器付き変圧器の
電動操作機構PO(図3)にタップ切換指令信号を出力
するタップ切換指令信号発生装置である。このタップ切
換指令信号発生装置1は、90リレーと呼ばれるような
既製のハードウエアによって構成することもできるが、
マイクロコンピュータを用いてソフトウエアにより構成
することもできる。
【0017】タップ切換指令信号発生装置1からタップ
切換指令信号が出力されると、タップ切換指令信号の内
容はタップ切換指令記憶用メモリ2に記憶される。この
タップ切換指令記憶用メモリ2は、少なくともタップ切
換動作が終了するまでタップ切換指令信号発生装置から
出力されたタップ切換指令信号の内容を記憶する。本実
施例では、1回のタップ切換動作が終了するとタップ切
換指令記憶用メモリ2はクリアされる。なおタップ切換
指令信号発生装置1からタップ切換指令信号を電動操作
機構に直接伝送してもよいが、本実施例ではすべての場
合においてタップ切換指令記憶用メモリ2に記憶されて
いる内容を読み出してタップ切換指令信号を電動操作機
構POに出力するようにしている。その上本実施例にお
いては、後述するタップ切換開始検出手段7がタップ切
換動作が開始されたことを検出するまでは、タップ切換
指令記憶用メモリ2に記憶されている内容を繰り返し読
み出してタップ切換指令信号を電動操作機構POに繰り
返し出力するようにしている。このようにすると、何等
かの事情でタップ切換動作が開始されない場合に、何度
でもタップ切換指令信号を出力することができるので、
タップ切換を確実に行える。
【0018】したがって本実施例では、電動操作機構P
Oの電源が正常なときでも、タップ切換指令信号発生装
置1からタップ切換指令信号が出力されると、その内容
がタップ切換指令記憶用メモリ2に記憶され、その後タ
ップ切換指令記憶用メモリ2に記憶された内容を読み出
してタップ切換指令信号出力手段3からタップ切換指令
信号が出力される。タップ切換開始検出手段7がタップ
切換動作の開始を検出するまでは、タップ切換指令信号
出力手段3は繰り返しタップ切換指令記憶用メモリ2に
記憶された内容を読み出してタップ切換指令信号を出力
する。またタップの切換途中で電動操作機構POの電源
に異常が発生したことを電源状態判定手段4が検出する
と、タップ切換指令信号出力手段3は、電源状態判定手
段4が電動操作機構の電源が正常な状態に復帰したこと
を判定した後にタップ切換指令記憶用メモリ2から前の
(電動操作機構の電源に異常が発生する前に出された)
タップ切換指令信号の内容を読み出して前と同じタップ
切換指令信号を復帰用のタップ切換指令信号とし電動操
作機構POに出力する。この復帰用のタップ切換指令信
号を受けて、電動操作機構POは直ちにタップ切換動作
を再開し、前に決定されたタップ位置が選択される。な
おこの場合にも、何等かの事情でタップ切換動作が開始
されない場合には、繰り返しタップ切換指令信号を出力
する。
【0019】タップ切換動作が終了したことをタップ切
換終了判定手段5が判定すると、タップ切換指令記憶用
メモリ2はクリアされて、そこに記憶された前のタップ
切換指令信号の内容は消去される。したがってタップ切
換動作時以外に電動操作機構の電源に異常が発生して
も、タップ切換指令記憶用メモリ2には何も記憶されて
いないため、復帰用のタップ切換指令信号が誤って出力
されことはない。
【0020】ここで電源状態判定手段4の構成は、電動
操作機構の電源に異常状態が発生したことを検出できる
構成であれば、いかなる構成でもよい。例えば電動操作
機構の電源の出力電圧(実効値または整流したもの)を
予め定めた基準値と比較し、出力電圧が基準値よりも小
さくなると電動操作機構の電源に異常が発生したと判断
し、出力電圧が基準値よりも大きくなると電動操作機構
の電源が正常な状態に復帰したと判断するように構成す
ることができる。
【0021】またタップ切換終了判定手段5は、電動操
作機構から出力されるタップ切換終了信号の有無によ
り、タップ切換動作の終了の有無を判断する。なお電動
操作機構がタップ切換動作中連続してタップ切換中信号
を出力しているタイプの電動操作機構の場合には、タッ
プ切換中信号の立ち下がりでタップ切換動作の出力を判
定することになる。そのためタップ切換動作途中で電源
に異常が発生して、タップ切換中信号が消えると、タッ
プ切換終了判定手段はタップ切換動作が終了したと誤っ
て判断して、タップ切換指令記憶用メモリ2をクリアし
てしまう。そこでこのような場合には、電源状態判定手
段4が電源の異常を検出したときに、タップ切換終了判
定手段5をリセットするようにして、タップ切換指令記
憶用メモリ2がクリアされないようにしておけばよい。
【0022】タップ切換開始検出手段7もタップ切換終
了判定手段5と同様に、電動操作機構から出力されるタ
ップ切開始了信号の有無により、タップ切換動作の開始
の有無を判断する。なお電動操作機構がタップ切換動作
中連続してタップ切換中信号を出力しているタイプの電
動操作機構の場合には、タップ切換中信号の立ち上がり
を検出してタップ切換動作の開始を検出する。
【0023】本実施例においては、タップ切換指令記憶
用メモリ2、タップ切換指令信号出力手段3及び電源状
態判定手段4により復帰用のタップ切換指令信号を出力
するタップ切換指令信号出力装置9が構成されている。
【0024】また本実施例では、タップ切換動作中に故
障が発生するとこれを検出して警報信号を出力するタッ
プ切換中故障検出装置を備えている。このタップ切換中
故障検出装置は、電源状態判定手段4、タップ切換終了
判定手段5、タイマ6、タップ切換開始検出手段7及び
タップ切換中故障判定手段8により構成される。タイマ
6は、タップ切換開始検出手段7がタップの切換動作の
開始を検出すると予め定めたタイマ時限の計数を開始す
る。そして電動操作機構の電源が異常であることを電源
状態判定手段4が判定するとタイマ6はリセットされ、
電動操作機構の電源が正常な状態に復帰したことを電源
状態判定手段4が判定すると再度タイマ時限の計数を開
始する。タイマ6のタイマ時限は、タップ切換動作に必
要な最長の切換時間よりも長くなるように設定する。
【0025】なおタップ切換開始検出手段7は、前述の
通り電動操作機構からタップ切換中信号が出力される場
合には、このタップ切換中信号の立上がりを検出してタ
ップ切換動作の開始を検出するように構成すればよい。
【0026】タップ切換中故障判定手段8は、タイマ6
がタイマ時限の計数を終了した時点でタップ切換終了判
定手段5がタップ切換の終了を判定していない場合には
タップ切換中故障が発生したと判断して警報信号を出力
するように構成されている。警報信号が出力された場合
の後の処理は任意であり、例えば音により警報を発して
もよいし、中央監視装置に警報信号を送信して中央監視
装置にタップ切換中故障の発生を知らせるようにしても
よい。
【0027】図2は、図1の実施例の主要部をマイクロ
コンピュータを用いて実現する場合に用いるソフトウエ
アのアルゴリズムの一例を示している。この例において
は、ステップST1,ST2及びST13が、タップ切
換指令記憶用メモリ2を制御する手段を実現している。
本実施例では、この手段はタップ切換指令記憶用メモリ
2に内蔵されていると考えればよい。またステップST
3,ST4,ST8及びST10が、タップ切換指令信
号出力手段3を実現している。更にステップST5,S
T7,ST11,ST12,ST14によってタップ切
換中故障判定手段8が実現されている。なお図2のフロ
ーチャートでは、タップ切換指令信号を「タップ切換指
令」と略しており、またタップ切換指令信号の内容を
「昇圧/降圧指令」と略しており、更にタップ切換指令
記憶用メモリ2から記憶されている内容を読み取ってタ
ップ切換指令信号として出力すること及びその出力を停
止することを「昇圧/降圧指令のメモリ記憶内容出力」
及び「昇圧/降圧指令OFF」と略している。また電動
操作機構の電源を「タップ切換回路電源」とより具体的
な名称で置き換えている。
【0028】上記実施例においては、すべてのタップ切
換指令信号をタップ切換指令信号出力手段3から出力し
ているが、通常時のタップ切換指令信号を出力する手段
と、電動操作機構の電源が正常な状態に復帰した後の復
帰用のタップ切換指令信号を出力する手段とを別個に構
成してもよい。また本実施例では、タップ切換動作が開
始されるまでは、繰り返しタップ切換指令信号を出力す
る構成を採用しているが、1回のタップ切換指令信号の
入力だけで確実に切換動作を開始する電動操作機構側に
対しては、繰り返しタップ切換指令信号を出力する構成
を採用する必要はない。またこの場合には、タップ切換
指令信号発生装置1の出力を電動操作機構に直接伝送し
てよもい。
【0029】以下本願明細書に記載した複数の発明のう
ちのいくつかの発明についてその構成要件を列挙する。
【0030】(1)電源に異常が発生すると動作を停止
する電動操作機構を備えた負荷時タップ切換器付き変圧
器の出力電圧を監視し、前記出力電圧の変化に基づいて
適正なタップを決定して前記負荷時タップ切換器付き変
圧器の電動操作機構にタップ切換指令信号を出力するタ
ップ切換指令信号発生装置と、タップ切換動作中に前記
電動操作機構の電源に瞬時的に異常が発生した後に前記
電動操作機構の電源が正常な状態に復帰すると復帰用の
タップ切換指令信号を出力するタップ切換指令信号出力
装置と、タップ切換動作中に故障が発生するとこれを検
出して警報信号を出力するタップ切換中故障検出装置と
を具備する負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤
であって、前記タップ切換指令信号出力装置は、前記タ
ップ切換指令信号発生装置から出力されたタップ切換指
令信号の内容を少なくともタップ切換動作が完了するま
で記憶しており、前記電動操作機構の電源が正常な状態
に復帰すると記憶している前記タップ切換指令信号の内
容に基づいて前記電動操作機構の電源に異常が発生する
前に前記タップ切換指令信号発生装置から出力されたタ
ップ切換指令信号と同じ内容の復帰用のタップ切換指令
信号を出力するように構成されており、また前記タップ
切換中故障検出装置は、前記電動操作機構の電源の異常
発生によりタップ切換動作が停止した場合をタップ切換
中故障と判定しないように構成されていることを特徴と
する負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤。
【0031】(2)電源に異常が発生すると動作を停止
する電動操作機構を備えた負荷時タップ切換器付き変圧
器の出力電圧を監視し、前記出力電圧の変化に基づいて
適正なタップを決定して前記電動操作機構にタップ切換
指令信号を出力するタップ切換指令信号発生装置と、タ
ップの切換が完全に終了したか否かを検出するタップ切
換終了判定手段と、 前記タップ切換指令信号発生装置
から出力されるタップ切換指令信号の内容をタップ切換
終了判定手段がタップ切換動作の終了を判定するまで記
憶するタップ切換指令記憶用メモリと、前記電動操作機
構の電源の状態を判定する電源状態判定手段と、前記電
動操作機構がタップ切換動作を開始したか否かを検出す
るタップ切換開始検出手段と、前記電動操作機構にすべ
てのタップ切換指令信号を出力するタップ切換指令信号
出力手段とを具備し、前記タップ切換指令信号出力手段
が、(1) 前記電源状態判定手段が前記電動操作機構の電源
の状態が正常であることを判定している場合において、
前記タップ切換指令信号発生装置から出力されたタップ
切換指令信号の内容が前記タップ切換指令記憶用メモリ
に記憶されたとき、(2) 前記電源状態判定手段が前記電動操作機構の電源
の状態が正常であることを判定している場合において、
タップ切換指令信号が出力された後に前記タップ切換開
始検出手段がタップ切換動作の開始を検出しないとき、(3) タップ切換動作中に前記電動操作機構の電源に異
常が発生した後に前記電源状態判定手段が前記電動操作
機構の電源が正常な状態に復帰したことを判定したとき
及び、(4) タップ切換動作中に前記電動操作機構の電源に異
常が発生した後に前記電源状態判定手段が前記電動操作
機構の電源が正常な状態に復帰したことを判定し、前記
タップ切換指令記憶用メモリから前記タップ切換指令信
号の内容を読み出して前と同じタップ切換指令信号を前
記復帰用のタップ切換指令信号として出力した後に前記
タップ切換開始検出手段がタップ切換動作の開始を検出
しないときに、前記タップ切換指令記憶用メモリから前
記タップ切換指令信号の内容を読み出してタップ切換指
令信号を出力するように構成されていることを特徴とす
る負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、タップ切換動作中に電
動操作機構の電源に出力電圧の低下や停電等の異常が発
生して電動操作機構が動作を停止すると、電源の復帰後
に電動操作機構の電源に異常が発生する前に出されたタ
ップ切換指令信号と同じ内容の復帰用のタップ切換指令
信号を出力するため、電源の復帰後に直ちに予定してい
たタップ切換動作を実行することができ、速やかにタッ
プ位置の確認と電圧調整を行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧調整盤の一実施例の構成をブロッ
ク図で示したものである。
【図2】図1の実施例の主要部をマイクロコンピュータ
を用いて実現する場合に用いるソフトウエアのアルゴリ
ズムを示すフローチャートである。
【図3】負荷時タップ切換器を備えた変圧器と電圧調整
盤との関係を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 タップ切換指令信号発生装置 2 タップ切換指令記憶用メモリ 3 タップ切換指令信号出力手段 4 電源状態判定手段 5 タップ切換終了判定手段 6 タイマ 7 タップ切換開始検出手段 8 タップ切換中故障判定手段 9 タップ切換指令信号出力装置 TC 負荷時タップ切換器 TR 変圧器 PO 電動操作機構 AC 交流電源(電動操作機構の電源) VR 電圧調整盤
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−147926(JP,A) 特開 平1−312474(JP,A) 特開 平6−289902(JP,A) 特開 平6−317433(JP,A) 実開 昭57−2629(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05F 1/14 H01F 29/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源に異常が発生すると動作を停止する電
    動操作機構を備えた負荷時タップ切換器付き変圧器の出
    力電圧を監視し、前記出力電圧の変化に基づいて適正な
    タップを決定して前記電動操作機構にタップ切換指令信
    号を出力するタップ切換指令信号発生装置と、タップ切
    換動作中に前記電動操作機構の電源に異常が発生した後
    に前記電動操作機構の電源が正常な状態に復帰すると復
    帰用のタップ切換指令信号を出力するタップ切換指令信
    号出力装置とを具備する負荷時タップ切換器付き変圧器
    の電圧調整盤であって、 前記タップ切換指令信号出力装置は、前記タップ切換指
    令信号発生装置から出力されたタップ切換指令信号の内
    容を記憶しており、前記電動操作機構の電源が正常な状
    態に復帰すると記憶している前記タップ切換指令信号の
    データに基づいて前記電動操作機構の電源に異常が発生
    する前に出されたタップ切換指令信号を前記復帰用のタ
    ップ切換指令信号として出力するように構成されている
    ことを特徴とする負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧
    調整盤。
  2. 【請求項2】前記タップ切換指令信号出力装置は、 前記タップ切換指令信号発生装置から出力されるタップ
    切換指令信号の内容をタップ切換動作が終了するまで記
    憶するタップ切換指令記憶用メモリと、 前記電動操作機構の電源の状態を判定する電源状態判定
    手段と、 タップ切換動作中に前記電動操作機構の電源に異常が発
    生した後に、前記電源状態判定手段が前記電動操作機構
    の電源が正常な状態に復帰したことを判定すると、前記
    タップ切換指令記憶用メモリから前記タップ切換指令信
    号の内容を読み出して前と同じタップ切換指令信号を前
    記復帰用のタップ切換指令信号として出力するタップ切
    換指令信号出力手段とを含んで構成されている請求項1
    に記載の負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤。
  3. 【請求項3】タップ切換が終了したか否かを判定するタ
    ップ切換終了判定手段と、 タップ切換動作が開始されたか否かを検出するタップ切
    換開始検出手段と、 前記タップ切換開始検出手段がタップ切換動作の開始を
    検出すると予め定めたタイマ時限の計数を開始し、前記
    電動操作機構の電源が異常であることを前記電源状態判
    定手段が判定するとリセットされ、前記電動操作機構の
    電源が正常な状態に復帰したことを前記電源状態判定手
    段が判定すると再度前記タイマ時限の計数を開始するタ
    イマと、 前記タイマが前記タイマ時限の計数を終了した時点で前
    記タップ切換終了判定手段がタップ切換の終了を判定し
    ていない場合にはタップ切換中故障が発生したと判断し
    て警報信号を出力するタップ切換中故障判定手段とから
    なるタップ切換中故障検出装置を更に具備する請求項2
    に記載の負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤。
  4. 【請求項4】電源に異常が発生すると動作を停止する電
    動操作機構を備えた負荷時タップ切換器付き変圧器の出
    力電圧を監視し、前記出力電圧の変化に基づいて適正な
    タップを決定して前記電動操作機構にタップ切換指令信
    号を出力するタップ切換指令信号発生装置と、 タップの切換が完全に終了したか否かを検出するタップ
    切換終了判定手段と、 前記タップ切換指令信号発生装
    置から出力されるタップ切換指令信号の内容をタップ切
    換終了判定手段がタップ切換動作の終了を判定するまで
    記憶するタップ切換指令記憶用メモリと、 前記電動操作機構の電源の状態を判定する電源状態判定
    手段と、 前記電動操作機構がタップ切換動作を開始したか否かを
    検出するタップ切換開始検出手段と、 タップ切換指令記憶用メモリに記憶された内容に基づい
    てすべてのタップ切換指令信号を出力するタップ切換指
    令信号出力手段とを具備し、 前記タップ切換指令信号出力手段は、前記電源状態判定
    手段が前記電動操作機構の電源の状態が正常であること
    を判定しているとき及びタップ切換動作中に前記電動操
    作機構の電源に異常が発生した後に前記電源状態判定手
    段が前記電動操作機構の電源が正常な状態に復帰したこ
    とを判定しているときに、前記タップ切換開始検出手段
    がタップ切換動作の開始を検出するまで繰り返し前記タ
    ップ切換指令記憶用メモリに記憶されている内容を読み
    出してタップ切換指令信号を前記電動操作機構に出力す
    るように構成されていることを特徴とする負荷時タップ
    切換器付き変圧器の電圧調整盤。
  5. 【請求項5】タップ切換が終了したか否かを判定するタ
    ップ切換終了判定手段と、 前記タップ切換開始検出手段がタップ切換動作の開始を
    検出すると予め定めたタイマ時限の計数を開始し、前記
    電動操作機構の電源が異常であることを前記電源状態判
    定手段が判定するとリセットされ、前記電動操作機構の
    電源が正常な状態に復帰したことを判定すると前記電源
    状態判定手段が判定すると再度前記タイマ時限の計数を
    開始するタイマと、 前記タイマが前記タイマ時限の計数を終了した時点で前
    記タップ切換終了判定手段がタップ切換の終了を判定し
    ていない場合にはタップ切換中故障が発生したと判断し
    て警報信号を出力するタップ切換中故障判定手段とから
    なるタップ切換中故障検出装置を更に具備する請求項4
    に記載の負荷時タップ切換器付き変圧器の電圧調整盤。
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