JP3412310B2 - 電動機用コントロールセンタ - Google Patents

電動機用コントロールセンタ

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JP3412310B2
JP3412310B2 JP01216095A JP1216095A JP3412310B2 JP 3412310 B2 JP3412310 B2 JP 3412310B2 JP 01216095 A JP01216095 A JP 01216095A JP 1216095 A JP1216095 A JP 1216095A JP 3412310 B2 JP3412310 B2 JP 3412310B2
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吉広 池野
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、電動力設備などに適用
して各電動機を集中監視,制御する電動機用コントロー
ルセンタに関する。 【0002】 【従来の技術】頭記した電動機用コントロールセンタと
して、電動力設備の電動機の給電回路に接続した主回路
構成機器(配線用しゃ断器,電磁接触器,PT,CT,
ZCTなど)の出力,および運転,停止スイッチによる
外部信号を入力情報として電動機の保護(過電流,欠
相,反相,地絡などの保護機能),表示・監視,制御を
行う電子式コントローラユニットを搭載したものが周知
である。 【0003】ここで、前記の電子式コントローラユニッ
トは電動機の保護機能,表示・監視機能,制御機能を備
えたプログラマブルなコントローラ(マイクロコンピュ
ータ)を内蔵している。また、コントローラユニットに
は、電動機の始動方法(直入れ可逆,直入り非可逆,ス
ター/デルタ,リアクトル始動方式など)の設定スイッ
チ(運転モード設定スイッチ),および各種始動方法に
対応したシーケンス制御回路を備えており、さらに電動
機の主回路に接続した電磁接触器からは、その補助接点
信号としてa接点信号をコントローラユニットに入力
し、コントローラユニットではこの信号を基に電磁接触
器の動作状態の表示,伝送などを行うようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の電動機用コントロールセンタでは、ロケーション先
での運転開始に先立って行う初期設定の際に、運転モー
ド設定スイッチで設定する電動機の始動方法に設定ミス
(例えば、「直入れ始動,可逆」に対応して電動機の主
回路には正転用,逆転用の電磁接触器が接続されている
のに対して、コントローラユニットの設定スイッチでは
「非可逆」に設定するなど)があると、電動機が正常に
運転できない。同様なことは、電動機の主回路が仕様に
したがって構成されてない場合(例えば、「直入れ始
動,可逆」の仕様に対して逆転用電磁接触器が欠如して
いるなど)にも起こり得る。 【0005】しかも、先記のように従来のコントロール
センタでは、電磁接触器の補助接点信号としてa接点信
号をコントローラユニットに入力するようにしているた
めに、電磁接触器がON動作しない限りはその補助接点
信号がコントローラユニットに入力されない。したがっ
て、このままでは電動機を実際に始動させる以前の段階
で運転モード設定スイッチで設定した始動方法に設定ミ
スがないか否か、あるいは主回路の電磁接触器が指定の
始動方法に合わせて接続されているか否かは目視による
確認に頼らざるを得ず、現場からの要求としてその改善
策が強く望まれている。 【0006】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は前記課題を解決し、電動機の停止状
態で、始動方法の設定,ないしは主回路構成に誤りがな
いか否かを自動的に正誤判定し、かつ判定結果が“誤”
と判定された場合には主回路を不動作状態にして運転時
の不要なトラブルを未然に回避できるようにした電動機
用コントロールセンタを提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、コントロールセンタに搭載した電
子式コントローラユニットに対し、電動機の主回路に接
続した電磁接触器の補助接点信号としてb接点信号を入
力するとともに、該b接点信号を入力情報として前記始
動方法設定スイッチの情報との対比により電動機の停止
状態で始動方法の設定,ないしは主回路構成に誤りがな
いかを判定する正誤判定機能、およびその判定結果を基
に判定が“誤”である際に前記電磁接触器を不動作にす
るインタロック機能を付与するよう構成するものとす
る。 【0008】 【作用】上記の構成によれば、電子式コントローラユニ
ットに入力する電磁接触器の補助接点信号をb接点信号
としたので、電磁接触器がOFF,つまり電動機が停止
状態でもその始動方法に対応した主回路構成の情報を取
り込むことができる。したがって、この電磁接触器のb
接点信号とコントローラユニットの始動方法設定部で設
定した始動方法の設定情報とを対比させることにより、
実際に電動機に給電する以前の状態でも、コントローラ
ユニットの始動方法設定スイッチでの設定にミスがない
か否か、あるいは電動機の主回路構成に誤りがないか否
かを目視確認に頼ることなく正誤判定でき、かつその判
定結果を基に判定が“誤”である場合にシーケンス制御
回路へOFF信号を出力して電磁接触器を不動作状態に
インタロックすることで、電動機の運転時における不要
な始動トラブルを未然に回避できる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は直入れ可逆回路を例にした本発明の実施例
によるコントロールセンタの回路構成図である。図にお
いて、1は電動機、2は電動機1の給電主回路であり、
主回路2には配電しゃ断器MCCB,正転用の電磁接触
器MC-F,逆転用の電磁接触器MC-R,変流器CT,零
相変流器ZCTなどが主回路構成機器として接続されて
いる。また、3はコントロールセンタに搭載した電子式
コントローラユニット、4は正転用押釦スイッチ、5は
逆転用押釦スイッチ、6は停止用押釦スイッチ、7は前
記した電磁接触器MC-F,電磁接触器MC-Rの操作コイ
ル、8は制御電源であり、コントローラユニット3には
主回路構成機器の出力情報,および正転,逆転,停止用
スイッチ4,5,6からの信号を入力として電動機1の
保護(過電流,欠相,反相,地絡など)、運転,停止制
御を司るマイクロコンピュータ9、マイクロコンピュー
タ9からの出力指令で作動する電磁接触器のシーケンス
制御回路10,および電動機の始動方法を選択する始動
方法設定スイッチ11(実際には運転モード設定スイッ
チとしてなり、スイッチからの入力操作で直入れ可逆,
非可逆,リアクトル,デルタ/スターなどの始動方法を
設定する)を内蔵している。さらに、コントローラユニ
ット3の入力端子には先記した電磁接触器MC-F,MC
-Rの補助接点であるb接点12が接続され、該b接点1
2を通じて正転用電磁接触器MC-F,および逆転用電磁
接触器MC-Rの情報をコントローラユニット3へ取り込
むようにしている。 【0010】また、コントローラユニット3には、前記
のb接点12を介して取り込んだ正転用電磁接触器MC
-F,および逆転用電磁接触器MC-Rの補助接点信号を入
力情報として、始動方法設定スイッチ11での設定情報
と対比し、この設定情報と電動機1の主回路2に実際に
実装されている電磁接触器の回路構成とが合致している
か否かを正誤判定する機能、およびこの正誤判定結果を
基に判定が“誤”(例えば、電動機の「直入れ始動,可
逆」に対応して主回路に正転用,逆転用の電磁接触器が
2基接続されているのに対して、始動方法設定スイッチ
11では「直入れ始動,非可逆」を設定)である場合に
は、前記のシーケンス制御回路10へOFF信号を出力
して電磁接触器MC-F,MC-Rを不動作状態にするよう
なインタロック機能が付与されている。なお、これら機
能はマイクロコンピュータ9のメモリに格納したプログ
ラムソフトの実行で対応させるようにしている。図2は
この正誤判定,およびインタロック機能を表すフローチ
ャートである。 【0011】かかる構成において、電磁接触器MC-F,
MC-RがOFF、つまり電動機1が停止している状態で
先記のb接点12を通じて取り込んだ補助接点信号と始
動方法設定スイッチ11で設定した情報とが対比され
る。ここで、「直入れ始動,可逆」に対応して主回路2
に接続されている電磁接触器MC-F,MC-Rの回路構成
と、始動方法設定スイッチ11での設定とが合致してれ
ば正誤判定結果は“正”であり、この状態で外部から正
転,逆転の指令を与えれば、電動機1は指令にしたがっ
て始動し、かつ電動機運転中における保護機能,表示・
監視機能,運転制御機能も正常に行われる。 【0012】一方、始動方法設定スイッチ11での設定
と主回路に接続されている電磁接触器の回路構成とが一
致してなくて正誤判定結果が“誤”と判定された場合に
は、その判定結果を基にシーケンス制御回路10に対し
てOFF信号を出力し、電磁接触器MC-F,MC-Rを共
に不動作にして電動機1が運転できない状態に拘束す
る。なお、この場合に回路構成,始動方法の設定を点検
して正しい状態にセットし直しすれば、正誤判定が
“正”となって、不動作状態が解除されて電動機の正常
に運転制御が行えるよになる。 【0013】なお、図示実施例は「直入れ始動,可逆」
の回路について述べたが、「直入れ始動,非可逆」,
「リアクトル」,「スター/デルタ」の回路にも同様に
適用できることは勿論である。 【0014】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、電
動機の主回路に接続した電磁接触器からコントローラユ
ニットに入力する補助接点信号を、従来のa接点信号か
らb接点信号に替えたことにより、電磁接触器がOF
F,つまり電動機の停止状態でも電磁接触器の回路構成
に関する情報をコントローラユニットに取り込むことが
できる。そして、前記の情報とコントローラユニットの
起動方法設定スイッチで設定した情報とを対比させるこ
とにより、主回路側の電磁接触器の回路構成とコントロ
ーラユニットでの起動方法の設定とが合致しているか否
かを正誤判定でき、かつこの正誤判定結果を基に、判定
が“誤”の場合に電磁接触器を不動作状態に拘束するこ
とで、動作後の不要なトラブルを未然に回避できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明実施例の構成図 【図2】電動機の始動方法の設定に対する正誤判定,イ
ンタロック機能を表すフローチャート図 【符号の説明】 1 電動機 2 主回路 3 電子式コントローラユニット 7 電磁接触器の操作コイル 10 シーケンス制御回路 11 始動方法設定スイッチ 12 b接点(電磁接触器の補助接点) MC-F 正転用電磁接触器 MC-R 逆転用電磁接触器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 7/06 - 7/097 H02P 7/36 302

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】電動機の主回路構成機器の出力,および外
    部信号を入力情報として電動機の保護,監視,制御を行
    う電子式コントローラユニットを搭載した電動機用コン
    トロールセンタであり、前記コントローラユニットに電
    動機の始動方法設定スイッチ,および各種始動方法に対
    応したシーケンス制御回路を備えたものにおいて、電子
    式コントローラユニットに対し、電動機の主回路に接続
    した電磁接触器の補助接点信号としてb接点信号を入力
    するとともに、該b接点信号を入力情報として前記始動
    方法設定スイッチの情報との対比により電動機の停止状
    態で始動方法の設定,ないしは主回路構成に誤りがない
    かを判定する正誤判定機能、およびその判定結果を基に
    判定が“誤”である際に前記電磁接触器を不動作にする
    インタロック機能を付与したことを特徴とする電動機用
    コントロールセンタ。
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DE102019102881B4 (de) * 2019-02-06 2022-06-02 Renk Gmbh Verfahren und Steuergerät zum Betreiben eines Antriebstrangs mit Haupt- und Zusatzantrieb und Überlagerungsgetriebe

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