JP3051284B2 - 停電制御装置 - Google Patents

停電制御装置

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JP3051284B2
JP3051284B2 JP5223625A JP22362593A JP3051284B2 JP 3051284 B2 JP3051284 B2 JP 3051284B2 JP 5223625 A JP5223625 A JP 5223625A JP 22362593 A JP22362593 A JP 22362593A JP 3051284 B2 JP3051284 B2 JP 3051284B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はガス給湯器、石油焚き
給湯器等の燃焼装置の停電に対する制御を行う停電制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃焼装置においては、浴室や台所等に設
置されたリモートコントローラ等の制御装置によりバー
ナの燃焼を制御することにより、給湯温度や風呂の温度
を設定温度に制御するようにしている。また、燃焼装置
の使用中に停電が生じた場合は燃焼装置は動作を停止す
るが、復電して再度電源が供給されても、燃焼装置はそ
のまま動作を停止しており、運転スイッチを再度ONと
成すことにより運転が再開されるように成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の停電制御装置は
以上のように構成されているので、短い停電であっても
復電したときは、運転を再開するには運転スイッチを再
度操作する手間を必要としていた。例えば燃焼装置で風
呂の自動運転中に家庭用のブレーカが容量オーバ等によ
り動作して停電が生じたとき、ユーザが直ぐにブレーカ
を元に戻して電源を復帰させたような場合でも、運転ス
イッチをONにしない限り燃焼装置の運転は再開され
ず、従って風呂は沸かない。特に石油焚き燃焼装置の場
合、設置する家庭は木造家屋が多く、火災予防の見地か
らブレーカの容量も15A程度と小さく設定されてお
り、このため容量に余裕がなく、ブレーカが動作する頻
度が高いという実情もある。
【0004】また、停電には瞬時停電のような極く短い
時間の停電があり、このような極く短い停電の場合は、
ユーザは停電があったことを気付かないが、燃焼装置は
停電を検知して動作を停止してしまうため、ユーザは燃
焼装置が故障したものと判断してしまうという問題点が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、一定の短い時間内に復電した場
合は、運転スイッチを再度操作しなくても、被制御装置
を停電前の運転状態にし自動的に復帰させることのでき
る停電制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る停電制御
装置は、停電が生じてから所定時間の経過を検出する時
間検出手段と、上記停電前の被制御装置の運転状態を示
す情報を記憶する記憶手段と、上記所定時間以内に復電
した場合に上記記憶された情報を用いて被制御装置の運
転を再開させる制御手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】この発明における時間検出手段は停電が生じて
から所定時間を検出するまでの間に復電した場合は、制
御手段が記憶手段に記憶された情報を用いて被制御装置
を停電前の運転状態となるように動作させる。
【0008】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による燃焼装置の
停電制御装置を示すブロック図であり、図1において、
バーナ等を含む燃焼装置(被制御装置)1と制御手段と
してのマイコン(マイクロコンピュータ)2とは制御イ
ンタフェース3を介して運転に必要な制御信号等の情報
の通信を行うように成されている。マイコン2には、制
御プログラム等が格納されたROM4と、燃焼装置の運
転に関する情報を記憶する記憶手段としてのRAM5
と、停電時にRAM5の内容を保持するための電源を供
給するバックアップ回路6とが接続されている。
【0009】マイコン2にはさらに出力制御回路7と電
圧レベル検出回路8とが接続され、出力制御回路7の出
力信号によりスイッチ手段としてのトランジスタ9が制
御されるように成されている。このトランジスタ9はコ
レクタが電源Vccに接続され、エミッタは抵抗10と
時定数回路11とを介して接地されている。
【0010】時定数回路11は抵抗値Rの抵抗12と容
量Cのコンデンサ13とから構成され、コンデンサ13
の端子電圧が所定レベルを越えているか否かが電圧レベ
ル検出回路8で検出されるように成されている。尚、時
定数回路11及び電圧レベル検出回路8により時間検出
手段を構成している。
【0011】次に上記構成による動作について説明す
る。通常運転時には燃焼装置1は制御インタフェース3
を介してマイコン2により制御されている。このときの
設定温度等の運転に必要な情報及び情報のチェックサム
等がRAM5に記憶される。また出力制御回路7はマイ
コン2の指示により一定レベルの信号を出力してトラン
ジスタ9を導通状態としている。従って、このトランジ
スタ9を流れる電流によりコンデンサ13が充電され、
その充電電圧(端子電圧)は所定レベルを越えている。
【0012】この状態で停電が発生すると、マイコン
2、出力制御回路7の動作が停止し、トランジスタ9は
OFFとなり、燃焼装置は運転を停止する。また、RA
M5はバックアップ回路6によってしばらくの間は記憶
内容を保持している。
【0013】トランジスタ9がOFFすると、コンデン
サ13は抵抗12を通じて放電し、その端子電圧がRC
の時定数で下っていく。このコンデンサ13の端子電圧
が一定レベルに達するまでの間、即ち、トランジスタ9
がOFFしてから所定時間T(例えばT=1分間)を経
過するまでの間に復電した場合は、電圧レベル検出回路
8はHレベルの信号をマイコン2に送る。
【0014】マイコン2は上記Hレベルの信号を受ける
と、RAM5に保持されている停電直前の運転情報及び
チェックサムをチェックし、正常であればその運転情報
を用いて燃焼装置1を動作させる。即ち、時間T以内に
復電した場合は、運転スイッチを操作しなくても燃焼装
置の運転を自動的に再開することができる。尚、チェッ
クサムが異常の場合は運転停止状態として安全を確保す
るように成される。
【0015】上記コンデンサ13の端子電圧が時間Tを
経過して一定レベルより下った場合は、電圧レベル検出
回路8はLレベルの信号をマイコン2に送る。これによ
りマイコン2はRAM5の内容をリセットすると共に、
燃焼装置を運転停止状態と成す。そして運転スイッチが
ONとなるのを待って運転を再開する。
【0016】図2は上述した動作を行うためのマイコン
2のフローチャートを示す。ステップST1で復電して
電源が供給されると、ステップST2でコンデンサ13
の端子電圧を調べ、時間T内で復電した場合はステップ
ST3でRAM5の内容を調べ、正常の場合はステップ
ST4でその情報を採用して、ステップST5、ステッ
ST6を経て、ステップST7にて運転スイッチON
情報を確認後、ステップST8にて運転を再開する。
【0017】ステップST2で時間T後に復電した場合
及びステップST3でRAM5に異常が見付かった場合
は、ステップST9でRAM5の情報をリセットした
後、ステップST5、ステップST6を経て、ステップ
ST7にて運転スイッチのONを待ってステップST
にて運転再開となる。
【0018】運転中はステップST5で必要な運転情報
及びチェックサムをRAM5に随時取り込むと共にステ
ップST6で出力制御回路7及び時定数回路11を動作
させステップST7にて運転スイッチONを確認後、さ
らにステップST8で燃焼装置1の制御を行いながら運
転を行う。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、停電
後、所定時間内に復電した場合は、記憶手段に記憶され
ている停電前の運転情報を用いて被制御装置の運転を再
開し、所定時間が経過した場合は運転停止状態と成すよ
うに構成したので、瞬時停電等を含む短い停電があった
場合は、復電すれば運転スイッチを操作しなくても直ち
に自動的に被制御装置の運転を再開することができ、ま
た長い停電で所定時間経過後に復電した場合は、被制御
装置をそのまま運転停止状態に保持して安全を確保する
ことができる。 また、停電の発生から所定時間の経過
に関する判断が成されるまでの間は、スイッチ手段によ
り時間検出手段への給電を行わないので、復電した瞬間
に時間検出手段のコンデンサが再度充電を開始してしま
うことが無く、コンデンサを利用した単純な回路によっ
て停電時間を計測することができる。そして、停電中は
電源を監視する必要が無く、計時する必要も無いので、
制御手段及び時間検出手段の停電中のバックアップが不
要となり、単純で安価な構成を採ることができる効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例による燃焼装置の停電制
御装置を示すブロック図である。
【図2】 同装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 燃焼装置(被制御装置) 2 マイコン(制御手段) 5 RAM(記憶手段) 8 電圧レベル検出回路(時間検出手段) 11 時定数回路(時間検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 9/02 F23N 5/20 102 F23N 5/24 110

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停電の発生から復帰するまで所定時間が
    経過したか否かをコンデンサの放電現象により検出する
    時間検出手段と、停電が発生する前の被制御装置の運転
    に関する情報を記憶する記憶手段と、上記所定時間が経
    過しないうちに停電が復帰したときは、上記憶手段の
    情報を用いて上記被制御装置の運転を再開し、上記所定
    時間が経過したときは上記被制御装置を運転停止と成す
    制御を行う制御手段と、上記制御手段からの指示に応じ
    て上記時間検出手段への給電路を開成及び閉成するスイ
    ッチ手段とを備え、停電の発生から上記所定時間の経過
    に関する判断が成されるまでの間は、上記スイッチ手段
    により上記時間検出手段への給電を行わないことを特徴
    とする停電制御装置。
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