JP2006107263A - 電源起動停止制御回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラム制御される電源制御マイコンを備える電源起動停止制御回路において電源制御マイコンがノイズ等により誤動作した場合においても電源装置を確実に動作停止させる。
【解決手段】直流電源(BA1)から制御対象である電源装置(2)への供給電流の開閉を行なう電源開閉回路(5)を設ける。電源制御マイコン(4)は起動条件をチェックし、起動条件が成立している場合のみパルス信号(P5)として電圧パルスを出力する。パルス信号中の交流成分を包絡線検波した検波信号(V5)が高レベルの期間中のみ電源開閉回路を通して電源装置に電源供給を行なう。電源制御マイコンからの電圧パルスの出力はメインプログラムの中で行なう。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部の直流電源を主電源として負荷に安定化した電圧を供給する電源装置の起動、停止を制御する電源起動停止制御回路に関する。
近年の車両には、マイクロコンピュータを内蔵した電子制御装置が数多く採用されている。これら電子制御装置は、バッテリーを電源として安定化された直流電圧を出力する電源装置より電流供給を受けて動作する。この電源装置の起動/停止は、従来は車両のキースイッチの切り換え操作のみによって行なわれてきた。しかし、起動状態にある時にバッテリー電圧が低下すると電源装置は所定の出力電圧を維持できなくなる。出力電圧の低下は負荷である電子制御装置の誤動作につながる。
従って、そうした場合には負荷電流を減らすために一部の電子制御装置に省電力モードを指示したり、電源装置を一旦、動作停止させた上でバッテリー電圧の回復を待って動作を再開させたりする制御が必要となる。また、近年ではキースイッチがOFF位置にあっても車両通信により一部の電子制御装置の動作を開始させる制御も必要とされる。
こうした種々の要求に対処する必要性から電源装置の起動/停止ロジックは近年、益々複雑化してきており、その解決策として電源起動停止制御回路にマイクロコンピュータを採用してこうした多様な要求に応えようとする試みがある。
図5は、このようなマイクロコンピュータを採用した電源起動停止制御回路1の構成例である。電源装置2はバッテリーBA1よりトランジスタQ1を介して電流供給を受け、負荷である制御装置3に安定化した直流電圧Vppを出力する。電源起動停止制御回路1は電源装置2への電流供給をON/OFFしてその起動/停止を制御する回路で、電源制御マイコン4、電源開閉回路5、小電力電源回路6、電源電圧判定回路7、起動指令受信回路8により構成される。
電源開閉回路5は電源制御マイコン3の出力する起動可信号P4によって内部のトランジスタQ1をON/OFFし、電源装置2への供給電流の開閉を行なう。小電力電源回路6は、バッテリーBA1より電源供給を受けて直流電圧Vpを電源起動停止制御回路1内の各回路に常時、供給する。電源電圧判定回路7はバッテリー電圧V1を基準電圧Vrefと比較して正常電圧範囲にあるか否かを判定し、判定信号P1を電源制御マイコン3に出力する。起動指令受信回路8内のコンパレータCP2はキースイッチSW1から入力される電圧V3を基準電圧Vrefと比較して起動指令信号の有無を判定し、判定結果を第1の電流供給指令信号P2として電源制御マイコン3に知らせる。通信用IC13は、他の機器から通信により送られてくる起動指令信号を受けとり、第2の電流供給指令信号P3として電源制御マイコン3に知らせる。
電源制御マイコン3は上記信号P1、P2、P3を入力信号として受け、予め決められたロジックに従って電源装置2の起動/停止を決定する。そして、その決定に従い起動可信号P4を出力してりトランジスタQ1をON/OFF動作させ、電源装置2の起動/停止を制御する。また、必要により制御装置3に対してリセット信号RESを出力する。
このような電源起動停止制御回路1では、電源制御マイコン3の内部プログラムを工夫することにより複雑な起動/停止ロジックにも対処することができる。また、その起動/停止ロジックが変更になった場合も、ハードウェアは変えずにプログラムを変更するだけで対処できることが多い。
しかし、このようなプログラム制御される電源制御マイコン3を含む電源起動停止制御回路1は、ハードウェアのみで構成した回路に比べると外来ノイズに弱い傾向がある。例えば電源制御マイコン3が瞬間的なノイズのために暴走し、起動可信号P4が低レベルになるべき時に高レベルに維持されたとする。するとトランジスタQ1はOFFすべき時にON状態を維持するため、電源装置2が停止しない誤動作を起こす。このような誤動作は種々のノイズ対策を採ることにより防止可能ではある。しかし更に安全性を高めるためには、例え電源制御マイコン3が誤動作して起動可信号P4が高レベルに維持されたままの状態となったとしても、電源装置2は確実に動作停止するようにしておくことが望ましい。
特開平11−51661号公報 特開2000−4547号公報
本発明はこのような背景からなされたものでその課題は、プログラム制御される電源制御マイコンを備える電源起動停止制御回路において、電源制御マイコンがノイズ等により誤動作した場合においても制御対象である電源装置を確実に動作停止させることにある。
前記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、外部の直流電源(BA1)を主電源として負荷(3)に安定化した電圧を供給する電源装置(2)の起動、停止を制御する電源起動停止制御回路(10)であって、前記直流電源から前記電源装置への供給電流の開閉を行なう電源開閉回路(5)と、前記直流電源の電圧が正常範囲にあることを判定する電源電圧判定回路(7)と、外部から入力される起動指令信号を受信する起動指令受信回路(8)と、プログラム制御で動作する電源制御マイコン(4)と、該電源制御マイコンがパルス信号(P5)を出力していることを検出して検波信号(V5)を出力する検波回路(9)と、を備えて構成され、前記電源制御マイコンは、前記電源電圧判定回路の判定信号及び前記起動指令受信回路の受信信号を基に予め決められたロジックにより前記電源装置の起動、停止を判断し、起動と判断した場合には直ちに前記電源開閉回路に対して所定周期のパルス信号を前記検波回路に継続して出力し、停止と判断した場合には直ちに前記パルス信号の出力を停止するように構成されており、前記電源開閉回路は前記検波回路の検波信号(V5)が出力されている間のみ前記電源装置へ電流供給を行なわせるように構成されていることを特徴とする電源起動停止制御回路である。
このような構成の電源起動停止制御回路によれば、プログラム制御で動作する電源制御マイコンがノイズ等で誤動作した場合にはプログラムで出力されるパルス信号は停止することが期待できる。パルス信号が停止すれば検波回路が検波信号を出力しなくなるため、電源装置は電源開閉回路によって電流供給が絶たれ確実に停止状態となる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電源起動停止制御回路において、前記電源制御マイコン(4)は起動と判断してから停止と判断するまでの間継続する起動可信号(P4)を更に出力し、前記電源開閉回路(5)は、該起動可信号(P4)と前記検波信号(V5)の双方が出力されている間のみ前記電源装置へ電流供給を行なわせるように構成したことを特徴とする。
検波回路にはRCのローパスフィルタが組み込まれるためにパルス信号がOFFしても検波信号がOFFするまでには多少の時間遅れが生ずる。本構成のように起動可信号のON/OFFによっても電源装置の起動/停止を制御できるようにした場合には、起動可信号をOFFすることにより瞬間的に電源装置を停止できる利点がある。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記電源装置(2)は外部から入力される起動/停止信号(EN)により前記負荷(3)への電流供給の起動、停止を行なうように構成された直流電源であって、前記電源起動停止制御回路は、前記電源開閉回路を無くして前記電源装置には外部の直流電源(BA1)より直接に電源供給するように変更すると共に前記検波回路の検波信号(V5)を前記電源装置の起動/停止信号として入力するように構成したことを特徴とする。
電源装置が外部から入力される起動/停止信号により自ら起動/停止を行なうように構成されている場合には、電源起動停止制御回路は電源装置に起動/停止信号を与えるだけでよい。本構成の電源起動停止制御回路の場合は、大電流の開閉を行なう電源開閉回路を無くして検波信号を直接に起動/停止信号として電源装置に与えるだけで済むため、回路構成が簡単になって製作も容易となる利点がある。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の電源起動停止制御回路において、前記電源制御マイコン(4)は起動と判断してから停止と判断するまでの間継続する起動可信号(P4)を更に出力し、該起動可信号(P4)と前記検波信号(V5)の論理積信号を前記電源装置(2)の起動/停止信号(EN)として入力するように構成したことを特徴とする。
本構成の電源起動停止制御回路は、請求項2に記載の発明と同様の効果を奏する。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記検波回路(9)は前記電源制御マイコン(4)が出力するパルス信号中の交流成分のみを包絡線検波した信号を検波信号(V5)として出力するように構成したことを特徴とする。
このようにパルス信号中の交流成分のみを包絡線検波するようにすれば、電源制御マイコンが誤動作してパルス信号を出力する信号線の電圧レベルが高レベルのまま、あるいは低レベルのままになったとしても検波信号は確実に低レベルとなる。従って、電源開閉回路によって電源装置への電流供給が絶たれ、電源装置は確実に停止状態とされる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記電源制御マイコン(4)は前記電源装置の起動、停止を周期的に判断するメインプログラムと、該周期よりも長い一定周期毎に動作してその度に内部に設けたフラグのON/OFF状態を反転させる割り込み処理プログラムとを備え、前記メインプログラム内においては前記フラグのON/OFF状態に応じて前記パルス信号を出力する信号線に高レベル又は低レベルの電圧信号を出力するように構成したことを特徴とする。
割り込み処理プログラムの中でパルス信号を出力するように構成した場合には、メインプログラムが誤動作した場合でも、割り込み処理プログラムが正常に動作していればパルス信号が引き続き出力される場合があり得る。しかし、本構成のようにメインプログラムの中でパルス信号を出力するようにしておけば、メインプログラムと割り込み処理プログラムの何れが誤動作した場合でもパルス信号が停止するため電源装置は確実に停止状態とされる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記起動指令受信回路(8)は、外部から入力される前記起動指令信号(V3)の電圧レベルを基準電圧と比較して起動指令の有無を判定し、該判定結果を前記受信信号として前記電源制御マイコン(4)に出力するように構成したことを特徴とする。
このような構成の電源起動停止制御回路をカーナビゲーション装置のような車載装置に採用した場合には、バッテリー電圧をキースイッチで開閉した信号を起動指令信号として与えることによりキースイッチのON/OFF操作で車載装置の起動/停止を確実に制御することができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記起動指令受信回路(8)は通信用IC(13)を備え、該通信用ICは通信線を介して起動指令信号を受信した場合には前記受信信号として「論理1」の信号を、起動停止信号を受信した場合には「論理0」の信号を前記電源制御マイコン(4)に出力するように構成したことを特徴とする。
このような構成の電源起動停止制御回路をカーナビゲーション装置のような車載装置に採用した場合には、キースイッチがOFF位置にある場合にも遠隔から通信によって車載装置の起動/停止を確実に行なわせることができる。
以下、添付図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る電源起動停止制御回路の第1の実施形態の回路構成を示したものである。なお、「背景技術」で説明した図5の電源起動停止制御回路1と同一又は類似部分には同一符号が付してある。電源装置2は本実施形態の電源起動停止制御回路10の制御対象であり、バッテリーBA1より後述するトランジスタQ1を介して直流電源の供給を受け、負荷である制御装置3に安定化した直流電圧Vppを出力する。制御装置3は、例えば車両に搭載されたカーナビゲーション装置であり、バッテリーBA1は車両搭載のバッテリーである。
電源起動停止制御回路10は、電源制御マイコン4、電源開閉回路5、小電力電源回路6、電源電圧判定回路7、起動指令受信回路8、検波回路9を備えて構成される。小電力電源回路6はバッテリーBA1より電圧V1の供給を受け、安定化した直流電圧Vpを生成して電源起動停止制御回路10内の各回路に供給する。これにより電源起動停止制御回路10内の各回路は常時、動作状態にある。
電源電圧判定回路7はバッテリーBA1の電圧V1が正常か否かを判定して電源制御マイコン4に知らせる回路で、基準電圧生成回路11、コンパレータCP1、分圧抵抗R1、R2により構成される。バッテリー電圧V1は抵抗R1、R2によって分圧され、分圧された電圧V2はコンパレータCP1の非反転入力端子に入力される。コンパレータCP1の反転入力端子には基準電圧生成回路11にて生成された基準電圧Vrefが入力される。電圧V2の値が基準電圧Vref以上であるとコンパレータCP1の出力は高レベルとなり、基準電圧Vrefを下回ると低レベルとなる。コンパレータCP1の出力信号は判定信号P1として電源制御マイコン4に入力される。バッテリー電圧V1が所定電圧以上の時には判定信号P1は高レベルとなり、所定電圧を下回ると低レベルとなるように回路定数が設定されている。
起動指令受信回路8は、外部から入力される起動指令信号を受信して電源制御マイコン4に知らせるための回路である。本実施形態の起動指令受信回路8は、電圧信号で入力される起動指令信号V3を受信する電圧起動指令受信回路12と、通信線を介して通信信号で入力される起動指令信号を受信する通信用IC13とにより構成される。
電圧信号で入力される起動指令信号V3は分圧抵抗R3、R4にて分圧される。分圧された電圧V4はコンパレータCP2の非反転入力端子に入力され、反転入力端子に入力される基準電圧Vrefと比較される。コンパレータCP2の出力信号は、第1の起動指令信号P2として電源制御マイコン4に入力される。起動指令信号V3の電圧が所定レベル以上である場合には第1の起動指令信号P2は高レベルに、所定レベル以下である場合には低レベルになるように回路定数が設定されており、高レベルの時を起動指令信号有りの状態に対応させている。
通信用IC13は通信線を介して他の機器から送られてくる通信信号COMを受信し、起動指令信号を受信した場合には第2の起動指令信号P3を高レベル(「論理1」に相当)にし、起動停止信号を受信した場合には低レベル(「論理0」に相当)にして通信用IC13に知らせる。
電源制御マイコン4は電源電圧判定回路7からの判定信号P1と、起動指令受信回路8からの第1の起動指令信号P2、第2の起動指令信号P3とを入力信号として受ける。電源制御マイコン4は予め決められたロジックに従ってプログラム制御される。電源装置2の起動条件、即ち、負荷である制御装置3に対して直流電圧Vppを供給する条件は、バッテリー電圧V1が正常と判定されて判定信号P1が高レベルに維持されており、且つ第1の起動指令信号P2、第2の起動指令信号P3の少なくとも何れか一方が高レベルに維持されていることである。反対の停止条件は、バッテリー電圧V1が低下して判定信号P1が低レベルにあるか、又は第1の起動指令信号P2と第2の起動指令信号P3とが共に低レベルになっていることである。
電源制御マイコン4は、起動停止制御のために起動可信号P4とパルス信号P5の2つの信号を出力する。起動可信号P4は状態信号であって上記起動条件が成立した場合には即座に高レベルとされ、起動条件が成立している間は継続して高レベル状態にされる。反対に停止条件が成立した場合には即座に低レベルとされる。パルス信号P5は電圧パルスで、起動条件が成立している間は電圧パルスが出力され、停止条件が成立した場合には電圧パルスの出力は停止される。
検波回路9は、パルス信号P5の出力線に電圧パルスが出力されていることを検出して電源開閉回路5に知らせる回路である。検波回路9は、コンデンサC1、C2、ダイオードD1、D2、抵抗R5により構成され、パルス信号P5に含まれる交流成分のみを包絡線検波した信号を出力する回路構成となっている。
電源制御マイコン4より出力されたパルス信号P5は、最初にコンデンサC1に入力される。コンデンサC1によってパルス信号P5に含まれる直流電流成分は阻止され、交流電流成分のみがコンデンサC1を通ってノードN1に流れる。ノードN1と接地GNDとの間にはダイオードD2がカソードをノードN1側にして接続される。ノードN1と検波回路9の出力ノードN2との間には、アノードをノードN1側にしてダイオードD1が接続される。コンデンサC2と抵抗R5はノードN2と接地GNDとの間に並列に接続されている。
ダイオードD1、D2は半波整流回路を構成しており、ノードN1に流れ込む電流を整流してコンデンサC1をノードN1側が正となるように充電する。コンデンサC2と抵抗R5とはローパスフィルタを構成しており、パルス信号P5として一定周期、一定振幅の電圧パルスが出力されている場合には、ノードN2には一定振幅の正の電圧が現れる。検波回路9の出力であるノードN2の電圧は検波信号V5として電源開閉回路5に入力される。
電源開閉回路5は、バッテリーBA1より電源装置2に供給する電流を開閉して電源装置2の起動/停止を直接的に制御する回路である。電源開閉回路5は、PNPトランジスタQ1、NPNトランジスタQ2、NMOSトランジスタQ3、抵抗R6、R7、R8により構成される。トランジスタQ1のエミッタはバッテリーBA1の正極側に接続され、コレクタは電源装置2に接続される。トランジスタQ1のコレクタ電流が電源装置2の入力電流となる。
トランジスタQ1のベースと接地GND間には、抵抗R6、トランジスタQ2、Q3が抵抗R6をベース側にしてこの順序で直列に接続される。トランジスタQ2のベースには抵抗R7を介して起動可信号P4が入力される。トランジスタQ3のゲートには検波回路9の検波信号V5が印加される。抵抗R8はトランジスタQ1のエミッタとベース間に接続され、トランジスタQ1のOFF動作を確実にする働きをする。
起動可信号P4と検波信号V5が共に高レベルになるとトランジスタQ2、Q3が共に導通してトランジスタQ1にベース電流が流れる。これによりトランジスタQ1が導通してバッテリーBA1から電源装置2に電流が供給され、電源装置2は起動状態となって制御装置3に電流が供給される。起動可信号P4と検波信号V5の少なくとも何れか一方が低レベルになるとトランジスタQ2、Q3の何れかが非導通状態となってトランジスタQ1のベース電流がゼロとなる。するとトランジスタQ1が非導通となってバッテリーBA1から電源装置2への供給電流が絶たれ、電源装置2は停止状態となって制御装置3への電源供給が停止する。
このように本実施形態の電源起動停止制御回路10は、電源制御マイコン4が電源電圧判定回路7からの判定信号P1と起動指令受信回路8からの第1の起動指令信号P2、第2の起動指令信号P3とに基づいて電源装置2の起動/停止を決定する。そしてその決定に従い起動可信号P4とパルス信号P5に対応する信号を出力して電源開閉回路5の動作を操作する。それにより電源装置2への電流供給がON/OFF制御され、電源装置2の起動/停止が制御される構成となっている。
次に、電源制御マイコン4の内部の制御ロジックを図2、図3を参照して説明する。図2はメインプログラムのフローを示し、図3は割り込み処理プログラムのフローを示している。メインプログラムのステップS1ではタイマ割込みの設定を行なう。ここでは図3の割り込み処理プログラムが動作するために必要な初期設定を行なう。図3の割り込み処理プログラムはタイマからの一定時間間隔の割込み信号により起動されて動作するプログラムである。ステップS1でそのタイマの割込み信号発生の時間間隔を設定しておく。
続くステップS2では、判定信号P1の信号レベルをチェックする。判定信号P1は前述したようにバッテリー電圧V1が正常範囲にある時に高レベルとなる。高レベルの場合にはステップS3に移る。ステップS3では第1の起動指令信号P2の信号レベルをチェックする。第1の起動指令信号P2はスイッチSW1がONされ起動指令信号V3としてバッテリーBA1の電圧が供給された時に高レベルとなる。第1の起動指令信号P2が高レベルの場合は、電源装置2に対する起動指令信号が発せられていることを意味するのでステップS5に移る。
第1の起動指令信号P2が低レベルであった場合にはステップS4に移り、今度は第2の起動指令信号P3の信号レベルをチェックする。第2の起動指令信号P3は、通信用IC13が起動指令信号を受信した時に高レベルとなる。第2の起動指令信号P3が高レベルの場合にはステップS5に移る。
以上のフローから判るようにステップS5は判定信号P1が高レベルであり、且つ第1の起動指令信号P2、第2の起動指令信号P3の何れかが高レベルの状態にある時に実行される。即ち、前述した起動条件が成立している場合に実行される。ステップS5では起動可信号P4を高レベルにして電源開閉回路5に入力させる。
続くステップS6ではフラグの状態をチェックする。このフラグはパルス信号P5の信号線に高レベルの電圧を出力するか、低レベルの電圧を出力するかを決めるフラグであり、図3の割り込み処理プログラムの中でON/OFF状態が決められる。割り込み処理プログラムは前述したタイマからの周期的な割込み信号により起動される。ステップS10ではそのフラグのON/OFF状態をチェックする。ON状態でなかった場合にはステップS11に移ってフラグをON状態に反転させる。ON状態の場合にはステップS12に移ってフラグをOFF状態に反転させる。このように動作することからフラグはタイマからの割込み信号が入る度にON/OFF状態が反転する。即ち、タイマの設定時間間隔で反転が繰り返される。
ステップS6においてフラグがON状態であった場合にはステップS7に移り、パルス信号P5の信号線に高レベルの電圧を出力する。OFF状態であった場合にはステップS8に移り低レベルの電圧を出力する。何れの場合もその後はステップS2に戻る。
このようなフローにより起動条件が継続して成立している状態では、パルス信号P5の信号線にはタイマの時間間隔で高レベルと低レベルとが切り換わる電圧パルスが出力される。この電圧パルスは、前述した検波回路9によりその交流成分が包絡線検波される。電圧パルスが出力されている状態では、検波回路9の出力である検波信号V5は高レベルとなって電源開閉回路5に入力される。
このようにして起動条件が成立している状態では起動可信号P4と検波信号V5とは共に高レベルとなる。起動可信号P4と検波信号V5が共に高レベルになると、前述したように電源開閉回路5内のトランジスタQ1が導通状態となってバッテリーBA1から電源装置2に電流が供給され、電源装置2は起動状態となる。
ステップS2において判定信号P1が低レベルであった場合には直ちにステップS9に移る。これはバッテリー電圧V1が低下し過ぎた場合である。ステップS3において第1の起動指令信号P2が低レベルと判定され、且つステップS4において第2の起動指令信号P3も低レベルと判定された場合もステップS9に移る。これらは起動条件が成立せず停止条件が成立した場合である。こうした場合にはステップS9にて起動可信号P4を低レベルとする。その後はステップS2に戻り、再び起動条件のチェックを繰り返す。
この停止条件が成立している状態ではステップS7、S8が実行されないためパルス信号P5には電圧パルスが出力されない。パルス信号P5の信号レベルは高レベル又は低レベルになったままとなる。検波回路9の入力部にコンデンサC1が接続されていることにより電源制御マイコン4とノードN1との間に直流電流が流れることはない。従って、パルス信号P5が高レベル又は低レベルとなり交流成分が出力されなくなると、検波回路9の検波信号V5はゼロとなる。起動可信号P4と検波信号V5が共に低レベルになると、電源開閉回路5内のトランジスタQ1が非導通となって電源装置2への供給電流が絶たれる。その結果、電源装置2は停止状態となる。
以上、これまで説明した構成では、電源開閉回路5は起動可信号P4と検波信号V5の二つの信号の論理積にて電源装置2の起動/停止を制御してきた。しかし、電源装置2を即停止させる必要がない場合には、起動可信号P4は無視して検波信号V5のみにより電源装置2の起動/停止を制御してもよい。この場合には、図1中のトランジスタQ2と抵抗R7を無くし、抵抗R6とトランジスタQ3のドレインとを接続した構成とする。このようにした場合には、パルス信号P5の電圧パルスの有無のみによって起動/停止が制御される。起動可信号P4を併用する効果は、パルス信号P5が停止しても検波回路9内のコンデンサC2の充電電荷は瞬間的には放電されないため、検波信号V5が低レベルになるのに時間がかかって電源開閉回路5による電流遮断に遅れが生ずるのを防止する点にある。
以上のような制御フローにより電源装置2の起動/停止が制御される。このような制御フローに従って電源制御マイコン4がパルス信号P5を出力して電源装置2の起動/停止を制御する利点は、電源制御マイコン4がノイズ等により誤動作した場合に次のように発揮される。
電源制御マイコン4がノイズにより誤動作して図2又は図3のフローを実行しなくなった場合を考える。図2のメインプログラムが実行されなくなった場合には、ステップS6、S7、S8が実行されなくなる。ステップS6、S7、S8が実行されないとパルス信号P5の信号線に電圧パルスが出力されなくなる。電圧パルスが出力されないと検波回路9の検波信号V5が低レベルとなる。すると、起動可信号P4が高レベルのままであったとしてもトランジスタQ1が非導通状態となるため電源装置2は停止状態に入る。
これとは反対に、図2のメインプログラムは正常に実行されているが図3の割り込み処理プログラムが誤動作により実行されなくなった場合を考える。この場合には割り込み処理プログラムによるフラグの反転動作が停止して、フラグはON又はOFF状態になったままとなる。フラグの反転動作が停止したのにメインプログラムの実行が継続していると、ステップS6、S7、S8が実行されることによりパルス信号P5は高レベル又は低レベルになったままの状態となる。即ち、この場合もパルス信号P5の信号線には電圧パルスが出力されない状態となる。従って、この場合も検波回路9の検波信号V5が低レベルとなりトランジスタQ1が非導通となって電源装置2は停止状態に入る。
このようにして本実施形態の電源起動停止制御回路10によれば、例え電源制御マイコン4がノイズ等により誤動作したとしても電源装置2は確実に停止状態とされる効果を奏する。
(第2の実施形態)
図4は本発明に係る電源起動停止制御回路の第2の実施形態の回路構成を示したものである。なお、図1の電源起動停止制御回路10と同一又は類似部分には同一符号が付してある。本実施形態は、起動/停止の制御対象である電源装置2aが外部からの起動/停止信号STにより起動/停止の動作を行なう機能を備えていることを前提としている。
例えば、スイッチング方式の直流電源装置の場合には、外部からの起動/停止信号ENによりスイッチング動作を開始させたり停止させたりすることで出力電流のON/OFF(電源装置の起動/停止)を容易に制御することができる。また、シリーズ制御方式の直流電源装置の場合も、外部からの起動/停止信号ENにより出力トランジスタの制御動作を開始させたり停止させたりすることは容易である。そのような機能を備えたスイッチング回路方式の電源装置、シリーズ制御方式の電源装置共に広く市販されている。
本実施形態の電源起動停止制御回路10aは、そのような機能を備えた電源装置2aを制御対象としている。従って、電源装置2aは外部からの起動/停止信号ENを受ける入力端子ENを備える。電源装置2aにはバッテリーBA1から常時、電源が供給される。
電源起動停止制御回路10aの構成は、第1の実施形態の電源起動停止制御回路10とは電源開閉回路5部分のみが異なる。本実施形態の電源起動停止制御回路10aは、電源開閉回路5に相当する部分が2入力の論理積回路Q4に置き換わっている。2入力の論理積回路Q4には、電源制御マイコン4が出力する起動可信号P4と検波回路9の検波信号V5が入力される。その論理積である出力信号は起動/停止信号ENとして電源装置2aの入力端子ENに入力される。
起動可信号P4と検波信号V5とが共に高レベルの場合に起動/停止信号ENは高レベルとなり、その場合のみ電源装置2aは起動状態となって負荷である制御装置3に電流が供給される。電源制御マイコン4内の制御ロジックは第1の実施形態の場合と同様である。従って、本実施形態の電源起動停止制御回路10aも第1の実施形態の電源起動停止制御回路10と同様の効果を奏する。
なお、本実施形態の場合も第1の実施形態で述べたと同じように、起動可信号P4は無視して検波信号V5のみを起動/停止信号ENとして電源装置2aに入力するようにしてもよい。コンデンサC2の放電時間だけ起動/停止信号ENが低レベルに落ちるのが遅れるが、電源装置2aは確実に起動/停止制御される。
なお、第1、第2の実施形態において、負荷である制御装置3が起動開始の直前、又は停止の直前にリセット信号RESを必要とする場合には、電源制御マイコン4は起動条件が最初に成立した直後にはリセット信号RESとしてパルス信号を出力した後に起動可信号P4を高レベルにし、反対に起動条件が成立しなくなった場合にはリセット信号RESとしてパルス信号を出力した後に起動可信号P4を低レベルにするとよい。
第1の実施形態に係る電源起動停止制御回路10の構成図である。 電源制御マイコン4のメインプログラムのフローである。 電源制御マイコン4の割り込み処理プログラムのフローである。 第2の実施形態に係る電源起動停止制御回路10aの構成図である。 従来技術に係る図1相当図である。
符号の説明
図面中、2、2aは電源装置、3は制御装置(負荷)、4は電源制御マイコン、5は電源開閉回路、6は小電力電源回路、7は電源電圧判定回路、8は起動指令受信回路、9は検波回路、10、10aは電源起動停止制御回路、13は通信用IC、BA1はバッテリー(直流電源)、P4は起動可信号、P5はパルス信号、Q4は論理和回路を示す。

Claims (8)

  1. 外部の直流電源(BA1)を主電源として負荷(3)に安定化した電圧を供給する電源装置(2)の起動、停止を制御する電源起動停止制御回路(10)であって、
    前記直流電源から前記電源装置への供給電流の開閉を行なう電源開閉回路(5)と、
    前記直流電源の電圧が正常範囲にあることを判定する電源電圧判定回路(7)と、
    外部から入力される起動指令信号を受信する起動指令受信回路(8)と、
    プログラム制御で動作する電源制御マイコン(4)と、
    該電源制御マイコンがパルス信号(P5)を出力していることを検出して検波信号(V5)を出力する検波回路(9)と、を備えて構成され、
    前記電源制御マイコンは、前記電源電圧判定回路の判定信号及び前記起動指令受信回路の受信信号を基に予め決められたロジックにより前記電源装置の起動、停止を判断し、起動と判断した場合には直ちに前記電源開閉回路に対して所定周期のパルス信号を前記検波回路に継続して出力し、停止と判断した場合には直ちに前記パルス信号の出力を停止するように構成されており、
    前記電源開閉回路は前記検波回路の検波信号(V5)が出力されている間のみ前記電源装置へ電流供給を行なわせるように構成されていることを特徴とする電源起動停止制御回路。
  2. 請求項1に記載の電源起動停止制御回路において、前記電源制御マイコン(4)は起動と判断してから停止と判断するまでの間継続する起動可信号(P4)を更に出力し、前記電源開閉回路(5)は、該起動可信号(P4)と前記検波信号(V5)の双方が出力されている間のみ前記電源装置へ電流供給を行なわせるように構成したことを特徴とする電源起動停止制御回路。
  3. 請求項1に記載の発明において、前記電源装置(2)は外部から入力される起動/停止信号(EN)により前記負荷(3)への電流供給の起動、停止を行なうように構成された直流電源であって、
    前記電源起動停止制御回路は、前記電源開閉回路を無くして前記電源装置には外部の直流電源(BA1)より直接に電源供給するように変更すると共に前記検波回路の検波信号(V5)を前記電源装置の起動/停止信号として入力するように構成したことを特徴とする電源起動停止制御回路。
  4. 請求項3に記載の電源起動停止制御回路において、前記電源制御マイコン(4)は起動と判断してから停止と判断するまでの間継続する起動可信号(P4)を更に出力し、該起動可信号(P4)と前記検波信号(V5)の論理積信号を前記電源装置(2)の起動/停止信号(EN)として入力するように構成したことを特徴とする電源起動停止制御回路。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記検波回路(9)は前記電源制御マイコン(4)が出力するパルス信号中の交流成分のみを包絡線検波した信号を検波信号(V5)として出力するように構成したことを特徴とする電源起動停止制御回路。
  6. 請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記電源制御マイコン(4)は前記電源装置の起動、停止を周期的に判断するメインプログラムと、該周期よりも長い一定周期毎に動作してその度に内部に設けたフラグのON/OFF状態を反転させる割り込み処理プログラムとを備え、前記メインプログラム内においては前記フラグのON/OFF状態に応じて前記パルス信号を出力する信号線に高レベル又は低レベルの電圧信号を出力するように構成したことを特徴とする電源起動停止制御回路。
  7. 請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記起動指令受信回路(8)は、外部から入力される前記起動指令信号(V3)の電圧レベルを基準電圧と比較して起動指令の有無を判定し、該判定結果を前記受信信号として前記電源制御マイコン(4)に出力するように構成したことを特徴とする電源起動停止制御回路。
  8. 請求項1乃至4の何れかに記載の電源起動停止制御回路において、前記起動指令受信回路(8)は通信用IC(13)を備え、該通信用ICは通信線を介して起動指令信号を受信した場合には前記受信信号として「論理1」の信号を、起動停止信号を受信した場合には「論理0」の信号を前記電源制御マイコン(4)に出力するように構成したことを特徴とする電源起動停止制御回路。
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