JP2593915B2 - ダブルマイコンシステム暴走防止回路 - Google Patents

ダブルマイコンシステム暴走防止回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、マイクロコンピュータシステムの暴走防
止回路に関し、特に同一回路の規格に従うクロック速度
で動作する2つのマイクロコンピュータを用いたシステ
ム(以下、ダブルマイコンシステムと称する)の暴走防
止回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、マイクロコンピュータ(以下、マイコンとも呼
称する)を用いた電子機器、特に自動車用アンチロック
ブレーキ制御システム、トラクション制御システム等、
高度の信頼性が要求される電子機器においては、一般
に、上記のように同一の規格に従うクロック速度で動作
する2つのマイクロコンピュータを用い、互いに他の動
作を監視しながら、相互間で一致した制御出力でのみ制
御動作を行うようにしたダフルマイコンシステムが使用
される。
また、このようなダブルマイコンシステムを含め、マ
イコンシステムあるいはコンピュータシステムにおいて
は、一般に、いわゆるウォッチドッグタイマを用いてソ
フトウェアやハードウェアの暴走や異常を検出すること
が行われている。これは、マイコンやコンピュータの動
作が正常であれば、そのことを示すパルス(ウォッチド
ッグパルス)を所定周期で出力し、これによってタイマ
(ウォッチドックタイマ)をその所定周期毎にリセット
し、このウォッチドッグパルスが欠落するかあるいは周
期が所定値を超えると、ウォッチドッグタイマがタイム
アップすることよりマイコンやコンピュータにリセット
信号や警報を発するようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
現在のマイクロコンピュータでは、ソフトウェアのバ
グ(これを完全に無くすことは困難である)や外部環境
からの電気的雑音等により上記のような暴走や異常は発
生し得るが、このような暴走を検知し、システムの暴走
を防止するのはマイコンを用いたシステムの動作、運用
にとって必須の用件である。
一方、従来のダブルマイコンシステムにおいては、上
記のようなウォッチドッグタイマは2つのマイコンに1
つだけ共通に設けられ、一方でも暴走を検知したならば
共通のリセット信号により両方のマイコンを共にリセッ
トするようになっている。そのため、2つのうちどちら
のマイコンが暴走しているかを判別することができず、
また正常な側のマイコンもリセットされることにより、
不必要にシステムダウンが行われる結果、動作の効率が
低くなるという問題がある。
さらに、上記のようなウォッチドッグタイマを用いた
暴走防止回路またはシステムでは、システムの実稼働に
先立ちウォッチドッグタイマが正常に機能するか否かを
チェックすることが望ましいが、このようなチェックを
オンボード上のマイコンにより行おうとすると、マイコ
ン自身がリセットされてしまうため、自己診断ができな
いという問題があった。
この発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、その
目的は、2つのマイコンの相互監視により、ダブルマイ
コンシステムのウォッチドッグタイマ自体の機能を自己
診断することができ、しかも暴走を起こしたマイコンを
識別することが可能なダブルマイコンシステムの暴走防
止回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、この発明は、それぞれ同一のプ
ログラムを格納してほぼ同じクロック速度の別個のクロ
ックソースに従い作動する、互いに他のマイクロコンピ
ュータの制御情報をモニタし、その情報に基づき互いの
動作状況を相互監視しながら共通の制御対象を制御する
第1及び第2のマイクロコンピュータを具備したダブル
マイコンシステム暴走防止回路において、上記第1及び
第2マイクロコンピュータからのウォッチドッグパルス
を監視して各マイクロコンピュータの暴走を検知し、そ
の暴走検知の時点で第1及び第2マイクロコンピュータ
へそれぞれリセット信号を出力する第1及び第2のウォ
ッチドッグタイマ回路と、上記第2マイクロコンピュー
タからのウォッチドッグテスト信号に応動して上記第1
マイクロコンピュータから第1ウォッチドッグタイマ回
路へのウォッチドッグパルスの供給を遮断する第1ウォ
ッチドッグパルス遮断回路と、上記第1マイクロコンピ
ュータからのウォッチドッグテスト信号に応動して上記
第2マイクロコンピュータから第1ウォッチドッグタイ
マ回路へのウォッチドッグパルスの供給を遮断する第1
ウォッチドッグパルス遮断回路と、上記第1マイクロコ
ンピュータからのウォッチドッグテスト信号に応動して
上記第2マイクロコンピュータから第2ウォッチドッグ
タイマ回路へのウォッチドッグパルスの供給を遮断する
第2ウォッチドッグパルス遮断回路と、を具備し、上記
各ウォッチドッグテスト信号入力に対する第1及び第2
ウォッチドッグタイマ回路の各リセット信号出力をそれ
ぞれ第2及び第1マイクロコンピュータ側でモニタする
ことにより、互いに他のマイクロコンピュータのウォッ
チドッグタイマ回路の機能が正常か否かを判定するよう
にしたものである。
なお、上記各マイクロコンピュータのウォッチドッグ
タイマ回路の機能が正常であるか否かの相互判定は、上
記第1及び第2ウォッチドッグタイマ回路から上記第1
及び第2マイクロコンピュータへのリセット信号出力を
それぞれ第2及び第1マイクロコンピュータへデータ入
力し、その各入力データを評価することにより行うこと
が望ましい。
〔作用〕
上記の構成を有するこの発明のダブルマイコンシステ
ムの暴走防止回路は、例えばシステム始動時等に、第2
マイクロコンピュータから第1ウォッチドッグパルス遮
断回路へウォッチドッグテスト信号を所定時間(第1、
第2ウォッチドッグタイマ回路の設定タイムアップ時間
(フルタイムカウント)より長い)以上供給し、これに
よって第1マイクロコンピュータへ第1ウォッチドッグ
タイマ回路よりリセット信号が供給されるかどうかを第
2マイクロコンピュータ側で監視することにより第1ウ
ォッチドッグタイマ回路の機能を診断すると共に、第1
マイクロコンピュータから第2ウォッチドッグパルス遮
断回路へウォッチドッグテスト信号を上記所定時間以上
供給し、これによって第2マイクロコンピュータへ第2
ウォッチドッグタイマ回路よりリセット信号が供給され
るかどうかを第1マイクロコンピュータ側で監視するこ
とにより第2ウォッチドッグタイマ回路の機能を診断す
る。
また、暴走発生の有無の相互監視は、例えば第1マイ
クロコンピュータが暴走した場合、第1ウォッチドッグ
タイマ回路からのリセット信号が第2マイクロコンピュ
ータ側へも供給されることにより、第2マイクロコンピ
ュータで検知することができ、逆に第2マイクロコンピ
ュータが暴走した場合も、同様にして第1マイクロコン
ピュータ側でこれを検知することができる。
従って、暴走が発生したマイコンを識別することがで
きるので、一方のマイコンだけが暴走している時、両マ
イコンを共に停止させる必要がないのであれば、他方の
マイコンでシステムの制御動作を持続することが可能と
なる。
〔実施例〕
以下、この発明のダブルマイコンシステムの実施例に
ついて図面を参照しつつ説明する。
第1図は、この発明のダブルマイコンシステムの暴走
防止回路の一実施例の構成を示し、この実施例の暴走防
止回路は、第1マイクロコンピュータ(CPU)1、第2
マイクロコンピュータ(CPU)2、第1ウォッチドッグ
パルス遮断回路3、第1ウォッチドッグタイマ回路4、
第2ウォッチドッグパルス遮断回路5、及び第2ウォッ
チドッグタイマ回路6で構成され、第1ウォッチドッグ
タイマ回路4へは第1CPU1より第1ウォッチドッグパル
ス遮断回路3を介してウォッチドッグパルスW1が供給さ
れ、また第1ウォッチドッグパルス遮断回路3は第2CPU
2のウォッチドッグテスト信号WT2の出力端子に接続され
ている。第1ウォッチドッグタイマ回路4のリセット信
号出力は第1CPU1のリセット端子RST1及び第2CPU2のデー
タ入力ポートDP2に接続されている。
同様に、第2ウォッチドッグタイマ回路6へは第2CPU
2より第2ウォッチドッグパルス遮断回路5を介してウ
ォッチドッグパルスW2が供給され、また第2ウォッチド
ッグパルス遮断回路5は第1CPU1のウォッチドッグテス
ト信号WT1の出力端子に接続されている。第2ウォッチ
ドッグタイマ回路6のリセット信号出力は第2CPU2のリ
セット端子RST2及び第1CPU1のデータ入力ポートDP1に接
続されている。
この実施例において、第1及び第2ウォッチドッグパ
ルス遮断回路3,5は全く同様に例えば第2図のような回
路構成を用いることができる。この回路において、第1
または第2CPU1,2からのウォッチドッグパルスW1,W2は、
コンデンサCを有する微分回路により微分されて第3図
にで示すような波形となり、ダイオードクリッパによ
りクリップされて、ウォッチドッグパルスW1,W2の立ち
上がりに同期したA1,A2で示すような波形となり、第1
ウォッチドッグタイマ回路4,第2ウォッチドッグタイマ
回路6にそれぞれ入力される。しかしながら、例えばτ
で示す時点においてウォッチドッグテスト信号WT1,WT
2が第1CPU1,第2CPU2より入力されると、この信号が持続
する間トランジスタTr1が導通するため、ウォッチドッ
グパルスW1,W2に同期したパルスA1,A2(ウォッチドッグ
パルス同期信号)の第1,第2ウッチドッグタイマ回路4,
6への供給は遮断される。
第4図は、上記ウォッチドッグタイマ回路4,6の一例
の具体的回路構成を示す。
図示の回路は、R−Sラッチ回路41,42、Vref1,Vref2
を基準電圧とするコンパレータ43,44、コンデンサC4を
有する積分タイマ、及びコンデンサC4を放電させること
により積分タイマをリセットするトランジスタTr41を有
するリセットスイッチ回路等で構成されており、入力側
のラッチ回路41のS1入力には、コンパレータ43の出力
(出力側ラッチ回路42のS2入力)よりなる入力B及び前
述のウォッチドッグパルス遮断回路3,5からのA1,A2を入
力とするオア(O)回路45が接続されている。
このウォッチドッグタイマ回路の動作を第5図を参照
しつつ説明する。時点τにおけるスイッチオンによっ
て直流電源VCCが立ち上がると、この瞬間はコンデンサC
4の充電電圧がVref2により低く、コンパレータ44の出力
がハイ、即ちラッチ回路41,42のR1,R2入力がいずれもハ
イとなり、ラッチ回路41のQ1出力がローのため、トラン
ジスタTr41がオフで、コンデンサC4(積分タイマ)の充
電が開始される。この時、ラッチ回路42のQ2出力はロー
で、トランジスタTr42がオフのため、リセット出力R
(RST1,RST2)はハイとなる。
コンデンサC4の充電が進み、時点τにおいて、充電
電圧がVref2に達すると、コンパレータ44の出力がロー
となり、ラッチ回路41,42のR1,R2入力がいずれもローと
なる。さらにコンデンサC4が充電されて、時点τでそ
の電圧がVref1に達すると、コンパレータ43の出力がハ
イとなり、ラッチ回路のS2入力及びオア回路45のB入力
がハイとなり、ラッチ回路42のQ2出力がハイにラッチさ
れてトランジスタTr42が導通し、リセット出力(RS
T1,RST2)がローになると共に、ラッチ回路41のQ1出力
がハイとなってトランジスタTr41が導通し、コンデンサ
C4はほぼ瞬時に放電される。従って、充電電圧は直ぐに
Vref1により低くなるため、コンパレータ43の出力も直
ぐにローとなり、ラッチ回路42のS2入力及びオア回路45
のB入力も短時間でローに戻る。
コンデンサC4がVref2まで充電されると、上記同様に
コンパレータ44の出力がハイとなり、ラッチ回路41,42
のR1,R2入力がハイとなり、トランジスタTr41,Tr42がオ
フとなってコンデンサC4の充電が開始されると同時に、
リセット出力(RST1,RST2)がハイとなる(τ)。
上記のように、オア回路45のB入力及びラッチ回路42
のS2入力は、コンデンアC4を放電させ(即ち積分タイマ
をリセットする)、リセット信号(RST1RST2)をオン
(ロー)にする作用をなすが、コンデンサC4の放電は前
述のウォッチドッグパルス遮断回路3,5よりオア回路45
に供給されるウォッチドッグパルス同期信号A1,A2によ
っても起動される。即ち、例えば第5図の時点τにお
いてウォッチドッグパルス同期信号A1,A2が入力される
と、ラッチ回路41のQ出力がハイとなり、トランジスタ
Tr41を介してコンデンサC4を瞬時にVref2まで放電さ
れ、その瞬間から上記同様に再度充電を開始する。そし
て、この充電電圧がVref1に達する前のτで次のウォ
ッチドッグパルス同期信号A1,A2が入力されると、ラッ
チ回路42のS2入力がハイとなることなく、即ちウォッチ
ドッグタイマ回路がリセット信号(RST1,RST2)を出
力することなく、コンデンサC4よりなる積分タイマはリ
セットされる。
以後ウォッチドッグパルス同期信号A1,A2がコンデン
サC4の充電電圧がVref1に達し得ないような周期tbで入
力され続ければ、このウォッチドッグタイマ回路は、
A1,A2によりリセットされつつ上記の動作を繰り返し、
第1CPU1,第2CPU2へリセット信号RST1,RST2を出力するこ
とはない。しかし、τでウォッチドッグパルス同期信
号A1,A2が入力された後、コンデンサC4がVvef2まで放電
され、さらにVvef2まで充電される時間taが経過しても
(τ)、その次のA1,A2が入力されないとコンパレー
タ43の出力がハイとなり、ラッチ回路42のS2入力がハイ
となって、第1CPU1,第2CPUへリセット信号RST1,RST2
出力される。以後、ウォッチドッグタイマ回路は、τ
でA1,A9が回復するまで、周期taでリセット信号RST1,RS
T2を出力し続ける。
このウォッチドッグタイマ回路は、以上のようにして
第1CPU1,第2CPU2のウォッチドッグパルスを通じて各マ
イコンの動作を監視する。なお、上記の周期ta,tbの定
数設定は、例えばプログラムの作り方や、部品のばらつ
き、システムの要求等を考慮して行う。
この実施例のダブルマイコンシステムの暴走防止回路
は、通常の動作時には、上記の如く、第1CPU1,第2CPU2
からのウォッチドッグパルスをそれぞれ第1,第2ウォッ
チドッグタイマ回路4,6で監視し、異常があれば、ウォ
ッチドッグパルスが異常なマイコンにリセット信号を供
給して、リセット/再起動動作を繰返すと共に、互いに
他のリセット信号をデータ入力することにより、機能の
相互監視を行うことができる。
また、第1,第2ウォッチドッグタイマ回路4,6が正常
に機能するか否かをチェックするには、例えばパワーオ
ン時等、随時、第6図に示すごとく、各ウォッチドッグ
タイマ回路4,6の設定タイムアップ時間(第5図のt8
より持続時間の長いウォッチドッグテスト信号WT1,WT2
を第1CPU1,第2CPU2よりそれぞれ第2,第1ウォッチドッ
グパルス遮断回路5,3へ供給してウォッチドッグパルス
同期信号A2,A1の第2,第1ウォッチドッグタイマ回路6,4
への入力を遮断し、この間に各ウォッチドッグタイマ回
路のタイムアップによりリセット信号(RST1,RST2
が第1CPU1,第2CPU2に出力されるかどうかをそれぞれ第2
CPU2,第1CPU1で監視する。この場合、WT1,WT2が入力さ
れてから各ウォッチドッグタイマ回路がタイムアップす
るまでの時間tWA及びその時点からコンデンサC4がVref2
まで放電してリセット信号Rが解除され、各マイコンが
再起動されるまでの時間tR等を互いに他のマイコン側で
計測し診断に供する。この計測は、リセット信号Rを互
いに他のマイコンに直接入力して内部ソフトタイマーで
行っても良いが、マイコンのハードタイマーを入力でラ
ッチし、入力割込みとしてソフトで読むか、あるいは外
部に実時間タイマーを設けることにより行うこともでき
る。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、この発明によるダイブル
マイコンシステムの暴走防止回路は、各マイコンにそれ
ぞれ個別にウォッチドッグタイマ回路を設けると共に、
互いに他のマイコンからのウォッチドッグテスト信号に
より動作するウォッチドッグパルス遮断回路をそれぞれ
設け、さらにウォッチドッグタイマ回路のリセット信号
出力を互いに他のマイコン側でモニタするようにしたた
め、ウォッチドッグタイマ回路の自己診断が可能であ
り、互いに他のマイコンがリセットされたことを検知し
て、原因の検討、推測、制御の中断等を行うことができ
るため、ダブルマイコンシステムの信頼性及び動作性能
を少なからず向上し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるダブルマインコンシステムの暴
走防止回路の一実施例の構成を示すブロック図、第2図
はそのウォッチドッグパルス遮断回路の具体的回路構成
の一例の回路図、第3図はその動作を説明するためのタ
イミング図、第4図は上記実施例におけるウォッチドッ
グタイマ回路の具体的構成の一例を示す回路図、第5図
はその動作を説明するためのタイミング図、第6図は上
記実施例におけるウォッチドッグタイマ回路の自己診断
動作を説明するためのタイミング図である。 1……第1マイクロコンピュータ(CPU)、 2……第2マイクロコンピュータ(CPU)、 3……第1ウォッチドッグパルス遮断回路、 4……第1ウォッチドッグタイマ回路、 5……第2ウォッチドッグパルス遮断回路、 6……第2ウォッチドッグタイマ回路、 RST1,RST2……リセット信号(端子)、 W1,W2……ウォッチドッグパルス、 WT1,WT1……ウォッチドッグテスト信号、 DP1,DP2……データポート。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ同一のプログラムを格納してほぼ
    同じクロック速度の別個のクロックソースに従い作動す
    る、互いに他のマイクロコンピュータの制御情報をモニ
    タし、その情報に基づき互いの動作状況を相互監視しな
    がら共通の制御対象を制御する第1及び第2のマイクロ
    コンピュータを具備したダブルマイコンシステム暴走防
    止回路において: 上記第1及び第2マイクロコンピュータからのウォッチ
    ドッグパルスを監視して各マイクロコンピュータの暴走
    を検知し、その暴走検知の時点で第1及び第2マイクロ
    コンピュータへそれぞれリセット信号を出力する第1及
    び第2のウォッチドッグタイマ回路と; 上記第2マイクロコンピュータからのウォッチドッグテ
    スト信号に応動して上記第1マイクロコンピュータから
    第1ウォッチドッグタイマ回路へのウォッチドッグパル
    スの供給を遮断する第1ウォッチドッグパルス遮断回路
    と; 上記第1マイクロコンピュータからのウォッチドッグテ
    スト信号に応動して上記第2マイクロコンピュータから
    第2ウォッチドッグタイマ回路へのウォッチドッグパル
    スの供給を遮断する第2ウォッチドッグパルス遮断回路
    と; を具備し、上記各ウォッチドッグテスト信号入力に対す
    る第1及び第2ウォッチドッグタイマ回路の各リセット
    信号出力をそれぞれ第2及び第1マイクロコンピュータ
    側でモニタすることにより、互いに他のマイクロコンピ
    ュータのウォッチドッグタイマ回路の機能が正常か否か
    を判定するようにしたことを特徴とするダブルマイコン
    システムの暴走防止回路。
  2. 【請求項2】前記第1及び第2ウォッチドッグタイマ回
    路から第1及び第2マイクロコンピュータへのリセット
    信号出力をそれぞれ第2及び第1マイクロコンピュータ
    へデータ入力し、その各入力データを評価することによ
    り互いに他のマイクロコンピュータのウォッチドッグタ
    イマ回路の機能が正常であるか否かを判定するようにし
    たことを特徴とする請求項1記載のダブルマイコンシス
    テムの暴走防止回路。
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