JP2922604B2 - 車両用表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車の速度やエンジン回転数などをメー
タを用いてアナログのメータ表示を行う車両用表示装置
に関する。
タを用いてアナログのメータ表示を行う車両用表示装置
に関する。
従来、この種の運転情報をメータ表示する装置として
例えば第17図に示す車載用メータがある。図において、
71は車速センサ等からの信号に応じて指針軸71aを回動
させるメータ内機、72は指針軸71aに取り付けられた指
針、73は文字盤であり、この文字盤73の表示面は例えば
第16図のようになっている。同図は速度計の場合で、文
字盤73には目盛73aが円弧状に配置されており、指針72
がメータ内機71によって回動され、目盛73aが指示され
る。また、このメータは、夜間表示を考慮したもので、
メータ内機71と文字盤72との間に導光板74が配設される
とともに目盛73aは光透過性にされ、光源バルブ75から
の光を導光板74の端部74aから取り込んで導光板74を文
字盤73の背面で発光させることにより、目盛73aと指針7
2を発光させるようにしている。
例えば第17図に示す車載用メータがある。図において、
71は車速センサ等からの信号に応じて指針軸71aを回動
させるメータ内機、72は指針軸71aに取り付けられた指
針、73は文字盤であり、この文字盤73の表示面は例えば
第16図のようになっている。同図は速度計の場合で、文
字盤73には目盛73aが円弧状に配置されており、指針72
がメータ内機71によって回動され、目盛73aが指示され
る。また、このメータは、夜間表示を考慮したもので、
メータ内機71と文字盤72との間に導光板74が配設される
とともに目盛73aは光透過性にされ、光源バルブ75から
の光を導光板74の端部74aから取り込んで導光板74を文
字盤73の背面で発光させることにより、目盛73aと指針7
2を発光させるようにしている。
ところで、この種の車両用表示装置は、特に乗用車な
どに搭載するものにあっては、単に表示機能だけではな
く表示形態などの意匠面も重要視されている。なお、こ
のように意匠面を考慮したものとして、近年、蛍光表示
管や液晶表示パネル等を用いてディジタル表示を行うも
のもあるが、ユーザー指向としても回転する指針で指示
を行うような回転式のアナログのメータ表示が好まれて
おり、斬新なメータ表示を行う表示装置の開発が要求さ
れている。
どに搭載するものにあっては、単に表示機能だけではな
く表示形態などの意匠面も重要視されている。なお、こ
のように意匠面を考慮したものとして、近年、蛍光表示
管や液晶表示パネル等を用いてディジタル表示を行うも
のもあるが、ユーザー指向としても回転する指針で指示
を行うような回転式のアナログのメータ表示が好まれて
おり、斬新なメータ表示を行う表示装置の開発が要求さ
れている。
本発明は、メータ表示でしかも表示形態に面白味のあ
る斬新な車両用表示装置を提供することを課題とする。
る斬新な車両用表示装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになした本発明の車両用表
示装置は、円周に沿って配した目盛と該目盛の内周側に
配した指針とによって円形状のメータ表示を行うメータ
と、円柱状凸レンズであって該円柱の軸を上記目盛の上
下縦方向に向けて上記メータの表示面側に配された円柱
状凸レンズとを備え、上記円柱状凸レンズで上記目盛と
指針とを横方向に拡大することにより、楕円形状のメー
タ表示を行うようにしたことを特徴とする。
示装置は、円周に沿って配した目盛と該目盛の内周側に
配した指針とによって円形状のメータ表示を行うメータ
と、円柱状凸レンズであって該円柱の軸を上記目盛の上
下縦方向に向けて上記メータの表示面側に配された円柱
状凸レンズとを備え、上記円柱状凸レンズで上記目盛と
指針とを横方向に拡大することにより、楕円形状のメー
タ表示を行うようにしたことを特徴とする。
また、本発明の車両用表示装置は、上記同様のメータ
と、円柱状凹レンズであって該円柱の軸を上記目盛の左
右横方向に向けて上記メータの表示面側に配された円柱
状凹レンズとを備え、上記円柱状凹レンズで上記目盛と
指針とを縦方向に縮小することにより、楕円形状のメー
タ表示を行うようにしたことを特徴とする。
と、円柱状凹レンズであって該円柱の軸を上記目盛の左
右横方向に向けて上記メータの表示面側に配された円柱
状凹レンズとを備え、上記円柱状凹レンズで上記目盛と
指針とを縦方向に縮小することにより、楕円形状のメー
タ表示を行うようにしたことを特徴とする。
また、本発明の車両用表示装置は、上記同様のメータ
と、凹面の反射面を上記メータの表示面に対向して配さ
れるとともに該反射面における上記目盛の上下縦方向と
左右横方向にそれぞれ対応する二方向の各曲率半径につ
いて該縦方向の曲率半径が該横方向の曲率半径よりも大
きくされた反射部材とを備え、上記反射部材における横
方向の曲率に対応する上記反射面の焦点内に上記メータ
の表示面を配置し、上記目盛の上下縦方向と左右横方向
にそれぞれ対応する上記反射部材の拡大率の違いにより
上記目盛と指針とについて横方向を縦方向に対して相対
的に大きくして楕円形状のメータ表示を行うようにした
ことを特徴とする。
と、凹面の反射面を上記メータの表示面に対向して配さ
れるとともに該反射面における上記目盛の上下縦方向と
左右横方向にそれぞれ対応する二方向の各曲率半径につ
いて該縦方向の曲率半径が該横方向の曲率半径よりも大
きくされた反射部材とを備え、上記反射部材における横
方向の曲率に対応する上記反射面の焦点内に上記メータ
の表示面を配置し、上記目盛の上下縦方向と左右横方向
にそれぞれ対応する上記反射部材の拡大率の違いにより
上記目盛と指針とについて横方向を縦方向に対して相対
的に大きくして楕円形状のメータ表示を行うようにした
ことを特徴とする。
本発明の各車両用表示装置において、上記各メータは
円周に沿って配された目盛とその内周側の指針とによっ
て従来同様に円形状のメータ表示を行うが、円柱状凸レ
ンズ、円柱状凹レンズおよび反射部材は、それぞれメー
タの目盛および指針について相対的に縦方向より横方向
を大きくし、光学的に楕円状のメータ表示に変換する。
円周に沿って配された目盛とその内周側の指針とによっ
て従来同様に円形状のメータ表示を行うが、円柱状凸レ
ンズ、円柱状凹レンズおよび反射部材は、それぞれメー
タの目盛および指針について相対的に縦方向より横方向
を大きくし、光学的に楕円状のメータ表示に変換する。
第1図は本発明第1実施例の車両用表示装置を示す分
解斜視図、第2図はその組立側面図、第3図は取付け状
態を示す図である。
解斜視図、第2図はその組立側面図、第3図は取付け状
態を示す図である。
図において、1は後述説明するように円形状の目盛と
スリット状の指針とを発光させて車速等を表示する発光
型のアナログメータ、2は後述説明するようにプリズム
と平板とを成形または接着などにより一体としたプリズ
ム反射体、3は球面の凹反射面3Aをプリズム反射体2に
向けた反射板、4はシリンドリカル凸レンズ(円柱状凸
レンズ)であり、これらアナログメータ1、プリズム反
射体2、反射板3およびシリンドリカル凸レンズ4によ
って実施例の表示装置が構成され、インストルメントパ
ネル5内に収容されている。なお、6は運転度側の視
点、7はフロントガラスである。
スリット状の指針とを発光させて車速等を表示する発光
型のアナログメータ、2は後述説明するようにプリズム
と平板とを成形または接着などにより一体としたプリズ
ム反射体、3は球面の凹反射面3Aをプリズム反射体2に
向けた反射板、4はシリンドリカル凸レンズ(円柱状凸
レンズ)であり、これらアナログメータ1、プリズム反
射体2、反射板3およびシリンドリカル凸レンズ4によ
って実施例の表示装置が構成され、インストルメントパ
ネル5内に収容されている。なお、6は運転度側の視
点、7はフロントガラスである。
なお、この実施例の装置は、表示の視認速度を早める
ために反射面を利用して遠方表示を行うとともに、暗色
を背景に高コントラストの表示を行うために半透過性の
反射面を利用するようにしたものである。このため、高
輝度で発光する発光型のアナログメータ1と半透過性の
反射面をなすプリズム反射体2が用いられている。ま
た、視認される虚像の視角を大きくするために、反射板
3により虚像を拡大するとともに、プリズム反射体2は
プリズムの片面に一体に形成した平板部分により反射面
の大きなものになっている。
ために反射面を利用して遠方表示を行うとともに、暗色
を背景に高コントラストの表示を行うために半透過性の
反射面を利用するようにしたものである。このため、高
輝度で発光する発光型のアナログメータ1と半透過性の
反射面をなすプリズム反射体2が用いられている。ま
た、視認される虚像の視角を大きくするために、反射板
3により虚像を拡大するとともに、プリズム反射体2は
プリズムの片面に一体に形成した平板部分により反射面
の大きなものになっている。
第13図はアナログメータ1を示す一部断面図、第14図
はその一部正面図、第15図はその分解斜視図である。
はその一部正面図、第15図はその分解斜視図である。
図において、11は図示しない回路から入力される電気
信号に応じて指針軸11aを回動させるメータ内機であ
り、その内部の構造は従来公知のアナログメータのもの
を小型化したものである。12はメータ内機11の指針軸11
a側前面に配設されたケース体、13はケース体12内に収
容されて円柱状凹面の反射面13aをケース体12の開口側
に向けたリフレクタ、14はリフレクタ13の焦点fに沿っ
て配された冷陰極管(放電ランプ)であり、この冷陰極
管14は、ソケット15とケース体12から引き出された図示
しないリード線を介して外部の電源に接続され、高出力
の光源を構成している。なお、リフレクタ13が円柱状凹
面の反射面13aによって凹面鏡を形成しているので、焦
点fは第15図に示したように直線状になる。
信号に応じて指針軸11aを回動させるメータ内機であ
り、その内部の構造は従来公知のアナログメータのもの
を小型化したものである。12はメータ内機11の指針軸11
a側前面に配設されたケース体、13はケース体12内に収
容されて円柱状凹面の反射面13aをケース体12の開口側
に向けたリフレクタ、14はリフレクタ13の焦点fに沿っ
て配された冷陰極管(放電ランプ)であり、この冷陰極
管14は、ソケット15とケース体12から引き出された図示
しないリード線を介して外部の電源に接続され、高出力
の光源を構成している。なお、リフレクタ13が円柱状凹
面の反射面13aによって凹面鏡を形成しているので、焦
点fは第15図に示したように直線状になる。
16はケース体12の開口を覆うように配設された光拡散
板、17は光拡散板16の前面に配設された文字盤、18は文
字盤17の前面に配された円盤状の指針板であり、この指
針板18の中心は指針軸11aの先端に固定されている。
板、17は光拡散板16の前面に配設された文字盤、18は文
字盤17の前面に配された円盤状の指針板であり、この指
針板18の中心は指針軸11aの先端に固定されている。
第14図に示したように、文字盤17には透明樹脂板に黒
色の印刷処理等によってブラックフェイス面17a(斜線
の部分)が形成され、目盛と数字の部分(目盛部)17b
は抜き文字にされ、この目盛部17bおよび指針板18と重
なる円形の部分は光透過性にされている。なお、同図に
示したように目盛の長さ寸法t1とt2とに変化を与え、t1
<t2とすることにより、楕円形のメータ表示とする変形
効果をより大きく見せられる。
色の印刷処理等によってブラックフェイス面17a(斜線
の部分)が形成され、目盛と数字の部分(目盛部)17b
は抜き文字にされ、この目盛部17bおよび指針板18と重
なる円形の部分は光透過性にされている。なお、同図に
示したように目盛の長さ寸法t1とt2とに変化を与え、t1
<t2とすることにより、楕円形のメータ表示とする変形
効果をより大きく見せられる。
また、指針板18は円盤状の透明樹脂板に黒色の印刷処
理によってブラックフェイス面18a(斜線の部分)が形
成され、その外周から半径方向中心に向けて一部印刷し
ないことによて光透過性のスリット18bが形成され、こ
のスリット18bの部分が指針の役目をする。
理によってブラックフェイス面18a(斜線の部分)が形
成され、その外周から半径方向中心に向けて一部印刷し
ないことによて光透過性のスリット18bが形成され、こ
のスリット18bの部分が指針の役目をする。
なお、上記のような目盛部17bおよびスリット18bは、
光不透過性部材を用いて抜き彫りによって形成すること
もできる。
光不透過性部材を用いて抜き彫りによって形成すること
もできる。
ところで、一般に車載用のアナログメータでは、目盛
が全周には形成されず、時計の文字盤でいう時計回りに
略8時から4時の範囲に形成されるものが多い。
が全周には形成されず、時計の文字盤でいう時計回りに
略8時から4時の範囲に形成されるものが多い。
この実施例の文字盤17の目盛も、第14図に示したよう
に全周には形成しないで、指針板18の中心は、目盛部の
高さHの中心Pよりも下に一定距離hだけずれた位置に
設定されている。また、第13図に示したように、リフレ
クタ13の反射面13aの高さは目盛部17bの高さHを含むよ
うに設定されており、さらに、その中心および冷陰極管
14の位置は、目盛部17bの高さHの略中心Pに一致され
ている。そして、指針板18の中心に対応させて、文字盤
17、光拡散板16、リフレクタ13およびケース体12には、
径の小さな軸孔17c,16a,13b,12aがそれぞれ形成されて
おり、指針軸11aは各軸孔12a,13b,16a,17cを貫通すると
ともに冷陰極管14の下を通って指針板18の中心に向けら
れている。
に全周には形成しないで、指針板18の中心は、目盛部の
高さHの中心Pよりも下に一定距離hだけずれた位置に
設定されている。また、第13図に示したように、リフレ
クタ13の反射面13aの高さは目盛部17bの高さHを含むよ
うに設定されており、さらに、その中心および冷陰極管
14の位置は、目盛部17bの高さHの略中心Pに一致され
ている。そして、指針板18の中心に対応させて、文字盤
17、光拡散板16、リフレクタ13およびケース体12には、
径の小さな軸孔17c,16a,13b,12aがそれぞれ形成されて
おり、指針軸11aは各軸孔12a,13b,16a,17cを貫通すると
ともに冷陰極管14の下を通って指針板18の中心に向けら
れている。
以上の構成によって、冷陰極管14からの光は光拡散板
16によって拡散されるとともにリフレクタ13に向かう光
は反射面13aによって略平行光に反射され、光拡散板16
によって拡散される。そして、光拡散板16を介して文字
盤17および指針板18の背後に均一で明るい光が照射さ
れ、目盛と数字およびスリット18bの部分だけが発光し
て見え、メータ内機11によって指針板18が回動させる
と、発光する指針(スリット18b)が回動して発光する
目盛を指示するようになり、円形状のメータ表示が行わ
れる。
16によって拡散されるとともにリフレクタ13に向かう光
は反射面13aによって略平行光に反射され、光拡散板16
によって拡散される。そして、光拡散板16を介して文字
盤17および指針板18の背後に均一で明るい光が照射さ
れ、目盛と数字およびスリット18bの部分だけが発光し
て見え、メータ内機11によって指針板18が回動させる
と、発光する指針(スリット18b)が回動して発光する
目盛を指示するようになり、円形状のメータ表示が行わ
れる。
第2図に示したように、アナログメータ1は表示面1a
をプリズム反射体2の第2面2Bに対面して配設され、こ
の第2面2Bと表示面1aとの間に、シリンドリカル凸レン
ズ4が配設されている。また、反射板3は、その球面の
反射面3Aの光軸Lがプリズム反射体2の反射面2Aに対し
て傾斜するとともに表示面1aのシリンドリカル凸レンズ
4による虚像が反射面3Aの焦点内になるように配設され
ている。なお、アナログメータ1は、表示面1aの視点6
側が前記目盛部17bの下側になるように配設されてい
る。すなわち、表示面1aにおけるメータ表示パターンの
上下の向きは車両の前後の向きになっている。
をプリズム反射体2の第2面2Bに対面して配設され、こ
の第2面2Bと表示面1aとの間に、シリンドリカル凸レン
ズ4が配設されている。また、反射板3は、その球面の
反射面3Aの光軸Lがプリズム反射体2の反射面2Aに対し
て傾斜するとともに表示面1aのシリンドリカル凸レンズ
4による虚像が反射面3Aの焦点内になるように配設され
ている。なお、アナログメータ1は、表示面1aの視点6
側が前記目盛部17bの下側になるように配設されてい
る。すなわち、表示面1aにおけるメータ表示パターンの
上下の向きは車両の前後の向きになっている。
また、第1図に示したように、シリンドリカル凸レン
ズ4は、その曲面を含むような円柱の軸がアナログメー
タ1に対して表示面1aの上下縦方向(図の矢印V)に一
致するように配設されている。さらに、シリンドリカル
凸レンズ4の横方向の幅dはアナログメータ1の目盛部
17bの直径Dより大きくなっている。
ズ4は、その曲面を含むような円柱の軸がアナログメー
タ1に対して表示面1aの上下縦方向(図の矢印V)に一
致するように配設されている。さらに、シリンドリカル
凸レンズ4の横方向の幅dはアナログメータ1の目盛部
17bの直径Dより大きくなっている。
第2図図示の一点鎖線は、アナログメータ1からシリ
ンドリカル凸レンズ4の軸を含む中心を通って最終的に
視点6に向かう光線を代表するもので、この光線追跡に
基づいて説明すると、アナログメータ1で投影される表
示光はシリンドリカル凸レンズ4を介してプリズム反射
体2の第2面2Bに対して直角に入射するが、この表示光
はプリズム反射体2の反射面2Aを透過するとき光軸LAの
ように屈折して、反射板3に対して略直角に入射する。
ンドリカル凸レンズ4の軸を含む中心を通って最終的に
視点6に向かう光線を代表するもので、この光線追跡に
基づいて説明すると、アナログメータ1で投影される表
示光はシリンドリカル凸レンズ4を介してプリズム反射
体2の第2面2Bに対して直角に入射するが、この表示光
はプリズム反射体2の反射面2Aを透過するとき光軸LAの
ように屈折して、反射板3に対して略直角に入射する。
反射板3では、反射条件を満足させて光軸LAと僅かに
角度を光軸LBのように反射され、この反射光線はさらに
反射面2Aで反射されて、視点6に向けられる。したがっ
て、視点6またはその近傍から反射面2Aを見ると、第3
図に示したように、プリズム反射体2の背後の位置(車
両前方)にアナログメータ1によるメータ表示の虚像X
が視認される。なお、このとき視認される虚像は、反射
面2Aを見込む角度範囲内に位置し、反射の繰り返しと反
射板3の拡大作用により、遠方に拡大表示される。
角度を光軸LBのように反射され、この反射光線はさらに
反射面2Aで反射されて、視点6に向けられる。したがっ
て、視点6またはその近傍から反射面2Aを見ると、第3
図に示したように、プリズム反射体2の背後の位置(車
両前方)にアナログメータ1によるメータ表示の虚像X
が視認される。なお、このとき視認される虚像は、反射
面2Aを見込む角度範囲内に位置し、反射の繰り返しと反
射板3の拡大作用により、遠方に拡大表示される。
ここで、シリンドリカル凸レンズ4の円柱の軸は表示
面1aの上下縦方向に向けられているので、このシリンド
リカル凸レンズ4により、表示面1aにおけるメータの表
示パターンは左右横方向が拡大され、この拡大された虚
像を反射板3および反射面2Aで反射して見ることにな
る。したがって、運転席から視認される表示像は、例え
ば第4図に示したように目盛部17bのパターンが楕円状
になり、さらに、指針(スリット)は、回動位置(指示
値)に応じて長さが変化するようになる。
面1aの上下縦方向に向けられているので、このシリンド
リカル凸レンズ4により、表示面1aにおけるメータの表
示パターンは左右横方向が拡大され、この拡大された虚
像を反射板3および反射面2Aで反射して見ることにな
る。したがって、運転席から視認される表示像は、例え
ば第4図に示したように目盛部17bのパターンが楕円状
になり、さらに、指針(スリット)は、回動位置(指示
値)に応じて長さが変化するようになる。
第5図は第2実施例の車両用表示装置を示す分解斜視
図であり、第1実施例と同様のものには同符号を付記し
てある。
図であり、第1実施例と同様のものには同符号を付記し
てある。
図において、4′はシリンドリカル凹レンズ(円柱状
凹レンズ)であり、このシリンドリカル凹レンズ4′の
曲面を含むような円柱の軸がアナログメータ1に対して
表示面1aの左右横方向(図の矢印H)になるように配設
されている。
凹レンズ)であり、このシリンドリカル凹レンズ4′の
曲面を含むような円柱の軸がアナログメータ1に対して
表示面1aの左右横方向(図の矢印H)になるように配設
されている。
したがって、シリンドリカル凹レンズ4′により、表
示面1aにおけるメータ表示は上下縦方向が縮小された虚
像となり、運転席から視認される表示像は、第4図と同
様に目盛部17bのパターンが楕円状になり、さらに、指
針(スリット)は、回動位置(指示値)に応じて長さが
変化するようになる。
示面1aにおけるメータ表示は上下縦方向が縮小された虚
像となり、運転席から視認される表示像は、第4図と同
様に目盛部17bのパターンが楕円状になり、さらに、指
針(スリット)は、回動位置(指示値)に応じて長さが
変化するようになる。
なお、上記第1および第2実施例では、プリズム反射
体2および反射板3を用いて、遠方表示の拡大像を視認
するようにしているが、アナログメータの前面にシリン
ドリカル凸レンズまたはシリンドリカル凹レンズを配設
したものを直接視認するようにしても、同様に楕円状の
メータ表示を得ることができることはいうまでもない。
体2および反射板3を用いて、遠方表示の拡大像を視認
するようにしているが、アナログメータの前面にシリン
ドリカル凸レンズまたはシリンドリカル凹レンズを配設
したものを直接視認するようにしても、同様に楕円状の
メータ表示を得ることができることはいうまでもない。
第6図は第3実施例の車両用表示装置を示す図であ
り、第1図と同様のものには同符号を付記してある。こ
の第3実施例の装置は、第1図のシリンドリカル凸レン
ズ4を使用しないで、反射板3の代わりに、アナログメ
ータ1の2つのメータすなわち速度計と回転計にそれぞ
れ対応する2つの円筒状凹反射面を有する反射板3′を
備えている。そして、第6図に一点鎖線で示したよう
に、アナログメータ1の速度計と回転計の各メータ表示
は、各円筒状凹反射面でそれぞれ視点6に向けて反射さ
れる。
り、第1図と同様のものには同符号を付記してある。こ
の第3実施例の装置は、第1図のシリンドリカル凸レン
ズ4を使用しないで、反射板3の代わりに、アナログメ
ータ1の2つのメータすなわち速度計と回転計にそれぞ
れ対応する2つの円筒状凹反射面を有する反射板3′を
備えている。そして、第6図に一点鎖線で示したよう
に、アナログメータ1の速度計と回転計の各メータ表示
は、各円筒状凹反射面でそれぞれ視点6に向けて反射さ
れる。
第7図は反射板3′の円筒状凹反射面の形状を示す図
であり、各円筒状凹反射面は、アナログメータ1の表示
面1aの左右横方向に対応するA−A断面が曲率半径R1の
曲線で、表示面1aの上下縦方向に対応するB−B断面が
直線となっている。すなわち、反射板3′は、B−B断
面に対応する表示面1aの上下縦方向には拡大作用がな
く、A−A断面に対応する表示面1aの左右横方向には拡
大作用を有している。
であり、各円筒状凹反射面は、アナログメータ1の表示
面1aの左右横方向に対応するA−A断面が曲率半径R1の
曲線で、表示面1aの上下縦方向に対応するB−B断面が
直線となっている。すなわち、反射板3′は、B−B断
面に対応する表示面1aの上下縦方向には拡大作用がな
く、A−A断面に対応する表示面1aの左右横方向には拡
大作用を有している。
したがって、アナログメータ1における速度計と回転
計の各円形状のメータ表示をプリズム反射体2を介して
反射板3′に投影して反射させると、前記第4図と同様
な楕円形のメータ表示が視認される。
計の各円形状のメータ表示をプリズム反射体2を介して
反射板3′に投影して反射させると、前記第4図と同様
な楕円形のメータ表示が視認される。
第8図は第4実施例の車両用表示装置を示す図であ
り、第6図と同様のものには同符号を付記してある。こ
の第4実施例の装置は、第3実施例の反射板3′の代わ
りに、アナログメータ1の速度計と回転計にそれぞれ対
応する2つの非球面凹反射面を有する反射板3″を備え
ている。そして、第8図に一点鎖線で示したように、ア
ナログメータ1の速度計と回転計の各メータ表示は、各
円筒状凹反射面でそれぞれ視点6に向けて反射される。
り、第6図と同様のものには同符号を付記してある。こ
の第4実施例の装置は、第3実施例の反射板3′の代わ
りに、アナログメータ1の速度計と回転計にそれぞれ対
応する2つの非球面凹反射面を有する反射板3″を備え
ている。そして、第8図に一点鎖線で示したように、ア
ナログメータ1の速度計と回転計の各メータ表示は、各
円筒状凹反射面でそれぞれ視点6に向けて反射される。
第9図は反射板3″の非球面凹反射面の形状を示す図
であり、各非球面凹反射面は、アナログメータ1の表示
面1aの左右横方向に対応するA−A断面が曲率半径R2の
曲線で、表示面1aの上下縦方向に対応するB−B断面が
曲率半径R3の曲線となり、第10図の斜視図に示したよう
に、光軸Lまわりの曲率半径がR2とR3との間で連続的に
変化し、R2<R3となっている。
であり、各非球面凹反射面は、アナログメータ1の表示
面1aの左右横方向に対応するA−A断面が曲率半径R2の
曲線で、表示面1aの上下縦方向に対応するB−B断面が
曲率半径R3の曲線となり、第10図の斜視図に示したよう
に、光軸Lまわりの曲率半径がR2とR3との間で連続的に
変化し、R2<R3となっている。
第11図は球面鏡における曲率半径と拡大率の関係を説
明する図である。同図(a)の球面鏡M1の曲率半径R2は
同図(b)の球面鏡M2の曲率半径R3より小さく、各球面
鏡M1,M2は、それぞれ中心Cから等距離にある同大の物
体に対して虚像x2,x3を形成するが、同図(a)のよう
に曲率半径の小さな球面鏡M1による虚像x2の長さl2は、
曲率半径の大きな球面鏡M2による虚像x3の長さl3より長
くなる。すなわち、反射板3″は、アナログメータ1の
表示面1aに対して、上下縦方向より左右横方向の方が拡
大率が高くなり、その中間では拡大率が連続的に変わ
る。
明する図である。同図(a)の球面鏡M1の曲率半径R2は
同図(b)の球面鏡M2の曲率半径R3より小さく、各球面
鏡M1,M2は、それぞれ中心Cから等距離にある同大の物
体に対して虚像x2,x3を形成するが、同図(a)のよう
に曲率半径の小さな球面鏡M1による虚像x2の長さl2は、
曲率半径の大きな球面鏡M2による虚像x3の長さl3より長
くなる。すなわち、反射板3″は、アナログメータ1の
表示面1aに対して、上下縦方向より左右横方向の方が拡
大率が高くなり、その中間では拡大率が連続的に変わ
る。
したがって、アナログメータ1における速度計と回転
計の各円形状のメータ表示をプリズム反射体2を介して
反射板3″に投影して反射させると、表示面1aの左右横
方向が縦方向に対して相対的に拡大され、前記第4図と
同様な楕円形のメータ表示が視認される。
計の各円形状のメータ表示をプリズム反射体2を介して
反射板3″に投影して反射させると、表示面1aの左右横
方向が縦方向に対して相対的に拡大され、前記第4図と
同様な楕円形のメータ表示が視認される。
なお、上記第3および第4実施例では、プリズム反射
体2による反射像を視認するようにしているが、上記反
射板3′,3″を直接視認するような場合でも、同様に楕
円状のメータ表示を得ることができることはいうまでも
ない。
体2による反射像を視認するようにしているが、上記反
射板3′,3″を直接視認するような場合でも、同様に楕
円状のメータ表示を得ることができることはいうまでも
ない。
ところで、前記第1〜第4の各実施例では、プリズム
反射体2を使用しているが、第12図に示したように、プ
リズム反射体2はその屈折作用により像yに対して位置
と大きさの異なる虚像y′を形成し、この虚像y′の位
置は像yの位置よりもプリズム反射体2側に傾いて近づ
き、その大きさは像yよりもプリズム反射体2の厚みが
変化する方向に縮小される。なお、上記の像yは、各実
施例において、それぞれシリンドリカル凸レンズ4によ
る拡大像、シリンドリカル凹レンズ4′による縮小像、
アナログメータ1の表示面1aに相当する。
反射体2を使用しているが、第12図に示したように、プ
リズム反射体2はその屈折作用により像yに対して位置
と大きさの異なる虚像y′を形成し、この虚像y′の位
置は像yの位置よりもプリズム反射体2側に傾いて近づ
き、その大きさは像yよりもプリズム反射体2の厚みが
変化する方向に縮小される。なお、上記の像yは、各実
施例において、それぞれシリンドリカル凸レンズ4によ
る拡大像、シリンドリカル凹レンズ4′による縮小像、
アナログメータ1の表示面1aに相当する。
このため、プリズム反射体2は、第1〜第4実施例の
シリンドリカル凸レンズ4、シリンドリカル凹レンズ
4′、反射板3′,3″の作用とは別に、僅かに表示を楕
円にする作用を有している。すなわち、上記第1〜第4
実施例においてはプリズム反射体2により、表示を楕円
状に変形させる作用が高められている。
シリンドリカル凸レンズ4、シリンドリカル凹レンズ
4′、反射板3′,3″の作用とは別に、僅かに表示を楕
円にする作用を有している。すなわち、上記第1〜第4
実施例においてはプリズム反射体2により、表示を楕円
状に変形させる作用が高められている。
なお、本発明によれば、上記各実施例のプリズム反射
体2のようにプリズムを使用しなくても楕円状のメータ
表示を得ることができることはいうまでもない。また、
特に直視型の場合には、従来のアナログメータをそのま
ま使用することもできる。
体2のようにプリズムを使用しなくても楕円状のメータ
表示を得ることができることはいうまでもない。また、
特に直視型の場合には、従来のアナログメータをそのま
ま使用することもできる。
以上説明したように本発明によれば、円柱状凸レンズ
または円柱状凹レンズまたは縦方向と横方向とで拡大率
の異なる凹面の反射部材により、アナログメータの円形
状のメータ表示を光学的に楕円形状のメータ表示に変換
するようにしたので、指針が回転するのに伴なって伸び
縮みするなど表示形態に面白味があり、斬新なメータ表
示の車両用表示装置を得ることができる。
または円柱状凹レンズまたは縦方向と横方向とで拡大率
の異なる凹面の反射部材により、アナログメータの円形
状のメータ表示を光学的に楕円形状のメータ表示に変換
するようにしたので、指針が回転するのに伴なって伸び
縮みするなど表示形態に面白味があり、斬新なメータ表
示の車両用表示装置を得ることができる。
第1図は本発明第1実施例の車両用表示装置の分解斜視
図、 第2図は同表示装置の組立側面図、 第3図は同表示装置の取付け状態を示す図、 第4図は実施例における表示例を示す図、 第5図は本発明第2実施例の車両用表示装置の分解斜視
図、 第6図は本発明第3実施例の車両用表示装置の分解斜視
図、 第7図は第3実施例における反射板の円筒状凹反射面の
形状を示す図、 第8図は本発明第4実施例の車両用表示装置の分解斜視
図、 第9図は第4実施例における反射板の非球面凹反射面の
形状を示す図、 第10図は第4実施例における反射板の曲率半径の変化を
説明する斜視図、 第11図は第4実施例に係わる球面鏡における曲率半径と
拡大率との関係を説明する図、 第12図は実施例に係わるプリズム反射体の作用を説明す
る図、 第13図は実施例におけるアナログメータの断面図、 第14図は同アナログメータの一部正面図、 第15図は同アナログメータの分解斜視図、 第16図は従来のアナログメータの表示面を示す図、 第17図は従来のアナログメータの一例を示す図である。 1……アナログメータ、4……シリンドリカル凸レン
ズ、4′……シリンドリカル凹レンズ、3′,3″……反
射板。
図、 第2図は同表示装置の組立側面図、 第3図は同表示装置の取付け状態を示す図、 第4図は実施例における表示例を示す図、 第5図は本発明第2実施例の車両用表示装置の分解斜視
図、 第6図は本発明第3実施例の車両用表示装置の分解斜視
図、 第7図は第3実施例における反射板の円筒状凹反射面の
形状を示す図、 第8図は本発明第4実施例の車両用表示装置の分解斜視
図、 第9図は第4実施例における反射板の非球面凹反射面の
形状を示す図、 第10図は第4実施例における反射板の曲率半径の変化を
説明する斜視図、 第11図は第4実施例に係わる球面鏡における曲率半径と
拡大率との関係を説明する図、 第12図は実施例に係わるプリズム反射体の作用を説明す
る図、 第13図は実施例におけるアナログメータの断面図、 第14図は同アナログメータの一部正面図、 第15図は同アナログメータの分解斜視図、 第16図は従来のアナログメータの表示面を示す図、 第17図は従来のアナログメータの一例を示す図である。 1……アナログメータ、4……シリンドリカル凸レン
ズ、4′……シリンドリカル凹レンズ、3′,3″……反
射板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−43518(JP,A) 実開 平2−121337(JP,U) 実開 平4−37981(JP,U) 実開 昭63−202529(JP,U) 特表 平4−506269(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60K 35/00 G01D 7/00
Claims (3)
- 【請求項1】円周に沿って配した目盛と該目盛の内周側
に配した指針とによって円形状のメータ表示を行うメー
タと、円柱状凸レンズであって該円柱の軸を上記目盛の
上下縦方向に向けて上記メータの表示面側に配された円
柱状凸レンズとを備え、 上記円柱状凸レンズで上記目盛と指針とを横方向に拡大
することにより、楕円形状のメータ表示を行うようにし
たことを特徴とする車両用表示装置。 - 【請求項2】円周に沿って配した目盛と該目盛の内周側
に配した指針とによって円形状のメータ表示を行うメー
タと、円柱状凹レンズであって該円柱の軸を上記目盛の
左右横方向に向けて上記メータの表示面側に配された円
柱状凹レンズとを備え、 上記円柱状凹レンズで上記目盛と指針とを縦方向に縮小
することにより、楕円形状のメータ表示を行うようにし
たことを特徴とする車両用表示装置。 - 【請求項3】円周に沿って配した目盛と該目盛の内周側
に配した指針とによって円形状のメータ表示を行うメー
タと、凹面の反射面を上記メータの表示面に対向して配
されるとともに該反射面における上記目盛の上下縦方向
と左右横方向にそれぞれ対応する二方向の各曲率半径に
ついて該縦方向の曲率半径が該横方向の曲率半径よりも
大きくされた反射部材とを備え、 上記反射部材における横方向の曲率に対応する上記反射
面の焦点内に上記メータの表示面を配置し、上記目盛の
上下縦方向と左右横方向にそれぞれ対応する上記反射部
材の拡大率の違いにより上記目盛と指針とについて横方
向を縦方向に対して相対的に大きくして楕円形状のメー
タ表示を行うようにしたことを特徴とする車両用表示装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221038A JP2922604B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 車両用表示装置 |
US07/748,737 US5161480A (en) | 1990-08-24 | 1991-08-22 | Indication display unit for a vehicle |
DE4127924A DE4127924C2 (de) | 1990-08-24 | 1991-08-23 | Sichtanzeigeeinheit für ein Fahrzeug |
GB9118336A GB2247439B (en) | 1990-08-24 | 1991-08-27 | Indication display unit for a vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2221038A JP2922604B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 車両用表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103437A JPH04103437A (ja) | 1992-04-06 |
JP2922604B2 true JP2922604B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=16760515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2221038A Expired - Fee Related JP2922604B2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | 車両用表示装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (1) | US5161480A (ja) |
JP (1) | JP2922604B2 (ja) |
DE (1) | DE4127924C2 (ja) |
GB (1) | GB2247439B (ja) |
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KR960031223A (ko) * | 1995-02-17 | 1996-09-17 | 아시이 쇼주 | 차량용 원격 표시장치 |
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1990
- 1990-08-24 JP JP2221038A patent/JP2922604B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1991
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