JPS60191847A - 車両用表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）技術分野 本発明は表示すべき運転情報像を投射する投射器をコン
、＜クトにして実装性を向上させた車両用表示装置に関
する。

（ロ）従来技術 従来、車速、走行距離、燃料残量または時刻あるいは各
種の警告などの運転情報はインストルメントパネルに設
けたメータや時計あるいは躇告ランプなどで表示してい
たが、最近ドライバが運転中にこれらの運転情報を見る
のに前方視界から一旦目をそら゛さなくてすむようにこ
れらの運転情報をフロントガラスの内側に設けた反射板
に投影したり（実開昭５７−１５００３４号ンーフロシ
ン−フロントガラス前けた表示装置に表示することが考
えられている（実開昭５７−５７１２７号）。

この種の表示装置はヘッドアンプディスプレイ装置と呼
ばれ、フロントガラス内側のインストパッドなどに液晶
表示パネルを含む投射器を設け、液晶表示パネルに表示
した運転情報像を直接または反射鏡を用いて反射板や表
示装置に導き結像させたり、フロントガラスの外側前方
に結像させたりしている。

ところで、・このような投射器を取り付けるインストパ
ッドはスペースが限られている上にインストルメントパ
ネルに取り付けられる各種計器や音響機器などの一部が
収納されるので、投射器はできるだけ小型にし、液晶表
示パネルに表示される運転情報像をレンズにより拡大し
て結像させて見易くしている。ところが表示像の拡大率
はレンズの口径で制限されるので自ら制約があるし、第
１図に示すように車速ｌ、エンジン回転数２、燃料残量
３、走行距離（いわゆるトリップメータによる走行距離
）４、各種警報５などいくつかの運転情報を同時に表示
しようとすると液晶表示パネル上での各情報は相当小さ
くなり、これらの情報を見易い゛までの大きさに拡大し
て表示するとなると投射器に収納するレンズの口径は相
当大きくなってしまい実装性が悪くなるという問題があ
る。

そこで液晶表示パネル面上の運転情報表示パターンを考
えてみると、各運転情報パターンの間の領域（以下「ブ
ランクエリア」という）Ｓは決して少なくなくこのブラ
ンクエリアＳまでレンズにより拡大されている。そうか
といってこのブランクエリアをなくして運転情報を接近
させると表示したとき見にくくなってしまう。

（ハ）発明の目的および構成 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、表示す
べき運転情報像を投射する投射器ごコンパクトにして実
装性を向上することを目的にし１この目的２達嘱するた
めに、フロントガラス内側に設けた表示部に表示される
運転情報をフロントガラス外側前方に結像して表示する
車両用表示装置において、複数の運転情報企同−表示面
に近接して表示し、これらの運転１＃報像の光路企所定
の運転情報ごとに変換するように構成したものである。

に）実施例 以下図面に基づいて本発明を説明する。

第２図は本発明による表示装置の一実施例の概略描我を
示しており、１１Ｖｉフロ／トガラス、１２はインスト
パッド１３に配置された投射器で、投射器１２は、光源
２１と、集光用反射鏡２２と、色フイルタ２３上、運転
情報を表示する液晶パネル２４と、凸レンズ２５と、透
明カバー２６とから構成されている。１４は投射器１２
から投射される運転情報像をフロントガラス前方に結像
するためのミラー、１５Ｆｉフロントガラス１１の外側
前方に結像した運転情報の表示像で、ドライバの目１６
Ｆｉこの表示像１５を見る。

液晶パネル２４には運転情報が別々に分けて且つ接近し
て表示され、第３図に示したものは、２つの運転情報Ａ
（たとえば車速情報）とＢ（たとえば燃料残量）とを分
けて表示した例である。

一方、ミラー１４は第４図に示すように傾斜した２つの
反射面１４ａと１４ｂが中央で接きしたウェッジ型ミラ
ーである。

このような構成にすると、液晶パネル２４上に接近して
表示はれた２つの運転情報Ａ、Ｂは第５図のように離れ
て表示されるのでドライバはＪＩＩ耘情軸情報易い。第
６図は液晶表示パネルに表示される運転情報群と拡大レ
ンズ２５０口径とを本発明の場合（イ）と従来の場合（
ロ）とで比較して示したものであり、この図から本発明
によれば拡大レンズ２５０口径？いかに小さくできるか
が容易にわかる。

第７図は本発明によるヘッドアップディスプレイ装置に
用いる液晶パネルの一実施例で、車速と、エンジン回転
数と燃料残量の３種類の情報を表示するようにした例で
ある。液晶パネル２４の表示面には、車速を表示するス
ピードメータ２４ａと、エンジン回転数を表示するタコ
メータ２４ｂと、燃料残１１−２表示する燃料計２４ｃ
とが接近して表示される。一方、ミラー４は第８図に示
すように反射面１４ａ’　、　１４ｂ’　＋　１４ｃ’
を所定角度だけ所定方向に傾斜させて構成したウェッジ
型ミラーである。その他の構成は第２１図に示した実施
例と同じである。

このような液晶パネルとミラーとを用いて構成したヘッ
ドアンプディスプレイ装置による表示像は第９図に示し
たようになる。

第１０図は本発明によるヘッドアップディスプレイ装置
の他の実施例に用いる拡大レンズの構造を示しており、
この実施例は前述した実施例のような特殊な構成のミラ
ーを用いる代りに投射器内の拡大レンズの構成を変えた
ものである。図示したレンズ２５は第１１図に示したよ
うな上下二段に運転情報人（エンジン回転数）、Ｂ（車
速）を表示する液晶パネル２４を用いる場合の実１Ｍ例
で、レンズ部分２５ａ　、２５ｂはそれぞれ別々に焦点
を有する。従ってこのようなレンズ２５を用いれば、運
転情報Ａはレンズ部分２５ａにより拡大きれ、運転情報
ＢＶｉレンズｉｆｆζ分２５ｂにより拡大され、しかも
両者は離れて結像表示されるのでドライバーには見易い
し、拡大レンズ２５は不埒い口径のものでよい０上記実
施例では運転情報を表示する手段として液晶７ぐネルを
例示したが、本発明はブラウン管を用いることもできる
。

（ホ）発明の詳細 な説明したように、本発明は〜フロントガラス内側に設
けた表示部に表示される運転情報をフロントガラス外側
前方に結像して表示する車両用表示装置において、運転
情報表示手段の表示面上に近接して表示された複数の運
転情報像の光路妃所定の運転情報ごとに変換して結像す
るようにしたので、運転情報表示手段を含む運転情報像
の投射器をコンパクトにすることができ、レイアウトの
自由度が増し、他のユニットとの干渉が少なくでき、車
室内空間が拡大するなど実装性が向上する。また、投射
器のデザイン上の自由度も大きくできるのでミラーなど
の部品を変えるだけで車種ごとに運転’Ｉｆｌ報の表示
位置ひ変えられるという設計、弛造上のメリットも大き
い。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のヘッドアップディスプレイ装置の運転情
報表示面の表示列、第２図は本発明による表示装置の一
例であるヘンドアツブディ報像、第４図は第２図に示し
たヘッドアップディスプレイ装置に用いるミラーの平面
図と正面図、第５図は本発明によるヘッドアップディス
プレイ装置による表示例、第６図は投射器の大きさを本
発明と従来とで比較して示す図で、（イ）は本発明によ
る投射器の場合、（ロ）は従来の投射器の場合、第７図
は本発明による表示装置であるヘッドアップディスプレ
イ装置の他の実施例に用いる液晶パネルでの運転情報表
示例、第８図は第７図に示した液晶パネルとともに用い
ら＼ れるミラーの平面図・第９図は第７図に示した液晶パネ
ルを用いたヘッドアップディスプレイ装＋ａによる運転
情報の表示像、第１０図は本発明によるヘッドアップデ
ィスプレイ装置のさらに他の実施例に用いる拡大レンズ
の一実施例で、（イ）は側面図、（ロ）ｔｄ正面図、第
１１図は第１０図に示した拡大レンズとともに用いられ
る液晶７＜ネル上での運転↑ａ報表示例である。 １・・・フロントガラス、２・・・投射器、３・・°イ
ンストバンド、４・・・ミラー、４　ａ　＋　４　ｂ　
Ｈ４Ｃ・・・反射面、５・・・表示像、６・・・ドライ
バの目、２１・・・光源、２２・・・集光用反射鏡、２
３・・・色フィルタ、２４・・・液晶パネル、２４ａ・
・・スピードメータ、２．５．２５　ａ　、　２５　ｂ
・＝レンズ、２６−７明力代理人　弁理士　鈴　木　弘
　男 第１図 第２図 第５図 第７図　第８図 第９図 第１０図 （イ）　（ロ） 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フロントガラス内側に設けた表示部に表示される運転情
   報をフロントガラス外側前方に結像して表示する車両用
   表示装置において、複数の運転情報を同一表示面に近接
   して表示する運転情報表示手段と、該表示手段の表示面
   に表示される運転情報像の光路を所定の運転情報ごとに
   変換する光路変換手段とを有することを特徴とする車両
   用表示装置。