JP2500719Y2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2500719Y2 JP1990099028U JP9902890U JP2500719Y2 JP 2500719 Y2 JP2500719 Y2 JP 2500719Y2 JP 1990099028 U JP1990099028 U JP 1990099028U JP 9902890 U JP9902890 U JP 9902890U JP 2500719 Y2 JP2500719 Y2 JP 2500719Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、発光する指針と文字盤で運転情報を表示す
る車両用表示装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、発光する指針と文字盤とで運転情報を表示する
車両用アナログメータとして、例えば第10図に示すもの
がある。
このメータは、メータ内機31と文字盤32の間に導光板
33を配設し、光源バルブ34からの光を導光板33の端部33
aから取り込んで図の矢印のように導光板33内に導き、
導光板33を文字盤32の背面で発光させることにより、文
字盤32に形成された光透過性の目盛等を発光させるよう
にしたものである。また、指針35については、導光板33
から指針軸31aの周囲を通して指針35のボス部35aに光を
照射し、指針35内での導光と光拡散によって発光させる
ようにしたものである。
なお、この種の発光型のアナログメータは夜間点灯さ
せることにより、目盛と数字(目盛部)および指針など
の表示パターンだけが暗い中で発光して見えるため視認
性が良くなるばかりか、表示品位の点でも優れている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記のようなアナログメータは文字盤
が平板になっており、この文字盤の前面に配した指針で
指示を行っても、表示が平面的なものとなっていた。
本考案は、表示に立体感を与えることにより、表示に
面白味がある車両用表示装置を提供することを課題とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するためになした本考案の車両用表
示装置は、背光によって目盛部が発光する文字盤と、該
文字盤の前面で上記背光によって発光する指針と、前記
文字盤の目盛部のみを覆うように該文字盤の前面に配設
された拡大レンズと、前記文字盤の目盛部と前記指針と
で形成される表示像を運転席側に減光して反射する反射
面と、を備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の車両用表示装置は、目盛部のみを覆うような
拡大レンズを文字盤の前面に備えているので、目盛部が
拡大レンズによって拡大され、その像は虚像として実際
の位置よりも奥まった所に視認される。
したがって、車両用表示装置全体の表示に立体感がで
る。また、表示像は反射面によって減光してして反射さ
れるので、拡大レンズが見えることがなく表示の品位も
高いものとなる。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の車両用表示装置のアナログメ
ータの分解斜視図、第2図はその縦断面図、第3図は文
字盤部分の構成を示す分解斜視図、第4図は第3図のA
−A断面図である。
図において、11は図示しない回路から入力される電気
信号に応じて指針軸11aを回動させるメータ内機であ
る。12はメータ内機11の指針軸11a側の前面に配設され
たケース体、13はケース体12内に収容されて円柱状凹面
の反射面13aをケース体12の開口側に向けたリフレク
タ、14はリフレクタ13の焦点fに沿って配された放電ラ
ンプであり、この放電ランプ14は、ソケット15とケース
体12から引き出された図示しないリード線を介して外部
の電源に接続され、高出力の光源を構成している。な
お、リフレクタ13が円柱状凹面の反射面13aによって凹
面鏡を形成しているので、焦点fは第1図に示したよう
に直線状になる。
16はケース12の開口を覆うように配設された光拡散板
と一体化された文字盤、17は文字盤16の前面に配された
円盤状の指針板であり、この指針板17の中心は指針軸11
aの先端に固定されている。
文字盤16には、光拡散板の前面に黒色の印刷処理等に
よてブラックフェイス面16aが形成され、目盛と数字の
部分(目盛部)16bは抜き文字にされ、この目盛部16bお
よび指針板17と重なる円形の部分16cは、光透過性にさ
れている。また、指針板17は円盤状の透明樹脂板に黒色
の印刷処理等にによってブラックフェイス面17aが形成
され、その外周から半径方向中心に向けて一部印刷しな
いことによって光透過性のスリット17bが形成され、こ
のスリット17bの部分が指針の役目をする。
18は透明アクリルを断面半円形状で環状に成形した拡
大レンズであり、この拡大レンズ18は指針板17を囲み、
目盛部16bを覆うように文字盤16の前面に取付けられ、
目盛部16bは拡大レンズ18の焦点の内側になっている。
以上の構成により、放電ランプ14からの光はリフレク
タ13の反射面13aによって略平衡光に反射され、光拡散
板と一体化された文字盤16の背面に均一で明るい光が照
射される。これによって目盛部16bおよびスリット17bの
部分だけが発光して見え、メータ内機11によって指針板
17を回動させると、発光する指針(スリット17b)が回
動して発光する目盛を指示するようになり、アナログ表
示が行われる。
第5図に示したように、拡大レンズ18の焦点Fの内側
にある目盛部16bは、拡大レンズ18によって拡大され、
その虚像19は目盛部16bの位置すなわち文字盤17の前面
よりも奥まった位置に形成される。これによって目盛部
16bの目盛と数字は拡大されて視認しやすくなるととも
に、表示全体が立体的に見える。
第6図は実施例の車両用表示装置を示す図であり、反
射型の表示装置を構成している。
第6図において、1は上記実施例のアナログメータ、
2は反射体としてのプリズム、3は僅かに凹面にされた
全反射性の球面ミラー(反射部材)であり、アナログメ
ータ1の目盛部16bとスリット17bで発光される光(表示
光)はプリズム2を屈折透過して球面ミラー3に入射さ
れ、再びプリズム2側に反射される。そして、プリズム
2の界面2aによって運転席側の視点4に向けられる。
これによって、アナログメータ1による表示の虚像X
が車両前方の奥まった位置に視認されるようになり、所
謂遠方表示が行われる。
また、プリズム2の界面2aによる反射は全反射ではな
いので、目盛部16bとスリット17bによるアナログ表示は
暗い背景に浮かび上がったものとなり、コントラストの
高い表示となる。
第7図および第8図は、本考案の車両用表示装置に用
いるアナログメータの他の実施例を示す図であり、第7
図(a)は前記第4図と同様な位置での断面図、同図
(b)は同図(a)のB−B断面図である。また、第8
図は指針板の部分を示している。
この実施例は、前記実施例のアナログメータの指針板
17のスリット17bに、円柱棒状の拡大レンズ20を取り付
けたものである。これによって、スリット17bすなわち
指針も文字盤16に対して奥まった位置になるため、表示
が立体的に見える。
上記スリット17bに取り付けられた拡大レンズ20は、
円柱棒状のものであるが、例えば第9図に示したように
凸条21aを有する拡大レンズ21を取り付けると、指針の
表示光が拡大レンズ21の面で指向性をもつようになり、
運転者側から見たときに色々の発光パターンが見えるよ
うになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の車両用表示装置によれ
ば、文字盤の目盛部と指針とが発光し、この文字盤の目
盛部と指針とで形成される表示像が反射面により減光し
て反射されるので、その反射像に拡大レンズが視認され
ることがなく、表示品位を良好にしながら、目盛部が拡
大レンズで拡大されてその虚像が実際の位置よりも奥ま
った所に形成されるので表示に立体感を与えることがで
き、面白みのある表示にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の車両用表示装置のアナログメー
タの分解斜視図、 第2図は同アナログメータの縦断面図、 第3図は同アナログメータの文字盤部分の構成を示す分
解斜視図、 第4図は第3図のA−A断面図、 第5図は実施例における拡大レンズの拡大作用を示す
図、 第6図は実施例の車両用表示装置を示す図、 第7図および第8図は指針を拡大させるようにした他の
実施例を示す図、 第9図は指針に取り付ける拡大レンズの他の例を示す
図、 第10図は従来の車両用アナログメータの一例を示す図で
ある。 13……リフレクタ、14……放電ランプ、16……文字盤、
16b……目盛部、17……指針板、17b……スリット、18…
…拡大レンズ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】背光によって目盛部が発光する文字盤と、 該文字盤の前面で上記背光によって発光する指針と、 前記文字盤の目盛部のみを覆うように該文字盤の前面に
    配設された拡大レンズと、 前記文字盤の目盛部と前記指針とで形成される表示像を
    運転席側に減光して反射する反射面と、 を備えたことを特徴とする車両用表示装置。
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