JP2922156B2 - 根菜用フレキシブルコンテナー - Google Patents
根菜用フレキシブルコンテナーInfo
- Publication number
- JP2922156B2 JP2922156B2 JP8192804A JP19280496A JP2922156B2 JP 2922156 B2 JP2922156 B2 JP 2922156B2 JP 8192804 A JP8192804 A JP 8192804A JP 19280496 A JP19280496 A JP 19280496A JP 2922156 B2 JP2922156 B2 JP 2922156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper edge
- flexible container
- root vegetables
- lid
- sewn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D88/00—Large containers
- B65D88/16—Large containers flexible
- B65D88/22—Large containers flexible specially adapted for transport
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、馬鈴薯や人参な
ど主として根菜類の機械的収穫に使用する大型のフレキ
シブルコンテナーに関するものである。
ど主として根菜類の機械的収穫に使用する大型のフレキ
シブルコンテナーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】平均的規模の農家では、例えば馬鈴薯や
人参等の根菜類の収穫は主として手作業によって行われ
て来たが、近年これらを機械的に収穫する野菜収穫機
（仮称）が開発されるようになり、それに伴って一度に
２００ｋｇ内外の大量の根菜類が収納、運搬できるコン
テナーが必要とされるようになった。
人参等の根菜類の収穫は主として手作業によって行われ
て来たが、近年これらを機械的に収穫する野菜収穫機
（仮称）が開発されるようになり、それに伴って一度に
２００ｋｇ内外の大量の根菜類が収納、運搬できるコン
テナーが必要とされるようになった。
【０００３】而して、現実に使用されている根菜用のフ
レキシブルコンテナーとしては、穀粒等の収納用として
市場に出回っている大型のフレキシブルコンテナーを根
菜用に転用するのが殆どであるが、根菜中、特に人参な
どは収穫後に空気に触れると傷み易い性質を有するとこ
ろから、蓋付のコンテナーが多く利用されていた。即ち
図５に見られるように、袋主体（イ）をクロス織地によ
って直径９００ｍｍ前後、胴部（ロ）の長さが約１００
０ｍｍの円筒形に縫製し、その上・下縁に蓋部（ハ）と
底蓋（ニ）をそれぞれ開閉可能に設ける一方、胴部
（ロ）の外面に逆Ｕ字状のロ−プ又はベルト（ヘ）を対
向して縫着し、その胴部上縁から突出した部分を吊り手
（ト）としたものであった。
レキシブルコンテナーとしては、穀粒等の収納用として
市場に出回っている大型のフレキシブルコンテナーを根
菜用に転用するのが殆どであるが、根菜中、特に人参な
どは収穫後に空気に触れると傷み易い性質を有するとこ
ろから、蓋付のコンテナーが多く利用されていた。即ち
図５に見られるように、袋主体（イ）をクロス織地によ
って直径９００ｍｍ前後、胴部（ロ）の長さが約１００
０ｍｍの円筒形に縫製し、その上・下縁に蓋部（ハ）と
底蓋（ニ）をそれぞれ開閉可能に設ける一方、胴部
（ロ）の外面に逆Ｕ字状のロ−プ又はベルト（ヘ）を対
向して縫着し、その胴部上縁から突出した部分を吊り手
（ト）としたものであった。
【０００４】上記構成のフレキシブルコンテナーを根菜
用のコンテナーとして使用するに当たっては、上記袋主
体（イ）の底蓋（ニ）を閉止した空袋を野菜収穫機の台
板上に載せ、その蓋部（ハ）を全開した上、胴部（ロ）
の上縁を開放状態に維持するために、上記双方の吊り手
（ト）に各二本の引き具のハンガー（チ）を係着してそ
れぞれを各外方向に引張し、野菜収穫機で掘り出された
根菜をコンベヤーなどを介して開口部から胴部内に投入
し、それが満杯になれば、蓋部（ハ）上縁を紐（ホ）で
絞縮して該開口を閉止した後、上記吊り手を利用してウ
インチ（図示せず）等で吊り揚げて圃上に降ろし、該コ
ンテナーを目的の場所に移動、運搬して底蓋（ニ）を開
口し、収納物を排出するようにしていたものである。
用のコンテナーとして使用するに当たっては、上記袋主
体（イ）の底蓋（ニ）を閉止した空袋を野菜収穫機の台
板上に載せ、その蓋部（ハ）を全開した上、胴部（ロ）
の上縁を開放状態に維持するために、上記双方の吊り手
（ト）に各二本の引き具のハンガー（チ）を係着してそ
れぞれを各外方向に引張し、野菜収穫機で掘り出された
根菜をコンベヤーなどを介して開口部から胴部内に投入
し、それが満杯になれば、蓋部（ハ）上縁を紐（ホ）で
絞縮して該開口を閉止した後、上記吊り手を利用してウ
インチ（図示せず）等で吊り揚げて圃上に降ろし、該コ
ンテナーを目的の場所に移動、運搬して底蓋（ニ）を開
口し、収納物を排出するようにしていたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構造のフ
レキシブルコンテナーによれば、根菜類の機械的収穫に
当たって、双方の逆Ｕ字状の吊り手（ト）に適当な引き
具のハンガー（チ）を掛止してこれを引張し、袋主体
（イ）の胴部上縁を開放状態とするものであるが、その
際に主体上方の蓋部（ハ）は胴部（ロ）の中側に折れ込
み、この折れ込み部分が胴部（ロ）に収納された根菜類
に圧迫されるため、満杯になった袋主体の蓋部を閉止す
る際に胴部内の蓋部（ハ）を引き出すのに多大の労力と
時間を要していただけでなく、一般に上記穀粒用のフレ
キシブルコンテナーの逆Ｕ字状のベルト（ヘ）の間隔が
狭いということもあって、その開口形が長細くなって充
分に広い開口量が得難かったという課題があった。
レキシブルコンテナーによれば、根菜類の機械的収穫に
当たって、双方の逆Ｕ字状の吊り手（ト）に適当な引き
具のハンガー（チ）を掛止してこれを引張し、袋主体
（イ）の胴部上縁を開放状態とするものであるが、その
際に主体上方の蓋部（ハ）は胴部（ロ）の中側に折れ込
み、この折れ込み部分が胴部（ロ）に収納された根菜類
に圧迫されるため、満杯になった袋主体の蓋部を閉止す
る際に胴部内の蓋部（ハ）を引き出すのに多大の労力と
時間を要していただけでなく、一般に上記穀粒用のフレ
キシブルコンテナーの逆Ｕ字状のベルト（ヘ）の間隔が
狭いということもあって、その開口形が長細くなって充
分に広い開口量が得難かったという課題があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来技
術の持つ課題を解決する目的で、クロス織地等によって
縫製された所定寸法の筒状胴部の上縁に蓋部を、また下
縁に底蓋をそれぞれ開閉可能に延成する一方、上記胴部
の上縁から底蓋にかけた外面の比較的広い間隔の２点間
に跨って逆Ｕ字状の吊りベルトを、その上方が胴部上縁
から突出するように対設し、更に胴部上縁の内面に対向
して一定の間隔を備えた環帯を縫着し、吊り具により上
記環帯を引っ張って胴部を開口するという手段を用いた
ものである。
術の持つ課題を解決する目的で、クロス織地等によって
縫製された所定寸法の筒状胴部の上縁に蓋部を、また下
縁に底蓋をそれぞれ開閉可能に延成する一方、上記胴部
の上縁から底蓋にかけた外面の比較的広い間隔の２点間
に跨って逆Ｕ字状の吊りベルトを、その上方が胴部上縁
から突出するように対設し、更に胴部上縁の内面に対向
して一定の間隔を備えた環帯を縫着し、吊り具により上
記環帯を引っ張って胴部を開口するという手段を用いた
ものである。
【０００７】又、上記環帯を胴部外面の吊りベルト等と
の関係で縫着し、その取付け強度を大きくするという手
段も講じた。
の関係で縫着し、その取付け強度を大きくするという手
段も講じた。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る根菜用のフレ
キシブルコンテナーの構成を図面に示す一つの実施の形
態について更に詳述すると、図１〜３において、１はク
ロス織地などによって直径８００ｍｍ、高さ６３０ｍｍ
の筒状に縫製したフレキシブルコンテナーの胴部、２は
胴部の上縁１ａに連成された長さ３００ｍｍの蓋部であ
って、その開口部上縁２ａには紐２ｂ等を挿通するなど
して絞縮状に開閉可能にしたものである。
キシブルコンテナーの構成を図面に示す一つの実施の形
態について更に詳述すると、図１〜３において、１はク
ロス織地などによって直径８００ｍｍ、高さ６３０ｍｍ
の筒状に縫製したフレキシブルコンテナーの胴部、２は
胴部の上縁１ａに連成された長さ３００ｍｍの蓋部であ
って、その開口部上縁２ａには紐２ｂ等を挿通するなど
して絞縮状に開閉可能にしたものである。
【０００９】また、３は上記胴部１の下縁１ｂに周設さ
れて胴部下底を閉止可能とした底蓋で、例えば長さ３５
０ｍｍの四枚の菊割り片３ａを、その下端縁に挿通され
た紐又はロープ３ｂなどで絞縮することによって底面を
形成するようにしたものであり、４は上記胴部１の外面
２箇所に対設された逆Ｕ字形の吊りベルトであって、胴
部上縁１ａの４等分点の各側の２点間を跨いで縫着さ
れ、その上端を胴部上縁１ａから突出させて吊り手４ａ
を構成したものである。
れて胴部下底を閉止可能とした底蓋で、例えば長さ３５
０ｍｍの四枚の菊割り片３ａを、その下端縁に挿通され
た紐又はロープ３ｂなどで絞縮することによって底面を
形成するようにしたものであり、４は上記胴部１の外面
２箇所に対設された逆Ｕ字形の吊りベルトであって、胴
部上縁１ａの４等分点の各側の２点間を跨いで縫着さ
れ、その上端を胴部上縁１ａから突出させて吊り手４ａ
を構成したものである。
【００１０】さらに、５は胴部周長の約４分の１の長さ
を有する２本の環帯を示したもので、それぞれの環帯５
の両端部を胴部上縁１ａの内面に対向して縫着したもの
である。
を有する２本の環帯を示したもので、それぞれの環帯５
の両端部を胴部上縁１ａの内面に対向して縫着したもの
である。
【００１１】而して、胴部上縁１ａの外面に対設される
上記逆Ｕ字形の吊りベルト４の下方は、底蓋３の各菊割
り片３ａの中心部を通って、その先端に延びて縫合され
ており、また、必要に応じて適宜な力布４ｂ等を縫着す
ることによって胴部１及び底蓋２の補強と縫着強度の維
持をもたらし得るものである。
上記逆Ｕ字形の吊りベルト４の下方は、底蓋３の各菊割
り片３ａの中心部を通って、その先端に延びて縫合され
ており、また、必要に応じて適宜な力布４ｂ等を縫着す
ることによって胴部１及び底蓋２の補強と縫着強度の維
持をもたらし得るものである。
【００１２】尚、逆Ｕ字状の上記各組の吊りベルト４・
４の上端吊り手４ａ・４ａは、蓋部３を閉止した実袋を
吊り上げ、若しくは移動させるなどの際に、野菜収穫機
６に装備されたウインチ６ａのフック６ｂ（図４参照）
またはホ−クリフトのホ−ク（図示せず）等の係合孔と
して利用するものであるから、相当の強度を有する素材
であれば、上記帯状のベルトに限らずロープなどであっ
てもよいし、図示の吊りベルト４・４のように比較的幅
の広い帯体を使用した吊り手４ａでは、この部分を二つ
折りにすることで、上記ウインチのフック６ｂなどの係
脱を容易になし得るものである。更に、底蓋３において
符号３ｃは底蓋３の内筒を示す。
４の上端吊り手４ａ・４ａは、蓋部３を閉止した実袋を
吊り上げ、若しくは移動させるなどの際に、野菜収穫機
６に装備されたウインチ６ａのフック６ｂ（図４参照）
またはホ−クリフトのホ−ク（図示せず）等の係合孔と
して利用するものであるから、相当の強度を有する素材
であれば、上記帯状のベルトに限らずロープなどであっ
てもよいし、図示の吊りベルト４・４のように比較的幅
の広い帯体を使用した吊り手４ａでは、この部分を二つ
折りにすることで、上記ウインチのフック６ｂなどの係
脱を容易になし得るものである。更に、底蓋３において
符号３ｃは底蓋３の内筒を示す。
【００１３】他方、上記胴部１の上縁内面に対向して縫
着される環帯５・５は、根菜類の投入時に別途弾性的に
伸縮する引き具７のハンガー７ａなどに掛止して胴部上
縁１ａを外方に引張し、開口状態に維持させることを目
的としたものであるから、高い強度を要求されるもので
はなく、又その環帯５は上記実施形態に述べたような胴
周の約４分の１の長さの帯体から構成された環帯に限ら
れず、それ以下の長さであってもよいが、比較的長い帯
体を使用するのが好ましい。
着される環帯５・５は、根菜類の投入時に別途弾性的に
伸縮する引き具７のハンガー７ａなどに掛止して胴部上
縁１ａを外方に引張し、開口状態に維持させることを目
的としたものであるから、高い強度を要求されるもので
はなく、又その環帯５は上記実施形態に述べたような胴
周の約４分の１の長さの帯体から構成された環帯に限ら
れず、それ以下の長さであってもよいが、比較的長い帯
体を使用するのが好ましい。
【００１４】また、上記環帯としては、上例のような２
本の長い帯体を対設する手段に代えて、胴周の４等分点
又は、それに近い間隔を保って対設される４個の環帯
５’・５’を片側２個宛縫着し、引き具７の各ハンガー
７ａ・７ａに掛止して開口方向に引張可能としたもので
あってもよい（図３参照）。
本の長い帯体を対設する手段に代えて、胴周の４等分点
又は、それに近い間隔を保って対設される４個の環帯
５’・５’を片側２個宛縫着し、引き具７の各ハンガー
７ａ・７ａに掛止して開口方向に引張可能としたもので
あってもよい（図３参照）。
【００１５】又、上記環帯５又は５’の取付け位置は、
特に限定されるものではないが、上記いづれの環帯にお
いても直接胴部１の布地に縫着するよりも、胴部１の外
面に対設される上記吊りベルト４・４の関係で、即ち胴
部の布地を挟んで外面の吊りベルト４又は力布４ｂに対
して縫合することにより、各環帯の取付け強度を大幅に
向上させることが可能となる。
特に限定されるものではないが、上記いづれの環帯にお
いても直接胴部１の布地に縫着するよりも、胴部１の外
面に対設される上記吊りベルト４・４の関係で、即ち胴
部の布地を挟んで外面の吊りベルト４又は力布４ｂに対
して縫合することにより、各環帯の取付け強度を大幅に
向上させることが可能となる。
【００１６】さらに、本発明に係るフレキシブルコンテ
ナーの主体構成において、胴部上縁１ａに縫着される蓋
部２の素材は、用途上強度よりも寧ろ柔軟性に優れたも
のが好ましく、また、上記底蓋３の開閉構造は、上述し
た実施形態のような菊割り構造のものに限らず、目的に
叶う開閉機能を有するものであれば全てが本発明に適用
可能である。
ナーの主体構成において、胴部上縁１ａに縫着される蓋
部２の素材は、用途上強度よりも寧ろ柔軟性に優れたも
のが好ましく、また、上記底蓋３の開閉構造は、上述し
た実施形態のような菊割り構造のものに限らず、目的に
叶う開閉機能を有するものであれば全てが本発明に適用
可能である。
【００１７】次に図４について、本発明のフレキシブル
コンテナーの使用要領を述べると、他側に根菜類の掘出
し機構６ｃを備えた野菜収穫機６一側の排出口６ｄに臨
んで先端側が昇降可能なベルトコンベヤ６ｅを装置し、
その先端プーリー６ｆ並びに台板６ｇ上に設置されるウ
インチ６ａのポール６ｈ等を利用して、弾性的に伸縮す
る引き具７の各組のハンガー７ａ・７ａが取付けられて
いる。
コンテナーの使用要領を述べると、他側に根菜類の掘出
し機構６ｃを備えた野菜収穫機６一側の排出口６ｄに臨
んで先端側が昇降可能なベルトコンベヤ６ｅを装置し、
その先端プーリー６ｆ並びに台板６ｇ上に設置されるウ
インチ６ａのポール６ｈ等を利用して、弾性的に伸縮す
る引き具７の各組のハンガー７ａ・７ａが取付けられて
いる。
【００１８】今、上記構成の野菜収穫機６の台板６ｇ上
に、底蓋３を閉止したコンテナー（Ｃ）の空袋を載置
し、その蓋部上縁２ａを全開状態とした上、この部分を
胴部１外周に折り返して胴部上縁１ａの内面に対設され
た環帯５・５を露出させ、それぞれを上記引き具７のハ
ンガー７ａに掛止させることにより、各ハンガーの弾性
的引張力を受けて胴部上縁１ａは効果的に拡開し、充分
な開口量を保つことが可能となるのである。
に、底蓋３を閉止したコンテナー（Ｃ）の空袋を載置
し、その蓋部上縁２ａを全開状態とした上、この部分を
胴部１外周に折り返して胴部上縁１ａの内面に対設され
た環帯５・５を露出させ、それぞれを上記引き具７のハ
ンガー７ａに掛止させることにより、各ハンガーの弾性
的引張力を受けて胴部上縁１ａは効果的に拡開し、充分
な開口量を保つことが可能となるのである。
【００１９】この状態で根菜をコンテナーに収納するの
であるが、上記コンベヤ６ｅは、先端側を昇降可能とし
たものであるから、コンテナー胴部１の投入開口と底面
１ｂとの落差を可及的に減少させるため、投入初期はコ
ンベヤ６ｅの先端側を下降させた状態とし、暫時収納量
が増加するに従って、上昇させるようにすれば収穫物の
損傷を防止することができるのである。
であるが、上記コンベヤ６ｅは、先端側を昇降可能とし
たものであるから、コンテナー胴部１の投入開口と底面
１ｂとの落差を可及的に減少させるため、投入初期はコ
ンベヤ６ｅの先端側を下降させた状態とし、暫時収納量
が増加するに従って、上昇させるようにすれば収穫物の
損傷を防止することができるのである。
【００２０】又、コンテナーの胴部が根菜で満杯になれ
ば、蓋部２の折り返し部分を引き上げてその上縁を絞
縮、閉止し、これによって露出する吊りベルト４の吊り
手４ａ・４ａにウインチ６ａの各フック６ｂを係入し、
一旦吊り上げて袋主体を台板６ｇから圃上に降ろした
後、台板６ｇ上に他の空袋を載置して上記工程を繰り返
すのである。
ば、蓋部２の折り返し部分を引き上げてその上縁を絞
縮、閉止し、これによって露出する吊りベルト４の吊り
手４ａ・４ａにウインチ６ａの各フック６ｂを係入し、
一旦吊り上げて袋主体を台板６ｇから圃上に降ろした
後、台板６ｇ上に他の空袋を載置して上記工程を繰り返
すのである。
【００２１】尚、圃上に降ろされた実袋は、他のクレー
ン又はホークリフト等によって運搬車の荷台に搭載して
目的地まで運搬されるのである。又、目的地に運搬され
た実袋は、吊り手４ａを利用してクレン等で一定の高さ
に吊り上げられ、底蓋３を開放して収穫物を排出するこ
とは猶、従前の穀粒用フレキシブルコンテナーと同様で
ある。
ン又はホークリフト等によって運搬車の荷台に搭載して
目的地まで運搬されるのである。又、目的地に運搬され
た実袋は、吊り手４ａを利用してクレン等で一定の高さ
に吊り上げられ、底蓋３を開放して収穫物を排出するこ
とは猶、従前の穀粒用フレキシブルコンテナーと同様で
ある。
【００２２】
【発明の効果】以上詳述したところから既に明らかにさ
れる通り、本発明に係る根菜用のフレキシブルコンテナ
−は、在来品が袋主体の外面に対設された吊り手によっ
て袋主体の吊り上げ・移動機能と胴部上縁の開口機能と
を兼用したものであったのに対して、それらの機能の
内、特に袋主体の開口機能を胴部上縁に対向して設けら
れた環帯に分担させたことによって、開口時の蓋部を胴
部の外面に沿って下垂状に折り返し可能にし、しかも吊
り具による環帯の掛止間隔を大きく構成して、広い開口
量を維持できるようにしたものであるから、収穫された
根菜類を胴部上縁まで収容しても蓋部の閉止は極めて簡
単且つ容易に行うことができ、一連の根菜類の収穫作業
における能率を著しく向上させ得たものである。
れる通り、本発明に係る根菜用のフレキシブルコンテナ
−は、在来品が袋主体の外面に対設された吊り手によっ
て袋主体の吊り上げ・移動機能と胴部上縁の開口機能と
を兼用したものであったのに対して、それらの機能の
内、特に袋主体の開口機能を胴部上縁に対向して設けら
れた環帯に分担させたことによって、開口時の蓋部を胴
部の外面に沿って下垂状に折り返し可能にし、しかも吊
り具による環帯の掛止間隔を大きく構成して、広い開口
量を維持できるようにしたものであるから、収穫された
根菜類を胴部上縁まで収容しても蓋部の閉止は極めて簡
単且つ容易に行うことができ、一連の根菜類の収穫作業
における能率を著しく向上させ得たものである。
【図１】本発明コンテナーの全体を示す斜視図
【図２】〔Ａ〕は蓋部を取り除き、底蓋を閉止した状態
の胴部以下の平面図、又〔Ｂ〕は底蓋を閉止した状態の
底面図
の胴部以下の平面図、又〔Ｂ〕は底蓋を閉止した状態の
底面図
【図３】コンテナーの使用状態における斜視図
【図４】野菜収穫機の排出口側の斜視図
【図５】従来のフレキシブルコンテナーの使用例を示す
斜視図
斜視図
１ 胴部 ２ 蓋部 ３ 底蓋 ４ 吊りベルト ５ 環帯 ６ 野菜収穫機 ７ 吊り具
Claims (2)
- 【請求項１】クロス織地等によって縫製された所定寸法
の筒状胴部の上縁に蓋部を、また下縁に底蓋をそれぞれ
開閉可能に延成してなるフレキシブルコンテナーにおい
て、上記胴部上縁から底蓋にかけた外面の２点間に跨っ
て逆Ｕ字状の吊りベルトを、その上方が胴部上縁から突
出するように対設し、更に胴部上縁の内面に対向して環
帯を縫着してなり、吊り具により上記環帯を引っ張って
胴部に開口を設けることを特徴とした根菜用フレキシブ
ルコンテナー。 - 【請求項２】環帯が胴部外面の吊りベルトとの関係で縫
着された請求項１記載の根菜用フレキシブルコンテナー
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8192804A JP2922156B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 根菜用フレキシブルコンテナー |
| TW086109127A TW363041B (en) | 1996-07-02 | 1997-06-28 | Flexible container for root crops |
| KR1019970030573A KR100446475B1 (ko) | 1996-07-02 | 1997-07-02 | 근채용플렉시블컨테이너 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8192804A JP2922156B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 根菜用フレキシブルコンテナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1017075A JPH1017075A (ja) | 1998-01-20 |
| JP2922156B2 true JP2922156B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=16297273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8192804A Expired - Lifetime JP2922156B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 根菜用フレキシブルコンテナー |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2922156B2 (ja) |
| KR (1) | KR100446475B1 (ja) |
| TW (1) | TW363041B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2922156B2 (ja) * | 1996-07-02 | 1999-07-19 | 田中産業株式会社 | 根菜用フレキシブルコンテナー |
| JP4898473B2 (ja) * | 2007-02-05 | 2012-03-14 | オサダ農機株式会社 | フレコンオープンハンガー |
| JP4959850B1 (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-27 | 有限会社五綾貿易 | フレキシブルコンテナバッグ |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51143480A (en) * | 1975-06-03 | 1976-12-09 | Nat Marine Plastic | Transportation bag |
| JPS60112488U (ja) * | 1984-12-19 | 1985-07-30 | 株式会社ナシヨナルマリンプラスチツク | 輸送袋 |
| JPS642798U (ja) * | 1987-06-24 | 1989-01-10 | ||
| JP2549432Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1997-09-30 | 田中産業 株式会社 | ホルダー付き穀類収納袋 |
| JP2588027B2 (ja) * | 1989-07-06 | 1997-03-05 | 松下電器産業株式会社 | 路側通信システム |
| JPH0592187U (ja) * | 1992-03-03 | 1993-12-14 | 森下化学工業株式会社 | 輸送袋 |
| JPH0731691U (ja) * | 1993-11-25 | 1995-06-13 | ダイヤテックス株式会社 | 大形収納袋及びその収納補助具 |
| JP2922156B2 (ja) * | 1996-07-02 | 1999-07-19 | 田中産業株式会社 | 根菜用フレキシブルコンテナー |
-
1996
- 1996-07-02 JP JP8192804A patent/JP2922156B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-06-28 TW TW086109127A patent/TW363041B/zh active
- 1997-07-02 KR KR1019970030573A patent/KR100446475B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100446475B1 (ko) | 2004-11-06 |
| KR980009058A (ko) | 1998-04-30 |
| JPH1017075A (ja) | 1998-01-20 |
| TW363041B (en) | 1999-07-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5975759A (en) | Flexible fabric container | |
| CN1199823C (zh) | 可折叠的容器以及将手柄连接在该容器上的方法 | |
| US4868955A (en) | Device for stabilizing a cluster of articles | |
| US3831650A (en) | Laundry bag | |
| US4148347A (en) | Expandable shopping bag | |
| MXPA06000545A (es) | Bolsa de gran capacidad. | |
| JP2922156B2 (ja) | 根菜用フレキシブルコンテナー | |
| US1170960A (en) | Fruit-gathering sleeve and receptacle therefor. | |
| JP4272314B2 (ja) | コンテナ | |
| US20120243806A1 (en) | Collapsible bag closed by drawstring and zipper | |
| JP2005132623A (ja) | ゴミ収容袋体 | |
| JPS593966Y2 (ja) | 粉粒物の荷役用袋 | |
| US2620004A (en) | Picking bag | |
| JP3240001U (ja) | 揚重機器用運搬袋 | |
| JP3100141U (ja) | フレキシブルコンテナ | |
| JP2004345710A (ja) | フレキシブルコンテナバッグ、およびその使用方法 | |
| US953009A (en) | Fruit-gathering vessel. | |
| JP3408778B2 (ja) | クレーン・フォークリフト等の揚重機器用運搬袋 | |
| JP2977485B2 (ja) | 大型袋体の開閉口装置 | |
| JP2001122578A (ja) | クレーン・フォークリフト等の揚重機器用運搬シート | |
| JP3420665B2 (ja) | トラック搭載用粉粒体搬送容器、およびそれ用の組立式骨格体ならびに吊下げベルト | |
| JP2023056813A (ja) | フレキシブルコンテナバッグ | |
| JP2004075137A (ja) | 大開口フレキシブルコンテナ | |
| US1098949A (en) | Picker's sack. | |
| JP2000168884A (ja) | フレキシブルコンテナ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150430 Year of fee payment: 16 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |