JPS593966Y2 - 粉粒物の荷役用袋 - Google Patents

粉粒物の荷役用袋

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Publication number
JPS593966Y2
JPS593966Y2 JP1977038688U JP3868877U JPS593966Y2 JP S593966 Y2 JPS593966 Y2 JP S593966Y2 JP 1977038688 U JP1977038688 U JP 1977038688U JP 3868877 U JP3868877 U JP 3868877U JP S593966 Y2 JPS593966 Y2 JP S593966Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
outer bag
opening
powder
reinforcing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977038688U
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English (en)
Other versions
JPS53135243U (ja
Inventor
勝彦 関根
啓司 関口
Original Assignee
三菱油化株式会社
富山工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱油化株式会社, 富山工業株式会社 filed Critical 三菱油化株式会社
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Publication of JPS53135243U publication Critical patent/JPS53135243U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS593966Y2 publication Critical patent/JPS593966Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉粒状の農産物(例えば米麦、トウモロコシ)
、食品(例えば砂糖、大豆)、飼料(例えばふすま、油
粕)、工業材料(例えば尿素、樹脂ペレット)、染料、
鉱石、金属粉その他の粉粒物を輸送、保管する上に便利
な荷役用袋に関し、荷役作業の合理化、安全性を計る上
に、また反復使用して経済性を高める上に著しく有利と
なるよう改良した荷役用袋を提供するものである。
即ち、本考案の特徴とする粉粒物の荷役用袋は、可撓性
及び強靭性を有する合成樹脂型シート等の生地により形
成した外袋に底部が容易に切裂きできる可撓性内袋を内
接させて着脱自在に嵌装した二重構造であって、上記外
袋の外周面部には該外袋の底部に設けた排出口の口縁部
がら底部を横切って上方へ向かって延びる補強帯を接着
し、外袋の底部には上記排出口を覆う開閉用カバーを着
脱自在に取付けると共に、排出口の口縁部には補強用線
条を埋設して戒るものであって、その袋内に充填された
粉粒物の放出作業は、開閉用カバーを開き、外袋の底部
に設けた排出口を通して内袋の底部をカッターやナイフ
等で突き破ることで容易に行なうことができる。
また、この袋は使用後小さく折畳みできて、輸送や保管
する時に極めて便利であり、内袋を交換するだけで外袋
を反復使用できる経済性にも富んでいる。
以下に、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する
と、1は上面側を開口した可撓性及び強靭性を有する外
袋で、底部の中央部分には排出口2が穿設されている。
外袋1の外周面部には排出口2の口縁部から底部を横切
って上方へ向かって延びる4本の補強帯3が間隔を置い
て接着され、補強帯3によって底部は補強されており、
この補強帯3のうち、一つは外袋の縫製部分を覆ってお
り、縫製部分の目開きを防止している。
また、上記補強帯3の隣り合った各2本の補強帯同士の
上端部3a間には支持索4がそれぞれ結着されている。
そして、外袋1の外周面部上方部分には、外袋1の上部
側をロープ5によって集束し易くするために複数個の耳
輪片6が円周方向に間隔を置いて固着されており、更に
、外袋1の底部側には排出口2を覆うための開閉用カバ
ー7が取付けられている。
この開閉用カバー7は外袋1の底部外側面に添接状態と
され、その間隔に取付けた紐8を補強帯3に結着してい
る。
9は各補強帯3上に固着した結着用の耳片であって、少
なくとも隣り合った2個の耳片9にそれぞれ結着された
紐8を外せば、開閉用カバー7は自重によって垂れ下が
り、排出口2を開放できることになる。
また、排出口2の口縁部には、例えばナイロンコードや
ピアノ線、またはモノフィラメント等の補強用線条10
が埋設されている。
次に、外袋1内に嵌装される内袋11は容易に切裂きで
きる底部を備え、袋全体は低密度ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂フィルム製であ
り、外袋1とは添接状態下に置かれて着脱自在であり、
粉粒物aは直接この内袋11内に充填される。
なお、外袋1及び内袋11にはそれぞれの口部を集束す
るための結束用紐12.13が付属している。
外袋1、補強帯3及び開閉用カバー7はポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル等の合
成樹脂製の平織シート、ポリエステル、木綿、麻等の帆
布によって形成される。
特に、これら平線シート、帆布の表面は低密度ポリエチ
レンフィルムでラミネートして、袋に防湿性を与えるこ
とが好ましく、その厚さは0.1〜2mmであり、外袋
1側に接着される補強帯3、耳輪片6、開閉用カバー7
、耳片9等も上記材量と同一乃至は同効材により形成さ
れる。
また、内袋11は厚さが20〜100μ(ミクロン)程
度の合成樹脂フィルム製である。
本考案に係る荷役用袋は上記の如く構成されているから
、この袋内に粉粒物を充填して保管或いは運般する場合
には、粉粒物充填後内袋11の口部を集束して結束用紐
13により締結し、この紐13の余剰部分を外部に出し
て外袋1の結束用紐12等に連結し、一方、開閉用カバ
ー7は排出口2を覆うようにして外袋1の底部に添接し
、紐8によって外袋1に止着する。
そして、運般時には支持索4に吊下げ用ロープ14を連
結し、これにフォークリフト等に付属した吊下げ用フッ
ク15を引掛けるようにする。
また、充填されている粉粒物を放出するには、予め開閉
用カバー7を外した後、第3図に示すように袋を吊り下
げてホッパー16等の上に移動し、内袋11の底部をホ
ッパー16側に付属しているカッター17等によって切
裂けばよい。
この内袋11底部の開口によって粉粒物は自重により勢
いよく落下し、ホッパー16側に放出される。
この放出時には、内袋11は結束用紐13を介して外袋
1側に連結されているため、内袋11が粉粒物と一緒に
ホッパー内にズレ落ちる心配がなく、放出作業は単に開
閉用カバー7を開くだけのワンタッチ操作によって行な
うことができる。
本考案は上記の如くであって、底部に開口部分を有しな
い内袋を内装した二重袋構造であり、放出作業は内袋の
底部を切裂いて行なわれるので、放出される粉粒物に汚
物の混入する心配はなく、使用後に内袋を新しいものと
交換すれば外袋は反復使用できる経済性を有し、また、
全体が可撓性のため、使用後小さく折畳んで整理できる
と共に軽量であるから、返送及び保管する場合に極めて
便利である。
しかして、粉粒物の放出作業時には、排出口の口縁部側
に過大な荷重が作用して口縁部は裂は易くなるが、本考
案では口縁部に補強用線条を埋設すると共に、外袋の底
部を補強帯により補強しているので、上記のような裂損
の生ずる心配は全面的に解消され、また、空中吊り下げ
時の移動中に受は易い衝撃等にも十分耐えることができ
る。
加えて、開閉用カバーは粉粒物を充填した袋を地上に接
近させた状態で開放操作できるため、袋を宙吊り状態と
してその直下に作業員が近づき、排出口の開放操作をし
なければならない従来の荷役用袋と異なって、作業員は
危険感を抱くことなく開放操作を素早く行ない得る作業
上の利点があり、荷役作業は安全かつ容易にできること
は勿論のこと、物流経費を大巾に削減する上に有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は斜視図、
第2図は第1図A−A線断面図、第3図は放出作業時の
断面図である。 図中、1は外袋、2は排出口、3は補強帯、7は開閉用
カバー、10は補強用線条、11は内装である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性及び強靭性を有する合成樹脂型シート等の生地に
    より形成した外袋に底部が容易に切裂きできる可撓性内
    袋を内接させて着脱自在に嵌装した二重構造であって、
    上記外袋の外周面部には該外袋の底部に設けた排出口の
    口縁部から底部を横切って上方へ向かって延びる補強帯
    を接着し、外袋の底部には上記排出口を覆う開閉用カバ
    ーを着脱自在に取付けると共に、排出口の口縁部には補
    強用線条を埋設して戊ることを特徴とする粉粒物の荷役
    用袋。
JP1977038688U 1977-03-31 1977-03-31 粉粒物の荷役用袋 Expired JPS593966Y2 (ja)

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JPS53135243U JPS53135243U (ja) 1978-10-26
JPS593966Y2 true JPS593966Y2 (ja) 1984-02-03

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ID=28904125

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