JPH0731691U

JPH0731691U - 大形収納袋及びその収納補助具

Info

Publication number: JPH0731691U
Application number: JP063245U
Authority: JP
Inventors: 啓司関口; 力佐々木
Original assignee: Diatex Co Ltd
Current assignee: Diatex Co Ltd
Priority date: 1993-11-25
Filing date: 1993-11-25
Publication date: 1995-06-13

Abstract

(57)【要約】【目的】ポリオレフィン系フラットヤーンクロスを基
布とする大形収納袋において、その袋本体の口部の開口
状態の保持を容易にしてその自立状態を保ち、もって穀
類等の内容物の収納を容易にして作業能率の向上を図る
にある。【構成】ポリオレフィン系フラットヤーンクロス、若
しくはモノフィラメント糸のクロスを基布とする袋体に
おいて、その胴周面の４等分の位置における外側面に吊
りベルトを縫着するとともに、その各吊りベルトの間の
中央位置の外側面に、縦方向に筒状袋部を縫着し、この
筒状袋部によって区画される各角筒面にして、収納充填
される内容物の上面部に相当する位置に、支持枠固定用
の枠止め部材を縫着した大形収納袋と、４本の支持パイ
プと、この４本の支持パイプに差込むことができる４本
の係止部を有し、この係止部と係止部との間を、その間
隔を調整する連結杆で連結した４角形の支持枠とからな
る収納補助具との組合わせである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、重量物を大量に運搬するための大形袋の分野に属し、詳しくはその大形収納袋と、この収納袋に内容物を収納するための収納補助具との組合せに関するものである。内容物としては、穀類、肥料、その他の粒状物、あるいは土砂、廃棄物等の塊状物等である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種のホルダー付き穀類収納袋としては、収納袋の外周面に３個以上、縦方向に２個以上の連通する帯環列を縫着するとともに、この帯環列に撓曲可能な棒材を挿通し、また上縁開向部の内側に保持帯を縫着するとともに、この保持帯に弾性材の口杆を挿着して袋体の開口を保持すること及びホルダーとして組立式のやぐら状の枠体内にあって、収納袋をフック等で保持するようにすることが知られている（実開平３−３８８００号公報）。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記した従来のホルダー付き穀類の収納袋にあっては、連通する帯環といっても、帯環はその縦方向の間隔が広くあいているので、撓曲可能な棒材を挿通するのは面倒であり、また開口を保持する弾性材の口杆は、袋体の開口縁の内側に縫着された保持帯に挿通するものであるから、これまた面倒であって作業性がよくなく、その上この口杆は単なる棒体であるから、内容物の収納の前後における開口の状態によって、その長さを任意に調整することはできなかった。さらに組立式のやぐら状枠体にあっては、これに袋体を吊って支持するものであるから、その組立式の枠体の準備と、これの組立てに手数がかかり、枠体に対する袋体の支持もまた面倒であり、また使用後における後片付けにも手数がかかり、嵩張るものであった。以上、従来のものは、これらの点において、いずれも問題を残していた。

【０００４】本考案は、このような点に鑑みて案出されたもので、その目的とするところは、大形収納袋において、袋本体の口部の開口状態の保持を容易にしてその自立状態を保ち、もって穀類等の内容物の収納を容易にして、その作業能率の向上を図るにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために、本考案においては、大形の袋体に簡単な構成を施すとともに、この施された袋体の構成に対応する簡単な枠体を利用することによって問題点の解決を図っている。すなわち、本考案における大形収納袋は、ポリオレフィン系フラットヤーンクロス、若しくはモノフィラメント糸のクロスを基布とする袋体において、その胴周面の４等分の位置における外側面に吊りベルトを縫着するとともに、この各吊りベルトの間の中央位置の外側面に、縦方向に筒状袋部を縫着し、この筒状袋部によって区画される各角筒面にして、収納充填される内容物の上面部に相当する位置に、支持枠固定用の枠止め部材を縫着した構成であり、又は、ポリオレフィン系フラットヤーンクロス、若しくはモノフィラメント系のクロスを基布とする袋体において、その胴周面の４等分の位置における外側面にそれぞれ吊りベルトを縫着するとともに、この各吊りベルト間の中心位置の横方向の両側にして、収納充填される内容物の上面部に相当する位置に、支持枠固定用の枠止め部材を縫着した構成である。

【０００６】また、上記の大形収納袋と組合わせる収納補助具としては、ポリオレフィン系フラットヤーンクロス、若しくはモノフィラメント糸のクロスを基布とする袋体において、その胴周面の４等分の位置に縦方向に縫着した筒状袋部に差込むことができる４本の支持パイプと、この４本の支持パイプに差込むことができる４本の係止部を有し、この係止部と係止部との間を、その間隔を調整する連結杆で連結した４角形の支持枠とからなる構成である。そして、上記における支持枠固定用の枠止め部材としては、ベルベットファスナーであり、支持枠の係止部と係止部との間の連結杆の調整は、ターンバックによるものである。

【０００７】

【実施例】

本考案の大形収納袋及びその収納補助具は、例えば屋外やトラック、貨車、船等における充填設備のないところにおいて使用するもので、大形収納袋の口部を開口して自立状態に保ち、穀類等の内容物を収納するようにしたものである。本考案の大形収納袋は、従来の大形収納袋の袋本体に簡単な構成を加えたものであるが、この構成を具有する袋本体は、内容物の収納において、特殊な収納補助具を用いることにより、その内容物の収納機能を発揮して作業能率を高めることができるもので、大形収納袋とその収納補助具とを組合わせて用いるところに特徴を有するものである。

【０００８】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。本考案は、大形収納袋（Ａ）とこれに穀類等の内容物を収納するときに利用する収納補助具（Ｂ）との組合わせよりなるものである。先ず、図１に示す大形収納袋（Ａ）としては、従来から用いられているポリオレフィン系合成樹脂のフラットヤーンからなるエンドレスクロスの基布、若しくはモノフィラメント糸の平織りクロスを筒状に構成した基布を使用するものであって、収納内容物の重量としては、０．５〜１．５ton 程度のものであるが、一般的には標準重量として約１ton を基準とするものである。ポリオレフィン系の合成樹脂のフラットヤーンクロスの織成密度としては、例えばポリプロピレン又はポリエチレンの１５００〜１８００Dr位のフラットヤーンを用い、これを１３〜１７本／吋（経）×１３〜１７本／吋（緯）で織成したものが望ましいものである。その大きさは、その底蓋が角形のものにあっては、一辺が８０〜１００cm位のものである。

【０００９】図１に示すように、大形収納袋（Ａ）の袋本体（ａ）における胴周面（１）の４等分の位置には、それぞれフック（２）を有する吊りベルト（３）が縫着されている。この吊りベルト（３）は、図８に示すようなアーチ形（４）のものであってもよい。この各吊りベルト（３）の間の中央部の位置、すなわち４角形をなす底蓋（５）の隅角部（６）の位置の各隅角稜（７）には、後記の支持パイプ（ｂ）を差込むための有底の筒状袋部（８）が縫着されている。筒状袋部（８）が縫着されている各隅角稜（７）間の角筒面（９）には、吊りベルト（３）と隅角稜（７）との間に、後記の係止部付き支持枠（ｃ）を固定するための枠止め部材であるベルベットファスナー（１０）が縫着されているが、その位置は、隅角稜（７）寄りにして、袋本体（ａ）に内容物が収納充填されたとき、その上面部に相当するところである。吊りベルト（３）のフック部（２）には吊りロープ（１１）を挿通して緊縛してあり、この吊りロープ（１１）より上方のオープン形の口部（１２）には、それに設けられた透孔（１３）に口締めロープ（１４）が挿通されている。また、（１２ａ）は口部（１２）における切込みであり、底蓋（５）には、内容物の流出部（１５）が設けられている。

【００１０】図３に示す大形収納袋（Ａ”）は、その袋本体（ａ”）が、大形収納袋（Ａ）における袋本体（ａ）において、そのオープン形口部（１２）の代わりに、投入筒（１６）を有する天蓋（１７）を胴部に縫着している外は、大形収納袋（Ａ）と変わるところはない。なお、図３中、袋本体（ａ”）において、隅角稜における筒状袋部（８’）、ベルベットファスナー（１０”）の外は、図１における吊りベルト（３）、吊りロープ（１１）、口締めロープ（１４）に相当するものは省略してある。

【００１１】次に、図８に示す大形収納袋（Ａ’）は、袋本体（ａ’）の胴周面の４等分の位置には、それぞれアーチ形部（４）を有する吊りベルト（３’）が縫着されており、この各吊りベルト（３’）間の中央部の位置、すなわち４角形をなす底蓋（５’）の隅角部（６’）の位置の隅角稜（７’）の上方部には、その両側に、後記の支持パイプ（ｂ）に挿通された係止部付き支持枠（ｃ）を固定するための枠止め部材であるベルベットファスナー（１０’）、（１０’）が縫着されている。そして、このベルベットファスナー（１０’）、（１０’）の高さの位置は、袋本体（ａ’）に内容物が充填収納されたとき、その上面に相当する位置である。このベルベットファスナー（１０’）は、各角筒面に２個宛合計８個である。図８における大形収納袋（Ａ’）の袋本体（ａ’）に縫着されているアーチ形部（４）を有する吊りベルト（３’）は、図１に示す大形収納袋（Ａ）の袋本体（ａ）に縫着されたフック部（２）を有する吊りベルト（３）であってもよく、その他オープン形口部（２’）及び口締めロープ（１４’）は、大形収納袋（Ａ）と同じである。

【００１２】大形収納袋（Ａ）、（Ａ’）、（Ａ”）の袋本体（ａ）、（ａ’）、（ａ”）に穀類等の内容物を収納するための収納補助具（Ｂ）としては、図９に示すように、支持パイプ（ｂ）と係止部付き支持枠（ｃ）とからなるものである。支持パイプ（ｂ）は、プラスチック又は金属製のもので、その長さは、袋本体（ａ）の筒状袋部（８）に挿入したとき、筒状袋部（８）より突出する長さのもので、その上端の位置は、袋本体（ａ）に内容物が収納充填されたときの高さの位置よりもやや低いものである。また、係止部付き支持枠（ｃ）も、プラスチック又は金属製のもので、全体として４角形状を呈し、その各隅角部（１８）には、４角形状の枠体（１９）面と直角方向に上記支持パイプ（ｂ）に嵌入する係止部（２０）が突設されている。図５に示すように、支持パイプ（ｂ）には、この係止部（２０）が嵌入したとき、枠体（１９）が支持パイプ（ｂ）の上端（２１）に当接しないように、係止部（２０）の先端（２２）のより以上の進入を阻止するための阻止部（２３）が設けられている。

【００１３】４角形状の枠体（１９）は、各係止部（２０）と（２０）との間を連結杆（２４）によって連結されているが、その連結杆（２４）には、その中間部において図６、図７に示すような係止部（２０）と（２０）と間隔を調整するターンバックル（２５）あるいは（２６）が設けられている。ターンバックル（２５）には、その両端側に互いに逆方向の雌ねじ（２５’）、（２５”）が設けられており、これらの雌ねじ（２５’）、（２５”）に対し、中央において切断されている連結杆（２４）の両切断端部に設けられた互いに逆方向の雄ねじ（２４’）、（２４”）が螺入されている。図６に示すターンバックル（２５）は、中央部があいている割わく式のものであり、図７に示すターンバックル（２６）は、パイプ式のものであって、その機能は両者全く同じものである。ターンバックル（２５）あるいは（２６）は、その回転によって、中央部が切断されている連結杆（２４）の、その切断端部を互いに引き寄せたり、押し返したりして係止部（２０）と（２０）との間隔調整ができるようになっている。

【００１４】以上説明したような構成の大形収納袋（Ａ）に対し、収納補助具（Ｂ）をもって、穀類等の内容物を収納するには、大形収納袋（Ａ）にあっては、袋本体（ａ）の隅角稜（７）における筒状袋部（８）に支持パイプ（ｂ）を挿入する。次いで、係止部付き支持枠（ｃ）を連結杆（２４）のターンバックル（２５）により係止部（２０）と（２０）との間隔を調整し、その係止部（２０）をもって支持パイプ（ｂ）に差込む。このとき、係止部（２０）の先端部（２２）は、支持パイプ（ｂ）内の阻止部（２３）に当接し、支持枠（ｃ）の枠体（１９）は、支持パイプ（ｂ）の上端部（２１）に当接することはない。最後に、袋本体（ａ）に縫着してある枠止め部材のベルベットファスナー（１０）をもって、枠体（１９）の連結杆（２４）を内側から外側に越えて互いに接着して係止し、袋本体（ａ）を、支持パイプ（ｂ）に係止部（２０）をもって嵌入係止した係止部付き支持枠（ｃ）に固定し、オープン形の口部（１２）を、それの切込み（１２ａ）をもって外側に折返しておく。これにより大形収納袋（Ａ）の袋本体（ａ）に対する収納補助具（Ｂ）による内容物の収納の準備が完了する。

【００１５】以上、図２に示すように収納補助具（Ｂ）によってスタンド状態にある大形収納袋（Ａ）に対し、その上方のオープン形口部（１２）より内容物を収納充填した後、口締めロープ（１４）で口部（１２）を締括る。次いで、係止部付き支持枠（ｃ）を支持パイプ（ｂ）より、引き抜く。このときターンバックル（２５）あるいは（２６）を回転し、係止部（２０）と（２０）との間隔を調整することにより引き抜き易くなる。これにより、大形収納袋（Ａ）に対する収納補助具（Ｂ）を使用しての内容物の収納、締括りは終了する。図３に示す投入筒（１６）を有する大形収納袋（Ａ”）に対する収納補助具（Ｂ）を使用しての内容物の収納は、大形収納袋（Ａ）に対する場合と全く同じである。

【００１６】次に、図８に示すような、大形収納袋（Ａ）の隅角稜（７）に設けた筒状袋部（８）に相当するものを隅角稜（７’）に有しない大形収納袋（Ａ’）に対し、収納補助具（Ｂ）を使用しての内容物の収納について説明する。先ず、図９に示すように、大形収納袋（Ａ’）にあっては、最初に４本の支持パイプ（ｂ）に、支持枠（ｃ）における枠体（１９）の隅角部（１８）に突設した係止部（２０）をそれぞれ嵌入してやぐら状に組立てる。このとき、ターンバックル（２５）あるいは（２６）を回転調整して、その枠体（１９）を、大形収納袋（Ａ’）の袋本体（ａ’）の底蓋（５’）の大きさに合わせる。次いで、大形収納袋（Ａ’）を、その底蓋（５’）が組立てられた収納補助具（Ｂ）の４本の支持パイプ（ｂ）の下端部（２７）の内側にあるように配置するとともに、袋本体（ａ’）の４組の枠止め部材のベルベットファスナー（１０’ ）、（１０’）をもって、各組毎に支持パイプ（ｂ）の両側において、支持枠（ｃ）の枠体（１９）に固定する。以上のように、収納補助具（Ｂ）に大形収納袋（Ａ’）を固定して自立状態にある容器本体（ａ’）にそのオープン形の口部（１２’）より内容物を収納充填した後、口締めロープ（１４’）をもって口部（１２’）を締括る。収納補助具（Ｂ）は、各組ベルベットファスナー（１０’）、（１０’）の接着を解いた後、係止部付き支持枠（ｃ）を４本の支持パイプ（ｂ）よりその係止部（２０）を引き抜き、やぐら状の組立てた収納補助具（Ｂ）を解体する。

【００１７】

【考案の効果】

本考案の大形収納袋は、その袋本体における胴周面の４等分の位置に、縦方向に筒状袋部を縫着するとともに、この筒状袋部にて区画される各角筒面に、収納充填される内容物の上面部に相当する位置に、支持枠固定用の枠止め部材を縫着した構成であり、また袋本体の胴周面の４等分の位置にして、収納充填される内容物の上面部に相当する位置に、横方向に支持枠固定用の枠止め部材を２個宛縫着した構成のものであるから、その付加的構成がいずれも簡単にして費用がかからず、これらの大形収納袋に対して組合わせて使用する収納補助具は、これまた４本の支持パイプと、これに差込まれる係止部付きの４角形状の支持枠であるから、その構成が簡単であり、その使用にあたっても、４本の支持パイプを袋本体の縦方向の筒状袋部に挿入した後に、この支持バイプに、４角形状の支持枠の係止部を差込み、この支持枠の枠体を枠止め部材で固定するだけの簡単な操作であり、また、予め４本の支持パイプに支持枠の係止部を差込んで収納補助具としてやぐら状に組立てた後に、袋本体をやぐら状の組立て収納補助具内において、２個宛の枠止め部材を、４角形状の支持枠の隅角部の両側において、枠体に固定するだけの簡単な操作で袋本体は自立状態を容易に保つことができ、屋外等における大形収納袋に対しての内容物の収納充填が容易となり、その作業能率を向上させることができる。

【００１８】その際、枠止め部材としてベルベットファスナーを用いることにより、固定操作がより簡単となり、また支持枠の枠体を構成する連杆の中間にターンバックルを用いることによって、互いの係止部の間隔を容易に調整して袋本体の大きさに合わせることができ、また収納充填ときにおける口部の開口の状態に適合させることができ、支持パイプと支持枠との組立て分割が容易になる。また、収納補助具は分割した後に嵩張ることがなく、後片付けが容易となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の大形収納袋の斜視図である。

【図２】同上の大形収納袋を収納補助具を用いて支持し
た状態の斜視図である。

【図３】天蓋に投入筒を有する大形収納袋を収納補助具
を用いて支持した状態の斜視図である。

【図４】係止部付き支持枠の斜視図である。

【図５】収納補助具を構成する係止部付き支持枠及び支
持パイプ並びに袋本体の筒状袋部及びベルベットファス
ナーとの関係を示す一部斜視図である。

【図６】（イ）はターンバックルと連結杆との関係を示
す一部切欠の平面図であり、（ロ）はターンバックルの
みの平面図である。

【図７】（イ）は他の形のターンバックルと連結杆との
関係を示す一部切欠の平面図であり、（ロ）はターンバ
ックルのみの平面図である。

【図８】図１の大形収納袋と異なる大形収納袋を収納補
助具を用いて支持した状態の斜視図である。

【図９】保持パイプと係止部付き支持枠とを組立てた収
納補助具の斜視図である。

【符号の説明】

Ａ大形収納袋Ｂ収納補助具ａ袋本体ｂ支持パイプｃ係止部付き支持枠３フック付き吊りベルト５底蓋６、１８隅角部７隅角稜８筒状袋部９角筒面１０ベルベットファスナー１１吊りロープ１２口部１４口締めロープ１９枠体２０係止部２４連結杆２５、２６ターンバックル

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】ポリオレフィン系フラットヤーンクロ
ス、若しくはモノフィラメント糸のクロスを基布とする
袋体において、その胴周面の４等分の位置における外側
面に吊りベルトを縫着するとともに、この各吊りベルト
の間の中央位置の外側面に、縦方向に筒状袋部を縫着
し、この筒状袋部によって区画される各角筒面にして、
収納充填される内容物の上面部に相当する位置に、支持
枠固定用の枠止め部材を縫着した大形収納袋。
【請求項２】ポリオレフィン系フラットヤーンクロ
ス、若しくはモノフィラメント系のクロスを基布とする
袋体において、その胴周面の４等分の位置における外側
面にそれぞれ吊りベルトを縫着するとともに、この各吊
りベルト間の中心位置の横方向の両側にして、充填され
る内容物の上面部に相当する位置に、支持枠固定用の枠
止め部材を縫着した大形収納袋。
【請求項３】支持枠固定用の枠止め部材は、ベルトフ
ァスナーである請求項１及び請求項２に記載の大形収納
袋。
【請求項４】ポリオレフィン系フラットヤーンクロ
ス、若しくはモノフィラメント糸のクロスを基布とする
袋体において、その胴周面の４等分の位置に縦方向に縫
着した筒状袋部に差込むことができる４本の支持パイプ
と、この４本の支持パイプに差込むことができる４本の
係止部と有し、この係止部と係止部との間を、その間隔
を調整する連結杆で連結した４角形の支持枠とからなる
大形収納袋の収納補助具。
【請求項５】係止部と係止部との間隔を調整する連結
杆における調整は、ターンバックルによるものである請
求項４に記載の大形収納袋の収納補助具。