JP2921851B2 - シートスライド - Google Patents

シートスライド

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JP2921851B2
JP2921851B2 JP1078452A JP7845289A JP2921851B2 JP 2921851 B2 JP2921851 B2 JP 2921851B2 JP 1078452 A JP1078452 A JP 1078452A JP 7845289 A JP7845289 A JP 7845289A JP 2921851 B2 JP2921851 B2 JP 2921851B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はニードル状ローラーを使用したシートスライ
ド装置に係わり、ローラーの転動軌跡を一定に保ち、シ
ートスライドが常時一定に円滑に行なわれるシートスラ
イド装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の装置として実開昭58−140832号公報に
示されるものがあった。
このものは第1図で示した様に、シートに固着された
シートレール4と、フロアーに固着されたフロアーレー
ル3との間に、ニードルベアリング6が転動可能に配置
され、両レール4及び3の相対移動に伴ってニードルベ
アリング6が転動しながら前後に移動して、シートスラ
イド作用が行なわれる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記した従来の装置においては、シートレ
ール4がフロアーレール3に対して前後方向に摺動する
時、ニードルベアリング6もシートレール4の移動速度
に対し、1/2の速度で移動する。
この際ニードルベアリング6の側面と、フロアーレー
ル3の内壁側面との接触による抵抗や、ニードルベアリ
ング6とフロアーレール3及びシートレール4との接触
部の抵抗や、或いはニードルベアリング6の直径不良等
の原因で、第2図の様に、ニードルベアリング6の向き
が変えられる場合がある。
特に、フロアーレール3の内壁側面の幅Wに比べて、
ニードルベアリング6の長さLが小さいと、ニードルベ
アリング6の向きが変化する可能性があり、ついにはフ
ロアーレール3の長手方向と平行にまで変位して、ころ
がり移動が不可能になり、シートレール4の摺動が不能
になることがある。
そこで本発明は、極めてシンプルな構造で、装置を大
型化して余分なスペースを余儀なくしたり、部品点数を
増やして構造を複雑化することなく従来のサイズ及び部
品点数で、確実にシートスライド機能が達成できること
をその技術的課題とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) ローラーに左右一対の段差(異径)部分を設け、ロア
ーレールの左右一対の隆起部を前記段差部分に係合させ
たことである。
(作用) これによればローラーの左右方向への移動は制御さ
れ、直線転動が確実に行なわれる。
(実施例) 以下、実施を具体化した実施例について図面に基づき
説明する。
第3図はシート全体を示し、シート10に固定されたア
ッパーレール11と、フロアー12に固定されたロアーレー
ル13とが、図で見て左右方向、乗員の着座状態では前後
方向に摺動して、フロアー12に対してシート10の適当な
位置を定める。
第4図は第3図の矢示A−A線断端面図で、本発明の
一例を示す。
シートのシートフレームに固定されるアッパーレール
11は、一枚板からなる断面略逆U字状の本体部11aの両
端に水平フランジ15、16と上方へ折曲げた断面略逆U字
状の直立フランジ17、18を有す。即ち、アッパーレール
11は下方では水平フランジ15、16を形成し、その両端は
上方へ切曲して直立フランジ17、18を形成している。
ロアーレール13は、前記アッパーレール11の本体11a
の略直下に於て、左右2箇所の隆起部36、37を長手方向
(紙面に対して垂直方向)に相当長さにわたって形成
し、その左右に水平転動部20、21を形成し、更に両転動
部20、21から上方へ延在して起立フランジ22、23を形成
し、更にそこから水平に内側へ切曲して平坦フランジ2
4、25をそしてその両端は垂下フランジ26、27を夫々形
成している。
ローラー32が中央部に於て直径が細くて軸方向に長
く、両端部にローラー32の両円柱部33、34が形成され、
両円柱部33、34の肩部38、39と、隆起部36、37とで直線
転動を保証している。ローラー32は、隆起部36、37を境
に左右に於てロアーレール13の水平転動部20、21及びア
ッパーレール11の水平フランジ15、16間に転動可能に嵌
め込まれる。
更にロアーレール13の起立フランジ22、23、平坦フラ
ンジ24、25及び垂下フランジ26、27で囲まれた下方のみ
が開口している空間内には、アッパーレール11の直立フ
ランジ17、18が遊隙をもって臨み、その遊隙内には隙間
調節用の樹脂性シュー30、31が嵌入され、該シュー30、
31はアッパーレール11側の直立フランジ17、18に強固に
嵌め込まれるか部分的に溶着され、長手方向全長にわた
って一体的に固着される。
以上の如き構造に於て、図示せざるロック装置を解除
して、所望の位置に、ロアーレール13に対してアッパー
レール11を調節移動させると、ローラー32は、ロアーレ
ール13の水平転動部20、21及びアッパーレール11の水平
フランジ15、16間を順調に転動しながら、両レール13及
び11の相対移動速度1/2の速度で前方若しくは後方へと
移動する。
仮にローラー32の向きを変えようとする外力が加わっ
たとしても、ローラー32の窪み部とロアーレール13の隆
起部36、37の嵌合作用で、長手方向のみへの直線転動が
保証され、一定の正確な軌跡を画き、決して向きが変わ
ったり、両レール11及び13と平行になって摺動不能に陥
る様なことは生じ得ない。
又、両レール11及び13は上方部で共に入り組んだ構造
になっており且つ両者の遊隙内に於て、アッパーレール
11側の直立フランジ17、18に固着された樹脂性シュー3
0、31で遊隙が埋められ、両レール11及び13の相対移動
は、ロアーレール13の起立フランジ22、23、平坦フラン
ジ24、25及び垂下フランジ26、27の内周面と樹脂性シュ
ー30、31の外周面で摺動運動となり、長手方向(前後方
向)の移動案内はもとより、左右方向及び上方方向への
案内と抜け止めの役目を果している。
第4図に示す例において、アッパーレール11として断
面略逆U字状の本体部11aを有するものを用いている
が、アッパーレールはこの形状に限定されるものでな
く、例えば、断面略L字状の対のプレートの垂直部を背
面接合し、水平部の端を上方へ折曲げて直立フランジを
形成した二枚ものからなるものであってもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ローラーに左右一対の段差(異径)
部分を設け、ロアーレールの左右一対の隆起部を段差部
分に係合させる極めて簡単な構造により、ローラーの左
右方向への変位を阻止できて、レールの長手方向への直
線転動を可能にでき、ローラーの向きが変わらない様に
その直径を大きくしたり、又は転動方向規制用の案内板
を格別用意する様なことも不要で、装置を大型化するこ
となく、部品点数を増やしたりする様な問題も生じな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の中央縦断面図、 第2図は従来装置の作動説明図、 第3図はシートスライド全体側面図、 第4図は第3図の矢示A−A線断端面図、 11.14……アッパーレール、13……ロアーレール、19…
…隆起部、21……段差部分、小径部、28……ローラー、
82,83……円柱部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−116526(JP,A) 実開 平2−76528(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60N 2/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌フロアに固定されるロアーレール、該
    ロアーレールに対し摺動自在なアッパーレール、ロアー
    レールの底部と該底部と対向するアッパーレールの部分
    との間に配設されたローラーを有するシートスライドに
    おいて、ローラーが左右一対の大径部とおよびその間の
    小径部とを有し、ローラーの大径部のみをロアーレール
    の底部と該底部と対向するアッパーレールの部分のうち
    左右一対の水平フランジに対して摺接させ、ローラーの
    直線転動を保証するようロアーレールの左右一対の隆起
    部をローラーの大径部と小径部との段差部分に係合させ
    ることを特徴とするシートスライド。
JP1078452A 1989-03-31 1989-03-31 シートスライド Expired - Fee Related JP2921851B2 (ja)

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