JPH0513239Y2 - - Google Patents

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JPH0513239Y2
JPH0513239Y2 JP10193088U JP10193088U JPH0513239Y2 JP H0513239 Y2 JPH0513239 Y2 JP H0513239Y2 JP 10193088 U JP10193088 U JP 10193088U JP 10193088 U JP10193088 U JP 10193088U JP H0513239 Y2 JPH0513239 Y2 JP H0513239Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はヘツドレストステーの支持構造に関
し、更に詳細に説明すると、シートバツクフレー
ムの上部横杆に固着されたブラケツトと、該ブラ
ケツトに取付けられ、ヘツドレストステーを嵌挿
する透孔を有するステーホルダとを備えたヘツド
レストステーの支持構造に関する。
〔従来の技術〕 従来よりシートバツクにヘツドレストが取付け
られ、乗員の頭部保護及び休息等に利用されてい
る。このヘツドレストを支持するステーがシート
バツクフレーム側に取付けられたヘツドレストス
テーホルダの透孔に挿入され取付けられるように
なされている。第7図に示す如く、このヘツドレ
ストのステー1がステーホルダ2の透孔3に完全
に密接している場合にはステー1の上下位置移動
時に摩擦抵抗が大きく、操作力が重くなると共
に、隙間を形成した場合にはガタ付きが発生する
欠点を有するものであつた。
特に左右一対のステー1を用い、左右一対のス
テーホルダ2を用いる場合には、左右一対のステ
ーホルダ2の何れか一方にのみロツク機構が設け
られ、他方がフリー状態となつているため、この
フリー側のステーホルダ2にガタ付きが多く発生
するものであつた。
このためステーホルダ2の透孔3の内周面に合
成樹脂材等からなる突条5を上下方向に形成し、
ステーホルダ2とステー1との当接面を減少さ
せ、摩擦抵抗を減少させるようにしたステーホル
ダ2が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来のステーホルダ2においても、
ステー1と突条5との間を密着させればステー1
の上下位置移動の操作力が重くならざるを得ず、
また突条5の摩耗変形等により隙間が発生し、ヘ
ツドレストが前後方向への荷重を受けた際にガタ
付きを発生させたり、異音を発生させたりする欠
点を有するものであつた。
本考案の目的はステーの上下位置移動時に摩擦
抵抗が小さく、操作力を軽減することが出来、且
つステーとホルダとの間のガタ付きを無くし、異
音の発生を防止することの出来るヘツドレストス
テーの支持構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上述せる課題に鑑みてなされたもの
で、シートバツクフレームの上部横杆に固着され
たブラケツトと、該ブラケツトに取付けられ、ヘ
ツドレストステーを嵌挿する透孔を有するステー
ホルダとを備えたヘツドレストステーの支持構造
において、前記ステーホルダは中央部の円筒状の
ホルダ部と、該ホルダ部の上部に設けられたフラ
ンジ部と、ホルダ部の下部に設けられ、前記ブラ
ケツトに係止される係止部とを備え、前記フラン
ジ部は箱状の下部フランジと該下部フランジに冠
設されるキヤツプとよりなり、前記下部フランジ
とホルダ部と係止部とを長手方向に沿つて分割
し、前記ホルダ部に弾性を有し外方に突出する突
片を設け、前記ヘツドレストステーを前記ステー
ホルダの透孔に嵌挿したとき、該突片によつて前
記ホルダ部が前記ブラケツトの透孔に押圧される
と共に、前記ヘツドレストステーが前記ホルダ部
の透孔に圧接されるようにしたことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案に依れば、ステーホルダの下部フランジ
とホルダ部と係止部とが長手方向に沿つて分割さ
れ、ホルダ部に弾性を有する突片が外方に突設さ
れているので、ヘツドレストステーをステーホル
ダの透孔に嵌挿したときに、ホルダ部の突片の先
端部がブラケツトの透孔に圧接すると共に、ホル
ダ部の透孔がヘツドレストステーに圧接するた
め、ヘツドレストステーがステーホルダを介して
ブラケツトにガタなく支持され、ガタ付きや異音
が発生しない。
また、ヘツドレストステーがホルダ部の透孔に
比較的小さい面で弾性的に圧接しているので、ヘ
ツドレストステーを上下位置調節するときの摩擦
抵抗が少なく、ヘツドレストステーの操作力が軽
減する。
〔実施例〕 以下本考案に係るヘツドレストステーの支持構
造の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図乃至第6図には本考案の一実施例の概略
が夫々示されており、シートバツク11のシート
バツクフレーム12の一部である上部横杆12a
に円筒状のブラケツト13が固着され、このブラ
ケツト13の透孔13aにステーホルダ14が取
付けられている。
ステーホルダ14は中央部の円筒状のホルダ部
15と、該ホルダ部15の上部に形成されたフラ
ンジ部16と、前記ホルダ部15の下部に形成さ
れたくさび状の係止部17とを有し、中央部にヘ
ツドレスト21のステー22が嵌挿される透孔1
8が形成されている。
ステーホルダ14の係止部17が円筒状のブラ
ケツト13の上方より透孔13aに挿入され、係
止部17がブラケツト13の下端に係止され、ホ
ルダ部15がブラケツト13の透孔13aに嵌合
し、フランジ部16がブラケツト13の上部に位
置するようになされている。
フランジ部16は下方が開口する方形に形成さ
れ、上面の中央部に透孔18を有するキヤツプ1
9とこのキヤツプ19を冠設し上方が開口する方
形の下部フランジ20とにより構成されている。
そして、第4図に示すように、下部フランジ20
とホルダ部15と係止部17とが下部フランジ2
0の一対の側面の中央部で長手方向に沿つて下部
フランジ20a,20b、ホルダ部15a,15
b、係止部17a,17bに左右に2分割され、
分割されたホルダ部15a,15bに夫々上下2
個のコ型のスリツト23aが設けられ、このスリ
ツト23aに囲まれて突片23が外方に突出され
ている。この突片23はホルダ部15と同じ合成
樹脂等よりなり、所要の弾性が付与されている。
第5図は第2図のA−A断面図で、下部フラン
ジ20とホルダ部15と係止部17とが2分割さ
れたものの縦断正面図であり、キヤツプ19の内
側面と下部フランジ20の外側面との間には多少
の間隙が設けられており、左右の下部フランジ2
0a、ホルダ部15a、係止部17aと下部フラ
ンジ部20b、ホルダ部15b、係止部17bと
は別体である。
また、第6図は第2図のA−A面と直交するB
−B面による断面図であり、この図面において左
右の下部フランジ20a、ホルダ部15a、係止
部17aは一体であり、下部フランジ20a,2
0bの外側面はキヤツプ19の内側面に摺動可能
であり、下部フランジ20の下面はキヤツプ19
の側面に設けられた係止片19aに対して摺動可
能である。
本考案の実施例は前記したように構成されてい
るので、第5図に示すように、ステーホルダ14
の透孔にヘツドレストステー22を嵌挿すると、
ホルダ部15に設けられた突片23の弾性力によ
つて、突片23の先端部がブラケツト13の透孔
13aに圧接すると共に、ホルダ部15の透孔1
8の内面がヘツドレストステー22の表面に圧接
するため、ヘツドレストステー22がホルダ部1
5を介して、ブラケツト13にガタなく支持さ
れ、ヘツドレストステー22がガタ付きや異音を
発生することを防止できる。
また、ヘツドレストステー22とホルダ部15
の透孔18とが比較的小さい面で弾性的に圧接し
ているので、ヘツドレストステー22の上下位置
調節の際、ヘツドレストステー22と透孔18と
の間の摩擦抵抗が少なく、ヘツドレスト21の操
作力を軽減できる。
尚前記構成において、下部フランジ20、ホル
ダ部15、係止部17の分割は2分割に限らな
い。3分割またはそれ以上に分割しても作用・効
果は同じである。また、分割された下部フランジ
20a,20b、ホルダ部15a,15b、係止
部17a,17bは下部フランジ20a,20b
の下面及び係止部17a,17bの上面によつて
案内されているので、第6図に示すように、下部
フランジ20a,20bがキヤツプ19の上部の
下面と係止部19aとによつて案内されるように
した構成にすることは必ずしも必要でないが、キ
ヤツプ19が下部フランジ20a,20bから外
れることを防止するために係止片19aは必要で
ある。
〔考案の効果〕
以上、詳細に説明したように、本考案のヘツド
レストステーの支持構造によれば、下部フランジ
とホルダ部と係止部とが長手方向に沿つて分割さ
れ、ホルダ部に弾性を有する突片が外方に突設さ
れているので、ヘツドレストステーをステーホル
ダの透孔に嵌挿したときに、ホルダ部の突片の先
端部がブラケツトの透孔に圧接すると共に、ホル
ダ部の透孔がヘツドレストステーに圧接するた
め、ヘツドレストステーがステーホルダを介して
ブラケツトにガタなく支持され、ガタ付きや異音
が発生することを防止できる。
また、ヘツドレストステーがホルダ部の透孔に
比較的小さい面で弾性的に圧接しているので、ヘ
ツドレストステーを上下位置調節するときの摩擦
抵抗が少なく、ヘツドレストステーの操作力を軽
減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案に係るヘツドレスト
ステーの支持構造の一実施例の概略を夫々示すも
ので、第1図はシートバツクの斜視図、第2図は
ステーホルダの斜視図、第3図はキヤツプの斜視
図、第4図はキヤツプを除いたステーホルダの斜
視図、第5図は第2図のA−A断面図、第6図は
第2図のB−B断面図、第7図は従来のステーホ
ルダの縦断面図である。 図中、11……シートバツク、12……シート
バツクフレーム、12a……上部横杆、13……
ブラケツト、14……ステーホルダ、15,15
a,15b……ホルダ部、16,16a,16b
……フランジ部、17,17a,17b……係止
部、18……透孔、19……キヤツプ、20……
下部フランジ、21……ヘツドレスト、22……
ヘツドレストステー、23……突片、23a……
スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートバツクフレームの上部横杆に固着された
    ブラケツトと、該ブラケツトに取付けられ、ヘツ
    ドレストステーを嵌挿する透孔を有するステーホ
    ルダとを備えたヘツドレストステーの支持構造に
    おいて、前記ステーホルダは中央部の円筒状のホ
    ルダ部と、該ホルダ部の上部に設けられたフラン
    ジ部と、ホルダ部の下部に設けられ、前記ブラケ
    ツトに係止される係止部とを備え、前記フランジ
    部は下部フランジと該下部フランジに冠設される
    キヤツプとよりなり、前記下部フランジとホルダ
    部と係止部とを長手方向に沿つて分割し、前記ホ
    ルダ部に弾性を有し外方に突出する突片を設け、
    前記ヘツドレストステーを前記ステーホルダの透
    孔に嵌挿したとき、該突片によつて前記ホルダ部
    が前記ブラケツトの透孔に圧接すると共に、前記
    ヘツドレストステーが前記ホルダ部の透孔に圧接
    されるようにしたことを特徴とするヘツドレスト
    ステーの支持構造。
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