JPH056830Y2 - - Google Patents

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JPH056830Y2
JPH056830Y2 JP12122988U JP12122988U JPH056830Y2 JP H056830 Y2 JPH056830 Y2 JP H056830Y2 JP 12122988 U JP12122988 U JP 12122988U JP 12122988 U JP12122988 U JP 12122988U JP H056830 Y2 JPH056830 Y2 JP H056830Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はヘツドレストステーの支持構造に関
し、更に詳細に説明すると、シートバツクフレー
ムの上部横杆に固着されたブラケツトと、該ブラ
ケツトに取付けられ、ヘツドレストステーを嵌挿
する透孔を有するステーホルダとを備えたヘツド
レストステーの支持構造に関する。
〔従来の技術〕
従来よりシートバツクにヘツドレストが取付け
られ、乗員の頭部保護及び休息等に利用されてい
る。このヘツドレストを支持するステーがシート
バツクフレーム側に取付けられたヘツドレストス
テーホルダの透孔に挿入され取付けられるように
なされている。第6図に示す如く、このヘツドレ
ストのステー1がステーホルダ2の透孔3に完全
に密接している場合にはステー1の上下位置移動
時に摩擦抵抗が大きく、操作力が重くなると共
に、隙間を形成した場合にはガタ付きが発生する
欠点を有するものであつた。
特に左右一対のステー1を用い、左右一対のス
テーホルダ2を用いる場合には、左右一対のステ
ーホルダ2の何れか一方にのみロツク機構が設け
られ、他方がフリー状態となつているため、この
フリー側のステーホルダ2にガタ付きが多く発生
するものであつた。
このためステーホルダ2の透孔3の内周面に合
成樹脂材等からなる突条5を上下方向に形成し、
ステーホルダ2とステー1との当接面を減少さ
せ、摩擦抵抗を減少させるようにしたステーホル
ダ2が知られている。
また、実開昭60−65055号公報に開示された考
案は第7図及び第8図に示すように、ヘツドレス
ト6の下方に突出させた一対のステー7,8がハ
字状または逆ハ字状に互に傾斜して取付けられ、
ステーホルダの透孔とステー7,8とのガタをな
くするように構成されていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し乍ら、従来のステーホルダ2においても、
ステー1と突条5との間を密着させればステー1
の上下位置移動の操作力が重くならざるを得ず、
また突条5の摩耗変形等により隙間が発生し、ヘ
ツドレストが前後方向への荷重を受けた際にガタ
付きを発生させたり、異音を発生させたりする欠
点を有するものであつた。
また、実開昭60−65055号公報に開示された考
案の構成では、ステー7,8を上方に移動させる
際、ステー7,8とステーホルダの透孔との接触
がきつくなり、大きな操作力を必要とし、ステー
7,8の調節が困難であるという欠点があつた。
本考案の目的はステーの上下位置移動時に摩擦
抵抗が少なく、操作力を軽減することができ、か
つ、ステーとステーホルダとの間のガタ付きをな
くし、異音の発生を防止でき、ステーをステーホ
ルダに容易に嵌装できるヘツドレストステーの支
持構造を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記した課題に鑑みてなされたもの
で、シートバツクフレームの上部横杆に一対のブ
ラケツトを固着し、該ブラケツトに一対のステー
ホルダを嵌装し、該ステーホルダの透孔に、ヘツ
ドレストのヘツドレストフレームに独立して設け
られた一対のヘツドレストステーを嵌装するヘツ
ドレストステーの支持構造において、前記ヘツド
レストフレームの底部に前記ヘツドレストの前後
方向に延びるピンを設け、前記ヘツドレストステ
ーの一方を前記ヘツドレストフレームの底部に固
着すると共に、他方のヘツドレストステーの上部
を前記ピンに枢支し、該ヘツドレストステーの上
部に回動付勢手段を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、ヘツドレストフレームの底部
にヘツドレストの幅方向にピンを設け、ヘツドレ
ストフレームに独立して設けられた一対のヘツド
レストフレームの一方をヘツドレストフレームの
底部に固着すると共に、他方のヘツドレストステ
ーの上部をピンに枢支し、このヘツドレストステ
ーの上部に回動付勢手段を設けたので、一対のヘ
ツドレストステーを一対のステーホルダに夫々嵌
装した際、一方のヘツドレストステーに対し他方
のヘツドレストステーが回動付勢手段によつて回
動し、ヘツドレストステーとステーホルダの透孔
との間にガタがなくなるため、ガタ付きや異音が
発生しない。また、ヘツドレストステーがステー
ホルダの透孔に回動付勢手段の付勢力によつて接
触しているので、摩擦力が少なく、ヘツドレスト
ステーの操作力が軽減する。
またヘツドレストステーの固定された一方に対
し他方が回動するよう付勢されているので、この
付勢力に抗してステーをステーホルダの透孔に容
易に挿入できる。
〔実施例〕
以下本考案に係るヘツドレストステーの支持構
造の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図乃至第3図には本考案の一実施例の概略
が夫々示されており、シートバツク11のシート
バツクフレーム12の一部である上部横杆12a
に円筒状のブラケツト13が固着され、このブラ
ケツト13の透孔13aにステーホルダ14が取
付けられている。
尚、本実施例では円筒状のブラケツト13を用
いたものが示されているが、上下2枚の板部を有
する例えば断面コ字状のブラケツトを用いること
も出来る。
ステーホルダ14は中央部の円筒状のホルダ部
15と、該ホルダ部15の上部に形成されたフラ
ンジ部16と、前記ホルダ部15の下部に形成さ
れたくさび状の係止部17とを有し、中央部にヘ
ツドレスト21のステー22は嵌挿される透孔1
8が形成されている。
ステーホルダ14の係止部17が円筒状のブラ
ケツト13の上方より透孔13aに挿入され、係
止部17がブラケツト13の下端に係止され、ホ
ルダ部15がブラケツト13の透孔13aに嵌合
し、フランジ部16がブラケツト13の上部に位
置するようになされている。
ステー22aはヘツドレスト21のフレームの
底部23の左側部に固着され、フレームの底部2
3にヘツドレスト21の前後方向に延びるピン2
4が設けられ、このピン24に、ステー22bの
上端部が枢支され、底部23に設けられた孔23
aを貫通して垂下されている。
ステー22bの上部に設けられた回動付勢手段
25は底部23の中間部上面に設けられたばね支
え26と、ステー22b上部の左側面に設けられ
たばね座27と、ばね支え26とばね座27との
間に装着された圧縮ばね28とより構成されてい
る。図中、29はステー22bの振れ止めであ
る。
本考案の実施例は前記したように構成されてい
るので、ステー22a,22bをステーホルダ1
4のホルダ部15の透孔18に嵌装した際、ステ
ー22bがステー22aに対して回動付勢手段2
5の付勢力によつて幅方向に回動し、間隔を増大
し、ステー22a,22bがホルダ部15の透孔
18にガタなく装着され、ガタ付きや異音が発生
しない。
また、ステー22a,22bがホルダ部15の
透孔18に回動付勢手段25の付勢力によつて当
接しているので、ステー22a,22bの上下位
置調節時に、ステー22a,22bが移動する摩
擦抵抗が少なく、操作力が軽減される。
次に、本考案の第1変形例を第4図を参照して
説明すると、この例における回動付勢手段35
は、底部23の右端部の一部が直角上方に曲成さ
れたばね支え36と、ステー22b上部の右側面
に設けられたばね座37と、このばね座37とば
ね支え36との間に装着された圧縮ばね38とよ
り構成され、この場合には、ステー22aとステ
ー22bとの間隔が減少するようになつている
が、その作用・効果は前記実施例と同様である。
次に、本考案の第2変形例を第5図を参照して
説明すると、右側のステー22bは上部がピン2
4により回動可能に枢支され、且つ上部が右側に
ほぼ直角に延設されてボルト受33が形成されて
いる。またヘツドレスト21の底部23の一端部
にめねじ30が設けられ、このめねじ30にボル
ト31が螺着され、ボルト31をねじ込むことに
より、ステー22bが反時計回りに回動するよう
になつている。即ち、めねじ30とボルト31と
によつてピン24を中心として回動付勢手段45
が構成されている。ステー22a,22bを移動
する際ボルト31をねじ戻せば、移動が容易にな
る。更に、第3図に示す実施例の回動付勢手段2
5の圧縮ばね28を付加してもよい。この変形例
においても作用・効果は前述せる実施例と同様で
ある。
〔考案の効果〕 以上、詳細に説明したように、ヘツドレストフ
レームの底部にヘツドレストの幅方向にピンを設
け、ヘツドレストフレームに独立して設けられた
一対のヘツドレストフレームの一方をヘツドレス
トフレームの底部に固着すると共に、他方のヘツ
ドレストステーの上部をピンに枢支し、このヘツ
ドレストステーの上部に回動付勢手段を設けたの
で、一対のヘツドレストステーを一対のステーホ
ルダに夫々嵌装した際、一方のヘツドレストステ
ーに対し他方のヘツドレストステーが回動付勢手
段によつて回動し、ヘツドレストステーとステー
ホルダの透孔との間にガタがなくなるため、ガタ
付きや異音の発生を防止でき、また、ヘツドレス
トステーがステーホルダの透孔に回動付勢手段の
付勢力によつて接触しているので、摩擦力が少な
く、ヘツドレストステーの操作力を軽減でき、ま
たヘツドレストステーの固定された一方に対し他
方が回動するよう付勢されているので、この付勢
力に抗してステーをステーホルダの透孔に容易に
挿入できるヘツドレストステーの支持構造を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るヘツドレスト
ステーの支持構造の一実施例の概略を夫々示すも
ので、第1図はシートバツクの斜視図、第2図は
ステーホルダの縦断面図、第3図はヘツドレスト
の縦断面図、第4図は本考案の第1変形例を示す
ヘツドレストの縦断面図、第5図は本考案の第2
変形例を示すヘツドレストの縦断面図、第6図は
従来のステーホルダの縦断面図、第7図及び第8
図は従来のヘツドレストの正面図である。 図中、11……シートバツク、12……シート
バツクフレーム、12a……上部横杆、13……
ブラケツト、13a……透孔、14……ステーホ
ルダ、15……ホルダ部、16……フランジ部、
17……係止部、18……透孔、21……ヘツド
レスト、22a,22b……ヘツドレストステ
ー、23……底部、24……ピン、25,35,
45……回動付勢手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シートバツクフレームの上部横杆に一対のブラ
    ケツトを固着し、該ブラケツトに一対のステーホ
    ルダを嵌装し、該ステーホルダの透孔に、ヘツド
    レストのヘツドレストフレームに独立して設けら
    れた一対のヘツドレストステーを嵌装するヘツド
    レストステーの支持構造において、 前記ヘツドレストフレームの底部に前記ヘツド
    レストの前後方向に延びたピンを設け、前記ヘツ
    ドレストステーの一方を前記ヘツドレストフレー
    ムの底部に固着すると共に、他方のヘツドレスト
    ステーの上部を前記ピンに枢支し、該ヘツドレス
    トステーの上部に回動付勢手段を設けたことを特
    徴とするヘツドレストステーの支持構造。
JP12122988U 1988-09-16 1988-09-16 Expired - Lifetime JPH056830Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12122988U JPH056830Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16

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JP12122988U JPH056830Y2 (ja) 1988-09-16 1988-09-16

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JPH0242546U JPH0242546U (ja) 1990-03-23
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