JPH04855B2 - - Google Patents
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- JPH04855B2 JPH04855B2 JP59046680A JP4668084A JPH04855B2 JP H04855 B2 JPH04855 B2 JP H04855B2 JP 59046680 A JP59046680 A JP 59046680A JP 4668084 A JP4668084 A JP 4668084A JP H04855 B2 JPH04855 B2 JP H04855B2
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- Japan
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- shaft
- bracket
- shock absorber
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- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 27
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 18
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 16
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/50—Seat suspension devices
- B60N2/502—Seat suspension devices attached to the base of the seat
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/50—Seat suspension devices
- B60N2/505—Adjustable suspension including height adjustment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/50—Seat suspension devices
- B60N2/506—Seat guided by rods
- B60N2/507—Parallelogram-like structure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/50—Seat suspension devices
- B60N2/54—Seat suspension devices using mechanical springs
- B60N2/544—Compression or tension springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用シートの緩衝装置に関し、更に
詳細に説明すると、例えば自動車、フオークリフ
ト、トラクタ等の車両用シートのフロアブラケツ
トとシートクツシヨン側のアツパーフレームとの
間に前後に平行に配設された夫々一対のフロント
リンクとリヤーリンクとを有する平行リンク機構
を備えた車両用シートの緩衝装置に関する。
詳細に説明すると、例えば自動車、フオークリフ
ト、トラクタ等の車両用シートのフロアブラケツ
トとシートクツシヨン側のアツパーフレームとの
間に前後に平行に配設された夫々一対のフロント
リンクとリヤーリンクとを有する平行リンク機構
を備えた車両用シートの緩衝装置に関する。
従来車両走行時に着座者に作用する路面の凸凹
による上下振動や衝撃等を緩衝する装置として平
行リンク機構を用いたもの、及びXリンク機構を
用いたものが存在し、これらのリンク機構に緩衝
材を取付けて緩衝を緩衝すると共に、シヨツクア
ブソーバを組込んで振動を減衰させるようになさ
れている。ここで、リンク機構のリンクの水平面
に対する傾斜が水平に近い程着座者に作用する衝
撃及び振動等の慣性力に対する応答性が良くな
る。
による上下振動や衝撃等を緩衝する装置として平
行リンク機構を用いたもの、及びXリンク機構を
用いたものが存在し、これらのリンク機構に緩衝
材を取付けて緩衝を緩衝すると共に、シヨツクア
ブソーバを組込んで振動を減衰させるようになさ
れている。ここで、リンク機構のリンクの水平面
に対する傾斜が水平に近い程着座者に作用する衝
撃及び振動等の慣性力に対する応答性が良くな
る。
然し乍ら、従来の平行リンク機構1ではフロン
トリンク2及びリヤーリンク3が水平に近づく程
フロントリンク2またはリヤーリンク3の何れか
が第1図に示す如く逆転し、またシートが前後方
向に大きく移動し、着座者の通常着座位置がくず
れ、著しく危険であつた。またXリンク機構の場
合にはリンクを水平状態に近づけるのが構造的に
不可能であつた。
トリンク2及びリヤーリンク3が水平に近づく程
フロントリンク2またはリヤーリンク3の何れか
が第1図に示す如く逆転し、またシートが前後方
向に大きく移動し、着座者の通常着座位置がくず
れ、著しく危険であつた。またXリンク機構の場
合にはリンクを水平状態に近づけるのが構造的に
不可能であつた。
本発明の目的は平行リンク機構を備え、この平
行リンク機構の各リンクの傾斜を著しく水平に近
づけ緩衝材の作用を向上させ、大きな慣性力は勿
論、小さな慣性力にも応答性が優れ、フロントリ
ンクまたはリヤーリンクの逆転を防止出来、また
同一ストロークでシートの前後方向への移動を小
さくする事が出来、緩衝装置全体を低く形成出来
着座者の通常着座位置を保持しクツシヨン性及び
安全性に優れた車両用シートの緩衝装置を提供す
るもので、以下図面を参照して詳述する。
行リンク機構の各リンクの傾斜を著しく水平に近
づけ緩衝材の作用を向上させ、大きな慣性力は勿
論、小さな慣性力にも応答性が優れ、フロントリ
ンクまたはリヤーリンクの逆転を防止出来、また
同一ストロークでシートの前後方向への移動を小
さくする事が出来、緩衝装置全体を低く形成出来
着座者の通常着座位置を保持しクツシヨン性及び
安全性に優れた車両用シートの緩衝装置を提供す
るもので、以下図面を参照して詳述する。
第2図は本発明に係る緩衝装置の基礎となる平
行リンク機構1が示されており、この平行リンク
機構1のフロントリンク2及びリヤーリンク3の
傾斜角がθ3(水平)、θ2,θ1の場合にフロアブラケ
ツト4のリヤーリンク3の回転中心Bの回転モー
メントMはリヤーリンク3に加わる力Fが一定で
あるならば M=FLCOSθ1<FLCOSθ2<FLCOSθ3 =FL1<FL2<FL3 となり、リヤーリンク3の傾斜が水平に近い程回
転モーメントMは大きくなり、一端6aがアツパ
ーフレーム5に、他端6bがリヤーリンク3の回
転中心Aより上部に夫々係止された緩衝材6は前
記フロントリンク2及びリヤーリンク3が水平に
近い程より強く作用する事となる。
行リンク機構1が示されており、この平行リンク
機構1のフロントリンク2及びリヤーリンク3の
傾斜角がθ3(水平)、θ2,θ1の場合にフロアブラケ
ツト4のリヤーリンク3の回転中心Bの回転モー
メントMはリヤーリンク3に加わる力Fが一定で
あるならば M=FLCOSθ1<FLCOSθ2<FLCOSθ3 =FL1<FL2<FL3 となり、リヤーリンク3の傾斜が水平に近い程回
転モーメントMは大きくなり、一端6aがアツパ
ーフレーム5に、他端6bがリヤーリンク3の回
転中心Aより上部に夫々係止された緩衝材6は前
記フロントリンク2及びリヤーリンク3が水平に
近い程より強く作用する事となる。
第3図及び第4図には本発明に係る車両用シー
トの緩衝装置の一実施例の概略が夫々示されてお
り、この緩衝装置11はフロアブラケツト12と
シートクツシヨン側のアツパーフレーム21間に
前後に配設された夫々一対のフロントリンク14
とリヤーリンク15とを有する平行リンク機構1
3を備えている。一対のフロントリンク14には
下部を貫通してロアーシヤフト16が、上部を貫
通してアツパーシヤフト17が夫々固着され、一
対のリヤーリンク15には下部が貫通してロアー
シヤフト18が、上部を貫通してアツパーシヤフ
ト19が夫々固着されている。
トの緩衝装置の一実施例の概略が夫々示されてお
り、この緩衝装置11はフロアブラケツト12と
シートクツシヨン側のアツパーフレーム21間に
前後に配設された夫々一対のフロントリンク14
とリヤーリンク15とを有する平行リンク機構1
3を備えている。一対のフロントリンク14には
下部を貫通してロアーシヤフト16が、上部を貫
通してアツパーシヤフト17が夫々固着され、一
対のリヤーリンク15には下部が貫通してロアー
シヤフト18が、上部を貫通してアツパーシヤフ
ト19が夫々固着されている。
フロントリンク14及びリヤーリンク15のロ
アーシヤフト16,18の両端はフロアブラケツ
ト12にブツシユ22,23を介して枢支され、
前記ブツシユ22はナイロン、ポリアセタール等
より形成され、ブツシユ23は金属製であり、前
記ロアーシヤフト16,18がナツト24により
フロアーブラケツト12に回動可能に取付けられ
ている。またアツパーシヤフト17,19はアツ
パーフレーム21の両側部にボルト29等により
固着されたヒンジブラケツト26にブツシユ2
7,28を介して枢支されている。
アーシヤフト16,18の両端はフロアブラケツ
ト12にブツシユ22,23を介して枢支され、
前記ブツシユ22はナイロン、ポリアセタール等
より形成され、ブツシユ23は金属製であり、前
記ロアーシヤフト16,18がナツト24により
フロアーブラケツト12に回動可能に取付けられ
ている。またアツパーシヤフト17,19はアツ
パーフレーム21の両側部にボルト29等により
固着されたヒンジブラケツト26にブツシユ2
7,28を介して枢支されている。
フロントリンク14及びリヤーリンク15のア
ツパーシヤフト17,19には夫々ブラケツト3
1,32が固着され、このブラケツト31,32
に連結杆としてのシヨツクアブソーバ33のシリ
ンダ部34の前後部が枢支ピン35,36により
枢支されており、側面より見てアツパーシヤフト
17,19の中心と、枢支ピン35,36とを結
ぶ線分が平行四辺形を描くように形成されてい
る。またリヤーリンク15のアツパーシヤフト1
9には両側部に一対のスプリングリンク38が固
着され、該スプリングリンク38はリヤーリンク
15が略々水平状態となつた場合にも上方に突出
するようにリヤーリンク15の長手方向と適宜の
角度で上方に突出している。
ツパーシヤフト17,19には夫々ブラケツト3
1,32が固着され、このブラケツト31,32
に連結杆としてのシヨツクアブソーバ33のシリ
ンダ部34の前後部が枢支ピン35,36により
枢支されており、側面より見てアツパーシヤフト
17,19の中心と、枢支ピン35,36とを結
ぶ線分が平行四辺形を描くように形成されてい
る。またリヤーリンク15のアツパーシヤフト1
9には両側部に一対のスプリングリンク38が固
着され、該スプリングリンク38はリヤーリンク
15が略々水平状態となつた場合にも上方に突出
するようにリヤーリンク15の長手方向と適宜の
角度で上方に突出している。
アツパーフレーム21の両側部間にはアツパー
フレーム21の幅方向に延びるスクリユーシヤフ
ト41が配設され、このスクリユーシヤフト41
の一端はアツパーフレーム21の一側を貫通して
外方に突出し、この突出部に操作ノブ42が固着
されている。スクリユーシヤフト41の両側部は
左右対称なねじ部43,44に形成され、このね
じ部43,44に可動部材45,46が夫々螺合
しており、スクリユーシヤフト41の回転によ
り、可動部材45,46が相互に対称に移動す
る。
フレーム21の幅方向に延びるスクリユーシヤフ
ト41が配設され、このスクリユーシヤフト41
の一端はアツパーフレーム21の一側を貫通して
外方に突出し、この突出部に操作ノブ42が固着
されている。スクリユーシヤフト41の両側部は
左右対称なねじ部43,44に形成され、このね
じ部43,44に可動部材45,46が夫々螺合
しており、スクリユーシヤフト41の回転によ
り、可動部材45,46が相互に対称に移動す
る。
またスクリユーシヤフト41に沿つて帯状のプ
レート47がアツパーフレーム21に固着され、
このプレート47に一対のカム板48がピン49
により夫々枢支され、カム板48の一端が前記ス
クリユーシヤフト41に螺合する可動部材45,
46に夫々係止されている。このカム板48の他
端にスプリング材等からなる一対の緩衝材51の
一端が係止され、緩衝材51の他端がリヤーリン
ク15のアツパーシヤフト19に形成されたスプ
リングリンク38に係止されている。
レート47がアツパーフレーム21に固着され、
このプレート47に一対のカム板48がピン49
により夫々枢支され、カム板48の一端が前記ス
クリユーシヤフト41に螺合する可動部材45,
46に夫々係止されている。このカム板48の他
端にスプリング材等からなる一対の緩衝材51の
一端が係止され、緩衝材51の他端がリヤーリン
ク15のアツパーシヤフト19に形成されたスプ
リングリンク38に係止されている。
従つて、操作ノブ42の回転により、スクリユ
ーシヤフト41を回転し、可動部材45,46を
相互に近接または離間する方向に移動させれば、
カム板48がピン49を中心に回動し、緩衝材5
1の張力を調整する事が出来る。
ーシヤフト41を回転し、可動部材45,46を
相互に近接または離間する方向に移動させれば、
カム板48がピン49を中心に回動し、緩衝材5
1の張力を調整する事が出来る。
シヨツクアブソーバ33のシヤフト37がリン
ダ部34の後部より後方に突出し、このシヤフト
37の後端にローラー39がローラーブラケツト
40により枢支され、このローラー39がアツパ
ーフレーム21の後側に上下方向に延びて形成さ
れたガイド部材53にガイドされて上下動し得る
ようになされている。このシヨツクアブソーバ3
3は緩衝材51の振動を減衰させる作用を有する
ものであるが、従来公知であるのでその詳細説明
はこれを省略する。
ダ部34の後部より後方に突出し、このシヤフト
37の後端にローラー39がローラーブラケツト
40により枢支され、このローラー39がアツパ
ーフレーム21の後側に上下方向に延びて形成さ
れたガイド部材53にガイドされて上下動し得る
ようになされている。このシヨツクアブソーバ3
3は緩衝材51の振動を減衰させる作用を有する
ものであるが、従来公知であるのでその詳細説明
はこれを省略する。
尚フロアーブラケツト12にはゴム材等から形
成されたバンパーラバー55が固着され、アツパ
ーフレーム21が急激に下降した場合に補助緩衝
材として接触するようになされている。またリヤ
ーリンク15のアツパーシヤフト19にはストツ
パーブラケツト57が横方向に延びて形成され、
このストツパーブラケツト57がアツパーフレー
ム21の一部と干渉することによりアツパーシヤ
フト19の上昇を適宜の高さで規制するようにな
されている。
成されたバンパーラバー55が固着され、アツパ
ーフレーム21が急激に下降した場合に補助緩衝
材として接触するようになされている。またリヤ
ーリンク15のアツパーシヤフト19にはストツ
パーブラケツト57が横方向に延びて形成され、
このストツパーブラケツト57がアツパーフレー
ム21の一部と干渉することによりアツパーシヤ
フト19の上昇を適宜の高さで規制するようにな
されている。
以上が本発明に係る車両用シートの緩衝装置の
一実施例の構成であるが、いまシートクツシヨン
に着座し、アツパーフレーム21に荷重が加えら
れると、フロントリンク14及びリヤーリンク1
5はアツパーシヤフト17,19が緩衝材51の
張力に抗してロアーシヤフト16,18を中心に
回動する事により下降する方向に回動し、この際
緩衝材51に振動が発生しても、この振動が、フ
ロントリンク14及びリヤーリンク15のアツパ
ーシヤフト17,19に固着されたブラケツト3
1,32がアツパーシヤフト17,19と共に回
動するので、このブラケツト31,32に枢支さ
れたシヨツクアブソーバ33のシリンダ部34の
後端位置とアツパーフレーム21の後側のガイド
部材53との間隔が変化し、シヤフト37のロー
ラー39はガイド部材53に沿つて上下動するだ
けであるのでシヨツクアブソーバ33が減衰作用
を発揮し、振動が停止する。そして側面より見て
アツパーシヤフト17,19の中心とシヨツクア
ブソーバ33の枢支ピン35,36とを結ぶ線分
が平行四辺形を描くように形成されているのでリ
ヤーリンク15またはフロントリンク14が逆転
する事がない。
一実施例の構成であるが、いまシートクツシヨン
に着座し、アツパーフレーム21に荷重が加えら
れると、フロントリンク14及びリヤーリンク1
5はアツパーシヤフト17,19が緩衝材51の
張力に抗してロアーシヤフト16,18を中心に
回動する事により下降する方向に回動し、この際
緩衝材51に振動が発生しても、この振動が、フ
ロントリンク14及びリヤーリンク15のアツパ
ーシヤフト17,19に固着されたブラケツト3
1,32がアツパーシヤフト17,19と共に回
動するので、このブラケツト31,32に枢支さ
れたシヨツクアブソーバ33のシリンダ部34の
後端位置とアツパーフレーム21の後側のガイド
部材53との間隔が変化し、シヤフト37のロー
ラー39はガイド部材53に沿つて上下動するだ
けであるのでシヨツクアブソーバ33が減衰作用
を発揮し、振動が停止する。そして側面より見て
アツパーシヤフト17,19の中心とシヨツクア
ブソーバ33の枢支ピン35,36とを結ぶ線分
が平行四辺形を描くように形成されているのでリ
ヤーリンク15またはフロントリンク14が逆転
する事がない。
斯る構成に依れば、平行リンク機構を用いてフ
ロントリンク及びリヤーリンクを著しく水平に近
づける事が出来、緩衝材の作用を向上させる事が
出来、大きな慣性力は勿論、小さな慣性力にも応
答性が優れ、フロントリンクまたはリヤーリンク
の逆転を防止出来、また水平に近い状態でフロン
トリンク及びリヤーリンクを用いれば同一ストロ
ークでシートクツシヨンの前後方向への移動を小
さく出来、フロントリンクとリヤーリンクを支持
する回転中心を結ぶ線分が水平なので装置全体を
薄型化出来、クツシヨン性及び安全性に優れた車
両用シートの緩衝装置を得る事が出来る。
ロントリンク及びリヤーリンクを著しく水平に近
づける事が出来、緩衝材の作用を向上させる事が
出来、大きな慣性力は勿論、小さな慣性力にも応
答性が優れ、フロントリンクまたはリヤーリンク
の逆転を防止出来、また水平に近い状態でフロン
トリンク及びリヤーリンクを用いれば同一ストロ
ークでシートクツシヨンの前後方向への移動を小
さく出来、フロントリンクとリヤーリンクを支持
する回転中心を結ぶ線分が水平なので装置全体を
薄型化出来、クツシヨン性及び安全性に優れた車
両用シートの緩衝装置を得る事が出来る。
尚上述せる実施例においては、アツパーシヤフ
ト17,19の中心と連結杆としてのシヨツクア
ブソーバ33の枢支ピン35,36とで側面より
見て平行四辺形を形成したが、シヨツクアブソー
バ33の枢支ピン35,36でなく、別途配設し
た連結杆等とアツパーシヤフト17,19の中心
とを結ぶ線分により平行四辺形を形成してもよ
い。また、前記アツパーフレーム21をシートク
ツシヨンフレームに形成すれば、従来より更に軽
量且つ薄型で高性能な車両用シートを得る事が出
来る。
ト17,19の中心と連結杆としてのシヨツクア
ブソーバ33の枢支ピン35,36とで側面より
見て平行四辺形を形成したが、シヨツクアブソー
バ33の枢支ピン35,36でなく、別途配設し
た連結杆等とアツパーシヤフト17,19の中心
とを結ぶ線分により平行四辺形を形成してもよ
い。また、前記アツパーフレーム21をシートク
ツシヨンフレームに形成すれば、従来より更に軽
量且つ薄型で高性能な車両用シートを得る事が出
来る。
第1図は従来の平行リンク機構のフロントリン
クが逆転した状態を示すシートの側面説明図、第
2図は本発明の基礎となる平行リンク機構の作用
状態を示す説明図、第3図及び第4図は本発明に
係る車両用シートの緩衝装置の一実施例の概略を
夫々示すもので、第3図は緩衝装置の側面説明
図、第4図は分解斜視図である。 図中、11……緩衝装置、12……フロアブラ
ケツト、13……平行リンク機構、14……フロ
ントリンク、15……リヤーリンク、16,18
……ロアーシヤフト、17,19……アツパーシ
ヤフト、21……アツパーフレーム、26……ヒ
ンジブラケツト、31,32……ブラケツト、3
3……シヨツクアブソーバ、34……シリンダ
部、35,36……枢支ピン、38……スプリン
グリンク、41……スクリユーシヤフト、45,
46……可動部材、47……プレート、48……
カム板、51……緩衝材。
クが逆転した状態を示すシートの側面説明図、第
2図は本発明の基礎となる平行リンク機構の作用
状態を示す説明図、第3図及び第4図は本発明に
係る車両用シートの緩衝装置の一実施例の概略を
夫々示すもので、第3図は緩衝装置の側面説明
図、第4図は分解斜視図である。 図中、11……緩衝装置、12……フロアブラ
ケツト、13……平行リンク機構、14……フロ
ントリンク、15……リヤーリンク、16,18
……ロアーシヤフト、17,19……アツパーシ
ヤフト、21……アツパーフレーム、26……ヒ
ンジブラケツト、31,32……ブラケツト、3
3……シヨツクアブソーバ、34……シリンダ
部、35,36……枢支ピン、38……スプリン
グリンク、41……スクリユーシヤフト、45,
46……可動部材、47……プレート、48……
カム板、51……緩衝材。
Claims (1)
- 1 左右一対のフロアブラケツトと枠状のアツパ
ーフレームとの間に前後方向に平行に夫々配設さ
れた一対のフロントリンクと一対のリヤーリンク
とを有する平行リンク機構を備え、前記左右一対
のフロントリンク及び左右一対のリヤーリンクの
下端部にロアーシヤフトが、上端部にアツパーシ
ヤフトが夫々固着され、前記ロアーシヤフトは
夫々フロアブラケツトに枢支され、前記アツパー
シヤフトには夫々ブラケツトが固着され、該ブラ
ケツトにシヨツクアブソーバのシリンダ部の前端
部及び後端部が夫々枢支されて前後のアツパーシ
ヤフトが連結され、前記一対のアツパーシヤフト
の中心とシリンダ部の枢支点を側面より見て結ぶ
線分が平行四辺形を描くように形成されていると
共に、前記リヤーリンクのアツパーシヤフトには
スプリングリンクが上方に突出形成され、前記ア
ツパーフレームとスプリングリンクとの間に緩衝
材が係止されて該アツパーシヤフトが上方向に付
勢され、前記シヨツクアブソーバのシリンダ部の
後方に突出したシヤフトにローラーが取付けら
れ、該ローラーがアツパーフレームの後側に形成
されたガイド部材にガイドされて上下動可能にな
されていることを特徴とする車両用シートの緩衝
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59046680A JPS60191836A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 車両用シ−トの緩衝装置 |
US06/710,406 US4702454A (en) | 1984-03-12 | 1985-03-11 | Buffer device for use to the seats of vehicles |
DE3508776A DE3508776C2 (de) | 1984-03-12 | 1985-03-12 | Stoßdämfpungseinrichtung zur Verwendung bei einem Fahrzeugsitz |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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