JPS5943333B2 - シヤリヨウヨウザセキソウチ - Google Patents
シヤリヨウヨウザセキソウチInfo
- Publication number
- JPS5943333B2 JPS5943333B2 JP50134386A JP13438675A JPS5943333B2 JP S5943333 B2 JPS5943333 B2 JP S5943333B2 JP 50134386 A JP50134386 A JP 50134386A JP 13438675 A JP13438675 A JP 13438675A JP S5943333 B2 JPS5943333 B2 JP S5943333B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- vehicle
- coil spring
- leg
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は車両用座席装置に関し、特に座席部分が露出し
た産業車両に適する座席装置に関する。
た産業車両に適する座席装置に関する。
フォークリフトやトラクターなどの産業用車両において
は、屋根等を有せず座席部分が露出しているものが多い
。
は、屋根等を有せず座席部分が露出しているものが多い
。
したがってこの種の車両においては構造複雑な座席支持
機構を設けても性能の劣化や故障等を生じ易く、かつ高
価でもあるので、通常は車両の床部分に固着した脚部で
座席の前部を枢支するとともに、座席の後部と床部分と
の間にゴム等を介設した程度の簡易なものが用いられて
いる。
機構を設けても性能の劣化や故障等を生じ易く、かつ高
価でもあるので、通常は車両の床部分に固着した脚部で
座席の前部を枢支するとともに、座席の後部と床部分と
の間にゴム等を介設した程度の簡易なものが用いられて
いる。
このような簡易な支持機構では、特に運転条件の苛酷な
産業用車両にあってはきわめて乗心地が悪いという難点
がある。
産業用車両にあってはきわめて乗心地が悪いという難点
がある。
本発明は上述のような事情に着目してなされたもので、
乗心地が良好で耐久性に富み、構造簡単かつ廉価であっ
て、特に産業用車両に好適な車両用座席装置を提供する
ことを目的とする。
乗心地が良好で耐久性に富み、構造簡単かつ廉価であっ
て、特に産業用車両に好適な車両用座席装置を提供する
ことを目的とする。
つぎに本発明を図示の一実施例について説明する。
第1図において座席1は、たとえば鋼板等からプレス成
形されたシートパネル2を備えている。
形されたシートパネル2を備えている。
シートパネル2は座部2a、背部2bおよび両側部2c
、2cが一体に形成され、座部2aの上面および背部
2bの前面には、外面を適宜表皮材で被覆されたウレタ
ンバット等のクッション材3が取付けられている。
、2cが一体に形成され、座部2aの上面および背部
2bの前面には、外面を適宜表皮材で被覆されたウレタ
ンバット等のクッション材3が取付けられている。
またシートパネル2には、座部2aの前部下面および背
部2bの後面中央部に位置して、はぼコ字状のブラケッ
ト4および5がそれぞれ溶接等により回着されている。
部2bの後面中央部に位置して、はぼコ字状のブラケッ
ト4および5がそれぞれ溶接等により回着されている。
上記ブラケット4の左右両端部に形成された折曲部4a
、4aには、ヒンジピン6を介して一対の前脚7,7の
上端が回動自在に取付けられている。
、4aには、ヒンジピン6を介して一対の前脚7,7の
上端が回動自在に取付けられている。
この前脚7,7は、たとえば車両の床8に突設された突
出部8aの両側部に段付ピン9,9を介して揺動自在に
枢支されている。
出部8aの両側部に段付ピン9,9を介して揺動自在に
枢支されている。
各前脚7,7には、たとえばその下端部に位置して複数
の貫通孔10・・・が穿設され、これら貫通孔10・・
・はピン9を中心とする同一円周上に位置してほぼ等間
隔に配設されている。
の貫通孔10・・・が穿設され、これら貫通孔10・・
・はピン9を中心とする同一円周上に位置してほぼ等間
隔に配設されている。
また突出部8aには、貫通孔10の回動軌跡と対向位置
して単数または複数のネジ孔11が開設され、貫通孔1
0を貫通してネジ孔11に螺着されるボルト12により
前脚7゜7の回動を阻止し、相対向する貫通孔10とネ
ジ孔11との組合わせを選択することにより前脚7゜7
の前後方向傾斜角度を調節し得るように構成されている
。
して単数または複数のネジ孔11が開設され、貫通孔1
0を貫通してネジ孔11に螺着されるボルト12により
前脚7゜7の回動を阻止し、相対向する貫通孔10とネ
ジ孔11との組合わせを選択することにより前脚7゜7
の前後方向傾斜角度を調節し得るように構成されている
。
また、上記突出部8aには、上記ブラケット5のななめ
後方に位置して口字状のブラケット13が溶接等により
固着されており、これらブラケット5,13間には1本
の後脚14が架設されている。
後方に位置して口字状のブラケット13が溶接等により
固着されており、これらブラケット5,13間には1本
の後脚14が架設されている。
この後脚14は、その上下両端部15.16がそれぞれ
ピン17.17を介して上記ブラケツ1−5.13に回
動自在に枢着されている。
ピン17.17を介して上記ブラケツ1−5.13に回
動自在に枢着されている。
そしてこの後脚14は第3図に示すようにオイルダンパ
18と、このオイルダンパ18の外筒19およびロッド
20の間に介設された圧縮コイルバネ21とを備え、こ
のコイルバネ21によって伸張方向に付勢されている。
18と、このオイルダンパ18の外筒19およびロッド
20の間に介設された圧縮コイルバネ21とを備え、こ
のコイルバネ21によって伸張方向に付勢されている。
従って上記コイルバネ21の反発力によって座席1の後
部を浮かして弾性的に支持するようになっている。
部を浮かして弾性的に支持するようになっている。
すなわちこの後脚14は、緩衝装置を兼用するものであ
る。
る。
なお、上記オイルダンパ18は、両端部15.16に加
えられる軸方向衝撃力を緩和し得るように構成され、通
常のものと同等のものであってよい。
えられる軸方向衝撃力を緩和し得るように構成され、通
常のものと同等のものであってよい。
上述のように構成された本発明装置においては、座席1
は一対の前脚7,7と、緩衝装置を兼ねた1本の後脚1
4とを介して車両の床部分8aに支持されており、支持
機構の構造が簡単で、したがって廉価である。
は一対の前脚7,7と、緩衝装置を兼ねた1本の後脚1
4とを介して車両の床部分8aに支持されており、支持
機構の構造が簡単で、したがって廉価である。
また雨水、相転粉塵等にさらされても機能の劣下や故障
等を生ずるような繊細な機構部を有しないので、苛酷な
運転条件下においても優れた耐久性を備えている。
等を生ずるような繊細な機構部を有しないので、苛酷な
運転条件下においても優れた耐久性を備えている。
また、前脚7,7の貫通孔10・・・と突出部8aのね
じ孔ii、iiとの組合わせを適宜に選択してボルト1
2を締付けることにより、前脚7,7の前後方向傾斜角
度を調節すれば、第4図において破線42口で示すよう
に座席1を前後方向にほぼ平行移動させることができる
。
じ孔ii、iiとの組合わせを適宜に選択してボルト1
2を締付けることにより、前脚7,7の前後方向傾斜角
度を調節すれば、第4図において破線42口で示すよう
に座席1を前後方向にほぼ平行移動させることができる
。
したがって運転者はその体格等に適応した座席位置を選
択し得るので、車両の運転を安全かつ容易に行なうこと
ができ、疲労することが少ない。
択し得るので、車両の運転を安全かつ容易に行なうこと
ができ、疲労することが少ない。
さらに座席1はその後部が、コイルバネ21およびオイ
ルダンパ18を有する後脚14により浮かして支持され
ているので、運転者の体重により縮少されて緩衝機能を
失なってしまうようなことがなく、常に車両の激しい上
下動を効果的に緩衝し得る状態にあるから、快適な乗心
地が得られる。
ルダンパ18を有する後脚14により浮かして支持され
ているので、運転者の体重により縮少されて緩衝機能を
失なってしまうようなことがなく、常に車両の激しい上
下動を効果的に緩衝し得る状態にあるから、快適な乗心
地が得られる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることなく、たと
えば前脚7,7を一体的に形成してもよい。
えば前脚7,7を一体的に形成してもよい。
また前脚7に複数の貫通孔10・・・を開設する代りに
1つのネジ孔を開設し、このネジ孔に螺合するボルトの
先端部を受容可能な複数の凹部を突出部8aに設けるよ
うにしてもよい。
1つのネジ孔を開設し、このネジ孔に螺合するボルトの
先端部を受容可能な複数の凹部を突出部8aに設けるよ
うにしてもよい。
あるいは貫通孔10・・・に代えてこれらを相互に連続
した円弧状の貫通溝を設けるなどしてもよい。
した円弧状の貫通溝を設けるなどしてもよい。
また、前脚7.7を伸縮自在に構成したり、後脚14に
伸縮自在なロック機構を連結するなどして、座席1の高
さを調節し得るようにしてもよい。
伸縮自在なロック機構を連結するなどして、座席1の高
さを調節し得るようにしてもよい。
本発明は上述したように、上端を座席の前部に枢着して
前後方向の傾斜角度を調節自在に車体に固定される一対
の前脚と、オイルダンパおよび圧縮コイルバネからなる
緩衝装置を兼ねた1本の後脚で座席後部を浮かして支持
するようにしたから、構造簡単かつ廉価であって、乗心
地が良好で耐久性に富み、特に産業用車両に好適な座席
装置を提供することができる。
前後方向の傾斜角度を調節自在に車体に固定される一対
の前脚と、オイルダンパおよび圧縮コイルバネからなる
緩衝装置を兼ねた1本の後脚で座席後部を浮かして支持
するようにしたから、構造簡単かつ廉価であって、乗心
地が良好で耐久性に富み、特に産業用車両に好適な座席
装置を提供することができる。
特に、本発明によれば、1本の後脚で緩衝機能と座席後
部の支持機能を同時に発揮させることができ、構造の簡
略化と乗心地の向上を同時に満足させることができる。
部の支持機能を同時に発揮させることができ、構造の簡
略化と乗心地の向上を同時に満足させることができる。
そして、前脚の傾斜角を調整することにより座席の位置
を運転者の体格、好み等に合わせて最適の位置に調整で
きるのは勿論のこと、いかなる調整位置においても上記
後脚によって座席後部を弾性的に浮かした状態で支持で
き、良好な緩衝機能を発揮させることができる。
を運転者の体格、好み等に合わせて最適の位置に調整で
きるのは勿論のこと、いかなる調整位置においても上記
後脚によって座席後部を弾性的に浮かした状態で支持で
き、良好な緩衝機能を発揮させることができる。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は正面図、第3図は緩衝装置の拡大切欠図、第4図は
動作状態を模型的に示す説明図である。 1・・・・・・座席、6・・・・・・ヒンジピン、γ・
・・・・・前脚、8・・・・・・床、9・・・・・・段
付ピン、10・・・・・・貫通孔、12・・・・・・ボ
ルト、14・・・・・・後脚、17・・・・・・ピン、
18・・・・・・オイルダンパ、21・・・・・・コイ
ルバネ。
図は正面図、第3図は緩衝装置の拡大切欠図、第4図は
動作状態を模型的に示す説明図である。 1・・・・・・座席、6・・・・・・ヒンジピン、γ・
・・・・・前脚、8・・・・・・床、9・・・・・・段
付ピン、10・・・・・・貫通孔、12・・・・・・ボ
ルト、14・・・・・・後脚、17・・・・・・ピン、
18・・・・・・オイルダンパ、21・・・・・・コイ
ルバネ。
Claims (1)
- 1 車体の床に左右に互いに離間して一対膜けられ、か
つ各上端を座席の前部に枢着して前後方向の傾斜角度を
調節自在に車体に固定される前脚と、オイルダンパおよ
び圧縮コイルバネからなり、上端部を上記座席の後部に
前後方向に回動自在に枢着し、かつ下端部を車体の床に
前後方向に回動自在に枢着して上記コイルバネで座席の
後部を浮かして弾性的に支持する1本の後脚とを具備し
たことを特徴とする車両用座席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50134386A JPS5943333B2 (ja) | 1975-11-08 | 1975-11-08 | シヤリヨウヨウザセキソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50134386A JPS5943333B2 (ja) | 1975-11-08 | 1975-11-08 | シヤリヨウヨウザセキソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5259422A JPS5259422A (en) | 1977-05-16 |
JPS5943333B2 true JPS5943333B2 (ja) | 1984-10-22 |
Family
ID=15127171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50134386A Expired JPS5943333B2 (ja) | 1975-11-08 | 1975-11-08 | シヤリヨウヨウザセキソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943333B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018135339A1 (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | オイレス工業株式会社 | シート振動低減構造 |
US10454328B2 (en) | 2016-03-03 | 2019-10-22 | M-Link Co., Ltd. | Coreless rotating electrical machine including stator comprising cylindrical coil and cooling method therefor |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005104425A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-21 | T S Tec Kk | 車両用シート |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4938561U (ja) * | 1972-07-05 | 1974-04-05 | ||
JPS50114823U (ja) * | 1974-03-01 | 1975-09-19 |
-
1975
- 1975-11-08 JP JP50134386A patent/JPS5943333B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10454328B2 (en) | 2016-03-03 | 2019-10-22 | M-Link Co., Ltd. | Coreless rotating electrical machine including stator comprising cylindrical coil and cooling method therefor |
WO2018135339A1 (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | オイレス工業株式会社 | シート振動低減構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5259422A (en) | 1977-05-16 |
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