JP2918019B2 - シングルチップマイクロプロセッサのテスト回路 - Google Patents

シングルチップマイクロプロセッサのテスト回路

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JP2918019B2
JP2918019B2 JP7220959A JP22095995A JP2918019B2 JP 2918019 B2 JP2918019 B2 JP 2918019B2 JP 7220959 A JP7220959 A JP 7220959A JP 22095995 A JP22095995 A JP 22095995A JP 2918019 B2 JP2918019 B2 JP 2918019B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシングルチップマイ
クロプロセッサのテスト回路に関し、特にハーバードア
ーキテクチャを採用したDSP(ディジタルシグナルプ
ロセッサ)等の高速のシングルチップマイクロプロセッ
サの内部テスト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シングルチップマイクロプロセッサの高
速動作を実現するため、命令コード系のデータパスと演
算データ系のデータパスを分離したハーバードアーキテ
クチャが一般に採用されている。特にディジタルシグナ
ルプロセッサ(DSP)等、高速動作を必要とするプロ
セッサでは、外部に命令メモリを持つことが、メモリの
アクセススピード、外部端子数等の制約によって不可能
となってきている。このため、命令メモリに関しては、
内蔵の命令ROM(RAM)のみといったプロセッサの
構成が、一般的となってきている。
【0003】図3はこの種のDSPの一般的な内部ブロ
ック図である。図において、109は内部演算回路であ
り、データRAM120と,このデータRAM120の
アドレス指定をなすデータポインタ121と,ALU
(演算ユニット)122と,乗算器123と,データ入
出力回路124と,これ等各回路を相互接続する内部デ
ータバス125とからなっている。
【0004】命令が格納された命令ROM101が設け
られており、プログラムカウンタ102により指定され
るアドレスに従って当該命令ROM101から順次読出
される命令が、デコーダ106によりデコードされるこ
とにより、データ処理が行われるようになっている。
尚、データRAM103及びこのRAMアドレスを生成
するデータポインタ104も設けられている。
【0005】特に特定用途(特定処理)に専用化された
プロセッサにおいては、チップ面積の縮小化,価格低減
のために、内部命令メモリをROMのみとしたものが多
く見られる。この様な内部の命令メモリがROMのみの
プロセッサにおいては、内部回路のテスト用プログラム
を書込む領域が必要となり、命令ROMの一部領域をテ
ストプログラム領域として確保せざるを得ない状況とな
っている。このため、内部命令ROM容量のうち、ユー
ザの信号処理プログラムの書込み領域を減少させる要因
となっていた。
【0006】特にDSPの様に水平型の命令コード形式
を持つプロセッサにおいては1命令中に複数の制御フィ
ールドが存在するため1命令中の命令の組み合わせが膨
大となり、また前後の命令の組み合わせによる動作検証
までも含めると、予め全てのテストプログラムを命令R
OMに書込んでおくことは現実的に困難となってきてい
る。
【0007】また、予めテストプログラムを命令ROM
に書込んでおく必要があるため、命令ROMに書込まれ
ていなかった事象に関しては事後に検証するすべがな
く、例えば製品出荷後に不具合が判明した場合にも、内
部回路の動作検証を行うことが非常に困難となってい
た。
【0008】これに対し、特開平2−12436号公報
に開示された様なテスト回路構成が提案されているが、
この技術では、1命令サイクルに2度メモリの読出しを
行うといった極めて低速動作のプロセッサに対応したも
のであり、現状の1命令サイクルに一度の命令アクセス
しか行えない高速動作を行うプロセッサに対しては対応
できない構成となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のシング
ルチップマイクロプロセッサでは、内部回路テスト用の
テストプログラムを命令ROM上に書込む必要があるた
め、命令ROM領域が大きくなるという問題があった。
また、このため、内部の命令ROM容量のうち、ユーザ
使用領域が低減してしまうという欠点もあった。
【0010】更に水平型命令コード形式を持ったDSP
等においては命令の組み合わせが膨大となり、結果的に
全てのテストプログラムを予め命令ROMに書込んでお
くことができず、また、不具合が発生した場合にも後か
ら解析用のテストプログラムを実行することができない
という問題があった。
【0011】本発明の目的は、命令メモリとしてROM
を有するマイクロプロセッサにおいて、このROMにテ
スト用の命令を予め書込んでおくことなく、必要に応じ
て外部から命令コード供給しつつ内部回路のテストを行
うことができるようにしたシングルチップマイクロプロ
セッサのテスト回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、命令を
格納した命令格納用ROMと、この命令格納用ROMの
アドレスを指定するROMアドレス指定手段と、データ
を格納するためのデータ格納用RAMと、このデータ格
納用RAMのアドレスを指定するRAMアドレス指定手
段と、前記命令格納用ROMからの命令をデコードする
デコード手段と、外部データ入力端子からのデータを取
込みつつ前記デコード手段のデコード出力に従ってデー
タ処理を行うデータ処理手段とを含み、命令メモリとデ
ータメモリとが分離された構成のシングルチップマイク
ロプロセッサのテスト回路であって、前記データ格納用
RAMのアドレスとして前記ROMアドレス指定手段の
出力及び前記RAMアドレス指定手段の出力を択一的に
導出するRAMアドレス選択手段と、前記デコード手段
への入力として前記命令格納用ROMの出力命令前記
外部データ入力端子からの供給命令、前記データ格納用
RAMの出力命令のいずれかを択一的に導出する命令選
択手段とを含み、外部からの命令テストを行う第1のテ
ストモード指示に応答して、前記RAMアドレス選択手
段が前記RAMアドレス指定手段の出力を選択して前記
データ格納用RAMのアドレスとして供給し、前記第1
のテストモード指示に応答して、前記外部データ入力端
子からの供給命令を前記命令選択手段が選択して前記デ
コード手段へ供給し、前記データ格納用RAMのテスト
を行う第2のテストモード指示に応答して、前記RAM
アドレス選択手段が前記ROMアドレス指定手段の出力
を選択して前記データ格納用RAMのアドレスとして供
給し、前記第2のテストモード指示に応答して、前記デ
ータ格納用RAMの出力命令を前記命令選択手段が選択
して前記デコード手段へ供給するようにしたことを特徴
とするシングルチップマイクロプロセッサのテスト回路
が得られる。
【0013】また、通常動作モード指示に応答して、デ
ータ処理手段が前記外部データ入力端子から供給される
データのデータ処理を行い、前記RAMアドレス選択手
段が前記RAMアドレス指示手段の出力を選択し、前記
命令選択手段が前記命令格納用ROMの出力を選択する
ようにしたことを特徴とし、更に、前記データ格納用R
AMには、通常動作モード時には前記データ処理手段に
よるデータ処理のためのデータが格納され、前記第2の
テストモード時にはテスト命令が格納されるようにした
ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の作用は次の通りである。
すなわち、外部より命令コードを順次1命令ずつ供給し
てテストする1命令テストモード時には、この外部から
供給される命令コードをデータ入力ポートを介して取込
みつつ命令デコーダへ供給することで、外部からの命令
コードに従ってマイクロプロセッサ全体が動作して、テ
スト命令が実行できることになる。
【0015】また、データRAMの動作テストを行う場
合には、予めデータ入力ポートを介して外部からの命令
コードをRAMへ書込んでおき、その後、このRAMか
ら命令コードを読出して命令デコーダへ供給すること
で、RAMからの読出し命令の実行テストが可能とな
る。
【0016】以下に本発明の実施例について図面を用い
て詳細に説明する。
【0017】図1はマイクロプロセッサに適用した際の
本発明の一実施例のブロック構成図である。本実施例
は、命令ROM101、データRAM103、データ入
力ポート105、プログラムカウンタ102、データポ
インタ104、デコーダ106、2入力マルチプレクサ
107、3入力マルチプレクサ108、内部演算回路1
09、データ線110,111,112,113,11
4,115,116,117,118より構成される。
【0018】命令ROM101のアドレス入力にはデー
タ線112が接続され、出力にはデータ線115が接続
される。データRAM103のアドレス入力にはデータ
線118が接続され、データ入出力端子にはデータ線1
17が接続される。プログラムカウンタ102の出力に
はデータ線112が接続される。データポインタ104
の出力にはデータ線113が接続される。データ入力ポ
ート105の入力にはデータ線110が接続され、出力
にはデータ線116が接続される。
【0019】デコーダ106の入力にはデータ線114
が接続される。内部演算回路にはデータ線116,11
7が接続される。2入力マルチプレクサ107のデータ
入力にはデータ線112,113が接続され、選択信号
入力にはデータ線111が接続される。出力にはデータ
線118が接続される。3入力マルチプレクサ108の
入力にはデータ線115,116,117が接続され、
選択信号入力にはデータ線111が接続される。出力に
はデータ線114が接続される。データ線111にはテ
ストモードを示すテストモード信号が入力される。ま
た、データ線110には外部のデータ入力端子が接続さ
れる。
【0020】本実施例において、通常動作モードにおけ
る各ブロックの動作を説明する。通常動作モード時にお
いては、テストモード信号の示す値に従い、2入力マル
チプレクサ107はデータ線113から入力されるデー
タをデータ線118へ出力する。また3入力マルチプレ
クサ108はデータ線115から入力されるデータをデ
ータ線114へ出力する。
【0021】従って、データRAM103のアドレス入
力には、データポインタ104の示すデータが入力さ
れ、デコーダ106には、命令ROM101の出力デー
タが入力されることとなる。各命令実行サイクルごとに
プログラムカウンタ102の値が更新され、このプログ
ラムカウンタ102の値が示すアドレスに従って命令R
OM101より命令コードが読出され、この読出された
命令コードに従ってマイクロプロセッサの動作制御が行
われる。
【0022】通常、データ入力端子から入力される演算
データはデータ入力ポート105を介して内部演算回路
109に入力され、演算処理が施された後、外部に出力
される。この演算過程において、演算途中のデータを格
納しておくため、あるいは演算のための係数データを保
持しておくため、データポインタ104の示すアドレス
に対し、データRAM103に、内部演算回路109か
らデータの書込みや読出しが行われる。
【0023】次に1命令テストモード時における動作説
明を行う。本動作モード時においては、テストモード信
号の示す値に応じて2入力マルチプレクサ107はデー
タ線113から入力される値をデータ線118に出力
し、3入力マルチプレクサ108はデータ線116から
入力される値をデータ線114へ出力する。
【0024】従って、本動作モードにおいては、データ
RAM103のアドレス入力にはデータポインタ104
に保持されるデータが入力される。また、デコーダ10
6には、データ入力ポート105に保持される命令コー
ドが入力され、この命令コードに従って、マイクロプロ
セッサの動作制御が行われる。任意の命令コードをデー
タ入力端子より入力し、データ入力ポートに取込み、命
令を実行させることによって、あらゆる命令コードに対
する動作検証を行うことが可能となる。
【0025】内部演算回路109での演算処理、データ
RAM103へのデータ書込み,読出しは、通常動作モ
ードと同様、データポインタ104の示すアドレスに対
して行われる。尚、本モードにおいては、データ入力ポ
ート105には命令コードが保持されるため、任意のデ
ータ入力は行えなくなるが、この命令コード自体を演算
データとして取り扱うことは可能である。
【0026】RAMテストモード時の動作説明を行う。
本動作モードにおいては、テストモード信号の示す値に
応じて、2入力マルチプレクサ107はデータ線112
より入力される値をデータ線118に出力し、3入力マ
ルチプレクサ108はデータ線117から入力される値
をデータ線114に出力する。
【0027】従って、デコーダ106にはデータRAM
103の出力データが入力され、またデータRAM10
3のアドレス入力にはプログラムカウンタ102のデー
タが入力される。予め複数ステップにわたる命令コード
を、データ入力端子より入力し、内部演算回路109を
介してデータRAM103に書込んでおき、通常モード
と同様にプログラムの実行を行うと、プログラムカウン
タ102の示すアドレスに従い、データRAM103よ
り命令コードを読出し、この命令コードに従い内部動作
を制御することにより、複数ステップにわたる命令の検
証を行うことが可能となる。
【0028】尚、本動作モードにおいては、データポイ
ンタ104の動作制御は無効となり、任意の演算データ
の読出し、書込みは不可能となる。但し、実行中の命令
コード自体を演算データとして、内部演算回路109側
に出力することは可能である。
【0029】次に本発明の第2の実施例について図面を
参照して説明する。図2はマイクロプロセッサに適用し
た際の本発明の第2の実施例のブロック構成図である。
本実施例は、命令ROM、データRAM103、データ
入力ポート105、プログラムカウンタ102、データ
ポインタ104、デコーダ106、2入力マルチプレク
サ107,202、内部演算回路109、スリーステー
トバッファ203、データ線110,112,113,
116,117,118,210,211,212,2
13より構成される。
【0030】命令ROM101のアドレス入力にはデー
タ線112が接続され、出力にはデータ線213が接続
される。また、出力イネーブル信号入力にはデータ線2
10が接続される。データRAM103のアドレス入力
にはデータ線118が接続され、データ入出力端子には
データ線117が接続される。プログラムカウンタ10
2の出力にはデータ線112が接続される。データポイ
ンタ104の出力にはデータ線113が接続される。
【0031】データ入力ポート105の入力にはデータ
線110が接続され、出力にはデータ線116が接続さ
れる。デコーダ106の入力にはデータ線213が接続
される。内部演算回路にはデータ線116,117が接
続される。2入力マルチプレクサ107のデータ入力に
はデータ線112,113が接続され、選択信号入力に
はデータ線210が接続される。出力にはデータ線11
8が接続される。2入力マルチプレクサ202の入力に
はデータ線116,117が接続され、選択信号入力に
はデータ線211が接続される。出力にはデータ線21
2が接続される。
【0032】スリーステートバッファ203の入力には
データ線212が接続され、出力にはデータ線213が
接続される。また、出力制御信号入力端子にはデータ線
210が接続される。データ線210,211にはテス
トモードを示すテストモード信号が入力される。また、
データ線110には外部のデータ入力端子が接続され
る。
【0033】本実施例において、通常動作モードにおけ
る各ブロックの動作を説明する。通常動作モード時にお
いては、テストモード信号に示す値に従い、2入力マル
チプレクサ107はデータ線113から入力されるデー
タをデータ線118へ出力する。またスリーステートバ
ッファ203はテストモード信号210の示す値によ
り、ハイインピーダンス状態となり、同時に命令ROM
101は出力イネーブル状態で、データ線213には命
令ROM101の読出しデータが出力される。
【0034】従って、データRAM103のアドレス入
力には、データポインタ104の示すデータが入力さ
れ、デコーダ106には、命令ROM101の出力デー
タが入力されることとなる。各命令実行サイクルごとに
プログラムカウンタ102の値が更新され、命令ROM
101より命令コードが読出され、この読出された命令
コードに従ってマイクロプロセッサの動作制御が行われ
る。
【0035】データ入力端子から入力される演算データ
がデータ入力ポート105を介して内部演算回路109
に入力され、演算処理が施された後、外部に出力される
のは、第1の実施例と同様となる。この演算過程におい
て、演算途中のデータを格納しておくため、あるいは演
算のための係数データを保持しておくため、データポイ
ンタ104の示すアドレスに対し、データRAM103
に、内部演算回路109からデータの書込みや読出しが
行われる動作も第1の実施例と同様である。
【0036】次に1命令テストモード時における動作説
明を行う。本動作モード時においては、テストモード信
号の示す値に応じて2入力マルチプレクサ107はデー
タ線113から入力される値をデータ線118に出力
し、2入力マルチプレクサ202はデータ線116から
入力される値をデータ線212へ出力する。
【0037】また、スリーステートバッファ203は、
テストモード信号210の示す値に従いデータ線212
から入力されるデータをデータ線213に出力すると共
に、命令ROM101は出力不可状態となり、デコーダ
106にはデコーダ入力ポート105に保持されるデー
タが入力されることとなる。
【0038】従って、本動作モードにおいては、データ
RAMのアドレス入力にはデータポインタ104に保持
されるデータが入力され、デコーダ106には、データ
入力ポート105に保持される命令コードが入力され
る。この命令コードに従いマイクロプロセッサの動作制
御が行われる。任意の命令コードをデータ入力端子より
入力し、データ入力ポートに取込み、命令を実行させる
ことによって、あらゆる命令コードに対する動作検証を
行うことが可能となる。
【0039】内部演算回路109での演算処理、データ
RAM103へのデータの書込み、読出しは、通常動作
モードと同様、データポインタ104の示すアドレスに
対して行われる。尚、本モードにおいては、データ入力
ポート105には命令コードが保持されるため、任意の
データ入力は行えなくなるが、この命令コード自体を演
算データとして取り扱うことは可能である。
【0040】RAMテストモード時の動作説明を行う。
本動作モードにおいては、テストモード信号の示す値に
応じて、2入力マルチプレクサ107はデータ線112
より入力される値をデータ線118に出力し、2入力マ
ルチプレクサ202はデータ線117から入力される値
をデータ線212に出力する。
【0041】また、スリーステートバッファ203は、
テストモード信号210の示す値に従いデータ線212
から入力されるデータをデータ線213に出力すると共
に、命令ROM101は出力不可状態となり、デコーダ
106にはデータRAM103の出力データが入力され
ることとなる。
【0042】従って、デコーダ106にはデータRAM
103の出力データが入力され、またデータRAM10
3のアドレス入力にはプログラムカウンタ102のデー
タが入力される。予め複数ステップにわたる命令コード
を、データ入力端子より入力し、内部演算回路109を
介してデータRAM103に書込んでおき、通常モード
と同様にプログラムの実行を行うと、プログラムカウン
タ102の示すアドレスに従い、データRAM103よ
り命令コードを読出し、この命令コードに従い内部動作
を制御することにより、複数ステップにわたる命令の検
証を行うことが可能となる。
【0043】尚、本動作モードにおいては、データポイ
ンタ104の動作制御は無効となり、任意の演算データ
の読出し、書込みは不可能となる。但し、実行中の命令
コード自体を演算データとして、内部演算回路109側
に出力することは可能である。
【0044】本第2の実施例においては、第1の実施例
に対し、命令ROMの出力制御と、スリーステートバッ
ファの出力制御を併用し、3入力選択回路を実現してい
るため、テストモード時の命令ROMのデータ読出し動
作を止めることによって、テスト動作時の消費電力を低
減することが可能となる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ入力ポートからの任意の命令コードを入力し、これ
を実行する1命令テストモードと、同じくデータ入力ポ
ートより予め内部のデータRAMに複数行にわたる命令
コードを書込み、データRAMの出力を実行命令コード
として取り扱うRAMテストモードを備えているため、
全てのテストプログラムを予め命令ROM上に書込む必
要がなく、命令ROM領域を大きくすることが無いとい
う効果がある。
【0046】また、このため、内部の命令ROM容量の
うち、ユーザ使用領域を大きく取ることが可能となる。
更に、水平型命令コード形式を持ったDSP等における
膨大な命令の組み合わせの検証も可能となる。また万が
一不具合が発生した場合についても、後から解析用のテ
ストプログラムを実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例のブロック図である。
【図3】一般的なDSPの内部ブロック図である。
【符号の説明】
101 命令ROM 102 プログラムカウンタ 103 データRAM 104 データポインタ 105 データ入力ポート 106 デコーダ 107,202 2入力マルチプレクサ 108 3入力マルチプレクサ 109 内部演算回路 203 3ステートバッファ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 命令を格納した命令格納用ROMと、こ
    の命令格納用ROMのアドレスを指定するROMアドレ
    ス指定手段と、データを格納するためのデータ格納用R
    AMと、このデータ格納用RAMのアドレスを指定する
    RAMアドレス指定手段と、前記命令格納用ROMから
    の命令をデコードするデコード手段と、外部データ入力
    端子からのデータを取込みつつ前記デコード手段のデコ
    ード出力に従ってデータ処理を行うデータ処理手段とを
    含み、命令メモリとデータメモリとが分離された構成の
    シングルチップマイクロプロセッサのテスト回路であっ
    て、 前記データ格納用RAMのアドレスとして前記ROMア
    ドレス指定手段の出力及び前記RAMアドレス指定手段
    の出力を択一的に導出するRAMアドレス選択手段と、 前記デコード手段への入力として前記命令格納用ROM
    の出力命令前記外部データ入力端子からの供給命令
    前記データ格納用RAMの出力命令のいずれかを択一的
    に導出する命令選択手段とを含み、 外部からの命令テストを行う第1のテストモード指示に
    応答して、前記RAMアドレス選択手段が前記RAMア
    ドレス指定手段の出力を選択して前記データ格納用RA
    Mのアドレスとして供給し、前記第1のテストモード指
    示に応答して、前記外部データ入力端子からの供給命令
    を前記命令選択手段が選択して前記デコード手段へ供給
    し、 前記データ格納用RAMのテストを行う第2のテストモ
    ード指示に応答して、前記RAMアドレス選択手段が前
    記ROMアドレス指定手段の出力を選択して前記データ
    格納用RAMのアドレスとして供給し、前記第2のテス
    トモード指示に応答して、前記データ格納用RAMの出
    力命令を前記命令選択手段が選択して前記デコード手段
    へ供給するようにしたことを特徴とするシングルチップ
    マイクロプロセッサのテスト回路。
  2. 【請求項2】 通常動作モード指示に応答して、データ
    処理手段が前記外部データ入力端子から供給されるデー
    タのデータ処理を行い、前記RAMアドレス選択手段が
    前記RAMアドレス指示手段の出力を選択し、前記命令
    選択手段が前記命令格納用ROMの出力を選択するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のシングルチップ
    マイクロプロセッサのテスト回路。
  3. 【請求項3】 前記データ格納用RAMには、通常動作
    モード時には前記データ処理手段によるデータ処理のた
    めのデータが格納され、前記第2のテストモード時には
    テスト命令が格納されるようにしたことを特徴とする請
    求項1または2記載のシングルチップマイクロプロセッ
    サのテスト回路。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のテストモード指示に
    応答して前記命令格納用ROMは出力不可状態に制御さ
    れることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のシン
    グルチップマイクロプロセッサのテスト回路。
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